JPH0674045A - エンジン冷却機構 - Google Patents

エンジン冷却機構

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Publication number
JPH0674045A
JPH0674045A JP22953792A JP22953792A JPH0674045A JP H0674045 A JPH0674045 A JP H0674045A JP 22953792 A JP22953792 A JP 22953792A JP 22953792 A JP22953792 A JP 22953792A JP H0674045 A JPH0674045 A JP H0674045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
cooling fan
water pump
cooling water
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22953792A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadakazu Nakajima
貞和 中嶋
Yoshihide Onishi
良秀 大西
Kazuo Yabe
多男 夜部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP22953792A priority Critical patent/JPH0674045A/ja
Publication of JPH0674045A publication Critical patent/JPH0674045A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一の冷却水ポンプを用いる全てのエンジン
に対して、最適な冷却水流量を確保出来るように、冷却
水ポンプと冷却ファンを各々別の回転数で駆動するもの
である。 【構成】 エンジン冷却機構を構成する冷却水ポンプ7
と冷却ファン1を、クランクシャフトより各々別の駆動
系統と回転数で駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックホー等のエンジン
冷却機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンにおいては、クランクシ
ャフトに設けた1個のプーリからベルトを介装して、冷
却水ポンプ軸と冷却ファン軸を兼用する1本の軸を駆動
していたのである。故に、冷却水ポンプと冷却ファンの
回転数は同じとなっていたのである。その結果、十分の
冷却ファン回転数が得られなかったり、冷却水ポンプの
吐出量が得られないという不具合があったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に冷却水ポンプ
は、ある出力範囲の数種類のエンジンにおいて共用して
いる。このような場合に冷却機構を小型で低騒音にしよ
うとする場合には、該従来の構造では、次のような問題
を生ずるのである。即ち、第1に、冷却ファンの音を軽
減する為に、冷却ファンの回転数を下げると、冷却水ポ
ンプ吐出量が減少するので放熱容量が極端に減少する。
これにより冷却性能が低下する。第2に、同一の冷却水
ポンプを使用しているエンジンでは、騒音を低くする関
係から冷却ファンの回転数は同一回転にするので、出力
の大きなエンジンの場合には冷却水流量の不足が発生す
るという不具合があったのである。本発明は、上記従来
技術の不具合を解消する為に、同一の冷却水ポンプを用
いる全てのエンジンに対して、最適な冷却水流量を確保
出来るように、冷却水ポンプと冷却ファンを各々別の回
転数で駆動するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、エンジン冷却機構を構成する
冷却水ポンプ7と冷却ファン1を、クランクシャフトよ
り各々別の駆動系統と回転数で駆動するのである。
【0005】また、冷却ファン1は、機体フレームから
支持し、防振支持されているエンジンEとの相対変位
を、自動テンション機構により吸収するものである。
【0006】また、冷却水ポンプ7を駆動する冷却水ポ
ンプ軸2の上に、冷却ファン駆動軸27を遊嵌したもの
である。
【0007】また、ラジエータ8に冷却風を送風する冷
却ファン1の周囲にシュラウド21を配置した構成にお
いて、該シュラウド21にチップ間隙調整用リング28
を付設可能とし、冷却ファン1の回転周囲軌跡とシュラ
ウド21との間を閉塞すべく構成したものである。
【0008】
【作用】次に作用を説明する。冷却水ポンプ7はラジエ
ータ8に供給する冷却水を吐出するポンプであり、また
冷却ファン1はラジエータ8のフィンの間を通過する冷
却風を送風するものである。両方とも、エンジン毎に最
適の冷却水吐出量と冷却風送風量があり、本発明はクラ
ンクシャフトからの駆動機構を別系統としたので、それ
ぞれに合った回転数で回転されるのである。
【0009】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は建設機械の中
