JPH0670333A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JPH0670333A
JPH0670333A JP5064645A JP6464593A JPH0670333A JP H0670333 A JPH0670333 A JP H0670333A JP 5064645 A JP5064645 A JP 5064645A JP 6464593 A JP6464593 A JP 6464593A JP H0670333 A JPH0670333 A JP H0670333A
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秋生 伊藤
Yoshinori Abe
喜則 阿部
Hiroyuki Ichikawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 美しく見やすいパターン化を行うことができ
る画像処理装置及び画像処理方法を提供する。 【構成】 色判別部501の色相検出部123からFI
FOメモリ210に取り込まれた原稿の画像データの色
相値は、CPU126により順次読み出され、「0」か
ら「239」までの各値がそれぞれ積算されてヒストグ
ラムが作成され、このヒストグラムにおけるその積算値
の少ない位置(最小値)が色相値の閾値に設定され、パ
ターン選択部502のウインドウコンパレータ301〜
306にセットされる。ウインドウコンパレータ301
〜306はこの閾値により原稿の画像データの色相を判
別し、パターン発生部114からのパターンを選択す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色を有する画像に対し
て画像処理を行う画像処理装置及び画像処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、ディジタル複写機や、イメージス
キャナやファクシミリ装置等においては、原稿の色情報
をカラーCCD等の光電変換素子により色信号に変換
し、この色信号により同一色と判定された領域をドッ
ト、横線、波線等の色に対応した所定のパターンに置換
し、このパターンを単一色で再生してモノクロ画像を再
生することにより、カラー画像を再生する場合と同様な
視覚的効果を実現することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、色情報
をパターン化する際にパターン化する色の境界が固定さ
れているために原稿中の部分画像の色が境界付近の色で
あった場合、1つの画像であるにもかかわらず画像の色
がグラデーションであるために2つのパターンに変換さ
れてしまって見ぐるしい処理結果になってしまう。
【0004】本発明の目的は、美しく見やすいパターン
化を行うことができる画像処理装置及び画像処理方法を
提供することにある。又、本発明の別の目的は、画像処
理する対象の色の帯域を自動的に決定することができる
画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力された画像中の第1の色の値から第
2の色の値までの間の画像に対して画像処理を行う画像
処理手段と、入力された画像中に存在するそれぞれの色
の値の発生頻度をカウントするカウント手段と、前記カ
ウント手段のカウント結果に基づいて前記第1の色の値
及び前記第2の色の値を決定する決定手段とを有するこ
とを特徴とする画像処理装置、及び入力された画像中に
存在するそれぞれの色の値の発生頻度をカウントし、カ
ウント結果に基づいて第1の色の値及び第2の色の値を
決定し、入力された画像中の前記第1の色の値から前記
第2の色の値までの間の画像に対して画像処理を行うこ
とを特徴とする画像処理方法を提供するものである。
【0006】
【作用】本発明は上記構成により、カウント手段により
入力された画像中に存在するそれぞれの色の値の発生頻
度がカウントされ、このカウントにより得られた発生頻
度に基づいて決定手段により前記第1の色の値及び前記
第2の色の値が決定され、画像処理手段によりこの決定
された第1の色の値から第2の色の値までの間の画像に
対して画像処理が施される。したがって、例えば複数の
色から成る原稿画像をパターンに変換する場合にも、色
情報が2つのパターンに変換されてしまうことがなく、
美しく見やすいパターン化を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0008】図1は、本発明の実施例のディジタル複写
