JPH0663926B2 - バッテリ車の自己診断装置 - Google Patents

バッテリ車の自己診断装置

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JPH0663926B2
JPH0663926B2 JP62158500A JP15850087A JPH0663926B2 JP H0663926 B2 JPH0663926 B2 JP H0663926B2 JP 62158500 A JP62158500 A JP 62158500A JP 15850087 A JP15850087 A JP 15850087A JP H0663926 B2 JPH0663926 B2 JP H0663926B2
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正志 植田
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明はバッテリ車の自己診断装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 一般に、バッテリフォークリフト等の電気車において、
電気系に異常が発生した場合、異常箇所の検出には外付
けのアナライザを使用している。即ち、このアナライザ
のコネクタと電気車側の各部位のコネクタとを接続し、
電気車側の電圧を測定して、この測定値と設定電圧との
差異を検出することにより、異常箇所を検出している。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記の異常検出方法では電気車の異常発生箇
所が即座に確認できず、アナライザによる異常の解析を
まって、異常箇所の修理を行なう必要があり、解析並び
に修理作業が煩雑にして時間を要する。
さらには、解析作業はアナライザと電気車とのコネクタ
の接続にて行なわれるため、電気車の部位のうちコネク
タにて外部に出力されていないものの異常の検出は不可
能である。
従って、本発明の目的は電気車の自身の機能にて電気車
内の自己診断を行い、異常の検出に時間を要することな
く、かつ作業車も異常箇所を容易に認識することがで
き、作業が簡単な制御装置を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は上記した問題点を解決するために、走行及び
荷役のための入力手段、指示手段及び駆動手段が正常に
動作するか否かを予め定めた順序で診断する自己診断手
段と、この自己診断手段が異常部位を判断した時、容量
表示状態にあるバッテリ容量計の複数個の発光部を適宜
選択し、前記異常部位に対応して表示指示する表示制御
手段とからなることをその要旨とする。
(作用) この発明は上記した構成を採用したことによって、入力
手段、指示手段及び駆動手段中の部位の異常を自己診断
手段が検知したとき、表示制御手段手段からの信号によ
り、バッテリの容量表示を遂行するバッテリ表示計の複
数個の発光部が異常部位に対応する表示を行う。
(実施例) 以下、この発明をバッテリ式フォークリフトの制御装置
に具体化した一実施例を図面に従って詳述する。
第3図に示すフォークリフトの車両1はその後部に設け
た駆動輪2の正逆回転にて前後に走行し、さらに前部に
設けたマスト4及びこれにて支持されるフォーク3より
なる荷役機構5により荷役動作を行うようになってい
る。同荷役機構5はリフトシリンダL及びティルトシリ
ンダ、リーチシリンダ(いずれも図示せず)の伸縮動作
にて駆動され、うちリーチシリンダは車両1前方に延出
されたガイド部6に沿ってマスト4を前後動させる。ま
た、リフトシリンダLはフォーク3をマスト4に沿って
昇降させ、さらにティルトシリンダはフォーク3を傾動
させるものである。
第2図(a)はフォークリフトの駆動系電気回路示すも
のであり、うち荷役用の駆動手段としての荷役用主回路
Pについて述べると、荷役用モータ7は荷役用コンタク
タ8aを介してバッテリ8のプラス端子に接続されてい
る。この荷役用モータ7は電機子9と界磁巻線10からな
る直巻モータであり、同界磁巻線10はチョッパ制御用の
