JPH067498Y2 - ディスクチェンジャ - Google Patents
ディスクチェンジャInfo
- Publication number
- JPH067498Y2 JPH067498Y2 JP1988157344U JP15734488U JPH067498Y2 JP H067498 Y2 JPH067498 Y2 JP H067498Y2 JP 1988157344 U JP1988157344 U JP 1988157344U JP 15734488 U JP15734488 U JP 15734488U JP H067498 Y2 JPH067498 Y2 JP H067498Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- magazine
- adapter
- diameter
- reproducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Automatic Disk Changers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は複数枚のディスクから所定のディスクが選択
され、そのディスクがディスク再生部において再生され
るディスクチェンジャに関する。
され、そのディスクがディスク再生部において再生され
るディスクチェンジャに関する。
「従来の技術」 最近、車載用音響装置などにおいてディスクチェンジャ
機構を備えたディスクプレーヤ、即ち、ディスクチェン
ジャが実用化されている。
機構を備えたディスクプレーヤ、即ち、ディスクチェン
ジャが実用化されている。
このディスクチェンジャは複数枚のディスクが収納され
たマガジンが装着されるマガジン装着部およびディスク
が再生されるディスク再生部等から構成されており、マ
ガジン装着部にマガジンが装着されると、ディスク移送
機構によってディスクがサーチされ、所定のディスクが
マガジンからローディングされてディスク再生部へ運ば
れ、このディスクが再生される。
たマガジンが装着されるマガジン装着部およびディスク
が再生されるディスク再生部等から構成されており、マ
ガジン装着部にマガジンが装着されると、ディスク移送
機構によってディスクがサーチされ、所定のディスクが
マガジンからローディングされてディスク再生部へ運ば
れ、このディスクが再生される。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来のディスクチェンジャは、コン
パクトディスク（以下、ＣＤという）用が一般的である
が、このＣＤは通常の直径１２cmのディスクのほかに、
いわゆるＣＤシングルと呼ばれる直径８mmのディスクが
ある。そして、このＣＤシングルを再生する場合には、
シングルアダプタと呼ばれるアダプタに装着した上でマ
ガジンにセットして再生している。ところが、このＣＤ
シングルをマガジンにセットする際に操作者が誤ってシ
ングルアダプタのみをセットしてしまう場合がある。そ
して、このシングルアダプタはローディングされると、
ディスク再生部にセットされ、フォーカスサーチ等の動
作が行なわれてしまう。そして、フォーカスサーボがか
からないことが検出されてはじめてこのシングルアダプ
タにＣＤシングルが装着されていないことが検出される
という欠点があった。
パクトディスク（以下、ＣＤという）用が一般的である
が、このＣＤは通常の直径１２cmのディスクのほかに、
いわゆるＣＤシングルと呼ばれる直径８mmのディスクが
ある。そして、このＣＤシングルを再生する場合には、
シングルアダプタと呼ばれるアダプタに装着した上でマ
ガジンにセットして再生している。ところが、このＣＤ
シングルをマガジンにセットする際に操作者が誤ってシ
ングルアダプタのみをセットしてしまう場合がある。そ
して、このシングルアダプタはローディングされると、
ディスク再生部にセットされ、フォーカスサーチ等の動
作が行なわれてしまう。そして、フォーカスサーボがか
からないことが検出されてはじめてこのシングルアダプ
タにＣＤシングルが装着されていないことが検出される
という欠点があった。
この考案はこのような背景の下になされたもので、シン
グルアダプタのみが誤ってマガジンにセットされている
場合、ローディング開始直後にシングルアダプタのみで
あることを検出することができるディスクチェンジャを
提供することを目的とする。
グルアダプタのみが誤ってマガジンにセットされている
場合、ローディング開始直後にシングルアダプタのみで
あることを検出することができるディスクチェンジャを
提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 この考案は、複数枚のディスクが収納されるマガジン
と、マガジンが装着されるマガジン装着部と、所定のデ
ィスクが再生されるディスク再生部とを具備し、直径の
