JPH0674079B2 - 舶用推進装置のパワー・ステアリング装置 - Google Patents

舶用推進装置のパワー・ステアリング装置

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JPH0674079B2
JPH0674079B2 JP60115184A JP11518485A JPH0674079B2 JP H0674079 B2 JPH0674079 B2 JP H0674079B2 JP 60115184 A JP60115184 A JP 60115184A JP 11518485 A JP11518485 A JP 11518485A JP H0674079 B2 JPH0674079 B2 JP H0674079B2
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piston
power steering
piston rod
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アーサー・アール・フアーガスン
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アウトボード・マーリン・コーポレーシヨン
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、船外機および船尾駆動装置の如き舶用推進装
置のためのパワー・ステアリング装置に関する。
(従来の技術) 舶用推進装置のための従来技術の操舵装置を開示する下
記の米国特許を参照されたい。即ち、 米国特許番号 発行年月日 特許権者 2,939,417 1960年6月7日 Hammock 3,631,833 1972年1月4日 Shimanckas 3,774,568 1973年1月27日 Borst 4,227,481 1980年10月14日 Cox等 4,295,833 1981年10月20日 Borst 4,373,920 1983年2月15日 Hall等 4,419,084 1983年12月6日 Borst また、下記の係属中の米国特許出願を参照されたい。即
ち、 1981年8月17日出願のFergusonの米国特許出願第293,32
4号(米国特許第4,449,945号明細書、又は、特開昭58-3
0894号公報参照)、1983年4月14日出願のHall等の同第
485,028号、1983年4月14日出願のHallの同第484,900号
および1983年12月5日出願のHallの同第558,041号。
上掲の米国特許第3,631,833号明細書においては、パワ
ー・ステアリング装置の液圧シリンダ/ピストン組立体
が艇体内に横方向に延在するよう取付けられ、水平およ
び垂直方向に揺動するから、艇内の相当の空間を占め甚
だ邪魔となる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、艇内の空間を占めず、コンパクトで簡
単な構造のパワー・ステアリング装置を船外機および船
尾駆動装置の如き船用推進装置に提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、推進機と、艇体上に支持されかつほぼ水平方
向の傾斜軸心の周囲における前記推進機の傾斜運動およ
び前記傾斜軸心を横切る操舵軸心の周囲における両方向
の前記推進機の枢軸操舵運動を生じるように前記推進機
に対して結合された支持装置と、を有する舶用推進装置
のためのパワー・ステアリング装置であって、該パワー
・ステアリング装置が、シリンダと該シリンダ内に支持
され、かつ、該シリンダを両側に分割するピストンを含
む液圧作動シリンダ/ピストン組立体と、互に相対運動
可能な第1および第2の弁構成部材を含み、前記シリン
ダの前記両側に対する液圧供給源からの液圧流体の流れ
を制御するための制御弁組立体とを有し、前記両弁構成
部材の片方は前記シリンダおよびピストンの片方に同じ
運動をするように連結され、前記両弁構成部材の他方に
は、操縦操作に応答して該他方の弁構成部材を前記片方
の弁構成部材に対し相対的に変位させるための装置が結
合され、前記推進機が前記シリンダおよびピストンの前
記片方に連結されて、加圧された流圧流体の前記シリン
ダの前記両側への前記制御弁組立体による導入に伴う前
記シリンダおよびピストンの前記片方の運動に応答して
前記推進装置の操舵運動が生じるパワー・ステアリング
装置において、前記液圧シリンダ/ピストン組立体が前
記支持装置の固定されていること、および、前記両弁構
成部材の片方が前記傾斜軸心に沿って運動するように配
置されていることを特徴とするパワー・ステアリング装
置を提供するものである。
(発明の効果) 本発明のパワー・ステアリング装置は、艇外の推進機支
持装置に液圧シリンダ/ピストン組立体が固定されてい
るから、極めてコンパクト、かつ、構造が簡単となり、
艇内の空間を有効に利用することが可能となる。
(実施例) 図面に示されているのは、本発明の種々の特徴を包含す
る船外機または船尾駆動装置の如き舶用推進装置であ
る。例示された特定の構造においては、この舶用推進装
置10は、内燃機関16を収容する上部動力ヘッド14と、従
来周知の動力伝達装置を介して機関16に対して結合され
る回転自在に支持されたプロペラ20を支持する下部装置
18とを有する推進機12を含む船外機の形態を呈する。
略々水平方向の軸心の周囲における垂直方向の傾斜運
動、および傾斜軸心を略々横切る操舵軸心の周囲におけ
る両方向の枢動運動を行なうように艇体の横梁材22上に
前記推進機12を支持するための装置が設けられている。
種々の支持装置が使用可能であるが、例示した特定の構
造においては、この装置は艇体上の横梁材22上に支持さ
れた支持ブラケツト即ち横梁材ブラケツト24と、水平方
向に延在する枢着即ち傾斜チューブ28を介して横梁材ブ
ラケツト24に対して枢着された枢動即ち旋回ブラケツト
26とを含んでいる。更に、前記横梁材ブラケツト24は、
傾斜チューブ28を枢動自在に収受する孔34を有する1対
の横方向に隔てて置かれたアーム30,32を有する。
旋回ブラケツト26は、前記横梁材ブラケツトのアーム3
