JPH0668728B2 - 仮想計算機システム - Google Patents

仮想計算機システム

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JPH0668728B2
JPH0668728B2 JP62309607A JP30960787A JPH0668728B2 JP H0668728 B2 JPH0668728 B2 JP H0668728B2 JP 62309607 A JP62309607 A JP 62309607A JP 30960787 A JP30960787 A JP 30960787A JP H0668728 B2 JPH0668728 B2 JP H0668728B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数個のプログラム状態語をハードウェア上
に具備する仮想計算機システムに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に情報処理装置の命令実行制御には、ハードウェア
上に具備されたプログラム状態語(以下PSWと略す)
が用いられる。
PSWには命令実行に必要な命令実行制御情報が保持さ
れハードウェアの命令実行処理を制御し、その一般的仕
様はIBM社発行の刊行物「IBM System/1370 Prin
ciples of operation」(GA22−7000)及び同
社発行の刊行物「IBM System 1370 Extended Archi
tecture Principles of Operation」(SA−22−7
085)にその詳細が記述されている。
前記刊行物から明らかな様に、従来のの情報処理装置に
於ては、PSWは1個で充分にその役割を果している。
近年、仮想計算機なる方法が採用される事が極く一般的
になりつつあり、それに伴い複数のオペレーティングシ
ステムが単一の計算機システム上で同時に且つ独立に動
作する必要があり、これに付随して各オペレーティング
システムが使用するPSWも独立とする必要が生じて来
た。
従来の仮想計算機(以下VM又はゲストと称する)のP
SWの値は仮想計算機制御プログラム(以下VMCPと
称する)が一括して管理しており、各VMのPSW値は
VMCPが自分で持つ単一のPSW(以下現PSWと称
する)を操作する事により各VMに与えている。この場
合、情報処理装置の単一の現PSWはVMCPが管理し
ており、VMに制御される事は無かった。しかし、各V
MのPSW値をVMCPのソフトウェアシミュレーショ
ンによって得る為には、そのシミュレーションする為の
オーバヘッドが必然的に生じ、VM性能上無視し得ない
問題であった。
このシミュレーションのオーバヘッドを除去する為に、
最近各VM毎に独立にPSWを具備し、VMCPが介入
せずにVMのPSWを用いて処理を行うという仮想計算
機方式も提案されている。
この仕様は、VMのPSWをゲストプログラム又はゲス
トの割込みが変更しようとした時、従来の様にVMCP
に制御を移しシミュレーションするものでは無く、ゲス
トのPSWを直接変更し、処理を続行とようというもの
である。言い変えるとVMCPで制御するPSW(以下
ホストPSWと称する)とVMで制御するPSW(以下
ゲストPSWと称する)とが独立に存在し、独立に動作
するというものである。この方式の一般的仕様として
は、例えばIBM社発行の刊行物「IBM System1370
Extened Architecture Interpretive Execution」(S
A22−7095)にその詳細が記述されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この仕様を満足する情報処理装置を実現する為には、従
来からハードウェアが備えているPSW機構の論理回路
を独立にし、二重化すれば実現できる事は自明の理であ
る。しかし単に二重化する事はPSW及びその周辺回路
を2組要する事になりコストの上昇を招く。
更に、従来の情報処理装置の如くに、PSWを1個しか
具備していないモデルに於ては、前記の独立したPSW
を具備する為に、PSW及びその周辺回路を2重化しよ
うとするとそのハードウェア論理の変更量は非常に大き
く、コストの上昇も著しいものである。
上記従来技術は、情報処理装置のPSWを独立に具備す
るとするという点について、ハードウェア論理の2重化
によるとコストの上昇を及びPSWを1組しか具備して
いないモデルに於ては、ハードウェア論理の変更量が大
きく及びコスト上昇を招くという問題がある。
本発明の目的とするところは、前記の如くの問題点を除
去することにあり、1個のPSW機構によって、各VM
のPSW値を補正する事により、見掛け上複数のPSW
