JPH0670963A - ベッドの障害者用手摺装置 - Google Patents
ベッドの障害者用手摺装置Info
- Publication number
- JPH0670963A JPH0670963A JP4295485A JP29548592A JPH0670963A JP H0670963 A JPH0670963 A JP H0670963A JP 4295485 A JP4295485 A JP 4295485A JP 29548592 A JP29548592 A JP 29548592A JP H0670963 A JPH0670963 A JP H0670963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- bed
- fixed
- stay
- assisting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Rehabilitation Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明のベッドの障害者用手摺装置は、ベ
ッドの手摺を回動させてベッドから離れる方向へ向かわ
せてセットし、歩行訓練用の手摺に変更する場合におい
て、ベッド側の手摺が装備されないときにベッド上の障
害者や老人が落下するのを防止せんとするものである。 【構成】 ベッド１の側面に装着された手摺装置であっ
て、その手摺４が当該ベッド１の側面に沿う方向とベッ
ド１に取付けられる基端側に対して自由端側がベッド１
から離れる方向に回動操作してその適所にセット可能
で、且つ、この自由端側が床面に当接支持できる脚部を
設けた手摺装置において、この手摺４のベッド側支軸６
に、前記手摺４をベッド１から離れる方向に回動させて
セットした状態時にあってもベッド１に沿う方向に保持
できる当該手摺４とは別の補助手摺１２を装着してなる
ベッドの障害者用手摺装置。
ッドの手摺を回動させてベッドから離れる方向へ向かわ
せてセットし、歩行訓練用の手摺に変更する場合におい
て、ベッド側の手摺が装備されないときにベッド上の障
害者や老人が落下するのを防止せんとするものである。 【構成】 ベッド１の側面に装着された手摺装置であっ
て、その手摺４が当該ベッド１の側面に沿う方向とベッ
ド１に取付けられる基端側に対して自由端側がベッド１
から離れる方向に回動操作してその適所にセット可能
で、且つ、この自由端側が床面に当接支持できる脚部を
設けた手摺装置において、この手摺４のベッド側支軸６
に、前記手摺４をベッド１から離れる方向に回動させて
セットした状態時にあってもベッド１に沿う方向に保持
できる当該手摺４とは別の補助手摺１２を装着してなる
ベッドの障害者用手摺装置。
Description
【産業上の利用分野】この発明は、ベッドから障害者が
床面に降り立つ際の手摺と、歩行訓練のために利用でき
るベッドの障害者用手摺装置に関するものである。
床面に降り立つ際の手摺と、歩行訓練のために利用でき
るベッドの障害者用手摺装置に関するものである。
【従来技術】従来から、ベッドの側面に装着された手摺
が当該ベッドの側面に沿う方向とベッドに取付けられる
基端側に対して自由端側がベッドから離れる方向に回動
操作してその適所にセット可能な手摺装置は、商品とし
て販売されていた。しかし、この手摺は、その回動可能
な回動方向がセットできる単一の手摺装置であった。
が当該ベッドの側面に沿う方向とベッドに取付けられる
基端側に対して自由端側がベッドから離れる方向に回動
操作してその適所にセット可能な手摺装置は、商品とし
て販売されていた。しかし、この手摺は、その回動可能
な回動方向がセットできる単一の手摺装置であった。
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、従来型の手摺装置では、回動セットので
きる手摺をベッドから離れる方向に回動させてセットし
たとき、ベッド側に何等の手摺に変わる部材がなくな
り、この手摺を元の状態であるベッドの側面に沿う状態
に戻しておかないとベッドから不測に落下する危険性が
あった。
とする課題は、従来型の手摺装置では、回動セットので
きる手摺をベッドから離れる方向に回動させてセットし
たとき、ベッド側に何等の手摺に変わる部材がなくな
り、この手摺を元の状態であるベッドの側面に沿う状態
に戻しておかないとベッドから不測に落下する危険性が
あった。
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
解決のために、ベッド１の側面に装着された手摺装置で
あって、その手摺４が当該ベッド１の側面に沿う方向と
ベッド１に取付けられる基端側に対して自由端側がベッ
