JPH0663934A - 石材加工装置用エアカーテン方式による粉塵抑止装置 - Google Patents
石材加工装置用エアカーテン方式による粉塵抑止装置Info
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- JPH0663934A JPH0663934A JP4223071A JP22307192A JPH0663934A JP H0663934 A JPH0663934 A JP H0663934A JP 4223071 A JP4223071 A JP 4223071A JP 22307192 A JP22307192 A JP 22307192A JP H0663934 A JPH0663934 A JP H0663934A
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- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D7/00—Accessories specially adapted for use with machines or devices of the preceding groups
- B28D7/02—Accessories specially adapted for use with machines or devices of the preceding groups for removing or laying dust, e.g. by spraying liquids; for cooling work
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/08—Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards
- B23Q11/0858—Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards using a liquid bath or a liquid curtain
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/025—Use, recovery or regeneration of abrasive mediums
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工部の上方にエアカーテンを形成して、架
構体上面からの粉塵の飛散を防止する。 【構成】 架構体１を支柱２と横桁３とから構成する。
架構体１の内側に加工部４を設け、散水器６から鉄砂を
含んだ水を散水しつつ、切断刃５で原石Ｗを切断する。
架構体１の周囲を横もれ防止シート２７及び閉塞板３２
により閉塞する。加工部４より上方に送風機１６を設置
し、その側部にエア吹出口１８を形成して、加工部４の
上方にエアカーテン３０が形成されるようにする。送風
機１６と対向する部分にエア流を下方へ導く斜状のガイ
ド板２６を横架する。
構体上面からの粉塵の飛散を防止する。 【構成】 架構体１を支柱２と横桁３とから構成する。
架構体１の内側に加工部４を設け、散水器６から鉄砂を
含んだ水を散水しつつ、切断刃５で原石Ｗを切断する。
架構体１の周囲を横もれ防止シート２７及び閉塞板３２
により閉塞する。加工部４より上方に送風機１６を設置
し、その側部にエア吹出口１８を形成して、加工部４の
上方にエアカーテン３０が形成されるようにする。送風
機１６と対向する部分にエア流を下方へ導く斜状のガイ
ド板２６を横架する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、架構体の内側で石材を
切断または研摩する石材加工装置に係り、詳しくは、加
工部から飛散した粉塵の飛散を遮断抑止するための装置
に関するものである。
切断または研摩する石材加工装置に係り、詳しくは、加
工部から飛散した粉塵の飛散を遮断抑止するための装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、原石から大判の石板を切断する
石材加工装置は、通常、架構体の内側に加工部を設けて
構成されている。加工部においては、架構体の下部に原
石が設置され、原石の上に多数枚の切断刃が当てられ、
切断部位には散水器から鉄砂、消石灰、切断石粉を含ん
だ水が散水され、切断刃が略水平に往復駆動されて、原
石が切断される。
石材加工装置は、通常、架構体の内側に加工部を設けて
