JPH066746Y2 - 高さ位置調整自在な学習机 - Google Patents

高さ位置調整自在な学習机

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JPH066746Y2
JPH066746Y2 JP1986099460U JP9946086U JPH066746Y2 JP H066746 Y2 JPH066746 Y2 JP H066746Y2 JP 1986099460 U JP1986099460 U JP 1986099460U JP 9946086 U JP9946086 U JP 9946086U JP H066746 Y2 JPH066746 Y2 JP H066746Y2
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JP
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leg plate
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JP1986099460U
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JPS635827U (ja
Inventor
容二郎 葛西
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チトセ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は学習机、特に天板の高さ位置をハンドル回動
操作によって任意に調節しうるようになされた木製の学
習机に関する。
従来の技術 従来、この種の学習机として、一方の支脚板に設けられ
たスライド孔部に他方の支脚板が挿入されて伸縮自在に
構成された1対のスチール製伸縮脚体と、ハンドルの回
転によって上記脚体の伸縮を司どる昇降駆動装置とを備
えたものが知られている。
ところが、近年、消費者指向がスチール製から木製へと
移行するに伴い木材を用いることが多くなってきた。し
かしながら、木材ではスチールのように寸法精度が出
ず、特にスライド孔部の精度は出しにくく、ガタ付きの
ないスライド機構を得ることは困難である。
このため、例えば実公昭59−91145号公報に示さ
れるように、ボルト等の嵌合微調整用の突起部材をその
先端部がスライド孔部内に臨むように一方の支脚板に複
数個取付け、この突起部材により他方の支脚板の端面を
押圧することによって、ガタ付きを無くすようにしたも
のが提案されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような装置にあっては、その調整
に際し、突起部材の突出度を個々的に行わねばならず面
倒である。しかも、突起部材の先端部が木製支脚板の端
面を局部的に押圧するものであるため、大きな荷重がか
かった場合には支脚板に凹所が形成されることとなり、
その凹所に突起部材が引っかかりその後の昇降作動がス
ムーズに行えないという支障が生ずることがあった。
この考案は、上述のような問題点を解消すべくなされた
もので、伸縮脚体を構成する両支脚板が共に木材で構成
されていながら、ガタ付きが生ずることなく、しかも構
成簡易な高さ調整自在な学習机を提供することを目的と
するものである。
問題点を解決するための手段 而して、この考案に係る学習机は、一方の支脚板に形成
されたスライド孔部内に断面コ字状のガイド部を有する
スライドガイド板を取付けると共に、そのガイド板の対
向する内側面に高さ方向に沿って帯板状のすべり材を固
着することによって、両支脚板を密に嵌合してガタ付き
を無くすようにしたものである。
即ち、この考案は、一方の支脚板(1)に設けられたス
ライド孔部(1c)に他方の支脚板(4)が挿入されて伸縮
自在に構成された1対の木製の伸縮脚体(5)(5)
と、ハンドル(H)の回転によって上記脚体(5)
(5)の伸縮を司どる昇降駆動装置(C)とを備えた高
さ位置調整自在な学習机において、前記スライド孔部(1
c)内に、断面コ字状のガイド部(12a)を有するスライド
ガイド板(12)が取付けられると共に、前記ガイド部(12
a)の対向する内側面に高さ方向に沿って帯板状のすべり
材(14)(14)が固着され、一方の支脚板(1)のスライド
孔部(1c)間に他方の支脚板(4)が密に嵌合されてなる
ことを特徴とする高さ位置調整自在な学習机を要旨とす
るものである。
実施例 以下、この考案を、図示実施例に基づいて詳細に説明す
る。
この実施例の学習机は、第1図に示すように、上部の移
動部(A)とその下部の固定部(B)とに大別される。
移動部(A)は、天板(2)と、その両下端から下方に
垂設された1対の支脚板(1)(1)と、その一方の支
脚板(1)の内側面に沿って設けられた引出しを有する
袖箱(3)と、前記両支脚板(1)(1)の下部後端間
に横架状に設けられた棚板(15)とで構成されている。
一方、固定部(B)は、上記一方の支脚板(1)(1)
に設けられたスライド孔部(1c)(1c)に挿入され、上記一
方の支脚板(1)(1)とともに伸縮脚体(5)(5)
を構成する他方の支脚板(4)(4)と、該支脚板
(4)(4)の下端に取付けられた接床杆(17)(17)と、
