JPH0668254B2 - Sohc型内燃機関 - Google Patents
Sohc型内燃機関Info
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- JPH0668254B2 JPH0668254B2 JP61161480A JP16148086A JPH0668254B2 JP H0668254 B2 JPH0668254 B2 JP H0668254B2 JP 61161480 A JP61161480 A JP 61161480A JP 16148086 A JP16148086 A JP 16148086A JP H0668254 B2 JPH0668254 B2 JP H0668254B2
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- JP
- Japan
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- cam shaft
- spark plug
- hole
- rocker arm
- cylinder head
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/04—Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
- F01L1/047—Camshafts
- F01L1/053—Camshafts overhead type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/26—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/20—SOHC [Single overhead camshaft]
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明はSOHC型内燃機関、特にシリンダヘッドに、それ
の燃焼室天井面中心部に開口する点火プラグ取付孔と、
該点火プラグ取付孔に連通する点火プラグ挿入孔とを設
け、カム軸を前記シリンダヘッドのカム軸支承壁とそれ
に固着されるカム軸ホルダとにより挟持し、前記カム軸
と吸、排気弁との各間を連動するロッカアームを前記カ
ム軸ホルダに軸支したものの改良に関する。
の燃焼室天井面中心部に開口する点火プラグ取付孔と、
該点火プラグ取付孔に連通する点火プラグ挿入孔とを設
け、カム軸を前記シリンダヘッドのカム軸支承壁とそれ
に固着されるカム軸ホルダとにより挟持し、前記カム軸
と吸、排気弁との各間を連動するロッカアームを前記カ
ム軸ホルダに軸支したものの改良に関する。
(2)従来の技術 従来、この種内燃機関においては、前記点火プラグ挿入
孔を持つ筒部をシリンダヘッドと一体または別体に構成
し、その筒部の外端側をヘッドカバーに支持させて点火
プラグ挿入孔の点火プラグ用高圧コード引出し口をヘッ
ドカバーの外面に配設している(例えば実開昭60−8730
8号公報参照)。
孔を持つ筒部をシリンダヘッドと一体または別体に構成
し、その筒部の外端側をヘッドカバーに支持させて点火
プラグ挿入孔の点火プラグ用高圧コード引出し口をヘッ
ドカバーの外面に配設している(例えば実開昭60−8730
8号公報参照)。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記のように構成すると、筒部に対するロ
ッカアームおよびロッカアーム軸の干渉を避けるため、
ロッカアームおよびロッカアーム軸として特殊構造のも
のを用いなければならないので、動弁系がコスト高とな
り、その上それらの配設位置にも制約があるので、動弁
系の設計自由度が挟められるという問題がある。
ッカアームおよびロッカアーム軸の干渉を避けるため、
ロッカアームおよびロッカアーム軸として特殊構造のも
のを用いなければならないので、動弁系がコスト高とな
り、その上それらの配設位置にも制約があるので、動弁
系の設計自由度が挟められるという問題がある。
本発明は前記問題を解決し得る前記内燃機関を提供する
ことを目的とする。
ことを目的とする。
B.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明は、前記カム軸支承壁に、それのカム軸ホルダ衝
