JPH0670268A - 眼鏡型の映像表示装置 - Google Patents
眼鏡型の映像表示装置Info
- Publication number
- JPH0670268A JPH0670268A JP24405892A JP24405892A JPH0670268A JP H0670268 A JPH0670268 A JP H0670268A JP 24405892 A JP24405892 A JP 24405892A JP 24405892 A JP24405892 A JP 24405892A JP H0670268 A JPH0670268 A JP H0670268A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- liquid crystal
- spectacle lens
- amount
- backlight
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 眼鏡型の映像表示装置であって、画像を見る
場合と眼鏡レンズを通して外部の様子を見る場合とで、
光量の差による眩惑を生じさせないようにしたものであ
る。 【構成】 液晶パネルで形成した眼鏡レンズの所定位置
に光センサーを取り付けて、眼鏡レンズの透過光量を検
出し、その透過光量とバックライトの輝度とを一定の比
率に調整することで、液晶表示部の画面を見たり外部を
見たりするときに、光量の変化度を少なくして画面及び
外部の様子を見易くしたものである。
場合と眼鏡レンズを通して外部の様子を見る場合とで、
光量の差による眩惑を生じさせないようにしたものであ
る。 【構成】 液晶パネルで形成した眼鏡レンズの所定位置
に光センサーを取り付けて、眼鏡レンズの透過光量を検
出し、その透過光量とバックライトの輝度とを一定の比
率に調整することで、液晶表示部の画面を見たり外部を
見たりするときに、光量の変化度を少なくして画面及び
外部の様子を見易くしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ映像又はテレビ
画像を表示すると共に、外光に対応して光の通過量をコ
ントロールできる眼鏡型の映像表示装置に関するもので
ある。
画像を表示すると共に、外光に対応して光の通過量をコ
ントロールできる眼鏡型の映像表示装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の眼鏡型映像表示装置としては、
同一出願人に係る特開平4−22919号公報に開示さ
れた構成のものが従来例として周知である。この従来例
の装置においては、眼鏡と同じように顔面に装着して使
用するものであり、眼鏡式のフレームが使用されると共
に、音声を聴取するものとして外耳挿着型のイヤホンが
使用されている。
同一出願人に係る特開平4−22919号公報に開示さ
れた構成のものが従来例として周知である。この従来例
の装置においては、眼鏡と同じように顔面に装着して使
用するものであり、眼鏡式のフレームが使用されると共
に、音声を聴取するものとして外耳挿着型のイヤホンが
使用されている。
【0003】そして、サングラス状の半透明な眼鏡レン
ズの内側に液晶表示板が取り付けられ、該液晶表示板背
面側には面発光体等からなるバックライトが取り付けら
れ、背面側から照明された液晶表示体を所定のレンズを
介して拡大して見るように構成され、そのレンズから眼
を反らせて前記眼鏡レンズから外部の様子も見ることが
できるものである。
ズの内側に液晶表示板が取り付けられ、該液晶表示板背
面側には面発光体等からなるバックライトが取り付けら
れ、背面側から照明された液晶表示体を所定のレンズを
介して拡大して見るように構成され、そのレンズから眼
を反らせて前記眼鏡レンズから外部の様子も見ることが
できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例における映
像表示装置は、外光の明るさに関係なく、バックライト
の明るさが設定されており、しかも眼鏡レンズの外光の
透過量も一定であって、液晶表示体を見たり眼鏡レンズ
を通して外部の様子を見たりした時に、外部が薄暗くな
った状態では、急に眼を反らして外部を見ようとして
も、外部が見えなかったり、或は外光が明るい場合に
は、その外光の影響で液晶表示体が見にくかったりする
