JPH067035B2 - 冷蔵庫扉の製造方法 - Google Patents

冷蔵庫扉の製造方法

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JPH067035B2
JPH067035B2 JP22941687A JP22941687A JPH067035B2 JP H067035 B2 JPH067035 B2 JP H067035B2 JP 22941687 A JP22941687 A JP 22941687A JP 22941687 A JP22941687 A JP 22941687A JP H067035 B2 JPH067035 B2 JP H067035B2
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JP
Japan
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door
reinforcing plate
paper
door body
refrigerator
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敏実 松田
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、冷蔵庫の扉の製造方法に関する。
(従来の技術) 冷蔵庫の扉は、硬質ウレタンフォームによって断熱効果
が付与されているが、この扉には外力が加わる。特に冷
蔵室扉は、内面にポケットが設けられ、このポケット内
に食品等が収納されるため、大きなひねり力が加わる。
したがって、冷蔵庫扉には、十分な剛性を与えておく必
要がある。そこで、従来は、容器状扉本体の上面フラン
ジに渡せかけるように剛性を有する鉄製補強板を配し、
ねじ止めによってこの補強板を前記フランジに固定した
うえで、扉本体内にウレタンを注入発泡し、これを充填
していた。これにより、剛性を有する高強度の冷蔵庫扉
が得られる。
(発明が解決しようとする問題点) 前記の従来の方法によるときは、補強板及び扉本体にね
じ穴を形成する機械加工が必要であって、穴明けや脱脂
等の工数が多くなり、コストアップになるという問題が
あった。本発明は、このような事情を考慮してなされた
ものであって、補強板の固定を目的とした機械加工を施
すことなく、補強板を備えた剛性を有する高強度の冷蔵
庫扉を製造する方法の提供を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 前記の目的を達成するめに、本発明は、剛性を有する補
強板が下面に仮止めされたシール紙によって容器状扉本
体の上面開口を閉塞し、発泡治具によって前記シール紙
を下方に向かって凸に押圧変形させながら前記扉本体で
ウレタンを発泡させることにより、補強板の周縁を硬質
ウレタンフォーム中に埋設保持するものである。
(作用) 本発明によれば、補強板が下面に仮止めされたシール紙
によって扉本体の上面開口を閉塞し、発泡治具によって
シール紙を下方に向かって凸に押圧変形させると、補強
板は、剛性を有するためにシール紙への仮止めがはず
れ、自重によりこのシール紙から離れる。したがって、
補強板の周縁においてシール紙との間に空間ができ、ウ
レタンの発泡によって、この空間に硬質ウレタンフォー
ムが充填され、これが補強板の周縁上下に密着する。こ
れによって、剛性を有する補強板が硬質ウレタンフォー
ム中に自動的に埋設保持される。
(実施例) 以下、本発明の実施例として冷蔵庫扉のうち冷蔵室扉に
ついて説明する。冷凍室扉等の他の扉についても同様で
ある。
第1図は、本発明の実施例に係る方法に使用するシール
紙の斜視図である。
矩形板状のシール紙2のほぼ中央には、後の工程でウレ
タンを注入するための孔4が設けられている。このシー
ル紙2の一方の面には、孔4を覆わない大きさの矩形の
補強板6が、各周縁7において接着テープ8により仮止
めされる。この補強板6は、例えば鉄製であって剛性を
有する。
第2図は、このシール紙2によって扉本体の上面開口を
閉塞する工程を示す冷蔵室扉の中間製品の拡大断面図で
ある。
容器状の扉本体9は、一体に成形してもよいが、本実施
例では、曲げ扉10と巻サッシュ12とからなる。曲げ扉10
は金属板等の4周縁をコの字形に折曲げて製造されても
のであり、その開口部を上方に向け、その周縁部11に巻
きサッシュ12がはめこまれる。巻きサッシュ12は、押し
出し成形により枠状に製造されたものであり、その断面
形状は基本的にはL型であってその内方への延出部の先
端に係止爪13を設けて前記曲げ扉10のコの字型の周縁部
11にはめこむようにしている。巻きサッシュ12はこのよ
うに前記曲げ扉10を内側から支える係止爪13を有するほ
かに、これを外側から支える突起状の外部支持部14を有
し、前記曲げ扉10に係合されるようにしている。また、
巻きサッシュ12の内方への延出部は、パッキンを挿入す
るためのパッキン支持部15と、これから曲げ扉10に平行
に内方に伸びるフランジ16とを有する。このフランジ16
の矩形開口の面積は、シール紙2より小さい。
前記のようにして下面に補強板6が仮止めされたシール
紙2は、巻きサッシュ12のフランジ16に、その開口を塞