機のブロック図である。フルカラーの原稿100は、不
図示の露光ランプにより照明され、そのカラー像が画像
読み取り部101においてレンズ101aによりカラー
CCDセンサ101bの受光面に結像され、例えば各ラ
インがR(赤)と、G(緑)と、B(青)でそれぞれ4
00dpiでアナログ信号として読み取られる。この読
み取り信号はA/Dコンバータ101cによりディジタ
ル信号に変換され、画像読み取り部101から画像処理
部102に送出される。
【0009】画像処理部102では、まずシェーディン
グ補正回路102aによりRGBの各ディジタル信号に
対して露光ランプの光量むら、カラーCCDセンサ10
1の各画素の感度誤差等に応じた補正が施され、RGB
それぞれ8ビットのディジタル信号が得られる。つい
で、データ処理部102bでは、この信号により画像デ
ータの色が判別されてその色に対応するパターンに変換
され、この各パターンがLOG変換部102において濃
度データに変換され、プリンタ103によりモノクロ画
像として再生される。
【0010】なお、プリンタ103は例えば転写紙など
の搬送を行うモータ等を制御する回路と、画像処理部1
02からの画像データを感光ドラムに書き込むレーザ記
録部と、単色の画像で現像を行うための現像制御回路と
を備えている。また、CPU回路部104はCPU10
4a、ROM104b、およびRAM104cを有し、
画像読み取り部101、画像処理部102、プリンタ1
03等を制御することにより、このディジタル複写機の
シーケンスを総括的に制御する。
【0011】図2は、画像処理部102のデータ処理部
102bのブロック図である。輝度信号生成部110は
カラーCCDセンサ101からの色分解されたRGBの
信号から、色分解されていない全波長領域に亘るイメー
ジデータすなわち白黒の輝度データDoutを生成し、
このデータはセレクタ112の入力端子Aを介して出力
される。なお、この輝度信号生成部110は例えば加算
器および乗算器によりR、G、Bの各データの平均値を
算出することにより輝度データDoutを生成する。
【0012】色判別部501はその詳細な構成を図3に
示すように、カラー画像をモノクロのパターンで再生す
るために色相信号を用いてカラー原稿100上の色成分
を検出する。この色相信号を用いる理由は、同一色でそ
の鮮やかさと明るさが異なる場合にも正確に判別するこ
とができるようにするためである。なお、正確には、通
常用いられる色相とは異なるが、以下の説明では「色
相」として説明する。
【0013】色判別部501に入力するRGBの各デー
タが8ビットであり、合計224色の情報であるので、そ
のまま処理を行うと回路が大規模かつ高価になるので、
次のような処理を行う。まずmax/mid/min検
出部120は、RGBの各データをコンパレータにより
比較することによりmax値(最大値)と、mid値
(中間値)と、min値(最小値)とを求めるととも
に、その順位信号を出力する。なお、min値はまた、
図2に示す乗算器113に出力される。
【0014】ここで、色空間はマンセルの立体等で知ら
れているように、彩度と、明度と、色相とで表されるこ
とが知られている。そして、まずRGBの各データを平
面、すなわち2次元のデータに変換する必要があるが、
この例ではRGBの共通部、すなわちRGBの最小値で
あるmin(R,G,B)が無彩色成分であることを利
用して、min(R,G,B)をRGBの各データから
減算し、残りの情報を有彩色成分として用いている(図
示減算器121、122)。このように変換された平面
は、図4に示すように0°〜360°の平面が6分割さ
れてRGBの大きさの順番、すなわちR>G>B、R>
B>G、G>B>R、G>R>B、B>G>R、B>R
>Gの各情報に変換される。したがって、上記8ビット
の各データが2次元の色空間に変換される。
【0015】ここで、色相検出部123は、減算器12
1からの(max−min)値と、減算器122からの
(mid−min)値と、max/mid/min検出
部120からの順位信号とにより対応する色相値を出力
する。この色相値は図4において青(B)を起点として
「0」から「239」までの値がFIFOメモリ201
に出力されるように構成されている。また、無彩色の場
合には、(max−min)値が比較的小さいことを利
用して、(max−min)値がある値より小さいとき
には「0」〜「239」以外の色相値が出力されるよう
