JPH06641U - 工作機械の冷却液供給装置 - Google Patents

工作機械の冷却液供給装置

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JPH06641U JP4074292U JP4074292U JPH06641U JP H06641 U JPH06641 U JP H06641U JP 4074292 U JP4074292 U JP 4074292U JP 4074292 U JP4074292 U JP 4074292U JP H06641 U JPH06641 U JP H06641U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシニングセンター等の工作機械の冷却液供
給装置において、連続加工における作業の省力化並びに
冷却液供給中におけるノズル支持機構の剛性の確保を図
ることである。 【構成】 工作機械に固定されたノズル支持機構18の
先端部に、切換バルブ22を介して複数の冷却液ノズル
25を設け、各冷却液ノズル25は、それらの位置及び
噴出方向が各種工具に応じた位置及び噴出方向にそれぞ
れ設定されると共に、切換バルブ22により噴出及び停
止の切り換えが自在となっている。また、ノズル支持機
構18に、水平自在継手20,21及びこれを任意の折
曲げ状態で固定する固定手段を備えたり、また、球面継
手24を介して冷却液ノズル25を支持してこれを任意
の回動状態で固定する固定手段を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マシニングセンター等の工作機械の冷却液供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、N/Cフライス盤やマシニングセンター等の工作機械において、回転 工具及び研削部分へ冷却液を供給する冷却液供給装置としては、たとえば、図9 に示すように、冷却液ノズル支持部材として、いずれの箇所でもいずれの方向に も変形自在で、しかも、応力を取り去った後も変形状態を維持する性質、いわゆ る塑性変形可能な性質を有する長いスタンドチューブ100を備え、該スタンド チューブ100の先端部に単一の冷却液ノズル101を設けている。スタンドチ ューブ100の基端部は、たとえば、工作機械の移動テーブル3上に固定されて いる。 このような冷却液供給装置は、作業員がスタンドチューブ100を適当な形状 に折り曲げ調節することにより、冷却液ノズル101を工具Tの切削部分に向け てセットし、切削作業中に、工具Tの切削部分に冷却液を噴出させ、加工面を冷 却する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
昨今の工作機械では自動化がすすんでおり、特に、マシニングセンター等では 、1つのワークに対して各種異なる加工を順次連続して行い、また、自動工具交 換装置により工具交換も自動的行われるようになっている。そして、上記自動化 により、長時間、無人状態での作業が図られている。 ところが、マシニングセンターのように自動的に工具交換を行う場合には、工 具の種類によって、加工高さ、すなわち、工具による加工面の高さ等が変化する ことが多く、このような場合、図9のような単一の冷却液ノズル101を有する 冷却液供給装置では、工具交換毎に、その加工高さに合わせて、一々作業員が手 でもって、冷却液ノズル101の方向を変更調節しなければならない。すなわち 、せっかく自動化により無人化を図ろうとしても、冷却液ノズル101の調整作 業だけのために作業員が機械に付いていなければならず、完全な省力化が達成で きなくなることが多い。 また、図9のような冷却液供給装置のスタンドチューブ100は、簡単に手の 力で方向変換できる程度の摩擦力によるものが使用されており、しかも、スタン ドチューブ100の全長の略全域において折り曲げ可能なので、長時間切削作業 を行っている間に、飛び散る切屑がスタンドチューブ100にぶつかることによ り、冷却液ノズル101の向きがずれことが多く、それにより、必要な箇所への 冷却液の供給ができなくなることもある。