JPH067462Y2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents
テ−プレコ−ダInfo
- Publication number
- JPH067462Y2 JPH067462Y2 JP13280186U JP13280186U JPH067462Y2 JP H067462 Y2 JPH067462 Y2 JP H067462Y2 JP 13280186 U JP13280186 U JP 13280186U JP 13280186 U JP13280186 U JP 13280186U JP H067462 Y2 JPH067462 Y2 JP H067462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capstan
- flywheel
- cabinet
- motor
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はテープレコーダに係り、特にその筐体を構成す
るキャビネットが変形しても、キャプスタンフライホイ
ールと接触することがなく、ノイズを発生したりフライ
ホイールが円滑に回転しなくなったりするのを確実に防
止するようにしたテープレコーダに関する。
るキャビネットが変形しても、キャプスタンフライホイ
ールと接触することがなく、ノイズを発生したりフライ
ホイールが円滑に回転しなくなったりするのを確実に防
止するようにしたテープレコーダに関する。
〔考案の概要〕 本考案は、キャプスタンフライホイールの近傍において
モータのハウジングの底面に固着されたゴムの高さを、
キャプスタンフライホイールの高さよりも高くするよう
にし、キャビネットが変形されても上記ゴムによってこ
のキャビネットを受け、キャビネットがキャプスタンフ
ライホイールと干渉するのを防止するようにしたもので
ある。
モータのハウジングの底面に固着されたゴムの高さを、
キャプスタンフライホイールの高さよりも高くするよう
にし、キャビネットが変形されても上記ゴムによってこ
のキャビネットを受け、キャビネットがキャプスタンフ
ライホイールと干渉するのを防止するようにしたもので
ある。
テープレコーダはキャプスタンを備えており、このキャ
プスタンが一定の回転速度で回転するために、磁気テー
プをピンチローラによってキャプスタンに圧着すること
によって、磁気テープを定速で走行駆動することが可能
になる。そして従来より、モータの回転をプーリおよび
ベルトによってキャプスタンフライホイールに伝達し、
これによってキャプスタンの定速回転を達成するように
している。
プスタンが一定の回転速度で回転するために、磁気テー
プをピンチローラによってキャプスタンに圧着すること
によって、磁気テープを定速で走行駆動することが可能
になる。そして従来より、モータの回転をプーリおよび
ベルトによってキャプスタンフライホイールに伝達し、
これによってキャプスタンの定速回転を達成するように
している。
テープレコーダの小型化に伴って、キャビネット内の空
間が少なくなり、このためにキャプスタンフライホイー
ルがキャビネットの底面に近接して配されることにな
る。従ってキャビネットが外力によって押されて変形し
た場合には、キャプスタンフライホイールと干渉し、こ
れによってノイズを発生したり、ブレーキとなってキャ
プスタンフライホイールの円滑な回転が妨げられる可能
性がある。
間が少なくなり、このためにキャプスタンフライホイー
ルがキャビネットの底面に近接して配されることにな
る。従ってキャビネットが外力によって押されて変形し
た場合には、キャプスタンフライホイールと干渉し、こ
れによってノイズを発生したり、ブレーキとなってキャ
プスタンフライホイールの円滑な回転が妨げられる可能
性がある。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、キャビネットの近傍に配されているキャプスタンフ
ライホイールがキャビネットの変形によってキャビネッ
トと干渉されるのを確実に防止するようにしたテープレ
コーダを提供することを目的とするものである。
て、キャビネットの近傍に配されているキャプスタンフ
ライホイールがキャビネットの変形によってキャビネッ
トと干渉されるのを確実に防止するようにしたテープレ
コーダを提供することを目的とするものである。
本考案は、モータに近接して配置されたキャプスタンフ
ライホイールとモータのハウジングの底面に固着された
ゴムとを備え、少なくともキャプスタンフライホイール
の近傍のゴムの取付け高さをキャプスタンフライホイー
ルの高さよりも高くするようにしたものである。
