JPH0666812A - 温度制御可能な自動化臨床分析装置 - Google Patents

温度制御可能な自動化臨床分析装置

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JPH0666812A
JPH0666812A JP14517793A JP14517793A JPH0666812A JP H0666812 A JPH0666812 A JP H0666812A JP 14517793 A JP14517793 A JP 14517793A JP 14517793 A JP14517793 A JP 14517793A JP H0666812 A JPH0666812 A JP H0666812A
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clinical analyzer
automated clinical
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infusion
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JP14517793A
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Christopher J Macko
ジェイ. マッコ クリストファー
Donald R Flory
アール. フローリー ドナルド
Mark P Sinderson
ピー. シンダーソン マーク
Jordan S Honig
エス. ホーニグ ジョーダン
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Bio Rad Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の臨床分析を行うのに適する自動化臨床
分析装置を提供する。 【構成】 分析試薬と患者から得られたサンプル、コン
トロール、及び標準物質を入れるための容器が一つの円
形コンベヤー32上に支持され、また多孔式反応容器3
4がもう一つの円形コンベヤー31上に支持されてい
る。これらの二つの円形コンベヤー31、32は共通の
軸14に設けられているが、それぞれは個々の作動機構
によって駆動する。反応容器34は温度制御室33に囲
まれており、円形コンベヤー31上の全ての反応容器3
4の温度のモニター、及び制御が行われている。二つの
円形コンベヤー31、32はプログラムに従って回転
し、種々の試薬などの容器や反応容器は種々のワークス
テーションに対応するように運搬される。ワークステー
ションには洗浄チューブや輸液チューブ、検出システム
が設けられていて、これらはプログラム制御の支配下に
おかれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分析機器と自動化液体
サンプリング及び取扱装置にかかわるものである。本発
明は、免疫診断及びその他の臨床分析、即ち液体を測定
しかつ移しかえる際の多量のサンプル、繰り返し操作、
及び精密操作が関連する臨床分析を含む臨床上の診断に
応用できる。
【0002】
【従来の技術】免疫検査及びこれに類似の診断手順は、
ヘルスケアー及び臨床的研究などの分野で非常に重要で
ある。そのような手順が臨床的な研究施設において日常
的に行われる頻度は、手順が益々容易になり、新しい分
析法やプロトコールが発達するにつれ、増加し続けてい
る。自動化分析装置の出現によって、このような手続の
効率と信頼性は増加しているがその一方で費用は低下し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】典型的な臨床分析は、
多種類の試薬と操作を必要とする。このような操作を行
うのに必要とされる装置は、サンプル瓶やミクロウェ
ル、膜またはビーズ、及び種々の試薬の容器などの固体
相部分と、スプレーノズル、分配及び吸引を行うピペッ
トのような輸送装置から成る。装置と試薬を扱い、かつ
必要な操作を行うには、自動化分析装置は一般に、いく
つかのワークステーションと多くの可動台部分またはそ
のほかの容器を動かし、しばしば直交する3軸を含む異
なる方向に試験管を振り分けるそのような輸送構造を含
んでいる。このような動きの全てにおいて、しばしば調
整不良や誤動作部分、及び温度制御の困難が生じる。し
かも異なる方向に動く非常に多くの部分を制御する必要
があり、装置はしばしば扱い困難で巨大な構造になり、
貴重な実験室面積を浪費する結果となる。構造や外形及
び内部の動きをを合理化する試みは一般に、一度に分析
できるサンプルの数を減らすか、また実行できるプロト
