JPH0673926U - 光静電誘導サイリスタの光駆動回路 - Google Patents

光静電誘導サイリスタの光駆動回路

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JPH0673926U
JPH0673926U JP1378393U JP1378393U JPH0673926U JP H0673926 U JPH0673926 U JP H0673926U JP 1378393 U JP1378393 U JP 1378393U JP 1378393 U JP1378393 U JP 1378393U JP H0673926 U JPH0673926 U JP H0673926U
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JP
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light emitting
switching elements
drive signal
light
elements
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JP1378393U
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晃 馬場
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステムと発光素子用の端子の間の絶縁耐圧を
上げることができ、しかも正電源のみで動作できる光S
Iサイリスタの光駆動回路を提供する。 【構成】 直流電源+Vとアースの間にそれぞれ直列に
接続された第1及び第2のスイッチング素子14,16
と第3及び第4のスイッチング素子17,15とを備え
る。第1及び第2の素子14,16の相互接続点と第3
及び第4の素子17,15の相互接続点との間に第1及
び第2の発光素子D1 ,D2 を接続する。第1の駆動信
号発生手段12による第1及び第4の素子のオン駆動に
よって第1の発光素子が光静電誘導サイリスタをターン
・オンさせるトリガ光を発する。第2の駆動信号発生手
段13による第2及び第3の素子のオン駆動によって第
2の発光素子が光静電誘導サイリスタをターン・オフさ
せるクエンチ光を発する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光静電誘導サイリスタの光駆動回路に係り、特に、光静電誘導サイリ スタを発光ダイオードのような発光素子が発するトリガ光及びクエンチ光により 光駆動する光駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の光静電誘導サイリスタ(以下、光SIサイリスタと略記する) の光駆動回路として、図4に示すようなものが提案されている。図示回路は、図 示しないSIサイリスタ素子と共にキャップ内に収容された光トリガ用と光クエ ンチ用の2つの発光ダイオードD1 及びD2 を駆動するためのもので、ステム底 部Sに設けられ光駆動回路の出力とアースにそれぞれ接続される2本の端子a及 びbには、発光ダイオードD1 のアノード及びカソードと発光ダイオードD2 の カソード及びアノードがそれぞれ接続されて互いに逆方向に並列接続されている 。
【0003】 光駆動回路は、フォトカプラ1の入力に図5(a)に示すような駆動信号が入 力されると、この駆動信号に応じた信号が単安定マルチバイブレータ(以下、ワ ンショットと略記する)2及び3のA入力及びB入力にそれぞれ印加される。ワ ンショット2は入力信号の立ち上がりに応じてトリガされ、そのQ出力に抵抗R 1 及びコンデンサC1 の時定数に応じた幅の(b)に示すような立ち上がりパル スを発生し、これをコンデンサC3 を介してpch−FET4のゲートに印加す る。また、ワンショット3は入力信号の立ち下がりに応じてトリガされ、その反 転Q出力に抵抗R2 及びコンデンサC2 の時定数に応じた幅の(c)に示すよう な立ち下がりパルスを発生し、これをコンデンサC4 を介してnch−FET5 のゲートに印加する。
【0004】 FET4及び5は正電源+Vと負電源−Vとの間に抵抗R3 及びR4 を介して 直列に接続され、抵抗R3 及びR4 の相互接続点が出力として上記端子aに接続 されている。FET4は、そのゲートに立ち上がりパルスが入力されるとオンし て、正電源+VからFET4、抵抗R3 、端子a、光トリガ用発光ダイオードD 1 、端子bを通じてアースに電流i1 を流して発光ダイオードD1 にトリガ光を 発生させる。一方、FET5は、そのゲートに立ち下がりパルスが入力されると オンして、アースから端子b、光クエンチ用発光ダイオードD2 、端子a、抵抗 R4 、FET5を通じて負電源−Vに電流i2 を流して発光ダイオードD2 にク エンチ光を発生させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の光駆動回路は、ステム底部Sに設けた発光ダイオード用の端子 の一方bをアースに接続させて使用する構成となっている。このため、端子数の 削減のために同じステム底部Sを光SIサイリスタ素子のアノード端子として使 用するようにした場合、ステム及び端子b間に例えば1000V以上の高電圧が かかり、このような場合には発光ダイオード用の端子のアース側bにリーク電流 が発生して絶縁破壊を生じるおそれがある。この他、この従来の回路では正負2 電源を必要とするという問題もあった。