異なる２種類のディスクの内、直径が小なるディスクを
直径の大なるディスクと同一径の外径であり、かつ、直
径の小なるディスクの直径と同一径の内径であるリング
状のアダプタに嵌合してマガジンの所定の位置に収納
し、所定の位置からアダプタに嵌合された直径が小なる
ディスクをローディングしてディスク再生部において再
生するディスクチェンジャにおいて、マガジン装着部と
ディスク再生部との間にアダプタに直径の小なるディス
クが嵌合されていないことをローディング時に検出する
検出手段を設け、検出手段の出力信号が入力された場合
には、アダプタを所定の位置にアンローディングすると
共に、アダプタのみであることを表示する制御回路を具
備することを特徴としている。
と、マガジンが装着されるマガジン装着部と、所定のデ
ィスクが再生されるディスク再生部とを具備し、直径の
異なる２種類のディスクの内、直径が小なるディスクを
直径の大なるディスクと同一径の外径であり、かつ、直
径の小なるディスクの直径と同一径の内径であるリング
状のアダプタに嵌合してマガジンの所定の位置に収納
し、所定の位置からアダプタに嵌合された直径が小なる
ディスクをローディングしてディスク再生部において再
生するディスクチェンジャにおいて、マガジン装着部と
ディスク再生部との間にアダプタに直径の小なるディス
クが嵌合されていないことをローディング時に検出する
検出手段を設け、検出手段の出力信号が入力された場合
には、アダプタを所定の位置にアンローディングすると
共に、アダプタのみであることを表示する制御回路を具
備することを特徴としている。
「作用」 この考案によれば、このディスクチェンジャの操作者が
アダプタのみをマガジンに収納したまま、ローディング
するためのキー等を操作すると、制御回路はこのアダプ
タをマガジンからローディングする所定の動作を行う。
これにより、アダプタがマガジンから引き出され、マガ
ジン装着部とディスク再生部との間に到達すると、この
アダプタが検出手段によって検出され信号が出力され
る。これにより、制御回路はアダプタをマガジンの所定
の位置にアンローディングすると共に、アダプタのみで
あることを表示する。
アダプタのみをマガジンに収納したまま、ローディング
するためのキー等を操作すると、制御回路はこのアダプ
タをマガジンからローディングする所定の動作を行う。
これにより、アダプタがマガジンから引き出され、マガ
ジン装着部とディスク再生部との間に到達すると、この
アダプタが検出手段によって検出され信号が出力され
る。これにより、制御回路はアダプタをマガジンの所定
の位置にアンローディングすると共に、アダプタのみで
あることを表示する。
「実施例」 以下、図面を参照して、この考案の一実施例を説明す
る。第１図および第２図はそれぞれこの考案の一実施例
によるディスクチェンジャおよびこのディスクチェンジ
ャに用いられるマガジンの構造を示すブロック図および
斜視図である。これらの図において、１1〜１6はＣＤ、
２はＣＤ１1〜１6が収納されたマガジン、３はこのディ
スクチェンジャ本体の底板、４はマガジン２が装着され
るマガジン装着部、５は底板３に固定されたマガジンテ
ーブル、６1および６2はマガジンテーブル５の左右両縁
部に折曲げ形成されたガイド片であり、マガジン２の装
着時にマガジンテーブル５の両縁部のガイド片６1およ
び６2によってマガジン２の下端の両側部がガイドされ
る。
る。第１図および第２図はそれぞれこの考案の一実施例
によるディスクチェンジャおよびこのディスクチェンジ
ャに用いられるマガジンの構造を示すブロック図および
斜視図である。これらの図において、１1〜１6はＣＤ、
２はＣＤ１1〜１6が収納されたマガジン、３はこのディ
スクチェンジャ本体の底板、４はマガジン２が装着され
るマガジン装着部、５は底板３に固定されたマガジンテ
ーブル、６1および６2はマガジンテーブル５の左右両縁
部に折曲げ形成されたガイド片であり、マガジン２の装
着時にマガジンテーブル５の両縁部のガイド片６1およ
び６2によってマガジン２の下端の両側部がガイドされ
る。
また、７はマガジンテーブル５の下側に設けられ、マガ
ジン２の排出を行うマガジンイジェクト機構、８はＣＤ
１1〜１6の内、所定のＣＤが再生されるディスク再生部
である。ディスク再生部８において、９はＣＤをクラン
プするクランパ、１０はＣＤを回転駆動するスピンドル
モータ、１１はＣＤの信号記録面上にピットによって記
録されたディジタル情報をレーザビームを用いて読み取
る光学ピックアップ、１２はこの光学ピックアップ１１
を移動させるフィードモータ、１３は光学ピックアップ
１１から出力された読み取り信号からフォーカスエラー
信号およびトラッキングエラー信号を生成して出力する
と共に、この読み取り信号を増幅して出力するＲＦアン
プである。
ジン２の排出を行うマガジンイジェクト機構、８はＣＤ
１1〜１6の内、所定のＣＤが再生されるディスク再生部