のバックホーの全体側面図、図2は該バックホーのエン
ジン室9の部分の後面断面図、図3は同じくエンジン室
9の部分の平面断面図、図4はエンジンEと冷却ファン
1と冷却水ポンプ7の関係を示す側面図、図5はエンジ
ンEのクランクシャフトから、冷却水ポンプ7と冷却フ
ァン1の駆動傾動を示す側面図、図6は冷却ファン支持
体12を機体フレームFに直接支持した構成の側面図、
図7は自動テンション機構の後面図、図8は冷却ファン
1の外周を被覆するシュラウド21とラジエータ8との
チップ間隙調整用リング28を示す図面である。
【0010】図1において、バックホーの構成を説明す
る。クローラ式走行装置16の上に旋回台軸受20を配
置し、該旋回台軸受20の上に機体フレームFを配置し
ている。該機体フレームFの上にエンジン室9とキャビ
ン15とメインブーム18を載置している。該メインブ
ーム18の先端にバケットアーム17を上下回動可能に
支持し、また該バケットアーム17の先端にバケット1
9を掬い取り回動可能に支持している。以上のようなバ
ックホーの構成において、本発明はエンジン室9の内部
に配置されるエンジンEと冷却ファン1とラジエータ8
と冷却水ポンプ7の構成に関するものである。
【0011】次に図2と図3においてエンジン室9の内
部について説明する。エンジンEにより油圧ポンプを駆
動し、クローラ式走行装置や、メインブーム18やバケ
ットアーム17やバケット19を作動させる油圧駆動力
を得ている。そして該エンジンEを冷却する為に、冷却
水ポンプ7と冷却ファン1とラジエータ8が設けられて
いる。エンジンEのクランクシャフトにより冷却水ポン
プ7と冷却ファン1を駆動するのであるが、従来は該ク
ランクシャフトから掛けた1本のベルトにより直接に冷
却水ポンプ7と冷却ファン1の同一軸を駆動していたの
である。本発明においては、これを改善して、クランク
シャフトに2個のプーリを設け、冷却水ポンプ7と冷却
ファン1とを別々の回転数により回転せんとするもので
ある。
【0012】次に図4と図5において、本発明の要部を
説明する。エンジンEのクランクシャフトがフライホイ
ールと逆の側に突出した部分に、冷却ファン駆動プーリ
6と、冷却水ポンプ駆動プーリ5の2個のプーリを固設
している。そして上方の冷却水ポンプ7より冷却水ポン
プ軸2を突出し、該冷却水ポンプ軸2に冷却水ポンププ
ーリ4を固設している。更に該冷却水ポンプ軸2に軸受
装置20を介装して、冷却ファン駆動軸27を遊嵌支持
している。該冷却ファン駆動軸27に冷却ファン1のボ
ス部を固定している。
【0013】前記冷却水ポンプ駆動プーリ5と冷却水ポ
ンププーリ4の間に冷却水ポンプ駆動ベルト10を巻回
し、また冷却ファン駆動プーリ6と冷却ファンプーリ3
の間に、冷却ファン駆動ベルト11を巻回している。冷
却水ポンプ駆動プーリ5と冷却ファン駆動プーリ6の径
が相違し、また冷却水ポンププーリ4と冷却ファンプー
リ3の径も相違しているので、冷却水ポンプ7と冷却フ
ァン1の回転数は、相違するのである。これらのプーリ
の径を変えることにより、自由に冷却水ポンプ7と冷却
ファン1の回転数を相違させることが出来るのである。
【0014】次に図6と図7において他の実施例を説明
する。図1より図5においては、冷却ファン1は冷却水
ポンプ軸2の外周に軸受装置20を介して軸受支持して
おり、防振弾性体22・22に支持されたエンジンEが
振動するとそれと共に、冷却ファン1も振動していたの
である。これに対して、図6と図7の実施例において
は、機体フレームFの固設した冷却ファン支持体12を
設け、該冷却ファン支持体12に冷却ファン軸23を軸
受装置24を介して軸受支持しているのである。この場
合にもクランクシャフトの冷却ファン駆動プーリ6から
冷却ファンプーリ3に冷却ファン駆動ベルト11を掛け
て駆動する点は同じである。
【0015】しかし防振弾性体22・22に支持された
エンジンEのクランクシャフト上の冷却ファン駆動プー
リ6は、エンジンEと共に振動し、機体フレームFに支
持された冷却ファン支持体12と冷却ファンプーリ3の
側は、エンジンEとは同一振動をしないので、冷却ファ
ン駆動ベルト11が撓んだり、緊張したりするのであ
る。本発明においては、自動テンション機構25を冷却
ファン支持体12に設けることにより、この冷却ファン
駆動ベルト11の緩みを緊張すべく構成しているのであ
る。
【0016】図8は、ラジエータ8から突出したシュラ
ウド21の形状が、冷却ファン1の外周と相違する場合
において、この相違する間隙を埋めるチップ間隙調整用
リング28をシュラウド21に付設した構成を示してい
る。これはシュラウド21を兼用することが出来るので
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、従来の如く、冷却水ポンプと冷却ファンを
同一回転で回転していた場合のように、冷却ファンの騒
音を減少すると冷却水ポンプの吐出量が低下するという
不具合がなくなり、同一の冷却水ポンプを用いている場
合においても、最適の冷却水ポンプの回転数と、冷却フ
ァン1の回転数を設定することが出来るので、冷却効率
