JPH0672357A - 車輌のリアドア開閉装置 - Google Patents
車輌のリアドア開閉装置Info
- Publication number
- JPH0672357A JPH0672357A JP4250566A JP25056692A JPH0672357A JP H0672357 A JPH0672357 A JP H0672357A JP 4250566 A JP4250566 A JP 4250566A JP 25056692 A JP25056692 A JP 25056692A JP H0672357 A JPH0672357 A JP H0672357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear door
- side walls
- closing device
- pair
- door opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積荷を降ろす際の作業能率の向上を図るこ
と。 【構成】 内壁面が弧状に形成されたリアドアと、荷台
の左右両側壁にそれぞれ設けられた一対の駆動シリンダ
と、後端部が端面コ字型に形成された前記両側壁にそれ
ぞれ枢支され、かつ、内端部が前記駆動シリンダの作動
杆に枢支され一方外端部が前記リアドアの左右の側壁に
それぞれ固設された左右一対の連結リンクとから成り、
前記両側壁の後端部の内壁面の下部がテーパー状にカッ
トされていること。
と。 【構成】 内壁面が弧状に形成されたリアドアと、荷台
の左右両側壁にそれぞれ設けられた一対の駆動シリンダ
と、後端部が端面コ字型に形成された前記両側壁にそれ
ぞれ枢支され、かつ、内端部が前記駆動シリンダの作動
杆に枢支され一方外端部が前記リアドアの左右の側壁に
それぞれ固設された左右一対の連結リンクとから成り、
前記両側壁の後端部の内壁面の下部がテーパー状にカッ
トされていること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車輌のリアドア開閉装置
に関する。車輌はダンプカーのみならず、一般のトラッ
クも含まれる。
に関する。車輌はダンプカーのみならず、一般のトラッ
クも含まれる。
【０００２】
【従来の技術】従来、車輌のリアドア開閉装置として、
たとえば後扉開閉用の油圧シリンダを用い、後扉を荷台
の床面と水平状態に開放するものがあった。
たとえば後扉開閉用の油圧シリンダを用い、後扉を荷台
の床面と水平状態に開放するものがあった。
【０００３】しかし、、この種のタイプのものは、荷台
が後方に開放するので、積荷を降ろす際積荷がリアドア
の内壁面を滑動し、リアドアに傷が付くという欠点があ
った。
が後方に開放するので、積荷を降ろす際積荷がリアドア
の内壁面を滑動し、リアドアに傷が付くという欠点があ
った。
【０００４】そこで、本発明者は、上記欠点を解消する
ために「車輌のリアドアを二分割し、駆動シリンダ、複
数個のリンク等を介し、分割した左右のリアドアを荷台
の両側壁の外側にそれぞれ収納する発明」を先に提案し
た。
ために「車輌のリアドアを二分割し、駆動シリンダ、複
数個のリンク等を介し、分割した左右のリアドアを荷台
の両側壁の外側にそれぞれ収納する発明」を先に提案し
た。
【０００５】しかしながら、上記構成に於いては、車輌
のリアドアを二分割するという考えに基づくために、各
リアドアを左右の側壁に回動自在に設けるための部材や
各リアドアが開放しないようにするための部材が必要で
あり、また駆動シリンダーを取付けが面倒な荷台の床下
に設けなければならず、さらに、たとえば積荷を降ろす
際左右のリアドアの開放を止めている回動ストッパー片
を運転手等がその都度解除しなければならないという欠
点があった。
のリアドアを二分割するという考えに基づくために、各
リアドアを左右の側壁に回動自在に設けるための部材や
各リアドアが開放しないようにするための部材が必要で
あり、また駆動シリンダーを取付けが面倒な荷台の床下
に設けなければならず、さらに、たとえば積荷を降ろす
際左右のリアドアの開放を止めている回動ストッパー片
を運転手等がその都度解除しなければならないという欠
点があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、以上のよ
うな従来の欠点に鑑み、部品点数を少なくすると共に、
駆動シリンダを荷台に容易に取付けることができ、また
積荷を降ろす際に運転手等がわざわざリアドアを開放さ
せたり、あるいは積荷を降ろし終わった後にリアドアが
開放しないようにストッパーすることが不要であり、加
えて、リアドアがスムースに開閉することができる車輌
のリアドア開閉装置を得ることである。
うな従来の欠点に鑑み、部品点数を少なくすると共に、
駆動シリンダを荷台に容易に取付けることができ、また
積荷を降ろす際に運転手等がわざわざリアドアを開放さ
せたり、あるいは積荷を降ろし終わった後にリアドアが
開放しないようにストッパーすることが不要であり、加
えて、リアドアがスムースに開閉することができる車輌
のリアドア開閉装置を得ることである。
【０００７】
【問題点を解決するための手段】本発明の車輌のリアド
ア開閉装置は、内壁面が弧状に形成されたリアドアと、
荷台の左右両側壁にそれぞれ設けられた一対の駆動シリ
ンダと、後端部が端面コ字型に形成された前記両側壁に
それぞれ枢支され、かつ、内端部が前記駆動シリンダの