である。ディスク再生部８において、９はＣＤをクラン
プするクランパ、１０はＣＤを回転駆動するスピンドル
モータ、１１はＣＤの信号記録面上にピットによって記
録されたディジタル情報をレーザビームを用いて読み取
る光学ピックアップ、１２はこの光学ピックアップ１１
を移動させるフィードモータ、１３は光学ピックアップ
１１から出力された読み取り信号からフォーカスエラー
信号およびトラッキングエラー信号を生成して出力する
と共に、この読み取り信号を増幅して出力するＲＦアン
プである。
さらに、１４はＲＦアンプ１３から出力される信号の復
調、符号誤りの訂正および補正等の処理を行うデータプ
ロセッサ、１５はデータプロセッサ１４から出力される
ディジタル信号をアナログのオーディオ信号に変換する
ＤＡ変換器、１６はこのオーディオ信号に増幅および音
質制御等の諸多を行うオーディオ回路であり、このオー
ディオ回路１６の出力信号が、オーディオ出力端子１７
を介して外部のスピーカ等へ出力される。１８はシステ
ムコントローラであり、ＣＰＵ（中央処理装置）と、こ
のＣＰＵにおいて用いられるプログラムが記憶されたＲ
ＯＭと、データ記憶用のＲＡＭおよびＩ／Ｏ（入出力）
ポートとから構成されている。１９はシステムコントロ
ーラ１８の制御の下に、ＲＦアンプ１３から出力される
フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号等
を用いて光学ピックアップ１１のフォーカス調整制御
（フォーカスサーボ）およびトラッキング調整制御（ト
ラッキングサーボ）と、フィードモータ１２の送り調整
制御（フィードサーボ）およびスピンドルモータ１０の
定線速度制御（スピンドルサーボ）とをそれぞれ行うサ
ーボプロセッサである。
調、符号誤りの訂正および補正等の処理を行うデータプ
ロセッサ、１５はデータプロセッサ１４から出力される
ディジタル信号をアナログのオーディオ信号に変換する
ＤＡ変換器、１６はこのオーディオ信号に増幅および音
質制御等の諸多を行うオーディオ回路であり、このオー
ディオ回路１６の出力信号が、オーディオ出力端子１７
を介して外部のスピーカ等へ出力される。１８はシステ
ムコントローラであり、ＣＰＵ（中央処理装置）と、こ
のＣＰＵにおいて用いられるプログラムが記憶されたＲ
ＯＭと、データ記憶用のＲＡＭおよびＩ／Ｏ（入出力）
ポートとから構成されている。１９はシステムコントロ
ーラ１８の制御の下に、ＲＦアンプ１３から出力される
フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号等
を用いて光学ピックアップ１１のフォーカス調整制御
（フォーカスサーボ）およびトラッキング調整制御（ト
ラッキングサーボ）と、フィードモータ１２の送り調整
制御（フィードサーボ）およびスピンドルモータ１０の
定線速度制御（スピンドルサーボ）とをそれぞれ行うサ
ーボプロセッサである。
加えて、２０はマガジン２からＣＤ１1〜１6の内、所定
のＣＤをローディングしてディスク再生部８にセットす
るディスク移送機構、２１はシステムコントローラ１８
の制御の下にマガジンイジェクト機構７およびディスク
移送機構２０を駆動するオートチェンジ機構駆動部、２
２は操作者がこのディスクチェンジャに様々な機能を行
わせるために操作する操作パネル、２３はこのディスク
チェンジャの動作状態およびエラーメッセージ等が表示
される表示部である。
のＣＤをローディングしてディスク再生部８にセットす
るディスク移送機構、２１はシステムコントローラ１８
の制御の下にマガジンイジェクト機構７およびディスク
移送機構２０を駆動するオートチェンジ機構駆動部、２
２は操作者がこのディスクチェンジャに様々な機能を行
わせるために操作する操作パネル、２３はこのディスク
チェンジャの動作状態およびエラーメッセージ等が表示
される表示部である。
次に、ディスク移送機構２０の構造を第３図に示す。こ
の図において、２４はディスク移送機構２０に設けられ
た支持板、２５1および２５2は支持板２４に設けられた
ガイドピン、２６はガイドピン２５1および２５2に支持
されたディスク排出部材であり、図のe-f方向に直線的
に移動することによりマガジン２内に収納されているＣ
Ｄの排出および装着を行う。
の図において、２４はディスク移送機構２０に設けられ
た支持板、２５1および２５2は支持板２４に設けられた
ガイドピン、２６はガイドピン２５1および２５2に支持
されたディスク排出部材であり、図のe-f方向に直線的
に移動することによりマガジン２内に収納されているＣ
Ｄの排出および装着を行う。
さらに、２７はディスク排出部材２６を駆動する駆動装
置、２８は駆動装置２７によって駆動され、マガジン２
の所定の位置から所定のＣＤを引き込む上側のローラで
あり、ローラ２８の両端部は揺動レバー２９によって支
持されている。そして、この揺動レバー２９はピン２９