合面に開口するように前記点火プラグ挿入孔を形成し、
前記カム軸支承壁の前記カム軸ホルダ衝合面および前記
カム軸ホルダのカム軸支承壁衝合面間に、前記点火プラ
グ取付孔に取付けられる点火プラグの高圧コードを通す
引出し孔を設けたことを特徴とする。
合面に開口するように前記点火プラグ挿入孔を形成し、
前記カム軸支承壁の前記カム軸ホルダ衝合面および前記
カム軸ホルダのカム軸支承壁衝合面間に、前記点火プラ
グ取付孔に取付けられる点火プラグの高圧コードを通す
引出し孔を設けたことを特徴とする。
(2)作 用 前記のように構成すると、ロッカアームおよびロッカア
ーム軸に対して点火プラグ挿入孔を持つカム軸支承壁が
干渉することがないので、ロッカアームおよびロッカア
ーム軸として特殊構造のものを用いる必要がない。また
カム軸支承壁のカム軸ホルダ側に広い自由空間を確保し
得るので、動弁系の設計自由度を増すことができる。
ーム軸に対して点火プラグ挿入孔を持つカム軸支承壁が
干渉することがないので、ロッカアームおよびロッカア
ーム軸として特殊構造のものを用いる必要がない。また
カム軸支承壁のカム軸ホルダ側に広い自由空間を確保し
得るので、動弁系の設計自由度を増すことができる。
(3)実施例 図示例はSOHC型4弁式多気筒内燃機関を示し、第1,第2
図において機関本体Eはシリンダブロック1と、そのシ
リンダブロック1にガスケット2を介して重合結着され
るシリンダヘッド3とを備え、シリンダブロック1のシ
リンダ孔4にピストン5が摺合される。またシリンダヘ
ッド3にピストン5のヘッド面と対向する燃焼室Cが形
成され、この燃焼室天井面6は相対向する傾斜面を有す
る屋根形に形成されている。第3図に明示するように、
各燃焼室天井面6の一方の傾斜面に同一直径の2個の吸
気弁口7が並列して開口し、また他方の傾斜面吸気弁口
7よりも若干小径の2個の排気弁口8が並列して開口す
る。各吸気弁口7は各排気弁口8に対向する。
図において機関本体Eはシリンダブロック1と、そのシ
リンダブロック1にガスケット2を介して重合結着され
るシリンダヘッド3とを備え、シリンダブロック1のシ
リンダ孔4にピストン5が摺合される。またシリンダヘ
ッド3にピストン5のヘッド面と対向する燃焼室Cが形
成され、この燃焼室天井面6は相対向する傾斜面を有す
る屋根形に形成されている。第3図に明示するように、
各燃焼室天井面6の一方の傾斜面に同一直径の2個の吸
気弁口7が並列して開口し、また他方の傾斜面吸気弁口
7よりも若干小径の2個の排気弁口8が並列して開口す
る。各吸気弁口7は各排気弁口8に対向する。
各吸気弁口7に、シリンダヘッド3に形成される吸気ポ
ート9が連通し、これら吸気ポート9はシリンダヘッド
3内で一本に集合されてシリンダヘッド3の一側面に開
口し、図示しない吸気マニホールドを介して燃料供給装
置、例えば気化器に連通する。また各排気弁口8はシリ
ンダヘッド3に形成される排気ポート10に連通し、これ
ら排気ポート10は、シリンダヘッド3内で一本に集合さ
れてシリンダヘッド3の他側面に開口し、図示しない排
気マニホールドを介して排気系に連通する。
ート9が連通し、これら吸気ポート9はシリンダヘッド
3内で一本に集合されてシリンダヘッド3の一側面に開
口し、図示しない吸気マニホールドを介して燃料供給装
置、例えば気化器に連通する。また各排気弁口8はシリ
ンダヘッド3に形成される排気ポート10に連通し、これ
ら排気ポート10は、シリンダヘッド3内で一本に集合さ
れてシリンダヘッド3の他側面に開口し、図示しない排
気マニホールドを介して排気系に連通する。
シリンダヘッド3に、吸気弁口7を開閉する一対の吸気
弁11および排気弁口8を開閉する一対の排気弁12がそれ
ぞれ摺動自在に支持され、吸気弁11と排気弁12は、シリ
ンダ孔4の中心線L−Lの両側でそれらのステムが互い
に遠ざかるように傾斜して配置される。
弁11および排気弁口8を開閉する一対の排気弁12がそれ
ぞれ摺動自在に支持され、吸気弁11と排気弁12は、シリ
ンダ孔4の中心線L−Lの両側でそれらのステムが互い
に遠ざかるように傾斜して配置される。
シリンダヘッド3の点火プラグ取付孔形成部13に、燃焼
室天井面6の中央部に開口する点火プラグ取付孔14が形
成される。
室天井面6の中央部に開口する点火プラグ取付孔14が形
成される。
点火プラグ取付孔形成部13に、相隣る両吸気弁11および