を具備する仮想計算機システムを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴とするところは、1組のPSWを機能させ
るにあたり、プログラムの与える複数のPSW値を個別
にハードウェア上で保存し、PSWにカレントに設定す
る値を一定条件で前記複数のPSW値より選択し補正し
た値を設定することにより、1組のPSWハードウェア
を具備した情報処理装置に対して、複数のPSWを同時
に機能可能な機構を付加した仮想計算機システムを提供
することである。
即ち、VMCPが走行する時のPSW(以降ホストPS
Wと称する)とVMが走行する時のPSW(以降ゲスト
PSWと称する)をハードウェア上に保存し、実際にハ
ードウェアを制御するPSW(以降カレントPSWと称
する)には、VMCPが走行する時はホストPSWを設
定し、VMが走行する時には、ホストPSWとゲストP
SWの内容をマージした値を設定する事により、プログ
ラムから見て複数個のPSWを具備した仮想計算機シス
テムを提供することができる。
〔作用〕
以上に示した、複数のPSW値から1つを選択して1組
のカレントPSWに設定する第1の手段と、複数のPS
W値をカレントPSWに設定する時、その設定されるべ
きPSWの属性によってPSW値を補正する第2の手段
とにより、ハードウェア論理としては1組のPSWを具
備した情報処理装置に於て、コスト上昇及びハードウェ
ア論理の変更を伴う事無く、独立した複数のPSWを備
えた効率の良い仮想計算機システムを提供する事ができ
る。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明のPSW群を備えた仮想計算機システ
ムのブロック図である。尚本例では独立に動作できるP
SWが、ホストPSW及びゲストPSW各々1個とした
がそれぞれ複数個具備された構成をとっても良い。
第1図に於て、制御装置CU101は接続されている各
装置の制御をつかさどり且つ命令処理を実行する制御装
置であり、信号線151及び154を介してカレントP
SWレジスタ(以下CPSWと略す)102に接続さ
れ、更に信号線156を介してホストPSW格納用レジ
スタ(以下HPSWと略す)103及びゲストPSW格
納用レジスタ(以下GPSWと略す)104に接続され
ている。
CPSWは現行実行中のプログラム状態を表示し制御す
るカレントPSWを格納するレジスタであり、命令処理
の進行に伴ないCU101によって更新され、信号線1
51及び154,152,153,155を介してそれ
ぞれCU101,マージ回路B106,マージ回路10
5,HPSW103に接続されている。
HPSW103はホストPSWを一時的に蓄えておくレ
ジスタであり、信号線153,155,156を介して
それぞれCPSW102,マージ回路B106,CU1
01に接続されている。
GPSW104はゲストPSWを一時的に蓄えておくレ
ジスタであり、信号線156,157,158を介して
それぞれCU101,マージ回路A105及びマージ回
路B106に接続されている。
マージ回路A(以下MERGEAと略す)105はカレ
ントPSWのゲストPSWの値から、新しいゲストPS
Wの値を作成するマージ回路であり、信号線155,1
57,158を介してCPSW102及びGPSW10
4と接続される。
マージ回路B(以下MERGEBと略す)106はホス
トPSWとゲストPSWの値から新しいカレントPSW
の値を作成するマージ回路であり、信号線152,15
3及び158を介してCPSW102,HPSW103
及びGPSW104に接続されている。
次に本発明の動作について第1図を用いて説明する。
仮想計算機システムとして情報処理装置を動作させる
時、まずVMCPを動作させた後VMを動作させる手順
をとる。その後VMCPとVMの間を処理が往復しなが
ら、VMCPの制御の下にVMが実行されていく。つま
り情報処理装置はホストPSWの制御により動作する場
合とゲストPSWの制御により動作する場合の2つがあ
り、それぞれPSWを切替えながら処理を行う。
従って情報処理装置はまずホストPSWの制御の下に動
作するが、この場合ホストPSWは信号線151を介し
てCPU101からCPSW102にセットされる。こ
のホストPSWの処理モードはベアの情報処理装置の処
理モードと合致した形式を持ち、本PSWによりVMC
Pが実行される。
次にVMCPがVMを起動する命令を発行し、VMの処
理の実行を始める場合の手順は次の通りである。まずC
PSW102でVMCP処理の制御を行っていたホスト
PSW値は、信号線155を介してHPSW103にセ
ットされ保存される。続いてCU101は起動しようと
するゲストPSW値を信号線156を介してGPSW1