ａを支点として揺動自在に支持されている。また、３０
は回転自在に支持された下側のローラ、３１は揺動レバ
ー２９を下方向へ付勢するスプリングであり、この付勢
力によってローラ２８とローラ３０との間にディスク挟
圧力が設定されている。さらに、ローラ２８の端部には
揺動レバー２９から突出する突出部２８ａが設けられて
いる。一方、第２図に示すように、底板３にはローラ規
制片３２が設けられており、ディスク移送機構２０がデ
ィスク再生部８まで下降すると、このローラ規制片３２
にローラ２８の突出部２８ａが当って揺動レバー２９が
回動し、下降するディスク移送機構２０に対してローラ
２８が相対的に上方へ逃げ、一対のローラ２８と３０と
によるディスク挟持力が解除される。
置、２８は駆動装置２７によって駆動され、マガジン２
の所定の位置から所定のＣＤを引き込む上側のローラで
あり、ローラ２８の両端部は揺動レバー２９によって支
持されている。そして、この揺動レバー２９はピン２９
ａを支点として揺動自在に支持されている。また、３０
は回転自在に支持された下側のローラ、３１は揺動レバ
ー２９を下方向へ付勢するスプリングであり、この付勢
力によってローラ２８とローラ３０との間にディスク挟
圧力が設定されている。さらに、ローラ２８の端部には
揺動レバー２９から突出する突出部２８ａが設けられて
いる。一方、第２図に示すように、底板３にはローラ規
制片３２が設けられており、ディスク移送機構２０がデ
ィスク再生部８まで下降すると、このローラ規制片３２
にローラ２８の突出部２８ａが当って揺動レバー２９が
回動し、下降するディスク移送機構２０に対してローラ
２８が相対的に上方へ逃げ、一対のローラ２８と３０と
によるディスク挟持力が解除される。
加えて、第３図において、３３1〜３３3はガイド穴、３
４1〜３４3はガイド穴３３1〜３３3に隣接する雌ねじ穴
である。
４1〜３４3はガイド穴３３1〜３３3に隣接する雌ねじ穴
である。
また、第２図において、３５1〜３５3はディスク移送機
構２０を上下方向に駆動する昇降機構である。この昇降
機構３５1〜３５3は、いずれもガイドシャフト３６1〜
３６3、昇降スクリュ３７1〜３７3ならびにこの昇降ス
クリュ３７1〜３７3に固定されたギア３８1〜３８3とか
ら構成されている。そして、昇降機構３５1〜３５3のガ
イドシャフト３６1〜３６3はそれぞれディスク移送機構
２０に設けられたガイド穴３３1〜３３3に挿入され、ま
た昇降スクリュ３７1〜３７3はそれぞれ雌ねじ穴３４1
〜３４3に螺合されている。
構２０を上下方向に駆動する昇降機構である。この昇降
機構３５1〜３５3は、いずれもガイドシャフト３６1〜
３６3、昇降スクリュ３７1〜３７3ならびにこの昇降ス
クリュ３７1〜３７3に固定されたギア３８1〜３８3とか
ら構成されている。そして、昇降機構３５1〜３５3のガ
イドシャフト３６1〜３６3はそれぞれディスク移送機構
２０に設けられたガイド穴３３1〜３３3に挿入され、ま
た昇降スクリュ３７1〜３７3はそれぞれ雌ねじ穴３４1
〜３４3に螺合されている。
さらに、これらの昇降機構３５1〜３５3のそれぞれに設
けられているギア３８1〜３８3は、第２図の底板３の下
面に設けられた昇降駆動機構（図示せず）によってそれ
ぞれ同期して回転駆動されるようになっている。
けられているギア３８1〜３８3は、第２図の底板３の下
面に設けられた昇降駆動機構（図示せず）によってそれ
ぞれ同期して回転駆動されるようになっている。
また、第４図にディスクチェンジャの平面図を示す。こ
の図において、第２図の各部に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。この図において、３
９はマガジン２に収納されたシングルアダプタ、４０〜
４２はシングルアダプタ３９等が上方を通過して光をさ
えぎることによりそれぞれオンするセンサである。
の図において、第２図の各部に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。この図において、３
９はマガジン２に収納されたシングルアダプタ、４０〜
４２はシングルアダプタ３９等が上方を通過して光をさ
えぎることによりそれぞれオンするセンサである。
このような構成において、システムコントローラ１８が
第４図のマガジン２に収納されたシングルアダプタ３９
をディスク再生部８にローディングする動作を第５図の
フローチャートに基づいて説明する。このディスクチェ
ンジャの操作者が操作パネル２２に設けられているＣＤ
をローディングするためのキー等を操作すると、システ
ムコントローラ１８は、まず、ステップＳ１の処理に進
み、ディスク移送機構２０を上昇させる動作を行う。即
ち、オートチェンジ機構駆動部２１にディスク移送機構
上昇コマンドを出力する。オートチェンジ機構駆動部２
１はこのコマンドを受け、図示せぬ昇降駆動機構を駆動