相隣る両排気弁12間に位置するようにカム軸支承壁15が
連設される。各カム軸支承壁15に、それと協働してカム
軸16を回転自在に挟持するカム軸ホルダ17が衝合して複
数のボルト181により固定される。各カム軸支承壁15の
カム軸ホルダ衝合面15aおよび各カム軸ホルダ17のカム
軸支承壁衝合面17aに、シリンダ孔4の中心線L−Lよ
りも排気弁12側に偏倚させて半環状軸受凹部191,192が
相対向するように開口し、両軸受凹部191,192にカム軸1
6のカム軸ジャーナル20が支承される。カム軸16は通常
のようにクランク軸に調時伝動装置を介し連動して回転
駆動される。
相隣る両排気弁12間に位置するようにカム軸支承壁15が
連設される。各カム軸支承壁15に、それと協働してカム
軸16を回転自在に挟持するカム軸ホルダ17が衝合して複
数のボルト181により固定される。各カム軸支承壁15の
カム軸ホルダ衝合面15aおよび各カム軸ホルダ17のカム
軸支承壁衝合面17aに、シリンダ孔4の中心線L−Lよ
りも排気弁12側に偏倚させて半環状軸受凹部191,192が
相対向するように開口し、両軸受凹部191,192にカム軸1
6のカム軸ジャーナル20が支承される。カム軸16は通常
のようにクランク軸に調時伝動装置を介し連動して回転
駆動される。
両吸気弁11およびカム軸16間、ならびに両排気弁12およ
びカム軸16間に、それぞれ吸気側ロッカアーム軸21と排
気側ロッカアーム軸22がカム軸16と平行に配設され、両
ロッカアーム軸21,22はカム軸ホルダ17の軸受孔23,24に
挿通されて回り止めを施されている。182は排気側ロッ
カアーム軸22の回り止め用ボルトである。
びカム軸16間に、それぞれ吸気側ロッカアーム軸21と排
気側ロッカアーム軸22がカム軸16と平行に配設され、両
ロッカアーム軸21,22はカム軸ホルダ17の軸受孔23,24に
挿通されて回り止めを施されている。182は排気側ロッ
カアーム軸22の回り止め用ボルトである。
吸気側ロッカアーム軸21にカム軸16と吸気弁11との間を
連動すべく、1気筒当り2本の吸気側ロッカアーム25が
揺動自在に支持される。これらロッカアーム25の外端は
それぞれアジャスタ26を介して吸気弁11のステム端面に
当接され、またこれらの内端に存するスリッパ部27はそ
れぞれカム軸16の吸気側カム28上に当接される。また排
気側ロッカアーム軸22にカム軸16と排気弁12との間を連
動すべく、1気筒当り2本の排気側ロッカアーム29が揺
動自在に支持される。これらロッカアーム29の外端はそ
れぞれアジャスタ30を介して排気弁12のステム端面に当
接され、またこれらの内端に存するスリッパ部31はそれ
ぞれカム軸16の排気側カム32上に当接される。
連動すべく、1気筒当り2本の吸気側ロッカアーム25が
揺動自在に支持される。これらロッカアーム25の外端は
それぞれアジャスタ26を介して吸気弁11のステム端面に
当接され、またこれらの内端に存するスリッパ部27はそ
れぞれカム軸16の吸気側カム28上に当接される。また排
気側ロッカアーム軸22にカム軸16と排気弁12との間を連
動すべく、1気筒当り2本の排気側ロッカアーム29が揺
動自在に支持される。これらロッカアーム29の外端はそ
れぞれアジャスタ30を介して排気弁12のステム端面に当
接され、またこれらの内端に存するスリッパ部31はそれ
ぞれカム軸16の排気側カム32上に当接される。
両ロッカアーム軸21,22において、シリンダヘッド3側
壁とロッカアーム25,29間および相隣るロッカアーム25,
29間に、各ロッカアーム25,29をカム軸支承壁15側に付
勢して各ロッカアーム25,29の軸方向移動を阻止する圧
縮ばね33,34が介装される。
壁とロッカアーム25,29間および相隣るロッカアーム25,
29間に、各ロッカアーム25,29をカム軸支承壁15側に付
勢して各ロッカアーム25,29の軸方向移動を阻止する圧
縮ばね33,34が介装される。
そしてカム軸16が回転すれば、吸気側および排気側ロッ
カアーム25,29はそれぞれロッカアーム軸21,22回りに揺
動し、吸、排気弁11,12を弁ばね35,36と協働して開閉す
る。
カアーム25,29はそれぞれロッカアーム軸21,22回りに揺
動し、吸、排気弁11,12を弁ばね35,36と協働して開閉す
る。
シリンダヘッド3の開口部にシールパッキン37を介して
