JPH0664289A - インクシート再生方法及びインクシート再生型熱転写記録装置 - Google Patents
インクシート再生方法及びインクシート再生型熱転写記録装置Info
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- JPH0664289A JPH0664289A JP4223921A JP22392192A JPH0664289A JP H0664289 A JPH0664289 A JP H0664289A JP 4223921 A JP4223921 A JP 4223921A JP 22392192 A JP22392192 A JP 22392192A JP H0664289 A JPH0664289 A JP H0664289A
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- ink sheet
- sheet
- powder
- roller
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/398—Processes based on the production of stickiness patterns using powders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J31/00—Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
- B41J31/14—Renovating or testing ink ribbons
- B41J31/16—Renovating or testing ink ribbons while fitted in the machine using the ink ribbons
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- Optics & Photonics (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インクシート再生装置の立上がりを良好にし、
カラー記録を行った場合でもカラー再現範囲が低下する
のを防止する。 【構成】一様にかつ均一に帯電させた感光ローラ４９
に、インクの残留した部分と欠落した部分が存在するイ
ンクシート４１を重ね、その上から前記感光ローラ４９
を露光し、感光ローラ４９上にインクシート４１上のイ
ンクの有無に対応する電荷パターンを形成し、該電荷パ
ターンに対応して発生する電界に伴う静電気力によっ
て、帯電した粉体インク４３ａをインクの欠落した部分
に選択的に付着させて補充する。この場合、粉体インク
４３ａが付着させられ、補充される部分とインクの欠落
した部分が一致するので、粉体インク４３ａは、インク
の欠落した部分のみに付着し、インクの残留した部分に
は付着しない。続いて、前記粉体インク４３ａを加熱し
溶融してインクシート４１上に一様な厚さのインク層を
形成する。
カラー記録を行った場合でもカラー再現範囲が低下する
のを防止する。 【構成】一様にかつ均一に帯電させた感光ローラ４９
に、インクの残留した部分と欠落した部分が存在するイ
ンクシート４１を重ね、その上から前記感光ローラ４９
を露光し、感光ローラ４９上にインクシート４１上のイ
ンクの有無に対応する電荷パターンを形成し、該電荷パ
ターンに対応して発生する電界に伴う静電気力によっ
て、帯電した粉体インク４３ａをインクの欠落した部分
に選択的に付着させて補充する。この場合、粉体インク
４３ａが付着させられ、補充される部分とインクの欠落
した部分が一致するので、粉体インク４３ａは、インク
の欠落した部分のみに付着し、インクの残留した部分に
は付着しない。続いて、前記粉体インク４３ａを加熱し
溶融してインクシート４１上に一様な厚さのインク層を
形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録装置におけ
るインクシート再生方法及びインクシート再生型熱転写
記録装置に関するものである。
るインクシート再生方法及びインクシート再生型熱転写
記録装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱転写記録装置は小型でしかも安
価であり、手軽に高画質の記録を得ることができるた
め、多く用いられている。この場合、サーマルヘッドと
プラテン間に記録材としてのインクシートを記録紙と共
に送り、サーマルヘッドの発熱素子を印字データによっ
て選択的に駆動して印字を行うようになっている。
価であり、手軽に高画質の記録を得ることができるた
め、多く用いられている。この場合、サーマルヘッドと
プラテン間に記録材としてのインクシートを記録紙と共
に送り、サーマルヘッドの発熱素子を印字データによっ
て選択的に駆動して印字を行うようになっている。
【０００３】しかし、前記インクシート上に塗布された
インクのうち、記録紙に転写された部分以外の大部分は
インクシートの基材である高分子材料のフィルムに残留
したままフィルムと共に廃棄されるため、ランニングコ
ストが高くなってしまう。そこで、記録紙に転写された
部分を再生するためのインクシート再生装置が提供され
ている。
インクのうち、記録紙に転写された部分以外の大部分は
インクシートの基材である高分子材料のフィルムに残留
したままフィルムと共に廃棄されるため、ランニングコ
ストが高くなってしまう。そこで、記録紙に転写された
部分を再生するためのインクシート再生装置が提供され
ている。
【０００４】図２は従来の第１のインクシート再生装置
の概略図である。図において、１１は断熱インクタン
ク、１２は該断熱インクタンク１１内で回転させられる
インクローラである。該インクローラ１２にはヒータ１
３が埋設され、表面にはスパイラルのＶ字溝が形成され
ている。１４は前記インクローラ１２に接触して配設さ
れ、該インクローラ１２と逆方向に回転させられるリバ
ースローラである。
の概略図である。図において、１１は断熱インクタン
ク、１２は該断熱インクタンク１１内で回転させられる