荷役用トランジスタ11及び電流センサ12を介してバッテ
リ8のマイナス端子に接続されている。そして、荷役用
コンタクト8aを図示するオン状態に保持して、荷役用ト
ランジスタ11をオン・オフ制御することにより、荷役用
モータ7の回転速度を制御する。
次に、走行用の駆動手段としての走行用主回路Mについ
て説明する。走行用モータ13は電流センサ14及び回生用
コンタクタ15を介してバッテリ8のプラス端子に接続さ
れている。この走行用モータ13は電機子16及び界磁巻線
17からなる直巻モータが採用され、同界磁巻線17の両端
にはそれぞれ前進用コンタクタ18及び後進用コンタクタ
19が接続されるととも、これらコンタクタ18,19とバッ
テリ8との間にはバイパスコンタクタ20及びメイントラ
ンジスタ22が並列に接続されている。そして、図示した
ように回生用コンタクタ15をオン状態に、両コンタクタ
18,19を前進位置に保持して、走行用モータ13を正方向
へと回転させて、車両1の前進を行なうようになってい
る。このとき、走行用モータ13はメイントランジスタ22
のチョッパ制御にてその回転速度が増減され、これによ
り車両1の走行速度が調整される。
前記走行用モータ13の電機子16とバッテリ8のプラス端
子との間には回生用トランジスタ23及び回生用レジスタ
23aが直列に接続されている。また、走行用モータ13の
界磁巻線17の前進用並びに後進用コンタクタ18,19側と
バッテリ8のプラス端子との間には、それぞれフライホ
イールダイオード24,25が接続され、さらに回生用コン
タクタ15とバッテリ8のマイナス端子との間にも回生用
フライホイールダイオード26が接続されている。
上記の電気回路においては、第2図(b)に示すよう
に、回生回路Eが構成され(必要部材のみで示す)、回
生用コンタクタ15をオフ状態にするとともに前進用及び
後進用コンタクタ18,19を後進位置に保持して、メイン
トランジスタ22及び回生用トンジスタ23にベース電流を
供給し、回生用フライホイールダイオード26を介して走
行用モータ13に電流を供給し、電機子16に発生する起電
力を高める。そして、この起電力が一定値を越えたと
き、回生用トランジスタ23に続いてメイントランジスタ
22をオフにし、電機子16から両フライホイールダイオー
ド24,25を介してバッテリ8のプラス端子に回生電流を
流し、走行用モータ13に回生制動をかけるようになって
いる。
続いて、上記した走行用主回路M及び荷役用主回路Pの
制御構成について第1図に従って説明する。
自己診断手段及び表示制御手段としての中央処理装置
(以下CPUという)27には記憶手段としての読出し専用
メモリ(ROM)28及び読出し及び書込み可能なメモリ(R
AM)29が接続されている。前記ROM28にはCPU27の制御プ
ログラム、各電気系部位が正常に機能しているか否かを
診断するための標準データ、走行用プログラム、荷役用
プログラムが記憶されている。また、RAM29は各種入力
部材から入力されるアナログデータに対応するデジタル
データを一時的に格納する。なお、CPU27とROM28はフォ
ークリフトの走行及び荷役時において、入力側からの信
号に基づき、走行用主回路M、荷役用主回路Pに所定の
動作を指示する指示手段を構成するものである。
CPU27の入力側の接続構成について述べると、走行アク
セル、荷役アクセルの踏下操作にてそれぞれオン・オフ
され、走行用モータ13及び荷役用モータ7の回転速度を
増減する入力手段としての走行用アクセルセンサ30及び
荷役用アクセルセンサ31がそれぞれA/D変換器32,33
を介して接続されている。さらに、両主回路M,Pの各電
流センサ12,14がそれぞれA/D変換器34を介して接続
され、これらのアナログ出力値がデジタル変換されてCP
U27に入力されるようになっている。さらに、CPU27には
走行用主回路MがプラギングセンサMsを介して接続され
ているとともに、ディレクションレバーの操作にて選択
的に切換えられる前進用及び後進用リミットスイッチ35
a、35bがそれぞれ接続されている。また、CPU27にはリ
フトレバー、リーチレバー、ティルトレバーの操作によ