0,32に隣接して配置されかつ傾斜チューブ28を収受する
開口40を有する1対のラグ36,38を有する。旋回ブラケ
ツト26は、本例においては傾斜軸心と呼ばれる傾斜チュ
ーブ28の水平方向軸心42の周囲で横梁材ブラケツト24に
対して略々垂直面内で傾斜運動即ち枢動運動を行なう。
推進機12は、前記旋回ブラケツト26に対して略々水平面
内で、かつ本例においては操舵軸心と呼ばれるキング・
ピン44の略々垂直な軸心46の周囲で反対方向に推進機12
の枢動運動を可能にするキング・ピン44により旋回ブラ
ケツト26に結合されている。
操舵軸心46の周囲において推進機12の操舵運動を生じる
ための装置が設けられている。種々の操舵装置が使用可
能であるが、例示した特定の構造においては、この装置
はキング・ピン44と推進機12に対して固定された後部
と、前記キング・ピン44と推進機12を操舵軸心46の周囲
に枢動させるためのレバー・アームを提供する前方に延
長するアーム部50とを有する舵柄即ち操舵アーム48を含
んでいる。
この操舵装置はまた、艇体上に支持されたハウジング即
ちフレーム54と、このフレーム54により回転自在に支持
されかつ操舵輪58を支持する軸56とを含む離れた位置に
置かれた操舵アクチュエータ即ち操舵装置52を含んでい
る。この操舵装置52は、舵輪58の回転運動に応答して推
進機12の操舵のための枢動運動を生じるように操舵ケー
ブル組立体60を介して操舵アーム48のアーム部50に対し
結合されている。例示する特定の構造においては、操舵
ケーブル組立体60は、ねじ部材64によつて一端部が傾斜
チューブ28の一端部に固定された外側のケーブル鞘部62
と、鞘部62に対して運動可能な内部の可撓性を有する部
材即ち押し引きケーブル66を含んでいる。この押し引き
ケーブル66の一端部は、舵輪の軸56に対して作用的に結
合されている。
押し引きケーブル66により操舵アーム48に対して加えら
れる操舵力を増大させるため、操舵装置52を推進機12に
対して作用的に結合する動力補助装置67が設けられてい
る。例示した特定の構造においては、この動力補助装置
即ちパワー・ステアリング装置67は旋回ブラケツト26上
に完全に支持され、押し引きケーブル66の一端部と操舵
アーム48のアーム部50との間に結合され、かつ伸縮する
時推進機12の枢動運動を生じる伸縮自在な操舵リンクを
有する液圧作動シリンダ/ピストン組立体68を含んでい
る。このパワー・ステアリング装置67はまた、舵輪58の
回転運動に応答して、従つて押し引きケーブル66の軸方
向運動に応答して前記操舵リンクを選択的に伸縮させる
ための制御装置をも含んでいる。
液圧作動シリンダ/ピストン組立体68は、傾斜軸心42に
対して平行に隔てられた位置関係において配置される固
定された長手方向軸心71を有するシリンダ70と、軸方向
の往復運動を行なうように前記シリンダ70の内側に支持
されたピストン72とを含んでいる。このピストン72は中
心部開口73を有し、前記シリンダ70を両側即ち第1と第
2の圧力室74,76に分割している。
シリンダ70の一端部78は、中心部開口82を有する端壁面
80によつて閉鎖されている。端壁面の開口82を貫通して
摺動自在に延長して操舵リンクを形成する管状のピスト
ン・ロツド86の内端部84は、ピストン72に対して固定可
能に結合され、ピストン・ロツド86の外端部88はシリン
ダ70から外方へ延長している。ピストン・ロツド86は、
外側の管状部分90と、ピストンの開口73を介して延長し
て第1の圧力室74と連通する第1の通路を形成する内側
の管状部分92とを有する。この内側の管状部分92は外側
の管状部分90と同心状を呈して、これと共に第2の管状
通路96を画成し、この通路はピストン72付近で外側の管
状部分90における開口98を介して第2の圧力室96と連通
している。
ピストン72は、機関16、またはバツテリまたは機関16に
より駆動される発電機により作動される電動機(図示せ
ず)の如き他の動力源により直接駆動することができる
ポンプ100によつて連続的に供給される加圧された作動
流体により作動される。このポンプ100は、管路106によ
りサンプ即ち貯溜部104に対し、また供給管路102により
ピストン/シリンダ組立体68に対して結合されている。
ピストン/シリンダ組立体68からの作動流体は、戻り管
路108を経て貯溜部104へ排出される。過大な圧力が生じ
た場合には、作動流体は供給管路102から管路110および
通気弁即ち逃し弁112を介して戻り管路108に流れる。戻
り管路110は、バイパス管路111および逆止弁113を介し
て供給管路102に対して接続されている。
ピストン・ロツド86を伸縮させるため第1と第2の圧力
室74,76に関して作動流体の流入流出を選択的に制御す
る制御装置が設けられている。例示された特定の構造に
おいては、この装置は、第1の部材即ち弁ハウジング11
6と、相互に運動可能な第2の部材即ちスプール弁118を
含む制御弁114を含んでいる。このスプール弁118は押し
引きケーブル66と結合され、押し引きケーブル66と結合
され、押し引きケーブル66の運動に応答して弁ハウジン
グ116に対して軸方向に運動可能である。ピストン・ロ
ツド86のシリンダ70に対する軸方向運動は操舵アーム48
に対して伝達され、ピストン・ロツド86と弁ハウジング
116の堅固な結合および一端部122が操舵アーム48のアー
ム部50に対して枢着されかつ反対側端部124が弁ハウジ
ング116に対して枢着された堅固な結合リンク120によ
り、軸心46の周囲における推進機12の枢動運動を生じ
る。
前記弁ハウジング116は、スプール弁118が第1の即ち左
旋回位置と、第3図に最もよく示される第3の即ち中心
位置即ち操舵の不変更位置の反対側における第2の即ち
右旋回位置との間で軸方向に運動するように支持される
軸方向に延長する略々円筒状の孔即ち腔部126を有す
る。作動流体は、供給管路102と連通状態に結合された
入口ポート128および制御弁114の中心部の環状溝130を
経て腔部126へ導入される。作動流体は、腔部126から中
心部溝130の両側に隔てられた制御弁114の環状端部溝13
2および134、および戻り管路108と連通するように結合