に構成され、したがって、後述するように有彩色のみに
ついてヒストグラムを作成することができる。
【0016】レートマルチプライヤ200は信号を原稿
100の主走査方向の16画素当たり1回、および副走
査方向の16ライン当たり1回出力するように設定さ
れ、したがって、色相検出部123からの色相値は16
×16画素当たり1回FIFOメモリ201に取り込ま
れる。このようにFIFOメモリ201に取り込まれた
色相値は、図1に示すROM104bに予め記憶された
プログラムに基づいてCPU126により順次読み出さ
れ、「0」から「239」までの各値がそれぞれ積算さ
れてヒストグラムが作成され、RAM202に取り込ま
れる。
【0017】ここで、積算データをa[0]〜a[23
9]と表現すると、この場合の色相値のヒストグラム
は、図5に示すように離散的に分布しているので、この
ようなヒストグラムから閾値を決定することが困難であ
る。そこで、本実施例ではこのようなデータに対して次
のような平滑化を行う。
【0018】 a[i]=(a[i−2]+a[i−1]+a[i] +a[i+1]+a[i+2])/5 (0≦i<240)そして、1回の平滑化処理では変化
がまだ荒いので、本実施例では図6に示すように2回の
平滑化処理を行うことにより、滑らかに変化するヒスト
グラムを作成するように構成されている。すなわち、図
6に示すステップS1において平滑化回数カウンタjを
リセットし、ステップS2において色相値カウンタiを
リセットし、ステップS3において上式により平滑化処
理を行い、ステップS3〜S5のループにおいて「0」
から「239」までのiについて1回目の平滑化処理を
行う。なお、上式ではa[−2]=a[238]、a
[−1]=a[239]、a[240]=a[0]、a
[241]=a[1]とする。
【0019】続くステップS6において平滑化回数カウ
ンタjをインクリメントし、ステップS2〜S7のルー
プにおいて2回目の平滑化処理を行う。図7は2回の平
滑化処理を行った場合のヒストグラムを示し、そして、
本実施例ではこの平滑化されたヒストグラムから図7に
示すようにA〜Iの各点における色相値を求める。
【0020】図8は閾値を決定する手順の概略を示すフ
ローチャート、図9は図8に示す傾き検出の手順の詳細
を示すフローチャート、図10は図8に示す最大値検出
の手順の詳細を示すフローチャート、図11は図8に示
す+方向の最小値検出の手順の詳細を示すフローチャー
ト、図12は図8に示す−方向の最小値検出の手順の詳
細を示すフローチャートである。すなわち、図8に示す
ステップS10において各位相値における傾きを求め、
ステップS20において位相値の最大値を求め、ステッ
プS30において位相値の+方向の最小値を求め、ステ
ップS40において位相値の−方向の最小値を求め、ス
テップS50において所定回数の検出を終了しない場合
にステップS20に戻り、終了すると処理を終了する。
【0021】図9に示す傾き検出手順では、色相値i
(=「0」〜「239」)の傾きb[i]を次のように
求める。すなわち、 a[i]−a[i−1]>0のとき、b[i]=1
(S11、S12) a[i]−a[i−1]=0のとき、b[i]=0
(S11、S13) a[i]−a[i−1]<0のとき、b[i]=−1
(S11、S14) (0≦i<240)そして、全範囲について傾きb
[i]を求めると、ステップS15から図10に示す処
理に進む。図10に示す最大値検出手順では、まずステ
ップS21において各種パラメータの初期設定を行い、
初回の検出ではa[0]〜a[239]のうちの最大値
a[A]を求める(ステップS22〜S25)。したが
って、この場合、この最大値a[A]となる色相値は位
置Aの値である。なお、2回目以降の最大値検出の手順
は後述する。
【0022】図11に示す+方向の最小値検出手順で
は、まずステップS31において各種パラメータを初期
設定した後、ステップS20において図10で最大値a
[A]を検出した位置Aの色相値を始点として色相値を
+x方向に変化させ、次の3つの条件の中で最初に満た
すときの色相値を求め、閾値として検出する。
【0023】第1の条件は色相値の注目領域(i−
2)、(i−1)、(i)、(i+1)、(i+2)に
おけるヒストグラムのパターンマッチングを次のように
行う(ステップS32)。
【0024】 a[i−2]≠0,a[i−1]≠0,a[i]=0, a[i+1]=0,a[i+2]=0 そして、この条件を満たすときの色相値iを仮の閾値と
して記憶する(ステップS34)。
