JPH0673470B2 - 抗ヒト胃癌単クロ−ン性抗体amc−462 - Google Patents

抗ヒト胃癌単クロ−ン性抗体amc−462

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JPH0673470B2
JPH0673470B2 JP61166138A JP16613886A JPH0673470B2 JP H0673470 B2 JPH0673470 B2 JP H0673470B2 JP 61166138 A JP61166138 A JP 61166138A JP 16613886 A JP16613886 A JP 16613886A JP H0673470 B2 JPH0673470 B2 JP H0673470B2
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    • Y10S530/809Fused cells, e.g. hybridoma

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、IgG1クラスに属し、消化器癌に対して反応性
を有する単クローン性抗体AMC−462およびこれを用いる
消化器癌の検出方法に関する。本発明は消化器癌の診
断、とくに膵癌の診断に使用することができ、診断薬の
分野で利用可能である。
従来技術 従来、消化器癌の腫瘍マーカーとして癌胎児性抗原(CE
A)が知られており、CEAを抗CEA血清(ポリクローナル
抗体)を用いて測定することにより消化器癌を検出する
方法が知られている。また抗CEA単クローン性抗体を用
いる消化器癌の検出法も開発されている。CEA測定によ
る血清診断は、その陽性率が30〜60%であり、消化器癌
患者のスクリーニングには十分でない。
最近、大腸癌細胞株に対する単クローン性抗体NS19−9
を用いる血清診断で、膵癌、胆管癌などが80%近い陽性
率で検出され、また膵癌細胞株に対する単クローン性抗
体DuPan−2を用いる血清診断で、膵癌が60〜70%の陽
性率で検出されている〔治療学、15,484(1985)〕。
発明が解決すべき問題点 上述のごとく、NS19−9やDuPan−2の単クローン性抗
体を用いる血清診断で、膵癌は80%近く検出できるが、
なお20%近くが陰性と判断されてしまう。残る20%につ
いても検出できる単クローン性抗体が有れば膵癌の診断
にとって非常に有利である。
問題点を解決するための手段 本発明者は、ヒト胃癌膜成分を免疫源として樹立したハ
イブリドーマが生産する単クローン性抗体AMC−462が、
消化器癌とくに膵癌で高い陽性率を示し、NS19−9やDu
Pan−2を用いる血清診断で陰性と診断された例をも陽
性として検出できることを見出し本発明を完成した。以
下本発明について詳細に説明する。
本発明は、ヒト胃癌組織膜成分で免疫したマウスの脾細
胞とマウス骨髄腫細胞とを融合させてハイブリドーマを
作製し、ヒト胃癌に反応性を有する単クローン性抗体を
選択し、該ハイブリドーマを培地中に培養するかマウス
に投与して該マウスで腹水化し、該培養物または腹水よ
り採取することにより得られ、かつシアル酸化された糖
蛋白質または糖脂質を抗原として認識する抗ヒト胃癌反
応性単クローン性抗体を提供する。
本発明の単クローン性抗体は、IgG1クラスに属し、消化
器癌細胞に反応し、シアル酸化された糖蛋白質または糖
脂質を抗原として認識する。
本発明単クローン性抗体の具体例としては、ハイブリド
ーマ細胞株AMC−462(ECACC86050801)が生産するAMC−
462があげられる。
以下に本発明単クローン性抗体の製造法を詳細に説明す
る。
(1)動物の免疫と抗体産生細胞の調製 3〜10週令、望ましくは8週令のマウスに、ヒト胃癌の
細胞、組織あるいはそれらの膜成分を免疫して、その動
