JPH0674855B2 - リリーフ・ストップ複合弁 - Google Patents

リリーフ・ストップ複合弁

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JPH0674855B2
JPH0674855B2 JP62336201A JP33620187A JPH0674855B2 JP H0674855 B2 JPH0674855 B2 JP H0674855B2 JP 62336201 A JP62336201 A JP 62336201A JP 33620187 A JP33620187 A JP 33620187A JP H0674855 B2 JPH0674855 B2 JP H0674855B2
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valve
spring
pressure
valve seat
relief
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JP62336201A
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宣行 杉村
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宣行 杉村
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、流体圧回路に用いるリリーフ・ストップ複合
弁。詳しくは、調整ねじによりばねを抑えさせると、弁
体が設定圧以下では閉じ、設定圧以上で開くリリーフ弁
の作用をし、ばねケースを引き上げさせると、弁体は強
制的に開かれて圧力系とドレーンを連通させるストップ
弁の作用をする複合弁に関する。
(従来の技術) 従来、環状弁座と接触し、前記弁座により囲まれた弁ボ
ートを閉鎖する様に配備されている閉鎖部材を固定した
円筒状心棒と、前記心棒に螺合する様配備された円筒状
スリーブとを包含し、前記スリーブと前記閉鎖部材が弁
座に接離する方向に弁のハウジング内で縦方向に滑動す
る様案内され、閉鎖部材を弁座と接触させる様に前記ス
リーブを縦方向に推し進める様に配備されたバネを包含
し、心棒に対するスリーブの回転が心棒に関してスリー
ブの軸方向の位置を変え、それ故に閉鎖部材を弁座に向
かって推し進めるバネ圧力を変更するのに効果的である
リリーフ弁は、実公昭45−27990号公報に公知であり、
このものは、握りにより心棒を回してハウジングの外か
らバネの圧力調整ができる特徴を有する。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前記したリリーフ弁は、ハウジングに縦方向に
滑動する様に案内させたスリーブに握り付きの心棒を挿
嵌し、その下部のネジをスリーブに螺合させたもので、
心棒のネジとハウジングとの螺合関係がないから、握り
により心棒をいくら回しても、スリーブと環状座金が引
き上げられてバネを圧縮し、閉鎖部材に加わる閉鎖力を
増すだけで、前記閉鎖部材を弁座から引き離して、圧力
系とドレーンとを連通させてメンテナンスを可能とする
ストップ弁の機能を果たすことはできないものである。
本発明は、この現状にかんがみなされたもので、弁筐内
に弁体と圧縮されたばねとばね抑えとを支持するばねケ
ースを収容し、そのばね抑えに前記弁筐に螺合させた調
整ねじを連結することにより、この調整ねじによりばね
を抑えさせると、弁体が設定圧力以下では閉じていて、
設定圧以上になると開くリリーフ弁の作用をし、調整ね
じでばねケースを引き上げると、弁体が弁座から離れて
圧力系とドレーンとを連通させるストップ弁の作用をす
るリリーフ・ストップ複合弁を提供することを課題とし
ている。
ロ.発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明に係るリリーフ・ストップ複合弁は、一端に弁座
を設けた弁筐内に、昇降自在にばねケースを収容し、そ
の一端に前記弁座に正対する弁体を支持させ、他端には
ばね抑えを支持させて、両者の間に前記弁体を弁座へ押
し付けるばねを圧縮装入し、前記弁筐の弁座とは反対端
に調整ねじを螺合して、その先端を前記ばね抑えに連結
し、この調整ねじにより前記弁体の閉鎖力の調整と、強
制開弁とができるようにした構成により課題の解決を行
うものである。
(作用) 前記のように構成されるリリーフ・ストップ複合弁は、
ハンドルにより調整ねじを進む方向へ回すと、調整ねじ
がばね抑えを抑え込んでばねを加圧し、ばねにより弁体
を弁座へ圧接するため、その圧接力が弁体に作用する回
路の設定圧と平衡した時、調整ねじを止めてストップナ
ットとロックナットにより制止して置けば、弁体は回路
圧が設定圧力以下の場合は閉鎖している。
しかし回路圧が第3図に示すように回路に接続されたア
クチュエータのバックプレッシャーの作用や、流体の圧
力上昇に伴う膨張等により異常に上昇するときは、ばね
が収縮して弁体を弁座から離れさせて、圧力口とドレー
ン口とを連通させて、圧力流体の一部を排出し、回路の
圧力上昇を防止する保安の作用を行い、これに伴い回路
の圧力が設定値に下がれば、ばねの復帰により弁体は弁
座に接して閉弁し、回路の設定圧保持を行うリリーフ弁
の働きをする。
又、回路のメンテナンスを行なうときは、ハンドルによ