された1つの通路即ち組合された戻りポート137に合流
する各戻りポート即ち通路135,136を介して、腔部126か
ら排出される。
作動流体は、腔部126からシリンダ70に対し、またシリ
ンダ70から腔部126へ中間の環状溝138,140および弁ハウ
ジング116における各操舵用通路即ちポート142,144を介
して流れる。この操舵用ポート142はピストン・ロツド8
6の第1の通路94(即ち、内側の環状部分92の内側)と
連通状態に結合され、操舵用ポート114はピストン・ロ
ツド86の第2の通路96(即ち、内側と外側の管状部分9
2,90間の環状通路)と連通状態に結合されている。
前記スプール弁118は、その両側から隔てられた拡大さ
れた円筒状の中心部分即ちランド146と拡大された円筒
状の端部部分即ちランド148,150を有する。このランド1
46,148,150は、スプール弁118の軸方向運動の間腔部126
の内壁面と摺動自在にかつ封止可能に係合している。
スプール弁118には、パワー・ステアリング装置の故障
の際に弁ハウジング116の両端部と係合しかつ押し引き
ケーブル66をスプール弁118と機械的に結合するための
肩部材が設けられている。例示された特定の構造におい
ては、スプール弁118は弁ハウジング116の両端部から外
方へ突出する両側の端部152,154を有する。一方の端部1
52は弁ハウジング116と係合することができかつ以下に
おいて更に詳細に述べる図示された操舵不変更位置から
左旋回位置へのスプール弁118の軸方向運動を許容する
ため充分な距離だけ前記弁ハウジングから隔てられたワ
ツシヤ156を保持している。このワツシヤ156は、スプー
ル弁端部152の最も外側部分に対して螺合されるナツト1
58により所定位置に保持される。
スプール弁118の他端部154は、ボルト162とナット164に
より、押し引きケーブル66の端部と結合されかつ入口ポ
ート128内側で相対的に軸方向運動するように案内され
る中空の部材即ちラム166に対して枢着されたUリンク1
60を有する。押し引きケーブル66およびラム166の舵輪5
8の回転自在に応答する軸方向運動は、スプール弁118の
ハウジング116に対する軸方向運動を生じる。ワツシヤ1
56と同様に、前記Uリンク160の外表面168は弁ハウジン
グ116の端部と係合可能であり、またこれから以下に更
に詳細に述べる操舵不変更位置から右旋回位置へのスプ
ール弁118の軸方向運動を許容するに充分な距離だけ隔
てられている。
スプール弁118が操舵不変更位置にある時、中心部ラン
ド146は中心部溝130を部分的に覆う即ち遮断し、端部の
ランド148,150は各端部溝132,134を部分的に覆う即ち遮
断する。加圧された作動流体は入口ポート128から中心
部溝130内へ流入し、更に中心部ランド146の両側を通つ
て腔部126内に流入する。第1の圧力室74は第1の通路9
4,ポート142および中間溝138を介して腔部126と連通状
態にある。第2の圧力室76は、開口98、第2の通路96、
ポート144および中間溝140を介して腔部126と連通状態
にある。このように、スプール弁118が操舵不変更位置
にある時、ピストン72の両側は加圧流体に曝されるので
ある。
押し引きケーブル66が運動させられない時、ピストン・
ロツド86の伸縮運動は弁ハウジング116をスプール弁118
に対して軸方向運動させる。第1の圧力室74に面する側
のピストンの面積は、ピストン・ロツド86により占めら
れる空間のため、第2の圧力室76に面する側の面積より
も大きい。このため、スプール弁118が中心位置即ち操
舵不変更位置へ移動される時、ピストン72の両側に略々
等しい圧力を生じるようにピストン72の両側に働く圧力
が平衡するまで、ピストン・ロツド86は延長して第3図
における右方へ弁ハウジング116を移動させようとす
る。即ち、中心部ランド146と中心部溝130の左側縁部間
の開口の大きさは減少され、これにより第1の圧力室74
に対して加えられる流体圧力を減少させるが、中心部ラ
ンド146と中心部溝130の右側縁部間の開口の大きさは増
大し、このため第2の圧力室76に対して加わる流体圧力
を増大させる。
推進機12に対して作用してこれを軸心46の周囲に枢動さ
せようとする外部の作用力は同様に抵抗を受ける。例え
ば、推進機12を第2図における反時計方向に枢動させよ
うとする作用力は、弁ハウジング116を右方へ運動させ
ようとして中心部ランド146と中心部溝130の右側縁部間
の開口を増大させるが、中心部ランド146と中心部溝130
の左側縁部間の開口は減少させる。このため、ピストン
・ロツド86の延長運動に抵抗するための第2の圧力室76
内の圧力を増大させることになる。
ポンプ100は、推進機12の運動中連続的に作動する。そ
の結果、スプール弁118が操舵不変更位置にある時、作
動流体の一部が腔部126から戻りポート135,136,137を介
して流出し、戻り管108を経て貯溜部104へ戻される。
押し引きケーブル66における押圧運動によつてスプール
弁118が弁ハウジング116に対して右側即ち右旋回位置へ
移動されると、左側端部のランド148は左側端部溝132を
覆い、拡大ランド150は端部溝134を完全に開被し、中心
部ランド146は完全に開被して中心部溝130の右側へ移動
する。中心部溝130と、腔部126と、ポート142と、ピス
トン・ロツド86における第1の通路94からなる第1の通
路装置は、第1の圧力室74を入口ポート128と連通状態
に結合する。この第1の通路装置は更に、戻りポート13
6と、端部溝134と、腔部126と、ポート144と、ピストン
・ロツド86の第2の通路96とを含み、開口98が第2の圧
力室76を戻りポート137と連通状態に結合する。
上記の結合関係の結果、ピストン・ロッド86は延長させ
られ、弁ハウジング116は右側へ移動させられて、結合
リンク120と操舵アーム148を介して推進機12を軸心46の
周囲に反時計方向に枢動させるのである。ピストン・ロ
ッド86が延長すると、弁ハウジング116はスプール弁118
に対して右側へ軸方向に運動させられ、操舵不変更位置
に達するまでこれを右側へ移動させ、この時ピストン72
の両側に作用する圧力が前に述べたように平衡させられ