ライホイールとモータのハウジングの底面に固着された
ゴムとを備え、少なくともキャプスタンフライホイール
の近傍のゴムの取付け高さをキャプスタンフライホイー
ルの高さよりも高くするようにしたものである。
従ってキャビネットが変形しても、キャビネットはフラ
イホイールの近傍のゴムに接触することになり、しかも
このゴムがキャプスタンフライホイールよりも高くなっ
ているために、上記ゴムによってキャビネットとキャプ
スタンフライホイールとの干渉が防止されることにな
る。
イホイールの近傍のゴムに接触することになり、しかも
このゴムがキャプスタンフライホイールよりも高くなっ
ているために、上記ゴムによってキャビネットとキャプ
スタンフライホイールとの干渉が防止されることにな
る。
第１図および第２図に示すように、本実施例に係るテー
プレコーダは回路基板１０を備えており、この回路基板
１０がテープレコーダのシャーシを兼ねている。そして
回路基板１０上にはラバーマウント１１を介してモータ
１２がマウントされている。モータ１２のハウジングの
底面には制振用ゴム１３、１４がそれぞれ接着されて取
付けられている。さらにモータ１２の出力軸１５にはプ
ーリ１６が固着されるようになっている。プーリ１６は
キャプスタンフライホイール１７と角ベルト１８によっ
て伝動されるようになっている。
プレコーダは回路基板１０を備えており、この回路基板
１０がテープレコーダのシャーシを兼ねている。そして
回路基板１０上にはラバーマウント１１を介してモータ
１２がマウントされている。モータ１２のハウジングの
底面には制振用ゴム１３、１４がそれぞれ接着されて取
付けられている。さらにモータ１２の出力軸１５にはプ
ーリ１６が固着されるようになっている。プーリ１６は
キャプスタンフライホイール１７と角ベルト１８によっ
て伝動されるようになっている。
上記キャプスタンフライホイール１７はキャプスタン１
９の端部に固着されている。そしてキャプスタン１９は
回路基板１０に固定された軸受け２０によって回転可能
に支持されている。さらにキャプスタン１９にはプーリ
２１が固着されており、このプーリ２１は高速送りギヤ
２２に固着されたプーリ２３と角ベルト２４によって伝
動されるようになっている。
９の端部に固着されている。そしてキャプスタン１９は
回路基板１０に固定された軸受け２０によって回転可能
に支持されている。さらにキャプスタン１９にはプーリ
２１が固着されており、このプーリ２１は高速送りギヤ
２２に固着されたプーリ２３と角ベルト２４によって伝
動されるようになっている。
従ってモータ１２が回転駆動されると、その回転は出力
軸１５、プーリ１６、ベルト１８、およびキャプスタン
フライホイール１７を介してキャプスタン１９に伝達さ
れるようになり、このキャプスタン１９が定速で駆動さ
れる。従って図外のピンチローラによって磁気テープを
キャプスタン１９に圧着することにより、磁気テープは
定速で走行駆動されるようになる。上記モータ１２の回
転はさらにキャプスタン１９から、プーリ２１、ベルト
２４、およびプーリ２３を介して高速送りギヤ２２に伝
達されるようになっており、このギヤ２２が高速で回転
駆動されるようになる。
軸１５、プーリ１６、ベルト１８、およびキャプスタン
フライホイール１７を介してキャプスタン１９に伝達さ
れるようになり、このキャプスタン１９が定速で駆動さ
れる。従って図外のピンチローラによって磁気テープを
キャプスタン１９に圧着することにより、磁気テープは
定速で走行駆動されるようになる。上記モータ１２の回
転はさらにキャプスタン１９から、プーリ２１、ベルト
２４、およびプーリ２３を介して高速送りギヤ２２に伝
達されるようになっており、このギヤ２２が高速で回転
駆動されるようになる。
上記モータ１２のハウジングの底面に固着されている制
振用ゴム１３、１４はモータ１２のハウジングの振動を
吸収する作用を行なうようになっている。しかもキャプ
スタンフライホイール１７に近接して設けられている制
振用ゴム１４の高さは第１図から明らかなように、キャ
プスタンフライホイール１７よりも高くなっている。従
ってキャビネット２５の底壁の部分が第１図において鎖
線で示すように外力で変形しても、このキャビネット２
５は制振用ゴム１４に接触することになり、このときに
キャビネット２５とキャプスタンフライホイール１７と
の間にはクリアランスが存在することになる。従ってキ
ャビネット２５が変形しても、このキャビネット２５と
キャプスタンフライホイール１７とが干渉することが防
止されるようになり、両者の間でノイズを発生したり、
あるいはキャプスタンフライホイール１７の円滑な回転
が妨げられたりすることがなくなる。