りそれぞれオン・オフされるリフトリミットスイッチ36
a、リーチリミットスイッチ36c、ティルトリミットスイ
ッチ36bが接続されている。これら、スイッチ群36a,36
b,36cはオン・オフされることにより、荷役用モータ7
にて制御される荷役ポンプが回転されるようになってい
る。
また、バッテリ8の電圧を逐一検知するバッテリ電圧検
出器37がCPU27に接続され、このバッテリ電圧検出器37
から出力されるバッテリ電圧に基づいて、CPU27はバッ
テリ8の残存容量を演算し、その残存容量データを逐一
RAM29に書き込む。さらに、CPU27にはブレーキスイッチ
61、パークブレーキスイッチ62、キースイッチ38、ディ
ップスイッチ39が接続され、キースイッチ38のオン操作
により、両主回路M,Pの駆動制御が開始されるととも
に、車両1走行時における電気系統の異常の有無をチェ
ックする自己診断モードが開始される。また、車両1の
停止時にディップスイッチ39が押下操作されると、CPU2
7は電気系統の異常を解析する異常解析モードとなり、
異常解析のための処理動作が行われる。
なお、前進用リミットスイッチ35a、後進用リミットス
イッチ35b、ブレーキスイッチ61、パークブレーキスイ
ッチ62は走行のための操作手段を、またリフトスイッチ
36a、ティルトスイッチ36b、リーチスイッチ36cは荷役
用の操作手段を構成するものである。
また、CPU27の出力側にはコンタクタ駆動回路40〜44が
それぞれ接続され、回生用コンタクタ15、前進用コンタ
クタ18、後進用コンタクタ19、バイパスコンタクタ20、
荷役用コンタクタ8aをそれぞれ開閉制御する。さらに、
CPU27には3個のトランジスタ駆動回路45〜47を介して
前記荷役用トランジスタ11、走行用トランジスタ22、回
生用トランジスタ23がそれぞれ接続され、トランジスタ
11,22,23をオン・オフ制御する。これら、出力側に接続
された部材は入力側の部材の操作に伴い、ROM28内に記
憶されたプログラムに従って駆動制御されるとともに、
さらにこれら入力側及び出力側の部材の異常の有無が検
出されるようになっている。
即ち、例えば荷役用コンタクタ8aは、キースイッチ38の
入切操作に伴うコンタクタ駆動回路40のリレー制御によ
りオン・オフされ、オン状態の場合には電流センサ12が
電流の流れを検知し、荷役用トランジスタ11は荷役アク
セルスイッチ31の操作にてオン・オフ制御され、この際
に流れる電流の変化が同じく電流センサ12にて検知され
る。回生用コンタクタ15はキースイッチ38の操作に伴う
コンタクタ駆動回路41の制御によりオン・オフされ、オ
ン状態にあるとき、前進用又は後進用リミットスイッチ
35a,35bがオンとなり、走行用アクセルの操作量に応じ
た電流が電流センサ14にて検知されるようになってい
る。
前進用コンタクタ18及び後進用コンタクタ19はそれぞれ
前進用及び後進用リミットスイッチ35a,35bの切換操作
により、前進位置から後進位置に切換られ、このとき生
ずる逆方向電圧がプラギングセンサMsにて検知される。
走行用トランジスタ22は走行用アクセル30の操作によ
り、トランジスタ駆動回路46を介して駆動されるもので
あり、オン状態としたとき走行用モータ13に流れる電流
の変化が電流センサ14にて検出される。また、バイパス
コンタクタ20は走行アクセル30の操作に伴いコンタクタ
駆動回路にて駆動されるものであり、オン状態にあると
きに流れる電流が電流センサ14にて検出される。
さらに、CPU27の出力側には表示駆動回路48を介してバ
ッテリ容量計49が接続されている。第4図に示すよう
に、このバッテリ容量計49は1個のチェックランプ50
と、左右に並ぶ6個の第1〜第6インジケータランプ51
〜56と、下部に設けた1個のバッテリランプ57とが設け
られている。これらランプ50,51〜56,57は発光ダイオー
ドにて形成されて、黄色、緑色、赤色にてそれぞれ発光
し、キースイッチ38のオン操作に伴い全ランプ50,51〜5
6,57が2秒間点灯することにより、ランプ切れがないこ
とが確認されるようになっている。このバッテリ容量計