問題点がある。
像表示装置は、外光の明るさに関係なく、バックライト
の明るさが設定されており、しかも眼鏡レンズの外光の
透過量も一定であって、液晶表示体を見たり眼鏡レンズ
を通して外部の様子を見たりした時に、外部が薄暗くな
った状態では、急に眼を反らして外部を見ようとして
も、外部が見えなかったり、或は外光が明るい場合に
は、その外光の影響で液晶表示体が見にくかったりする
問題点がある。
【0005】従って、従来例においては、外光の状況に
対応したバックライトの照度又は輝度の調整及び眼鏡レ
ンズの透過光量の調整に解決しなければならない課題を
有している。
対応したバックライトの照度又は輝度の調整及び眼鏡レ
ンズの透過光量の調整に解決しなければならない課題を
有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、フレームを備えた眼鏡
レンズの内側にバックライト及び液晶表示部を装備した
眼鏡型の映像表示装置であって、前記眼鏡レンズを外光
に対応して透過光量が変化する液晶パネルで形成し、該
眼鏡レンズの所定位置に該レンズの透過光量を検出する
光センサーを取り付け、該光センサーで検出した透過光
量に基づいて眼鏡レンズの透過光量と前記バックライト
の輝度とを調整することを特徴とする眼鏡型映像表示装
置を提供するものであり、そして、前記眼鏡レンズの透
過光量とバックライトの輝度の調整は、透過光量と輝度
とが一定の比率内に収まるようにすると共に、その眼鏡
レンズの透過光量とバックライトの輝度の調整が、一定
の比率以内に収まらなくなったときに、バックライトの
輝度を下げるようにしたものである。
する具体的手段として本発明は、フレームを備えた眼鏡
レンズの内側にバックライト及び液晶表示部を装備した
眼鏡型の映像表示装置であって、前記眼鏡レンズを外光
に対応して透過光量が変化する液晶パネルで形成し、該
眼鏡レンズの所定位置に該レンズの透過光量を検出する
光センサーを取り付け、該光センサーで検出した透過光
量に基づいて眼鏡レンズの透過光量と前記バックライト
の輝度とを調整することを特徴とする眼鏡型映像表示装
置を提供するものであり、そして、前記眼鏡レンズの透
過光量とバックライトの輝度の調整は、透過光量と輝度
とが一定の比率内に収まるようにすると共に、その眼鏡
レンズの透過光量とバックライトの輝度の調整が、一定
の比率以内に収まらなくなったときに、バックライトの
輝度を下げるようにしたものである。
【0007】
【作用】液晶パネルで形成した眼鏡レンズの所定位置に
光センサーを取り付けて、眼鏡レンズの透過光量を検出
し、その透過光量とバックライトの輝度とを一定の比率
にすることで、液晶表示部を見たり外部を見たりすると
きに、光量の変化度が少ないので、いずれをも見易いも
のとなるのである。
光センサーを取り付けて、眼鏡レンズの透過光量を検出
し、その透過光量とバックライトの輝度とを一定の比率
にすることで、液晶表示部を見たり外部を見たりすると
きに、光量の変化度が少ないので、いずれをも見易いも
のとなるのである。
【0008】
【実施例】次に本発明を図示の実施例により更に詳しく
説明すると、図1及び図2において、1は眼鏡型の映像
表示装置であり、該映像表示装置の眼鏡レンズ2の両サ
イドにフレーム3が取り付けられ、該フレームを介して
顔面に装着できる構成になっている。
説明すると、図1及び図2において、1は眼鏡型の映像
表示装置であり、該映像表示装置の眼鏡レンズ2の両サ
イドにフレーム3が取り付けられ、該フレームを介して
顔面に装着できる構成になっている。
【0009】そして、前記眼鏡レンズ2の内側に映像表
示のための装置本体4が取り付けられ、該装置本体4は
液晶表示部5と、バックライト6とから構成され、前記
液晶表示部5を所定の拡大レンズ7を通して拡大して見
るようになっている。また、音声等は外耳装着型のイヤ
ホーン8を介して聴取できるようにしてある。
示のための装置本体4が取り付けられ、該装置本体4は
液晶表示部5と、バックライト6とから構成され、前記
液晶表示部5を所定の拡大レンズ7を通して拡大して見
るようになっている。また、音声等は外耳装着型のイヤ
ホーン8を介して聴取できるようにしてある。
【0010】前記液晶表示部5に対する映像信号及び音
声信号並びに電力はコード9から供給されるようになっ
