JPH0674774U - 内障子の締り兼用ストッパ−装置 - Google Patents
内障子の締り兼用ストッパ−装置Info
- Publication number
- JPH0674774U JPH0674774U JP2175093U JP2175093U JPH0674774U JP H0674774 U JPH0674774 U JP H0674774U JP 2175093 U JP2175093 U JP 2175093U JP 2175093 U JP2175093 U JP 2175093U JP H0674774 U JPH0674774 U JP H0674774U
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- Japan
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- arm
- roller
- frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上部で枢止される内障子をア−ムによって所
定角度に開いた状態に保持するストッパ−装置におい
て、障子を開閉するための該ア−ムの操作を容易にし、
且つ該操作の安全性を高めたものである。 【構成】 前記ア−ムを単一の部材で構成すると共に、
その一端を枠側又は障子側に枢止し且つ他端をロ−ラ1
4とガイド用の溝15により該枢止側と反対の障子側又
は枠側に可動に接続し、障子の閉じ運動を障子の下部両
端の把手付き操作レバ−16によって行なうように構成
した。
定角度に開いた状態に保持するストッパ−装置におい
て、障子を開閉するための該ア−ムの操作を容易にし、
且つ該操作の安全性を高めたものである。 【構成】 前記ア−ムを単一の部材で構成すると共に、
その一端を枠側又は障子側に枢止し且つ他端をロ−ラ1
4とガイド用の溝15により該枢止側と反対の障子側又
は枠側に可動に接続し、障子の閉じ運動を障子の下部両
端の把手付き操作レバ−16によって行なうように構成
した。
Description
【0001】
本考案は内倒しに開放可能な内障子の開閉操作を安全に行ない得るようにした 内障子の締り兼用ストッパ−装置に関する。
【0002】
従来、この種の内障子はその上端又は上部の適当な位置で枢止され且つ開放す る際には内倒しに傾斜され、ア−ムによって所定角度に開いた状態に保持される 。図8に示すように、従来の内障子のストッパ−装置においては内障子(以下、 単に障子と称する)1とそれを嵌め込む枠2を連結する該ア−ムはピン等により 互に関節接続された一対のア−ム3、4によって構成され、該ア−ムの一端は障 子1に且つ他端は枠2に枢止された。
【0003】 障子1の開閉は一対のア−ム3、4の回転移動による屈伸運動によって行なわ れ、図8に示すように、該一対のア−ムが真っ直ぐに伸びてほぼ水平になった形 で開放状態が保持される。閉じる際は、その開放状態から図示のように、ア−ム 相互の連結部5を直接手で押し上げて屈伸運動を起し、障子が完全に閉鎖すると 一対のア−ムは完全に折りたたまれた状態になる。なお、図8中の想像線は屈伸 途中の一対のア−ム3、4の状態を示す。
【0004】
このように、従来の内障子のストッパ−装置の操作は閉じる際にア−ム3、4 に直接手を触れることによって行なわれ、従って場合によってはア−ム間に指を 挾むことがあり、危険を伴う等の問題点があった。
【0005】 本考案の目的は上記従来技術の問題点を解消することであって、それ故、操作 が容易であると共に安全性の高い内障子の締り兼用ストッパ−装置を提供するこ とである。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案による内障子の締り兼用ストッパ−装置の一 つの形態の特徴は、上部で枢止されて内倒しに開放可能になっている障子がア− ム10によって所定角度に開いた状態に保持される内障子の締り兼用ストッパ− 装置において、該ア−ムは単一の部材からなり、該ア−ムの一端は枠に枢止され 且つ他端は該他端に備えられたロ−ラ14が障子の縦框の溝15に係合すること によって障子に接続され、さらに該縦框に沿って可動に備えられ且つ障子が所定 角度を開いた際に前記ロ−ラの当接を受ける把手付き操作レバ−16と、障子の 閉鎖状態において該操作レバ−を係止するストライキ6を含むことである。