コールの型という点において装置の使い道を狭める結果
になっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】自動化臨床分析装置の設
計と組立におけるこれらとそのほかの問題が本発明にお
いて扱われており、本発明は化学反応の温度制御を行い
ながら多くのサンプルを少ない数の可動部分を使って可
能にする新しい自動化臨床分析装置にかかわるものであ
る。この分析装置の特徴は、共通の垂直軸の周りに回転
させるように取り付けられたふたつの円形コンベヤー、
そのひとつは分析試薬や患者のサンプル、及びコントロ
ールと標準物質を載せるもので、もうひとつは分析反応
が行われる多孔式反応容器を載せるものであるが、これ
と反応容器円形コンベヤーを包む温度制御容器にある。
ふたつの円形コンベヤーの回転は、各円形コンベヤーを
独立に動かす機構によって制御されており、ふたつの動
作機構の動きは、自動輸液ピペットの動きやウェル洗浄
装置、検出器部分など分析装置の各部分と連動させられ
ており、完全な分析プロトコールを実行できる。実際
上、装置各部の動きはすべて円形コンベヤーの配向にし
たがって定義して、垂直方向(以後簡単のため”z”方
向、あるいは”z”座標という)と、放射状方向(以後
簡単のため”γ”方向、あるいは”γ”座標という)、
角度(つまり回転)方向(以後簡単のため”θ”方向、
あるいは”θ”座標という)である。種々の段階の分析
プロトコールのためのワークステーションは、θ方向に
沿ったいろいろな位置に設置され、液体や、3軸方向に
沿った限定された移動経路内での他のシステム部品の移
動や操作を可能にする。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明の好ましい実施例では、ふ
たつの円形コンベヤーがおおよそ同じ直径であって、残
りの装置部分が円形コンベヤーの上下にあり、これらの
部分の移動が実際上、円形コンベヤーの周辺に限られて
いるために装置面積が少なくて済むものである。動きを
z、θ、γ座標に限定したことで、容器や輸液チューブ
及び装置の他の部分の適切な配置を実現し、これを維持
することが容易になった。しかしながら本システムはま
だ非常に多数のサンプルや試薬、反応容器を収容する余
裕を残している。このように本発明は、空間的に小型で
操作的に信頼性が高く、それでもなお余裕があり処理量
が大きく、多方面に応用できる自動化分析装置を提供す
るものである。
【0006】反応容器を別々の円形コンベヤー上に置く
ことで、多数の反応容器を同一平面上に置くことが可能
になる。これによって、分析の順番を待っている反応容
器を装置内の別の場所に保存しておく必要や、保存場所
から反応容器を取り除いたり、分析の終わった反応容器
を保存場所に返す必要がなくなる。反応容器を円形コン
ベヤー上に置くことで、温度制御ができる平らな平面部
分を持つ温度制御室であってその内部で反応容器が自由
に動くことができる温度制御室を設けることができ、そ
れによって全てのこのような反応容器を同時に、そして
精密で一定した温度制御を行うことが可能となる。
【0007】本発明の好ましい実施例では、輸液や初期
温度制御のための自動ピペットであって、多孔性反応容
器の洗浄や吸引を行う自動ピペットが、ふたつの円形コ
ンベヤーの上部に、回転経路に沿って決まった角度の位
置に全て固定されて設置されている。これらのピペット
は、ピペットをz軸方向か二三の場合にはγ方向にも動
かす動力機構を備えており、これらのピペットの注入吸
引の開口部は上方円形コンベヤーと温度制御室の両方に
取り付けられており、したがって輸液はふたつの円形コ
ンベヤーの間で行うことができる。好ましい実施例にお
ける温度制御室は更に外縁部に沿って開口部があり、温
度制御室から円形コンベヤーを出さずに反応容器をこの
中に挿入したり反応容器コンベヤーから取り除いたりす
ることができる。
【0008】これらは、本発明のたくさんある特徴のう
ちいくつかの特徴を示したもので、本発明の好ましい実
施例である。この他の特徴と実施例、及び利点は次のセ
クションの詳細な説明の項の記述から明らかである。
【0009】本発明の分析装置は、さまざまな反応皿や
その他の反応容器を用いる臨床分析に有用である。本発
明は、通常の、市販されているマイクロタイターウェル
ストリップ(microtiter well syrips)のような多孔性
反応容器を用いて分析を行う場合に特に興味がもたれ
る。
【0010】
【実施例】本発明の概念、機能、及び操作は、本発明を
実施する自動化臨床分析装置の実施例を詳細に検討する
ことによって理解されるが、これは本発明の技術範囲の
ほんの一部分にすぎないことが理解されよう。以下に添
付した図はそのような実施例のひとつを示すものであ
る。