作動杆に枢支され一方外端部が前記リアドアの左右の側
壁にそれぞれ固設された左右一対の連結リンクとから成
り、前記両側壁の後端部の内壁面の下部がテーパー状に
カットされていることを特徴とする。
ア開閉装置は、内壁面が弧状に形成されたリアドアと、
荷台の左右両側壁にそれぞれ設けられた一対の駆動シリ
ンダと、後端部が端面コ字型に形成された前記両側壁に
それぞれ枢支され、かつ、内端部が前記駆動シリンダの
作動杆に枢支され一方外端部が前記リアドアの左右の側
壁にそれぞれ固設された左右一対の連結リンクとから成
り、前記両側壁の後端部の内壁面の下部がテーパー状に
カットされていることを特徴とする。
【０００８】
【作用】駆動シリンダの作動杆が収縮している時は、リ
アドアは荷台の後方開口部を閉じている。そこで、作動
杆が伸長すると、連結リンクは枢支ピンを支点として時
針方向に回転する。その結果、リアドアは連結リンクを
介して荷台の床面下に水平状態に収納され、荷台の後方
が開放する。
アドアは荷台の後方開口部を閉じている。そこで、作動
杆が伸長すると、連結リンクは枢支ピンを支点として時
針方向に回転する。その結果、リアドアは連結リンクを
介して荷台の床面下に水平状態に収納され、荷台の後方
が開放する。
【０００９】
【実施例】以下、図面に基づき本発明につき説明する。
【００１０】図１ないし図５に於いて、１は車輌、本実
施例ではダンプカー２の荷台である。である。この荷台
１の床面１ａの後端部はテーパー１ｂに形成されてい
る。
施例ではダンプカー２の荷台である。である。この荷台
１の床面１ａの後端部はテーパー１ｂに形成されてい
る。
【００１１】３は荷台の後方開口部を閉じるリアドア
で、このリアドア３の内壁面３ａは弧状に形成されてい
る。なお、リアドア３の左右の側壁面３ｂ、３ｂは積載
された土砂、石等が荷台の両側壁４、４の隙間から落ち
ないように後述する連結リンクの垂直板部により閉鎖さ
れている。
で、このリアドア３の内壁面３ａは弧状に形成されてい
る。なお、リアドア３の左右の側壁面３ｂ、３ｂは積載
された土砂、石等が荷台の両側壁４、４の隙間から落ち
ないように後述する連結リンクの垂直板部により閉鎖さ
れている。
【００１２】５は荷台の左右両側壁４、４にそれぞれ設
けられた一対の駆動シリンダである。これらの駆動シリ
ンダ５、５は、図１で示すように荷台の側壁４、４に形
成した凹所６内に軸受部材７を介して枢支される。従っ
て、駆動シリンダ５は各側壁４に回動可能に設けられて
いる。
けられた一対の駆動シリンダである。これらの駆動シリ
ンダ５、５は、図１で示すように荷台の側壁４、４に形
成した凹所６内に軸受部材７を介して枢支される。従っ
て、駆動シリンダ５は各側壁４に回動可能に設けられて
いる。
【００１３】８は後端部４ａ、４ａが端面コ字型に形成
された前記両側壁４、４にそれぞれ枢支ピン９を介して
枢支され、かつ、アーム部８ａの内端部が前記各駆動シ
リンダ５、５の作動杆１０、１０に枢支され、一方、そ
の外端部に連設する垂直板部８ｂが前記リアドア３の左
右の側壁面３ｂ、３ｂにそれぞれ固設された左右一対の
連結リンクである。連結リンク８は枢支ピン９を支点と
して角度方向に折曲されている。
された前記両側壁４、４にそれぞれ枢支ピン９を介して
枢支され、かつ、アーム部８ａの内端部が前記各駆動シ
リンダ５、５の作動杆１０、１０に枢支され、一方、そ
の外端部に連設する垂直板部８ｂが前記リアドア３の左
右の側壁面３ｂ、３ｂにそれぞれ固設された左右一対の
連結リンクである。連結リンク８は枢支ピン９を支点と
して角度方向に折曲されている。
【００１４】しかして、前記両側壁４、４の後端部４
ａ、４ａの内壁１１の下部は、床面のテーパー１ｂと同
様にリアドア３の弧状面３ａに対応してカットされ、テ
ーパー１２になっている。
ａ、４ａの内壁１１の下部は、床面のテーパー１ｂと同
様にリアドア３の弧状面３ａに対応してカットされ、テ
ーパー１２になっている。
【００１５】なお、符号１３は車輌２の台車あるいはフ
レームである。
レームである。
【００１６】上記構成にあっては、図１及び図２で示す
ように駆動シリンダ５の作動杆１０が収縮している時
は、リアドア３は荷台の後方開口部を閉じている。
ように駆動シリンダ５の作動杆１０が収縮している時
は、リアドア３は荷台の後方開口部を閉じている。
【００１７】そこで、図４で示すように、駆動シリンダ
５、５が駆動し、左右の作動杆１０が伸長すると、各駆
動シリンダ５は反時針方向に回転し、一方、各連結リン
ク８は枢支ピン９を支点として時針方向に回転し始め
る。この時リアドア３の弧状面３ａが両側壁４、４の後
端部４ａ、４ａのテーパー１２と摺接するような格好と
なる。
５、５が駆動し、左右の作動杆１０が伸長すると、各駆
動シリンダ５は反時針方向に回転し、一方、各連結リン
ク８は枢支ピン９を支点として時針方向に回転し始め
る。この時リアドア３の弧状面３ａが両側壁４、４の後
端部４ａ、４ａのテーパー１２と摺接するような格好と
なる。
【００１８】しかして、左右の駆動シリンダ５の作動杆
１０が伸長すると、リアドア３は図５で示すように各連
結リンク８を介して荷台１の床面１ａ下に水平状態に収
納される。その結果、荷台１の後方が開放する。
１０が伸長すると、リアドア３は図５で示すように各連
結リンク８を介して荷台１の床面１ａ下に水平状態に収
納される。その結果、荷台１の後方が開放する。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に於いては次に列挙するような効果がある。