【0006】 よって本考案は、上述した従来の問題に鑑み、ステムと発光素子用の端子の間 の絶縁耐圧を上げることができ、しかも正電源のみで動作できる光SIサイリス タの光駆動回路を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案により成された光SIサイリスタの光駆動回路 は、直流電源とアースの間に直列に接続された第1及び第2のスイッチング素子 と、直流電源とアースの間に直列に接続された第3及び第4のスイッチング素子 と、前記第1及び第4のスイッチング素子をオン駆動する第1の駆動信号を発生 する第1の駆動信号発生手段と、前記第2及び第3のスイッチング素子をオン駆 動する第2の駆動信号を発生する第2の駆動信号発生手段と、前記第1及び第2 のスイッチング素子の相互接続点と前記第3及び第4のスイッチング素子の相互 接続点との間に接続された第1及び第2の発光素子と、前記第1の駆動信号発生 手段による前記第1及び第4のスイッチング素子のオン駆動によって前記第1の 発光素子が光静電誘導サイリスタをターン・オンさせるトリガ光を発し、前記第 2の駆動信号発生手段による前記第2及び第3のスイッチング素子のオン駆動に よって前記第2の発光素子が光静電誘導サイリスタをターン・オフさせるクエン チ光を発するようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記構成により、第1及び第2の駆動信号発生手段から光静電誘導サイリスタ をそれぞれターン・オン及びターン・オフするための駆動信号が第1及び第4の スイッチング素子と第2及び第3のスイッチング素子に印加され、第1及び第2 のスイッチング素子の相互接続点と第3及び第4のスイッチング素子の相互接続 点との間に接続された第1の発光素子及び第2の発光素子をそれぞれオン駆動し 、トリガ光及びクエンチ光をそれぞれ発するようにしている。
【0009】 従って、光SIサイリスタ素子がオフしてステムに高電圧が加わっているとき には、第1〜第4のスイッチング素子がオフしていて第1及び第2の発光素子が 接続されるステム上の端子には、オフとなった第1〜第4のスイッチング素子に よってフローティングされた状態になるので、ステムと発光素子用の端子の間の 絶縁耐圧を上げることができる。しかも正電源のみで動作できる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案による光駆動 回路の一実施例を示し、同図において、図4について上述したものと同一のもの には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。12及び13はフォトカプ ラ1の出力信号がA及びB入力にそれぞれ印加されるワンショットであり、ワン ショット12はA入力の立ち上がりに応じてそのQ出力に抵抗R11及びC11の時 定数に応じた幅の立ち上がりパルスを出力し、これをコンデンサC3 及びC4 を それぞれ介してnch−FET14及び15のゲートに印加する。ワンショット 13はB入力の立ち下がりに応じてそのQ出力に抵抗R12及びC12の時定数に応 じた幅の立ち上がりパルスを出力し、これをコンデンサC5 及びC6 をそれぞれ 介してFET16及び17のゲートに印加する。
【0011】 FET14及び16とFET17及び15は、正電源+Vとアースの間にそれ ぞれ直列に接続され、FET14及び16の相互接続点とFET17及び15の 相互接続点は、ステム底部の端子a及びbにそれぞれ接続される。なお、ZD1 及びZD2 はFET15及び16のゲートとアースの間にそれぞれ接続された定 電圧素子として働くツエナーダイオードである。
【0012】 以上の構成により、フォトカプラ1の入力に図2(a)に示すような駆動信号 が入力されると、この駆動信号に応じた信号がワンショット12及び13にそれ ぞれ印加され、ワンショット12は入力信号の立ち上がりに応じてトリガされ、 そのQ出力に抵抗R11及びコンデンサC11の時定数に応じた幅の(b)に示すよ うな立ち上がりパルスを発生し、これをコンデンサC13及びC14を介してnch −FET14及び15のゲートに印加し、これによってFET14及び15がオ ンし、正電源+VからFET14、端子a、トリガ用発光ダイオードD1 、端子 b、FET15を通ってアースに電流i1 を流して発光ダイオードD1 にクエン チ光を発生させる。