【0011】図1の設計図は、プログラミングによって
制御される分析装置11の内部を示している。各部分は
ハウジング12に納められているが、その蓋(図示され
ていない。)は取り除かれている。各部分の構造と配置
は、同じ直径を持つふたつの円形コンベヤーに基づいて
いる。ひとつの円形コンベヤーがもう一方に重なってい
るので、ふたつの円形コンベヤーはこの図では点線で示
されている共通の外周13として表されている。ふたつ
の円形コンベヤーは共通の柱または回転軸14の周りに
回転するように取り付けられており、各円形コンベヤー
の回転方向は矢印15で示されている。上方を示すz方
向は、図の面に垂直な線方向であり、ふたつの円形コン
ベヤーの中心軸に立つ回転棒14によって実際に示され
る。θ方向は、矢印15で示される角回転の方向であ
る。またγ方向は、回転棒14である中心線を通る全て
の放射線状方向であり、中心線に垂直な平面に位置して
いる。
【0012】ふたつの円形コンベヤーは図の平面に平行
に置かれ、それぞれは他方と独立に動かされ、分析試薬
の円形コンベヤー用のひとつの作動モーター21と作動
ギア22、及び反応容器の円形コンベヤー用のもうひと
つの作動モーター23と作動ギア24を備え、これら全
てが点線で示されている。当業者には明らかなように、
高精密サーボモーターあるいはこれと同等のユニットを
作動モーターとして使うことができるし、また精密ギア
あるいはこれと同等の装置を用いることが可能である。
【0013】ふたつの作動モーター21及び23のそれ
ぞれは、制御ユニット25によって動かされ、この制御
ユニット25は、以下に述べるように独立して作動モー
ター21、23と分析装置の他の部分を作動させる動力
源を備えている。制御ユニット25は、作動モーター2
1、23をあらかじめ決められた手順と時間間隔で動か
すようにプログラムすることができ、また作動モーター
21、23を分析を実際に行うに当たって必要な全ての
タイミングとシーケンス機能を含む全体のスキームの一
部として分析装置を他の機能部位と連動して動くように
プログラムすることもできる。
【0014】作動モーター21、23は、個々にふたつ
の円形コンベヤーを回転させ、試薬容器と反応容器を、
ワークステーション上の回転経路に沿って決まった角度
で置かれた他の機能性ユニットと共通の軸上に運んでく
る。種々のワークステーション上の機能ユニットには、
図1に示されている例のように、洗浄部26、輸液部2
7、及び検出ブロック28がある。洗浄部26は、洗浄
液を供給する供給槽につなげた適当な連結管、及び吸引
した廃液を捨てる廃液槽につなげた適当な連結管をを使
って、すぐこの下に置かれた反応容器のウェル(well)
に洗浄液を供給し、反応容器のウェルの内容物を吸引す
る。本発明の好ましい実施例においては、吸引される液
体が入っている全ての容器は、内容物容量が分析の前お
よび分析中に必要な分析を行うのに適切な容量が入って
いることを確認するためにモニターされる。輸液部27
では、正確に評量された試験サンプルと目的とする分析
プロトコールに必要な分析試薬が、一方の円形コンベヤ
ー上の種々の試薬容器ともう一方の円形コンベヤー上の
反応容器のウェルの間、または必要な場合には一つの反
応容器のウェル間で輸送される。検出ブロック28は、
臨床分析に使われることが知られている種々の検出テク
ニックに必要な装置と器具を備えており、分析結果の定
量的な測定ができる。これら三つのワークステーション
のそれぞれのユニットとその操作については以下により
詳しく述べられている。これら三つのワークステーショ
ンは広範囲の臨床分析のプロトコールに対して充分なも
のであるが、臨床分析における機能的有用性を増すため
にさらにワークステーションを付け加えることができ
る。
【0015】次に図2に移って、ふたつの円形コンベヤ
ー31、32が温度制御室33とともに、これらの部品
が相互に組み立てられている様子を明らかになるように
部分的に切断して示されている。図は上から見たもの
で、この実施例では反応容器円形コンベヤー31は分析
試薬円形コンベヤー32の下側に設置されているが、他
の実施例ではこのふたつは逆でもよい。反応容器円形コ
ンベヤー31に支えられているのはいくつかの多孔反応
容器34で、これは円形コンベヤーの全周に沿って均等
に置かれたスロットを占めている。図に示されたこの円
形コンベヤーにはこのような容器が12個あるが、この
数は決まったものではなく、幅広く変えられる。
【0016】たくさんウェルを備えた多孔反応容器34
はどの様な外形でもよい。各容器は例えば種々の大きさ
及び外形の市販の容器から選ばれたウェルが設けられた
一枚のプレートでもよいし、あるいはウェルが設けられ
た例えばマイクロタイターストリップのような一枚のス
