JPH0672238B2 - チキソトロピ−性洗剤組成物の製造方法 - Google Patents

チキソトロピ−性洗剤組成物の製造方法

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JPH0672238B2
JPH0672238B2 JP60178475A JP17847585A JPH0672238B2 JP H0672238 B2 JPH0672238 B2 JP H0672238B2 JP 60178475 A JP60178475 A JP 60178475A JP 17847585 A JP17847585 A JP 17847585A JP H0672238 B2 JPH0672238 B2 JP H0672238B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明の一特徴は、溶解したトリポリリン酸塩、珪酸塩
およびアルカリ金属イオンならびに分散した非膨潤性粘
土濃化剤(好ましくはアタパルガス粘土)を含有する水
の液相と、主としてトリポリリン酸ナトリウムである固
相からなるチキソトロピー性の自動皿洗い機用水性洗剤
に関するものである。該組成物は、好ましくは塩素漂白
剤(溶解した次亜塩素酸ナトリウムが有利である)およ
び耐漂白剤性の陰イオン界面活性剤をも含有し、アルカ
リ金属炭酸塩の含有も好ましい。
(従来の技術) 米国特許出願セリアル番号第497,615号は、この型の幾
つかの組成物を開示しており、その全開示を引用する。
(発明が解決しようとする問題点ならびに問題点を解決
するための手段) 組成物中に一定割合の水溶性カリウム化合物たとえばカ
リウム塩(またはKOH)を含ませてK:Naの重量比を約0.0
4乃至0.5、好ましくは約0.07乃至0.4たとえば約0.08ま
たは約0.15にすると、大幅に改善された結果が得られる
ことが見出された。その結果得られる生成物は、望まし
くない濃化あるいはたとえば37.8℃(100%)で熟成(a
ge)したときの分離傾向が少ない点ではるかに安定であ
る。また、一定部分のナトリウム塩を同重量の対応カリ
ウム塩で置き換えると、粘度(例えばブルツクフイール
ドHATD粘度計#4スピンドルを用い、25℃、20rpmで測
定した粘度)がかなり減少し、放置(例えば室温で)時
の分離に対して安定性が更に大となり、かつ、貯蔵時に
比較的大きな結晶が成長するのを禁止する。粘度の減少
は、生産プラントにおける取扱いを一層容易にし、使用
時の配剤を更に容易にし、かつ、消費者が(包装容器を
振ることにより)製品のチキソトロピー構造を容易に破
壊することができるので、家庭用自動皿洗い機の洗剤カ
ツプへの注入が容易に可能となる。
製品の配合に関しては、前記の米国特許出願セリアル番
号第497,615号に記載の成分および割合が使用できる。
該出願における1組の諸成分の割合は、重量でおよそ次
の通りである。
(a)トリポリリン酸アルカリ金属塩8乃至35% (b)珪酸ナトリウム 2.5乃至20%、 (c)アルカリ金属炭酸塩 0乃至9%、 (d)塩素漂白剤に安定な水分散性の有機活性物質洗剤
0.1乃至5%、 (e)塩素漂白剤に安定な消泡剤 0乃至5%、 (f)塩素漂白剤化合物、約0.2乃至4%の塩素を与え
る量、ならびに (g)チキソトロピー性濃化剤、チキソトロピー指数約
2.5乃至10の組成物を与えるのに十分な量。
本願に開示する組成物では、トリポリリン酸ナトリウム
の割合は15%以上(更に好ましくは約20乃至25あるいは
30%の範囲)、珪酸ナトリウムの割合は、少くとも約4
%(例えば約5乃至10または15%の範囲)、アルカリ金
属炭酸塩の割合は約2乃至6または7%、塩素漂白剤の
割合は0.5%以上の塩素(例えば約1乃至2%の塩素)