る。その後艇体の航行方向を変更するため舵輪58が回転
されるまで、ピストン・ロツド86は舵輪の回転された位
置と対応する位置に維持される。
押し引きケーブル66における引張運動によつてスプール
弁118が弁ハウジング116に対して左側の左旋回位置へ移
動されると、拡大ランド150は戻りポート136を覆い、拡
大ランド148は端部溝132を完全に開被し、中心部ランド
146は開被して中心部溝130の左側へ移動する。中心部溝
130と、腔部126、ポート144と、第2の通路96と、開口
からなる第2の通路装置は、第2の圧力室76を入口ポー
ト128と連通状態に結合する。更に戻りポート135、左側
端部溝132、腔部126、操舵用ポート142および第1の通
路94を含む第2の通路装置は、第1の圧力室74を合体し
た戻りポート137と連通状態に結合する。
上記の結合状態の結果、ピストン・ロツド86は引込めら
れ、弁ハウジング116は左側へ移動させられて、弁ハウ
ジング116が前述の如くスプール弁118に対して操舵不変
更位置に達するまで、推進機12を軸心46の周囲に時計方
向に回転させる。
スプール弁118が操舵不変更位置にある時、中心部溝13
0、腔部126、戻りポート136、ポート142および第1の通
路94からなり、また中間溝140、ポート144、第2の通路
96、開口98からなる第3の通路装置は、第1と第2の圧
力室74、76の双方を入口ポート128と連通状態に結合
し、そのため前述の如くピストン72の両側に略々等しい
圧力を生じる。
水平方向軸心42の周囲に推進機12と共に傾斜運動を生
じ、かつ傾斜軸心42に対して平行な方向への軸方向運動
を阻止する即ち拘束するための装置が設けられている。
種々の適当な構造を用いることができるが、例示した特
定の構造においては、液圧作動シリンダ/ピストン組立
体68は傾斜チューブ28を回転自在に収受し旋回ブラケツ
ト・ラグ36,38間に配置された一体の円筒状部分170を含
んでいる。前記部分170を前記旋回ブラケツト・ラグ36,
38によりプレス嵌めを生じるような寸法とすることによ
り、ピストン/シリンダ組立体68の一体の傾斜運動が得
られる。
あるいはまた、前記部分170および旋回ブラケツト・ラ
グ36,38も相互に縁部する装置を設けることができる。
例えば、第4図に示されるように、この旋回ブラケツト
・ラグ36,38の一方または双方に、組立中前記部分170が
この旋回ブラケツト・ラグ36,38の間に嵌合される時、
部分170の片側の溝174に収受される突起部172を設ける
ことができる。
作用については述べれば、舵輪58を中立位置に置き推進
機12を直進位置に置く時、加圧された作動流体が第1と
第2の圧力室74,76の双方に対して供給れ、ピストン・
ロッド86は上記の如く操舵不変更位置に維持される。上
記の如く舵輪58が左方へ回されると、押し引きケーブル
66およびラム166が左側へ引張られ、スプール弁118は左
側へ左旋回位置に移動されて第2の圧力室76を入口ポー
ト128と連通状態に結合し、第2の圧力室76を戻りポー
ト135,137と連通状態に結合する。
その結果、ピストン・ロツド86は引込められて弁ハウジ
ング116をピストン/シリンダ組立体68に対して左側へ
移動させ、これにより推進機を軸心46の周囲で反時計方
向に枢動させて艇体を左方へ旋回させる。同時に、弁ハ
ウジング116はスプール弁118の第3の即ち中心位置と対
応する位置に達するまでスプール弁118に対して軸方向
運動を行なう。この時操舵動作が完了し、舵輪58が再び
回されるまで上記の如き推進機12は旋回位置に維持され
る。
操舵58が右方へ回されると、上記の如く押し引きケーブ
ル66およびラム166は右方向へ押されスプール弁118は右
側へ右旋回位置に移動されて、第1の圧力室74を入口ポ
ート128と連通状態に結合し、また第2の圧力室76を戻
りポート136,137と連通状態に結合する。その結果、ピ
ストン・ロツド86は延長させられて弁ハウジング116を
ピストン/シリンダ組立体68に対して右方へ移動させ、
これにより推進機12を枢動して艇体を左方へ旋回させ
る。弁ハウジング116は中立位置へ移動し、上記の如く
舵輪58が再び回されるまで推進機12は旋回位置に維持さ
れる。
もしピストン72が何れかの方向でシリンダと当るなら
ば、逃がし弁112が開いて動力補助装置即ちパワー・ス
テアリング装置に対して供給される作動圧力を予め定め
たレベルまで制限する。
パワー・ステアリング装置が故障する時は、推進機12は
手動操作により操舵することができる。押し引きケーブ
ル66が左方へ運動する時、ワツシヤ156が最後には弁ハ
ウジング116の一端部と係合し、押し引きケーブル66お
よびラム166によるスプール弁118の運動と同様にこれを
機械的に左側へ移動させる。この弁ハウジング116の運
動は、結合リンク120を介して推進機12を時計方向へ枢
動させる。同様に、スプール弁118が押し引きケーブル6
6およびラム166によつて右方へ移動させる時、Uリンク
160の外面168は弁ハウジング116と係合して推進機12を
反時計方向に枢動させるのである。
ピストン・ロツド86が弁ハウジング116の運動に応答し
て伸縮させられる時、シリンダ70から排出された作動流
体は制御弁114から一体となつた戻りポート137を経て排
出され、バイパス管路111及び逆止弁113を介して供給管
路102へ還流する。
シリンダ/ピストン組立体68はピストン72がこのシリン
ダ/ピストン組立体の軸心の軸方向運動に抗して固定さ
れかつシリンダ70がピストン72に対して軸方向に運動可
能であるように構成できることが理解されよう。また、
制御弁114およびシリンダ/ピストン組立体68と推進機1
2間の結合関係は、スプール弁118がピストン・ロツド86
またはシリンダ70に対して結合されかつ弁ハウジング11
6が押し引きケーブル66と結合されるように構成するこ
とができる。
第5図は、制御弁114aに対する別の構造を示し、第3図
に示される制御弁114におけるものと共通の要素は同じ
照合番号が付されている。この代替構造においては、ス
プール弁118aは、これが第3の即ち操舵不変更位置にあ