りねじを退く方向へ回すと、ねじがばね抑えを引いて、
これがばねケースに係合したときばねケースを引き上げ
るから、その下部に支持される弁体は弁座より離され
て、圧力口とドレーン口とを連通させ、回路内のドレー
ンを排出したり、反対にドレーン口から圧力口を通し
て、管路へ流体を流入させたりするメンテナンスができ
るようになり、メンテナンスを終れば、調整ねじをスト
ップナットが蓋体に当るまで進めれば、弁体はばねによ
り弁座へ弾力的に圧接されて元の設定圧で閉弁し、回路
圧保持用のリリーフ弁の作用をするようになるものであ
る。
尚、前記した作用は、第2図に示すアキュムレータ回路
用の複合弁においても、全く同様に果たされるから、こ
れに付いての説明は省略する。
(実施例) 以下に本発明に係るリリーフ・ストップ複合弁の実施例
を説明する。
図面第1図は、第3図の管路図に示すように開閉弁V1
よりアクチュエータA側と仕切られた主回路C1に適した
複合弁の実施例を示すもので、弁筐1の中心に上方より
弁室2を設け、その上端を蓋体3により閉塞し、該弁室
2の底部中心には、圧力口4を開口させて内端に弁座5
を形成し、変部の側面にはドレーン口6を開口させてあ
る。
7は前期した弁室2内に昇降自在に収容したばねケース
で、その一端、図に於て下部に前記した弁座5へ接離す
る弁体8を支持させ、その中間に設けた鍔9をばねケー
ス7の底部に当接させ、他端、図に於て上側には、ばね
抑え11を支持させて、このばね抑え11と前記鍔9との間
にばね10を圧縮装入し、ばね抑え11の上方には継軸12を
連設してある。
13は前記した蓋体3に螺合した調整ねじで、上端にハン
ドル14を取付け、下端に回転継手15を設け、前記した継
軸12の上端へ連結することにより、このねじ13を進む方
向へ回すと、ばね10により弁体8が弁座5へ押し付けら
れて設定圧力以下では閉弁し、異常圧力発生時、開弁す
るリリーフ弁の作用を果たすようになり、ねじ13を退く
方向へ回すと、ばね抑え11によりばねケース7が引き上
げられて、弁体8を弁座5から離れさせて開弁し、圧力
口4とドレーン口6とに連通させて、圧力系からのドレ
ーンの排出及び圧力系への流体の逆送入ができるストッ
プ弁の作用を果たすようになる。
16,17は前記したねじ13に螺合したストップナットとロ
ックナットで、ねじ13により加圧されるばね10が流体の
設定圧と平衡する力を弁体8に与えた時、ストップナッ
ト16が蓋体3へ当ってこれ以上ねじ13が進まないように
し、ロックナット17はこのストップナット17を妄動しな
いように固定させるものである。
前記実施例に示した複合弁は、前記作用の欄に示した通
りの作用を確実に果たすことができた。
第2図は、第3図の流体圧回路図に示すように開閉弁V2
により仕切られたアキュームレータBの回路C2に適した
複合弁の実施例を示すもので、前記した第1図の例と殆
どの構成において同じであるが、第1図の例において
は、弁筐1に互いに反対向きに設けた圧力口4とドレー
ン口6とを、同じ側に上下に並ぶように設けた点が相違
するもので、この実施例も前記実施例のものと同様の作
用を果たすものである。
ハ.発明の効果 前述の通り本発明のリリーフ・ストップ複合弁は、調整
ねじの操作によりばねを圧縮すると、弁体が弁座へ圧接
されて設定圧力以下では閉じており、設定圧力以上では
開くリリーフ弁の作用をするが、調整ねじによりばねケ
ースを引き上げると、弁体が弁座から離れて圧力系をド
レーンに連通させてメンテナンスを可能とするストップ
弁の作用をするため、従来2個を必要とした弁が1個で
足り、設備費と取付費の大幅な節減が計れる。
弁体はばねにより弾力的に弁座へ圧接されて、ねじ締め
のストップ弁のように過剰な締め付け力を加えられない
ため、弁体や弁座の損傷を生じない。
弁筐内に弁体と圧縮されたばねとばね抑えを内蔵するば
ねケースを収容するだけであるから、通常のリリーフ弁
と殆ど変わらない価格と大きさ,形状に形成することが
できる。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るリリーフ・ストップ複合弁の主回
路用に適した実施例を示す縦断正面図。第2図は同上の
アキュムレータ回路用に適した実施例を示す縦断正面
図。第3図は同上複合弁を使用した流体圧回路の回路図
である。 1……弁体 5……弁座 7……ばねケース 10……ばね 11……ばね抑え 13……調整ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に弁座を設けた弁筐内に、昇降自在に
    ばばねケースを収容し、その一端に前記弁座に正対する
    弁体を支持させ、他端にはばね抑えを支持させて、両者
    の間に前記弁体を弁座へ押し付けるばねを圧縮装入し、
    前記弁筐の弁座とは反対端に調整ねじを螺合して、その
    先端を前記ばね抑えに連結し、この調整ねじにより前記
    弁体の閉鎖力の調整と、強制開弁とを行わせることを特
    徴としたリリーフ・ストップ複合弁。
JP62336201A 1987-12-29 1987-12-29 リリーフ・ストップ複合弁 Expired - Lifetime JPH0674855B2 (ja)

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