【0007】 本考案の他の形態の特徴は、該ア−ムは単一の部材で構成されると共に、該ア −ムの一端は障子の縦框に枢止され且つ他端は該他端に備えられたロ−ラ14が 枠に形成された溝25に係合することによって枠に接続され、さらに障子が所定 角度を開いた際に前記ロ−ラの当接を受けるストップ材23と、前記ア−ムの前 記一端より下に且つ縦框に沿って可動に備えられ、前記ア−ムに衝合して枢動し 得る把手付き操作レバ−16と、障子の閉鎖状態において前記操作レバ−を係止 するストライキ6を含むことである。
【0008】
第1の形態では障子が閉じている状態では把手19により操作レバ−16を持 ち上げてストライキから外すことによって開放される。開放時、ア−ム端のロ− ラ14は障子の縦框の溝15に沿って下降し、最大に開いた所定角度でロ−ラは 操作レバ−に当って停止し、その状態で保持される。閉じる際は操作レバ−を持 ち上げてロ−ラ14を押し上げればよく、障子を閉じるに従ってロ−ラは縦框の 溝に沿って上昇する。閉じた状態ではロ−ラは最上部にあり、操作レバ−を下降 してストライキで該操作レバ−を係止する。
【0009】 他の形態では、同様に操作レバ−を持ち上げてストライキから外すことによっ て障子が開き、その際、ロ−ラ14は枠の溝25に沿って下降し、最大に開くと ロ−ラは最下点に達してストップ材23に衝合し、ア−ムは水平になり、その状 態で保持される。閉じる際は、操作レバ−を上昇してア−ムに衝合し、該ア−ム を上方に枢動し、閉じるのが可能になる。完全に閉じた状態ではロ−ラは最上部 に位置する。その状態で操作レバ−を下降し、該操作レバ−をストライキで係止 し、閉鎖状態を保つ。
【0010】
次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し説明する。本考案による内障子 のストッパ−装置では、図1に示すように、上部で枢止されて内倒しに開放され 得る障子1は単一の部材からなるア−ム10によって所定角度に開いた状態に保 持される。そして第1の形態ではア−ム10の一端はピン11により枠2に回動 可能に取付けられ、該ア−ムの他端は障子1の縦框1aに該框に沿って可動に接 続される。このア−ム端と縦框との接続は図1および図2に示すように、縦框に 形成されたスロット孔12と該ア−ム端に在って該スロット孔を貫通するピン1 3およびロ−ラ14によってなされる。
【0011】 ロ−ラ14はピン13の端部に設置され、ア−ム10とロ−ラ14の間にスロ ット孔12が在るように構成される。さらにスロット孔12の在る縦框1aの内 側に該ロ−ラが係合する溝15が形成され、ロ−ラ14は溝15に沿って転動し ながら移動するようになっている。スロット孔12および溝15は通常、概略的 にはア−ム10と同じ長さを有する。
【0012】 図3に示すように、通常はこのストッパ−装置は障子1の下部両端に備えられ 、障子が完全に閉じた状態ではストライキ6によってその閉鎖状態が保持される 。さらにこのストッパ−装置はア−ム10およびロ−ラ14に関連して、操作レ バ−16を含み、該操作レバ−は縦框1aに沿って或る程度の寸法を可動に備え られ、好ましくはその位置にスプリング17が設置されて、該スプリングによっ て予定位置に保持される。18は該スプリングの一端を止めるIねじである。
【0013】 操作レバ−16とストライキ6の関係は図4に示すように、障子の下部両端に 備えられる操作レバ−の下にストライキ6が設置され、障子が閉鎖すると操作レ バ−16の下端を係止することによって障子の締りとしての役割を果す。この操 作レバ−には一体に備えられた把手19を有し、この把手により操作レバ−16 を持ち上げてストライキ6から外すことによって障子の開放が可能になっている 。なお、把手19を操作レバ−16に取付けるため縦框の下端にスロット孔20 が形成され、把手の取付ねじ又はピンが該スロット孔に当るところまで操作レバ −は上方への移動が可能になっている。
【0014】 また、操作レバ−16は障子の開放によりロ−ラ14が縦框の溝15に沿って 下降した際に該ロ−ラ14の当接を受け、該ロ−ラを停止することによって障子 を所定角度に開いた状態に保持するようになっており、従ってその角度が障子の 最大開き角度になっている。該所定角度では図1に示すように、ア−ム10と障 子の縦框1aは直角の関係になる。
【0015】 従って、このストッパ−装置ではア−ム10は枠側の一端を中心に或る範囲で 、即ちア−ム10が枠2に一致した鉛直状態の位置と該枠から離れてア−ム端の ロ−ラ14が操作レバ−16に当る位置との間で、回転することができ、障子1 が閉鎖した状態ではア−ム10は枠2と一致して該枠に平行になり、ロ−ラ14 は最上位置に在る。