に於いては次に列挙するような効果がある。
【００２０】（１）駆動シリンダを荷台に容易に取付け
ることができる。
ることができる。
【００２１】（２）積荷を降ろす際に運転手等がわざわ
ざリアドアを開放させたり、あるいは積荷を降ろし終わ
った後にリアドアが開放しないようにストッパーするこ
とが不要である。従って、作業能率が向上する。
ざリアドアを開放させたり、あるいは積荷を降ろし終わ
った後にリアドアが開放しないようにストッパーするこ
とが不要である。従って、作業能率が向上する。
【００２２】（３）製作上部品点数が少ないので、安価
に製作することができる。
に製作することができる。
【００２３】（４）リアドアの内壁面を弧状にすると共
に、これに対応する荷台の床面及び両側壁の後端部をそ
れぞれテーパー状に形成したので、リアドアがスムース
に開閉する。
に、これに対応する荷台の床面及び両側壁の後端部をそ
れぞれテーパー状に形成したので、リアドアがスムース
に開閉する。
【図１】ないし
【図５】本発明の本発明の一実施例を示す概略各説明
図。なお、図４及び図５は本発明の作動状態を示す概略
各説明図である。
図。なお、図４及び図５は本発明の作動状態を示す概略
各説明図である。
１…荷台、 ３…リアドア、 ３ａ…内壁面、 ３ｂ…側壁面、 ４…側壁、 ５…駆動シリンダ、 ７…軸受部材、 ８…連結リンク、 １０…作動杆、 １２…テーパー。
Claims (1)
- 【請求項１】 内壁面が弧状に形成されたリアドアと、
荷台の左右両側壁にそれぞれ設けられた一対の駆動シリ
ンダと、後端部が端面コ字型に形成された前記両側壁に
それぞれ枢支され、かつ、内端部が前記駆動シリンダの
作動杆に枢支され一方外端部が前記リアドアの左右の側
壁にそれぞれ固設された左右一対の連結リンクとから成
り、前記両側壁の後端部の内壁面の下部がテーパー状に
カットされていることを特徴とする車輌のリアドア開閉
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25056692A JP3374982B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 車輌のリアドア開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25056692A JP3374982B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 車輌のリアドア開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0672357A true JPH0672357A (ja) | 1994-03-15 |
| JP3374982B2 JP3374982B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=17209802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25056692A Expired - Fee Related JP3374982B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 車輌のリアドア開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3374982B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068923A1 (en) * | 1999-05-11 | 2000-11-16 | Kang, Doo, Bong | Advertising device for an aquarium using floating material |
| US10357246B2 (en) | 2016-04-01 | 2019-07-23 | Ethicon Llc | Rotary powered surgical instrument with manually actuatable bailout system |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP25056692A patent/JP3374982B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068923A1 (en) * | 1999-05-11 | 2000-11-16 | Kang, Doo, Bong | Advertising device for an aquarium using floating material |
| US10357246B2 (en) | 2016-04-01 | 2019-07-23 | Ethicon Llc | Rotary powered surgical instrument with manually actuatable bailout system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3374982B2 (ja) | 2003-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |