JPH0667771B2 - 光フアイバ線引装置 - Google Patents
光フアイバ線引装置Info
- Publication number
- JPH0667771B2 JPH0667771B2 JP61269582A JP26958286A JPH0667771B2 JP H0667771 B2 JPH0667771 B2 JP H0667771B2 JP 61269582 A JP61269582 A JP 61269582A JP 26958286 A JP26958286 A JP 26958286A JP H0667771 B2 JPH0667771 B2 JP H0667771B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core tube
- optical fiber
- inert gas
- dust
- void
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/029—Furnaces therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2205/00—Fibre drawing or extruding details
- C03B2205/60—Optical fibre draw furnaces
- C03B2205/90—Manipulating the gas flow through the furnace other than by use of upper or lower seals, e.g. by modification of the core tube shape or by using baffles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は光ファイバ線引装置に係り、特に炉心管内にて
発生するダストを強制排除し得る線引装置に関する。
発生するダストを強制排除し得る線引装置に関する。
［従来の技術］ 一般に、光ファイバの線引条件は光ファイバの伝送特性
及び強度に大きな影響を及ぼすものである。特に線引時
にプリフォームが細径化を始めるプリフォームネッキン
グ部分からのSiO2の揮散またはSiO2が炉心管と反応して
発生するダストは、光ファイバ強度を著しく劣化させ
る。従って、このようなダストをいかに効率よく炉心管
外へ排除するかが光ファイバ強度向上の大きなポイント
となる。
及び強度に大きな影響を及ぼすものである。特に線引時
にプリフォームが細径化を始めるプリフォームネッキン
グ部分からのSiO2の揮散またはSiO2が炉心管と反応して
発生するダストは、光ファイバ強度を著しく劣化させ
る。従って、このようなダストをいかに効率よく炉心管
外へ排除するかが光ファイバ強度向上の大きなポイント
となる。
従来、ダスト排除の方法として第３図に示すような線引
方法が提案されていた。これは、炉心管３１の下部に設
けられたガスアップフロー治具３２の下方より不活性ガ
スを供給し、このガスの流れで炉心管３１内に発生した
ダストを上ガスシール部３３から上方へ排気し、光ファ
イバ３４への付着を防止しようとするものであった。
方法が提案されていた。これは、炉心管３１の下部に設
けられたガスアップフロー治具３２の下方より不活性ガ
スを供給し、このガスの流れで炉心管３１内に発生した
ダストを上ガスシール部３３から上方へ排気し、光ファ
イバ３４への付着を防止しようとするものであった。
［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記した従来の方法では次のような問題
点が生じてしまう。
点が生じてしまう。
(1)上ガスシール部３３のプリフォーム３５と炉心管３
１とのわずかな隙間を通して不活性ガスを排気させる方
法では、ガス流は上昇するに従って層流から乱流へと変
化し、ダストが多量に発生しているプリフォームネッキ
ング部分では、ダストを上方に十分排気できない恐れが
あった。
１とのわずかな隙間を通して不活性ガスを排気させる方
法では、ガス流は上昇するに従って層流から乱流へと変
化し、ダストが多量に発生しているプリフォームネッキ
ング部分では、ダストを上方に十分排気できない恐れが
あった。
(2)ダストをネッキング部分より上方に排気した場合で
も、その後炉心管３１の内壁や上ガスシール部３３等に
ダストが付着堆積し、これら堆積したダストが線引炉の
昇降温及びガス流の急激な変化等により剥離した光ファ
イバ３４に付着することがあった。
も、その後炉心管３１の内壁や上ガスシール部３３等に
ダストが付着堆積し、これら堆積したダストが線引炉の
昇降温及びガス流の急激な変化等により剥離した光ファ
イバ３４に付着することがあった。
従って、炉心管３１内のガス流を安定な層流にし、ダス
トをプリフォームネッキング部分より吹き上げた後、で
きるだけ速やかに排気する必要があった。
トをプリフォームネッキング部分より吹き上げた後、で
きるだけ速やかに排気する必要があった。
かくして本発明の目的は上記従来技術の問題点を解消
し、炉心管内で発生するダストを速やかに排除して高強
度の光ファイバを得ることができる光ファイバ線引装置
を提供することにある。
し、炉心管内で発生するダストを速やかに排除して高強
度の光ファイバを得ることができる光ファイバ線引装置
を提供することにある。
［問題点を解決するための手段］ 本発明の光ファイバ線引装置は上記目的を達成するため
に、炉心管の上端からその内部にプリフォームを導入し
てこれを加熱線引きし、下端から光ファイバを送り出す
と共に炉心管内に発生するダストを排除するために炉心
管内下方から上方へ向けて不活性ガスを供給する装置に
おいて、上記炉心管との間に空隙を形成すべく上記炉心
管の内部で且つ上端側に設けられた空隙形成用炉心管
と、炉心管内に供給された上記不活性ガスを上記空隙を
通して炉心管外に排出させる排気手段とを備えたもので
ある。
に、炉心管の上端からその内部にプリフォームを導入し
てこれを加熱線引きし、下端から光ファイバを送り出す
と共に炉心管内に発生するダストを排除するために炉心
管内下方から上方へ向けて不活性ガスを供給する装置に
おいて、上記炉心管との間に空隙を形成すべく上記炉心
管の内部で且つ上端側に設けられた空隙形成用炉心管
と、炉心管内に供給された上記不活性ガスを上記空隙を
通して炉心管外に排出させる排気手段とを備えたもので
ある。
［作用］ 以上のように、炉心管の上端側を２重構造としてその間
隙から強制的に炉心管内の不活性ガスを排出させること
により、炉心管内にて発生したダストは不活性ガスと共
に速やかに２重炉心管構造の間隙を通って炉心管外に排
除される。従って、線引きされた光ファイバにダストが
付着することはなく、高強度のファイバが得られる。
隙から強制的に炉心管内の不活性ガスを排出させること
により、炉心管内にて発生したダストは不活性ガスと共
に速やかに２重炉心管構造の間隙を通って炉心管外に排
除される。従って、線引きされた光ファイバにダストが
付着することはなく、高強度のファイバが得られる。
なお不活性ガスは、空隙形成用炉心管の下端部を解放さ
せてここから２つの炉心管の間の空隙内に導いてもよ
く、あるいは空隙形成用炉心管の側面部に排気孔を設け
てこの排気孔から空隙内に導いてもよい。
せてここから２つの炉心管の間の空隙内に導いてもよ
く、あるいは空隙形成用炉心管の側面部に排気孔を設け
てこの排気孔から空隙内に導いてもよい。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第１図は本発明の一実施例に係る光ファイバ線引装置を
示す構成図である。鉛直方向に設けられた炉心管１の下
部にガスアップフロー治具２が連結されると共に上部に
は上ガスシール部３が形成されている。また、炉心管１
の内部で且つ上端側には空隙形成用炉心管４が設けられ
ており、これら２つの炉心管１及び４の間に空隙５が形
成されている。この空隙５には排気管６を介して排気手
段となる誘引送風機７が接続されている。なお、炉心管
１の外周部にはこれを囲繞するようにヒータ８が設けら
れている。
示す構成図である。鉛直方向に設けられた炉心管１の下
部にガスアップフロー治具２が連結されると共に上部に
は上ガスシール部３が形成されている。また、炉心管１
の内部で且つ上端側には空隙形成用炉心管４が設けられ
ており、これら２つの炉心管１及び４の間に空隙５が形
成されている。この空隙５には排気管６を介して排気手
段となる誘引送風機７が接続されている。なお、炉心管
１の外周部にはこれを囲繞するようにヒータ８が設けら
れている。
また、空隙形成用炉心管４はプリフォームがネッキング
を始める高さの近傍にその下端部が位置するように設け
られている。
を始める高さの近傍にその下端部が位置するように設け
られている。
次に、本実施例の作用を述べる。
まず、ガスアップフロー治具２の下部から炉心管１内に
不活性ガスを供給すると共に誘引送風機７を駆動して、
炉心管１内に上昇する不活性ガス流を形成する。この状
態で、ヒータ８により炉心管１内を所定温度に加熱する
と共に炉心管１の上部からプリフォーム９を導入してこ
れを線引し、光ファイバ１０を下方へ送り出す。
不活性ガスを供給すると共に誘引送風機７を駆動して、
炉心管１内に上昇する不活性ガス流を形成する。この状
態で、ヒータ８により炉心管１内を所定温度に加熱する
と共に炉心管１の上部からプリフォーム９を導入してこ
れを線引し、光ファイバ１０を下方へ送り出す。
このとき、炉心管１内を上昇してきた不活性ガスはプリ
フォームネッキング部分で多量に発生しているダストを
吹き上げダストと共に２つの炉心管１及び４の空隙５か
ら強制排気される。これにより、ダストは光ファイバ１
０や炉心管１の内壁に付着することなく排気される。こ
の際、空隙形成用炉心管４の内部は負圧になるので、外
気が炉心管１の上口より吸い込まれることを防止するた
めに上ガスシール部３に不活性ガスを流す。
フォームネッキング部分で多量に発生しているダストを
吹き上げダストと共に２つの炉心管１及び４の空隙５か
ら強制排気される。これにより、ダストは光ファイバ１
０や炉心管１の内壁に付着することなく排気される。こ
の際、空隙形成用炉心管４の内部は負圧になるので、外
気が炉心管１の上口より吸い込まれることを防止するた
めに上ガスシール部３に不活性ガスを流す。
このようにして低強度部のない高強度の光ファイバを得
ることができる。
ることができる。
次に、第２図に本発明の他の実施例を示す。
この実施例では炉心管１１の全長にわたってその内部に
空隙形成用炉心管１２を有しており、空隙形成用炉心管
１２の側壁の周方向で且つプリフォーム１３のネッキン
グ部分より上側に強制排気孔１４が設けられている。さ
らに空隙形成用炉心管１２の下端は炉心管１１との間隙
が閉じられており、一方ガスアップフロー治具１５の内
壁は空隙形成用炉心管１２の内壁との間に段差を生じな
いように設けられている。なお、２つの炉心管１１及び
１２の間の空隙１６にはその最上部及び最下部にそれぞ
れ設けられた排気管１７及び１８を介して誘引送風機
（図示せず）が接続されている。
空隙形成用炉心管１２を有しており、空隙形成用炉心管
１２の側壁の周方向で且つプリフォーム１３のネッキン
グ部分より上側に強制排気孔１４が設けられている。さ
らに空隙形成用炉心管１２の下端は炉心管１１との間隙
が閉じられており、一方ガスアップフロー治具１５の内
壁は空隙形成用炉心管１２の内壁との間に段差を生じな
いように設けられている。なお、２つの炉心管１１及び
１２の間の空隙１６にはその最上部及び最下部にそれぞ
れ設けられた排気管１７及び１８を介して誘引送風機
（図示せず）が接続されている。
そして、線引時に発生したダストはガスアップフロー治
具１５の下部から供給された不活性ガス流により吹き上
げられ、強制排気孔１４より排除される。