該接床杆(17)(17)を連結する補強桟(16)とで構成されて
いる。
そして、上記伸縮脚体(5)(5)は、昇降駆動装置
(C)によって伸縮自在となされている。
前記昇降駆動装置(C)は、天板(2)下面の略中央部
に前後方向に沿って取付けられた駆動シャフト(6)
と、その後端部に設けられた第1ギヤボックス(7)か
ら左右に伸びた回転軸(8)と、該軸(8)の左右両端
部に設けられた第2ギヤボックス(9)(9)から下方
に伸びたネジ棒(10)(10)と、前記他方の支脚板(4)の
上端部に取付けられると共に、該ネジ棒(10)の螺合され
たナット(11)とで構成されている。
前記駆動シャフト(6)の前端部にはハンドル(H)を
着脱自在に取付けうるようになされ、該ハンドル(H)
を回転させることにより駆動シャフト(6)が回転され
るようになっている。このシャフト(6)の後端には、
第6図に示すように第1ボックス(7)内において、ね
じ歯車(6a)が設けられ、該ねじ歯車(6a)は前記回転軸
(8)に設けられたギヤ(8a)と螺合されて駆動シャフト
(6)の回転が回転軸(8)に伝達されるようになって
いる。この回転軸(8)の左右両端には、第2ギヤボッ
クス(9)内において、ねじ歯車(8b)が設けられ、該ね
じ歯車(8b)は前記ネジ棒(10)の上端に設けられたギヤ(1
0a)と螺合されて回転軸(8)の回転がネジ棒(10)(10)
に伝達されるようになっている。このネジ棒(10)(10)
は、第4図に示すように、前記他方の支脚板(4)
(4)の高さ方向に形成されたネジ棒挿入用孔部(4a)に
挿入されると共に、該孔部(4a)の上端にアングル材(18)
によって取付けられたナット(11)にネジ部(10b)が螺合
されている。
而して、前記ハンドル(H)の回転は、駆動シャフト
(6)および回転軸(8)を介してネジ棒(10)に伝達さ
れる。そして、ネジ棒(10)が回転されることによって、
前記移動部(A)が前記固定部(B)に対して昇降され
ることとなる。
前記一方の支脚板(1)は、第2図に示すように、芯材
(1a)の両面にベニヤ板等の化粧板(1b)(1b)を貼着したも
ので、前後方向のやや後方寄りに前記他方の支脚板
(4)を摺動自在に嵌挿しうるスライド孔部(1c)が形成
されている。この孔部(1c)は、前記芯材(1a)を前記支脚
板(4)の寸法よりも若干大きな対応形状に切り取った
後に、前記芯材(1a)の両面に化粧板(1b)(1b)を貼着する
ことによって形成されたものである。
このスライド孔部(1c)の下端には、第2図に示すよう
に、スライドガイド板(12)が取付けられている。
このガイド板(12)は、中央部が上記スライド孔部(1c)内
に沿接しうる大きさの断面コ字状のガイド部(12a)を構
成し、その両端に取付部(12b)を有する断面ハット型に
折曲形成されたものである。その素材としては、寸法精
度を出しやすく、しかも強度に優れた金属板が好適に用
いられる。
上記ガイド板(12)の高さ方向の寸法は、上記スライド孔
部(1c)の略全面を覆うような大きさに設定しても良い
が、第4図に示すように、上記スライド孔部(1c)の半分
ないし3分の1程度以下で充分である。このように、ス
ライド孔部(1c)の一部分を構成するような場合には、上
記一方の支脚板(1)が他方の支脚板(4)に対して昇
降しても、常にガイド板(12)と他方の支脚板(4)とが
離脱しないような位置に取付けることが必要である。特
に好適には、スライド孔部(1c)の下端部に取付けられ
る。
なお、ガイド板(12)としては上記実施例のものに限定さ
れるものでは無く、断面コ字状のガイド部(12a)を有す
るものであれば良く、例えば上記ガイド部(12a)の一側
を閉じた断面矩形状のものであっても良い。
そして、上記スライドガイド板(12)におけるガイド部(1
2a)の対向する面には、その高さ方向に沿って帯板状の
すべり材(14)(14)が固着されている。
このすべり材(14)(14)によって、前記一方の支脚板
(1)に設けられたスライド孔部(1c)に挿入された他方
の支脚板(4)がすべり材(14)(14)間に密に嵌合される
と共に、両者のすべりが良好なものとなされている。
上記すべり材(14)としては、第2図および第3図に示す
ように、表面に長さ方向に沿った多数の突条(14a)…を
有する摩擦係数の小さい弾性合成樹脂からなるものが好
適に用いられる。このように、弾性を有する素材を用い
たものは、他方の支脚板(4)をすべり材(14)(14)の弾
性力に抗して強制的に嵌め込んでガタ付きの無い状態と
するためであり、また表面に長さ方向に沿った多数の突
条(14a)…を有する摩擦係数の小さいもの用いたのは、
上述のような強制嵌挿状態でもスムーズな昇降作動を行
ないうるようにするためである。また、図示実施例で
は、第2図に示すように、ガイド部(12a)の対向面以外
の面にも同様なすべり材(14)が固着され、支脚板(4)
の左右方向のガタ付きを防いでいる。もっとも、この考
案にあっては、上記すべり材(14)がガイド部(12a)の対
向する内側面に高さ方向に沿って固着されていれば、そ
の個数、材質あるいは形状等は特に限定されるものでは
ない。
図中(18)は、ネジ(13)取付用の孔部、(19)はその孔部(1
8)のキャップである。
なお、上記実施例では、天板(2)がスライド孔部(1c)
の形成された一方の支脚板(1)(1)の上端に取付け
られ、その支脚板(1)(1)が他方の支脚板(4)
(4)に対して昇降するものを示したが、この考案はこ
れに限定されるものでは無く、逆にスライド孔部に挿入
された支脚板に天板が取付けられ、その支脚板が他方の
支脚板に対して昇降するようになされた学習机にも適応
されうるものである。
考案の効果 この考案に係る学習机は、上述のように、一方の支脚板
(1)に設けられたスライド孔部(1c)に他方の支脚板
(4)が挿入されて伸縮自在に構成された1対の伸縮脚
体(5)(5)と、ハンドル(H)の回転によって上記
脚体(5)(5)の伸縮を司どる昇降駆動装置(C)と
を備えたものであるから、従来品と同様に使用者の体型
に応じて好適な高さ位置に設定しうる。
しかも上記両支脚板(1)(1)・(4)(4)が、と
もに寸法精度の出しにくい木材よりなるものでありなが
ら、スライド孔部(1c)内に、断面コ字状のガイド部(12
a)を有するスライドガイド板(12)が取付けられてなるも
のであるから、上記孔部(1c)の寸法を実質的に正確なも
のとすることができ、しかも前記ガイド部(12a)の対向
する内側面に高さ方向に沿って弾性を有する合成樹脂か
らなる帯状のすべり材(14)(14)が固着され、該すべり材
(14)(14)間に他方の支脚板(4)がすべり材(14)(14)の
弾性力に抗して強制嵌合されてなるから、両支脚板
(1)(4)の間に生ずる隙間を無くすことができ、も
って消費者の指向に沿った木製の学習机でありながらガ
タ付きの無いものとしうる。
しかも、前記伸縮脚体(5)を構成する両支脚板(1)
(4)どおしの嵌合を微調整する部材として、従来品の
ようなボルト状の突起部材を用いずに、上述のとおりガ
イド板(12)に帯板状のすべり材(14)(14)を固着したもの
を用いているから、たとえ机に無理な応力がかかるよう
なことがあっても、従来品のように前記他方の支脚板
(4)に上記突起部材に対応した凹陥部が形成されるよ
うな不都合を回避し得、また摩擦抵抗も小さくし得てス
ムースな昇降作動を長期間に亘って実現し得るのみなら
じ、構成も極めて簡易で量産に適し、しかも簡単に組立
てうるから製品のコストダウンを図り得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は全体斜
視図、第2図は要部の一部切り欠き拡大斜視図、第3図
は第2図III−III線の拡大断面図、第4図は第1図IV−
IV線の拡大断面図、第5図は第4図V−V線の拡大断面
図、第6図は昇降駆動装置の説明図である。 (1)……支脚板、(1c)……スライド孔部、(2)……
天板、(4)……支脚板、(5)……伸縮脚体、(12)…
…スライドガイド板、(12a)……ガイド部、(14)……す
べり材、(14a)……突条、(C)……昇降駆動装置、
(H)……ハンドル。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の支脚板(1)に設けられたスライド
    孔部(1c)に他方の支脚板(4)が挿入されて伸縮自在に
    構成された1対の木製の伸縮脚体(5)(5)と、ハン
    ドル(H)の回転によって上記脚体(5)(5)の伸縮
    を司どる昇降駆動装置(C)とを備えた高さ位置調整自
    在な学習机において、 前記スライド孔部(1c)内に、断面コ字状のガイド部(12
    a)を有するスライドガイド板(12)が取付けられると共
    に、前記ガイド部(12a)の対向する内側面に高さ方向に
    沿って弾性を有する合成樹脂からなる帯板状のすべり材
    (14)(14)が固着され、該すべり材(14)(14)間に他方の支
    脚板(4)がすべり材(14)(14)の弾性力に抗して強制嵌
    合されてなることを特徴とする高さ位置調整自在な学習
    机。
  2. 【請求項2】すべり材(14)は、表面に長さ方向に沿った
    多数の突条(14a)…を有する摩擦係数の小さい弾性合成
    樹脂からなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の高さ
    位置調整自在な学習机。
JP1986099460U 1986-06-27 1986-06-27 高さ位置調整自在な学習机 Expired - Lifetime JPH066746Y2 (ja)

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JPS635827U JPS635827U (ja) 1988-01-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745094Y2 (ja) * 1980-07-31 1982-10-05
JPS585836U (ja) * 1981-07-06 1983-01-14 コクヨ株式会社 高さ調節可能な木質材製の家具
JPS5991145U (ja) * 1982-12-13 1984-06-20 株式会社くろがね工作所 机等における高さ調節装置

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JPS635827U (ja) 1988-01-14

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