構成されている。加工部においては、架構体の下部に原
石が設置され、原石の上に多数枚の切断刃が当てられ、
切断部位には散水器から鉄砂、消石灰、切断石粉を含ん
だ水が散水され、切断刃が略水平に往復駆動されて、原
石が切断される。
【０００３】切断時には、切断に伴う摩擦熱により、加
工部から粉塵を含んだ水蒸気が舞い上がる。従って、粉
塵が架構体の外へ飛散しないように、従来の石材加工装
置においては、架構体の側面がシートまたはパネルで覆
われている。これに対し、架構体の上面は、面積が大き
く、散水器等の配管を含む各種機器も設置されているの
で、シート類の張設が困難である。
工部から粉塵を含んだ水蒸気が舞い上がる。従って、粉
塵が架構体の外へ飛散しないように、従来の石材加工装
置においては、架構体の側面がシートまたはパネルで覆
われている。これに対し、架構体の上面は、面積が大き
く、散水器等の配管を含む各種機器も設置されているの
で、シート類の張設が困難である。
【０００４】仮に、シート類を張設したとしても、しか
もそのシート類が透明であると、そのシート類は粉塵に
よって直ちに汚れて、架構体の内側を確認し得なくな
る。即ち、この種の装置は極めて大型であるため、加工
部を目視確認するためには、装置の上部から行う必要が
ある。また、吸塵のために集塵装置を設置しようとする
と、構造が大型かつ複雑化してコスト高を招く。加え
て、集塵装置には大パワーのものが必要で、電力消費量
が膨大である。しかも、頻繁にフィルタ交換する必要が
あり、加えて、集塵装置のダクトの内部はすぐに詰まる
ため、同様に頻繁な清掃が必要であって、メンテナンス
に手間がかかるものである。
もそのシート類が透明であると、そのシート類は粉塵に
よって直ちに汚れて、架構体の内側を確認し得なくな
る。即ち、この種の装置は極めて大型であるため、加工
部を目視確認するためには、装置の上部から行う必要が
ある。また、吸塵のために集塵装置を設置しようとする
と、構造が大型かつ複雑化してコスト高を招く。加え
て、集塵装置には大パワーのものが必要で、電力消費量
が膨大である。しかも、頻繁にフィルタ交換する必要が
あり、加えて、集塵装置のダクトの内部はすぐに詰まる
ため、同様に頻繁な清掃が必要であって、メンテナンス
に手間がかかるものである。
【０００５】こうした理由から、従来は、架構体の上面
を開放状態に放置していた。
を開放状態に放置していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の石
材加工装置によると、防塵対策が不十分で、粉塵を含ん
だ水蒸気が架構体の上面から外部に飛散して、常に粉塵
が浮遊状態で存在し、装置の周囲を汚染するという問題
点があった。
材加工装置によると、防塵対策が不十分で、粉塵を含ん
だ水蒸気が架構体の上面から外部に飛散して、常に粉塵
が浮遊状態で存在し、装置の周囲を汚染するという問題
点があった。
【０００７】そこで、本発明の課題は、簡単かつ安価な
構成で架構体上面からの粉塵の飛散を防止できる石材加
工装置を提供することにある。
構成で架構体上面からの粉塵の飛散を防止できる石材加
工装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】通常、エアカーテンは垂
直方向に空気を吹き下ろして遮断壁としている。本発明
者は、このエアカーテンを上記粉塵遮断に適用しようと
して、種々試作検討した結果、石材加工装置の上部にお
いてエアカーテンを横向きに形成することにより、粉塵
を含む水蒸気を遮り、かつ、冷却して水滴とし、粉塵と
ともに架構体の下に沈降させることができることを見出
し、本発明を完成したものである。
直方向に空気を吹き下ろして遮断壁としている。本発明
者は、このエアカーテンを上記粉塵遮断に適用しようと
して、種々試作検討した結果、石材加工装置の上部にお
いてエアカーテンを横向きに形成することにより、粉塵
を含む水蒸気を遮り、かつ、冷却して水滴とし、粉塵と
ともに架構体の下に沈降させることができることを見出
し、本発明を完成したものである。
【０００９】即ち、第１の発明では、上面が開いた架構
体の内側に加工部が設けられた石材加工装置において、
加工部より上方の架構体の一側に送風部材を設置し、こ
の送風部材に横向きのエア吹出口を設けて、加工部の上
方にエアカーテンを形成するようにし、エアカーテン形
成部の周囲を閉塞したものである。
体の内側に加工部が設けられた石材加工装置において、
加工部より上方の架構体の一側に送風部材を設置し、こ
の送風部材に横向きのエア吹出口を設けて、加工部の上