ヘッドカバー38が取付けられる。
ヘッドカバー38が取付けられる。
第4図に示すように各カム軸支承壁15に、それのカム軸
ホルダ衝合面15aに開口し、且つシリンダ孔4の中心線
L−Lよりも吸気弁11側に偏倚させて点火プラグ挿入孔
39が形成され、その点火プラグ挿入孔39は点火プラグ取
付孔14と同心で、その孔14に連通する。また各カム軸ホ
ルダ17に、点火プラグ挿入孔39に向けて開口する凹部40
が形成される。さらに各カム軸支承壁15のカム軸ホルダ
衝合面15aおよび各カム軸ホルダ17のカム軸支承壁衝合
面17aに、横断面半環状をなす溝41,42が形成され、両溝
41,42は点火プラグ43の高圧コード用引出し孔44を画成
する。その引出し孔44の内端は点火プラグ挿入孔39に連
通し、外端はカム軸支承壁15およびカム軸ホルダ17の中
間部により画成された空間Sの内面に開口する。
ホルダ衝合面15aに開口し、且つシリンダ孔4の中心線
L−Lよりも吸気弁11側に偏倚させて点火プラグ挿入孔
39が形成され、その点火プラグ挿入孔39は点火プラグ取
付孔14と同心で、その孔14に連通する。また各カム軸ホ
ルダ17に、点火プラグ挿入孔39に向けて開口する凹部40
が形成される。さらに各カム軸支承壁15のカム軸ホルダ
衝合面15aおよび各カム軸ホルダ17のカム軸支承壁衝合
面17aに、横断面半環状をなす溝41,42が形成され、両溝
41,42は点火プラグ43の高圧コード用引出し孔44を画成
する。その引出し孔44の内端は点火プラグ挿入孔39に連
通し、外端はカム軸支承壁15およびカム軸ホルダ17の中
間部により画成された空間Sの内面に開口する。
点火プラグ43は、点火プラグ挿入孔39に挿入されて、点
火プラグ取付孔14に取付けられる。このように点火プラ
グ43を燃焼室天井面6の中心部に配設すると、着火点か
ら燃焼室Cの各周縁までの火炎伝播距離が略等しく、し
たがって燃焼時間が最小限度に短縮された高出力が発揮
される。
火プラグ取付孔14に取付けられる。このように点火プラ
グ43を燃焼室天井面6の中心部に配設すると、着火点か
ら燃焼室Cの各周縁までの火炎伝播距離が略等しく、し
たがって燃焼時間が最小限度に短縮された高出力が発揮
される。
合成樹脂製プラグキャップ46は、点火プラグ43に固着さ
れる取付筒部47と、その取付筒部47の外周面に突設され
て点火プラグ43に接続された高圧コード49を延出させる
ガイド筒部48とを有する。取付筒部47は点火プラグ挿入
孔39および凹部40に収容され、またガイド筒部48は引出
し孔44を貫通する。第5図に示すように、高圧コード49
は空間Sから、カム軸支承壁15およびカム軸ホルダ17の
両衝合面15a,17a近傍の外側面に形成された切欠き部54
に添わせられた後、シリンダヘッド3とヘッドカバー38
間に挟着されるグロメット50を貫通してシリンダヘッド
3の外側方へ延出する。
れる取付筒部47と、その取付筒部47の外周面に突設され
て点火プラグ43に接続された高圧コード49を延出させる
ガイド筒部48とを有する。取付筒部47は点火プラグ挿入
孔39および凹部40に収容され、またガイド筒部48は引出
し孔44を貫通する。第5図に示すように、高圧コード49
は空間Sから、カム軸支承壁15およびカム軸ホルダ17の
両衝合面15a,17a近傍の外側面に形成された切欠き部54
に添わせられた後、シリンダヘッド3とヘッドカバー38
間に挟着されるグロメット50を貫通してシリンダヘッド
3の外側方へ延出する。
このように高圧コード49をカム軸支承壁15とカム軸ホル
ダ17との間を通すと、両ロッカアーム軸21,22および各
ロッカアーム25,29に対して点火プラグ挿入孔39を持つ
カム軸支承壁15が干渉することがなく、したがって両ロ
ッカアーム軸21,22および各ロッカアーム25,29として通
常の構造のものを用いることができる。またカム軸支承
壁15のカム軸ホルダ17側に広い自由空間を確保し得るの
で、ロッカアーム軸21,22を含む動弁系の設計自由度を
増すことができる。
ダ17との間を通すと、両ロッカアーム軸21,22および各
ロッカアーム25,29に対して点火プラグ挿入孔39を持つ
カム軸支承壁15が干渉することがなく、したがって両ロ
ッカアーム軸21,22および各ロッカアーム25,29として通
常の構造のものを用いることができる。またカム軸支承
