JPH0667036U - カラー熱転写記録装置 - Google Patents

カラー熱転写記録装置

Info

Publication number
JPH0667036U
JPH0667036U JP008841U JP884193U JPH0667036U JP H0667036 U JPH0667036 U JP H0667036U JP 008841 U JP008841 U JP 008841U JP 884193 U JP884193 U JP 884193U JP H0667036 U JPH0667036 U JP H0667036U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
roller
sheet
recording medium
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP008841U
Other languages
English (en)
Inventor
吉一 中台
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セイコー電子工業株式会社 filed Critical セイコー電子工業株式会社
Priority to JP008841U priority Critical patent/JPH0667036U/ja
Publication of JPH0667036U publication Critical patent/JPH0667036U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字開始位置のズレ補正量をステッピングモ
ータの1パルス当たりの用紙送り量より細かくすること
を可能にし画質を向上させ、かつ、低コストで実現でき
る装置を得ることである。 【構成】 用紙4の先端4aをステッピングモータ36
の1パルス当たりの用紙送り量より細かく検出する検出
手段を設け、用紙4を引き戻しながら前記検出手段で用
紙4の先端4aを検出してから一定パルス分用紙を引き
戻すことにより印字開始位置を決める駆動制御手段1a
と、前記検出手段での用紙先端検出タイミングと一定パ
ルス分dの236ステップ用紙4を引き戻す開始タイミ
ングの時間差h1、h2及びh3を検知し、印字時の用
紙搬送開始タイミングに対して印字開始タイミングを変
える駆動制御手段によって構成し、ズレの補正を可能と
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリンタ等の印字装置、特に用紙を往復させ各色を面順次で印字す るカラー印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、用紙を往復させ各色を面順次で印字するカラー印字装置、特に熱転写記 録装置においては印字を行うことによって用紙が伸縮し前色を印字した時の用紙 搬送量と次色を印字する時の用紙搬送量が異なることから各色を重ね印字すると 各色の印字開始位置にズレを生じることが知られている。また、このズレによっ て画質が著しく低下していた。またこのズレの補正手段として特公平1ー209 144が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、特公平1ー209144の装置における印字開始位置のズレの補正は ステッピングモータのパルス数によるものなので1パルス当たりの用紙送り量よ り細かい補正は出来ない。すなわち、環境の違いによる用紙伸縮量や紙質の違い による伸縮量は微妙に異なるために補正としては不十分と言う問題点があった。
【0004】 そこで、この考案の目的は、従来のこのような課題を解決するために、補正量 をステッピングモータの1パルス当たりの用紙送り量より細かくすることを可能 にし画質を向上させ、かつ、低コストで実現できる装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、用紙の先端をステッピングモータの1 パルス当たりの用紙送り量より細かく検出する検出手段を設け、用紙を引き戻し ながら前記検出手段で用紙の先端を検出してから一定パルス分用紙を引き戻すこ とにより印字開始位置を決める駆動制御手段と、前記検出手段での用紙先端検出 タイミングと一定パルス分用紙を引き戻す開始タイミングの時間差を検知し、印 字時の用紙搬送開始タイミングに対して印字開始タイミングを変える駆動制御手 段によって構成した。
【0006】
【作用】
上記のように構成された記録装置においては、戻しながら用紙の先端を検出し てから一定パルス分用紙を引き戻し、さらに印字時の用紙搬送開始タイミングに 対して印字開始タイミングを変えて各色の印字開始位置を合わせることにより印 字開始位置のズレを補正して画質を向上させる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案を実施例に基づいて具体的に説明する。 図1は、本考案の1実施例を示す概略構成図であり、熱転写記録装置に適用し たものであり、装置の側断面図である。1は給紙ローラであり図示しない駆動手 段と図示しない伝達手段によって回転し、給紙ローラ1には分離ローラ2が図示 しない付勢手段により圧接され、給紙ローラ1とは用紙4を同方向に搬送するよ うに回転するように図示しないトルクリミッタを介して動力が伝達されている。 3は用紙カセットで、用紙カセット3には用紙4が複数枚積載されている。
【0008】 ピックアップローラ5は、給紙ローラ1が搬送方向の反時計回りに回転したと きにのみ給紙ローラ1と同じ方向に回転し、用紙カセット3に積載された用紙4 に圧接されるように構成されている。用紙4はピックアップローラ5によって上 部より、給紙ローラ1と分離ローラ2の圧接部へ搬送され、給紙ローラ1と分離 ローラ2の間を通って1枚が搬送される。6は給紙シャッタで、図示しない駆動 手段により揺動し、用紙4の搬送路を切り換える。
【0009】 7は紙送りローラ、8は排紙ローラa、9はキャプスタンローラ、10は排紙 ローラbでありそれぞれに対しピンチローラ11が図示しない付勢手段により圧 接されていて、操作パネル15を操作し、コントローラ32とモータ36によっ て印字方向の時計方向及びその逆方向に回転し、用紙4を搬送する。12はプラ テンローラであり、プラテンローラ12にはインクシート13を挟んでサーマル ヘッド14が図示しない付勢手段によって圧接されている。また、プラテンロー ラ12は、紙送りローラ7、排紙ローラa8、キャプスタンローラ9、排紙ロー ラb10の回転方向と同期して同一方向に回転し、インクシート13は、印字時 に用紙4とともに搬送され巻取りボビン27によって巻き取られる。28はイン クシート13の給出ボビン、29〜31はインクシート13をガイドするガイド ローラである。15は操作用パネルであり、給紙及び排紙方向の選択用の選択ス イッチ16が付設されている。
【0010】 17、18、19はセンサa、センサb、センサcで反射型センサであり用紙 4の先端及び後端を検出する。20〜26、33〜35は用紙4をガイドするガ イド板である。37は用紙トレイa、38は用紙トレイbである。32はコント ローラである。36はモータで図示しない伝達手段によってプラテンローラ12 、紙送りローラ7、排紙ローラa8、キャプスタンローラ9、排紙ローラb10 を駆動する。本実施例に於いてはステッピングモータを用いて説明する。