インクローラである。該インクローラ１２にはヒータ１
３が埋設され、表面にはスパイラルのＶ字溝が形成され
ている。１４は前記インクローラ１２に接触して配設さ
れ、該インクローラ１２と逆方向に回転させられるリバ
ースローラである。
【０００５】前記断熱インクタンク１１内には熱可塑性
のインク１５が収容される。該インク１５は常温で固体
であり、前記ヒータ１３によって加熱され、溶融する。
１７はインクシートの基材、１８は該基材１７を介して
前記リバースローラ１４と対向して配設されるバックア
ッププレートである。前記構成の第１のインクシート再
生装置において、インクローラ１２が回転すると、溶融
されたインク１５が引き込まれ、インクローラ１２とリ
バースローラ１４の接触点の近傍にインク溜（だ）め１
９が形成される。この時、前記リバースローラ１４のイ
ンク溜め１９の反対側の面Ｐには、定量のインク１５が
Ｖ字溝を介して供給される。そして、前記バックアップ
プレート１８が下げられ、部分的にインクが残留した基
材１７をリバースローラ１４に接触させると、リバース
ローラ１４の表面のインク１５は基材１７に移動してイ
ンク層を形成する。
のインク１５が収容される。該インク１５は常温で固体
であり、前記ヒータ１３によって加熱され、溶融する。
１７はインクシートの基材、１８は該基材１７を介して
前記リバースローラ１４と対向して配設されるバックア
ッププレートである。前記構成の第１のインクシート再
生装置において、インクローラ１２が回転すると、溶融
されたインク１５が引き込まれ、インクローラ１２とリ
バースローラ１４の接触点の近傍にインク溜（だ）め１
９が形成される。この時、前記リバースローラ１４のイ
ンク溜め１９の反対側の面Ｐには、定量のインク１５が
Ｖ字溝を介して供給される。そして、前記バックアップ
プレート１８が下げられ、部分的にインクが残留した基
材１７をリバースローラ１４に接触させると、リバース
ローラ１４の表面のインク１５は基材１７に移動してイ
ンク層を形成する。
【０００６】ここで、前記リバースローラ１４は基材１
７の走行方向と逆方向に回転する。基材１７上に残留し
たインク１５は、前記リバースローラ１４の回転に伴い
加えられる力と、リバースローラ１４を介して供給され
るインク１５の熱を受けて溶融し、インク溜め１９に回
収される。図３は従来の第２のインクシート再生装置の
概略図である。
７の走行方向と逆方向に回転する。基材１７上に残留し
たインク１５は、前記リバースローラ１４の回転に伴い
加えられる力と、リバースローラ１４を介して供給され
るインク１５の熱を受けて溶融し、インク溜め１９に回
収される。図３は従来の第２のインクシート再生装置の
概略図である。
【０００７】図において、３１はサーマルヘッドなどに
よる画像形成が終了したインクシートであり、基材３２
の表面にインク層３３が形成される。該インクシート３
１は、導電性でかつ磁性の粉体インク３４のブラシに摺
擦（しゅうさつ）されて移動する。該粉体インク３４
は、多極に着磁した磁石を内蔵する導電性スリーブ３５
によって保持され、搬送される。また、インクシート３
１の背面側に接するように背面電極３６が設けられ、該
背面電極３６と前記導電性スリーブ３５間にバイアス電
圧が印加される。そして、電荷が粉体インク３４のブラ
シに沿って先端方向に移動し、前記インク層３３の転写
部に接触した粉体インク３４又はインク層３３に注入さ
れる。
よる画像形成が終了したインクシートであり、基材３２
の表面にインク層３３が形成される。該インクシート３
１は、導電性でかつ磁性の粉体インク３４のブラシに摺
擦（しゅうさつ）されて移動する。該粉体インク３４
は、多極に着磁した磁石を内蔵する導電性スリーブ３５
によって保持され、搬送される。また、インクシート３
１の背面側に接するように背面電極３６が設けられ、該
背面電極３６と前記導電性スリーブ３５間にバイアス電
圧が印加される。そして、電荷が粉体インク３４のブラ
シに沿って先端方向に移動し、前記インク層３３の転写
部に接触した粉体インク３４又はインク層３３に注入さ
れる。
【０００８】ここで、注入される電荷の量は、バイアス
電圧とインクシート３１の基材３２の静電容量との積に
比例し、また、注入された電荷によって粉体インク３４
のインクシート３１への静電気力が発生する。ところ
が、インク層３３におけるインクが残留した部分や粉体
インク３４は導電性であるため、単に電荷の通り道にな
るだけで静電気力が発生せず、粉体インク３４は磁気的
な拘束力によって導電性スリーブ３５に保持される。し
たがって、インク層３３におけるインクが欠落した部分
のみに粉体インク３４を転移させ、ほぼ１層の状態で補
充することができる。
電圧とインクシート３１の基材３２の静電容量との積に
比例し、また、注入された電荷によって粉体インク３４
のインクシート３１への静電気力が発生する。ところ
が、インク層３３におけるインクが残留した部分や粉体
インク３４は導電性であるため、単に電荷の通り道にな
るだけで静電気力が発生せず、粉体インク３４は磁気的
な拘束力によって導電性スリーブ３５に保持される。し
たがって、インク層３３におけるインクが欠落した部分
のみに粉体インク３４を転移させ、ほぼ１層の状態で補
充することができる。
【０００９】なお、３７は導電性スリーブ３５の中に配
設されるマグネットローラ、３８は電源、３９は補充さ
れた粉体インク３４を溶融するヒューザである。
設されるマグネットローラ、３８は電源、３９は補充さ
れた粉体インク３４を溶融するヒューザである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の第１のインクシート再生装置の場合、記録を開始す
るに当たって、熱容量の大きい固体のインク１５を溶融
させるまで記録を行うことができない。また、記録を終
了して電源を切っても、インク１５はしばらく液体状態
にあるため、熱転写記録装置を移動した時などインクシ
ート再生装置内にインク１５がこぼれることがある。
来の第１のインクシート再生装置の場合、記録を開始す
るに当たって、熱容量の大きい固体のインク１５を溶融
させるまで記録を行うことができない。また、記録を終
了して電源を切っても、インク１５はしばらく液体状態