トリップでもよく、このストリップも種々の大きさと外
形の市販品を選んでよい。また、容器は一枚以上のこの
ようなプレートあるいはストリップを入れることができ
るように設計されたキャリヤー、トレイ、カセットのい
ずれでもよい。図に示された実施例は、6個のスロット
35を持つカセットであり、それぞれのスロットは臨床
実験室で広く使用されているような一枚のマイクロタイ
ターストリップ36を保持するように作られており、各
ストリップには一直線上に並んだ8個のウェル37が設
けられている。そのようなストリップ36がひとつだけ
図に示されている。カセットは各ストリップ36を決ま
った配向で保持できるように形成されており、即ち、各
ストリップ36は共通の中心からカセットの外縁を越え
て放射状に外に向かうように配設されている。カセット
を支える反応容器円形コンベヤー31はカセットを装着
したときに、個々のウェルが設けられているストリップ
の共通の中心が、反応容器円形コンベヤー31の中心軸
38と一致するよう設計されている。このように、全て
のストリップが反応容器円形コンベヤー31上に放射状
に配置されている。
【0017】照合を容易にするため、今後分析反応を行
うさまざまな型の容器を意味する一般的な用語とし
て、”反応容器”という用語を使用する。この用語は一
個だけのウェルまたは多数個のウェルを設けた構造の反
応容器、一枚あるいは複数枚のマイクロタイタープレー
トやマイクロタイターストリップ、及び複数のマルチプ
ルマイクロタイタープレートやストリップを含むキャリ
ヤー、トレイ、それにカセットを含む。反応容器の特定
の型の構造とはかかわりなく、反応容器のウェルは反応
混合物を含み、多くの場合、これはまた固相と液相の両
方を使う分析反応の固相として機能する。
【0018】反応容器34は反応容器円形コンベヤー3
1の外縁部または外輪部を占めるように設置されてい
る。この部分は温度制御室33によって覆われている。
反応容器円形コンベヤー31と分析試薬円形コンベヤー
32が矢印41、42で示されるようにそれぞれ回転す
るとき、温度制御室33は静止したままになっている。
温度制御室33は中空の円筒であって、反応容器34が
乗っている反応容器円形コンベヤー31の上部及び低部
外縁部を覆っており、一端が開いていて、反応容器円形
コンベヤー31の中心軸38に向かって開いた断面はU
字型になっている。これは以下に述べる図3に更に詳細
に示されている。反応容器円形コンベヤー31が回転す
るとき、反応容器34は温度制御室33によって作られ
た円筒を通って移動する。円筒内の温度制御エレメント
は、円筒内の温度をモニターし制御する。
【0019】分析試薬円形コンベヤー32は温度制御室
33の上に配設されており、反応容器円形コンベヤー3
1とは独立して回転する。分析試薬円形コンベヤー32
に形成されているものとしては、分析で使用される試薬
の入った台形状のトラフ(troughs)を支えるように設
計された一連の台形状スロットまたはループ43や、た
くさんの患者のサンプルやコントロール、及び標準物質
の入ったラックを支えている内部が輪状の領域である。
典型的な分析を行うにはこのようなトラフが幾つか必要
であり、分析で使われるさまざまな試薬一つに対して一
つのトラフが必要である。
【0020】反応容器円形コンベヤー31のマイクロタ
イターストリップと分析試薬円形コンベヤー32の試薬
トラフとは、セプタ(septa)またはその他の障害物に
よって覆われていなくてもよいし覆われていてもよく、
洗浄部26または輸液部27で輸液チューブまたはカニ
ューレ管が突き刺さることによって全て上部から接近可
能である(図1)。それとともにこれらのチューブはz
方向には独立して動くことが出来、カニューレ管がウェ
ルまたはトラフに向かって降りて行ったり、持ち上がっ
たりすることができるようになっている。図1に関し
て、洗浄部26にあるチューブ44は単一作動機構45
によって動かされ、輸液部27にあるチューブ46は個
別に制御されるスクリューコンベヤー47によって動か
される。輸液部27にあるチューブ46はまたγ方向に
動くこともでき、このため図に示されたように、4本の
チューブがひとつの放射状のストリップ内に置かれた8
個のウェルの間を移動できるようになっている。
【0021】上方の分析試薬円形コンベヤー32の中の
試薬トラフと下方の反応容器円形コンベヤー31の中の
反応容器との間で輸液を行うために、上方の分析試薬円
形コンベヤー32には放射状のスロット型開口部51が
試薬トラフスロット43の間に設けられており、温度制
御室33には放射状のスロット型開口部52、53が設
けられている。温度制御室33は回転しないので、スロ
ット52、53はそれぞれ洗浄部26及び輸液部27の