このような点からも上記省力化が困難 になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、ノズル支持機構の基端部を、マシニングセンター等の 工作機械に固定し、ノズル支持機構の先端部に、切換バルブを介して複数の冷却 液ノズルを設け、各冷却液ノズルは、それらの位置及び噴出方向が各種工具に応 じた位置及び噴出方向にそれぞれ設定されると共に、切換バルブにより噴出及び 停止の切り換えが自在となっている。 請求項2記載の考案は、請求項1記載の構成に加え、ノズル支持機構は、概略 水平面内でのみ折曲げ自在な水平自在継手を有し、該水平自在継手には、これを 任意の折曲げ状態で固定する固定手段が備えられている。 請求項3記載の考案は、請求項2記載の構成に加え、切換バルブに球面自在継 手を介して冷却液ノズルを接続し、該球面自在継手には、これを任意の回動状態 で固定する固定手段が備えられている。
【0005】
【作用】
作業開始前において、冷却液供給装置の各冷却液ノズルを、各種交換される工 具に応じた位置及び噴出方向にセットし、一方、切換バルブは、各種工具が機械 主軸に装着された時に、その工具の加工面(切削部分)に向いている冷却液ノズ ルを開いて冷却液を噴出するように、適宜の制御装置に接続する。各冷却液ノズ ルの位置及び噴出方向をセットする場合には、ノズル支持機構の各継手の折り曲 げ状態を調節すると共に、球面自在継手を回動調節することにより行なう。そし てセット後、それぞれの継手の固定手段により、各継手をセット状態に固定する 。これにより、たとえ、作業中に、切屑がノズル支持機構あるいは冷却液ノズル に勢いよく当接しても、それらの剛性が高く維持されているため、冷却液ノズル の位置がずれたりすることはない。 1つの工具で加工後、次の工具に交換されて加工する場合には、切換バルブの 作動により、新たな工具に応じた噴出方向を有する冷却液ノズルから冷却液が噴 出される。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案を適用したマシニングセンター全体の斜視図であり、床面にベ ッド1が設置され、該ベッド1の上面には中間水平テーブル2が前後方向(Y軸 方向)に移動自在に支持され、該中間水平テーブル2上に、該水平テーブル2に 対して左右方向(X軸方向)に移動自在に移動テーブル3が支持されている。ベ ット1の上方には、コラム5を介して上下方向(Z軸方向)に移動自在に主軸ヘ ッド6が支持され、該主軸ヘッド6には垂直な機械主軸7が備えられ、機械主軸 7には、各種工具Tが取り替え自在に装着される。また、コラム5には、多数の 工具を保持する工具マガジン11が回転駆動自在に備えられている。 移動テーブル3上には、たとえば傾斜、回転及び割り出しが可能な傾斜円テー ブル12が固定され、該傾斜円テーブル12上にワークWが固定されている。 上記固定コラム5に、本考案の要部であるノズル支持機構18を介して複数の 冷却ノズル25が支持されている。
【0007】 図4は、冷却液供給装置の拡大平面図を示しており、ノズル支持機構18は、 その基端部がコラム5の垂直面に固定されると共に、水平面内で屈曲自在な元側 水平自在継手20及び同様に水平面内で屈曲自在な中間水平自在継手21により 屈曲自在に構成されている。 図2は冷却液供給装置の拡大側面図を示しており、支持機構18の先端部には 、分岐マニホールド52を介して、たとえば、上下2個の切換バルブ22を備え 、上下各切換バルブ22に、それぞれ三次元方向に回動自在な球面自在継手24 を介して冷却液ノズル25を設けており、各冷却液ノズル25は、それぞれ各種 工具Tの寸法等に応じて、各作業時の加工箇所に向けてセットされている。
【0008】 図5は、冷却液供給装置の縦断面図を示しており、支持機構18の基端部は、 ブラケット15及び植え込みボルト16からなっており、ブラケット15はコラ ム5の垂直面にボルトにより固着され、植込みボルト16は、ブラケット15に 垂直姿勢に植え込まれている。上記植込みボルト15には、元側水平自在継手2 0のクランプ式ブロック30が昇降及び回動位置調節自在に挿通され、締付けボ ルト31により、適宜の高さ及び回動位置で締め付けられ、かつ、植込みボルト 16に螺挿されたロックナット33によりずり落ちないように、ロックされてい る。
