JPH066657A - 小型雲台装置 - Google Patents

小型雲台装置

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Publication number
JPH066657A
JPH066657A JP4183035A JP18303592A JPH066657A JP H066657 A JPH066657 A JP H066657A JP 4183035 A JP4183035 A JP 4183035A JP 18303592 A JP18303592 A JP 18303592A JP H066657 A JPH066657 A JP H066657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
platform
pan head
connector
receiver unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4183035A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kaneko
好司 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP4183035A priority Critical patent/JPH066657A/ja
Publication of JPH066657A publication Critical patent/JPH066657A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル接続された制御部による制御とリモ
コン制御を選択することができ、構成が簡素化された使
い勝手のよい小型雲台装置を得る。 【構成】 小型の雲台10に制御部へケーブル接続する
ための一方のコネクタ14を備えており、リモコン信号
を受信するレシーバユニット17に、上記コネクタ14
に接続する他方のコネクタ18を備え、この両コネクタ
14,18を接続しながら、レシーバユニット17を孔
15,16及び係合爪19,20等により上記雲台10
に連結する。従って、雲台10の一方のコネクタ14を
共通コネクタとして、制御部の制御とリモコンによる制
御を選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型雲台装置、特に遠隔
操作により撮影カメラ等を任意の方向に指向させる雲台
の制御の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】ITV(Industrial Television)、C
CTV(Closed-Circuit Television)、テレビ放送等
でのテレビカメラの撮影においては、対象となる被写体
を良好に映し出すため、或いは所定領域の映像を捉える
ために、撮影カメラを遠隔操作することが行われてお
り、この撮影カメラの向きを変換するものとして雲台装
置が用いられる。
【0003】この雲台装置においては、雲台に直交する
二つの駆動軸が配設され、この駆動軸に接続された支持
円板に撮影カメラ或いは支持壁を接続することができ、
この雲台には制御部がケーブルにて接続される。従っ
て、制御部の操作に基づいて上記二つの駆動軸を回転さ
せると、撮影カメラがパン(左右方向)、チルト(上下
方向)へ駆動され、これによって所望の領域に撮影カメ
ラをセットすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
雲台は比較的大きく(ITVのもので縦横が十数cm程
度)、重量も大きいものとなっているが、近年において
は撮影カメラの小型化、軽量化、簡易化が進んでいるこ
とから、これに対応するため本出願人は雲台の小型化を
提案している。
【0005】このような小型雲台においては、上記のよ
うに雲台にケーブル接続された制御部によって制御する
だけでなく、リモコン操作により雲台を制御することが
考えられる。このリモコン制御によれば、ケーブルを接
続する必要がなく、ケーブルを接続することによる動き
の制限がなくなるという利点がある。従って、上記制御
部の制御と、リモコン制御の両者ができるようになれば
便利である。
【0006】しかし、制御部に接続する部材とリモコン
制御に接続する部材の両者を備える場合は、構成が重複
してコスト的に無駄がある。また、リモコン制御の場合
は電源として電池を雲台と一体となるように組み込む必
要があるため、制御部からの制御をする場合には、雲台
自体の重量が重くなり、モータに無用な負荷がかかるこ
とになる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ケーブル接続された制御部による
制御とリモコン制御を選択することができ、装置全体の
構成が簡素化された使い勝手のよい小型雲台装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、直交する二つの駆動軸を有する小型雲台
に、制御部へケーブル接続するための一方のコネクタ部
材を備え、リモコン操作部から送信される信号を受信す
るレシーバユニットに、上記雲台の一方のコネクタ部材
に接続する他方のコネクタ部材を備え、このレシーバユ
ニットを上記雲台に一体となるように連結可能に構成
し、制御部による制御とリモコンによる制御が選択的に
行えるようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、制御部の制御を選択する
場合は、レシーバユニットが取り付けられていない状態