る時中心部ランド146aが中心部溝130を完全に覆いかつ
拡大ランド148aおよび150aが各端部溝132および134を完
全に覆うように構成されている。このパワー・ステアリ
ング装置は、スプール弁118aが左旋回位置および右旋回
位置にあり第1および第2の圧力室74,76が上記の第1
と第2の通路装置と類似の通路装置によつて入口ポート
128および合体した戻りポート137に対して交互に結合さ
れる時、略々同じように作動する。
スプール弁118aが第5図の操舵不変更位置にある時、入
口ポート128と連通する中心部溝130および合体戻りポー
ト137と連通する端部溝132,134は閉鎖される。このよう
に、第1と第2の圧力室は74,76間、および入口ポート1
28または合体した戻りポート137間の連通は阻止され
る。その結果、ポンプ100からの作動流体は逃し弁112お
よび戻り管路108を経て貯溜部104に対して流れる。作動
流体は、腔部126、ポート142,144、第1と第2の通路9
4,96および第1と第2の圧力室74,76内に捕捉される。
略々圧縮が不可能な作動流体は、スプール弁118aが操舵
不変更位置から左旋回位置または右旋回位置の何れかに
移動されるまで、ピストン72従つて推進機12が運動する
こを阻止する。
第6図および第7図に示された実施態様においては、複
数の、例えば2個の船外機180が並列位置関係に艇体の
横梁材22上に支持されている。各船外機180は、上記の
如く、略々水平の傾斜軸心の周囲に傾斜運動するよう
に、また略々垂直の操舵軸心の周囲に操舵運動するよう
に横梁ブラケツト24および旋回ブラケツト26により艇体
の横梁材22から支持されたものと類似の推進機12を有す
る。
各推進機12は前に述べたものと類似するパワー・ステア
リング装置を有する。行に、各パワー・ステアリング装
置は、傾斜チユーブ28を回転自在に収受する部分170を
有するシリンダ/ピストン組立体68と、ピストン・ロツ
ド86に対して結合された弁ハウジング116を有する制御
弁114と、弁ハウジング116を推進機12上の操舵アーム48
に対して結合する結合リング120と、スプール弁118およ
び弁ハウジング116の相対的な軸方向運動に応答してシ
リンダ/ピストン組立体68に対する作動流体の流れを制
御するスプール弁118とを含んでいる。
このパワー・ステアリング装置は、その双方が1つのア
クチユエータ即ち操舵装置によつて操作することができ
る対向位置に配置される。左側の推進機12に対するスプ
ール弁118の一端部は、押し引きケーブル66および傾斜
チユーブ28を貫通して延長しスプール弁118上のUリン
ク160に対して結合されたラム166を含む操舵ケーブル組
立体60によつて第2図に示されたものと同様な舵輪の如
き艇体の操舵装置に対して結合されている。この操舵装
置の作動に応答する押し引きケーブル66およびラム166
の軸方向運動は、上記の如くスプール弁118をピストン
・ロツド86を選択的に伸縮させるようスプール弁118を
運動させる。
右側の推進機12に対するスプール弁118の一端部152は、
各Uリンク160を介して各傾斜チユーブ28において摺動
自在に収受されるロツド182に対して結合されている。
押し引きケーブル66とラム166の運動に応答してスプー
ル弁118が一体に運動し、かつ両方の推進機12が同じ方
向に枢動させられるようにスプール弁118を相互に連結
する装置が設けられている。種々の構造が使用可能であ
るが、例示される特定の構造においては、このスプール
弁118は、水平方向に延長するバー即ちロツド186および
1対のL字形の脚部材188を有する堅固な結合リンク即
ちタイ・バー組立体184により一体に機械的に結合され
ている。各脚部材188は、一端部が各スプール弁のUリ
ンク160に対し結合されまた他端部がロツド186と結合さ
れている。
作用について述べれば、押し引きケーブル66およびラム
166が舵輪の回転に応答して左方へ引張られると、右側
の推進機に対するスプール弁118は上記の如く左方へ左
旋回位置に運動させられる。右側の推進機におけるスプ
ール弁118もまたタイ・バー組立体184を介して左方へ運
動させられる。しかし、このスプール弁は、制御弁114
が左側の推進機における制御弁114から180°の対向位置
に配置されるため、上記の第2の位置へ運動させられ
る。その結果、右側の推進機12におけるピストン・ロツ
ド86が延長され、各推進機は各軸心46の周囲で時計方向
に枢動される。押し引きケーブル66およびラム166が右
側へ運動させられると、推進機の反対方向の枢動運動を
生じるためピストン・ロツド86の反対方向の動作が生じ
る。
いずれか一方のパワー・ステアリング装置が故障した場
合には、スプール弁118におけるワツシヤ156およびUリ
ンク160が推進機12を上記の如く手動で操舵することを
可能にする。
パワー・ステアリング装置には、推進機を一緒に操舵す
るためスプール弁が機械的に一緒に連結される場合でさ
え、推進機を相互に独立的に傾斜させることを許容する
装置が設けられている。例示した特定の構造において
は、弁ハウジング116とスプール弁118の各々が、相互に
軸方向に運動可能であることに加えて相互に回転自在で
あり、各スプール弁118の長手方向軸心が傾斜軸心42と
略々一致している。このため、第7図において点線で示
されるように推進機12の一方が他方に対して傾斜される
時、弁ハウジング116は各スプール弁118の周囲に回転す
ることができるのである。
タイ・バー組立体184の脚部材188は、推進機間の横方向
間隙における変動を許容しかつ2つの推進機12間のトー
・インおよびトー・アウト量を調整するため調節が可能
であるように、ロツド186に対して調整自在に結合す
る、例えばロツド186に対して螺合されること望まし
い。
第8図は、第6図および第7図に示された実施態様と類
似する並列位置関係に艇体の横梁材22上に支持されるも
1つのパワー・ステアリング装置によつて操舵される複
数の、例えば2台の船外機190に対するパワー・ステア
リング機構の別の構成を示している。本実施態様におい
ては、左側の推進機12に対するスプール弁118が操舵装
置と結合され、第6図および第7図に示した実施態様に