【0011】 次に、動作の説明を図1、図2、図3、図4を用いて説明する。図2は給紙動 作、印字動作の概略タイミングチャート、図3は排紙動作の概略タイミングチャ ートであり、図4は印字後の用紙4の戻しと印字開始時の概略タイミングチャー トであり、図1に示す装置はコントローラ32によって図2、図3、図4に示す 動作で駆動制御される。装置がスタートすると給紙動作を行う。給紙ローラ1、 分離ローラ2、ピックアップローラ5が搬送方向の反時計回りに回転し、用紙4 を用紙カセット3から取り出し1枚だけを搬送する。この時、用紙4は、ガイド 板33とガイド板34、給紙シャッタ6とガイド板20に案内されながら用紙後 端側4bより搬送される。用紙4の後端4bをセンサa17で検出すると紙送り ローラ7、キャプスタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb 10は、モータ36によって印字方向とは逆の時計回りに回転する。用紙4は紙 送りローラ7によって搬送されガイド板21、22によって案内されながら排紙 ローラa8によりさらに搬送される。用紙の先端4aがセンサa17を通過する と給紙ローラ1、分離ローラ2、ピックアップローラ5は停止し、用紙先端4a が給紙シャッタ6と紙送りローラ7の間に達したところで紙送りローラ7、キャ プスタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb10をモータ3 6を停止することにより停止する。
【0012】 次にコントローラ32によって給紙シャッタ6を印字側は切り換え、紙送りロ ーラ7、キャプスタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb1 0をモータ36によって印字方向の反時計回りに回転する。用紙4の先端4aは 、給紙シャッタ6、ガイド板23に案内され、この時サーマルヘッド14はコン トロール32によりプラテンローラ12と離れている状態に制御されているので プラテンローラ12とサーマルヘッド14の間を通過し、さらにキャプスタンロ ーラ9、ピンチローラ11によって搬送され用紙4の先端4aがセンサc19よ りさらに10ミリメートル搬送するのに必要なステップ数236だけモータ36 を駆動したところで停止し、同時に紙送りローラ7、キャプスタンローラ9、プ ラテンローラ12、排紙ローラa8及びb10を停止し、さらにキャプスタンロ ーラ9、ピンチローラ11を印字方向とは逆の時計回りに回転し用紙を搬送し搬 送され用紙4の先端をセンサc19より検出してからさらに10ミリメートル搬 送するのに必要なステップ数236だけモータ36を駆動したところで停止し、 同時に紙送りローラ7、キャプスタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ロー ラa8及びb10を停止し印字開始位置とする。この時センサc19で用紙先端 4aを検出したタイミングとモータ36がdステップの駆動を開始したタイミン グの時間差h1をコントローラ32で計量し記憶しておく。
【0013】 次にサーマルヘッド14が下方に移動し、プラテンローラ12との間にインク シート13と用紙4を挾持し印字動作が開始される。用紙4は、キャプスタンロ ーラ9によって印字方向に搬送が開始されるとh1遅れてサーマルヘッド14の 駆動が開始されてインクシート13のインクが溶融され用紙4に転写される。ま ず、インクシート13のイエローが印字される。印字が終了すると紙送りローラ 7、キャプスタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb10は 、印字方向とは逆の時計回りに回転し、用紙4の先端4aがセンサc19に達す るまで用紙4を戻し、さらに10ミリメートル搬送するのに必要なステップ数2 36だけモータ36を駆動したところで停止し、同時に紙送りローラ7、キャプ スタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb10を停止し次色 の印字開始位置とする。同様にh2を計量、記憶しておく。同様にしてマゼンダ が印字される。印字終了後用紙4を戻す。同様に、h3を計量、記憶しシアンが 印字される。
【0014】 次に、排紙動作となる。図2に示すように排紙動作は、図1の操作パネル15 の選択スイッチ16の排紙方向の選択によって動作が切り換えられ、それぞれの タイミングチャートを図4に示す。選択スイッチ16が、印字方向の排紙を選択 している場合の動作をまず説明する。印字が終了すると紙送りローラ7、キャプ スタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb10は、印字方向 の反時計回りに回転し、搬送されている用紙4の後端4bがセンサc19に達し てから更に移動し用紙4の後端4bが排紙ローラb10から確実に用紙トレイb 38に排紙されるまでの時間、紙送りローラ7、キャプスタンローラ9、プラテ ンローラ12、排紙ローラa8及びb10は、印字方向の反時計回りに回転し、 停止する。この場合印字面は上である。選択スイッチ16が、印字方向とは逆方 向の排紙を選択している場合の動作を説明する。印字が終了すると紙送りローラ 7、キャプスタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb10は 、印字方向とは逆の時計回りに回転し、搬送されている用紙4の先端4aがセン サb18に達してから用紙4の先端4aが排紙ローラa8から確実に用紙トレイ a37排紙されるまでの時間紙送りローラ7、キャプスタンローラ9、プラテン ローラ12、排紙ローラa8及びb10は、印字方向とは逆の時計回りに回転し 、停止する。この場合、印字面は下である。印字が1枚の場合にはここで終了し 、複数枚の場合には、上記動作の繰り返しとなる。
【0015】 上記記録装置は、熱転写記録装置に関する1例を示したが、他の方式の記録装 置にも応用できる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、経済的な機構で印字開始位置のズレ補正が可能 となり画質の向上ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の熱転写記録装置の1実施例の概略構成
図である。
【図2】本考案の熱転写記録装置の1実施例の概略タイ
ミングチャートである。
【図3】本考案の熱転写記録装置の1実施例の概略タイ
ミングチャートである
【図4】本考案の熱転写記録装置の1実施例の部分的な
概略タイミングチャートである
【符号の説明】
1 給紙ローラ 2 分離ローラ 3 用紙カセット 4 用紙 5 ピックアップローラ 6 給紙シャッタ 7 紙送りローラ 8 排紙ローラa 9 キャプスタンローラ 10 排紙ローラb 11 ピンチローラ 12 プラテンローラ 13 インクシート 14 サーマルヘッド 15 操作用パネル 16 選択スイッチ 17 センサa 18 センサb 19 センサc 20、21、22、23、24、25、26 ガイド板 27 巻取りボビン 28 給出ボビン 29、30、31 ガイドローラ 33、34、35 ガイド板 36 モータ 37 用紙トレイa 38 用紙トレイb
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/48 A 9113−2C // B41J 11/42 A 9011−2C 9305−2C B41J 3/20 117 A