ド１から離れる方向に回動操作してその適所にセット可
能で、且つ、この自由端側が床面に当接支持できる脚部
を設けた手摺装置において、この手摺４のベッド側支軸
６に、前記手摺４をベッド１から離れる方向に回動させ
てセットした状態時にあってもベッド１に沿う方向に保
持できる当該手摺４とは別の補助手摺１２を装着してな
るベッドの障害者用手摺装置とした。
解決のために、ベッド１の側面に装着された手摺装置で
あって、その手摺４が当該ベッド１の側面に沿う方向と
ベッド１に取付けられる基端側に対して自由端側がベッ
ド１から離れる方向に回動操作してその適所にセット可
能で、且つ、この自由端側が床面に当接支持できる脚部
を設けた手摺装置において、この手摺４のベッド側支軸
６に、前記手摺４をベッド１から離れる方向に回動させ
てセットした状態時にあってもベッド１に沿う方向に保
持できる当該手摺４とは別の補助手摺１２を装着してな
るベッドの障害者用手摺装置とした。
【実施例】１はベッドである。２はベッド１の側枠であ
る。３はベッドの前衝立である。４は手摺であり、前記
ベッドの側枠２の外側面に固定される取付具５に上下方
向の孔を設けて、これに手摺取付支柱６が挿通固着され
ている。７は支柱６の脚部で、前記支柱６の下部側に上
下調節可能に固着され、支柱６を床面に当接支持できる
ようになっている。８は脚部７のセットボルトである。
９は前記支柱６を取付具５に締め付け固定するレバーで
ある。即ち、該取付具５の内面に固着のナットにレバー
９の基部側を螺子に形成して螺合させ、このレバー９の
基端側に前記支柱６をナット側に押圧して締め付ける締
め付け保持体を設けた構成になっている。したがって、
支柱６は上下に高さ調節できると共に、回動させてセッ
ト可能になっている。前記手摺４は、前記支柱６の上端
部分に固定され、側面視が楕円上のループにパイプ部材
で構成されている。１０は手摺４を床面に支持させる補
助支柱で、基部が前記手摺４の自由端側の下側部分に固
着され、その下端側は床面に接当可能に調節してセット
できるように構成されている。１１は調節セットボルト
を示す。１２は補助手摺で、前記支柱６の上下中間部に
回動セットできるように構成されている。即ち、支柱６
に挿通される上下の筒体１３ａ，１３ｂをコ字状金具１
４で連結し、この連結部の間に前記支軸６に挿通される
径大のセット筒体１５を設け、このセット筒体１５の外
周部に螺子孔を設け、前記コ字状金具１４に回動自由に
支えらて前記セット筒体１５の螺子孔に螺合されるセッ
ト用の螺子軸１６を回動用の操作杆１７で操作できるよ
うに構成し、この螺子軸１６の回転によってセット筒体
１５を金具１４側へ引き寄せることで該上下の筒体１３
を支軸に固定できるように構成している。そして、この
ように構成された前記上下の筒体１３ａ，１３ｂにパイ
プでＵ字状に形成された補助手摺１２の上下端部を固着
している。したがって、この補助手摺１２は、支軸６の
回りに上下調節、及び回動調節できて該支軸６に固着で
きるように構成されている。上例の構成によると、手摺
４を第３図の実線で示したベッド１の側面に沿う状態に
セットしておくと、この手摺４及び補助手摺１２が共に
ベッド上に寝ている障害者の不測な落下を防止でき、ベ
ッド側壁手摺の役目になる。この状態から、レバー９で
支軸６のセットを解き、該支軸６を回動させて第３図の
仮想線で示した手摺４がベッド側枠２に直交する状態に
回動させて再びレバー９でセットする。このとき、補助
手摺１２も共に回動してベッド１の内側に回動するが、
操作杆１７を操作してセット用の螺子軸１６を回動さ
せ、該補助手摺１２のセットを解いて元のベッド１の側
面に沿った状態に戻して再びセットすれば、第１図で示
した状態になる。この第１図のセット状態が、障害者の
歩行訓練用の姿勢である。即ち、この第１図で示した手
摺４のようにセットすれば、この手摺４に障害者が掴ま
ってベッド１から床面に降り立ち、このベッド１の側で
手摺４に掴まった状態で歩行訓練をすることができる。
そして、この歩行訓練用の第１図の姿勢に手摺４をセッ
トさせたままで放置しておいてもベッド１の側面に補助
手摺１２がそのままセットされたままに保持されるか
ら、ベッド上で寝ていても、この補助手摺１２で障害者
がベッド１から落下するのを防止することができる。
る。３はベッドの前衝立である。４は手摺であり、前記
ベッドの側枠２の外側面に固定される取付具５に上下方
向の孔を設けて、これに手摺取付支柱６が挿通固着され
ている。７は支柱６の脚部で、前記支柱６の下部側に上
下調節可能に固着され、支柱６を床面に当接支持できる
ようになっている。８は脚部７のセットボルトである。
９は前記支柱６を取付具５に締め付け固定するレバーで
ある。即ち、該取付具５の内面に固着のナットにレバー
９の基部側を螺子に形成して螺合させ、このレバー９の