物の脾,リンパ節,末梢血中の抗体産生細胞を調製す
る。免疫するマウスはヒト正常胃細胞で前処理して免疫
寛容にしたマウスを用いるのが好ましい。免疫の方法
は、動物の皮下あるいは静脈内あるいは腹腔内に、適当
なアジュバント〔例えば、フロインドの完全アジュバン
ド(Complete Freund′s Adjuvant)または、水酸化ア
ルミニウムゲルと百日咳菌ワクチンなど〕とともにヒト
胃癌細胞(106〜107細胞/匹),ヒト胃癌組織もしくは
それらの膜成分(膜断片)(10〜500μg/匹)を投与す
る。以後、1〜2週間おきに抗原を2〜5回投与する。
各免疫後3〜7日目に眼底静脈叢より採血し、その血清
がヒト胃癌と反応することを以下に示す酸素免疫測定法
〔酸素免疫測定法(ELISA):医学書院刊1976年〕など
で調べる。
酸素免疫測定法: 96穴のEIA用プレート〔フロー・ラボラトリーズ(Flow
Laboratories)社製〕に、正常あるいは腫瘍細胞,組織
の膜成分(蛋白量として10〜1,000μg/ml含有する膜断
片)を100〜200μl/穴ずつ分注し、4℃で1〜2晩放置
して、上清を抜き去った後、レジン水あるいは、PBS
(リン酸二ナトリウム1.83g,リン酸一カリウム0.21g,食
塩7.65g,蒸溜水1,pH7.2)でよく洗浄後、1%BSA
(牛血清アルブミン)−PBSを100〜200μl/穴分注し、
4℃で1〜2晩放置して、プレート上に残った蛋白質と
の結合残基をブロック(ブロッキング)した。その後、
BSA−PBSを捨て、レジン水あるいはPBSでよく洗浄した
後、第1抗体として、BSA−PBSで希釈した試料(マウス
血清,ハイブリドーマ培養上清,粗精製モノクローナル
抗体)を100μl/穴分注し、4℃で1晩放置する。レジ
ン水で1回、2M NaCl溶液で6回洗浄した後、第2抗体
としてウサギの抗マウスイムノグロブリンIgG−ペルオ
キシダーゼ結合物〔ダコ(DAKO)社製、販売元協和メデ
ックス〕の100倍希釈液を100μl/穴分注し、室温で2時
間放置する。
PBSでよく洗浄後、ABTS基質液〔2,2′−アジノビス(3
−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸)二アンモ
ニウム550mgを0.1Mクエン酸緩衝液(pH4.2)1に溶か
した溶液に、使用直前に過酸化水素1μl/mlを加えた溶
液〕を用い、発色をOD415nmの吸光度で測定する。この
とき、胃癌細胞、組織あるいはそれらの膜成分に対して
強く反応するマウスをヒト胃癌免疫マウスとしてハイブ
リドーマ作製のための抗体産生細胞の供給源として用い
る。
酸素免疫測定法を行うにあたって、抗原として、細胞そ
のものを用いる場合は、ファルコン(Falcon)3072プレ
ート中で、標的細胞を培養し、0.25%グルタールアルデ
ヒド−PBSを加え、室温に1〜2時間放置し、PBSでよく
洗浄後、1%BSA−PBS100〜200μlを加え、2時間放置
し、レジン水またはPBSでよく洗浄し、そのプレートを
用いて、一般の抗原コートプレートを用いるのと同様の
方法にて、抗体価の測定を行った。
細胞融合に供するにあたって、免疫化マウスに融合処理
の3〜4日前に、ヒト胃癌細胞,組織あるいはその膜成
分を2〜5×106細胞/匹あるいは20/400μg/匹腹腔内
に投与し、脾臓細胞を摘出し、脾細胞を調製する。脾臓
をMEM(日水製薬社製)中で細断し、ピンセットでほぐ
し、1200rpm、5分間遠心分離にかけ、上清を捨て、ト
リス−塩化アンモニウム緩衝液(pH7.65)で1〜2分間
処理し赤血球を除去し、MEMで3回洗浄して融合用脾細
胞として提供する。
(2)骨髄腫細胞の調製 骨髄腫細胞としては、マウスから得られた株化細胞を使
用する、たとえば、8−アザグアニン耐性マウス(BALB
/c由来)骨髄腫細胞株P3−X63Ag8−U1(P3−U1)〔カレ