ており、該コードの先端にはソケット10が取り付けら
れ、該ソケットは所定の駆動又は制御回路Sを介してV
TR、TV受像機等に接続される。
声信号並びに電力はコード9から供給されるようになっ
ており、該コードの先端にはソケット10が取り付けら
れ、該ソケットは所定の駆動又は制御回路Sを介してV
TR、TV受像機等に接続される。
【0011】前記眼鏡レンズ2は、例えばネマチック型
の白・黒液晶レンズ、即ち液晶パネルが使用され、外光
によって光の透過量が調整できるように構成されてい
る。そして、眼鏡レンズ2の内側の所定位置に光センサ
ー11が取り付けてある。この光センサー11からの検
出信号も前記コード9を介して前記駆動又は制御回路S
に入力される。
の白・黒液晶レンズ、即ち液晶パネルが使用され、外光
によって光の透過量が調整できるように構成されてい
る。そして、眼鏡レンズ2の内側の所定位置に光センサ
ー11が取り付けてある。この光センサー11からの検
出信号も前記コード9を介して前記駆動又は制御回路S
に入力される。
【0012】この光センサー11を含む前記駆動又は制
御回路Sは、図3にその一例をブロック図で示してあ
る。そして、使用される前記光センサー11としては、
例えばCds、フォトTr、フォトDi等であり、光量
を電気的に検出できるものが使用される。
御回路Sは、図3にその一例をブロック図で示してあ
る。そして、使用される前記光センサー11としては、
例えばCds、フォトTr、フォトDi等であり、光量
を電気的に検出できるものが使用される。
【0013】駆動又は制御回路Sは、光検出部12と基
準電圧13とを有し、これら光検出部12と基準電圧1
3との間に2個の比較回路14,15が並列に接続さ
れ、一方の比較回路14の出力側に液晶コントロール部
16が接続され、他方の比較回路15の出力側にバック
ライトコントロール部17が夫々接続される。
準電圧13とを有し、これら光検出部12と基準電圧1
3との間に2個の比較回路14,15が並列に接続さ
れ、一方の比較回路14の出力側に液晶コントロール部
16が接続され、他方の比較回路15の出力側にバック
ライトコントロール部17が夫々接続される。
【0014】そして、液晶コントロール部16からの制
御信号が前記液晶パネル、即ち眼鏡レンズ2に出力さ
れ、バックライトコントロール部17の出力信号がバッ
クライト6の駆動信号として出力されると共に、両コン
トロール部16,17からのデータが前記基準電圧13
にフィードバックされるようになっている。
御信号が前記液晶パネル、即ち眼鏡レンズ2に出力さ
れ、バックライトコントロール部17の出力信号がバッ
クライト6の駆動信号として出力されると共に、両コン
トロール部16,17からのデータが前記基準電圧13
にフィードバックされるようになっている。
【0015】前記光検出部12は前記光センサー11か
らの信号を受けて所定の信号を出力する。この出力され
た信号(電圧)が比較回路14,15に入力され、該比
較回路14,15において基準電圧13からの信号(電
圧)と比較してプラス又はマイナスの信号を出力する。
らの信号を受けて所定の信号を出力する。この出力され
た信号(電圧)が比較回路14,15に入力され、該比
較回路14,15において基準電圧13からの信号(電
圧)と比較してプラス又はマイナスの信号を出力する。
【0016】この出力された信号により、一方において
は液晶コントロール部16から所定の信号を出力して眼
鏡レンズ2の光の透過量を調整し、他方においてはバッ
クライトコントロール部17から所定の信号を出力して
バックライト6の照度を調整する。
は液晶コントロール部16から所定の信号を出力して眼
鏡レンズ2の光の透過量を調整し、他方においてはバッ
クライトコントロール部17から所定の信号を出力して
バックライト6の照度を調整する。
【0017】この場合の外部光に対する光の透過量の調
整と、バックライトの照度の調整とを図4のグラフに示
してある。同グラフにおいて、aは外部光、bは液晶
(眼鏡レンズ)透過光、b′は液晶(眼鏡レンズ)濃
度、cは液晶表示部の表面輝度である。なお、液晶濃度
は、外部光aが少ない場合に液晶濃度が薄く、外部光a
が多くなると濃度が濃くなり、外部光との間において光
の透過量が反比例する。
整と、バックライトの照度の調整とを図4のグラフに示
してある。同グラフにおいて、aは外部光、bは液晶