【0009】 クランプ式ブロック30には、上下方向に貫通する油路35が形成されており 、該油路35の下端部は、冷却液供給ホース36を介して冷却液ポンプ等の冷却 液供給源に接続されている。油路35の上半分にはめねじ部が形成され、該めね じ部には、支軸40の下端拡大おねじ部が螺着されている。支軸40の下端おね じ部には、上下方向に冷却液の流通を許すように、外周に複数の切り溝が形成さ れている。一方、クランプ式ブロック30の油路35の上端には、有底筒状の上 側ブロック41の下端部がOリングを介していんろう形式で回動可能に嵌合し、 また、上記支軸40には、上側ブロック41の上底部がOリングを介して嵌合し ている。支軸40は上記上側ブロック41を貫通して上方に突出し、その上端お ねじ部には、継手固定手段として袋ナット42が螺着されている。 上側ブロック41の側面には、水平な冷却液管44の一端部が液密状態に螺着 され、該冷却液管44内は、上側ブロック41内に連通している。
【0010】 上記冷却液管44の他端部には、中間水平自在継手21の有底筒状の下側ブロ ック46の側部が液密状態に螺着されている。下側ブロック46の下端底部には 、上方に突出する支軸48の下端おねじ部が液密状態で螺着されている。 下側ブロック46の上端には、有底筒状の上側ブロック49の下端部がOリン グを介していんろう形式で回動可能に嵌合し、また、上記支軸48には、上側ブ ロック49の上底部がOリングを介して嵌合している。支軸48は上側ブロック 49を貫通して上方に突出し、その上端おねじ部には、継手固定手段として、袋 ナット51が螺着されている。
【0011】 中間水平自在継手21の上側ブロック49の側部には、水平な連絡ねじ管53 を介して前記分岐マニホールド52が連結支持され、該分岐マニホールド52に 、前記上下2個のエアー式切換バルブ22が接続されている。
【0012】 図6は、図5のVI−VI断面拡大図であり、閉じ状態(停止状態)の切換バルブ 22を示している。該切換バルブ22は、スプール嵌合孔55を有すると共に、 入口ポート65及び出口ポート66を有し、入口ポート65は、分岐マニホール ド52の油路59に連通し、出口ポート66には、球面自在継手24の継手本体 管70が螺着され、スプール嵌合孔55には、軸方向と直交する油路54を有す るスプール56がスプール軸心方向移動自在に嵌合している。該スプール56と 底板57aの間には、リターンコイルばね57が縮設されており、スプール56 の蓋板58側にはエアー室61が形成され、該エアー室61は、エアー供給ホー ス64、電磁開閉弁62を介して圧縮エアー供給源63に接続されている。すな わち、電磁開閉弁62を開いてエアー室61に圧縮エアーを供給することにより 、図示のように、スプール56を底板57a側に移動して、切換バルブ22のポ ート65,66間を遮断する。反対に、電磁開閉弁62を閉じてエアー室61を 大気等に開放することにより、コイルばね57の弾性力により、スポール56を 蓋板側(矢印A方向)に移動して、切換バルブ22のポート65,66間を油路 54により連通する。
【0013】 ノズル支持用の球面自在継手24は、図5に示すように、継手本体管70の凹 面座に球体72を回転自在に嵌合しており、該球体72には貫通油路73が形成 されており、該油路73に前記冷却液ノズル25が嵌着されている。継手本体管 70の球面座部分の外周側には、継手固定手段として締付けナット74が螺合し ており、該締付けナット74を締め付けることにより、球体72を所定の回転位 置に締付け固定できるようになっている。また、球体72のノズル25側とは反 対側の端部は、球体72を回転させても、球体72内の油路73が常に継手本体 管70内に連通するように、平面状に切り欠かれている。
【0014】 上述のような冷却液供給装置を備えたマシニングセンターにおいて、傾斜円テ ーブル12に装着した1つのワークW対して、図2のようにワークWを垂直姿勢 にし、工具Tとして大形平面カッターを使用し、ワーク上端面を平面研削する作 業と、図3のようにワークWを45°傾斜させ、工具Tとしてエンドミルを使用 し、ワークWをワーク軸心回りに回転させながら、円錐面を研削する作業とを連 続して行う場合には、上側の冷却液ノズル25は、図2のように上端面加工時の 加工高さH1 及び加工位置に的確に向くようにその高さ、位置及び向きがセット され、一方、下側の冷却液ノズル25は、図3のように円錐面加工時の加工高さ H2 及び加工位置に的確に向くようにその高さ、位置及び向きがセットされる。