方にエアカーテンを形成するようにし、エアカーテン形
成部の周囲を閉塞したものである。
【００１０】又、第２の発明では、前記エア吹出口と対
向して、架構体の他側にはエアを下方へ導くためのガイ
ド板を設けたものである。又、第３の発明では、前記エ
アカーテン形成部の両側において、架構体の全幅に亘っ
て、可撓性材料よりなるシートを設けたものである。
向して、架構体の他側にはエアを下方へ導くためのガイ
ド板を設けたものである。又、第３の発明では、前記エ
アカーテン形成部の両側において、架構体の全幅に亘っ
て、可撓性材料よりなるシートを設けたものである。
【００１１】
【作用】従って、第１の発明によれば、エア吹出口から
横向きに吹き出されたエア流によつて加工部の上方にエ
アカーテンが形成される。加工部から舞い上がった粉塵
を含む水蒸気はエアカーテンにより遮られ、かつ、冷却
されて水滴となる。したがって、送風部材を架構体の一
部に設置するだけの簡単かつ安価な構成で、架構体上面
からの粉塵の飛散が防止される。
横向きに吹き出されたエア流によつて加工部の上方にエ
アカーテンが形成される。加工部から舞い上がった粉塵
を含む水蒸気はエアカーテンにより遮られ、かつ、冷却
されて水滴となる。したがって、送風部材を架構体の一
部に設置するだけの簡単かつ安価な構成で、架構体上面
からの粉塵の飛散が防止される。
【００１２】又、第２の発明によれば、エアカーテンを
形成するエアは、エア吹出口と対向配置されたガイド板
によって下方へ導かれるので、エアの流れがスムーズに
なり、エア流が乱れることがない。又、エアとともに粉
塵が架構体上面から逃げることもない。
形成するエアは、エア吹出口と対向配置されたガイド板
によって下方へ導かれるので、エアの流れがスムーズに
なり、エア流が乱れることがない。又、エアとともに粉
塵が架構体上面から逃げることもない。
【００１３】又、第３の発明によれば、シートにより、
エア流の横もれが防止されて、エア流の乱れを生じるこ
とがなくなるとともに、外気流の流入が阻止される。
エア流の横もれが防止されて、エア流の乱れを生じるこ
とがなくなるとともに、外気流の流入が阻止される。
【００１４】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図１〜
図３に基づいて説明する。図１〜図３に示すように、石
材加工装置の架構体１はそれぞれ４本の支柱２と横桁３
とから構成されている。架構体１の内側には加工部４が
設けられ、原石Ｗの上に多数枚の切断刃５を当て、切断
部位に散水器６から鉄砂を含んだ水を散水しつつ、切断
刃５を図２の矢印方向に往復駆動して、原石Ｗを切断す
るようになっている。
図３に基づいて説明する。図１〜図３に示すように、石
材加工装置の架構体１はそれぞれ４本の支柱２と横桁３
とから構成されている。架構体１の内側には加工部４が
設けられ、原石Ｗの上に多数枚の切断刃５を当て、切断
部位に散水器６から鉄砂を含んだ水を散水しつつ、切断
刃５を図２の矢印方向に往復駆動して、原石Ｗを切断す
るようになっている。
【００１５】切断刃５は取付枠７に取り付けられ、取付
枠７は支持体８を介して支柱２に支持され、その取付枠
７は支持体８とともにスクリューロッド３１等を介して
モータ９により昇降される。また、取付枠７は架構体１
の外部に設置したクランク機構３３（図３に示す）に連
結され、これにより切断刃５に往復動が付与される。散
水器６は給水パイプ１０を介して横行体１１に吊り下げ
られ、横行体１１はモータ１２により横桁３の上でレー
ル１３に沿って往復移動される。なお、以上の構成は、
この出願と同一の出願人による特願平４−１７６５号公
報により詳細に記載されている。
枠７は支持体８を介して支柱２に支持され、その取付枠
７は支持体８とともにスクリューロッド３１等を介して
モータ９により昇降される。また、取付枠７は架構体１
の外部に設置したクランク機構３３（図３に示す）に連
結され、これにより切断刃５に往復動が付与される。散
水器６は給水パイプ１０を介して横行体１１に吊り下げ
られ、横行体１１はモータ１２により横桁３の上でレー
ル１３に沿って往復移動される。なお、以上の構成は、
この出願と同一の出願人による特願平４−１７６５号公
報により詳細に記載されている。
【００１６】加工部４より上方において、２本の支柱２
の間には送風部材としての３台の送風機１６が取付板１
５を介して横一列に設置され、それらの内部にはファン
１７が設けられている。各送風機１６の側部にはエア吹
出口１８が形成され、ここには複数枚の風向制御板１９
が装着され、エアが若干下方を向いた横方向に吹き出さ