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクシートの有するインクを記録媒体
    に転写して画像記録を行うのに、記録媒体を往復させ各
    色を面順次で印字するカラー熱転写記録装置において、
    記録媒体の先端を検出する検出手段と、記録媒体を引き
    戻しながら前記検出手段で記録媒体の先端を検出してか
    ら一定量記録媒体を引き戻すことにより印字開始する駆
    動制御手段と、前記検出手段の検出タイミングと前記駆
    動制御手段の動作開始タイミングの時間差計量手段と記
    録媒体の駆動開始タイミングとは印字駆動開始タイミン
    グが変更可能な印字駆動制御手段を有することを特徴と
    するカラー熱転写記録装置。
JP008841U 1993-03-04 1993-03-04 カラー熱転写記録装置 Pending JPH0667036U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP008841U JPH0667036U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 カラー熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP008841U JPH0667036U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 カラー熱転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0667036U true JPH0667036U (ja) 1994-09-20

Family

ID=18528773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP008841U Pending JPH0667036U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 カラー熱転写記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0667036U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08238787A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Toppan Printing Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08238787A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Toppan Printing Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5246211B2 (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JPH032068A (ja) レジストレーション補正装置
JP4539737B2 (ja) シート搬送装置、画像記録装置、搬送量補正方法
JPH0667036U (ja) カラー熱転写記録装置
JPH0667037U (ja) カラー熱転写記録装置
JPH0280269A (ja) レジストレーション補正装置
JP2991325B2 (ja) カラーサーマルプリンタ
US7147391B2 (en) Image forming device
JP2918905B2 (ja) 画像記録装置
US4943812A (en) Thermal transfer type color recording method and apparatus therefor
JPH07223343A (ja) 熱転写型プリンタ
JPH1034987A (ja) 熱転写記録装置及び熱転写記録方法
JP4639025B2 (ja) 画像記録装置
JPS6387268A (ja) カラ−サ−マルプリンタ
JPH0343274A (ja) ライン型カラー熱転写プリンタ
JPH06255190A (ja) 熱転写記録装置
JPS6271674A (ja) 記録装置
JPH032067A (ja) 記録装置
JP2000158887A (ja) 電子黒板装置
JP2002240333A (ja) サーマルヘッド印字装置
JP2007090649A (ja) 熱転写プリンタ
JPH0513758U (ja) プリンタ
JP2000343800A (ja) 印字装置及び印字方法
JP2009208275A (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JPH07115531B2 (ja) 記録装置