具１５の下部から供給された不活性ガス流により吹き上
げられ、強制排気孔１４より排除される。
このような構造とすることにより、炉心管１１の下方だ
けでなく上方からのガス流についても十分排気できる。
けでなく上方からのガス流についても十分排気できる。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、次の如き優れた高
価が発揮される。
価が発揮される。
(1)炉心管内に供給された不活性ガス流が乱れることは
なく、炉心管内に発生するダストを十分排除することが
できる。
なく、炉心管内に発生するダストを十分排除することが
できる。
(2)従って、低強度部のない高強度の光ファイバを得る
ことができる。
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例に係る光ファイバ線引装置を
示す構成図、第２図は他の実施例を示す構成図、第３図
は従来の光ファイバ線引装置を示す構成図である。 図中、１は炉心管、４は空隙形成用炉心管、５は空隙、
６は排気管、７は誘引送風機、９はプリフォーム、１０
は光ファイバである。
示す構成図、第２図は他の実施例を示す構成図、第３図
は従来の光ファイバ線引装置を示す構成図である。 図中、１は炉心管、４は空隙形成用炉心管、５は空隙、
６は排気管、７は誘引送風機、９はプリフォーム、１０
は光ファイバである。
Claims (1)
- 【請求項１】炉心管の上端からその内部にプリフォーム
を導入してこれを加熱線引きし、下端から光ファイバを
送り出すと共に炉心管内に発生するダストを排除するた
めに炉心管内下方から上方へ向けて不活性ガスを供給す
る装置において、上記炉心管との間に空隙を形成すべく
上記炉心管の内部で且つ上端側に設けられた空隙形成用
炉心管と、炉心管内に供給された上記不活性ガスを上記
空隙を通して炉心管外に排出させる排気手段とを備えた
ことを特徴とする光ファイバ線引装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61269582A JPH0667771B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 光フアイバ線引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61269582A JPH0667771B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 光フアイバ線引装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63123833A JPS63123833A (ja) | 1988-05-27 |
| JPH0667771B2 true JPH0667771B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=17474368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61269582A Expired - Lifetime JPH0667771B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 光フアイバ線引装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0667771B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7619949B2 (en) | 2005-03-07 | 2009-11-17 | International Business Machines Corporation | Apparatus, system, and method for a secondary optical memory in a removable media cartridge |
| JP6691881B2 (ja) * | 2017-03-01 | 2020-05-13 | 信越化学工業株式会社 | 線引き用光ファイバ母材の製造方法および製造装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8203843A (nl) * | 1982-10-04 | 1984-05-01 | Philips Nv | Werkwijze en inrichting voor het trekken van een optische vezel uit een vaste voorvorm die in hoofdzaak uit sio2 en gedoteerd sio2 bestaat. |
| JPS59217641A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光フアイバ線引装置の加熱炉 |
| JPS60155540A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-15 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光学系ガラス棒延伸用加熱炉 |
| JPS632738U (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-09 |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP61269582A patent/JPH0667771B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63123833A (ja) | 1988-05-27 |
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