する。これにより、ギア３８1〜３８3がそれぞれ第２図
のｉ方向へ駆動され、第２図の３箇所の昇降機構３５1
〜３５3のそれぞれの昇降スクリュ３７1〜３７3が同期
してそれぞれｉ方向へ回転し、ディスク移送機構２０が
上昇する。そして、ステップＳ２へ進む。ステップＳ２
では、ディスク移送機構２０を停止させる動作を行う。
即ち、オートチェンジ機構駆動部２１にディスク移送機
構停止コマンドを出力する。オートチェンジ機構駆動部
２１はこのコマンドを受け、ディスク移送機構２０をマ
ガジン２のシングルアダプタ３９が収納されている所定
の位置まで上昇させ、停止させる。そして、ステップＳ
３へ進む。ステップＳ３では、シングルアダプタ３９を
ローディングする動作を行う。即ち、オートチェンジ機
構駆動部２１にディスクローディングコマンドを出力す
る。オートチェンジ機構駆動部２１はこのコマンドを受
け、駆動機構２７を駆動する。これにより、ディスク排
出部材２６は第３図のf方向へ移動すると共に、ローラ
２８がl方向へ回転する。これにより、シングルアダプ
タ３９はマガジン２から引き出され、ローラ２８および
３０によって挾持され、ローラ２８の回転力によってf
方向へ移動する。そして、ステップＳ４へ進む。ステッ
プＳ４では、ディスク排出部材２６がマガジン２からシ
ングルアダプタ３９を引き出してf方向へ移動すること
により、第４図に示すセンサ４１がオンするか否かを判
断する。そして、この判断結果が「ＮＯ」の場合は、
「ＹＥＳ」になるまで同判断を繰り返す。次に、ステッ
プＳ４の判断結果が「ＹＥＳ」になる、即ち、シングル
アダプタ３９がセンサ４１の上方（第４図のaの位置）
に到達すると、即座にステップＳ５へ進む。ステップＳ
５では、センサ４０がオンか否かを判断する。そして、
この判断結果が「ＮＯ」の場合、即ち、センサ４１がオ
ンとなった瞬間にセンサ４０がオンしていなかった場合
は、シングルアダプタ３９のみがローディングされたと
判断して、ステップＳ６へ進む。ステップＳ６では、シ
ングルアダプタ３９をアンローディングする動作を行
う。即ち、オートチェンジ機構駆動部２１にディスクア
ンローディングコマンドを出力する。オートチェンジ機
構駆動部２１はこのコマンドを受け、駆動機構２７をス
テップＳ３の場合とは反対の方向へ駆動する。これによ
り、ディスク排出部材２６は第３図のe方向へ移動する
と共に、ローラ２８がm方向へ回転する。これにより、
シングルアダプタ３９がマガジン２内の所定の位置にア
ンローディングされる。そして、ステップＳ７へへ進
む。ステップＳ７では、表示部２３に「シングルアダプ
タオンリー」等の表示をした後、一連の作業を終了す
る。
第４図のマガジン２に収納されたシングルアダプタ３９
をディスク再生部８にローディングする動作を第５図の
フローチャートに基づいて説明する。このディスクチェ
ンジャの操作者が操作パネル２２に設けられているＣＤ
をローディングするためのキー等を操作すると、システ
ムコントローラ１８は、まず、ステップＳ１の処理に進
み、ディスク移送機構２０を上昇させる動作を行う。即
ち、オートチェンジ機構駆動部２１にディスク移送機構
上昇コマンドを出力する。オートチェンジ機構駆動部２
１はこのコマンドを受け、図示せぬ昇降駆動機構を駆動
する。これにより、ギア３８1〜３８3がそれぞれ第２図
のｉ方向へ駆動され、第２図の３箇所の昇降機構３５1
〜３５3のそれぞれの昇降スクリュ３７1〜３７3が同期
してそれぞれｉ方向へ回転し、ディスク移送機構２０が
上昇する。そして、ステップＳ２へ進む。ステップＳ２
では、ディスク移送機構２０を停止させる動作を行う。
即ち、オートチェンジ機構駆動部２１にディスク移送機
構停止コマンドを出力する。オートチェンジ機構駆動部
２１はこのコマンドを受け、ディスク移送機構２０をマ
ガジン２のシングルアダプタ３９が収納されている所定
の位置まで上昇させ、停止させる。そして、ステップＳ
３へ進む。ステップＳ３では、シングルアダプタ３９を
ローディングする動作を行う。即ち、オートチェンジ機
構駆動部２１にディスクローディングコマンドを出力す
る。オートチェンジ機構駆動部２１はこのコマンドを受
け、駆動機構２７を駆動する。これにより、ディスク排
出部材２６は第３図のf方向へ移動すると共に、ローラ
２８がl方向へ回転する。これにより、シングルアダプ
タ３９はマガジン２から引き出され、ローラ２８および
３０によって挾持され、ローラ２８の回転力によってf
方向へ移動する。そして、ステップＳ４へ進む。ステッ
プＳ４では、ディスク排出部材２６がマガジン２からシ
ングルアダプタ３９を引き出してf方向へ移動すること
により、第４図に示すセンサ４１がオンするか否かを判
断する。そして、この判断結果が「ＮＯ」の場合は、
「ＹＥＳ」になるまで同判断を繰り返す。次に、ステッ
プＳ４の判断結果が「ＹＥＳ」になる、即ち、シングル
アダプタ３９がセンサ４１の上方（第４図のaの位置）