位置に対応した決まった角度に設けられており、従って
円形コンベヤー上に保たれた洗浄管、輸液管とともにz
方向に配置されている。下方の反応容器円形コンベヤー
31のウェルを洗浄するため、下方の反応容器円形コン
ベヤー31はウェルの放射状の列が洗浄されるように回
転し、洗浄部スロット52と一致する。洗浄管はこれに
合わせてスロット52を通ってウェルに降りて来る。上
方の分析試薬円形コンベヤー32と下方の反応容器円形
コンベヤー31の間で輸液を行うため、上方の分析試薬
円形コンベヤー32がまず回転して、トラフを温度制御
室33内の輸液スロット53と重なるトラフスロット4
3のひとつに持って来て、液体試薬を吸引するため輸液
チューブがトラフに降りて来る。チューブはそれから持
ち上がり、ふたつの円形コンベヤー31、32が回転
し、試薬が入っているウェルと上方の分析試薬円形コン
ベヤー32のオープンスロット51が輸液スロット53
と全てうまく重なる。一旦重なれば、輸液チューブがス
ロット51を通ってウェルの中に降りてきて、試薬がチ
ューブからウェルの中に排出される。
【0022】反応容器円形コンベヤー31はまた放射状
に並んだ何列ものホール59を持っている。ひとつの列
が図2に示されており、この他の同様の列が反応容器円
形コンベヤー31に沿って反応容器34の間に配置され
ている。これらのホール59はふたつの機能を有してい
る。一つの機能は検出ブロックが示度ゼロを記録するの
を助けることである。示度ゼロは空の反応容器を置くこ
とによっても得られるが、これらのホール59は示度ゼ
ロが反応容器円形コンベヤー31上の各位置が反応容器
34で占められているときにも得られるようにするもの
である。二つ目の機能は、特に二種類以上の洗浄液がひ
とつの分析で使われ、それらの洗浄液を洗浄チューブか
ら除かれなければならないとき、洗浄液をウェルに排出
することである。この目的のために温度制御室33には
底部に開口部が設けられており、受け皿と吸引チューブ
が温度制御室33の下に置かれるであろう。
【0023】ふたつの円形コンベヤー31、32と動作
機構の垂直断面が図3に示されている。図2に示されて
いるように、反応容器円形コンベヤー31は分析試薬円
形コンベヤー32の下方にあって、これらふたつは共通
の回転棒14に取り付けてある。分析試薬円形コンベヤ
ー32を動かすモーター21は手前に描かれており、反
応容器円形コンベヤー31を動かすモーター23は後ろ
に描かれている。温度制御室33は反応容器円形コンベ
ヤー31の多孔反応容器を支える部分を覆っている。温
度制御室33はアッパープレート54、ロアプレート5
5及び周囲の外周壁56を備えており、ハウジング12
に動かないように取り付けられている(図1参照)。分
析試薬トラフ用の分析試薬円形コンベヤー32のスロッ
ト43も示されており、分析試薬トラフ57は点線で示
されている。ふたつの多孔反応容器58も点線で示され
ており、反応容器円形コンベヤー31の外周に沿った位
置に取り付けられている。
【0024】図4(A)及び図4(B)は6個のマイク
ロタイターストリップの支持体として設計され、反応容
器円形コンベヤー31に取り付けられたカセット61の
拡大図である。カセット61の6個のスロット35は分
かりやすくするために空になっており、それぞれが特別
に形作られていて、標準的な8個のウェルを設けたマイ
クロタイターストリプスを受け止めてしっかり保持する
ようになっている。このカセット61とこれらの図面に
示された本システムのこの他のエレメントは発明の内容
を明らかにするための単なる実施例であり、この他の外
形や大きさ、及び本発明の基本的概念を具現する構造は
同じように使われうるということをもう一度強調してお
かなければならない。カセット61の横につき出た棒6
3、64は、カセット61を反応容器円形コンベヤー3
1に挿入するためのガイドとして働くと同時に、反応容
器円形コンベヤー31の面にカセット61を保持する役
目もしている。
【0025】ローラーとスプリングのアセンブリ65が
カセット61の内側の端を円形コンベヤーに締め付けて
いる。カセット61の内側の端に突き出た舌部66でロ
ーラー67が円形コンベヤーに噛み合わされており、ロ
ーラー67はスプリング68で取り付けられているた
め、ローラー67に弾力性が生じるようになっている。
ローラー67は、図に示されていないが、舌部66の上
にぎざぎざを持っていて噛むようになっているため、各
部分がうまく噛み合ったとき使用者がぴったりとした感
覚が得られるようになっている。このローラー67とス
プリング68の設計をさまざまに変形することは、同業
者ならすぐに思い付くように、同様にうまく働く。
【0026】図5は、温度制御室33の透視図である。
外周壁56は開口部71を備えていて、使用者が手動で
