JPH067120Y2 - ロックボルトの掛止具 - Google Patents

ロックボルトの掛止具

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JPH067120Y2
JPH067120Y2 JP1989132931U JP13293189U JPH067120Y2 JP H067120 Y2 JPH067120 Y2 JP H067120Y2 JP 1989132931 U JP1989132931 U JP 1989132931U JP 13293189 U JP13293189 U JP 13293189U JP H067120 Y2 JPH067120 Y2 JP H067120Y2
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俊臣 林
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俊臣 林
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B21/00Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
    • F16B21/10Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings by separate parts
    • F16B21/16Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings by separate parts with grooves or notches in the pin or shaft
    • F16B21/18Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings by separate parts with grooves or notches in the pin or shaft with circlips or like resilient retaining devices, i.e. resilient in the plane of the ring or the like; Details
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D20/00Setting anchoring-bolts

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ナトム工法等によりトンネル掘削する際に使
用するロックボルトの掛止具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ナトム工法等によりトンネル掘削を行う場合、掘
削されたトンネル内から地山に向けて放射状に多数の孔
を穿ち、この孔内にロックボルトを挿入し、この挿入し
たロックボルトを、ロックボルトと孔との間の隙間にモ
ルタル等を充填して固定している。
この工法において、ロックボルトを上向きの孔内に挿入
する際ロックボルトが孔内から落下する問題、および、
ロックボルトが孔内中心部にセット出来ないという問題
から、これらを改善して、ロックボルトの掛止具(以下
掛止具と称す。)が種々提案されている。
例えば、実開昭58-134499号公報には、スリットを有す
る円筒状本体と、この円筒状本体の一端に一体的に形成
されその先端が放射状に広がる複数個の掛止片とからな
る掛止具が示されている。
また、上記形状とほぼ同形状の第7図に示す掛止具が知
られている。この掛止具21は、円筒状本体22に形成され
たスリット23の左右両端部24,25の中央に、外方に膨出
させた所定長さの膨出部26,27を有し、且つこの膨出部2
6,27の中央、スリット23を形成する左右両辺に跨がって
成形された円孔28,29を有する形状のものである。尚、3
0は、円筒状本体22の一端に一体的に形成されその先端
が放射状に広がる複数個の掛止片である。
これら円筒状本体にスリットを有する掛止具は、掛止片
を下にして円筒状本体の内径より大径の外径を有するロ
ックボルトにスリットを押開いて挿入させ、固定位置ま
で移動したところでスリットの押開きを開放することに
より、ロックボルトに嵌合させて使用され、そしてこの
ロックボルトがトンネル内に穿った孔に打設された後、
前記掛止片が孔の内周面に食い込み、ロックボルトが孔
から落下するのを防止すると共に、ロックボルトを孔内
中心部にセットする機能を有する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した円筒状本体にスリットを有する掛止
具において、この掛止具をロックボルトに挿嵌させる時
の掛止具の移動および挿嵌後の位置調整のための掛止具
の移動を、掛止具のスリットを円筒状本体のバネ力に抗
して押開いて行うが、この移動作業の際、掛止具のスリ
ットの左右両辺がほぼ平行辺で構成されているため、平
行辺を左右方向に押開くのに軸用スナップリングプライ
ヤーを使用するなど、この種の現場では従来あまり使用
されていなかった工具を使用することから、ある程度の
熟練を要し作業製が悪かった。また前記掛止具のロック
ボルトへの挿嵌およびロックボルト上での移動作業をト
ンネル内で行う場合は、長いロックボルトと掛止具を別
々に運び入れることができ運搬し易い利点を有する反
面、暗いために作業がし難いという問題があり、逆に、
トンネル外で行う場合は、作業はし易くなるが、掛止具
がロックボルトへ挿嵌されているため運搬がし難いと言
う問題がある。
本考案は、上記の問題点に鑑み、特別の工具を使用する
ことなく、ロックボルトの所望位置に人力でもって着脱
し得るロックボルトの掛止具を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案のロックボルトの掛止
具は、開口部を有する円筒状本体と、この円筒状本体の
一端に一体的に形成されその先端が放射状に広がる複数
個の掛止片とからなるロックボルトの掛止具であって、
前記円筒状本体の開口部に対向する部位に所定長さの突
出部が周方向に設けられてなるものである。
〔作用〕 上記構成の掛止具は、ロックボルトの掛止具の固定位置
に掛止具の開口部を当てて、側方から手等で押し入れて
装着するものであるから、特別の工具を使用することな
く、長いロックボルトに装着でき、また装着位置が悪い
場合は、円筒状本体の開口部に対向する部位の掛止片側
から引き上げることによりロックボルトから引き離せ、
適切な位置に再装着することができ、従って、薄暗いト
