JPH0667820B2 - 毛髪改質剤組成物 - Google Patents

毛髪改質剤組成物

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JPH0667820B2
JPH0667820B2 JP61206589A JP20658986A JPH0667820B2 JP H0667820 B2 JPH0667820 B2 JP H0667820B2 JP 61206589 A JP61206589 A JP 61206589A JP 20658986 A JP20658986 A JP 20658986A JP H0667820 B2 JPH0667820 B2 JP H0667820B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は毛髪改質剤組成物に関し、さらに詳しくは、毛
髪の化学構造を変化させることにより一度の処理で毛質
が長期間に亘り改善される毛髪改質剤組成物に関する。
発明の背景 従来から、毛髪に柔軟性、艶、こし等を付与するため
に、保湿剤、コンディショニング剤等を配合した種々の
毛髪処理剤が使用されている。しかし、これらの毛髪処
理剤は保湿剤、コンディショニング剤等の毛髪表面への
吸着により効果が発現されるものであり、洗髪等により
その効果が容易に消失してしまう一時的処理に過ぎな
い。したがって、特に整髪に多くの時間と労力を要して
いる剛質毛や軟質毛の人々にとっては、洗髪等の度に煩
わしい処理を繰り返さねばならず、このような毛髪処理
剤は到底満足の出来るものではない。そこで一度の処理
で毛質が長期間に亘り改善され、容易に整髪可能となる
ような毛髪改質剤組成物の開発が要望されている。
本発明者らは、かかる現状に鑑み毛質改善について鋭意
検討した結果、分子構造中に特定の基を有する特定の化
合物を有効成分として配合した組成物によれば、一度の
毛髪処理で毛質が長期間に亘り改善され、柔軟性、艶、
こし等を有する整髪し易い毛髪となることを見出し、本
発明を完成するに至った。
発明の開示 本発明は、分子構造中にアルデヒド基とともに直鎖アル
キル基または芳香族基を有する化合物を有効成分として
含有することを特徴とする毛髪改質組成物を提供する。
本発明の毛質改質剤組成物によれば、一度の処理で毛質
が長期間に亘り改善され、柔軟性、艶、こし等を有する
整髪し易い毛髪とすることができる。これは毛髪タンパ
ク中のチオール基と本発明組成物の配合成分中のアルデ
ヒド基との化学反応に起因するものと推定される。
本発明に用いられる分子構造中にアルデヒド基とともに
直鎖アルキル基または芳香族基を有する化合物として
は、バニリン、シンナムアルデヒド、シンナムアルデヒ
ド誘導体またはアルキルアルデヒド等、好ましくは、バ
ニリン、シンナムアルデヒド、ヘキシルシンナムアルデ
ヒド、アミルシンナムアルデヒドまたは直鎖アルキルア
ルデヒド(アルキルの炭素数8〜22)が挙げられる。配
合量は、組成物全量に対して0.5〜20重量%、好ましく
は1.0〜10重量%とするのが望ましい。配合量が0.5重量
%より少ないと所期の効果が得られず、一方、20重量%
より多いとアルデヒド類特有の臭いのため実用的ではな
い。
本発明の毛髪改質剤組成物は、各成分を適宜混合、溶解
し、常法に従って、ローション、乳液、フォーム等の剤
形とすることができ、さらに、所望により、本発明の効
果を損なわない範囲で、可溶化剤、乳化剤、香料、着色
剤、防腐剤、コンディショニング剤、保湿剤等を配合し
てもよい。
本発明の毛髪改質剤組成物の使用方法としては、例え
ば、洗髪後の毛髪に塗布した後、一定時間放置し洗い流
すか、またはチオグリコール酸等の還元で処理した後の
毛髪に塗布し、一定時間放置した後洗い流すこと等が挙
げられる。なお、放置の間に若干加熱してもよい。
実験 つぎに毛髪の構造タンパク質であるケラチンの構成アミ
ノ酸であるアラニン、システインおよびその誘導体とア