【0015】 上記のように各冷却液ノズル25をセットする場合において、支持機構18全 体の高さ調節は、図4のクランプ式ブロック30のボルトナット31を緩め、図 5のロックナット33を回動することにより、支持機構18全体の上下方向位置 を調節し、そして、ボルト31を締め付けることにより、クランプ式ブロック3 0を植込みボルト16に固定する。 ノズル支持機構18の屈曲姿勢の調節、並びに冷却液ノズル25の位置及び方 向などの調節は、まずノズル支持機構18の各水平自在継手20,21の袋ナッ ト42,51を緩め、各上側ブロック41,49を回動調節することにより、水 平面内で、適当な屈曲形状に調節する。しかる後に、袋ナット42,51を締め 付けて、各水平自在継手20,21を固定する。これにより、たとえば、切換バ ルブ22及び冷却液ノズル25が、ワークWの移動に邪魔にならず、また、切屑 の飛散量が少ない位置にセットされる。 次に、球面自在継手24の締付けナット74を緩め、各冷却液ノズル25を、 最終的に、それぞれ所定の方向に向けてセットし、締付けナット74を締め付け ることにより、その噴出方向に固定する。
【0016】 また、図2のように、各切換バルブ22の圧縮エアー供給パイプ64に接続さ れた電磁開閉バルブ62については、それらに接続された制御機構により、図2 のように工具Tとして大形平面カッターが機械主軸7に装着されてワーク上端面 を研削している間は、上側切換バルブ22を冷却液噴出状態とし、下側切換バル ブ22を冷却液停止状態し、一方、図3のように工具Tとしてエンドミルが機械 主軸7に装着され、円錐面研削をしている間は、下側切換バルブ22を冷却液噴 出状態とし、上側切換バルブ22を冷却液停止状態とするように設定する。
【0017】 したがって、研削作業において、図2のように高い加工高さH1 での平面研削 中は、それに合わせて、上側の冷却液ノズル25から、研削部分に正確に冷却液 が供給され、一方、図3のように低い加工高さH2 での円錐面研削中は、それに 合わせて、下側の冷却液ノズル25から、研削部分に正確に冷却液が供給される 。 しかも、作業中は、支持機構18の各水平自在継手20,21は、固定されて おり、かつ、球面自在継手24も固定されているので、切屑が当たってもそれら の形状あるいは方向が変化する心配はない。
【0018】
【別の実施例】
(1)図7は、切換バルブとして、図2のようにシングル式のものを2個備える 代わりに、2連式切換バルブ80を1個備えた例である。すなわち、2連式切換 バルブ80は、1つの切換バルブ80に、1つの入口ポート85と、上下2つの 出口ポート86を有し、各出口ポート86にそれぞれ球面自在継手24を介して 冷却液ノズル25を接続しており、スプール81の油路84はコの字形に形成さ れている。その他の構造は、前記図6のシングル式の切換バルブと同様であり、 エアー室61は、圧縮エアー供給ホース64、電磁開閉バルブ62を介して圧縮 エアー供給源63に接続されている。 図7の2連式の切換バルブ80では、電磁開閉バルブ62を開いてエアー室6 1に圧縮エアーを圧入することにより、図7のようにスプール81をばね57に 抗して上方に移動させて、上側の出口ポート86に入口ポート85を連通させる と同時に、下側の出口ポート86を閉じ、反対に、電磁開閉バルブ62を閉じて エアー室61を減圧することにより、スプール81をばね57により下降させて 、下側の出口ポート86に入口ポート85を連通させると同時に、上側の出口ポ ート86を閉じる。
【0019】 (2) 図8は、支持機構18内に、元側水平自在継手91のみを備え、また、 冷却液ノズル25及びシングル式のの切換バルブ22をそれぞれ3個つづつ備え た例である。分岐マニホールド93は連絡ねじ管92を介して元側水平自在継手 91に取り付けられ、分岐マニホールド93の下面に、切換バルブ22を水平に 並べて配置している。