を与えるような割合、活性物質洗剤の割合は0.1乃至0.5
%の範囲内であることが好ましい。珪酸ナトリウムの好
適割合範囲は、SiO2として計算して、組成物中に約3.5
乃至7%である。
「センコ」(Cenco)湿分計で測定した水の割合は(試
料を恒量になるまで赤外ランプで加熱する)、約40−50
%の範囲が好ましく、約43−48%たとえば約44%または
46%が更に好ましい。
本願に開示する組成物のpHは、通常11または12よりも大
である。一好適配合では、組成物を水で0.75%濃度に稀
釈したときのpHが約10.7乃至11.3の範囲である。
本願に開示する組成物は、(ブルツクフイールドHATD粘
度計#4スピンドルを用い、25℃で20rpmにて測定し
た)粘度が約8000センチポイズ以下となるような配合が
好ましく、約2,000または3,000乃至7,000センチポイズ
たとえば約4,000乃至6,000センチポイズの粘度を与える
配合が更に好ましい。粘度その他の性質は、組成物の調
整数日(たとえば一週間)後に測定するのが好ましく、
粘度測定の前に試料を振り、数値を読む前に粘度計を約
90秒間動かしておくのが実際上良い。
本願に開示する組成物は200ダイン/cm2以上の降伏値を
有し、約1100ダイン/cm2以下、約300ダイン/cm2以上の
降伏値となるように配合することが好ましく、約900ダ
イン/cm2以下たとえば約400乃至600ダイン/cm2とするの
が更に好ましい。降伏値とは、チキソトロピー構造が破
壊される剪断速度の指標である。これは、ハーケ(Haak
e)RV12またはRV100回転粘度計でMVIPスピンドルを用い
て25℃で測定され、剪断速度は5分間で(休止期5分
後)0から20秒-1に直線的に上昇する。ハーケ粘度計で
は、材料の薄層が回転するシリンダーと取り囲む容器の
密接する円筒状壁との間で剪断力をうける。図1−3は
三実施例の生成物を斯く試験した際に得られたグラフで
あり、ピークYが降伏値を示す。
前記のハーケ粘度計で測定されるその他の因子は、組成
物がそのチキソトロピー構造を回復する程度である。一
測定法では、前述のように5分間の剪断速度増大のあ
と、5分間にわたつて回転をゼロまで減速し、引続き30
秒の休止期のあと再度回転を加速して5分間で剪断速度
をゼロから22.6秒-1にする。この方法により第二の降伏
値すなわち図1のピークYrが得られる。この第二の(回
復された)降伏値は、少くとも200ダイン/cm2、最初に
測定した降伏値の50%、75%またはそれ以上であること
が好ましい。
図4は、実施例4の組成物の写真である。(図中に示し
た尺度で撮影) 以下の実施例で本発明を更に説明する。
実施例中、アツタゲル(Attagel)#50はアタパルジヤ
イト粘度粉末であり(エンゲルハルトミネラルスエンド
ケミカルズ社(Engelhard Minerals&Chemicals)製。
同社のカタログによると、製造時には約12重量%の遊離
湿分を含有し(104.4℃(220゜F)で加熱して測定)、
B.E.T.表面積は無水基準で計算して約210m2/gであ
る。)、グラフトールグリーン(Graphtol Green)は着
色剤であり、LPKN158はアメリカンハウス社(American
House(Knapsack))製の消泡剤であつて、リン酸のモ
ノ−およびジ−(C16−C18)アルキルエステルの2:1混
合物、Na2O:SiO2比が1:2.4の珪酸ナトリウムを含有し、
ダウフアツクス(Dowfax)3B2は耐漂白剤性の陰イオン
界面活性剤であるモノデシル/ジデシルジフエニルオキ
シドジスルホン酸ナトリウムの45%水溶液であり、STPP
はトリポリリン酸ナトリウムである。特記無い限り、ST
PPは微粉の商業無水物質として添加され、その含水量は
約0.5%であり、斯かる材料には普通その約4.5−6.5%