ルデヒド基の反応性ならびに毛髪内に存在するチオール
基とアルデヒド基の反応性について試験した結果を示
す。
(1)アラニン、システインおよびその誘導体とアルデ
ヒド基の反応性 アラニン、システインまたはその誘導体1ミリモルをエ
タノールまたは水2.5mlに溶解した。これにバニリン1
ミリモルをエタノール2.5mlに溶解した溶液を撹拌下、
室温にて加えた。20分後、展開溶媒としてn−ブタノー
ル/酢酸/水(4:1:1)を用い、薄層クロマトグラフィ
ーに付した後ニンヒドリンで発色させ、反応前後のスポ
ットのRf値を比較し、以下の基準により反応性を調べ
た。
反応性有:反応後、新たなRf値のスポットが出現した。
反応性無:反応前後でスポットのRf値に変化がなかっ
た。
結果を第1表に示す。
表1から明らかなように、アルデヒド基はチオール基と
反応し、アミノ基、カルボキシル基またはメチル基とは
反応しない。毛髪中のケラチンタンパクにおいても同様
の反応が生じているものと考えられる。
(2)毛髪内に存在するチオール基とアルデヒド基の反
応性 6.7%チオグリコール酸アンモニウム水溶液50ml(pH8.
6)に毛髪2g(日本人女子の頭髪)を10分間浸漬し、つ
いで、水、5%クエン酸溶液、水で洗浄した後バニリン
またはシンナムアルデヒドのエタノール溶液50mlに10分
間浸漬した。水洗後タオルドライし、0.14%メチレンブ
ルー溶液に5分間浸漬した後、再び水洗した。得られた
染色毛を2mμの厚さに切断して断面を光学顕微鏡で観察
し、染色度合を調べた。比較として処理する前の毛髪お
よび6.7%チオグリコール酸アンモニウム水溶液に10分
間浸漬した後の毛髪についても染色度合を調べた。結果
を第2表に示す。
毛髪構成タンパク中には多数のジスルフイド結合が存在
し、チオグリコール酸塩などの還元剤で毛髪を処理する
ことにより該結合が開裂してチオール基が生成する。か
かるチオール基は還元性基であり、メチレンブルー存在
下に毛髪を染色する(処理番号2参照)。ところが、第
2表から明らかなようにチオグリコール酸塩で処理した
毛髪をさらにアルデヒド類で処理すると染色度合が減少
し、遊離のチオール基の存在が減少したことがわかる。
このことは実験(1)の結果と共にチオール基がアルデ
ヒド基と反応していることを示しており、式: で示されるチオアセタールを形成するものと推定され
る。かかる化学変化に起因するため、本発明の組成物に
より生じる毛質の変化は長期間接続する。
実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1〜17 成分 重量% アルデヒド誘導体(第3表に記載) 第3表に記載 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.3 グリセリン 1.5 95%エチルアルコール 60.0 香料 適量 イオン交換水 100に調整 香料をポリオキシエチレン硬化ヒマシ油に溶解し、第3
表に記載したアルデヒド誘導体および95%エチルアルコ
ールの溶液中に加え、充分撹拌する。ついで、グリセリ
ンおよびイオン交換水を加え、さらに撹拌して毛髪改質
剤組成物を製造する。
このようにして得られた組成物を用いて処理した毛髪の
評価を行なった。
すなわち、20gの毛髪スワッチ(同一日本人女子の頭
髪)を6.7%チオグリコール酸アンモニウム溶液(アン
モニアでpH8.6に調整)200mlに15分間浸漬した。ついで
水洗し、タオルドライし、前記の組成物の溶液200mlに1
5分間浸漬した後、(1)充分に濯ぎ乾燥するか、また
は(2)10%ラウリル硫酸ナトリウム溶液で5回洗浄
し、充分に濯ぎ乾燥した。
ついで、アルデヒド誘導体を配合しない以外前記と同じ
処方で調製した溶液を用いて前記と同様の処理を行なっ
た毛髪スワッチを対照として毛質軟化、毛質硬化、弾力
性、しなやかさおよび滑沢性の程度について以下の基準
に従い専門パネラーに4段階で評価させた。