49は、平常時においてバッテリ電圧検出器37が検出した
バッテリ8の残存容量の減少を、第1〜第6インジケー
タランプ51〜56のF側(無放電側)からE側(全放電
側)へと1個づつ消灯させることによりデジタル表示す
る。そして、バッテリ8の残存容量が予め設定された許
容残存値を越えたとき、バッテリランプ57が点灯して警
告表示を行う。
また、キースイッチ38の入力操作によりCPU27は自己診
断モードが予め定めた時間毎に設定され、予め定められ
たプログラムに従って各部位の異常を検索するが、この
検索動作中もバッテリ容量計49は上記の表示動作を行
う。そして、CPU27が電気系統に異常を確認した時に、
同CPU27はチェックランプ50が点灯し、この点灯と同時
にバッテリ容量計49のバッテリ容量表示機能を一時停止
し、その自己診断動作の結果に従い、インジケータラン
プ51〜56を1個または複数個選択して、各部位に対応し
た予め定められた表示態様で異常部位を点灯表示する。
さらに、車両1の停止時にディップスイッチ39が操作さ
れると、CPU27はチェックランプ50が点滅して異常解析
モードに移行し、全ランプ50,51〜56,57を使用して異常
解析のための表示を行う。
さらに、前記CPU27にはチャージパネル58が出入力可能
に接続され、バッテリ8の充電時にバッテリ充電器等の
外部装置に接続されるようになっている。
さて、上記のように構成した制御装置の過放電防止機能
について以下に述べる。
バッテリ8が過放電を行うと、CPU27は両コンタクタ駆
動回路40,44の同時通電を禁止し、一方のコンタクタ駆
動回路40にのみを通電させ、回生用コンタクタ15をオン
位置に切換え、走行用主回路Mを優先的に通電させる。
従って、走行用モータ13が回転駆動されて、車両1が充
電用外部装置近傍に移動され、同外部装置よりチャージ
パネル58を介してバッテリ8に充電が行われる。
このため、バッテリ8は過放電を行うと、以後は車両1
を移動させるのに必要な最小限の電流を走行用主回路M
に供給するに留まり、過剰な負担による早期消耗の虞れ
がない。
なお、過放電後に荷役系操作のみが行われると、CPU27
はコンタクタ駆動回路44を介して、荷役用コンタクタ8a
をオンさせる。従って、荷役動作は作業半ばで放置され
ることなく、必要最低限の継続をすることができる。
次に、本制御装置の自己診断機能について説明する。
前述したように、キースイッチ38のオン操作に伴い、CP
U27自身、ROM28、RAM29の三者の以上の有無が判断さ
れ、このあとCPU27は予め定めた時間毎に自己診断モー
ドに設定される。そして、走行用トランジスタ22、荷役
用トランジスタ11、電流センサ12,14、前進用コンタク
タ18、後進用コンタクタ19、バイパス用コンタクタ20、
走行アクセルセンサ30、荷役アクセルセンサ31、バッテ
リ8の14個の部位の電圧の異常の有無を所定周期でチェ
ックし、これを容量計49のインジケータランプ51〜56を
適宜な点灯態様にて表示する。なお、消灯中のインジケ
ータランプ51〜56については、図面において斜線を付し
て示す。
すなわち、キースイッチ38が入力されたのち、第5図に
示すようステップS1(以下、ステップを単にSで表す)
にて、ROM28に記憶された走行用及び荷役用のプログラ
ムを読出し、このプログラムに従って、走行動作及び荷
役動作が実行される。このプログラムの実行中、CPU27
は、S2において所定の14個の部位の電圧値を読込み、S3
で所定の順序で読込み電圧値とROM28に記憶された診断
のためのデータ値との比較演算を行い、両値が所定の誤
差範囲内にあるか否かを判定する。そして、この判定結
果がNOの場合には、S4にて異常部位に対応して予め定め
られたプログラムに従ったエラー処理を行ったのち、S5
において容量計49のチェックランプ50を点灯させて、電
気系統の異常を知らせるとともに、インジケータランプ
51〜56を適宜選択して当該異常部位に対応する表示態様
で点灯させて故障部位の表示を所定時間行ったのち、S1
に復帰する。なお、前記したS3における判定結果がYES
のときには、S1に戻り上記の動作が繰り返される。