にあるため、熱転写記録装置を移動した時などインクシ
ート再生装置内にインク１５がこぼれることがある。
【００１１】また、第２のインクシート再生装置の場
合、静電誘導によって粉体インク３４に電荷を誘起し、
静電気力を発生し、基材３２上に転移させるようにして
いるため、粉体インク３４を導電性のものにする必要が
ある。したがって、粉体インク３４内には導電性粒子が
混合されており、該導電性粒子が粉体インク３４をカラ
ーにしたときに、色の彩度を低減させてしまう。そのた
め、第２のインクシート再生装置を使用してカラー記録
を行うと、カラー再現範囲が低下してしまう。
合、静電誘導によって粉体インク３４に電荷を誘起し、
静電気力を発生し、基材３２上に転移させるようにして
いるため、粉体インク３４を導電性のものにする必要が
ある。したがって、粉体インク３４内には導電性粒子が
混合されており、該導電性粒子が粉体インク３４をカラ
ーにしたときに、色の彩度を低減させてしまう。そのた
め、第２のインクシート再生装置を使用してカラー記録
を行うと、カラー再現範囲が低下してしまう。
【００１２】本発明は、前記従来のインクシート再生装
置の問題点を解決して、インクシート再生装置の立上が
りが良好で、しかもカラー記録を行った場合でもカラー
再現範囲が低下することのないインクシート再生方法及
びインクシート再生型熱転写記録装置を提供することを
目的とする。
置の問題点を解決して、インクシート再生装置の立上が
りが良好で、しかもカラー記録を行った場合でもカラー
再現範囲が低下することのないインクシート再生方法及
びインクシート再生型熱転写記録装置を提供することを
目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のイ
ンクシート再生方法においては、一様にかつ均一に帯電
させた感光材に、インクの残留した部分と欠落した部分
が存在するインクシートを重ねる。そして、その上から
前記感光材を露光して、インクの残留している部分で光
を吸収させるとともに残留していない部分で光を透過さ
せて、感光材上にインクシート上のインクの有無に対応
する電荷パターンを形成する。
ンクシート再生方法においては、一様にかつ均一に帯電
させた感光材に、インクの残留した部分と欠落した部分
が存在するインクシートを重ねる。そして、その上から
前記感光材を露光して、インクの残留している部分で光
を吸収させるとともに残留していない部分で光を透過さ
せて、感光材上にインクシート上のインクの有無に対応
する電荷パターンを形成する。
【００１４】該電荷パターンに対応して電界が発生する
が、該電界に伴う静電気力によって、帯電した粉体イン
クがインクの欠落した部分に選択的に付着させられ、補
充される。続いて、前記粉体インクは加熱され溶融させ
られてインクシート上に一様な厚さのインク層を形成す
る。また、本発明のインクシート再生型熱転写記録装置
においては、感光ローラと、該感光ローラを一様にかつ
均一に帯電させる帯電手段と、インクシート上のインク
を選択的に加熱して記録紙上に転写させる画像形成手段
が設けられる。そして、転写後の前記インクの残留した
部分と欠落した部分が存在するインクシートを前記感光
ローラに重ねてその上から感光材を露光する光照射手段
が設けられる。該光照射手段は、前記感光材上にインク
シート上のインクの有無に対応する電荷パターンを形成
する。
が、該電界に伴う静電気力によって、帯電した粉体イン
クがインクの欠落した部分に選択的に付着させられ、補
充される。続いて、前記粉体インクは加熱され溶融させ
られてインクシート上に一様な厚さのインク層を形成す
る。また、本発明のインクシート再生型熱転写記録装置
においては、感光ローラと、該感光ローラを一様にかつ
均一に帯電させる帯電手段と、インクシート上のインク
を選択的に加熱して記録紙上に転写させる画像形成手段
が設けられる。そして、転写後の前記インクの残留した
部分と欠落した部分が存在するインクシートを前記感光
ローラに重ねてその上から感光材を露光する光照射手段
が設けられる。該光照射手段は、前記感光材上にインク
シート上のインクの有無に対応する電荷パターンを形成
する。
【００１５】該電荷パターンに対応して発生する電界に
伴う静電気力によって、帯電した粉体インクをインクの
欠落した部分に選択的に付着させるインク塗布手段と、
粉体インクを加熱し溶融させてインクシート上に一様な
厚さのインク層を形成する加熱溶融手段が設けられる。
伴う静電気力によって、帯電した粉体インクをインクの
欠落した部分に選択的に付着させるインク塗布手段と、
粉体インクを加熱し溶融させてインクシート上に一様な
厚さのインク層を形成する加熱溶融手段が設けられる。
【００１６】
【作用】本発明によれば、前記のようにインクシート再
生方法においては、一様にかつ均一に帯電させた感光材
に、転写後のインクシートを重ねる。該インクシートに
は、インクの残留した部分と欠落した部分が存在する。
そして、その上から前記感光材を露光して、インクの残
留している部分で光を吸収させるとともに残留していな
い部分で光を透過させて、感光材上にインクシート上の
インクの有無に対応する電荷パターンを形成する。
生方法においては、一様にかつ均一に帯電させた感光材
に、転写後のインクシートを重ねる。該インクシートに
は、インクの残留した部分と欠落した部分が存在する。
そして、その上から前記感光材を露光して、インクの残
留している部分で光を吸収させるとともに残留していな
い部分で光を透過させて、感光材上にインクシート上の
インクの有無に対応する電荷パターンを形成する。
【００１７】該電荷パターンに対応して電界が発生する
が、該電界に伴う静電気力によって、帯電した粉体イン
クがインクの欠落した部分に選択的に付着させられ、補
充される。続いて、前記粉体インクは加熱され溶融させ
られてインクシート上に一様な厚さのインク層を形成す
る。
が、該電界に伴う静電気力によって、帯電した粉体イン
クがインクの欠落した部分に選択的に付着させられ、補
充される。続いて、前記粉体インクは加熱され溶融させ
られてインクシート上に一様な厚さのインク層を形成す
る。
【００１８】また、本発明のインクシート再生型熱転写
記録装置においては、感光ローラと、該感光ローラを一
様にかつ均一に帯電させる帯電手段と、インクシート上
のインクを選択的に加熱して記録紙上に転写させる画像
形成手段が設けられる。この転写によってインクシート
には、インクの残留した部分と欠落した部分が形成され
る。
記録装置においては、感光ローラと、該感光ローラを一
様にかつ均一に帯電させる帯電手段と、インクシート上
のインクを選択的に加熱して記録紙上に転写させる画像
形成手段が設けられる。この転写によってインクシート
には、インクの残留した部分と欠落した部分が形成され
る。
【００１９】そして、該インクシートを前記感光ローラ
に重ねてその上から感光材を露光する光照射手段が設け
られる。該光照射手段は、前記感光材上にインクシート
上のインクの有無に対応する電荷パターンを形成する。
該電荷パターンに対応して発生する電界に伴う静電気力
によって、帯電した粉体インクをインクの欠落した部分
に選択的に付着させるインク塗布手段と、粉体インクを
加熱し溶融させてインクシート上に一様な厚さのインク
層を形成する加熱溶融手段が設けられる。
に重ねてその上から感光材を露光する光照射手段が設け
られる。該光照射手段は、前記感光材上にインクシート
上のインクの有無に対応する電荷パターンを形成する。
該電荷パターンに対応して発生する電界に伴う静電気力
によって、帯電した粉体インクをインクの欠落した部分
に選択的に付着させるインク塗布手段と、粉体インクを
加熱し溶融させてインクシート上に一様な厚さのインク
層を形成する加熱溶融手段が設けられる。
【００２０】この場合、粉体インクが付着させられ、補
充される部分とインクの欠落した部分が一致するので、
粉体インクは、インクの欠落した部分のみに付着し、イ
ンクの残留した部分には付着しない。また、粉体インク
をインクの欠落した部分に付着させるに当たり、静電誘
導を利用することなく、電荷パターンに対応して電界を
発生させ、該電界に伴う静電気力によって粉体インクを
付着させるようにしている。したがって、粉体インクを
導電性のものでなくてもよく、導電性粒子を粉体インク
内に混合しておく必要がない。
充される部分とインクの欠落した部分が一致するので、
粉体インクは、インクの欠落した部分のみに付着し、イ
ンクの残留した部分には付着しない。また、粉体インク
をインクの欠落した部分に付着させるに当たり、静電誘
導を利用することなく、電荷パターンに対応して電界を
発生させ、該電界に伴う静電気力によって粉体インクを
付着させるようにしている。したがって、粉体インクを
導電性のものでなくてもよく、導電性粒子を粉体インク
内に混合しておく必要がない。
【００２１】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本発明の実施例を示すイ
ンクシート再生型熱転写記録装置の概略図、図４は本発
明の実施例を示すインクシート再生型熱転写記録装置の
画像形成工程図、図５は本発明の実施例を示すインクシ
ート再生型熱転写記録装置の帯電工程図、図６は本発明
の実施例を示すインクシート再生型熱転写記録装置の光
照射工程図、図７は本発明の実施例を示すインクシート
再生型熱転写記録装置の粉体インク塗布工程図、図８は
本発明の実施例を示すインクシート再生型熱転写記録装
置の加熱溶融工程図である。
ながら詳細に説明する。図１は本発明の実施例を示すイ
ンクシート再生型熱転写記録装置の概略図、図４は本発
明の実施例を示すインクシート再生型熱転写記録装置の
画像形成工程図、図５は本発明の実施例を示すインクシ
ート再生型熱転写記録装置の帯電工程図、図６は本発明
の実施例を示すインクシート再生型熱転写記録装置の光
照射工程図、図７は本発明の実施例を示すインクシート
再生型熱転写記録装置の粉体インク塗布工程図、図８は
本発明の実施例を示すインクシート再生型熱転写記録装
置の加熱溶融工程図である。
【００２２】図において、４１は記録材としてのエンド
レスのインクシートであって、高分子材料のフィルムか
ら成る基材４２の表面にインク４３を塗布して形成され
る。必要に応じて、基材４２の裏側のサーマルヘッド４
５と接触する面に滑性層を設けてもよい。前記基材４２
として、ポリエステル、ポリイミド、ポリエーテルイミ
ド、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケ
トン等のフィルムを使用することができる。その場合、
フィルムの厚さは強度と取扱性の点から３〔μｍ〕以上
であって、画像形成工程における熱伝達性の点から３０
〔μｍ〕以下とするのが好ましい。また、インク４３
は、ワックス、レジン等に顔料、染料等を混入させたも
のを使用することができる。４６は記録紙であり、前記
インクシート４１と記録紙４６を挟んでサーマルヘッド
４５とプラテンローラ４８が配設され、両者間に一定の
圧力が加えられる。
レスのインクシートであって、高分子材料のフィルムか
ら成る基材４２の表面にインク４３を塗布して形成され
る。必要に応じて、基材４２の裏側のサーマルヘッド４
５と接触する面に滑性層を設けてもよい。前記基材４２
として、ポリエステル、ポリイミド、ポリエーテルイミ
ド、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケ
トン等のフィルムを使用することができる。その場合、
フィルムの厚さは強度と取扱性の点から３〔μｍ〕以上
であって、画像形成工程における熱伝達性の点から３０
〔μｍ〕以下とするのが好ましい。また、インク４３
は、ワックス、レジン等に顔料、染料等を混入させたも
のを使用することができる。４６は記録紙であり、前記
インクシート４１と記録紙４６を挟んでサーマルヘッド
４５とプラテンローラ４８が配設され、両者間に一定の
圧力が加えられる。
【００２３】４９は感光材としての感光ローラであっ
て、アルミニウムなどの導電性基材４９ａの表面に有機
系の感光層４９ｂを塗布して形成される。また、５３は
感光ローラ４９に対向して設けられた帯電手段としての
帯電ローラであって、金属製の芯金（しんがね）に導電
性のゴムを積層して形成される。帯電手段としては、図
に示すような帯電ローラ５３のほかにコロナ放電器を使
用することができる。
て、アルミニウムなどの導電性基材４９ａの表面に有機
