JPH0669589U - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0669589U
JPH0669589U JP1599293U JP1599293U JPH0669589U JP H0669589 U JPH0669589 U JP H0669589U JP 1599293 U JP1599293 U JP 1599293U JP 1599293 U JP1599293 U JP 1599293U JP H0669589 U JPH0669589 U JP H0669589U
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JP
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socket
plug
valve
sleeve valve
peripheral surface
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JP1599293U
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JP2604307Y2 (ja
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俊一 斎藤
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Nitto Kohki Co Ltd
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Nitto Kohki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ソケット1の内周面に、四ふっ化エチレン樹
脂製の筒状スペーサ9を装着する。筒状スペ−サ9の内
周面には、スプリング13で付勢させたスリーブ弁部1
4をシ−ルリング15を介して摺動自在に設け、このス
リ−ブ弁部14の先端側面をシール材16を介してバル
ブシャフト17の弁座面18に圧接させて密封する。ソ
ケット1の挿入口2にプラグを挿入すると、プラグの先
端部がスリーブ弁部14の先端側面を弁座面18から離
間させ、流路が形成される。 【効果】 ソケットとプラグの接続や離脱の際に、スリ
ーブ弁部をスムーズに移動させることができる。この場
合、摺動部分が剥離してそのパーティクルが流体に混入
することがないので、半導体製造プロセスで用いられる
純水等のようにクリーン性を要求される流体にも好適に
用いることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ソケットとプラグの両者を接続或は分離することにより流路を開閉 するようにした管継手に関し、特に、ソケットの内のバルブの摺動性を良好にし た管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりソケットとプラグを分離或は接続することにより自動的に流路を開閉 する管継手として、ソケット或はプラグの一方のバルブが開閉する片路開閉型と 、両者のバルブが開閉する両路開閉型の管継手が知られている。 これらの管継手は、自動的にバルブが開閉するので、ソケットとプラグを分離 したときに流体の漏出が防止され、元バルブを開閉操作する必要がない利点を有 するため、各分野で広く利用されている。
【0003】 ところで、ソケット内にバルブ機構を設けた管継手は、各種の構造が提案され ているが、このうち、短筒状のスリーブバルブをソケットの内周面にOリングを 介して摺動自在に設け、ソケットとプラグの分離時におけるスリーブバルブをス プリングを介してプラグの挿入側に付勢させ、プラグの接続時にプラグの先端部 によりこのスリーブバルブをソケットの後端部に押圧することによりソケット内 のバルブ機構を開放するようにした構造の管継手が実施されている。 この構造は、長期間接続した後にソケットとプラグを分離した場合、或は適用 流体などによる原因によって、スリーブバルブの外周面に装着したOリングの摺 動性が悪くなるため、通常、Oリングにテフロンコーテイングを施し、Oリング の摺動抵抗を減らすようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の管継手の接続・分離を繰り返した場合、ソケッ ト内でスリーブバルブが移動してOリングが摺動接触を繰り返すと、Oリングの テフロンコーテイングが剥離する現象が発生し、そのため、Oリングの摺動性が 低下するため、ソケットとプラグの分離時にスリーブバルブが瞬時に密封されな いばかりか、流体漏れ等が発生するおそれがある。しかも、半導体製造プロセス などのクリーン性を要求される分野で適用される場合、この剥離したコーテイン グが流体内にパーティクルとして混入する場合があるため、特にこれらの分野で 不具合を生じている。