【0016】 閉鎖状態にある障子を開くには、障子両端の把手19によりスプリング17の 弾力に抗して操作レバ−16を持ち上げてストライキ6から外すことによって可 能になる。障子を開くとロ−ラ14は回転しながら縦框の溝15に沿って下降し 、障子が所定角度に開きア−ム10が縦框1aに直角になるとロ−ラは操作レバ −16に当り、その位置で停止し且つその位置に保持される。閉じる際は図2に 示すように、把手19により操作レバ−を上方に移動してロ−ラ14を押し上げ ればよく、それによりア−ム10は縦框との直角関係から外れ、閉じることがで きる。障子を閉じるにつれてロ−ラ14は溝15に沿って上昇し、閉鎖して把手 を離すと操作レバ−16は下降し、ストライキ6で係止される。
【0017】 図5ないし図7は本考案の第2の形態を示すものであって、この形態では図5 に見られるように、ア−ム10は単一の部材で構成されるが、前述の形態とは逆 にア−ム10は障子1の縦框1aにピン21により枢止され且つ枠側のア−ム端 にピン13によりロ−ラ14が取付けられる。従って、図6に示すように、枠2 に該ピン13が貫通するスロット孔22が形成され、ア−ム10が回動するとピ ン13はスロット孔22に沿って移動し且つロ−ラ14が枠に形成された溝25 に沿って移動する。また枠側にストップ材23が設置され、ロ−ラ14は下降す ると該ストップ材に当り、ア−ム10の回動が止まり、従って障子の開き角度が 限定される。
【0018】 また図5に示すように、同様に、縦框1aの下部には把手19の付いた操作レ バ−16が備えられ、該操作レバ−はスプリング17によって下方の定位置を保 ち、把手19により弾力に抗して上方に移動され得る。その上方への移動は同様 に、把手の取付ねじ等がその位置に在るスロット孔20に当ることによって限定 される。
【0019】 さらに、この形態では図5および図7に示すように、縦框に在る枢止ピン21 の近くにおいてア−ム10に作動軸24が固定され、操作レバ−16が持ち上げ られるとその上端が該作動軸に衝合し且つさらに上昇することによってア−ム1 0は枢止ピン21を中心に上側に回動し、枠側に在るロ−ラ14が溝25に沿っ て上昇し、障子が閉じ得る状態になる。
【0020】 障子を開くには把手により操作レバ−16を持ち上げてストライキ6から外し 、そのまま開放すればよく、開く動作と共にロ−ラ14は枠に在る溝25に沿っ て下降し、ストップ材23に当って停止する。その位置が最大開き角度であり、 その位置ではア−ム10はほぼ水平になり、従ってその状態に保持される。
【0021】 障子を閉じる際は把手により操作レバ−16を上昇して作動軸24に当て、さ らにスロット孔20による限界まで上昇し、ア−ム10をピン21を中心に上方 に枢動し、従ってその反対側のア−ム端のロ−ラ14は溝25に沿って上昇する 。このようにア−ム10を或る程度枢動するとア−ム10は若干傾斜し、障子1 を閉じるのが可能になる。そのまま障子を閉じ、完全に閉鎖するとロ−ラ14は 最上部に在る。把手19を解放するとスプリング17の弾力で操作レバ−16は 下降し、ストライキ6で係止され、閉鎖状態が保持される。
【0022】 なお、上記の実施例は単なる例示に過ぎないものであり、従って例えばスプリ ング17を設けないで、操作レバ−をその重力で下降するようにしてもよい。ま た操作レバ−16の上限は把手に関連するスロット孔20によって行なわれてい るが、他の部材又は構成によっても限定し得ることは明らかである。さらに図示 の例ではア−ム10の枢動を作動軸24を介して行なっているが、それの代りに ア−ム10の一部又は適当な突起などを用いてもよい。
【0023】
上記のように、本考案によれば、障子を閉じる際、開き保持用のア−ムを直接 手で操作する必要がなく、内障子の正面に立ったままで把手を操作すればよく、 また障子の開放も把手の操作で行なわれ、容易に障子の開閉が可能である。そし てア−ムに直接手を触れないので高い安全性を有する。さらに操作レバ−はア− ムストッパ−の役割も果すので、締りと兼用され、部品点数を削減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるストッパ−装置の一実施例の要部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】(イ)はその要部を示す側面図、(ロ)はその
一部の正面図である。
一部の正面図である。
【図3】このストッパ−装置を備えた障子の正面図であ
る。
る。