れて、エアカーテン３０が形成されるようになってい
る。
の間には送風部材としての３台の送風機１６が取付板１
５を介して横一列に設置され、それらの内部にはファン
１７が設けられている。各送風機１６の側部にはエア吹
出口１８が形成され、ここには複数枚の風向制御板１９
が装着され、エアが若干下方を向いた横方向に吹き出さ
れて、エアカーテン３０が形成されるようになってい
る。
【００１７】この場合、エアを真横に吹き出すようにす
ると、エアカーテン３０を形成するためには、エアの吹
き出し初速度を大きくしなければならず、大設備を要す
るだけでなく、架構体１内のエア流が乱流状態となり、
粉塵回収に却って悪影響を及ぼす。又、エアの吹き出し
方向を下方に向け過ぎると、加工部４からの粉塵を含む
水蒸気の上昇経路が短い部分を生じて、エアカーテンの
効果が現象してしまう。
ると、エアカーテン３０を形成するためには、エアの吹
き出し初速度を大きくしなければならず、大設備を要す
るだけでなく、架構体１内のエア流が乱流状態となり、
粉塵回収に却って悪影響を及ぼす。又、エアの吹き出し
方向を下方に向け過ぎると、加工部４からの粉塵を含む
水蒸気の上昇経路が短い部分を生じて、エアカーテンの
効果が現象してしまう。
【００１８】また、各送風機１６は粉塵吸込防止用の一
対のフード２０を備え、各フード２０は枝ダクト２１、
分岐マニホルド２２、及び主ダクト２３を介して共通の
ブロワ２４に接続されている。なお、本実施例の送風装
置は、３台の送風機１６が最大吹出風速：約１４．５ｍ
／ｓ、アネモ風量／１台：約１０５ｍ3 ／ｓの送風能力
を発揮できるように設定されている。
対のフード２０を備え、各フード２０は枝ダクト２１、
分岐マニホルド２２、及び主ダクト２３を介して共通の
ブロワ２４に接続されている。なお、本実施例の送風装
置は、３台の送風機１６が最大吹出風速：約１４．５ｍ
／ｓ、アネモ風量／１台：約１０５ｍ3 ／ｓの送風能力
を発揮できるように設定されている。
【００１９】送風機１６の裏面側に位置するように、か
つエア吹出口１８と対向するように、支柱２間には閉塞
板３２が設けられ、エア吹出口１８からのエア流が架構
体１の外側に出ないようになっている。送風機１６と反
対側の閉塞板３２には、エア吹出口１８から吹出された
エア流を下方へ導くための斜状のガイド板２６が、閉塞
板３２上部の全幅にわたり横架されている。このガイド
板２６の材料としては、鉄板又はこれに準ずるものであ
れば何でもよい。尚、ガイド板２６は、架構体１の内方
に向かって４０〜６０ｃｍ突出するように形成されてい
るとともに、その上端縁の位置がエア吹出口１８より約
２０ｃｍ下方になるように設けられている。
つエア吹出口１８と対向するように、支柱２間には閉塞
板３２が設けられ、エア吹出口１８からのエア流が架構
体１の外側に出ないようになっている。送風機１６と反
対側の閉塞板３２には、エア吹出口１８から吹出された
エア流を下方へ導くための斜状のガイド板２６が、閉塞
板３２上部の全幅にわたり横架されている。このガイド
板２６の材料としては、鉄板又はこれに準ずるものであ
れば何でもよい。尚、ガイド板２６は、架構体１の内方
に向かって４０〜６０ｃｍ突出するように形成されてい
るとともに、その上端縁の位置がエア吹出口１８より約
２０ｃｍ下方になるように設けられている。
【００２０】また、エアカーテン３０の形成部の両側に
おいて、支柱２間にはその全幅にわたって、可撓性材料
からなる横もれ防止シート２７が配設され、同シート２
７の上下長さはほぼ１．５ｍとなっている。そして、こ
の横もれ防止シート２７により、エア流の横もれが防止
されて、エア流の乱れを生じることがなくなるととも
に、外気流の流入が阻止される。従って、このシート２
７及び前記閉塞板３２により、エアカーテン３０の形成
部の周囲が閉塞されている。
おいて、支柱２間にはその全幅にわたって、可撓性材料
からなる横もれ防止シート２７が配設され、同シート２
７の上下長さはほぼ１．５ｍとなっている。そして、こ
の横もれ防止シート２７により、エア流の横もれが防止
されて、エア流の乱れを生じることがなくなるととも
に、外気流の流入が阻止される。従って、このシート２
７及び前記閉塞板３２により、エアカーテン３０の形成
部の周囲が閉塞されている。
【００２１】上記のように構成した本実施例の石材加工
装置においては、外部エアがブロワ２４により取り込ま
れ、主ダクト２３、分岐マニホルド２２、及び枝ダクト
２１を介して各送風機１６に供給される。そして、エア
はファン１７の回転に伴いエア吹出口１８から若干下方
を向いた横方向に吹き出され、そのエア流によつて加工