【0025】第2の条件は注目する色相値が前回までに
検出した閾値と等しくなったときの色相値iを仮の閾値
として記憶する(ステップS33、S34)。第3の条
件は積算値a[i]が設定値αより小さいという条件を
満たしたときに(ステップS35)その色相値iを仮の
閾値として記憶し(ステップS36)、上記条件を満た
した後色相値の注目領域(i−2)、(i−1)、
(i)、(i+1)、(i+2)における傾きのパター
ンマッチングを次のように行う(ステップS37)。
【0026】b[i−2]≠−1,b[i−1]≠−
1,b[i]≠−1, b[i+1]≠−1,b[i+2]≠−1 そして、この傾きのパターンマッチングの条件を満たし
たときに、ステップS34またはS36において記憶し
た色相値を閾値として求める。この場合、位置Bの色相
値を閾値とする。
【0027】図12に示す−方向の最小値検出手順で
は、まずステップS41において各種パラメータを初期
設定した後、ステップS20において図11で最大値a
[A]を検出した色相値Aを始点として色相値を−x方
向に変化させ、次の3つの条件の中で最初に満たすとき
の色相値を求め、閾値として検出する。
【0028】第1の条件は色相値の注目領域(i−
2)、(i−1)、(i)、(i+1)、(i+2)に
おけるヒストグラムのパターンマッチングを次のように
行う(ステップS42)。
【0029】 a[i−2]=0,a[i−1]=0,a[i]=0, a[i+1]≠0,a[i+2]≠0 そして、この条件を満たすときの色相値iを仮の閾値と
して記憶する(ステップS44)。
【0030】第2の条件は+方向の最小値検出手順の第
2の条件と同一であり、したがって、注目する色相値が
前回までに検出した閾値と等しくなったときの色相値i
を仮の閾値として記憶する(ステップS43、S4
4)。第3の条件は積算値a[i]が設定値αより小さ
いという条件を満たしたときに(ステップS45)その
色相値iを仮の閾値として記憶し(ステップS46)、
上記条件を満たした後色相値の注目領域(i−2)、
(i−1)、(i)、(i+1)、(i+2)における
傾きのパターンマッチングを次のように行う(ステップ
S47)。
【0031】 b[i−2]≠1,b[i−1]≠1,b[i]≠1, b[i+1]≠1,b[i+2]≠1 そして、この傾きのパターンマッチングの条件を満たし
たときに、ステップS44またはS46において記憶し
た色相値を閾値として求める。この場合、位置Cの色相
値を閾値とする。
【0032】図10に示す2回目の最大値検出手順で
は、まずステップS21において各種パラメータを初期
設定し、ついでステップS21において上記の如く求め
られた閾値の間をマスクする。具体的には位置B〜Cの
間をマスクし、a[0]〜a[C−1]、a[B+1]
〜a[239]のうちの最大値a[D]を求める(ステ
ップS22〜S24)。次いで、求めた最大値a[D]
の位置Dを中心に、ステップS30、S40においてそ
れぞれ+x方向、−x方向における最小値となる位置
E、Fにおける色相値を閾値として求め、また、3回目
において位置Gの最大値とこれに対応する最小値位置
H、Iにおける色相値を閾値として求める。この閾値決
定処理を所定回数行う。
【0033】この位置CおよびB、FおよびE、Iおよ
びHにおける閾値は図13に示すように、CPU126
によりこの順にそれぞれ図3の色選択を行うウインドウ
コンパレータ301〜306にセットされる。即ち、一
番大きい領域の位置C,B、2番目に大きい領域の位置
F,E、3番目に大きい位置I,Hの各閾値がこの順序
でウインドウコンパレータにセットされる。2回目のス
キャンにより原稿100が読み取られて、色相検出部1
23からの色相信号が色選択部401に入力されると、
色相信号の色相値が位置Cの閾値より大で位置Bの閾値
より小のとき、即ち、位置B,Cの閾値の間の色相値で
あるとき、ウインドウコンパレータ301、302が共
に出力[1]を出力し、対応するANDゲート307の
出力が「1」になる。同様に、色相信号の色相値が位置
E、Fの閾値の間にあるとき、ウインドウコンパレータ
303、304の出力が共に[1]となってANDゲー
ト308の出力が「1」になり、色相信号の色相値が位
置H、Iの閾値の間にあるとき、ウインドウコンパレー
タ305、306の出力が共に[1]となってANDゲ
ート309の出力が「1」になる。
【0034】そして、ANDゲート307〜309の1
つの出力信号が「1」になるとORゲート310の出力