に到達すると、即座にステップＳ５へ進む。ステップＳ
５では、センサ４０がオンか否かを判断する。そして、
この判断結果が「ＮＯ」の場合、即ち、センサ４１がオ
ンとなった瞬間にセンサ４０がオンしていなかった場合
は、シングルアダプタ３９のみがローディングされたと
判断して、ステップＳ６へ進む。ステップＳ６では、シ
ングルアダプタ３９をアンローディングする動作を行
う。即ち、オートチェンジ機構駆動部２１にディスクア
ンローディングコマンドを出力する。オートチェンジ機
構駆動部２１はこのコマンドを受け、駆動機構２７をス
テップＳ３の場合とは反対の方向へ駆動する。これによ
り、ディスク排出部材２６は第３図のe方向へ移動する
と共に、ローラ２８がm方向へ回転する。これにより、
シングルアダプタ３９がマガジン２内の所定の位置にア
ンローディングされる。そして、ステップＳ７へへ進
む。ステップＳ７では、表示部２３に「シングルアダプ
タオンリー」等の表示をした後、一連の作業を終了す
る。
一方、ステップＳ５の判断結果が「ＹＥＳ」の場合、即
ち、符号３９がシングルアダプタのみでなく、ＣＤシン
グルが装着されたシングルアダプタや通常の直径１２cm
のＣＤ（以下、これらを総称してディスク４３という）
であり、センサ４１がオンとなった瞬間にセンサ４０が
オンしていた場合には、ステップＳ８へ進む。ステップ
Ｓ８では、システムコントローラ１８はセンサ４２がオ
ン、センサ４０および４１が共にオフとなる、即ち、デ
ィスク４３が第４図のbの位置に到達したことを検出す
ると、オートチェンジ機構駆動部２１にディスク排出部
材停止コマンドを出力する。オートチェンジ機構駆動部
２１はこのコマンドを受け、ディスク排出部材２６を停
止させる。そして、ステップＳ９へ進む。ステップＳ９
では、ディスク移送機構２０を下降させる動作を行う。
即ち、オートチェンジ機構駆動部２１にディスク移送機
構下降コマンドを出力する。オートチェンジ機構駆動部
２１はこのコマンドを受け、図示せぬ昇降駆動機構をス
テップＳ１の場合とは反対の方向へ駆動する。これによ
り、ギア３８1〜３８3がそれぞれ第２図のｇ方向へ駆動
され、第２図の３箇所の昇降機構３５1〜３５3のそれぞ
れの昇降スクリュ３７1〜３７3が同期してそれぞれg方
向へ回転し、ディスク移送機構２０が下降する。これに
より、ディスク４３がディスク再生部８のターンテーブ
ル上にセットされ、クランパ９によってクランプされ
る。また、ローラ２８が底板３に設けられたローラ規制
片３２によって持ち上げられ、ディスク４３から離れ
る。そして、一連の作業を終了する。
ち、符号３９がシングルアダプタのみでなく、ＣＤシン
グルが装着されたシングルアダプタや通常の直径１２cm
のＣＤ（以下、これらを総称してディスク４３という）
であり、センサ４１がオンとなった瞬間にセンサ４０が
オンしていた場合には、ステップＳ８へ進む。ステップ
Ｓ８では、システムコントローラ１８はセンサ４２がオ
ン、センサ４０および４１が共にオフとなる、即ち、デ
ィスク４３が第４図のbの位置に到達したことを検出す
ると、オートチェンジ機構駆動部２１にディスク排出部
材停止コマンドを出力する。オートチェンジ機構駆動部
２１はこのコマンドを受け、ディスク排出部材２６を停
止させる。そして、ステップＳ９へ進む。ステップＳ９
では、ディスク移送機構２０を下降させる動作を行う。
即ち、オートチェンジ機構駆動部２１にディスク移送機
構下降コマンドを出力する。オートチェンジ機構駆動部
２１はこのコマンドを受け、図示せぬ昇降駆動機構をス
テップＳ１の場合とは反対の方向へ駆動する。これによ
り、ギア３８1〜３８3がそれぞれ第２図のｇ方向へ駆動
され、第２図の３箇所の昇降機構３５1〜３５3のそれぞ
れの昇降スクリュ３７1〜３７3が同期してそれぞれg方
向へ回転し、ディスク移送機構２０が下降する。これに
より、ディスク４３がディスク再生部８のターンテーブ
ル上にセットされ、クランパ９によってクランプされ
る。また、ローラ２８が底板３に設けられたローラ規制
片３２によって持ち上げられ、ディスク４３から離れ
る。そして、一連の作業を終了する。
このように、マガジン２の所定の位置にシングルアダプ
タ３９のみが収納されている場合には、ローディング開
始直後にシングルアダプタ３９のみであることが検出さ
れる。これにより、このシングルアダプタ３９がアンロ
ーディングされて、シングルアダプタ３９のみであるこ
とが表示される。従って、このディスクチェンジャの操
作者はいち速くこのミスに気付くことができる。
タ３９のみが収納されている場合には、ローディング開
始直後にシングルアダプタ３９のみであることが検出さ
れる。これにより、このシングルアダプタ３９がアンロ
ーディングされて、シングルアダプタ３９のみであるこ
とが表示される。従って、このディスクチェンジャの操
作者はいち速くこのミスに気付くことができる。