部４の上方にエアカーテン３０が形成される。このと
き、ガイド板２６がエアカーテン３０を形成するエア流
を下方へ導くので、送風機１６と対向する閉塞板３２側
おいて、エア流が乱れることがなく、その流れがスムー
ズになる。従って、横もれ防止シート２７及び閉塞板３
２により囲まれた加工部４の上方の全域に亘って、エア
カーテン３０を確実に形成することができる。
装置においては、外部エアがブロワ２４により取り込ま
れ、主ダクト２３、分岐マニホルド２２、及び枝ダクト
２１を介して各送風機１６に供給される。そして、エア
はファン１７の回転に伴いエア吹出口１８から若干下方
を向いた横方向に吹き出され、そのエア流によつて加工
部４の上方にエアカーテン３０が形成される。このと
き、ガイド板２６がエアカーテン３０を形成するエア流
を下方へ導くので、送風機１６と対向する閉塞板３２側
おいて、エア流が乱れることがなく、その流れがスムー
ズになる。従って、横もれ防止シート２７及び閉塞板３
２により囲まれた加工部４の上方の全域に亘って、エア
カーテン３０を確実に形成することができる。
【００２２】そして、原石Ｗの切断時に、加工部４から
舞い上がった粉塵を含む水蒸気はエアカーテン３０によ
り遮られ、かつ、冷却されて水滴となり、架構体１の下
部に戻される。したがって、架構体１の隅部に送風機１
６を設置するだけの簡単かつ安価な構成で、架構体１の
上面からの粉塵の飛散を効果的に防止できる。したがっ
て、加工装置の周囲の粉塵汚染を防止できる。
舞い上がった粉塵を含む水蒸気はエアカーテン３０によ
り遮られ、かつ、冷却されて水滴となり、架構体１の下
部に戻される。したがって、架構体１の隅部に送風機１
６を設置するだけの簡単かつ安価な構成で、架構体１の
上面からの粉塵の飛散を効果的に防止できる。したがっ
て、加工装置の周囲の粉塵汚染を防止できる。
【００２３】又、ガイド板２６によって、エアカーテン
３０を形成するエア流が下方へ導かれるので、エア流と
ともに粉塵が架構体１の上面から逃げることもない。
尚、このエア流は図３の矢印方向へ導かれて、架構体１
の下方から自然に排出される。このとき、このエア流と
ともに矢印方向へ導かれた粉塵を含む水蒸気には、散水
器６からの散水が当たるので、その水蒸気は冷却され
る。従って、水蒸気に含まれる粉塵は装置外部へ排出さ
れることなく、自然に湿式集塵される。
３０を形成するエア流が下方へ導かれるので、エア流と
ともに粉塵が架構体１の上面から逃げることもない。
尚、このエア流は図３の矢印方向へ導かれて、架構体１
の下方から自然に排出される。このとき、このエア流と
ともに矢印方向へ導かれた粉塵を含む水蒸気には、散水
器６からの散水が当たるので、その水蒸気は冷却され
る。従って、水蒸気に含まれる粉塵は装置外部へ排出さ
れることなく、自然に湿式集塵される。
【００２４】又、前述した集塵装置とは異なり、粉塵を
吸い込むものではないため、フィルタの清掃等は不要
で、メンテナンスフリーである。さらに、エアカーテン
３０は目視を遮るものではないため、切断加工部４を常
に目視確認でき、シート類を覆う場合とは異なり、粉塵
による汚れによって目視不可能になるということもな
い。
吸い込むものではないため、フィルタの清掃等は不要
で、メンテナンスフリーである。さらに、エアカーテン
３０は目視を遮るものではないため、切断加工部４を常
に目視確認でき、シート類を覆う場合とは異なり、粉塵
による汚れによって目視不可能になるということもな
い。
【００２５】加えて、エアカーテン方式によれば、架構
体１の上部に設置された給水パイプ１０等の各種機器に
影響されることなく、送風機１６を簡単に設置でき、既
設装置への設置も容易である。
体１の上部に設置された給水パイプ１０等の各種機器に
影響されることなく、送風機１６を簡単に設置でき、既
設装置への設置も容易である。
【００２６】なお、この発明は上記実施例の構成に限定
されるものではなく、例えば、本発明を石材研摩装置、
石材穴明装置、石材破砕装置、または石材選別装置等に
応用するなど、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各
部の構成を任意に変更して具体化することも可能であ
る。
されるものではなく、例えば、本発明を石材研摩装置、
石材穴明装置、石材破砕装置、または石材選別装置等に
応用するなど、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各
部の構成を任意に変更して具体化することも可能であ
る。