がピロリン酸塩として存在する。特許無い限り、使用水
はイオン交換水である。
実施例1 下記諸成分を、通常のプロペラ型実験室用撹拌機で混合
しながら、下記の順序で容器内に添加した。各段階での
温度および混合時間も以下に示す。
この混合物の粘度を前記のように測定すると37.8℃(10
0゜F)で3週間熟成後では約5000センチポイズであ
り、37.8℃(100゜F)で3ケ月熟成後の粘度は約4800
センチポイズであつた。
本実施例のSTPP六水和物は、およそ下記の粒径分布を有
した。U.S.S.篩 #10上 0 #40上 0 #100上 25.4 #200上 31.5 #325上 16.5 %325通過 25.9 実施例2 下記の配合物を調製し、その性質を以下に示す方法で測
定した。
水、着色剤、粘土、リン酸塩の半分、消泡剤、次亜塩素
酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、NaOH、珪酸塩、
リン酸塩の第二の半分、界面活性剤の順序で成分を混合
した。
毛細管排出時間は通常の試験であり、ホワツトマン(Wh
atman)サイズ41紙の15cm径シート上に6.8cm径の円を
描き、プラスチツク環状物(内径3.5cm、外径4.2cm、高
さ6.0cm)を該紙上に円と同心にして垂直に配置し、
該環状物に被験組成物を充たす。組成物からの液体は
紙に吸収され、描かれた円に向つて徐々に拡がる。液体
が円に接触するまでに経過する時間を予かじめ定められ
た三箇所で測定し、平均値を計算した。
実施例3 成分を以下に記した順序で混合し、下記の配合分を調製
した。次にこの組成物を275Gで遠心分離し、透明な分離
液(連続)相の容積が増加しなくなるまでそれを継続
し、得られた液を分析した。
すなわち、この組成物は、K:Na比を除いて同一である。
本実施例の生成物の粘度は、ブルツクフイールドRVT粘
度計スピンドル第5番にて26.7℃(80゜F)で測定し
た。
以下の実施例4−6は、前記の生成物(一定量のカリウ
ムを含有)を製造するための新規かつ有用なる方法を説
明するものである。この方法は、前記の米国特許出願セ
リアル番号第497,615号に示した型の他の生成物(カリ
ウム化合物が存在しない)、ならびに溶解ビルダー塩を
含有する水に分散した水溶性無機ビルダー塩の微粒子、
粘土またはその他のコロイド状濃化剤および界面活性剤
を含有するその他の洗剤スラリーの製造にも使用可能で
ある。これらの実施例(生成物中のビルダー塩の粒子は
大部分、STPP六水和物プラス炭酸ナトリウム水和物であ
る)では、非常に粘調な(例えば20.000−60.000cpsの
粘度)一定量の水、ビルダー塩の高アルカリ性飽和溶
液、および主成分としての水溶性ビルダー塩の未溶解粒
子の混合物が形成される。この粘調な混合物を高速分散
機にかけて未溶解粒子を粉砕し、そのあと粘度濃化剤の
固体粒子を添加し、該粘土の集塊を機械的に解砕する。
そのあと配合成分の残り(例えば電解質含量の大なる液
相に容易に溶解乃至分散するその他の液体または物質)
を混入する。次にこの混合物を更なる高剪断機械作用に
付して粘土の集塊を更に解砕する。この方法では、粘土
を水性媒体中に予かじめ分散させておく必要がないこと
が見出されている。粘土の固体粒子は、たとえ媒体が強
アルカリ性であつても、容易に分散する。未溶解ビルダ
ー塩粒子の粉砕は、粘土が実質的に存在せぬと、はるか
に効率的かつ急速に行なわれる。
実施例4−6で説明する方法では、未溶解粒子の主要部
分を構成するビルダー塩は、その他のビルダー塩を既に
高濃度で溶解している水溶液に添加するのが好ましく、
斯く添加するとビルダー塩が溶液から析出され(たとえ
ば共通イオン効果により)、小結晶として再結晶され
る。
実施例4−6で説明する混合法のその他の重要な特徴