おける左側の推進機に対するものと同様に作動する。押
し引きケーブル66の運動に応答して全ての推進機の共通
な操舵運動を生じるように隣接する推進機を一体に結合
するための装置が提供される。例示した特定の構造にお
いては、右側の推進機12は、左側の推進機12の操舵運動
中右側の推進機12がこれと一緒に運動させられるよう
に、一端部194においてこの右側の推進機12における操
舵アーム48に対し枢着されかつ他端部196において左側
の推進機12における弁ハウジング116に対し枢着された
リンク192によつて左側の推進機12に対して機械的に結
合されている。或いはまた、隣接する推進機の操舵アー
ム間に類似のリンクを設けることができる。
望ましい実施態様においてはスプール弁118を軸方向に
変位させるため押し引きケーブルを用いたが、例えば流
体作用的に作動する機構の如き他の手段を用いることが
できる。
第9図に示されているのは、望ましい実施態様のパワー
・ステアリング装置の別の構成である。この望ましい実
施態様における構成要素と共通の構成要素は同じ照合番
号で示される。動力補助装置267は、押し引きケーブル6
6によつて操舵アーム48に対して加えられる操舵力を増
大させるため操舵装置52を推進機12に対して作用的に結
合する。本実施態様における如く、動力補助装置即ちパ
ワー・ステアリング装置267は旋回ブラケツト26上に完
全に支持され、押し引きケーブル66の一端部と操舵アー
ム48のアーム部50との間に結合され、かつこれが伸縮す
る時推進機12の枢動運動を生じる伸縮自在な操舵リンク
を備えた液圧作動シリンダ/ピストン組立体268を含ん
でいる。
この液圧作動シリンダ/ピストン組立体268は、シリン
ダ270と、ピストン272に対してシリンダ270の軸方向の
往復運動を生じるようにシリンダ270内に支持されたピ
ストン272とを含んでいる。ピストン272は、シリンダ27
0を対向する部分即ち第1と第2の圧力室274,276に分割
している。
シリンダ270の一端部は、これを介してピストン・ロツ
ド286が摺動自在に貫通する中心部開口を有する端壁面2
80により閉鎖されている。ピストン・ロツド286はピス
トン272に対して固定的に結合され、ピストン・ロツド2
86の他端部288はシリンダ270から外方へ延長して、傾斜
チユーブ28を回転自在に収受しかつ旋回ブラケツト・ラ
グ36,38間に配置されたピストン・ロツド・ブラケツト3
71により軸方向運動しないように固定されている。
ピストン・ロツド・ブラケツト371は、望ましい実施態
様の一体のシリンダ部分170と同じ機能を有する。
ピストン272、ポンプ100により連続的に供給される加圧
された作動流体により作動させられる。このポンプ100
は、管路106によつてサンプ104に対し、また供給管路10
2によりシリンダ/ピストン組立体268に対して結合され
ている。シリンダ/ピストン組立体268からの作動流体
は戻り管路108を介して貯溜部104へ排出される。
シリンダ270をピストン・ロツド286に対して伸縮させる
ため第1と第2の圧力室274,276に関する作動流体の流
入流出を選択的に制御するための、望ましい実施態様に
おけるものと類似する制御装置が設けられている。例示
した他の構造においては、この装置は、第1の部材即ち
弁ハウジング316と、第2の部材即ち相互に運動可能な
スプール弁318とを含む制御弁314を含んでいる。スプー
ル弁318は、望ましい実施態様におけると同じ方法で押
し引きケーブル66に対して結合され、また押し引きケー
ブル66の運動に応答して弁ハウジング316に対して軸方
向に運動可能である。
シリンダ270のピストン・ロツド286に対する軸方向運動
は操舵アーム48に対して伝達されて、シリンダ270およ
び弁ハウジング316の堅固な結合により、また一端部322
が操舵アーム48のアーム部50に対して枢着されかつ他端
部324が弁ハウジング316に対して枢着された堅固な結合
リンク320によつて、軸心46の周囲における推進機12の
枢動運動を生じる。
弁ハウジング316およびスプール弁318は、望ましい実施
態様におけるものと類似のものである。ポート142は弁
ハウジング116における通路を介してシリンダ270の第1
の室274と連通状態に結合され、ポート144は弁ハウジン
グ116における第2の通路を介してシリンダ270の第2の
室276と連通状態に結合されている。
スプール弁318が弁ハウジング316に対して右方へ、即ち
右旋回位置へ移動する時、シリンダ270はピストン・ロ
ツド286に対して伸長させられ、弁ハウジング316は右方
へ移動されて結合リンク320および操舵アーム48を介し
て推進機12を軸心46の周囲に反時計方向に枢動させるの
である。
スプール弁318が弁ハウジング316に対して左方へ即ち左
旋回位置に移動される時、シリンダ270はピストン・ロ
ツド286に対して引込められ弁ハウジング316は左方へ移
動されて、推進機12を軸心46の周囲に時計方向に回転さ
せるのである。
ピストン・ロツド286が固定されシリンダ270がピストン
・ロツド286に対して運動するように別の構造における
シリンダ270とピストン・ロツド286が互換性を有する点
を除いて、この構造におけるシリンダ/ピストン組立体
268は望ましい実施態様の液圧作動シリンダ/ピストン
組立体68と同じように機能する。従つて、別の構成にお
ける液圧作動シリンダ/ピストン組立体268のこれ以上
の説明は不必要である。
本発明の種々の特徴については頭書の特許請求の範囲に
おいて記載する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の諸特徴を包含する船外機を示す側面
図、第2図は第1図に示された船外機におけるパワー・
ステアリング装置を部分平面図で示す部分拡大断面図、
第3図は第2図に示されたパワー・ステアリング装置の
制御弁を示す部分拡大図、第4図は第3図における線4
−4に関する断面図、第5図はパワー・ステアリング装
置における制御弁に対する別の構造を示す第3図と類似
の図、第6図は並列位置関係に支持された2つの船外機
に対するパワー・ステアリング装置を示す平面図、第7
図は一方の推進機が傾斜位置にあり他方が運転位置にあ