反応容器(典型的には6個のマイクロタイターストリッ
プ)を挿入でき、反応容器を温度制御室33内の反応容
器円形コンベヤー31上に滑り込ませることができるよ
うになっている。外周部のドア72は周知の方法で外周
壁56に取り付けられており、矢印73のように円周方
向にスライドして開閉する。
【0027】温度制御室33は図6に上面図が示されて
いるが、アッパープレート54はロアプレート55を示
すため取り除かれている。この実施例において検出エレ
メント77は温度制御室33内に放射状に取り付けられ
ており、一個のマイクロタイターストリップの8個のウ
ェルのそれぞれに対して1セットの検出部分を備えてい
る。これらの部分は検出ブロック28の下部に備え付け
られた8個の個別の光源と放射レンズ、及び検出ブロッ
ク28の上部に備え付けられた8個の個別の集光レンズ
とダイオードから成っている。種々の用途に適する放射
及び検出装置が使用できる。
【0028】光源とダイオードの操作は周知の測光技術
で行われるものである。図1に戻って、典型的な測光技
術は適当なプロジェクターアセンブリ78が、ランダム
に分散するマルチフィラメント光ファイバーケーブルア
センブリ79を通って来る光源に対して光励起すること
を利用している。プロジェクターアセンブリ78は求め
る波長幅を制限するためのフィルターを備えている。制
御ユニット25は検出シグナルの読み取り装置と、検出
ユニットで使われる検出技術を変化させる能力、及びひ
とつのマイクロタイターストリップの異なるウェルの間
で同時に使われるか、あるいは隣接するマイクロタイタ
ーストリップを区別しながら使われる共存する多種類の
技術のために必要な構成要素を収容する容量を持つ。
【0029】温度の監視は従来の素子、例えばアッパー
プレート54に開けた穴を通してその場所に取り付けた
0.25×0.25インチの一個のRTDサーモカップ
ル80を用いて行われる。加熱素子81はアッパープレ
ート54とロアプレート55の両方に取り付けられてい
る。これらも従来より用いられるような素子でよい。ひ
とつの例として、シリコンゴム被覆された約4×5イン
チの電熱線が、4本はアッパープレート54に、5本は
ロアプレート55に取り付けられて使われる。温度設定
及び温度制御は制御ユニット25によって行われる。
【0030】上記のように、制御ユニット25は装置を
動かすための電源や、装置の運転に必要なタイミング機
能及びシーケンス機能を備えたプログラム可能な制御
器、プログラムを入力したり変更するために必要なキー
ボードやひとつまたはそれ以上のディスクドライブのよ
うな部品、カソードレイチューブ(cathode ray tube)
やプリンター、及びそれらの両方といった表示と読みだ
しのための部品も含んでいる。
【0031】本発明にかかわる装置の付加的な特徴とし
ては、種々の分析試薬と反応容器を関係づけたり、円形
コンベヤー上のそれぞれの位置づけをそれらの位置を占
めている物質と関係づけたり、特別な分析プロトコール
の選択を円形コンベヤー上の特別な位置と関係づけたり
するための情報を読み取ったり、保存するためのシステ
ムや、患者の分析結果を表示したりプリントアウトする
ためのシステムを含んでいる。
【0032】これらのことを達成する多くの方法の中
で、一つの方法はバーコードのような機械的に検出可能
なコードを各反応容器カセットや各試薬トラフ上に付け
ることである。反応試薬トレイ上のコードには、種々の
フィールド(field)、例えば分析中の生物種に関する
情報のフィールドや、試薬のロット番号や試薬の使用期
限に関する情報のフィールドを持たせることができよ
う。反応容器カセット上のコードにも同様の情報を持た
せることができよう。コードは個別に手動のワンド(wa
nd)で読み取ることもできるし機械的に読み取ることも
できるが、この情報はどんな型の分析が行われるかとい
うような情報や命令とともに制御装置に入れられる。こ
のような付加的な情報はキーボードから手で入れられる
し、その他の適当な手段で入力することができよう。コ
ードを機械的に読み取ることは例えば、装置の一部であ
るが円形コンベヤーの外縁部の外側に置かれた読み取り
部分82(図1)においておいて行うことができる。読
み取り部分は読まれるべきコードを持つ容器の形や配置
に対応する幾何学パターンに配置された一連の検出装置
を持っている。読み取り部分のケーブルはこれらの検出
装置からの伝達シグナルを制御ユニット25に送り、そ
こでシグナルは読まれ、情報は制御ユニットの記憶装置
に記録されることになる。一旦これが行われると、容器
は円形コンベヤー上の適当な場所に置かれ、分析は分析
結果を検出ブロックで読み取らせながら進行するように
なる。反応容器を乗せる部分と円形コンベヤーの位置に