ぐように位置決めされた後、接着される。この接着は、
フランジ16の周縁とシール紙2の周縁とを両面接着テー
プ20によって固定することによってなされるが、場合に
応じてこの接着を省略することができる。
第3図は、シール紙2が接着された前記冷蔵室扉の中間
製品にウレタンを注入し、これを発泡させた状態を示す
図である。
シール紙2に設けた孔4からウレタンを注入した後、こ
の扉を発泡治具22,24によって上下から挟みながら、注
入したウレタンの発泡が行なわれる。上方の発泡治具22
の中央部には下方に向かって突出部23が形成されてお
り、この突出部23は、補強板6の上方からシール紙2に
押し当てられる。なお、突出部23の先端平面の一方の幅
は、前記補強板6の幅より小さく形成されている。下方
の発泡治具24は、曲げ扉10及び巻きサッシュ12を包むよ
うにこの扉を下方から支持する。この際、シール紙2
は、上方の発泡治具22の突出部23によって下方に向かっ
て凸に押圧変形させられ、シール紙2の下面に仮止めさ
れていた補強板6は、剛性を有するために接着テープ8
によるシール紙2への仮止めがはずされ、自重によりこ
のシール紙2から離れる。そして、補強板6の周縁7に
おいてシール紙2との間に大きな空間ができ、発泡が進
むと、この空間を含めた扉の内部空間が硬質ウレタンフ
ォーム28で充填される。したがって、剛性を有する補強
板6の周縁7に対して硬質ウレタンフォーム28が密着
し、この周縁7が硬質ウレタンフォーム28中に自動的に
埋設保持される。また、。シール紙2、曲げ扉10及び巻
きサッシュ12の各内面に対しても硬質ウレタンフォーム
28が密着するから、補強板6とこれらの部材とは、互い
に強固に結合される。この状態から発泡治具22,24を取
去れば剛性を有する高強度の冷蔵室扉が得られる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の冷蔵庫扉の製造方法は、
剛性を有する補強板が下面に仮止めされたシール紙によ
って容器状扉本体の上面開口を閉塞し、発泡治具によっ
てシール紙を下方に向かって凸に押圧変形させながら扉
本体内でウレタンを発泡させるものであって、補強板の
周縁は、硬質ウレタンフォーム中に自動的に埋設保持さ
れる。
したがって、本発明によれば、補強板の固定を目的とし
た補強板と扉本体との機械加工を施すことなく、補強板
を備えた剛性を有する高強度の冷蔵庫扉を製造すること
ができ、穴明けや脱脂等の工数分だけコストダウンをは
かることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る方法に使用するシール
紙の斜視図、 第2図は、前図のシール紙によって扉本体の上面開口を
閉塞する工程を示す冷蔵庫扉の中間製品の拡大断面図、 第3図は、前図の冷蔵庫扉の中間製品にウレタンを注入
してことを発泡させた状態を示す前図と同様の図であ
る。 符号の説明 2…シール紙、4…孔、6…補強板、8…接着テープ、
9…扉本体、10…曲げ扉、12…巻きサッシュ、16…フラ
ンジ、20…両面接着テープ、22,24…発泡治具、28…硬
質ウレタンフォーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剛性を有する補強板が下面に仮止めされた
    シール紙によって容器状扉本体の上面開口を閉塞し、発
    泡治具によって前記シール紙を下方に向かって凸に押圧
    変形させながら前記扉本体内でウレタンを発泡させるこ
    とにより、前記補強板の周縁を硬質ウレタンフォーム中
    に埋設保持することを特徴とする冷蔵庫扉の製造方法。
JP22941687A 1987-09-11 1987-09-11 冷蔵庫扉の製造方法 Expired - Fee Related JPH067035B2 (ja)

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JPS6475880A JPS6475880A (en) 1989-03-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10272839B2 (en) 2001-01-23 2019-04-30 Magna Electronics Inc. Rear seat occupant monitoring system for vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2869830B2 (ja) * 1991-12-25 1999-03-10 株式会社エース電研 遊技装置
JP4746018B2 (ja) * 2007-08-20 2011-08-10 シャープ株式会社 冷蔵庫

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US10272839B2 (en) 2001-01-23 2019-04-30 Magna Electronics Inc. Rear seat occupant monitoring system for vehicle

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