ント・トピックス・イン・ミクロバイオロジィ・アンド
・イムノロジィー1(Current Topics in Microbiology
and Immunology−1)〕〔ヨーロピアン・ジャーナル
・オブ・イムノロジィ(European J.Immunology)6,511
−519(1976)〕、SP2/0−Ag14(SP−2)〔ネイチャー
(Nature)276,269−270(1978)〕、P3−X63−Ag8653
(653)〔ジャーナル・オブ・イムノロジィ(J.Immunol
ogy)123,1548−1550(1979)〕、P3−X63−Ag8(X63)
〔ネイチャー(Nature)256,495−497(1975)〕などが
用いられる。これらの細胞株は、8−アザグアニン培地
〔RPMI−1640培地にグルタミン(1.5mM),2メルカプト
エタノール(5×10-5M),ジェンタマイシン(10μg/m
l)および牛胎児血清(FCS)(CSL社製)(10%)を加
えた正常培地に、さらに8−アザグアニン(15μg/ml)
を加えた培地〕で継代するが、細胞融合の3〜4日前に
正常培地に継代し、融合当日2×107以上の細胞数を確
保する。
(3)細胞融合 (1)で免疫した抗体産生細胞と(2)で得られた骨髄
腫細胞をMEM培地またはPBSでよく洗浄し、細胞数が、抗
体産生細胞:骨髄腫細胞=5〜10:1になるよう混合し、
遠心分離(1,200rpm5分)した後、上清を捨て、沈澱し
た細胞群をよくほぐした後、撹拌しながら、37℃で、ポ
リエチレングライコール1,000(PEG−1,000)2g,MEM2ml
およびジメチルスルホキシド0.7mlの混液0.2〜1ml/103
抗体産生細胞を加え、1〜2分間毎にMEM1〜2mlを数回
加えた後、MEMを加えて全量が50mlになるようにする。
遠心分離(900rpm5分)後、上清を捨て、ゆるやかに細
胞をほぐした後、正常培地(RPMI−1640,FCS10%)100m
lを加え、メスピペットによる吸込み、吹出しでゆるや
かに細胞を懸濁する。
この懸濁液を24穴培養用プレートに1ml/穴ずつ分注し、
5%CO2インキュベーター中、37℃で24時間培養する。
培養プレートに1ml/穴のHAT培地〔正常培地にヒポキサ
ンチン(10-4M),チミジン(1.5×10-5M)およびアミ
ノプリテン(4×10-7M)を加えた培地〕を加え、さら
に24時間培養する。以後2日間、24時間毎に、培養上清
1mlを捨て、新たに同量のHAT培地を加え、CO2インキュ
ベーター中、37℃で10〜14日間培養する。
コロニー状に生育してきた融合細胞の認められる穴につ
いて、上清1mlを捨て、HT培地(HAT培地からアミノプリ
テンを除いた培地)を同量加え、以後2日間24時間毎に
HT培地への変換を行う。
HT培地で3〜4日間培養後、培養上清の一部をとり上記
の酵素免疫測定法により、ヒト胃癌に対する抗体価を測
定する。このとき、同様の方法で、ヒト正常細胞,組織
あるいはその膜成分などとの反応性も測定し、ヒト胃癌
細胞,組織あるいはその膜成分に特異的に反応するもの
を選択する。ヒト胃癌細胞,組織あるいはその膜成分に
強く反応し、ヒト正常細胞,組織あるいはその膜成分な
どに反応しない穴について、限界希釈法によりクローニ
ングを2回繰り返し、安定してヒト胃癌細胞,組織ある
いはその膜成分に強い抗体価の認められたものを抗ヒト
胃癌単クローン性抗体産生ハイブリドーマ株として選択
する。
(4)単クローン性抗体の調製 プリスタン処理〔2,6,10,14−テトラメチルペンタデカ
ン(Pristane)0.5mlを腹腔内投与し、2週間飼育す
る〕した8〜10週令のC57BL/6雌マウスに、(3)で得
られた抗ヒト胃癌単クローン性抗体産生ハイブリドーマ
細胞2〜4×106細胞/匹を腹腔内注射する。10〜21日
でハイブリドーマは腹水癌化する。このマウスから腹水
を採取し、遠心分離(3,000rpm,5分)して固形分を除去