関する情報が得られれば、分析結果がどの患者のものか
特定することができる。この情報は適当な表示装置と連
動して表示される。
【0033】上記はおもに説明のために述べられもので
ある。ここに記載した本システムの種々のユニットや機
能、シーケンス、操作の様式及びその他のパラメーター
が本発明の精神と範囲を離れることなく更にさまざまに
変形され、置き換えられうることは当業者には自明であ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる自動化臨床分析装置の上面設
計図であり、装置遮蔽物も示されており、また他の部分
の配置を示す目的で一部を破断して取り除いて示されて
いる。
【図2】 図1に示した分析装置におけるふたつの円形
コンベヤーと温度制御室とを示す上部設計図であって、
いくらかの部分が三つの部品すべてを示す目的で取り除
かれている。
【図3】 図2における線3−3に沿って切った場合
の、ふたつの円形コンベヤーと温度制御室との垂直断面
図あり、この図では円形コンベヤーの動作機構も同時に
示されている。
【図4】 図4(A)及び図4(B)は、それぞれマイ
クロタイターウェルストリップ(microtiter well stri
ps)を支えるカセットを装着した反応容器円形コンベヤ
ーの一部分の上面図及び断面図である。尚、図4(B)
の断面は、図4(A)の線4B−4Bにおけるものであ
る。
【図5】 温度制御室の一部分の透視図である。
【図6】 内部を見せるために温度制御室の上板の一部
分を取り除いた温度制御室の上面設計図である。
【符号の説明】
11…分析装置、12…ハウジング、14…回転軸、2
1、23…作動モーター、22、24…作動ギア、25
…制御ユニット、26…洗浄部、27…輸液部、28…
検出ブロック、31…反応容器円形コンベヤー、32…
分析試薬円形コンベヤー、33…温度制御室、34…多
孔反応容器、35…スロット、36…ストリップ、37
…ウェル、38…中心軸、43…スロット、44…チュ
ーブ、45…作動機構、46…チューブ、47…スクリ
ューコンベヤー、51、52、53…スロット、54…
アッパープレート、55…ロアプレート、56…外周
壁、57…トラフ、58…多孔反応容器、59…ホー
ル、61…カセット、66…舌部、67…ローラー、6
8…スプリング、71…開口部、72…ドア、77…検
出エレメント、78…プロジェクターアセンブリ、79
…光ファイバーアセンブリ、80…RTDサーモカップ
ル、81…加熱素子、82…読み取り部分。
フロントページの続き (72)発明者 ドナルド アール. フローリー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94707 バークレイ アーリントンアベニ ュー 974 (72)発明者 マーク ピー. シンダーソン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94112 サンフランシスコ ロボスストリ ート 30 (72)発明者 ジョーダン エス. ホーニグ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94706 アルバニー ケインズアベニュー 965

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の構成要件、即ち、 垂直軸の周りに回転するようにハウジングに水平に取り
    付けられ、液体を入れる複数個の容器を支持するための
    手段を備えた第1の円形コンベヤー、 前記垂直軸の周りに回転するように前記ハウジングに水
    平に取り付けられ、複数個の多孔式反応容器を支持する
    ための手段が設けられている周縁輪状部を備えた第2の
    円形コンベヤー、 前記第2の円形コンベヤーの前記周縁輪状部を取り囲む
    ハウジング内にある温度制御室、及びその温度制御室内
    部の温度を所定の温度に制御する手段、 前記第1の円形コンベヤーに支持されている容器と第2
    の円形コンベヤーに支持されている多孔式反応容器から
    液体を吸引し、またそれらの容器へ液体を排出するよう
    に、前記第1の円形コンベヤー及び前記第2の円形コン
    ベヤーと相関関係を持つ少なくとも一つの決まった角度
    をなす位置に設けられた輸液手段、 前記第1の円形コンベヤー及び前記第2の円形コンベヤ
    ーと相関関係を持つもう一つの決まった角度をなす位置
    に設けられた分析検出手段、 前記第1の円形コンベヤー及び第2の円形コンベヤーを
    個々に回転させ、前記第1の円形コンベヤー上の選択さ
    れた位置に配設された容器を前記輸液手段と共通軸上に
    配置し、また、前記第2の円形コンベヤー上の選択され