基端側に前記支柱６をナット側に押圧して締め付ける締
め付け保持体を設けた構成になっている。したがって、
支柱６は上下に高さ調節できると共に、回動させてセッ
ト可能になっている。前記手摺４は、前記支柱６の上端
部分に固定され、側面視が楕円上のループにパイプ部材
で構成されている。１０は手摺４を床面に支持させる補
助支柱で、基部が前記手摺４の自由端側の下側部分に固
着され、その下端側は床面に接当可能に調節してセット
できるように構成されている。１１は調節セットボルト
を示す。１２は補助手摺で、前記支柱６の上下中間部に
回動セットできるように構成されている。即ち、支柱６
に挿通される上下の筒体１３ａ，１３ｂをコ字状金具１
４で連結し、この連結部の間に前記支軸６に挿通される
径大のセット筒体１５を設け、このセット筒体１５の外
周部に螺子孔を設け、前記コ字状金具１４に回動自由に
支えらて前記セット筒体１５の螺子孔に螺合されるセッ
ト用の螺子軸１６を回動用の操作杆１７で操作できるよ
うに構成し、この螺子軸１６の回転によってセット筒体
１５を金具１４側へ引き寄せることで該上下の筒体１３
を支軸に固定できるように構成している。そして、この
ように構成された前記上下の筒体１３ａ，１３ｂにパイ
プでＵ字状に形成された補助手摺１２の上下端部を固着
している。したがって、この補助手摺１２は、支軸６の
回りに上下調節、及び回動調節できて該支軸６に固着で
きるように構成されている。上例の構成によると、手摺
４を第３図の実線で示したベッド１の側面に沿う状態に
セットしておくと、この手摺４及び補助手摺１２が共に
ベッド上に寝ている障害者の不測な落下を防止でき、ベ
ッド側壁手摺の役目になる。この状態から、レバー９で
支軸６のセットを解き、該支軸６を回動させて第３図の
仮想線で示した手摺４がベッド側枠２に直交する状態に
回動させて再びレバー９でセットする。このとき、補助
手摺１２も共に回動してベッド１の内側に回動するが、
操作杆１７を操作してセット用の螺子軸１６を回動さ
せ、該補助手摺１２のセットを解いて元のベッド１の側
面に沿った状態に戻して再びセットすれば、第１図で示
した状態になる。この第１図のセット状態が、障害者の
歩行訓練用の姿勢である。即ち、この第１図で示した手
摺４のようにセットすれば、この手摺４に障害者が掴ま
ってベッド１から床面に降り立ち、このベッド１の側で
手摺４に掴まった状態で歩行訓練をすることができる。
そして、この歩行訓練用の第１図の姿勢に手摺４をセッ
トさせたままで放置しておいてもベッド１の側面に補助
手摺１２がそのままセットされたままに保持されるか
ら、ベッド上で寝ていても、この補助手摺１２で障害者
がベッド１から落下するのを防止することができる。
【発明の効果】この発明によると、ベッド１の側面に装
備される手摺４で歩行訓練を行うことができる傍ら、こ
の歩行訓練状態に手摺４をセットさせておいても、補助
手摺１２をベッド側面にセットさせておけばベッド上で
寝ていても不測にベッドから落下せず安全であり、ま
た、この補助手摺自体も手摺４の支軸６に自由に回動調
節及び上下調節してセットできるからこの補助手摺１２
を手摺４の下側で同じ方向に向けてセットしておけば、
障害者が手摺４に掴まった立ち姿勢から下側の手摺に掴
まった腰曲げ姿勢にでき訓練域を拡大させることができ
る。
備される手摺４で歩行訓練を行うことができる傍ら、こ
の歩行訓練状態に手摺４をセットさせておいても、補助
手摺１２をベッド側面にセットさせておけばベッド上で
寝ていても不測にベッドから落下せず安全であり、ま
た、この補助手摺自体も手摺４の支軸６に自由に回動調
節及び上下調節してセットできるからこの補助手摺１２
を手摺４の下側で同じ方向に向けてセットしておけば、
障害者が手摺４に掴まった立ち姿勢から下側の手摺に掴
まった腰曲げ姿勢にでき訓練域を拡大させることができ
る。
【図１】要部の斜面図
【図２】作用説明用の要部の斜面図
【図３】要部の斜面図
【図４】要部の平断面図
【図５】要部の背断面図
１ ベッド ４ 手摺 ６ 支軸 １２ 補助手摺
Claims (1)
- 【請求項１】 ベッド１の側面に装着された手摺装置で
あって、その手摺４が当該ベッド１の側面に沿う方向と
ベッド１に取付けられる基端側に対して自由端側がベッ
ド１から離れる方向に回動操作してその適所にセット可
能で、且つ、この自由端側が床面に当接支持できる脚部
を設けた手摺装置において、この手摺４のベッド側支軸
６に、前記手摺４をベッド１から離れる方向に回動させ
てセットした状態時にあってもベッド１に沿う方向に保
持できる当該手摺４とは別の補助手摺１２を装着してな