は、次のバツチの成分として前に形成されたバツチの全
「ヒール」(heel)を用いることにより、再現性ある性
質のバツチを繰返し行なえることである。
前に示したように、実施例4−6で説明する方法は、カ
リウム塩含有組成物の製造に、その使用が制限されるわ
けではない。この方法は、粘土がアタパルジヤイトであ
る配合物の製造に大いに有効なることが見出されてはい
るが、粘土の一部あるいは全部が膨潤型のもの、例えば
ベントナイト(ゲルホワイト(Gelwhite)GP)またはヘ
クトライト(hectorite)等のスメクタイヤ(smectir
e)“の粘土である組成物にも使用できる。
実施例4 少量の顔料(顔料を28%含有する水性ペーストであるグ
ラフトールグリーン0.028部)を混合したイオン交換水3
2.0部に、K2CO3(水溶性は0℃でも水100部当り100部以
上)2.0部と粒状炭酸ナトリウム(水溶性は35℃で水100
部当り約45部)5.0部を完全に溶解した。溶液の温度は
約32.2℃(90゜F)であつた。次に約0.5%の水和水を
含有する粉末STPP23.116部を添加し、その間混合物を高
速度分散機に連続的にかけた。STPPの量は、存在水量に
可溶な量をはるかに超えていた。STPPの水溶性は25℃で
水100ml当り約20gである。本実施例におけるSTPPは、オ
ーリン社(Olin Corp−)の製品であり、硫酸ナトリウ
ム含量約2%の非常に細かい粒径のものであり、既知の
「湿式法」で製造される粉末無水STPPと粉末STPP六水和
物との混合物である。このSTPPを溶液に添加すると、急
速に水和してSTPP六水和物を含有する硬い結晶性の塊を
形成した。(23部のSTPPは六水和物の形成時に、約7部
の水を取り込む。)混合物は、最初は過飽和溶液中の未
溶解STPPの薄いスラリーであつた。温度は水和反応のた
めに上昇し、約60℃(140゜F)のピークに達した。約
3乃至4分で混合物は非常に粘調になり、その粘度は約
20.000cps以上に上昇した。(ブルックフィールドRVT、
スピンドル#6を用い、スラリー温度下10RPMで測定す
ると約40.000−50.000である)。この過程で、(STPPの
ナトリウムの)共通イオン効果により、炭酸ナトリウム
は(非常に細かい結晶の形態で)溶液相から結晶として
析出すると考えられる。混合物が粘調になると、高速分
散機は粒子(例えばTPP水和物粒子)を細かい粒径に粉
砕する作用をなし、粉砕作用は、一つには、分散機の電
力消費の増加および温度の更なる上昇(例えば65.6℃
(150゜F)に上昇し、そのためビルダー塩の溶解量が
増大し、冷却すると微粒形態で再結晶する)により示さ
れる。この粉砕を、最初のスラリー濃縮のあと約5分間
にわたり継続した。この粉砕の間、材料塊は眼に視えな
くなり、未溶解粒子の粒径はほとんど全て40ミクロン以
下になつたと考えられる。次に水9−367部を更に添加
して粘度を10.000cps以下に下げ(例えば前述のように
測定して5000cps付近に)、そのあと3.3部のアッタゲル
#50と0.732部の白色TiO2(アナターゼ)顔料を強アル
カリ性混合物(pHは9より十分大、例えば10.5)に添加
し、その間混合物を連続的に高速分散機の作用のもとに
置いて大部分の粘土の集塊を解砕した。その結果、濃厚
混合物は外観上均一かつ平滑になつた。次に50%NaOH水
溶液2.70部、消泡剤(クナツプザツクLPKN158)0.16
部、47.5%珪酸ナトリウム水溶液(Na2O:SiO2は1:2.4)
10.53部、12%次亜塩素酸ナトリウム水溶液10.0部およ
び耐漂白剤性の陰イオン界面活性剤(ダウフアツクス3B
2)の45%水溶液0.8部を添加した。これらの添加は単純
撹拌等いかなる所望の混合条件下でも実施できる。(高
剪断分散作用を継続するのが好都合ではあるが)次に混