る時の各部分の相対的位置を示す第6図の線7−7に関
する端面図、第8図は操舵機構が両方の船外機の操舵を
行なうための単一のパワー・ステアリング装置を含む点
を除き第6図と類似の図、および第9図は本発明の別の
実施態様を示す第2図と類似の図である。 10……舶用推進装置,12……推進機,14……上部動力ヘツ
ド,16……内燃機関,18……下部装置,20……プロペラ,22
……横梁材,24……横梁材ブラケツト,26……旋回ブラケ
ツト,28……傾斜チユーブ,30,32……アーム,36,38……
ラグ,40……開口,42……水平方向軸心,44……キング・
ピン,46……軸心,48……操舵アーム,50……アーム部,52
……操舵装置,54……フレーム,56……軸,58……舵輪,60
……操舵ケーブル組立体,62……鞘部,64……ねじ部材,6
6……押し引きケーブル,67……パワー・ステアリング装
置,68……液圧作動シリンダ/ピストン組立体,70……シ
リンダ,71……長手方向軸心,72……ピストン,73……中
心部開口,74……第1の圧力室,76……第2圧力室,78…
…端部,80……端壁面,82……中心部開口,84……内端部,
86……ピストン・ロツド,88……外端部,90……外側管状
部分,92……内側管状部分,94……第1の通路,96……第
2の通路,98……開口,100……ポンプ,102……供給管路,
104……貯溜部,106……管路,108,110……戻り管路,111
……バイパス管路,112……逃し弁,113……逆止弁,114…
…制御弁,116……弁ハウジング,118……スプール弁,120
……結合リンク,126……腔部,128……入口ポート,130…
…中心部溝,132,134……端部溝,135〜137……戻りポー
ト,138,140……中間溝,142,144……ポート,146……中心
部ランド,148,150……拡大ランド,152,154……端部,156
……ワツシヤ,158……ナツト,160……Uリンク,166……
ラム,168……外表面,170……一体の円筒状部分,172……
突起部,174……溝。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】推進機(12)と、艇体上に支持されかつ、
    ほぼ水平方向の傾斜軸心(42)の周囲における前記推進
    機の傾斜運動および前記傾斜軸心を横切る操舵軸心(4
    6)の周囲における両方向の前記推進機の枢軸操舵運動
    を生じるように前記推進機に対して結合された支持装置
    (24,26)と、を有する舶用推進装置のためのパワー・
    ステアリング装置であって、該パワー・ステアリング装
    置が、シリンダ(70)と該シリンダ内に支持され、か
    つ、該シリンダを両側(74,76)に分割するピストン(7
    2)を含む液圧作動シリンダ/ピストン組立体(68)
    と、互いに相対運動可能な第1および第2の弁構成部材
    (116,118)を含み、前記シリンダの前記両側に対する
    液圧供給源からの液圧流体の流れを制御するための制御
    弁組立体(114)とを有し、前記両弁構成部材の片方は
    前記シリンダおよびピストンの片方に同じ運動をするよ
    うに連結され、前記両弁構成部材の他方には、操縦操作
    に応答して該他方の弁構成部材を前記片方の弁構成部材
    に対し相対的に変位させるための装置(60)が結合さ
    れ、前記推進機が前記シリンダおよびピストンの前記片
    方に連結されて、加圧された流圧流体の前記シリンダの
    前記両側への前記制御弁組立体による導入に伴う前記シ
    リンダおよびピストンの前記片方の運動に応答して前記
    推進装置の操舵運動が生じるパワー・ステアリング装置
    において、 前記液圧シリンダ/ピストン組立体が前記支持装置に固
    定されていること、および、前記両弁構成部材の片方が
    前記傾斜軸心に沿って運動するように配置されているこ
    とを特徴とするパワー・ステアリング装置。
  2. 【請求項2】前記シリンダおよびピストンの前記他方が
    運動しないよう固定され、前記シリンダおよびピストン
    の前記片方が前記他方に対し相対的に軸方向運動可能で
    あることを特徴とする請求項1のパワー・ステアリング
    装置。
  3. 【請求項3】前記ピストンにピストン・ロッド(86)が
    連結され、該ピストン・ロッドは前記シリンダに対し伸
    縮可能であり、前記制御弁組立体は、該ピストン・ロッ
    ドを選択的に伸縮させるよう作動可能であり、前記両弁
    構成部材の前記他方が前記ピストン・ロッドと一体的に
    運動するよう該ピストン・ロッドに連結されていること
    を特徴とする請求項1又は2のパワー・ステアリング装
    置。
  4. 【請求項4】前記第1および第2の弁構成部材は、それ
    ぞれ、弁ハウジング部材(116)と弁部材(118)とから
    成り、これらの両弁構成部材は前記傾斜軸心とほぼ一致
    する軸線上で互いに相対的に水平方向に運動可能である
    ことを特徴とする請求項1、又は2、又は3のパワー・
    ステアリング装置。
  5. 【請求項5】押し引きケーブル(62)を含む作動装置を
    備え、該押し引きケーブルはほぼ前記傾斜軸心と一致し
    て延びる前記弁部材に作動時に連結された部分を含むこ
    とを特徴とする請求項4のパワー・ステアリング装置。
  6. 【請求項6】前記支持装置が、横梁材ブラケット(24)
    と、該横梁材ブラケットに対し垂直方向に旋回可能な旋
    回ブラケット(26)とを含み、前記液圧シリンダ/ピス
    トン組立体(68)が前記支持装置上に固定支持されてい
    る請求項1から5までのいずれか1項のパワー・ステア
    リング装置。
  7. 【請求項7】前記ピストン(72)が前記シリンダ(70)
    を両側(74,76)に分割し、前記制御弁組立体は加圧さ
    れた液圧流体の供給源に接続され、前記シリンダの前記
    両側へ出入りする液圧流体の流れを選択的に制御するこ
    とにより前記シリンダ/ピストン組立体を伸縮させるこ