尚、第４図において、センサ４０および４１との配置
は、センサ４２によりマガジン２に近く、かつ、シング
ルアダプタ３９によって同時にオンとならない位置関係
であればよい。また、センサ４０をローラ２８近傍に配
置することにより、ディスクのアンローディング終了を
確実に検出できる。即ち、センサ４１および４２のみに
よってアンローディング終了を検出する場合では、ディ
スクのアンローディングが完全に終了していないにもか
かわらず、アンローディング終了と判断されてディスク
移送機構２０が上下に移動するという事態がおこる可能
性がある。そして、この場合には、ディスクがローラ２
８および３０にはさまれたままディスク移送機構２０が
上下に移動するので、ディスクがいたんだり、装置全体
が制御不能となってしまう。そこで、センサ４０をロー
ラ２８近傍に配置することにより、ディスクがローラ２
８および３０を通過したことが検出されるので、上述し
た事態が起ことはない。
は、センサ４２によりマガジン２に近く、かつ、シング
ルアダプタ３９によって同時にオンとならない位置関係
であればよい。また、センサ４０をローラ２８近傍に配
置することにより、ディスクのアンローディング終了を
確実に検出できる。即ち、センサ４１および４２のみに
よってアンローディング終了を検出する場合では、ディ
スクのアンローディングが完全に終了していないにもか
かわらず、アンローディング終了と判断されてディスク
移送機構２０が上下に移動するという事態がおこる可能
性がある。そして、この場合には、ディスクがローラ２
８および３０にはさまれたままディスク移送機構２０が
上下に移動するので、ディスクがいたんだり、装置全体
が制御不能となってしまう。そこで、センサ４０をロー
ラ２８近傍に配置することにより、ディスクがローラ２
８および３０を通過したことが検出されるので、上述し
た事態が起ことはない。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案によれば、アダプタのみ
が誤ってマガジンにセットされている場合、ローディン
グ開始直後にアダプタのみであることを検出することが
できるという効果がある。しかも、その場合には、その
アダプタがアンローディングされ、アダプタのみである
ことが表示されるので、このディスクチェンジャの操作
者はいち速くこのミスに気付くことができ、この事態に
直ちに対処できるという効果がある。
が誤ってマガジンにセットされている場合、ローディン
グ開始直後にアダプタのみであることを検出することが
できるという効果がある。しかも、その場合には、その
アダプタがアンローディングされ、アダプタのみである
ことが表示されるので、このディスクチェンジャの操作
者はいち速くこのミスに気付くことができ、この事態に
直ちに対処できるという効果がある。
第１図はこの考案の一実施例によるディスクチェンジャ
およびこのディスクチェンジャに用いられるマガジンの
構造を示すブロック図、第２図はこの考案の一実施例に
よるディスクチェンジャおよびこのディスクチェンジャ
に用いられるマガジンの構造を示す斜視図、第３図はデ
ィスク移送機構２０の斜視図、第４図はディスクチェン
ジャの平面図、第５図はシステムコントローラ１８の動
作を表すフローチャートである。 １８……システムコントローラ、４０、４１……セン
サ。
およびこのディスクチェンジャに用いられるマガジンの
構造を示すブロック図、第２図はこの考案の一実施例に
よるディスクチェンジャおよびこのディスクチェンジャ
に用いられるマガジンの構造を示す斜視図、第３図はデ
ィスク移送機構２０の斜視図、第４図はディスクチェン
ジャの平面図、第５図はシステムコントローラ１８の動
作を表すフローチャートである。 １８……システムコントローラ、４０、４１……セン
サ。
Claims (1)
- 【請求項１】複数枚のディスクが収納されるマガジン
と、該マガジンが装着されるマガジン装着部と、所定の
ディスクが再生されるディスク再生部とを具備し、直径
の異なる２種類のディスクの内、直径が小なるディスク
を直径の大なるディスクと同一径の外径であり、かつ、
前記直径の小なるディスクの直径と同一径の内径である
リング状のアダプタに嵌合して前記マガジンの所定の位
置に収納し、前記所定の位置から前記アダプタに嵌合さ
れた前記直径が小なるディスクをローディングして前記
ディスク再生部において再生するディスクチェンジャに
おいて、 前記マガジン装着部と前記ディスク再生部との間に前記
アダプタに前記直径の小なるディスクが嵌合されていな
いことをローディング時に検出する検出手段を設け、 前記検出手段の出力信号が入力された場合には、前記ア
ダプタを前記所定の位置にアンローディングすると共