後、50%硫酸アンモニウムにて塩析し、0.04Mリン酸緩
衝液(pH8.0、0.03M NaClを含む)で透析後、DE52(Wha
tman社製)のカラムに通塔し、IgG画分を集め、精製単
クローン性抗体とする。
抗体のイソタイプの決定は、オクタロニィ(Ouchterlon
y)法(二重免疫拡散法)(免疫学実験入門、生物化学
実験法15、学会出版センター刊,P.74,1981年)によって
行う。
蛋白量の定量は、フォーリン法および280nmでの吸光度
〔1.4(OD280)≒イムノグロブリン1mg/ml〕より算出す
る。
得られた単クローン性抗体の特異性の決定は複数の検体
から得られたヒトの各種の臓器由来の正常あるいは腫瘍
組織あるいはその膜成分との反応性、各種ヒト正常ある
いは腫瘍細胞培養株またはヒト胎児細胞培養株もしくは
それらの膜成分との反応性、従来から知られている願胎
児性抗原(例えばCEA)との反応性,正常,患者ヒト血
清との反応性などを、酵素免疫測定法,螢光抗体法,免
疫組織学的判定法(PAP法)などにより行い、いずれの
測定法においてもヒト胃願以外とは、なるべく反応しな
いものを選択する。
(5)血清診断法 血清診断は次の通り行う。
96穴EIA用プレートに、第一抗体10〜100μg/mlを50〜20
0μg/穴ずつ分注し、4℃で1〜2晩あるいは、室温で
2〜4時間放置する。PBSで洗浄後、BSA−PBS200μl/穴
を加え、さらに4℃で1晩あるいは室温で2時間放置す
る。このプレートをPBSでよく洗浄後、各穴に血清検体
を1〜100倍希釈で、50〜100μlを加える。4℃で1晩
あるいは室温で2時間放置後、PBSでよく洗浄する。次
に、ビオチン化した第二抗体あるいは、ペルオキシダー
ゼ標識した第二抗体(10〜100μg/μl)を50〜100μl/
穴加え、さらに4℃で1晩あるいは室温で2〜4時間放
置する。第二抗体として、ビオチン化抗体を使用した場
合には、プレートをPBSでよく洗浄後、アビジン−ペル
オキシダーゼまたはアビジン−ビオチン−ペルオキシダ
ーゼ(10μg/ml)を50〜100μl/穴加え、室温で30分間
放置後PBSでよく洗浄する。次に基質液として、ABTS基
質液を50〜100μl/穴加え、室温で10〜30分間放置し、
5%SDS溶液50〜100μl/穴を加え反応を停止させる。各
穴のOD415値を測定し、その発色度より、血清検体注の
抗原量を算出する。このようにして得られた健常人血清
中の抗原量と各種癌患者血清中の抗原量を比較すること
により、正常値を決定し、その正常値を超えるものを陽
性とした。
(6)抗原解析 前述の酵素免疫抗体法、免疫組織化学的染色法あるいは
血清診断法の実施に際して、抗原(胃癌膜成分、胃癌培
養細胞株、胃癌組織)をノイラミニダーゼ(neuraminid
ase),プロテアーゼ(protease)などの酵素や過ヨウ
素酸などの試薬で前処理した後、単クローン性抗体と反
応させ、それらの処理をしていない元の抗原と単クロー
ン性抗体の反応性との差より、抗原の化学的性状(単ク
ローン性抗体の認識する抗原部位の化学的性状)を明ら
かにした。すなわち、ノイラミニダーゼ処理により抗原
性が消失すれば、シアル酸が、プロテアーゼ処理により
消失すれば蛋白質が、また過ヨウ素酸処理により消失す
れば糖鎖が、抗原決定基に関与していると推定される。
以下本発明の実施例を示す。
実施例1. (1)抗体産生細胞の調製 ヒト正常胃膜成分(100μg蛋白質/匹)を、生後24時
間以内の新生仔C57BL/6マウス(静岡実験動物製)に静
脈内投与した。8週間経過後のマウスにヒト胃癌膜断片
100μg(蛋白質換算)/匹を水酸化アルミニウムゲル2
mg/匹,百日咳菌死菌ワクチン1×1019/匹とともに腹腔
内投与した。以後1〜2週おおきに、同一抗原100μg
(蛋白質換算)/匹で3〜5回免疫した。これら免疫処