◎:対照と比較して明らかに有意な差異が認められる。
○:対照と比較て有意な差異が認められる。
△:対照と比較して少し有意な差異が認められる。
×:対照と比較して有意な差異が認められない。
さらに実用性および総合評価について意以下の基準に従
って評価した。
実用性 ◎:洗髪後も効果に変化がなく、充分実用性があると考
えられる。
○:選択後若干効果が消失するが、実用性があると考え
られる。
×:洗髪後効果が消失するか、その他、臭い等不都合な
性質を有し実用性がない。
総合評価 ◎:すぐれた毛髪改質効果があり、実用性がある。
○:毛髪改質効果があり、実用性がある。
×:毛髪改質効果が期待できないか、その他臭い等実用
上不都合な性質を有する。
表3から明らかなようにアルデヒド類を組成物全量に対
して0.5〜20重量%配合した場合実用性のある毛髪改質
剤組成物が得られる。また、配合するアルデヒドの種類
によって毛質が軟化するものと硬化するものがあり、例
えば、バニリンまたはアルキルアルデヒド類配合組成物
は毛質軟化作用を示し、一方、シンナムアルデヒド類配
合組成物は毛質硬化作用を示すことがわかる。
実施例18 成分 重量% バニリン 3.00 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 3.00 セタノール 1.00 オレイルアルコール 2.00 流動パラフィン 8.00 カルボキシビニルポリマー 0.25 香料 適量 水酸化カリウム(1%水溶液) 12.5 イオン交換水 100に調整 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、セタノール、
オレイルアルコール、流動パラフィンの混合物を80℃に
溶解し、これにカルボキシビニルポリマーおよびイオン
交換水の混合物を80℃に加温して加え、2000回転/分の
高速回転強剪断を5分行なった。その後、冷却し、40℃
で香料、38℃でバニリン(20%水溶液に調整)を加え、
充分撹拌して乳液状毛髪改質剤組成物を得た。
実施例19 成分 重量% ドテシルアルデヒド 3.00 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.30 プロピレングリコール 5.00 蛋白質加水分解物 0.05 95%エチルアルコール 50.00 香料 適量 イオン交換水 100に調整 香料をポリオキシエチレン硬化ヒマシ油に溶解し、つい
でイオン交換水を加え、撹拌しながらプロピレングリコ
ール、蛋白質加水分解物およびドデシルアルコールの95
%エタノール溶液を順次加えてローション状毛髪改質剤
組成物を得た。
実施例20 ステアリン酸、セタノール、モノステアリン酸ポリエチ
レングリコール(23E.O.)、ジ‐2-エチルヘキサン酸ネ
オペンチルグリコール、ミツロウ、モノピログルタミン
酸モノイソステアリン酸硬化ヒマシ油の混合液を80℃で
溶解し、これにポリビニルピロリドン、グリセリン、ポ
リエチレングリコール(300E.O.)、アシルグルタミン
ソーダ、トリエタノールアミン、イオン交換水の溶液を
80℃で加え、2000回転/分の高速回転強剪断を5分行な
った。その後冷却して40℃で香料とシンナムアルデヒド
を加え、充分撹拌した。得られた乳液およびフロン12ガ
スを適量容器に充填してムース状毛髪改質組成物を得
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有効成分として、バニリン、シンナムアル
    デヒド、シンナムアルデヒド誘導体、炭素数8〜22のア
    ルキルアルデヒドおよびこれらの2種以上の混合物から
    なる群から選ばれる化合物0.5〜20重量%を含有するこ
    とを特徴とする毛髪を硬毛化または軟毛化するための毛
    髪改善剤組成物。
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