(眼鏡レンズ)透過光、b′は液晶(眼鏡レンズ)濃
度、cは液晶表示部の表面輝度である。なお、液晶濃度
は、外部光aが少ない場合に液晶濃度が薄く、外部光a
が多くなると濃度が濃くなり、外部光との間において光
の透過量が反比例する。
【0018】前記図3の駆動又は制御回路と図4のグラ
フとを参照して動作を説明する。外部が非常に明るい場
合は、光センサー11から入力され、且つ光検出部12
から出力された信号を両比較回路14,15が夫々基準
電圧13と比較して、いずれもHレベルの信号を出力す
る。
フとを参照して動作を説明する。外部が非常に明るい場
合は、光センサー11から入力され、且つ光検出部12
から出力された信号を両比較回路14,15が夫々基準
電圧13と比較して、いずれもHレベルの信号を出力す
る。
【0019】このHレベルの信号に基づき、液晶コント
ロール部16において眼鏡レンズ2の光の透過量が略一
定レベルになるように液晶濃度をコントロールすること
で、液晶通過光bのグラフになり、バックライトコント
ロール部17においては、バックライト6の輝度を略一
定に維持するように制御すると液晶表示部5の表面輝度
cのグラフとなる。
ロール部16において眼鏡レンズ2の光の透過量が略一
定レベルになるように液晶濃度をコントロールすること
で、液晶通過光bのグラフになり、バックライトコント
ロール部17においては、バックライト6の輝度を略一
定に維持するように制御すると液晶表示部5の表面輝度
cのグラフとなる。
【0020】このように、外部光が明るい場合に、バッ
クライト6の輝度を略一定に維持すると共に、眼鏡レン
ズ2の光の透過光量も略一定になるように調整して、そ
の透過光bと液晶表示部5の表面輝度cとの比を略一定
に維持(図4における液晶透過光bと液晶表示部の表面
輝度cとの平行線A部)することにより見易い画面を作
り出す。
クライト6の輝度を略一定に維持すると共に、眼鏡レン
ズ2の光の透過光量も略一定になるように調整して、そ
の透過光bと液晶表示部5の表面輝度cとの比を略一定
に維持(図4における液晶透過光bと液晶表示部の表面
輝度cとの平行線A部)することにより見易い画面を作
り出す。
【0021】また、これとは逆に外部が非常に暗い場合
に、バックライト6の輝度を略一定に維持した状態で、
眼鏡レンズ2の光の透過光量を最大にしても、なお透過
光及び外部光の光量が少なく、眼自体はバックライト6
の輝度に対応した虹彩の開き具合いになっており、外部
光とのバランスが悪く液晶表示部5と外部とを交互に見
たときに、眼に入る光量の差が大きく眼に悪影響を及ぼ
す。
に、バックライト6の輝度を略一定に維持した状態で、
眼鏡レンズ2の光の透過光量を最大にしても、なお透過
光及び外部光の光量が少なく、眼自体はバックライト6
の輝度に対応した虹彩の開き具合いになっており、外部
光とのバランスが悪く液晶表示部5と外部とを交互に見
たときに、眼に入る光量の差が大きく眼に悪影響を及ぼ
す。
【0022】従って、このような場合には、光センサー
11で検出する光量は少ないので、光検出部12から出
力される信号と基準電圧13とを比較して比較回路1
4,15から出力される信号はLレベルとなり、一方に
おいては眼鏡レンズ2の透過光bを最大限になるように
調整するが、それでも外部光の光量が少ないので透過光
bを増やして一定値に維持すことができなくなる。他方
においては、バックライト6の一定値の輝度維持は可能
である。
11で検出する光量は少ないので、光検出部12から出
力される信号と基準電圧13とを比較して比較回路1
4,15から出力される信号はLレベルとなり、一方に
おいては眼鏡レンズ2の透過光bを最大限になるように
調整するが、それでも外部光の光量が少ないので透過光
bを増やして一定値に維持すことができなくなる。他方
においては、バックライト6の一定値の輝度維持は可能
である。
【0023】この状態を比較回路14,15から基準電
圧13に情報としてフィードバックし、外部光a及び透
過光bが液晶表示部5における表面輝度cより下回った
場合に、つまり透過光bと表面輝度cとの比率が一定値
に収まらなくなったときに、バックライトコントロール
部17により、バックライト6の輝度を下げ(図4にお
ける傾斜線B部)て液晶表示部5を暗くすることで、外
部光aとのバランスをとって眼に優しい液晶表示部5の