を最良の状態とすることが出来るのである。
【0018】請求項2の如く構成したので、冷却ファン
1とシュラウド21とラジエータ8とは、機体フレーム
Fに支持することが出来るので、従来の如く、冷却ファ
ン1はエンジン側で、シュラウド21が機体フレームF
の側に支持されていた場合のごとく、両者の間隙を大き
く取る必要がなくなり、チップ間隙を小さくしてファン
騒音とファン効率を改善することが出来るのである。
【0019】請求項3の如く構成したので、冷却水ポン
プ軸2と冷却ファン駆動軸27とは別の回転数である
が、冷却水ポンプ軸2の周囲に軸受支持することによ
り、冷却ファン支持体が必要なくなり、コンパクトな構
成とすることが出来るのである。また従来技術であり、
冷却水ポンプ軸と冷却ファン駆動軸とを同一軸とした構
成と、位置関係が同じとなるので、従来の構成を大きく
変更する必要が無くなったのである。
【0020】請求項4の如く構成したので、ゴム状の成
形体によりチップ間隙調整用リング28を構成するので
シュラウド21の兼用化が可能となったのである。また
シュラウド21の形状を自由に形成することが出来るの
で、冷却ファン1の低騒音化が可能となったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホーの全体側面図。
【図2】バックホーのエンジン室9の部分の後面断面
図。
【図3】同じくエンジン室9の部分の平面断面図。
【図4】エンジンEと冷却ファン1と冷却水ポンプ7の
関係を示す側面図。
【図5】エンジンEのクランクシャフトから、冷却水ポ
ンプ7と冷却ファン1の駆動傾動を示す側面図。
【図6】冷却ファン支持体12を機体フレームFに直接
支持した構成の側面図。
【図7】自動テンション機構の後面図。
【図8】冷却ファン1の外周を被覆するシュラウド21
とラジエータ8とのチップ間隙調整用リング28を示す
図面である。
【符号の説明】
1 冷却ファン 2 冷却水ポンプ軸 3 冷却ファンプーリ 4 冷却水ポンププーリ 5 冷却水ポンプ駆動プーリ 6 冷却ファン駆動プーリ 7 冷却水ポンプ 8 ラジエータ 27 冷却ファン駆動軸 28 チップ間隙調整用リング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン冷却機構を構成する冷却水ポン
    プ7と冷却ファン1を、クランクシャフトより各々別の
    駆動系統と回転数で駆動することを特徴とするエンジン
    冷却機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷却ファン1は、機体フ
    レームから支持し、防振支持されているエンジンEとの
    相対変位を、自動テンション機構により吸収することを
    特徴とするエンジン冷却機構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエンジン冷却機構におい
    て、冷却水ポンプ7を駆動する冷却水ポンプ軸2の上
    に、冷却ファン駆動軸27を遊嵌したことを特徴とする
    エンジン冷却機構。
  4. 【請求項4】 ラジエータ8に冷却風を送風する冷却フ
    ァン1の周囲にシュラウド21を配置した構成におい
    て、該シュラウド21にチップ間隙調整用リング28を
    付設可能とし、冷却ファン1の回転周囲軌跡とシュラウ
    ド21との間を閉塞すべく構成したことを特徴とするエ
    ンジン冷却機構。
JP22953792A 1992-08-28 1992-08-28 エンジン冷却機構 Pending JPH0674045A (ja)

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JP22953792A JPH0674045A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 エンジン冷却機構

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ID=16893730

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JP (1) JPH0674045A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010032647A1 (ja) * 2008-09-18 2010-03-25 ヤンマー株式会社 エンジン装置
JP2010242731A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Yanmar Co Ltd 移動可能な農業機械の冷却装置
JP2011021523A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 移動農機
US8764866B2 (en) 2008-09-18 2014-07-01 Yanmar Co., Ltd. Engine device

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