で、雲台側の一方のコネクタに制御部からのケーブルを
他方のコネクタで接続すればよく、これにより制御部の
操作で雲台が駆動される。一方、リモコン制御を選択す
る場合には、上記一方のコネクタにレシーバユニットの
他方のコネクタを接続しながら、レシーバユニットを取
付け部材によって一体に取付け固定すればよく、リモコ
ン操作により雲台が制御される。従って、制御部の制御
とリモコン制御は選択的に切り換えられることになる。
【0010】
【実施例】図1には、第1実施例に係る小型雲台装置の
構成が示されており、図(A)に示されるように、雲台
10には直交する二つの駆動軸に接続された支持円板1
1,12が設けられている。実施例の小型雲台10は、
縦、横、厚さがそれぞれ3cm〜5cm程度の大きさと
され、従来と比較すると、1/5程度まで小型化されて
いる。例えば、支持円板11を壁面に取り付け、他方の
支持円板12に専用ブラケットにより撮影カメラ(小型
カメラ)を矢示100の方向を向けて取り付けることが
できる。そして、この雲台10の一側面に後述する制御
部を接続するための雄コネクタ(一方のコネクタ部材)
14が配設され、この雄コネクタ14の上部に孔15、
下部に二つの孔16が設けられる。
【0011】一方、レシーバユニット17の連結面に
は、図(B)に示されるように、上記雄コネクタ14に
嵌合する雌コネクタ(他方のコネクタ部材)18が設け
られ、この雌コネクタ18の上部に上記孔15に係合す
る係合爪19が配設され、下部に二つの係合爪20が取
り付けられる。また、レシーバユニット17の上面に
は、上記係合爪19を上側へ付勢させた状態で保持し、
かつ前後に移動する押し釦21が配置される。従って、
上記係合爪20を孔16に係合させ、かつ係合爪19を
付勢力に抗しながら雲台10の孔15に係合させること
によって、レシーバユニット17は雲台10に一体とな
るように固定され、この上記係合状態の解除は押し釦2
1の押し操作により行うことができる。
【0012】そして、このレシーバユニット17にリモ
コン操作部から発光された光信号を受光する受光窓22
が設けられ、この受光窓22に接続して後述するリモコ
ン受光素子が配設される。なお、レシーバユニット17
には電源としての電池を収納する電池収納部23が設け
られている。
【0013】図2には、雲台装置を構成する各部の内部
構成が示されており、上記雲台10内においては、上記
支持円板11の駆動軸26と支持円板12の駆動軸27
が直交する状態で配置されている。この駆動軸26に
は、X軸モータ28及び回転位置センサ29、他方の駆
動軸27にはY軸モータ30及び回転位置センサ31が
設けられる。図1に示したように、撮影カメラを方向1
00へ向けて取り付け、支持円板11に接続された駆動
軸(X軸)26を回転駆動すれば、上下方向へチルティ
ングが行われ、一方支持円板12に接続された駆動軸
(Y軸)27を回転駆動すれば、左右方向へパンニング
が行われることになる。
【0014】この雲台10内には、マイコンを構成する
CPU32が設けられ、このマイコン32は上記回転位
置検出センサ29,31の出力を入力すると共に、上記
X軸モータ28、Y軸モータ30を駆動するドライバ3
3,34が設けられている。また、CPU32には駆動
制御に必要な情報を格納するメモリ(EEPROM)3
5が設けられる。更に、CPU32にはドライバ/レシ
ーバ(D/R)36が接続され、このドライバ/レシー
バ(D/R)36にて信号の送受信が行われる。
【0015】この雲台10では、上述した雄コネクタ1
4に雌コネクタ18を嵌め込むことによって、レシーバ
ユニット17が雲台10に電気的に接続される。このレ
シーバユニット17内には、上記X軸モータ28、Y軸
モータ30やCPU32等の回路に電源を供給する電池
38が設けられると共に、リモコン受光素子39、リモ
コン信号をCPU32の制御信号に変換するデコーダ4
0、送受信をするためのドライバ/レシーバ41が設け
られる。
【0016】また、制御部としてリモコン操作部43が
設けられることになり、このリモコン操作部43内には
操作スイッチ44、CPU45、赤外光等を出力するリ
モコン発光素子46、電池47が設けられる。この実施
例の構成によれば、上記リモコン操作部43内の操作ス
イッチ44による操作に基づいてCPU45にて制御信
号が形成され、この制御信号はリモコン発光素子46に
よって所定のコマンドを示すパルスコードの発光信号に
変換される。そして、この発光信号はレシーバユニット
17のリモコン受光素子39で受光される。この受光信
号は、デコーダ40で8ビットの制御データに変換され
た後に、ドライバ/レシーバ41へ供給され、このドラ
イバ/レシーバ41によって制御データ信号がシリアル
信号として雲台10側へ伝送される。この雲台38内で
は、ドライバ/レシーバ36を介して上記シリアル信号
がCPU32へ供給され、ここでパラレル制御信号へ変
換される。その後、この制御信号に基づいてCPU32
はドライバ33,34を介してX軸モータ28、Y軸モ
ータ30を駆動制御することになり、例えばX軸モータ
28によってチルティング、Y軸モータ30によってパ
ンニングが行われる。
【0017】一方、リモコン操作によって制御しない場
合は、上記レシーバユニット17を雲台10から外し、
雲台10の雄コネクタ14に制御部からの雌コネクタを
接続することにより、制御部による制御に切り換えるこ
とができる。このように、実施例では雲台10の雄コネ
クタ14を共通の接続部とし、この雄コネクタ14を介
して制御部とレシーバユニット17の両者の接続ができ
ることになる。従って、ケーブル接続された制御部によ