系の感光層４９ｂを塗布して形成される。また、５３は
感光ローラ４９に対向して設けられた帯電手段としての
帯電ローラであって、金属製の芯金（しんがね）に導電
性のゴムを積層して形成される。帯電手段としては、図
に示すような帯電ローラ５３のほかにコロナ放電器を使
用することができる。
【００２４】感光ローラ４９とインクシート４１が重ね
られた箇所に、感光ローラ４９を一様に光照射する光源
５１が設けられている。この光源５１からインクシート
４１を介して感光ローラ４９に照射される光に対して、
基材４２は透過性を有し、インク４３は吸収性を有す
る。５２は粉体インク搬送ローラであって、容器５７に
収容された粉体インク４３ａを静電気力で付着させ、ブ
レードなどの厚さ均一化手段５４によって均一な厚さに
して、インクシート４１に搬送する。
られた箇所に、感光ローラ４９を一様に光照射する光源
５１が設けられている。この光源５１からインクシート
４１を介して感光ローラ４９に照射される光に対して、
基材４２は透過性を有し、インク４３は吸収性を有す
る。５２は粉体インク搬送ローラであって、容器５７に
収容された粉体インク４３ａを静電気力で付着させ、ブ
レードなどの厚さ均一化手段５４によって均一な厚さに
して、インクシート４１に搬送する。
【００２５】５６は加熱手段としての加熱ローラであっ
て、金属製の中空部材にハロゲンランプを内蔵して形成
される。加熱手段としてはこのほかに、ガラス、セラミ
ック等の基材の表面にＮｉ−Ｐなどから成る発熱抵抗層
を形成し、更にその上にＴａ 2 Ｏ5 、フッ素樹脂等の保
護層を形成した加熱体を使用することもできる。なお、
６０は記録紙４６を収容する紙カセット、６１は給紙ロ
ーラ、６２は送紙ローラである。
て、金属製の中空部材にハロゲンランプを内蔵して形成
される。加熱手段としてはこのほかに、ガラス、セラミ
ック等の基材の表面にＮｉ−Ｐなどから成る発熱抵抗層
を形成し、更にその上にＴａ 2 Ｏ5 、フッ素樹脂等の保
護層を形成した加熱体を使用することもできる。なお、
６０は記録紙４６を収容する紙カセット、６１は給紙ロ
ーラ、６２は送紙ローラである。
【００２６】次に、本発明のインクシート再生方法及び
インクシート再生型熱転写記録装置の動作について説明
する。インクシート再生型熱転写記録装置の電源がオン
になると、加熱ローラ５６のハロゲンランプが通電され
る。該加熱ローラ５６の内部には図示しない温度検出セ
ンサが設けられており、加熱ローラ５６は該温度検出セ
ンサが検出した温度によって制御され、粉体インク４３
ａを溶融させるのに必要な温度に維持される。
インクシート再生型熱転写記録装置の動作について説明
する。インクシート再生型熱転写記録装置の電源がオン
になると、加熱ローラ５６のハロゲンランプが通電され
る。該加熱ローラ５６の内部には図示しない温度検出セ
ンサが設けられており、加熱ローラ５６は該温度検出セ
ンサが検出した温度によって制御され、粉体インク４３
ａを溶融させるのに必要な温度に維持される。
【００２７】そして、記録が開始されると、図示しない
駆動手段によってまずプラテンローラ４８が矢印Ａ方向
に回転させられる。そして、紙カセット６０に収容され
た記録紙４６が給紙ローラ６１によって給紙され、送紙
ローラ６２によって画像形成部に送紙される。そして、
画像形成工程においてサーマルヘッド４５に画像信号が
転送されると、サーマルヘッド４５の各発熱部にこの画
像信号に対応して電圧が印加され、電流が供給され、発
熱する。前記発熱部と接触したインクシート４１上のイ
ンク４３は基材４２を介して加熱され溶融し、記録紙４
６に転写される。
駆動手段によってまずプラテンローラ４８が矢印Ａ方向
に回転させられる。そして、紙カセット６０に収容され
た記録紙４６が給紙ローラ６１によって給紙され、送紙
ローラ６２によって画像形成部に送紙される。そして、
画像形成工程においてサーマルヘッド４５に画像信号が
転送されると、サーマルヘッド４５の各発熱部にこの画
像信号に対応して電圧が印加され、電流が供給され、発
熱する。前記発熱部と接触したインクシート４１上のイ
ンク４３は基材４２を介して加熱され溶融し、記録紙４
６に転写される。
【００２８】ここで、インクシート４１において、記録
紙４６に転写された画像部に対応し、記録紙４６に転写
されたインクを４３ｂ、非画像部に対応し、インクシー
ト４１に残留したインクを４３ｃで示す。画像形成が終
了した後の基材４２上には、インク４３ｃが残留してい
る部分と記録紙４６に転写されてインク４３ｂが欠落し
た部分が存在する。
紙４６に転写された画像部に対応し、記録紙４６に転写
されたインクを４３ｂ、非画像部に対応し、インクシー
ト４１に残留したインクを４３ｃで示す。画像形成が終
了した後の基材４２上には、インク４３ｃが残留してい
る部分と記録紙４６に転写されてインク４３ｂが欠落し
た部分が存在する。
【００２９】一方、前記画像形成工程とほぼ同時に帯電
工程が設けられ、インクシート４１の走行に伴って回転
する感光ローラ４９が、帯電ローラ５３によって一様に
かつ均一に帯電させられる。そのため、感光ローラ４９
の導電性基材４９ａと帯電ローラ５３の芯金間には電圧
が印加される。この電圧を制御することによって感光ロ
ーラ４９の表面の帯電電位が制御される。
工程が設けられ、インクシート４１の走行に伴って回転
する感光ローラ４９が、帯電ローラ５３によって一様に
かつ均一に帯電させられる。そのため、感光ローラ４９
の導電性基材４９ａと帯電ローラ５３の芯金間には電圧
が印加される。この電圧を制御することによって感光ロ
ーラ４９の表面の帯電電位が制御される。
【００３０】次に、光照射工程においては、インクシー
ト４１と感光ローラ４９が接触して重ねられた箇所に光
源５１が設けられ、該光源５１の光によってインクシー
ト４１を介して感光ローラ４９が露光される。ここで、
前述したように、インク４３は光源５１の光に対して吸
収性を有する。したがって、インク４３ｃが残留した部
分においては光がインク４３ｃに吸収されるため、感光
ローラ４９は照射されない。ところが、インク４３ｂが
欠落した部分においては光が吸収されないため、基材４
２を透過して感光ローラ４９上の感光層４９ｂを照射
し、感光層４９ｂの表面の電荷を除去する。これによっ