振用ゴム１３、１４はモータ１２のハウジングの振動を
吸収する作用を行なうようになっている。しかもキャプ
スタンフライホイール１７に近接して設けられている制
振用ゴム１４の高さは第１図から明らかなように、キャ
プスタンフライホイール１７よりも高くなっている。従
ってキャビネット２５の底壁の部分が第１図において鎖
線で示すように外力で変形しても、このキャビネット２
５は制振用ゴム１４に接触することになり、このときに
キャビネット２５とキャプスタンフライホイール１７と
の間にはクリアランスが存在することになる。従ってキ
ャビネット２５が変形しても、このキャビネット２５と
キャプスタンフライホイール１７とが干渉することが防
止されるようになり、両者の間でノイズを発生したり、
あるいはキャプスタンフライホイール１７の円滑な回転
が妨げられたりすることがなくなる。
以上のように本考案は、モータのハウジングの底面に固
着されているゴムであってキャプスタンフライホイール
の近傍のゴムの取付け高さをキャプスタンフライホイー
ルの高さよりも高くするようにしたものである。従って
キャビネットが変形しても、上記ゴムがストッパになっ
てキャビネットとキャプスタンフライホイールとが干渉
するのが防止されるようなり、ノイズの発生が回避され
るとともに、キャプスタンフライホイールの円滑な回転
が妨げられることがなくなる。
着されているゴムであってキャプスタンフライホイール
の近傍のゴムの取付け高さをキャプスタンフライホイー
ルの高さよりも高くするようにしたものである。従って
キャビネットが変形しても、上記ゴムがストッパになっ
てキャビネットとキャプスタンフライホイールとが干渉
するのが防止されるようなり、ノイズの発生が回避され
るとともに、キャプスタンフライホイールの円滑な回転
が妨げられることがなくなる。
第１図は本考案の一実施例に係るテープレコーダの要部
縦断面図、第２図はキャビネットの一部を破断したテー
プレコーダの外観斜視図である。 なお図面に用いた符号において、 １２……モータ １３、１４……制制振用ゴム １７……キャプスタンフライホイール ２５……キャビネット である。
縦断面図、第２図はキャビネットの一部を破断したテー
プレコーダの外観斜視図である。 なお図面に用いた符号において、 １２……モータ １３、１４……制制振用ゴム １７……キャプスタンフライホイール ２５……キャビネット である。
Claims (1)
- 【請求項１】モータに近接して配置されたキャプスタン
フライホイールとモータのハウジングの底面に固着され
たゴムとを備え、少なくともキャプスタンフタイホイー
ルの近傍のゴムの取付け高さをキャプスタンフライホイ
ールの高さよりも高くするようにしたことを特徴とする
テープレコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13280186U JPH067462Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | テ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13280186U JPH067462Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | テ−プレコ−ダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6340834U JPS6340834U (ja) | 1988-03-17 |
| JPH067462Y2 true JPH067462Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31032523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13280186U Expired - Lifetime JPH067462Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | テ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067462Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP13280186U patent/JPH067462Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6340834U (ja) | 1988-03-17 |
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