が「1」になり、この出力に応じて図2に示すセレクタ
112は乗算器113からのパターン信号を選択する。
また、パターン発生部114からのパターンは、AND
ゲート307〜309の出力信号とANDゲート311
〜313により選択されてORゲート315を介して図
2に示す乗算器113に出力され、色判別部501から
の最も暗い信号min(R,G,B)に乗算されてセレ
クタ112の入力端子Bに出力される。
【0035】図14は図13に示すパターン発生部11
4とアドレス制御部115の詳細な構成を示す。パター
ン発生部114は図15(a)(b)に示すように、上
位アドレスと下位アドレスより成るアドレスにパターン
用ドットデータが予め記憶されたROM130により構
成され、アドレス制御部115はROM130の読み出
しアドレスを発生する。
【0036】アドレス制御部115の主走査カウンタ1
31は、図16に示すように水平同期信号HSYNCに
同期して画素クロック信号VCLKをカウントし、RO
M130の上位アドレスを発生する。また、副走査カウ
ンタ133は図1に示す画像読み取り部101が原稿1
00を読み取っている間にロウレベルになる信号ITO
Pに同期して水平同期信号HSYNCをカウントし、R
OM130の下位アドレスを発生する。
【0037】図2の乗算器113は色判別部501から
の最小値信号すなわち最も暗い信号min(R,G,
B)と、ROM130から読み出されたドットデータと
を乗算し、セレクタの入力端子Bに出力する。なお、最
も暗い信号min(R,G,B)を用いる理由は、ND
信号により生成される輝度信号Doutが色によっては
信号レベルが異なり、例えば黄色のような色の場合信号
レベルが白に近づくので、最も明るい色max(R,
G,B)を用いると原稿100の画像データが欠落する
ためである。
【0038】ところで、本実施例では、ヒストグラム中
の3つの色相の帯域、すなわち3つの山についてはパタ
ーン化を行うことができるが、図17に示されるように
色相値のヒストグラムの山が4つになる原稿画像の場合
はC〜Bの色相帯域、F〜Eの色相帯域、I〜Hの色相
帯域についてはそれぞれのパターン化が行われ、L〜K
の色相帯域はパターン化が行われない。そこで、3つの
パターンしか発生できなくても4番目以降のヒストグラ
ムの山についてもパターン化することのできる他の実施
例について説明する。
【0039】図18,図19は、しきい値決定の手順の
フローチャートである。ステップS10〜S40の詳細
は上述の図9で説明したので詳細な説明を省略する。ス
テップS20〜S40において、色相ヒストグラム中の
山、すなわち最大値を探すとともに、山の帯域、すなわ
ち最小値を探す処理を行う。この処理を繰り返し、検出
すべき山、すなわち最大値をすべて検出し終えたときに
は(ステップS60)、最大値、最小値検出処理を終え
て、山の数が3より多いか否かを判別する(ステップS
61)。ステップS61において、山の数が3より多い
ときにはカウンタNを4に初期化し(ステップS6
2)、N番目の山の左隣りの山の帯域とN番目の山の右
隣りの山の帯域とを比較し(ステップS63)、左隣り
の山の帯域の方が大きいとき右隣りの山の帯域を右隣り
の山の帯域とN番目の山の帯域を足した帯域とする(ス
テップS64)。そして、カウンタNを1インクリメン
トし(ステップS65)N番目の山があればステップS
63へ進む(ステップS66)。ステップS63におい
て、右隣りの山の帯域の方が大きいとき、左隣りの山の
帯域を左隣りの山の帯域とN番目の帯域を足した帯域と
して(ステップS67)、ステップS65に進む。ステ
ップS66でN番目の山がない、すなわちすべての山の
帯域データから3つの帯域データを生成する処理を終え
たときには、1番目の山の+方向側と−方向側のしきい
値をウインドウコンパレータ301,302にセットし
(ステップS68)、2番目の山のしきい値をウインド
ウコンパレータ303,304にセットし(ステップS
69)、3番目の山のしきい値をウインドウコンパレー
タ305,306にセットして(ステップS70)、処
理を終了する。
【0040】この処理を図17を例に説明すると、4番
目の山の帯域(K〜L)の処理の際には1番目の山の帯
域幅(B〜C)と3番目の山の帯域幅(H〜I)とを比
較し、(B〜C)が(H〜I)よりも大きいので、3番
目の山の帯域幅をC〜Iとする。つまり、ウインドウコ
ンパレータ301にBを、ウインドウコンパレータ30
2にCを、ウインドウコンパレータ303にEを、ウイ