るベッドの障害者用手摺装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4295485A JPH0670963A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ベッドの障害者用手摺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4295485A JPH0670963A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ベッドの障害者用手摺装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670963A true JPH0670963A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17821225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4295485A Pending JPH0670963A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ベッドの障害者用手摺装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670963A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19716249A1 (de) * | 1996-04-23 | 1997-11-06 | Maurer Maschb Gmbh | Hilfseinrichtung für behinderte, bettlägerige Patienten |
| GB2362820B (en) * | 2000-05-31 | 2003-11-19 | Nippon Mdm Kk | Body supporting tool for bed |
| JP3156002U (ja) * | 2009-09-28 | 2009-12-10 | ウチヱ株式会社 | 起き上がり動作用補助具 |
| JP2015054013A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | マツ六株式会社 | 立ち上がり動作補助具 |
| CN107550691A (zh) * | 2017-10-18 | 2018-01-09 | 广西大学 | 步态训练康复机器人活动扶手 |
| GB2579172A (en) * | 2018-10-26 | 2020-06-17 | Rowland Wood Oliver | Improvements in bedside assist handrails and their attachment |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP4295485A patent/JPH0670963A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19716249A1 (de) * | 1996-04-23 | 1997-11-06 | Maurer Maschb Gmbh | Hilfseinrichtung für behinderte, bettlägerige Patienten |
| DE19716249C2 (de) * | 1996-04-23 | 2001-09-20 | Maurer Maschb Gmbh | Hilfseinrichtung für behinderte, bettlägerige Patienten |
| GB2362820B (en) * | 2000-05-31 | 2003-11-19 | Nippon Mdm Kk | Body supporting tool for bed |
| JP3156002U (ja) * | 2009-09-28 | 2009-12-10 | ウチヱ株式会社 | 起き上がり動作用補助具 |
| JP2015054013A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | マツ六株式会社 | 立ち上がり動作補助具 |
| CN107550691A (zh) * | 2017-10-18 | 2018-01-09 | 广西大学 | 步态训练康复机器人活动扶手 |
| GB2579172A (en) * | 2018-10-26 | 2020-06-17 | Rowland Wood Oliver | Improvements in bedside assist handrails and their attachment |
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