【００２７】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、加工部の上方にエアカーテンを形成したので、簡単
かつ安価な構成で、架構体上面からの粉塵含有水蒸気の
飛散を防止できるとともに、メンテナンス性も良好であ
る等の優れた効果を奏する。
ば、加工部の上方にエアカーテンを形成したので、簡単
かつ安価な構成で、架構体上面からの粉塵含有水蒸気の
飛散を防止できるとともに、メンテナンス性も良好であ
る等の優れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示す石材加工装置用エアカ
ーテン方式による粉塵抑止装置の正面図である。
ーテン方式による粉塵抑止装置の正面図である。
【図２】図１の装置の側断面図である。
【図３】石材加工装置の全体を示す側面図である。
１…架構体、４…加工部、１６…送風部材としての送風
機、１８…エア吹出口、２６…ガイド板、２７…横もれ
防止シート、３０…エアカーテン、３２…閉塞板。
機、１８…エア吹出口、２６…ガイド板、２７…横もれ
防止シート、３０…エアカーテン、３２…閉塞板。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年９月８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１７】この場合、エアを真横に吹き出すようにす
ると、エアカーテン３０を形成するためには、エアの吹
き出し初速度を大きくしなければならず、大設備を要す
るだけでなく、架構体１内のエア流が乱流状態となり、
粉塵回収に却って悪影響を及ぼす。又、エアの吹き出し
方向を下方に向け過ぎると、加工部４からの粉塵を含む
水蒸気の上昇経路が短い部分を生じて、エアカーテンの
効果が減少してしまう。
ると、エアカーテン３０を形成するためには、エアの吹
き出し初速度を大きくしなければならず、大設備を要す
るだけでなく、架構体１内のエア流が乱流状態となり、
粉塵回収に却って悪影響を及ぼす。又、エアの吹き出し
方向を下方に向け過ぎると、加工部４からの粉塵を含む
水蒸気の上昇経路が短い部分を生じて、エアカーテンの
効果が減少してしまう。
Claims (3)
- 【請求項１】 上面が開いた架構体の内側に加工部が設
けられた石材加工装置において、加工部より上方の架構
体の一側に送風部材を設置し、この送風部材に横向きの
エア吹出口を設けて、加工部の上方にエアカーテンを形
成するようにし、エアカーテン形成部の周囲を閉塞した
ことを特徴とする石材加工装置用エアカーテン方式によ
る粉塵抑止装置。 - 【請求項２】 前記エア吹出口と対向して、架構体の他
側にはエアを下方へ導くためのガイド板を設けた請求項
１に記載の石材加工装置用エアカーテン方式による粉塵
抑止装置。 - 【請求項３】 前記エアカーテン形成部の両側におい
て、架構体の全幅に亘って、可撓性材料よりなるシート
を設けた請求項１に記載の石材加工装置用エアカーテン
方式による粉塵抑止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223071A JPH0663934A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 石材加工装置用エアカーテン方式による粉塵抑止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223071A JPH0663934A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 石材加工装置用エアカーテン方式による粉塵抑止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663934A true JPH0663934A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16792381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4223071A Pending JPH0663934A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 石材加工装置用エアカーテン方式による粉塵抑止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0663934A (ja) |
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