04にセットする。HPSW103にセットされたホス
トPSWとGPSW104にセットされたゲストPSW
はMERGEB106でマージ操作を受け、ホスト情報
処理装置のハードウェア処理モードに合致したゲスト用
のPSW形式に変換され、信号線152を介してCPS
W102にセットされVMの処理を開始する。
第2図に各種処理モードのPSW形式の一例を示す。
MERGEB106のマージ内容は、VM実行用のカレ
ントPSWを作成する手順であり、この手順の操作内容
は、生成するPSWの各ビット対応にHPSW103の
内容を選択する,GPSW104の内容を選択する,H
PSW103の内容とGPSW104の内容に論理操作
を加えて出力する等である。つまりCPSW102にセ
ットされたVM実行用のカレントPSW値はホストPS
W値とゲストPSW値とをマージした値である。
第3図に処理内容の一例を示す。
次にVMの処理がCPSW102の制御によって実行さ
れている時、割込みに依りVMCPに制御を移す場合の
動作は以下の様になる。CPSW102に格納されてい
るVM実行用のカレントなPSW値(これは処理の実行
と共にCU101により更新されている)とGPSW1
04に格納されているゲストPSW値がそれぞれ信号線
155及び158を介してMERGEA105に入力さ
れる。MERGEA105では、入力されたカレントP
SW値とゲストPSW値とから、最新のゲストPSW値
を作成する手順を実行する。即ち、生成する各ビット対
応にCPSW102の内容を選択する,GPSW104
の内容を選択する等であり、このマージ処理を受けたゲ
ストPSW値がGPSW104にセットされる。第4図
に処理内容の一例(ゲストPSWが370BCモードの
場合)を示す。続いてHPSW103に保存されている
ホストPSW値が信号線153を介してCPSW102
にセットされ、再びホストであるVMCPの処理を実行
する。以上の切替えの繰り返しでVM処理が行われ仮想
計算機システムを形成する。
以上、本発明である仮想計算機システムについて説明し
たが、HPSW103及びGPSW104を本例ではハ
ードウェアレジスタとしたが、ハードウェア上のワーク
記憶でも良く、又主記憶を使用しても良い。更にMER
GEA105及びMERGEB106は本例ではマージ
回路としたが同一機能をハードウェアのマイクロプログ
ラムで実現しても良い。
又本例では、ゲストのPSW値を格納するレジスタが1
個の例を示したが、当然のことながら複数個で構成され
ても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ハードウェア論理としては1組のPS
W機構を具備する情報処理装置に於て、独立した複数の
PSW機構を持つより性能の良い仮想計算機システム
を、コストの上昇及びハードウェア論理の変更を最小限
に抑えて実現できるという大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された仮想計算機システムのブロ
ック図である。 101……制御装置、102……カレントPSWレジス
タ、103……ホストPSWレジスタ、104……ゲス
トPSWレジスタ、105……マージ回路A、106…
…マージ回路B。第2図は各種処理モードのPSW形式
を示す図である。第3図はマージ回路Bの処理内容を示
す図である。第4図はマージ回路Aの処理内容を示す図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】命令の実行制御にプログラム状態語(PS
    W)を用いる情報処理装置であって、1つの仮想計算機
    制御プログラムが複数のオペレーティングシステムを管
    理し、各々が所定の処理モードで走行する仮想計算機シ
    ステムにおいて、前記仮想計算機制御プログラムが制御
    するPSW(ホストPSW)を保存するレジスタ(HP
    SW)と、前記複数のオペレーティングシステムのうち
    の特定オペレーティングシステムが制御するPSW(ゲ
    ストPSW)を保存するレジスタ(GPSW)と、実際
    にハードウェアを制御するPSW(カレントPSW)を
    保持するレジスタ(CPSW)とを有し、前記仮想計算
    機制御プログラムが走行するときには前記HPSWの内
    容を前記CPSWに設定し、前記特定オペレーティング
    システムが走行するときには該特定オペレーティングシ
    ステムの処理モードに対応させて前記GPSWの内容と
    前記HPSWの内容に所定の論理処理を行なった後に前
    記CPSWに設定することを特徴とする仮想計算機シス
    テム。
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