壁15のカム軸ホルダ17側に広い自由空間を確保し得るの
で、ロッカアーム軸21,22を含む動弁系の設計自由度を
増すことができる。
点火プラグ挿入孔39回りはシールリング51の略環状をな
す主体部51aによりシールされ、またガイド筒部48回り
のカム軸ホルダ17側半部は主体部51aの両端に連設され
た半環状部51bによりシールされる。さらにガイド筒部4
8回りのカム軸支承壁15側半部は、そのガイド筒部48に
一体に形成された半環状位置決め突起52をカム軸支承壁
15の溝41内面に開口する半環状小溝53に嵌着することに
よりシールされる。
す主体部51aによりシールされ、またガイド筒部48回り
のカム軸ホルダ17側半部は主体部51aの両端に連設され
た半環状部51bによりシールされる。さらにガイド筒部4
8回りのカム軸支承壁15側半部は、そのガイド筒部48に
一体に形成された半環状位置決め突起52をカム軸支承壁
15の溝41内面に開口する半環状小溝53に嵌着することに
よりシールされる。
C.発明の効果 本発明によれば、点火プラグの高圧コードをカム軸支承
壁とカム軸ホルダ間の引出し孔を通して引出すようにし
たので、ロッカアームおよびロッカアーム軸に対して点
火プラグ挿入孔を持つカム軸支承壁が干渉することがな
く、これによりロッカアームおよびロッカアーム軸とし
て特殊構造のものを用いる必要がないので動弁系のコス
トの上昇を抑制することができる。
壁とカム軸ホルダ間の引出し孔を通して引出すようにし
たので、ロッカアームおよびロッカアーム軸に対して点
火プラグ挿入孔を持つカム軸支承壁が干渉することがな
く、これによりロッカアームおよびロッカアーム軸とし
て特殊構造のものを用いる必要がないので動弁系のコス
トの上昇を抑制することができる。
またカム軸支承壁のカム軸ホルダ側に広い自由空間を確
保して動弁系の設計自由度を増すことができる。
保して動弁系の設計自由度を増すことができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は縦断正面図、
第2図は第1図II−II線断面図、第3図は第1図III−I
II線矢視図、第4図は第2図IV−IV線断面図、第5図は
点火プラグの高圧コード引出し部分の斜視図である。 3……シリンダヘッド、6……燃焼室天井面、11,12…
…吸、排気弁、14……点火プラグ取付孔、15……カム軸
支承壁、15a……カム軸ホルダ衝合面、17……カム軸ホ
ルダ、17a……カム軸支承壁衝合面、21,22……ロッカア
ーム軸、25,29……ロッカアーム、39……点火プラグ挿
入孔、43……点火プラグ、44……引出し孔、49……高圧
コード
第2図は第1図II−II線断面図、第3図は第1図III−I
II線矢視図、第4図は第2図IV−IV線断面図、第5図は
点火プラグの高圧コード引出し部分の斜視図である。 3……シリンダヘッド、6……燃焼室天井面、11,12…
…吸、排気弁、14……点火プラグ取付孔、15……カム軸
支承壁、15a……カム軸ホルダ衝合面、17……カム軸ホ
ルダ、17a……カム軸支承壁衝合面、21,22……ロッカア
ーム軸、25,29……ロッカアーム、39……点火プラグ挿
入孔、43……点火プラグ、44……引出し孔、49……高圧
コード
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02P 13/00 301 A 15/00 303 L
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダヘッドに、それの燃焼室天井面中
心部に開口する点火プラグ取付孔と、該点火プラグ取付
孔に連通する点火プラグ挿入孔とを設け、カム軸を前記
シリンダヘッドのカム軸支承壁とそれに固着されるカム
軸ホルダとにより挟持し、前記カム軸と吸、排気弁との
各間を連動するロッカアームを前記カム軸ホルダに軸支
したSOHC型内燃機関において、前記カム軸支承壁に、そ
れのカム軸ホルダ衝合面に開口するように前記点火プラ
グ挿入孔を形成し、前記カム軸支承壁の前記カム軸ホル
ダ衝合面および前記カム軸ホルダのカム軸支承壁衝合面
間に、前記点火プラグ取付孔に取付けられる点火プラグ
の高圧コードを通す引出し孔を設けたことを特徴とする
SOHC型内燃機関。
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