合物をテクマー(Tekmar)「デイスパツクス(dispax)
反応器」(最高速度22m/秒で作動する)などのインライ
ンミルに通すなどして混合物に粉砕作用を加える。「デ
イスパツクス反応器」は比較的短時間に高剪断速度を混
合物に与える。(たとえばミル内の「滞留時間」は2秒
以下にすぎない。)この主たる効果は、粘土粒子の集塊
を更に解砕することであつて、これは降伏値が顕著に増
大すること、例えば混合物の降伏値を約33%上昇させる
ことにより示される。
得られる混合物はチキソトロピー性を有する。内部の分
散した固体粒子の粒径は、約80重量%以上が10ミクロン
以下の粒径なる細かさと思われている。この混合物の温
度は、48.9−54.4℃(120−130゜F)付近である(この
温度での粘度は21.1℃(70゜F)におけるそれよりも高
い。)混合物は混合容器から排出される。(例えば容器
の底部が円錐形である場合には底部弁から、実質的に平
底の混合容器の場合にはその下側面の弁から)約10%の
混合物が容器内に「ヒール」として残存する。この流動
特性のため、容器から全組成物を抜き取ることは困難で
ある。
続いてヒールを除去せずに同じ混合容器内で前記の全手
順を何度も繰り返す。
高速分散機は、上方および下方に交互に伸長する周縁歯
を有する円形水平板を包含し該円板は、(歯の)周速が
22.9m/秒(75フイート/秒)以上(たとえば27.4m/秒、
90フイート/秒)となるような高速回転を行なうよう
に、(垂直な下方に伸長するシヤフト上に)搭載されて
いる。実験室での操作ではカウルス(Cowles)高速分散
機が適当であり、大規模操作ではマイヤーズ(Myers)
モデル800シリーズ高速分散機が使用できる。これらの
高速分散機は、歯付き板での衝撃粉砕および混合物への
層状剪断応力により粒径を減少させる。溶解、水和等に
より発生する熱に加え、この剪断作用がハツチ内に熱を
発生する。その結果得られる比較的高い温度で、諸成分
は更に可溶性となり、冷却すると、比較的細かく急速に
は沈降しない結晶が得られる。高速分散機は混合物の
「ローリング」を誘起する。すなわち、混合物の移動路
は容器の中央部で下降し、回転板に沿つて外側に向い、
容器の側壁に沿つて上昇し、混合物の上表面で内側に向
う。この移動の過程で、望ましい脱気が生じ、すなわち
(粉末添加時に常に導入される)空気は、この回路の内
脚部を通るとき混合物から抜け出すであろう。
前記の組成物の処理後には、あきらかに結晶成長が起
り、多数の大かつ比較的均一なサイズの結晶が形成され
る。(写真に示す)すなわち、図4は、80ミクロン程度
の径を有する結晶が存在することを示す。これらの結晶
はポリリン酸塩を含有するようにみえるが、完全には同
定しなかつた。
実施例5 STPP粉末が「乾式法」にて製造されたモンサント無水ST
PPであつて、その水和水含量が0.5%(または幾分か高
め、たとえば1.5%)程度にまで湿潤化された無水STPP
からなることを除き、実施例4を繰り返した。このSTPP
は実施例3でも用いた。
実施例6 最初の水の割合が28.0部、第二の水の割合が13.637部で
あつて、アタパルジヤイト粘度の添加前にポリアクリル
酸ナトリウム(アクリルゾル(Acrycol)LMW−45N、分
子量約4500)の45%水溶液1.11部を添加したことを除
き、実施例4を繰返した。本実施例でのK2CO3量は3部
であり、Na2CO3の量は4部であつた。
実施例4−6の生成物は、以下の特性を有していた。
「遠心分離」は、前記実施例3のように275Gで遠心分離
し、その透明液相の容積を全容積に対して測定したもの
である。
「チキソトロピー指数」は、前記の米国特許出願セリア
ル番号第497,615号に記載のように、ブルツクフイール
ドHATD粘度計#4スピンドルを用いて室温で測定した際