理したマウスのうち、その抗血清が、ヒト胃癌細胞また
は組織あるいはそれらの膜断片と強く反応したマウスを
免疫マウスとして、そのマウスより、脾細胞を調製し
て、細胞融合に供した。
(2)マウス骨髄腫細胞の調製 8−アザグアニン耐性マウス骨髄腫細胞株P3−U1を正常
培地で培養し、細胞融合時に2×107以上の細胞を得、
細胞融合に親株として供した。
(3)ハイブリドーマの作製 (1)と(2)で得られた脾細胞と骨髄腫細胞とを5:1
の割合で用い、前述した方式で融合させ、HAT培地で37
℃、14日間CO25%下で培養して、融合細胞を選択し、HT
培地に変えてさらに培養し、抗ヒト胃癌に対する抗体価
の測定をして、活性な穴を選び、さらに正常培地に変
え、2回クローニングを繰り返して、種々の測定法によ
り、ヒト正常細胞や組織あるいは他の癌に全く反応せ
ず、ヒト胃癌に反応する単クローン性抗体を産生するハ
イブリドーマ株AMC−462を選択した。
(4)単クローン性抗体の精製 プリスタン処理した8週令C57BL/6雌マウスに(3)で
得られたハイブリドーマ株AMC−462を4×106細胞/匹
腹腔内注射した。10〜21日後に、ハイブリドーマは腹水
癌化する。腹水のたまったマウスから、腹水を採取(5
〜10ml/匹)し、遠心分離(3,000rpm,5分)して固形分
を除去した。40%硫酸アンモニウムにて塩析し、0.04M
リン酸緩衝液(pH8.0、0.03M NaClを含む)で透析後、D
E52(Whatman社製)(ベットボリューム50ml)のカラム
に流速20〜30ml/hrで通塔しIgG1画分を集め、精製単ク
ローン性抗体とする。
(5)AMC−462の特異性 このようにして得られた抗ヒト胃癌反応性単クローン性
抗体AMC−462の反応特異性を第1表に示した。
測定は、酵素結合免疫分析(ELISA)により以下のとお
り行った。
組織(膜成分)を標的とする場合: 酵素免疫分析用96穴プレート(Linbro社製)に0.1mg/ml
の組織(膜成分)液を50μl/穴入れ、37℃で2時間また
は4℃で1晩放置して組織(膜成分)を固定した。PBS
で洗浄後、10%牛胎児血清含有PBSを100μl/穴分注し、
固定組織(膜成分)の活性残基を保護した。
PBSで洗浄後、第1抗体(AMC−462)50μl/穴を入れ、3
7℃で1〜2時間または4℃で1晩放置して標的と抗体
を反応させた。
0.05%Tween−20(和光純薬工業社製)含有PBSで5回洗
浄して未反応の抗体を除去した。第2抗体としてパーオ
キシダーゼ結合ウサギ抗マウス免疫グロブリン(Miles
−Yeda社:200倍希釈)50μl/穴を入れ、37℃で1時間反
応させた。0.05%Tween−20含有PBSで5回洗浄後、レジ
ン水で3回洗浄した。
ABTS50μl/穴を加えて反応を開始し、5%ラウリル硫酸
ナトリウム水溶液50μl/穴を加えて反応を停止させた。
培養株細胞を標的とする場合: 細胞を培養用96穴プレート(Linbro社製)で培養し、コ
ンフルエントになった時点で上記の組織(膜成分)の場
合と同様に反応させた。ただし第1抗体、第2抗体とも
反応条件は室温で30分間とし、発色後に反応液を分析用
96穴プレート移すことにより反応を停止させた。
抗原CEAの場合は組織(膜成分)に替えてCEAを用いる以
外は組織の場合と同様に行った。
いずれの場合も、490nmを対照波長として415nmの吸光度
を測定した。
第1表に示すごとく、AMC−462は、胃癌のみならず、膵
癌や大腸癌などの消化器癌に広い反応性を有している。
しかし、CEAと反応しないことから、抗−CEA抗体とは異
なることがわかる。これらの結果より、AMC−462を用い
る免疫組織化学染色により、消化器癌の病理診断が可能
であった。
実施例2. 96穴EIA用プレート〔フロー・ラボラトリーズ(Flow La
boratories)社製〕に、AMC−462(10μg/ml)を50μl/
穴加え、4℃で1晩放置後、PBSで洗浄し、1%BSA−PB
S200μl/穴加え1晩放置し、PBSでよく洗浄したプレー
トに、健常人血清(85検体)および胃癌患者血清(86検
体)、膵癌患者血清(22検体)、肝癌患者血清(15検
体)、結腸癌患者血清(16検体)、直腸癌患者血清(12
検体)、胆嚢癌患者血清(20検体)、乳癌患者血清(3
検体)、胃腸良性疾患患者血清(21検体)、膵良性患者
血清(38検体)、胆嚢良性疾患患者血清(11検体)、肝
硬変患者血清(3検体)を5倍希釈して50μl/穴加え、
4℃で1晩放置後、PBSでよく洗浄した。次に、第二抗
体として、ビオチン化抗胃癌モノクローナル抗体AMC−4
62(10μg/ml)を100μl%/穴加え、4℃で1晩放置
し、PBSでよく洗浄した後、アビジン−ビオチン−ペル
オキシダーゼ〔ベクトール(VECTOR)社製〕(10μg/m
l)100μl/穴加え、室温で1時間放置した後、PBSで洗
浄した。次にABTS基質液を100μl/穴加え、室温で30分
間反応させ、5%SDS溶液100μl/穴を加え反応を停止し
た。各穴の発色を吸光光度計(OD415)で測定した。そ
の結果、第1図に示した様に、健常人血清では、カット
オフ値(健常人の平均値+7SD)をこえる陽性例は85例
中1例もなかった(0%)が、胃癌患者血清では、86例
中16例(18.6%)、膵癌では22例中18例(81.8%)、肝
癌では15例中5例(33.3%)、結腸癌では16例中1例
(6.7%)、直腸癌では、12例中0例(0%)、胆嚢癌
でハ20例中8例(40%)、乳癌では3例中1例(33.3
%)で陽性となった。一方良性疾患では、胃腸良性疾患
で21例中0例(0%)、膵良性疾患38例中1例(2.6
%)、胆嚢良性疾患11例中0例(0%)、肝硬変3例中
0例(0%)と陽性率は、極めて低かった。
以上の結果より、AMC−462を用いる本血清診断系は、消
化器癌の、特に膵癌の血清診断に極めて有用であること
がわかる。
実施例3 実施例2で使用した膵癌患者血清と同じ検体を用いて、
既知の膵癌マーカーであるCA19−9(NS19−9の抗原)
値およびDuPan−2(DuPan−2の抗原)値を測定した。
第2図および第3図に、同一血清検体中のCA19−9量お
よびDuPan−2で測定される抗原量と、本願発明の単ク
ローン性抗体AMC−462を用いて測定される抗原量の比較
を示した。
第2図より明らかなように、本願発明のAMC−462を用い
る血清診断系で測定される膵癌患者血清中の癌抗原量
は、CA19−9の場合とかなり高い相関性を有している。
しかし、CA19−9陰性例でもAMC−462診断系で陽性とな
る場合が5%あった。
第3図より、本発明で検出される癌抗原は、DuPan−2
とは、余り相関せず、陽性率からみても、膵癌の血清診
断法として、DuPan−2よりも、優れたものであると言
える。
実施例4 実施例1および実施例3に示した結果より、AMC−462を
用いる血清診断素で検出される抗原が、消化器癌、特に
膵癌マーカーとして既知のCEAやDuPan−2と異なるもの
であることは明らかとなったが、CA19−9との異同をさ
らに詳しく検討するために、サンドウィッチELISA系で
の阻害試験を実施した。
即ち、96穴EIA用プレートに、10μg/mlのAMC−462ま
た、NS19−9(第1抗体)を吸着させ、1%BSA−PBSで
ブロッキングしたプレートに、CA19−9およびAMC−462
の認識する抗原の両方を含む膵癌患者血清を50μl加
え、よく洗浄後、0.1〜50μg/mlのNS19−9あるいは、A
MC−462単クローン性抗体(阻害抗体)を加え、よく洗
浄した。さらに10μg/mlのビオチン化したNS19−9ある
いはビオチン化したAMC−462単クローン性抗体(第2抗
体)を加え、よく洗浄後、アビジン−ビオチン−ペルオ
キシダーゼ試薬を加え、再びよく洗浄後、ABTS基質を加
え、酵素反応を行わした後、SDS溶液で反応を停止さ
せ、OD415を測定した。その結果を第4図に示した。
第4図中A〜Fは下記組合せを示す。
A)第1抗体:AMC−462(10μg/ml) 第2抗体:ビオチン化AMC/462(0.1〜50μg/ml) 阻害抗体:なし B)第1抗体:AMC−462(10μg/ml) 第2抗体:ビオチン化AMC−462(10μg/ml) 阻害抗体:AMC−462(0.1〜50μg/ml) C)第1抗体:AMC−462(10μg/ml) 第2抗体:ビオチン化AMC−462(10μg/ml) 阻害抗体:NS19−9(0.1〜50μg/ml) D)第1抗体:NS19−9(10μg/ml) 第2抗体:ビオチン化NS19−9(0.1〜50μg/ml) 阻害抗体:なし E)第1抗体:NS19−9(10μg/ml) 第2抗体:ビオチン化NS19−9(10μg/ml) 阻害抗体:NS19−9(0.1〜50μg/ml) F)第1抗体:NS19−9(10μg/ml) 第2抗体:ビオチン化NS19−9(10μg/ml) 阻害抗体:AMC−462(0.1〜50μg/ml) 第4図より、明らかなように、NS19−9およびAMC−462
の反応性はNS19−9およびAMC−462自体によっては、そ
れぞれ完全に阻害されるが、お互いには全く阻害しない
ことからAMC−462によって認識される抗原は、NS19−9
とは異なるものであることがわかる。
発明の効果 本発明によれば消化器癌の診断、とくに膵癌の診断に有
用な単クローン性抗体が供給される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、AMC−462による各種疾患患者の血清診断の結
果を示す。 第2図は、膵癌患者血清中のCA19−9量とAMC−462で検
出される抗原量の比較を示す。 第3図は、膵癌患者血清中のDuPan−2量とAMC−462で
検出される抗原量の比較を示す。 第4図は、NS19−9に対するAMC−462の阻害試験結果を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 21/08 C12R 1:91) (56)参考文献 特開 昭59−128397(JP,A) 特開 昭59−176298(JP,A) 特開 昭59−205327(JP,A) 特開 昭60−243026(JP,A) 特開 昭61−250000(JP,A) 特開 昭62−36398(JP,A) 特開 昭62−111697(JP,A) 特開 昭62−123200(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒト胃癌組織膜成分で免疫したマウスの脾
    細胞とマウス骨髄腫細胞とを融合させて得られたハイブ
    リドーマ細胞株AMC−462(ECACC受託番号86050801)が
    生産する下記性質を有する抗ヒト単クローン性抗体AMC
    −462。 免疫グロブリンクラス:IgG1 胃癌、膵癌、大腸癌と反応する。 正常胃、胎児皮膚と反応しない。 CEA、CA19−9、DuPan−2と反応しない。
  2. 【請求項2】ハイブリドーマ細胞株AMC−462(ECACC受
    託番号86050801)を培地に培養するかマウスに投与して
    腹水化し、培養物または腹水中に下記性質を有する抗ヒ
    ト胃癌単クローン性抗体AMC−462を蓄積させ、該培養物
    または腹水からこれを採取することによる抗ヒト胃癌単
    クローン性抗体AMC−462の製造法。 免疫グロブリンクラス:IgG1 胃癌、膵癌、大腸癌と反応する。 正常胃、胎児皮膚と反応しない。 CEA、CA19−9、DuPan−2と反応しない。
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