JPH0669620B2 - 移動溶接車 - Google Patents
移動溶接車Info
- Publication number
- JPH0669620B2 JPH0669620B2 JP63279065A JP27906588A JPH0669620B2 JP H0669620 B2 JPH0669620 B2 JP H0669620B2 JP 63279065 A JP63279065 A JP 63279065A JP 27906588 A JP27906588 A JP 27906588A JP H0669620 B2 JPH0669620 B2 JP H0669620B2
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- JP
- Japan
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- welding
- welding material
- box
- bottom plate
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はパイプラインに使用する鋼管等の溶接作業を
行う移動溶接車に関するものである。
行う移動溶接車に関するものである。
従来パイプラインに使用する鋼管等を溶接するには、屋
外で溶接機器を運搬しながら、溶接箇所を順次溶接して
いく作業を行っていた。
外で溶接機器を運搬しながら、溶接箇所を順次溶接して
いく作業を行っていた。
以上のような溶接作業にて問題となるのは、悪天候時に
は作業が行えないことである。また溶接機器等をいちい
ち手作業等によって移動して再び機器を設置し、溶接材
の芯出し等を行って溶接を順次行うという面倒な作業を
しなければならない。
は作業が行えないことである。また溶接機器等をいちい
ち手作業等によって移動して再び機器を設置し、溶接材
の芯出し等を行って溶接を順次行うという面倒な作業を
しなければならない。
この発明は以上のような問題点を解決するためになされ
たもので、天候に関係なく溶接作業ができるとともに、
一連の溶接作業の省力化が可能な移動溶接車を提供する
ことを目的とする。
たもので、天候に関係なく溶接作業ができるとともに、
一連の溶接作業の省力化が可能な移動溶接車を提供する
ことを目的とする。
この発明にかかる移動溶接車は、両側に走行装置を有す
る箱形台車の底板の中央長手方向に溶接材の挿通可能な
間隙を有する溶接材挿通部を形成し、この溶接材挿通部
に沿って前後間隔をおいて芯出し装置を配置し、箱形台
車内に溶接装置およびレントゲン検査器を設けることに
より前記目的を達成するものである。
る箱形台車の底板の中央長手方向に溶接材の挿通可能な
間隙を有する溶接材挿通部を形成し、この溶接材挿通部
に沿って前後間隔をおいて芯出し装置を配置し、箱形台
車内に溶接装置およびレントゲン検査器を設けることに
より前記目的を達成するものである。
以下、図に示す一実施例に基づきこの発明を詳細に説明
する。
する。
図においてAはこの発明にかかる移動溶接車であって、
本体は両側に走行装置3を有する箱形台車7からなり、
箱形台車7の前面に運転席2が設けられている。走行装
置3としては複数のタイヤであってもよいし、図に示す
ようなクローラ機構であってもよい。箱形台車7の底板
1は幅方向の左右に分割され、底板1の中央長手方向に
溶接材5の挿通可能な間隙を有する溶接材挿通部4が形
成され、両側の走行装置3は底板1に設けた軸によって
連結されている。
本体は両側に走行装置3を有する箱形台車7からなり、
箱形台車7の前面に運転席2が設けられている。走行装
置3としては複数のタイヤであってもよいし、図に示す
ようなクローラ機構であってもよい。箱形台車7の底板
1は幅方向の左右に分割され、底板1の中央長手方向に
溶接材5の挿通可能な間隙を有する溶接材挿通部4が形
成され、両側の走行装置3は底板1に設けた軸によって
連結されている。
底板1の溶接材挿通部4には、前後に適宜間隔をおいて
溶接材5の芯出しを行うための芯出し装置6が配列され
ている。この芯出し装置6は、油圧シリンダによって上
下、左右、前後に動いて溶接材の芯出しを行なうもの
で、溶接材と接する面にはコロやベアリングが取付けら
れている。芯出し装置6は取外し自在である。
溶接材5の芯出しを行うための芯出し装置6が配列され
ている。この芯出し装置6は、油圧シリンダによって上
下、左右、前後に動いて溶接材の芯出しを行なうもの
で、溶接材と接する面にはコロやベアリングが取付けら
れている。芯出し装置6は取外し自在である。
また箱形台車7の底板1上には溶接装置8やレントゲン
検査器9が載せられている。溶接装置8は自動的に溶接
が可能なものであって、実施例ではリング状のものを二
分割して、鋼管と鋼管との接続部に近接しそれぞれの鋼
管を左右から抱持するような治具とこの治具に沿って走
行するトーチを備えている。
検査器9が載せられている。溶接装置8は自動的に溶接
が可能なものであって、実施例ではリング状のものを二
分割して、鋼管と鋼管との接続部に近接しそれぞれの鋼
管を左右から抱持するような治具とこの治具に沿って走
行するトーチを備えている。
以上のような移動溶接車Aを用いて溶接材5であるパイ
プラインの鋼管を溶接する作業につき説明する。
プラインの鋼管を溶接する作業につき説明する。
溶接車Aは走行装置3によって自走し、底板1上に載せ
た溶接装置8やレントゲン検査器9を運搬する。
た溶接装置8やレントゲン検査器9を運搬する。
底板1の溶接材挿通部4に鋼管を通し、移動溶接車Aは
溶接材5(鋼管)を股ぐようにして、溶接材5に沿って
走行する。溶接位置に到達したとき、溶接材挿通部4前
後の芯出し装置6を動かして溶接材5である鋼管の芯合
せを行う。溶接材5は溶接材挿通部4内に通っているた
め、自在に上下することができ、溶接材5の高さにかか
わらず作業が行える。また芯出し装置6は取り外し自在
となっており、不要なときは取り外すことができる。
溶接材5(鋼管)を股ぐようにして、溶接材5に沿って
走行する。溶接位置に到達したとき、溶接材挿通部4前
後の芯出し装置6を動かして溶接材5である鋼管の芯合
せを行う。溶接材5は溶接材挿通部4内に通っているた