に、前記アダプタのみであることを表示する制御回路 を具備することを特徴とするディスクチェンジャ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988157344U JPH067498Y2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | ディスクチェンジャ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988157344U JPH067498Y2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | ディスクチェンジャ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280359U JPH0280359U (ja) | 1990-06-20 |
| JPH067498Y2 true JPH067498Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31436701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988157344U Expired - Lifetime JPH067498Y2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | ディスクチェンジャ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067498Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE44295E1 (en) | 1997-08-08 | 2013-06-11 | Igt | Gaming machine having secondary display for providing video content |
| US9390579B2 (en) | 2002-09-12 | 2016-07-12 | Igt | Gaming system including multiple displays having game symbols with common characteristics |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58167963U (ja) * | 1982-09-02 | 1983-11-09 | 富士通株式会社 | 媒体検出装置 |
| JPS61184766A (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-18 | Canon Inc | 光学式情報記録再生装置 |
| JPS6234377A (ja) * | 1985-08-08 | 1987-02-14 | Pioneer Electronic Corp | マルチデイスクプレ−ヤ |
| JPS62209691A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-09-14 | 富士通株式会社 | 媒体搬送装置 |
| JPH0823876B2 (ja) * | 1986-09-16 | 1996-03-06 | 富士通株式会社 | 媒体搬送装置 |
| JP2718924B2 (ja) * | 1987-04-07 | 1998-02-25 | 松下電器産業株式会社 | 小径コンパクトデイスクアダプタ装置 |
| JPS63176975U (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-16 | ||
| JPS63181169U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-22 |
-
1988
- 1988-12-02 JP JP1988157344U patent/JPH067498Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE44295E1 (en) | 1997-08-08 | 2013-06-11 | Igt | Gaming machine having secondary display for providing video content |
| US9390579B2 (en) | 2002-09-12 | 2016-07-12 | Igt | Gaming system including multiple displays having game symbols with common characteristics |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0280359U (ja) | 1990-06-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |