JPH0667304U - 粉末充填用漏斗 - Google Patents

粉末充填用漏斗

Info

Publication number
JPH0667304U
JPH0667304U JP013359U JP1335993U JPH0667304U JP H0667304 U JPH0667304 U JP H0667304U JP 013359 U JP013359 U JP 013359U JP 1335993 U JP1335993 U JP 1335993U JP H0667304 U JPH0667304 U JP H0667304U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
funnel
container
straight pipe
powder
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP013359U
Other languages
English (en)
Inventor
一 沼中
光久 中村
Original Assignee
ユージー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユージー株式会社 filed Critical ユージー株式会社
Priority to JP013359U priority Critical patent/JPH0667304U/ja
Publication of JPH0667304U publication Critical patent/JPH0667304U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 漏斗下部の直管部(2)を容器(3)の突設
した開口(4)にその開口突設高さより深く装入した際
に該開口の上端で係止させ、さらに直管部外側に形成さ
れる容器内部に通ずる間隙(7)と大気中とを連通する
貫通孔(8)を形成したホルダー(6)を上記直管部外
周に設けたことを特徴とする粉末充填用漏斗。 【効果】 ホッパーに供給した粉末が容易に容器内に落
下するので、充填の作業時間が大幅に低減し、従って粉
末消火器へ粉末消火剤を充填する等の作業効率が大きく
向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主として粉末を容器に充填するための漏斗に関し、特に充填時間を大 幅に短縮させたものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来粉末専用の漏斗というものは特になく、例えば粉末消火器において粉末消 火剤を消火器本体の容器に充填する場合は、図5に示すように通常の漏斗(1) の下部直管部(2)を本体容器(3)の上端の突設した開口部である口金(4) に装入して漏斗上部のホッパー部(5)から容器(3)の内部に粉末消火剤を自 然落下で充填していた。
【0003】 しかしながらこのような方法では、特に口金(4)の径が小さい場合は容器内 の空気が逃げ難いために粉末消火剤はなかなか落下せず、容器内に所定量を充填 するまでに非常に時間がかかっており充填作業の効率が悪かった。また強引に粉 を押し込んだりしていたため周囲に粉が舞って作業環境としても劣悪であった。
【0004】 本考案はこれに鑑み検討の結果、容器内に容易に粉末を充填できる漏斗を開発 したもので、漏斗下部の直管部を容器の突設した開口にその開口突設高さより深 く装入した際に該開口の上端で係止され、さらに直管部外側に形成される容器内 部に通ずる間隙と大気中とを連通する貫通孔を形成したホルダーを上記直管部外 周に設けたことを特徴としたものである。 そしてさらに漏斗上部の逆円錐形ホッパー部、下部の直管部及び上記ホルダー がそれぞれ別体であってこれらを組合せて漏斗とすることを特徴とするものであ る。 さらにこれら漏斗において、ホルダーの外側面に外部段差を設け、及び/又は 該ホルダーの漏斗直管部に対向する内側面に内側段差を設けて、これら段差のい ずれかに容器の突設した開口の上端を係止するようにしたものはより有効である 。
【0005】
【実施例】
次に本考案を実施例を用いて詳細に説明する。
【0006】 図1は本考案の漏斗の一例を示すもので、ホッパー部(5)の下端部外周はホ ルダー(6)上端部の内周と螺合し、直管部(2)はその上端がホルダー(6) とホッパー部(5)の下端部とで挟持されることにより、これら3部品が一体と なって漏斗を構成している。また直管部(2)の外側にはホルダー(6)内面と の間に間隙(7)を形成し、さらに該間隙(7)から大気に通ずる貫通孔(8) をホルダー(6)に形成した。
【0007】 このような漏斗の、粉末消火器へ消火剤を充填する際の使用形態を2種類説明 する。 まず消火器本体容器の開口が比較的小さい場合は、図2に示すように容器(3 )の口金(4)をホルダー(6)内側と漏斗下部の直管部(2)との間隙(7) に装入し、口金(4)上端でホルダー(6)の内部段差(10)を係止させて漏斗 を容器に取り付ける。なおこのとき間隙(7)は口金(4)によっては塞がれて いないものとし、さらに直管部(2)の装入深さは口金(4)の高さよりも深く 、即ち少なくとも容器(3)の肩の位置よりも深く装入する。 このように本考案の漏斗をセットした通常の10型消火器の本体容器(3)内に 粉末消火剤3kgを充填したときの充填時間を測定したところ、表1のようであっ た。なお同時に図5に示す従来の漏斗を用いて従来の方法で同じ条件で粉末消火 剤を充填したときの充填時間も測定して表1に併記した。
【0008】
【表1】
【0009】 表1のように本考案の漏斗を使用することにより粉末の充填時間は非常に短縮 できることが判る。これは粉末が落下する通路である直管部(2)と、本体容器 内の空気が逃げる通路である直管部外側の間隙(7)が別個独立しているので、 図3のようにホッパー部(5)内の粉末が落下するときに容器(3)内部の空気 が速やかに抜けるので、粉末はスムーズに落下するようになるからである。 また本考案漏斗で充填作業中は、周囲への粉末消火剤の飛散はほとんどなかっ た。
【0010】 次に本体容器の開口が比較的大きい場合は、図4のように漏斗下部の直管部( 2)及びホルダー(6)下部を容器(3)の突設した開口である口金(4)内に 装入し、該口金(4)先端にホルダー(6)の貫通孔(8)下方の外部段差(9 )に係止させて漏斗を容器に取り付ける。このように用いることにより上記間隙 (7)を通して容器(3)内と大気とは通じているので、やはり容器内への粉末 の充填速度は従来の漏斗に比べて格段に大きくなる。 上記の通り図1に示す漏斗があれば容器の開口の径が異なる数種類の容器に対 して同じ作用効果が得られる。
【0011】
【考案の効果】
このように本考案によれば粉末を容器に充填する作業時間が大幅に低減でき、 従って作業効率が大きく向上する。また粉末が周辺環境に飛散しずらくなるので 環境衛生上も良好である。 さらに1種類の本考案漏斗であっても容器開口径の異なる数種類の容器に対し て適用可能であり、さらに開口径が大きく異なる場合は別寸法のホルダーを用意 しておけばホルダーを交換するだけでよく、漏斗のホッパー部と直管部はそのま ま使用できる等の効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の漏斗の一例を示す一部断面の側面図で
ある。
【図2】本考案漏斗の使用形態を示す縦断面図である。
【図3】図2に示す形態で本考案漏斗を使用した状況を
示す説明図である。
【図4】本考案漏斗の他の使用形態を示す縦断面図であ
る。
【図5】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 漏斗 2 直管部 3 容器 4 口金 5 ホッパー部 6 ホルダー 7 間隙 8 貫通孔 9 外部段差 10 内部段差

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏斗下部の直管部を容器の突設した開口
    にその開口突設高さより深く装入した際に該開口の上端
    で係止され、さらに直管部外側に形成される容器内部に
    通ずる間隙と大気中とを連通する貫通孔を形成したホル
    ダーを上記直管部外周に設けたことを特徴とする粉末充
    填用漏斗。
  2. 【請求項2】 漏斗上部の逆円錐形ホッパー部、下部の
    直管部及び請求項1に記載のホルダーがそれぞれ別体で
    あって、これらを組合わせることを特徴とする粉末充填
    用漏斗。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のホルダーの外側面に外
    部段差を設け、及び/又は該ホルダーの直管部に対向す
    る内側面に内部段差を設けて、これら段差のいずれかに
    容器の突設した開口の上端を係止する請求項1又は2記
    載の粉末充填用漏斗。
JP013359U 1993-02-26 1993-02-26 粉末充填用漏斗 Pending JPH0667304U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP013359U JPH0667304U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 粉末充填用漏斗

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP013359U JPH0667304U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 粉末充填用漏斗

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0667304U true JPH0667304U (ja) 1994-09-22

Family

ID=11830911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP013359U Pending JPH0667304U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 粉末充填用漏斗

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0667304U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200461194Y1 (ko) * 2012-05-22 2012-06-29 최정훈 곡물용 깔대기
KR101954734B1 (ko) * 2018-04-02 2019-03-06 한순옥 패트용기 착탈용 깔대기
KR101997598B1 (ko) * 2018-02-20 2019-07-08 문서준 기능성 깔때기

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498814B2 (ja) * 1971-11-13 1974-02-28
JP4121299B2 (ja) * 2002-04-22 2008-07-23 株式会社オンダ製作所 継手

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498814B2 (ja) * 1971-11-13 1974-02-28
JP4121299B2 (ja) * 2002-04-22 2008-07-23 株式会社オンダ製作所 継手

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200461194Y1 (ko) * 2012-05-22 2012-06-29 최정훈 곡물용 깔대기
KR101997598B1 (ko) * 2018-02-20 2019-07-08 문서준 기능성 깔때기
KR101954734B1 (ko) * 2018-04-02 2019-03-06 한순옥 패트용기 착탈용 깔대기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0667304U (ja) 粉末充填用漏斗
US2489035A (en) Shock absorber fluid dispensing and metering device
JPH08175557A (ja) 定量振出し用中栓
JPS5922795U (ja) 容器キヤツプの封緘具
CN210988240U (zh) 一种小孔注油套件
US5209990A (en) Battery assembly
JPH0384728U (ja)
JPH0738210Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JP2022157294A (ja) 詰め替え容器
JPH0435695Y2 (ja)
JPH0326134Y2 (ja)
JPH0443488Y2 (ja)
JPH0122562Y2 (ja)
JPS63144466U (ja)
JPH03117676U (ja)
JPH022356Y2 (ja)
JPS6036203Y2 (ja) ステツク容器
JP2699577B2 (ja) 粉末容器
JPH0535701U (ja) 詰め替え用容器
JP2547799Y2 (ja) ポンプ付き容器
JPS5855030U (ja) 二液混合容器
JPS6067357U (ja) 溶融金属容器のガス吹込装置
JPH047425U (ja)
JPH0216754U (ja)
JPH01161480U (ja)