ンドウコンパレータ304にFを、ウインドウコンパレ
ータ305にKを、ウインドウコンパレータ306にI
をセットする。これで、それぞれの色をパターン化する
ことができる。
【0041】また、図17において、第1の帯域をB〜
H、第2の帯域をC〜IとなるようにしてL〜Kの色の
パターンはB〜CのパターンとH〜Iのパターンの合成
パターンとなるようにしてもよい。
【0042】このように、原稿100をプリスキャンし
て色相値のヒストグラムを作成し、このヒストグラムか
らその積算値の少ない位置を閾値に設定するので、対と
なる閾値間のヒストグラム領域は山状の色相値分布の
R,G,Bのいずれかの色の領域であり、従って、色の
検出が確実且つ正確に行われ、本来1種類のパターンに
変換すべき同一色の領域においてパターンに変換される
領域と変換されない領域が発生したり、最悪の場合には
色情報が失われることを防止することができ、カラー原
稿の同一色の領域を見やすい単一色パターンで再生する
ことができる。
【0043】尚、本発明は複写機に限らずリーダやプリ
ンタ、ファクシミリなどにも応用できる。
【0044】又、本発明はパターン化だけでなく、色変
換処理などにも利用できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像中に存在する色の値の発生頻度に基づいて第1の色
の値及び第2の色の値を決定し、第1の色の値から第2
の色の値までの間の画像に対して画像処理を行うので、
美しく見やすいパターン化を行うことが可能になる。ま
た、画像処理する対象の色の帯域を自動的に決定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の複写機の構成を示すブロック
図である。
【図2】データ処理部102bの構成を示すブロック図
である。
【図3】色判別部501の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】色平面を説明する図である。
【図5】色相のヒストグラムを説明する図である。
【図6】平滑化処理のフローチャートである。
【図7】平滑化処理後のヒストグラムを説明する図であ
る。
【図8】閾値を決定する手順のフローチャートである。
【図9】傾き検出の手順のフローチャートである。
【図10】最大値検出の手順のフローチャートである。
【図11】+方向の最小値検出の手順のフローチャート
である。
【図12】−方向の最小値検出の手順のフローチャート
である。
【図13】パターン選択部502の構成を示すブロック
図である。
【図14】パターン発生部114、アドレス制御部11
5の構成を示すブロック図である。
【図15】ROM130に記憶されているパターンデー
タを説明する図である。
【図16】アドレス制御部115のタイミングチャート
である。
【図17】色相のヒストグラムを説明する図である。
【図18】しきい値を決定する手順のフローチャートで
ある。
【図19】しきい値を決定する手順のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
114 パターン発生部 120 max/mid/min検出部 123 色相検出部 201 FIFOメモリ 126 CPU 301〜306 ウインドウコンパレータ 501 色判別部 502 パターン選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 祥二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像中の第1の色の値から第
    2の色の値までの間の画像に対して画像処理を行う画像
    処理手段と、 入力された画像中に存在するそれぞれの色の値の発生頻
    度をカウントするカウント手段と、 前記カウント手段のカウント結果に基づいて前記第1の
    色の値及び前記第2の色の値を決定する決定手段とを有
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 入力された画像中に存在するそれぞれの
    色の値の発生頻度をカウントし、カウント結果に基づい
    て第1の色の値及び第2の色の値を決定し、入力された
    画像中の前記第1の色の値から前記第2の色の値までの
    間の画像に対して画像処理を行うことを特徴とする画像
    処理方法。
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