    た位置に配設された多孔式反応容器を前記輸液手段と共
    通軸上に配置するための各円形コンベヤーの回転手段、
    及び前記輸液手段、前記分析検出手段、及び前記円形コ
    ンベヤーの回転手段をプログラムされた様式に従って協
    調させ、前記第2の円形コンベヤーに支持されている多
    孔式反応容器内に入っている試験サンプル液体を前記第
    1の円形コンベヤーに支持されている容器に入っている
    分析試薬液体を用いて分析を行わせ、さらに前記分析検
    出手段を用いて前記分析の結果を検出させるように調節
    を行う制御手段、からなることを特徴とする自動化臨床
    分析装置。
  2. 【請求項2】 前記温度制御室が、多孔性反応容器を通
    過させて前記第2の円形コンベヤー上に配置できるよう
    に、開口部を有することを特徴とする請求項1記載の自
    動化臨床分析装置。
  3. 【請求項3】 前記温度制御室が、アッパープレート、
    ロアプレート、外周壁、及びこの外周壁に設けた開口部
    からなり、前記第2の円形コンベヤー上で前記多孔式反
    応容器が挿入されたり取り除かれたりできるように、多
    孔式反応容器が放射方向に動くことができるようになっ
    ていることを特徴とする請求項1記載の自動化臨床分析
    装置。
  4. 【請求項4】 前記温度制御室が、アッパープレート及
    びロアプレートからなり、前記輸液手段の通過を許容す
    る少なくとも一つの開口部を前記アッパープレートに設
    けたことを特徴とする請求項1記載の自動化臨床分析装
    置。
  5. 【請求項5】 前記分析検出手段が、前記温度制御室の
    内部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記
    載の自動化臨床分析装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の円形コンベヤーが、前記第2
    の円形コンベヤーの上方に配設されていることを特徴と
    する請求項1記載の自動化臨床分析装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の円形コンベヤーが更に、前記
    第2の円形コンベヤーへのアクセスを許容する少なくと
    も一つの開口部を有することを特徴とする請求項6記載
    の自動化臨床分析装置。
  8. 【請求項8】 前記輸液手段が、以下の構成要件、即
    ち、 前記第1の円形コンベヤー及び前記第2の円形コンベヤ
    ーの上部で前記ハウジングに、その軸方向の動きが許容
    されるように第1の角度をもって取り付けられ、前記第
    1の円形コンベヤー及び前記第2の円形コンベヤーの間
    で液体を運搬するのに用いられる複数本の輸液チュー
    ブ、 前記第2の円形コンベヤーの上部で前記ハウジングに、
    その軸方向に動きが許容されるように第2の角度をもっ
    て取り付けられ、前記第2の円形コンベヤーに備えた多
    孔式反応容器のウェルに洗浄液を分配し、またそのウェ
    ルから液体を吸引するのに用いられるウェルの洗浄手
    段、 前記輸液チューブを軸方向に動かすための輸液チューブ
    操作手段、及び、 前記ウェルの洗浄手段を軸方向に動かすためのウェル洗
    浄を操作する手段からなることを特徴とする請求項1記
    載の自動化臨床分析装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の円形コンベヤーの下方に設け
    られた廃液を受け入れるための廃液槽と、この廃液槽に
    前記第2の円形コンベヤーを通って廃液が排出されるよ
    うに前記第2の円形コンベヤーに設けられた少なくとも
    一個の開口部とを更に含むことを特徴とする請求項6記
    載の自動化臨床分析装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の円形コンベヤーの下方に設
    けられた廃液を受け入れるための廃液槽と、この廃液槽
    に前記第2の円形コンベヤーを通って廃液が排出される
    ように前記第2の円形コンベヤーに設けられた少なくと
    も4個の開口部とを更に含むことを特徴とする請求項6
    記載の自動化臨床分析装置。
JP14517793A 1992-06-26 1993-06-16 温度制御可能な自動化臨床分析装置 Pending JPH0666812A (ja)

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