上記したS3の自己診断結果において、CPU27自信に異常
が発見されたときには、S4にてエラー処理として車両1
の走行機能及び荷役機能を停止したのち、第6図(a)
で示すように容量計49のインジケータランプ51〜56を全
て点灯してエラー表示が行われる。RAM29の異常が確認
されたときには、容量計49に所定の表示を行うとともに
車両1の走行並びに荷役機能が不能にされる。ROM28及
びバッテリ8の異常が検知された場合には、走行及び荷
役機能の停止が行われるとともに、充電中の時において
はチャージパネル58を遮断することにより充電不能な状
態にする。
また、CPU27が走行用主回路M及び荷役用主回路Pの異
常電圧をそれぞれ確認すると、車両1の走行動作または
荷役機能を停止させ、容量計49が第6図(b)(c)に
示すエラー表示を行う。さらに、CPU27が電流センサ14,
12の異常を検出したとき、該当するセンサ14,12が設置
された主回路M,Pの機能に従って、車両1の走行機能及
び荷役機能がそれぞれ停止される。
前進用コンタクタ18及び後進用コンタクタ19の電圧値の
異常が検出された場合は、CPU27は車両1を走行不能な
状態にするとともに、容量計49に信号を出力して、第6
図(d)に示すように、第2インジケータランプ52のみ
を点灯させてエラー表示を行わせる。また、前記バイパ
スコンタクタ20が異常電圧値を示すと、CPU27はたとえ
走行アクセルの全開時といえどもデューティー比が80%
となるように出力制御を行う。
さらに、CPU27は走行アクセルセンサ30並びに荷役アク
セルセンサ31の電圧値を順次読み込み、これらのアクセ
ルセンサ30,31が断線、短絡等の理由により、走行アク
セル及び荷役アクセルの操作量に相対した電圧値と異な
るとき、CPU27は各アクセルセンサ30,31の機能に応じ
て、走行時または荷役時のデューティ比を50%に制限す
る。
上記したように、キースイッチ38の入力とともに、容量
計49はバッテリ8の残存容量をデジタル表示する。これ
と同時にCPU27は所定周期で前記部位群の異常の有無を
検出し、異常があるときのみ、走行動作等の停止等のエ
ラー処理を行ったのち、容量計49が容量表示に代わって
異常部位の表示を所定時間のみ行う。
このあと、前記CPU27は走行・荷役プログラムに従い、
車両1の走行動作及び荷役動作に関する信号を各部位に
出力する。従って、容量計49のバッテリ残存容量表示機
能が妨害されることなく、自己診断機能が発揮され、故
障部位が確認される。
そして、故障部位が確認されると、ディップスイッチ39
の操作に基づき、CPU27の自己診断機能は異常解析機
能、即ちアナライザ機能に切換られて、電気系統の故障
部位の詳細な解析が開始される。
上記したディップスイッチ39の操作に先立って、車両1
のマスト4はガイド部6に沿って最前方に移動されると
ともに、フォーク3を最下降位置に保持する。そして、
駆動輪2が地面から離れるまで、車両1はジャッキアッ
プされ、走行系スイッチ群のテスト中に車両1が発進す
ることが防止される。
このあと、ディップスイッチ39が操作されると、アナラ
イザーモード準備が完了し、容量系49は第7図に示すよ
うに、インジケータランプ51〜56、バッテリランプ57の
全てが消灯した状態で、チェックランプ50のみが点滅を
開始する。
アナライザーモードは序段の予備テスト並びにこれに続
く本段の解析テストに大別される。序段においては、自
己診断モードの項目に沿ったRAMテスト、ROMテスト、主
回路テスト、電流センサテスト、アクセルテスト、バッ
テリ電圧テストに加えて、ディップスイッチテストから
なるスタティックテスト及び本段の解析テストにて使用
される各種スイッチの機能を検査するスイッチ入力テス
トが行われる。
前記スタティックテストはアナライザモードの完了後、
即ちディップスイッチ39が操作されると、CPU27がRAM29
から順次チェックを開始し、異常がない場合には容量計
49に0.5秒間正常表示を行って次項目のチェックに移行
する。また、CPU27がある項目において、異常を検出す
ると容量計49に5秒間異常表示を行ったのち、次項目の