【0020】 (3)図示の実施例では、ノズル支持機構の基端部をコラム5の垂直面に固定し ているが、移動テーブル3上に固定する構造でもよい。 また、コラム全体が前後方向に移動する構造のマシニングセンターに、本考案 を適用することもできる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1記載の考案によると、ノズル支持機構の基端部を 、マシニングセンター等の工作機械に固定し、ノズル支持機構の先端部に、切換 バルブを介して複数の冷却液ノズルを設け、各冷却液ノズルは、それらの位置及 び噴出方向が各種工具に応じた位置及び噴出方向にそれぞれ設定されると共に、 切換バルブにより噴出及び停止の切り換えが自在となっているので、 マシニングセンター等で、1つのワークに対して、自動的に工具交換して、各 種加工を連続して行う場合に、各種加工毎に、冷却液ノズルの位置及び方向等を 、作業員が調節し直す必要がなくなり、長時間の無人化を達成でき、作業の省力 化が達成できる。
【0022】 請求項2記載の考案によると、概略水平面内でのみ折曲げ自在な水平自在継手 を有し、該水平自在継手には、これを任意の折曲げ状態で固定する固定手段が備 えられているので、切屑の飛散量の少ない位置に切換バルブをセットできると共 に、ノズル支持機構を屈曲調節後、その形状で固定しておくことにより、たとえ 、切削作業中に飛び散る切屑がノズル支持機構にぶつかっても、ノズル支持機構 が変形することはなく、作業中にノズルの位置などが、狂うのを防ぐことができ る。
【0023】 さらに、請求項3のように、切換バルブに球面自在継手を介して冷却液ノズル を接続し、該球面自在継手に、これを任意の回動状態で固定する固定手段を備え ることにより、冷却液ノズルによる冷却液噴出方向決めが、簡単かつ精度よく行 える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る冷却液供給装置を備えたマシニ
ングセンターの全体斜視図である。
【図2】 図1の冷却液供給装置の拡大側面図である。
【図3】 別の使用状態を示す図2と同じ部分の拡大側
面図である。
【図4】 図2の平面図である。
【図5】 図2の縦断面図である。
【図6】 図5のVI−VI断面拡大図である。
【図7】 切換バルブの別の例を示す縦断面図である。
【図8】 冷却液供給装置の別の例を示す側面図であ
る。
【図9】 従来例の斜視図である。
【符号の説明】
18 ノズル支持機構 20 元側水平自在継手 21 中間水平自在継手 22 切換バルブ 24 球面自在継手 25 冷却液ノズル 42,51 袋ナット(水平自在継手用の固定手段) 74 締付けナット(球面自在継手用の固定手段)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル支持機構の基端部を、マシニング
    センター等の工作機械に固定し、ノズル支持機構の先端
    部に、切換バルブを介して複数の冷却液ノズルを設け、
    各冷却液ノズルは、それらの位置及び噴出方向が各種工
    具に応じた位置及び噴出方向にそれぞれ設定されると共
    に、切換バルブにより噴出及び停止の切り換えが自在と
    なっていることを特徴とする工作機械の冷却液供給装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマシニングセンター等の
    冷却液供給装置において、ノズル支持機構は、概略水平
    面内でのみ折曲げ自在な水平自在継手を有し、該水平自
    在継手には、これを任意の折曲げ状態で固定する固定手
    段が備えられていることを特徴とする工作機械の冷却液
    供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマシニングセンター等の
    冷却液供給装置において、切換バルブに球面自在継手を
    介して冷却液ノズルを接続し、該球面自在継手には、こ
    れを任意の回動状態で固定する固定手段が備えられてい
    ることを特徴とする工作機械の冷却液供給装置。
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