【0005】 本考案は、上記の従来例に鑑みこれらの課題を解決するために開発したもので あり、その目的とするところは、ソケットとプラグを接続或は分離する場合に内 部のバルブ機構が円滑に作動することによりバルブが確実に開閉すると共に、ク リーン性を要求される流体にも適用可能な管継手を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、ソケットとプラグとからなる管継手で あって、前記ソケット内周のスリーブ弁の摺動面に摩擦抵抗の少ない材料で形成 した筒状スペーサを装着したことを特徴とする構成を採用した。
【0007】
【作用】
本考案における管継手は上記のように構成したので、プラグをソケットに挿入 しプラグの先端部が突き当たるまで挿入した後に、プラグの先端部がスリーブ弁 部の先端面をスプリングの付勢力に抗して押し込まれ、バルブシャフトの弁座面 からスリーブ弁部の先端側面が離間しバルブが開放して流路が形成され、プラグ とソケットは確実に接続される。
【0008】 この場合、スリーブ弁部はシールリングを介して摩擦抵抗の少ない材料で形成 した筒状スペーサの内周面を摺動するので、スリーブ弁部の摺動性が良好であり 、スムーズに動いてバルブを確実に開閉する。
【0009】 次いで、プラグとソケットを分離する場合は、ソケットからプラグを引き抜く と、スリーブ弁部は、シールリングを介して筒状スペーサの内周面をスプリング の付勢力によりプラグ挿入方向に移動して元の位置に復帰すると、スリーブ弁部 の先端面が弁座面に圧接して密封され、バルブの流路が確実に閉止される。
【0010】
【実施例】
図面は、本考案における管継手の一実施例を示したものである。 ソケット1は、ソケット筒体1aと接続部1bを有する接続筒部材1cをOリン グ1dを介して螺着結合して構成する。 また、ソケット1のプラグ挿入口2の近傍位置に複数個の出没孔3を形成し、 この出没孔3に施錠ボール4を半径方向に出没自在に設け、更に、ソケット1の 外周面に施錠ボ−ル4の外方への動きを規制或は解除する操作環5をばね6を付 勢させて摺動自在に設ける。 一方、プラグ7の外周面に設けた円周溝8に対して施錠ボ−ル4を係止或は離 脱させてソケット1とプラグ7の両者を接離自在とする。
【0011】 更に、ソケット1の内周面には、摩擦抵抗の少ない材料で形成した筒状スペ− サ9を装着する。本例において、筒状スペーサ9は、フッ素樹脂例えばテフロン (四ふっ化エチレン樹脂)を用いていおり、この筒状スペーサ9の先端部はソケ ット1の内周面に形成した突部10に係止させ、筒状スペーサ9の後端部は、複 数の連通孔11aを有するバルブ爪部材11の外周側面で止着する。ソケット1 の内周面と筒状スペーサ9の外周面の間には、Oリング12を介在させる。 この筒状スペ−サ9の内周面には、プラグ挿入側にスプリング13により付勢 させたスリーブ弁部14をシ−ルリング15を介在させて摺動自在に設け、更に 、スリーブ弁部14の先端側面にシール材16を設ける。
【0012】 このスリ−ブ弁部14の先端側面をシール材16を介して流路の中央位置に固 着したバルブシャフト17の弁座面18に圧接させて密封する。 このバルブシャフト17は、後端部近傍を前述のバルブ爪部材11の中央部に 係合させ、後端部に設けた螺子部19にナット20を螺着して流路の中央位置に バルブシャフト17固着させる。 また、図1において、21はプラグ7をソケット1に挿入したときに、プラグ 7の先端外周面をシールするOリングであり、22は操作環5を係止するための ストップリングである。
【0013】 両路開閉型の場合は、プラグ7の開口側の先端内周面にスプリング23により 付勢させたスライドバルブ24の弁頭部25をシール材25aを介して圧接させ て密封し、ソケット1にプラグ7を挿入したときに、プラグ7の先端部26がソ ケット1のスリーブ弁部14を押圧してスリーブ弁部14の流路を開放し、かつ 、プラグ7のスライドバルブ24がソケット1の弁座面18に押圧されてスライ ドバルブ24の流路を開放するように設ける。 また、図2において、27は連通孔28を有するバルブ爪であり、29はOリ ングである。
【0014】 次に上記実施例の作用を説明する。 ソケット1の外周に設けた操作環5を図1の矢印に示すように引いた状態で、プ ラグ7をソケット1の挿入口2に挿入し、プラグ7の先端部26がスリーブ弁部 16の先端側面に突き当たるまで挿入した後に、操作環5から手を離し、更に、 プラグ7を押し込むと、プラグ7の先端部26がスリーブ弁部14の先端側面を スプリング13の付勢力に抗して押し込まれ、バルブシャフト17の弁座面18 からスリーブ弁部14の先端側面が離間してソケット1内に流路が形成され、か つ、操作環5は、元の位置に戻り、この時、図4に示すようにプラグ7とソケッ ト1は確実に接続される。 この場合、スリーブ弁部14はシールリング15を介して摩擦抵抗の少ない材 料すなわちテフロンで形成した筒状スペーサ9の内周面をシールリング15を介 在してを摺動するので、スリーブ弁部14の摺動性が良好であり、スムーズに動 いてバルブを確実に開閉する。