輝度にする。
圧13に情報としてフィードバックし、外部光a及び透
過光bが液晶表示部5における表面輝度cより下回った
場合に、つまり透過光bと表面輝度cとの比率が一定値
に収まらなくなったときに、バックライトコントロール
部17により、バックライト6の輝度を下げ(図4にお
ける傾斜線B部)て液晶表示部5を暗くすることで、外
部光aとのバランスをとって眼に優しい液晶表示部5の
輝度にする。
【0024】いずれにしても、外部光の眼鏡レンズ2を
透過する光量を検出し、その透過光量と液晶表示部5の
表面輝度、即ちバックライト6の輝度とが一定値の比率
になるように調整することで、見易い画面を形成し、し
かも外部光が著しく暗くなったときには、更にバックラ
イト6の輝度を下げて眼に優しくしたのである。
透過する光量を検出し、その透過光量と液晶表示部5の
表面輝度、即ちバックライト6の輝度とが一定値の比率
になるように調整することで、見易い画面を形成し、し
かも外部光が著しく暗くなったときには、更にバックラ
イト6の輝度を下げて眼に優しくしたのである。
【0025】このように構成した本発明の映像表示装置
は、VTR又はTVに接続して映像を見るだけでなく、
VTR撮影時においてビデオカメラのビューファインダ
ーとしても使用できる。この場合には、カメラ本体と離
れた状態で使用でき、しかも外部光が明るくても暗くて
も、液晶表示部5と外部とが見易い状態になるので、眼
が疲れず撮影ポイントを外さないで撮影できるのであ
る。
は、VTR又はTVに接続して映像を見るだけでなく、
VTR撮影時においてビデオカメラのビューファインダ
ーとしても使用できる。この場合には、カメラ本体と離
れた状態で使用でき、しかも外部光が明るくても暗くて
も、液晶表示部5と外部とが見易い状態になるので、眼
が疲れず撮影ポイントを外さないで撮影できるのであ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る眼鏡
型映像表示装置は、フレームを備えた眼鏡レンズの内側
にバックライト及び液晶表示部を装備した眼鏡型の映像
表示装置であって、前記眼鏡レンズを外光に対応して透
過光量が変化する液晶パネルで形成し、該眼鏡レンズの
所定位置に該レンズの透過光量を検出する光センサーを
取り付け、該光センサーで検出した透過光量に基づいて
眼鏡レンズの透過光量と前記バックライトの輝度とを調
整する構成としたので、液晶表示部の画面を見たり、眼
鏡レンズを通して外部の様子を見たりしたときに、眼に
入る光量の差が少ないので、画面も外部の様子も見易い
と云う優れた効果を奏する。
型映像表示装置は、フレームを備えた眼鏡レンズの内側
にバックライト及び液晶表示部を装備した眼鏡型の映像
表示装置であって、前記眼鏡レンズを外光に対応して透
過光量が変化する液晶パネルで形成し、該眼鏡レンズの
所定位置に該レンズの透過光量を検出する光センサーを
取り付け、該光センサーで検出した透過光量に基づいて
眼鏡レンズの透過光量と前記バックライトの輝度とを調
整する構成としたので、液晶表示部の画面を見たり、眼
鏡レンズを通して外部の様子を見たりしたときに、眼に
入る光量の差が少ないので、画面も外部の様子も見易い
と云う優れた効果を奏する。
【0027】また、前記眼鏡レンズの透過光量とバック
ライトの輝度の調整は、透過光量と輝度とが一定の比率
内に収まるようにすると共に、その眼鏡レンズの透過光
量とバックライトの輝度の調整が、一定の比率以内に収
まらなくなったときに、バックライトの輝度を下げるよ
うにしたことにより、更に画面と外部の様子が見易くな
り、ビデオカメラに接続して使用した場合に全体を見渡
すことができ、撮影位置及び状況をしっかり把握して撮
影することができると云う優れた効果を奏する。
ライトの輝度の調整は、透過光量と輝度とが一定の比率
内に収まるようにすると共に、その眼鏡レンズの透過光
量とバックライトの輝度の調整が、一定の比率以内に収
まらなくなったときに、バックライトの輝度を下げるよ
うにしたことにより、更に画面と外部の様子が見易くな
り、ビデオカメラに接続して使用した場合に全体を見渡
すことができ、撮影位置及び状況をしっかり把握して撮
影することができると云う優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る眼鏡型映像表示装置の正面側の斜