て、感光ローラ４９の表面には基材４２上のインク４３
ｃの有無に対応する電荷パターンが形成される。
ト４１と感光ローラ４９が接触して重ねられた箇所に光
源５１が設けられ、該光源５１の光によってインクシー
ト４１を介して感光ローラ４９が露光される。ここで、
前述したように、インク４３は光源５１の光に対して吸
収性を有する。したがって、インク４３ｃが残留した部
分においては光がインク４３ｃに吸収されるため、感光
ローラ４９は照射されない。ところが、インク４３ｂが
欠落した部分においては光が吸収されないため、基材４
２を透過して感光ローラ４９上の感光層４９ｂを照射
し、感光層４９ｂの表面の電荷を除去する。これによっ
て、感光ローラ４９の表面には基材４２上のインク４３
ｃの有無に対応する電荷パターンが形成される。
【００３１】次に、粉体インク塗布工程においては、感
光ローラ４９に密着させられた基材４２に接触又は近接
して粉体インク搬送ローラ５２が設けられ、感光ローラ
４９の導電性基材４９ａと粉体インク搬送ローラ５２間
にはインク塗布バイアス電圧が形成される。したがっ
て、粉体インク搬送ローラ５２と基材４２間には、感光
ローラ４９上に形成された電荷パターンに対応して発生
する電界に伴う電気力線が、絶縁性の基材４２を貫通し
て発生する。このため、粉体インク搬送ローラ５２の表
面の帯電した粉体インク４３ａは、静電気力によってイ
ンクシート４１上のインク４３ｂが欠落した部分に付着
し、補充する。この場合、前記インク塗布バイアス電圧
を制御することによって、粉体インク４３ａの量すなわ
ちインク層の厚さを制御することができる。この粉体イ
ンク塗布工程が終了すると、基材４２の表面にはインク
４３ｃと粉体インク４３ａが混在した層が形成される。
光ローラ４９に密着させられた基材４２に接触又は近接
して粉体インク搬送ローラ５２が設けられ、感光ローラ
４９の導電性基材４９ａと粉体インク搬送ローラ５２間
にはインク塗布バイアス電圧が形成される。したがっ
て、粉体インク搬送ローラ５２と基材４２間には、感光
ローラ４９上に形成された電荷パターンに対応して発生
する電界に伴う電気力線が、絶縁性の基材４２を貫通し
て発生する。このため、粉体インク搬送ローラ５２の表
面の帯電した粉体インク４３ａは、静電気力によってイ
ンクシート４１上のインク４３ｂが欠落した部分に付着
し、補充する。この場合、前記インク塗布バイアス電圧
を制御することによって、粉体インク４３ａの量すなわ
ちインク層の厚さを制御することができる。この粉体イ
ンク塗布工程が終了すると、基材４２の表面にはインク
４３ｃと粉体インク４３ａが混在した層が形成される。
【００３２】そして、加熱溶融工程において、粉体イン
ク４３ａは前記基材４２が加熱ローラ５６を通過すると
きに基材４２を介して加熱されて溶融し、転移されずに
残留していたインク４３ｃと境界を無くすように混合さ
れて一様な厚さのインク４３の層を再生する。このよう
にして、インクシート４１は再び画像形成部に搬送され
て記録材として使用される。
ク４３ａは前記基材４２が加熱ローラ５６を通過すると
きに基材４２を介して加熱されて溶融し、転移されずに
残留していたインク４３ｃと境界を無くすように混合さ
れて一様な厚さのインク４３の層を再生する。このよう
にして、インクシート４１は再び画像形成部に搬送され
て記録材として使用される。
【００３３】本実施例においては、熱溶融型の熱転写記
録装置について説明したが、これに限定されることな
く、通電転写法による記録装置などいずれの記録装置に
も応用することができる。また、インクシート４１をエ
ンドレスのものとして説明したが、給紙ロール及び巻取
ロールによってインクシートを搬送することもできる。
録装置について説明したが、これに限定されることな
く、通電転写法による記録装置などいずれの記録装置に
も応用することができる。また、インクシート４１をエ
ンドレスのものとして説明したが、給紙ロール及び巻取
ロールによってインクシートを搬送することもできる。
【００３４】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【００３５】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、インクシート再生方法においては、一様にかつ均
一に帯電させた感光材に、インクの残留した部分と欠落
した部分が存在する転写後のインクシートを重ね、その
上から前記感光材を露光して、感光材上にインクシート
上のインクの有無に対応する電荷パターンを形成する。
れば、インクシート再生方法においては、一様にかつ均
一に帯電させた感光材に、インクの残留した部分と欠落
した部分が存在する転写後のインクシートを重ね、その
上から前記感光材を露光して、感光材上にインクシート
上のインクの有無に対応する電荷パターンを形成する。
【００３６】該電荷パターンに対応して電界が発生する
が、該電界に伴う静電気力によって、帯電した粉体イン
クがインクの欠落した部分に選択的に付着させられ、補
充される。また、本発明のインクシート再生型熱転写記
録装置においては、感光ローラと、該感光ローラを一様
にかつ均一に帯電させる帯電手段と、インクシート上の
インクを選択的に加熱して記録紙上に転写させる画像形
成手段が設けられる。この転写によってインクシートに
は、インクの残留した部分と欠落した部分が形成され
る。
が、該電界に伴う静電気力によって、帯電した粉体イン
クがインクの欠落した部分に選択的に付着させられ、補
充される。また、本発明のインクシート再生型熱転写記
録装置においては、感光ローラと、該感光ローラを一様
にかつ均一に帯電させる帯電手段と、インクシート上の
インクを選択的に加熱して記録紙上に転写させる画像形
成手段が設けられる。この転写によってインクシートに
は、インクの残留した部分と欠落した部分が形成され
る。
【００３７】そして、該インクシートを前記感光ローラ
に重ねてその上から感光材を露光する光照射手段が設け
られる。該光照射手段は、前記感光材上にインクシート
上のインクの有無に対応する電荷パターンを形成する。
該電荷パターンに対応して発生する電界に伴う静電気力
によって、帯電した粉体インクをインクの欠落した部分