め、自在に上下することができ、溶接材5の高さにかか
わらず作業が行える。また芯出し装置6は取り外し自在
となっており、不要なときは取り外すことができる。
溶接装置8のリング状の治具を鋼管に抱持させてトーチ
を走行させながら溶接作業を行いレントゲン検査器9に
よって溶接部分の検査を行う。
を走行させながら溶接作業を行いレントゲン検査器9に
よって溶接部分の検査を行う。
以上の作業が終った後、溶接車Aを走行させて次の溶接
箇所まで移動して順次上記作業を繰り返す。芯出し装置
6にはコロ等が設けられており、鋼管はスムーズに後方
に抜ける。
箇所まで移動して順次上記作業を繰り返す。芯出し装置
6にはコロ等が設けられており、鋼管はスムーズに後方
に抜ける。
この発明は以上のような構成を有し、以下のような効果
を得ることができる。
を得ることができる。
イ移動溶接車は走行装置を有しており、溶接材を股ぐよ
うにして自走し溶接箇所まで移動できるため、溶接装置
や検査装置の運搬が省力化される。
うにして自走し溶接箇所まで移動できるため、溶接装置
や検査装置の運搬が省力化される。
ロ溶接車は箱形台車内に溶接装置等を収納しているた
め、悪天候下でも作業が可能である。
め、悪天候下でも作業が可能である。
ハ底板上には芯出し装置が設けられており、溶接材の正
確な位置決めが可能である。
確な位置決めが可能である。
ニレントゲン検査装置によって溶接部の検査が可能とな
る。
る。
ホ溶接材挿通部によって溶接材の高さに関係なく作業が
行える。
行える。
図はこの発明にかかる移動溶接車の斜視図である。 A…移動溶接車 1…底板、2…運転席、3…走行装置、4…溶接材挿通
部、5…溶接材、6…芯出し装置、7…箱形台車、8…
溶接装置、9…レントゲン検査器。
部、5…溶接材、6…芯出し装置、7…箱形台車、8…
溶接装置、9…レントゲン検査器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯部 弘保 東京都千代田区大手町1丁目1番3号 住 友金属工業株式会社内 (72)発明者 苫米地 正敏 東京都千代田区大手町1丁目1番3号 住 友金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭47−44716(JP,A) 実開 昭50−131727(JP,U) 特公 昭49−6749(JP,B2) 特公 昭62−10754(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】両側に走行装置を有する箱形台車の底板の
中央長手方向に溶接材の挿通可能な間隙を有する溶接材
挿通部を形成し、この溶接材挿通部に沿って前後間隔を
おいて芯出し装置を配置し、箱形台車内に溶接装置およ
びレントゲン検査器を設けたことを特徴とする移動溶接
車。 - 【請求項2】走行装置としてクローラ機構を採用したこ
とを特徴とする請求範囲第1項記載の移動溶接車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63279065A JPH0669620B2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | 移動溶接車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63279065A JPH0669620B2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | 移動溶接車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127974A JPH02127974A (ja) | 1990-05-16 |
JPH0669620B2 true JPH0669620B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=17605921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63279065A Expired - Fee Related JPH0669620B2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | 移動溶接車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669620B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103953790B (zh) * | 2014-05-13 | 2016-02-24 | 江苏力劲重工有限公司 | 一种连续焊接连续敷设的塑料管道移动焊接车 |
TR201810950A2 (tr) * | 2018-07-30 | 2018-08-27 | Hidromek Hidrolik Ve Mekanik Makina Imalat Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Hareketli Kaynak Makinesi |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216346B2 (ja) * | 1972-05-04 | 1977-05-09 | ||
JPS5414336Y2 (ja) * | 1974-04-14 | 1979-06-14 | ||
JPS6210754A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | デ−タ伝送装置 |
-
1988
- 1988-11-04 JP JP63279065A patent/JPH0669620B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02127974A (ja) | 1990-05-16 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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