視図である。
視図である。
【図2】同表示装置の一部を切り欠いて示した背面図で
ある。
ある。
【図3】同表示装置に使用される駆動又は制御回路のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】同表示装置における光量の調整状況を示すグラ
フである。
フである。
1 眼鏡型の映像表示装置 2 眼鏡レンズ 3 フレーム 4 装置本体 5 液晶表示部 6 バックライト 7 拡大レンズ 8 イヤホーン 9 コード 10 ソケット 11 光センサー 12 光検出部 13 基準電圧 14、15 比較回路 16 液晶コントロール部 17 バックライトコントロール部 S 駆動又は制御回路 a 外部光 b 透過光 b′ 液晶濃度 c 液晶表示部の表面輝度
Claims (3)
- 【請求項1】 フレームを備えた眼鏡レンズの内側にバ
ックライト及び液晶表示部を装備した眼鏡型の映像表示
装置であって、前記眼鏡レンズを外光に対応して透過光
量が変化する液晶パネルで形成し、該眼鏡レンズの所定
位置に該レンズの透過光量を検出する光センサーを取り
付け、該光センサーで検出した透過光量に基づいて眼鏡
レンズの透過光量と前記バックライトの輝度とを調整す
ることを特徴とする眼鏡型映像表示装置。 - 【請求項2】 眼鏡レンズの透過光量とバックライトの
輝度の調整は、透過光量と輝度とが一定の比率内に収ま
るようにした請求項1に記載の眼鏡型映像表示装置。 - 【請求項3】 眼鏡レンズの透過光量とバックライトの
輝度の調整が、一定の比率以内に収まらなくなったとき
に、バックライトの輝度を下げるようにした請求項1に
記載の眼鏡型映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24405892A JPH0670268A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 眼鏡型の映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24405892A JPH0670268A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 眼鏡型の映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670268A true JPH0670268A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=17113105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24405892A Pending JPH0670268A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 眼鏡型の映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670268A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH11327460A (ja) * | 1998-05-08 | 1999-11-26 | Shimadzu Corp | 頭部装着型表示装置 |
JP2001290571A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-19 | Xybernaut Corp | コンピュータ表示の最適化装置を備えたモバイルコンピュータシステム |
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US8400371B2 (en) | 2002-12-24 | 2013-03-19 | Nikon Corporation | Head mount display |
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-
1992
- 1992-08-21 JP JP24405892A patent/JPH0670268A/ja active Pending
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