    とを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項のパ
    ワー・ステアリング装置。
  8. 【請求項8】前記制御弁組立体は、前記第2の弁構成部
    材が第1位置にあるとき前記ピストン・ロッドを伸長さ
    せ、該第2弁部材が第2位置にあるとき前記ピストン・
    ロッドを短縮させ、前記第1の弁構成部材は前記ピスト
    ンおよび前記推進機に連結され、前記ピストン・ロッド
    の伸縮に応答して前記推進機の枢軸操舵運動を生じるこ
    と、および前記第2の弁構成部材が前記作動装置に連結
    され、該作動装置の運動に応答して前記第1位置と第2
    位置との間で前記第1の弁構成部材に対し相対的に運動
    可能であることを特徴とする請求項7のパワー・ステア
    リング装置。
  9. 【請求項9】前記第2の弁構成部材は第3の位置へ運動
    可能であり、前記制御弁組立体は前記第2弁構成部材が
    前記第3位置にあるとき前記ピストン・ロッドが伸縮す
    るのを阻止することを特徴とする請求項8のパワー・ス
    テアリング装置。
  10. 【請求項10】前記制御弁組立体は、前記第2の弁構成
    部材が前記第3位置にあるとき前記ピストンの両側にほ
    ぼ平衡した圧力を加えることを特徴とする請求項9のパ
    ワー・ステアリング装置。
  11. 【請求項11】前記制御弁組立体は、前記ピストンのい
    ずれの側からも前記シリンダ間の液圧流体の排出を阻止
    することを特徴とする請求項9のパワー・ステアリング
    装置。
  12. 【請求項12】前記第2の弁構成部材は第1および第2
    の肩部(156,168)を含み、液圧流体による前記ピスト
    ンの伸縮が行われない故障時に、前記作動装置の両方向
    の運動に応答して前記肩部が前記第1弁構成部材に係合
    することにより前記第1弁構成部材を前記作動装置に機
    械的に連結することを特徴とする請求項8のパワー・ス
    テアリング装置。
  13. 【請求項13】前記ピストン・ロッドは前記シリンダの
    1端を摺動可能に貫通して延在し、前記ピストンに連結
    された第1端と、前記シリンダから外方へ突出した第2
    端とを有し、該ピストンは前記シリンダを互いに対向す
    る第1および第2の室に分割し、前記シリンダは前記傾
    斜軸心から間隔を置いて該傾斜軸心と平行に前記推進機
    上に架装され、前記傾斜軸心のまわりに前記推進機と一
    体的に傾斜運動可能であるが、前記傾斜軸心に平行な方
    向の軸方向運動は阻止され、前記制御弁組立体(114)
    は前記ピストン・ロッドの前記第2端に取りつけられた
    弁ハウジング(116)と、加圧された液圧流体の供給源
    (100)に接続された入口ポート(128)と、液圧ポンプ
    (104)に接続された戻りポート(137)と、前記弁ハウ
    ジング内に、該弁ハウジングに対し相対的に第1位置と
    第2位置との間で運動可能に配置された弁部材(118)
    と、を有し、該弁部材は前記作動装置に連結され、該作
    動装置の運動に応答して前記弁ハウジングに対し相対的
    に運動可能であり、前記弁ハウジングは前記推進機に連
    結されて、該ハウジングと前記弁部材との間の相対運動
    に応答して、前記推進機の枢軸操舵運動を行い、前記弁
    ハウジングと前記ピストン・ロッドとの中に設けられた
    通路(94,96,142,144)は、前記弁部材が前記第1位置
    にあるとき、前記第1室を前記入口ポートに連通させ、
    前記第2室を前記戻りポートに連通させて、前記ピスト
    ン・ロッドを伸長させて前記推進機を1方向に枢動さ
    せ、又、前記弁部材が前記第2位置にあるとき、前記第
    2室を前記入口ポートに連通させ、前記ピストン・ロッ
    ドを短縮し前記推進装置を反対方向に枢動させることを
    特徴とする請求項3のパワー・ステアリング装置。
  14. 【請求項14】前記弁部材は第3位置へ運動可能であ
    り、前記弁ハウジングおよびピストン・ロッド内の前記
    通路(94,96,142,144)は、前記推進機が前記第3位置
    にあるとき、前記第1および第2室の両方を前記入口ポ
    ートに連通させ、前記ピストンの前記両側にほぼ均等な
    圧力を加えて前記推進機の枢動を阻止することを特徴と
    する請求項13のパワー・ステアリング装置。
  15. 【請求項15】前記支持装置は、艇体の横梁材により支
    持される支持ブラケットと、該支持ブラケットと前記推
    進機とを傾斜運動可能に枢着する旋回ブラケットとを含
    み、該旋回ブラケットは1対の横方向に間隔を置いたラ
    グ(36,38)を有し、前記シリンダは前記両ラグの間に
    該両ラグと係合可能に配置された部分(170)を有し
    て、前記シリンダが前記傾斜軸心に平行な方向に運動す
    るのを阻止することを特徴とする請求項4のパワー・ス
    テアリング装置。
  16. 【請求項16】前記支持装置は前記旋回ブラケットから
    支持されて前記傾斜軸心を画成する傾斜チューブ(28)
    を含み、該傾斜チューブは前記旋回ブラケットの前記両
    ラグ(36,38)の間に延在し、前記シリンダの部分(17
    0)は管状であって前記傾斜チューブを回転可能に受容
    していることを特徴とする請求項15のパワー・ステアリ
    ング装置。
  17. 【請求項17】前記弁部材を前記作動装置に連結する手
    段が、前記傾斜チューブ(28)を貫通し前記弁部材に連
    結された軸方向運動可能な作動部材(166)を含むこと
    を特徴とする請求項16のパワー・ステアリング装置。
  18. 【請求項18】前記作動部材は押し引きケーブル(60)
    に連結されていることを特徴とする請求項17のパワー・
    ステアリング装置。
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