ンネル内でも装着が容易に行えるので、掛止具とロック
ボルトを別々にトンネル内へ運び入れ、トンネル内の現
場で装着作業を行うことができる。しかも、円筒状本体
の開口部に対向する部位には所定長さの突出部が周方向
に設けられてあるので、この突出部によりバネ力が保持
され、ロックボルトへの把持力が増し、ロックボルトの
所定位置からのずれが防止される。
そして、上記掛止具の、円筒状本体の開口部と所定長さ
の突出部との間の上下方向中間部位に内方向突出部を設
けるとよく、これにより、この内方向突出部がロックボ
ルトの表面の凹部に入るため、ロックボルトの所定位置
からのずれがより確実に防止できる。
また、上記掛止具において、円筒状本体の開口部の開口
間隔を、円筒状本体の内径の0,6〜0,85倍にすることが
よく、これにより、掛止具のロックボルトへの装着が効
率的に行える。。もし、開口間隔が円筒状本体の内径の
0,6倍未満であれば、開口間隔が狭いため手で押し込む
ことが難しく、確実にハンマ等で叩き入れなければなら
なくなり、また0,85倍超では、手で押し込み易くなる反
面、円筒状本体がロックボルトを包み込む量が少なくな
りバネ力とも関係して位置ずれし易くなる。
〔実施例〕
以下、本考案に係わる実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はロックボルトの掛止具の正面図、第2図は、第
1図の矢視Aからの側面図である。
1は、掛止具であって、薄鋼板を第3図に示す展開形状
に打ち抜き、これを曲げ加工して製造したものである。
2は、円筒状本体であって、この円筒状本体2の開口部
3の左右両端部4,5には外側に反転加工された鍔6,
7が、また開口部3に対向する部位8には膨出加工され
た突出部9がそれぞれ形成されている。
また、円筒状本体2の下端には、ほぼ等間隔に一体的に
形成された三枚の同形状の掛止片10,11,12を有する。
上記構成の掛止具1をロックボルト1a(第1図に二点鎖
線で示す)に押し嵌めるには、掛止具1の開口部3を第
1図に示すようにロックボルト1aに押し当て、掛止具1
の鍔6,7を案内にして開口部3を円筒状本体2のバネ力
に抗して左右に押し開きながらロックボルト1aに押し嵌
める。また押し嵌めた位置が不適切で位置を変える場合
は、開口部3に対向する部位8側の下端(掛止片11が着
いている)側から人力あるいはドライバ等で引き離し、
上記要領で適切な位置に再装着できる。
尚、円筒状本体1の開口部3の開口間隔Lが16mm、円筒
状本体1の内径Dが25mm(L/D=0,64)からなる掛止
具1を用い、外径30mmのロックボルト1aに押し嵌めたと
ころ、着脱が上記の如く行え、しかもバネ力によってロ
ックボルト1aを把持し簡単に位置ずれすることも無かっ
た。
第4図に示す素板は、特に大径のロックボルト1aに使用
して好適な掛止具1のためのもので、掛止具1の開口部
3が大きく開いても、掛止片10,11,12の先端がほぼ等間
隔になるように工夫したものである。
第5図に示す別態様のロックボルトの掛止具1は、円筒
状本体2の開口部3と突出部9との間の上下方向中間部
位に内方向突出部13を設けたもので、その他の構成は、
第1図に示すものと同じである。そしてこの掛止具1に
よれば、ロックボルト1aに装着した時、内方向突出部13
がロックボルト1aの表面の凹部に入るため、ロックボル
ト1aの軸方向へのずれが確実に防止でき、トンネル内で
の孔内へのロックボルト1aの挿入作業が、よりし易くな
る。
また、第6図に示す別態様のロックボルトの掛止具1
は、円筒状本体2の下端に一体的に形成された掛止片1
0,11,12の、円筒状本体2との付根部に突出部14を膨出
加工して設けたもので、その他の構成は、第1図に示す
ものと同じである。そしてこの掛止具1によれば、掛止
片10,11,12のバネ力が確実に得られ、運搬等の取扱中の
掛止片10,11,12の変形が防止できる。また、この第6図
に示す掛止具1の円筒状本体2に、上記第5図に示した
内方向突出部13を設けてもよい。
尚、上記実施例において、掛止片10,11,12が三枚の場合
を例に説明したが、二枚以上で、コスト上からは六枚以
下が好ましい。
また、上記実施例において、円筒状本体2の突出部9が
一本の場合を例に説明したが二乃至三本でもよく、また
突出部9および突出部14は、共に外方に膨出加工された
例を説明したが、内方に膨出加工されていてもよい。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案に係わるロックボルトの掛止具
によれば、この掛止具をロックボルトに装着するのに、
特別の工具を使用することなく、ロックボルトの所望位
置に人力でもって着脱し得る。またこのように作業性よ
く着脱し得ることから、薄暗いトンネル内でも装着が容
易に行え、しかも掛止具とロックボルトを別々にトンネ
ル内へ運び入れ、トンネル内の現場で装着作業を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係わるロックボルトの掛止具の正面
図、第2図は、第1図の矢視Aからの側面図、第3図
は、第1図に示す掛止具の素板の展開図、第4図は、本
考案に係わる別態様のロックボルトの掛止具用素板の展
開図、第5図は、本考案に係わる別態様のロックボルト
の掛止具の正面図、第6図は、本考案に係わる別態様の
ロックボルトの掛止具の側面図、第7図は、従来のロッ
クボルトの掛止具の側面図である。 1……掛止具、1a……ロックボルト 2……円筒状本体、3……開口部 4,5……開口部の左右両端部 6,7……鍔、9,14……突出部 10,11,12……掛止片、13……内方向突出部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する円筒状本体と、この円筒状
    本体の一端に一体的に形成されその先端が放射状に広が
    る複数個の掛止片とからなるロックボルトの掛止具であ
    って、前記円筒状本体の開口部に対向する部位に所定長
    さの突出部が周方向に設けられてなることを特徴とする
    ロックボルトの掛止具。
  2. 【請求項2】円筒状本体の開口部と所定長さの突出部と
    の間の上下方向中間部位に内方向突出部が設けられてな
    ることを特徴とする第1請求項に記載のロックボルトの
    掛止具。
  3. 【請求項3】円筒状本体の開口部の開口間隔が、円筒状
    本体の内径の0.6〜0,85倍であることを特徴とする第1
    請求項又は第2請求項に記載のロックボルトの掛止具。
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