【0015】 次いで、プラグ7とソケット1を分離する場合は、操作環5を引いた状態でソ ケット1からプラグ7を引き抜くと、スリーブ弁部14は、シールリング15を 介して筒状スペーサ9の内周面をスプリング13の付勢力によりプラグ挿入方向 に移動して元の位置に復帰すると、スリーブ弁部14の先端側面がシール材16 を介して弁座面18の後面に圧接して密封され、バルブの流路が確実に閉止され 、特にソケット1とプラグ7を分離したときに瞬時にバルブが閉止し、流体が漏 れたり、空気がみだりに混入するおそれもない。
【0016】 なお、上記の実施例は、筒状スペ−サ9を摩擦抵抗の少ない材料としてフッ素 樹脂例えばテフロン(四ふっ化エチレン樹脂)を用いているが、これに限ること なく、その他の摩擦抵抗の少ない材料も選択することができ、また、本考案にお けるソケットとプラグは、両路開閉型や片路開閉型にも適用できることは勿論で あるが、何れにしてもスリーブ形状のバルブが摺動して移動する部材の外周面に 装着して摺動性を良好にするものには広く適用できる。 更に、上記したプラグ7とソケット1は、接続分離できる管継手であれば適用 可能であるから、施錠ボール4の接続方式以外にピン構造の接続方式でも良く、 また、操作環5のない構造のものにも適用できる。
【0017】
【考案の効果】
以上のことから明らかなように、本考案によると、ソケットとプラグを接続或 は分離する場合に内部のバルブ機構が円滑に作動することによりバルブが確実に 開閉すると共に、特に、ソケットとプラグを長期間に渡って接続していた後に、 離脱させた場合でも、シールリングが固着した状態が起きることがなく、スリー ブ弁部がスムーズに移動して流路を閉止することが可能となり、しかも、パーテ ィクルが流体に混入することがないので、半導体製造プロセスで用いられる純水 等のようにクリーン性を要求される流体にも適用することができる等の優れた効 果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における一実施例を示すソケットの拡大
断面図である。
【図2】本考案における一実施例を示すプラグの拡大断
面図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】本考案におけるソケットとプラグを接続した状
態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ソケット 7 プラグ 9 筒状スペーサ 14 スリーブ弁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケットとプラグとからなる管継手であ
    って、前記ソケット内周のスリーブ弁の摺動面に摩擦抵
    抗の少ない材料で形成した筒状スペーサを装着したこと
    を特徴とする管継手。
JP1993015992U 1993-03-10 1993-03-10 管継手 Expired - Lifetime JP2604307Y2 (ja)

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JPH0669589U true JPH0669589U (ja) 1994-09-30
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ID=11904156

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007080784A1 (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Nifco Inc. 流体継手装置及び流体消費機器
WO2008041779A1 (fr) * 2006-10-03 2008-04-10 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Coupleur pour pile à combustible
WO2008059822A1 (fr) * 2006-11-17 2008-05-22 Nitto Kohki Co., Ltd. Élément de raccord de joint de tuyau
KR20190073086A (ko) * 2017-12-18 2019-06-26 주식회사 아이제이 건식 차단 커플링

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WO2008059822A1 (fr) * 2006-11-17 2008-05-22 Nitto Kohki Co., Ltd. Élément de raccord de joint de tuyau
KR20190073086A (ko) * 2017-12-18 2019-06-26 주식회사 아이제이 건식 차단 커플링

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