に選択的に付着させるインク塗布手段と、粉体インクを
加熱し溶融させてインクシート上に一様な厚さのインク
層を形成する加熱溶融手段が設けられる。
に重ねてその上から感光材を露光する光照射手段が設け
られる。該光照射手段は、前記感光材上にインクシート
上のインクの有無に対応する電荷パターンを形成する。
該電荷パターンに対応して発生する電界に伴う静電気力
によって、帯電した粉体インクをインクの欠落した部分
に選択的に付着させるインク塗布手段と、粉体インクを
加熱し溶融させてインクシート上に一様な厚さのインク
層を形成する加熱溶融手段が設けられる。
【００３８】この場合、粉体インクが付着させられ、補
充される部分とインクの欠落した部分が一致するので、
粉体インクは、インクの欠落した部分のみに付着し、イ
ンクの残留した部分には付着しない。したがって、前記
粉体インクは加熱され溶融させられてインクシート上に
一様な厚さのインク層を形成することができる。
充される部分とインクの欠落した部分が一致するので、
粉体インクは、インクの欠落した部分のみに付着し、イ
ンクの残留した部分には付着しない。したがって、前記
粉体インクは加熱され溶融させられてインクシート上に
一様な厚さのインク層を形成することができる。
【００３９】この場合、静電誘導を利用することなく、
電界を発生させ、該電界に伴う静電気力によって粉体イ
ンクを付着させるようにしているので、導電性粒子を粉
体インク内に混合しておく必要がない。したがって、色
の彩度を低減させることがない。
電界を発生させ、該電界に伴う静電気力によって粉体イ
ンクを付着させるようにしているので、導電性粒子を粉
体インク内に混合しておく必要がない。したがって、色
の彩度を低減させることがない。
【図１】本発明の実施例を示すインクシート再生装置の
概略図である。
概略図である。
【図２】従来の第１のインクシート再生装置の概略図で
ある。
ある。
【図３】従来の第２のインクシート再生装置の概略図で
ある。
ある。
【図４】本発明の実施例を示すインクシート再生型熱転
写記録装置の画像形成工程図である。
写記録装置の画像形成工程図である。
【図５】本発明の実施例を示すインクシート再生型熱転
写記録装置の帯電工程図である。
写記録装置の帯電工程図である。
【図６】本発明の実施例を示すインクシート再生型熱転
写記録装置の光照射工程図である。
写記録装置の光照射工程図である。
【図７】本発明の実施例を示すインクシート再生型熱転
写記録装置の粉体インク塗布工程図である。
写記録装置の粉体インク塗布工程図である。
【図８】本発明の実施例を示すインクシート再生型熱転
写記録装置の加熱溶融工程図である。
写記録装置の加熱溶融工程図である。
４１ インクシート ４３，４３ｂ，４３ｃ インク ４３ａ 粉体インク ４６ 記録紙 ４９ 感光ローラ ５１ 光源 ５３ 帯電ローラ ５６ 加熱ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 27/16 9211−2Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 （ａ）一様にかつ均一に帯電させた感光
材に、インクの残留した部分と欠落した部分が存在する
インクシートを重ね、（ｂ）その上から前記感光材を露
光して、感光材上にインクシート上のインクの有無に対
応する電荷パターンを形成し、（ｃ）該電荷パターンに
対応して発生する電界に伴う静電気力によって、帯電し
た粉体インクをインクの欠落した部分に選択的に付着さ
せて補充し、（ｄ）前記粉体インクを加熱し溶融させて
インクシート上に一様な厚さのインク層を形成すること
を特徴とするインクシート再生方法。 - 【請求項２】 （ａ）感光ローラと、（ｂ）該感光ロー
ラを一様にかつ均一に帯電させる帯電手段と、（ｃ）イ
ンクシート上のインクを選択的に加熱して記録紙上に転
写させる画像形成手段と、（ｄ）転写後の前記インクの
残留した部分と欠落した部分が存在するインクシートを
前記感光ローラに重ね、その上から感光材を露光して、
該感光材上にインクシート上のインクの有無に対応する
電荷パターンを形成する光照射手段と、（ｅ）前記電荷
パターンに対応して発生する電界に伴う静電気力によっ
て、帯電した粉体インクをインクの欠落した部分に選択
的に付着させるインク塗布手段と、（ｆ）前記粉体イン
クを加熱し溶融させてインクシート上に一様な厚さのイ
ンク層を形成する加熱溶融手段を有することを特徴とす
るインクシート再生型熱転写記録装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223921A JPH0664289A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | インクシート再生方法及びインクシート再生型熱転写記録装置 |
| US08/107,989 US5347344A (en) | 1992-08-24 | 1993-08-18 | Method for recycling an ink sheet and thermal transfer printer using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223921A JPH0664289A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | インクシート再生方法及びインクシート再生型熱転写記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664289A true JPH0664289A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16805803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4223921A Pending JPH0664289A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | インクシート再生方法及びインクシート再生型熱転写記録装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5347344A (ja) |