の30rpmでの粘度/3rpmでの粘度の比である。
実施例6では、可溶性の耐塩素漂白剤性重合物が存在し
た。この重合物の存在は、放置時または遠心時に生成物
の分離に対する抵抗性を改善し、しかもそれに対応して
生成物の粘度を大幅に増加させるわけではないことが見
出された。この重合物は、非常に高濃度の(飽和)電解
質溶液状態で、存在する。この重合物が存在すると、食
器(きめの細かい磁器)のうわ薬層が更によく保護され
るようになることも見出された。これらの効果はポリア
クリル酸塩に関して観察されていたことであり、ポリア
クリル酸塩は本系の塩素漂白剤ならびに粘土と全く適合
すること、すなわち活性塩素含量は粘土と同様に一定に
維持されることが見出されていた。種々の分子量の重合
物が使用可能であり、例えば分子量10.000未満のもので
も、分子量100.000以上のものでもよい。重合物の割合
は0.01乃至3%の範囲であり、高分子量になるほど割合
を少くするのが更に適当である。(たとえば、分子量30
0.000の重合物に対しては0.06%)その他の耐漂白剤性
の重合物も使用できる。
本願では、特記無い限り、割合は全て重量基準である。
実施例では、特記無い限り大気圧を使用した。
前述の詳細な記述は単なる説明の手段であり、本発明の
精神から逸脱することなく諸変法が可能なることが了解
されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、三実施例の生成物をハーケ粘度計
で測定したときのグラフであり、ピークYが降伏値を示
す。第4図は実施例4の組成物の結晶の構造の顕微鏡写
真である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルカリ性の水溶性ビルダー塩で飽和した
    水性液体中にアルカリ性の水溶性ビルダー塩の固体粒子
    のスラリーを形成し、その際に斯かる固体粒子の割合
    は、前記スラリーの粘度が約20,000〜60,000センチポイ
    ズとなる高さであること、少なくとも約22.9m/秒(75フ
    ィート/秒)の先端速度で作動する高速分散機に前記粘
    稠スラリーをかけて前記固体粒子を湿時粉砕すること、
    次に水を添加して前記スラリーの粘度を下げ、かつ、粉
    末粘土を添加すること、及び前記可溶性ビルダー塩の固
    体粒子の存在下に、前記スラリー中の前記粘土の集塊を
    機械的作用にて砕くことからなるチキソトロピー性洗剤
    スラリーの製造方法。
  2. 【請求項2】前記粒子はトリポリリン酸ナトリウムが少
    なくとも主部であり、かつ、前記粘土はアタパルジャイ
    ト粘土である、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】得られた混合物に引き続き水溶性陰イオン
    界面活性剤を添加する、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  4. 【請求項4】実質的に無水のトリポリリン酸ナトリウム
    をアルカリ金属炭酸塩の水溶液に添加することにより、
    前記粘稠スラリーを形成する、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  5. 【請求項5】前記溶液中のアルカリ金属炭酸塩の濃度
    が、添加したトリポリリン酸ナトリウムにより、前記溶
    液から炭酸ナトリウムが結晶化する程大である、特許請
    求の範囲第4項記載の方法。
  6. 【請求項6】前記粘土の割合が約1〜5%である、特許
    請求の範囲第2項記載の方法。
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