【図4】図3のA部の斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例の要部の斜視図である。
【図6】該他の実施例の枠側の部分を示すものであっ
て、(イ)は側面図、(ロ)は正面図である。
て、(イ)は側面図、(ロ)は正面図である。
【図7】該他の実施例の障子側の部分を示すものであっ
て、(イ)は側面図、(ロ)はその一部の正面図であ
る。
て、(イ)は側面図、(ロ)はその一部の正面図であ
る。
【図8】従来のストッパ−装置を示す斜視図である。
1 障子 2 枠 6 ストライキ 10 ア−ム 14 ロ−ラ 15 溝 16 操作レバ− 23 ストップ材 25 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 上部で枢止されて内倒しに開放可能にな
っている障子がア−ムによって所定角度に開いた状態に
保持される内障子の締り兼用ストッパ−装置において、
前記ア−ムは単一の部材からなり、該ア−ムの一端は枠
に枢止され且つ他端は該他端に備えられたロ−ラが障子
の縦框の溝に係合することによって障子に接続され、さ
らに前記縦框に沿って可動に備えられ且つ障子が前記所
定角度を開いた際に前記ロ−ラの当接を受ける把手付き
操作レバ−と、障子の閉鎖状態において前記操作レバ−
を係止するストライキを含むことを特徴とする内障子の
締り兼用ストッパ−装置。 - 【請求項2】 上部で枢止されて内倒しに開放可能にな
っている障子がア−ムによって所定角度に開いた状態に
保持される内障子の締り兼用ストッパ−装置において、
前記ア−ムは単一の部材からなり、該ア−ムの一端は障
子の縦框に枢止され且つ他端は該他端に備えられたロ−
ラが枠の溝に係合することによって枠に接続され、さら
に障子が前記所定角度を開いた際に前記ロ−ラの当接を
受けるストップ材と、前記ア−ムの前記一端より下に且
つ縦框に沿って可動に備えられて前記ア−ムを枢動し得
る把手付き操作レバ−と、障子の閉鎖状態において前記
操作レバ−を係止するストライキを含むことを特徴とす
る内障子の締り兼用ストッパ−装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2175093U JPH0674774U (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 内障子の締り兼用ストッパ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2175093U JPH0674774U (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 内障子の締り兼用ストッパ−装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674774U true JPH0674774U (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=12063749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2175093U Pending JPH0674774U (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 内障子の締り兼用ストッパ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674774U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000204820A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Hoffman Enclosures Inc | ドアストップ装置 |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP2175093U patent/JPH0674774U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000204820A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Hoffman Enclosures Inc | ドアストップ装置 |
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