| JP (1) | JPH0664289A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE59404446D1 (de) * | 1994-02-23 | 1997-11-27 | Oce Printing Systems Gmbh | Thermotransferdruckvorrichtung zur übertragung eines druckbildes auf einen aufzeichnungsträger |
| US6011573A (en) * | 1995-01-19 | 2000-01-04 | Alps Electric Co., Ltd. | Manufacturing apparatus for thermal transfer recording medium and renewing apparatus of thermal transfer recording medium |
| US5692844A (en) * | 1996-08-29 | 1997-12-02 | Eastman Kodak Company | Re-application of dye to a dye donor element of thermal printers |
| US5885929A (en) * | 1997-06-17 | 1999-03-23 | Eastman Kodak Company | Reusable donor layer containing dye wells for thermal printing |
| US5885013A (en) * | 1998-01-05 | 1999-03-23 | Eastman Kodak Company | Re-application of dye to a dye donor element of thermal printers |
| JP3883770B2 (ja) * | 2000-03-07 | 2007-02-21 | パイオニア株式会社 | 発光素子の製造方法 |
| IL145464A0 (en) * | 2001-09-16 | 2002-06-30 | Pc Composites Ltd | Electrostatic coater and method for forming prepregs therewith |
| CN108382087B (zh) * | 2018-03-19 | 2019-11-22 | 江苏宁江文化科技有限公司 | 一种色带回收利用收卷装置 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1119017B (it) * | 1979-07-09 | 1986-03-03 | Olivetti & Co Spa | Dispositivo e procedimento di stampa senza impatto |
| JPS62193863A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-26 | Hitachi Ltd | 熱転写型プリンタ |
| JPH0239981A (ja) * | 1988-07-30 | 1990-02-08 | Canon Inc | 感熱転写体 |
| US5057875A (en) * | 1989-01-27 | 1991-10-15 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Image forming apparatus provided with an image bearing film and a movable transfixing station |
| US4976986A (en) * | 1989-03-15 | 1990-12-11 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Ink recording medium regenerating method |
| EP0394871B1 (en) * | 1989-04-25 | 1996-02-07 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Apparatus for forming an image with a reversible thermosensitive medium |
| JPH03254948A (ja) * | 1990-03-06 | 1991-11-13 | Nec Corp | サーマルインクジエツト画像形成装置 |
| JPH0698814B2 (ja) * | 1990-03-13 | 1994-12-07 | 富士ゼロックス株式会社 | インク記録媒体の再生方法 |
| JPH0463365A (ja) * | 1990-07-03 | 1992-02-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電子写真記録方法及び電子写真装置 |
| US5196870A (en) * | 1990-07-10 | 1993-03-23 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Electrophotographic printer |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP4223921A patent/JPH0664289A/ja active Pending
-
1993
- 1993-08-18 US US08/107,989 patent/US5347344A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5347344A (en) | 1994-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990330 |