【0013】 また、ワンショット13は入力信号の立ち下がりに応じてトリガされ、そのQ 出力に抵抗R12及びコンデンサC12の時定数に応じた幅の(c)に示すような立 ち上がりパルスを発生し、これをコンデンサC15及びC16を介してnch−FE T16及び17のゲートに印加し、これによってFET16及び17がオンし、 正電源+VからFET17、端子b、クエンチ用発光ダイオードD2 、端子b、 FET15を通ってアースに電流i1 を流して発光ダイオードD2 にクエンチ光 を発生させる。
【0014】 ところで、光SIサイリスタ素子のアノード電圧と発光ダイオードD1 及びD 2 のオン、オフの関係を示すと、図3のように、光SIサイリスタがオフしてい るときには、アノードとして働くステムには高電圧がかかる。しかし、そのとき FET14〜17はオフ状態にあり、これらのFET14〜17の阻止電圧が高 ければ、発光ダイオードD1 及びD2 が接続される端子a及びbはフローティン グ状態になって、ステムとこれに絶縁材を介して設けられた端子a及びbの間の 絶縁耐圧を上げることができる。
【0015】 例えば単体で600Vの光SIサイリスタを2個直列接続し、1200Vで使 用した場合には、高圧側のステムとそのステムの端子のアース間にはこの電圧が かかる。この場合、端子とステムの絶縁耐圧1000VとFET14〜17に阻 止電圧200V以上のパワーMOS(バイポーラトランジスタでもよい)を用い ることによって、絶縁破壊を防ぐことができる。また、正の直流電源のみでよく 、負電源を必要としないので、回路の簡素化、低価格化が実現できる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、駆動信号を第1及び第4のスイッチング 素子と第2及び第3のスイッチング素子に印加し、第1及び第2のスイッチング 素子の相互接続点と第3及び第4のスイッチング素子の相互接続点との間に接続 された第1及び第2の発光素子をそれぞれオン駆動し、トリガ光及びクエンチ光 をそれぞれ発するようにしているので、光SIサイリスタ素子がオフしてステム に高電圧が加わっているときには、第1〜第4のスイッチング素子がオフしてい て第1及び第2の発光素子が接続されるステム上の端子には、オフとなった第1 〜第4のスイッチング素子によってフローティングされた状態になるので、ステ ムと発光素子用の端子の間の絶縁耐圧を上げることができる。しかも、正電源の みで動作できるので、負電源を必要としないので、回路の簡素化、低価格化が実 現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による光駆動回路の一実施例を示す回路
図である。
【図2】図1中の各部の波形を示すタイミングチャート
である。
【図3】光SIサイリスタのアノード電圧と発光ダイオ
ードのオン期間の関係を示すタイミングチャートであ
る。
【図4】従来の回路例を示す回路図である。
【図5】図4中の各部の波形を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
12 ワンショット(第1の駆動信号発生手段) 13 ワンショット(第2の駆動信号発生手段) 14〜17 FET(第1〜第4のスイッチング素子) +V 正電源(直流電源) D1 発光ダイオード(第1の発光素子) D2 発光ダイオード(第2の発光素子)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源とアースの間に直列に接続され
    た第1及び第2のスイッチング素子と、 直流電源とアースの間に直列に接続された第3及び第4
    のスイッチング素子と、 前記第1及び第4のスイッチング素子をオン駆動する第
    1の駆動信号を発生する第1の駆動信号発生手段と、 前記第2及び第3のスイッチング素子をオン駆動する第
    2の駆動信号を発生する第2の駆動信号発生手段と、 前記第1及び第2のスイッチング素子の相互接続点と前
    記第3及び第4のスイッチング素子の相互接続点との間
    に接続された第1及び第2の発光素子と、 前記第1の駆動信号発生手段による前記第1及び第4の
    スイッチング素子のオン駆動によって前記第1の発光素
    子が光静電誘導サイリスタをターン・オンさせるトリガ
    光を発し、 前記第2の駆動信号発生手段による前記第2及び第3の
    スイッチング素子のオン駆動によって前記第2の発光素
    子が光静電誘導サイリスタをターン・オフさせるクエン
    チ光を発するようにしたことを特徴とする光静電誘導サ
    イリスタの光駆動回路。
JP1378393U 1993-03-24 1993-03-24 光静電誘導サイリスタの光駆動回路 Withdrawn JPH0673926U (ja)

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