る制御と、リモコン操作部43によるケーブルレスのリ
モコン制御とが任意に選択可能となる。
【0018】図3には、第2実施例の構成が示されてお
り、図(A)に示されるように、雲台50には第1実施
例と同様に支持円板11,12が設けられ、一側面に雄
コネクタ51が取り付けられると共に、ネジ孔52が設
けられる。一方、レシーバユニット54の連結面には、
図(B)に示されるように、上記雄コネクタ51に嵌合
する雌コネクタ55が設けられ、この雌コネクタ55が
設けられた面に上記ネジ孔52に螺合する雄ネジ部56
を有する固定ネジ57が回転自在に取り付けられてい
る。また、このレシーバユニット54の一側面には、リ
モコン操作部から発光された光信号を受光する受光窓2
2が取り付けられ、更に電池収納部23が設けられる。
【0019】この第2実施例の構成によれば、雲台50
の雄コネクタ51にレシーバユニット54の雌コネクタ
55を接続しながら、固定ネジ57をネジ孔52に螺合
することによって、レシーバユニット54が雲台50に
一体となるように取り付け固定される。従って、第1実
施例と同様に、レシーバユニット54を雲台50の雄コ
ネクタ51を介して着脱でき、ケーブル接続される制御
部の制御とレシーバユニットを用いたリモコン制御を選
択することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型の雲台に制御部へケーブル接続するための一方のコ
ネクタを備え、リモコン信号を受信するレシーバユニッ
トに、上記雲台のコネクタに接続する他方のコネクタを
備え、このレシーバユニットを上記雲台に一体となるよ
うに連結可能に構成したので、雲台の一方のコネクタを
共通コネクタとして、制御部の制御とリモコンによる制
御を選択することができ、簡素化された使い勝手のよい
小型雲台を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る小型雲台装置の構成
を示す斜視図であり、図(A)は雲台にレシーバユニッ
トを取り付ける前の状態図、図(B)はレシーバユニッ
トの連結面を示す図である。
【図2】実施例においてリモコン制御をする雲台装置全
体の回路構成を示すブロック図である。
【図3】第2実施例に係る小型雲台装置の構成を示す斜
視図であり、図(A)は雲台にレシーバユニットを取り
付ける前の状態図、図(B)はレシーバユニットの連結
面を示す図である。
【符号の説明】
10,50 … 雲台、 11,12 … 支持円板、 14,51 … 雄コネクタ、 15,16 … 孔、 17,54 … レシーバユニット、 18,55 … 雌コネクタ、 19,20 … 係合爪、 26,27 … 駆動軸、 52 … ネジ孔、 57 … 固定ネジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交する二つの駆動軸を有する小型雲台
    に、制御部へケーブル接続するための一方のコネクタ部
    材を備え、リモコン操作部から送信される信号を受信す
    るレシーバユニットに、上記雲台の一方のコネクタ部材
    に接続する他方のコネクタ部材を備え、このレシーバユ
    ニットを上記雲台に一体となるように連結可能に構成
    し、制御部による制御と上記リモコンによる制御が選択
    的に行えるようにした小型雲台装置。
JP4183035A 1992-06-17 1992-06-17 小型雲台装置 Pending JPH066657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4183035A JPH066657A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 小型雲台装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4183035A JPH066657A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 小型雲台装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH066657A true JPH066657A (ja) 1994-01-14

Family

ID=16128602

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JP4183035A Pending JPH066657A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 小型雲台装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH066657A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033284A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Canon Inc リモコン受信装置、リモートコントロールシステム及びリモート撮影システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033284A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Canon Inc リモコン受信装置、リモートコントロールシステム及びリモート撮影システム

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