チェックに移行する。なお、CPU27がROM28の異常を検出
したときは、次の項目に移行することはない。
上記したスタテイックテストでは、同一項目における異
常の有無は、主に容量計49の同一ランプ50,51〜56,57を
使用し、これを点灯または点滅させることによって認識
される。さらに、主回路テスト等において異常が検出さ
れたとき、この主回路が走行系か荷役系かの識別はバッ
テリランプ57の消灯または点滅によって行われる。
即ち、RAM29のテストにおいて異常がないときには、第
8図(a)に示すように第6インジケータランプ56が点
灯し、異常が発見された場合には第8図(b)に示すよ
うに、このインジケータランプ56が点滅する。なお、こ
のテストにおいては異常の有無に拘わらず、バッテリラ
ンプ57は消灯状態に保持される。
また、主回路テストにおいて、荷役用主回路Pまたは走
行用主回路Mが正常な場合には、いずれも第9図(a)
に示すように、第4インジケータランプ54が点灯し、他
のランプは消灯状態に保持される。これに対して、走行
用主回路Mに異常があるときには、第9図(b)に示す
ように、第4インジケータランプ54が点滅するとともに
バッテリランプ57が消灯するものの、荷役用主回路Pに
異常があるときには、第9図(c)に示すよう第4イン
ジケータランプ54が点滅するとともにバッテリランプ57
も点滅する。
同様に、アクセルテストに際して、走行アクセルセンサ
30または荷役アクセルセンサ31が正常なときには、第1
インジケータランプ51が点灯し〔第10図(a)〕、いず
れかに異常がある場合には第1インジケータランプ51の
点滅に加え、バッテリランプが消灯または点滅表示を行
う〔第10図(b)または(c)〕。
さらに、ディップスイッチ39のテストでは、バッテリラ
ンプ57は消灯状態に保持され、正常な場合にはインジケ
ータランプ51〜56の全てが消灯され、異常がある場合に
は全てが点灯される。
上記したスタテイックテストを終了すると、容量計49は
第11図に示すように、チェックランプ50、第2及び第6
インジケータランプ52,56が消灯された、スイッチ入力
テスト待機状態となる。
このスイッチ入力テストは、ブレーキスイッチ61、パー
キングブレーキスイッチ62、リフトスイッチ36a、ティ
ルトスイッチ36b、リーチスイッチ36c、前進用リミット
スイッチ35a、後進用リミットスイッチ35bをオン・オフ
操作して、これらの機能的な異常の有無を確認するもの
である。
以下、ブレーキスイッチ61から前進用リミットスイッチ
35aまでを上記した順に操作すると、第1インジケータ
ランプ51から第6インジケータランプ56が順に点灯また
は消灯する。即ち、ブレーキスイッチ61がオンされる
と、第12図(a)に示すように第1インジケータランプ
51が消灯し、パークブレーキスイッチ62及び前進用リミ
ットスイッチ35aがそれぞれオン操作されると、第12図
(b)(c)に示すように第2インジケータランプ52、
第7インジケータランプ57がそれぞれ点灯して、これら
スイッチ61,62,32aが正常に機能することを示す。そし
て、後進用リミットスイッチ35bがオンされると、消灯
状態にあるチェックランプ50が点灯し、後進用リミット
スイッチ35bに異常がないことを表示する。
なお、上記したスイッチ入力テストは運転者が車両1の
保全のため任意に行うものであり、不要と判断したとき
にはこれを省略して、以下に記す解析テストを直接に行
うことも可能である。
前記したスタティックテスト終了後、容量計49がスイッ
チ入力テスト待機状態にあるとき、リフトレバーとティ
ルトレバーとを3秒間同時操作し、リフトスイッチ36a
及びティルトスイッチ36bをオン状態にすると本段の解
析テストに入る。この解析テストは3段階に大別され、
解析テストモードに入るとともに設定されるアナログ入
力テストモードからディレクションレバーを中立位置→
前進位置→中立位置に切換操作して、オフ状態にある前
進用リミットスイッチ35aをオンさせたのち再度オフさ
せることにより、コンタクタテスト、主回路M,P並びに
回生回路Eのチョッパテストが順次行われる。
前記したアナログ入力テストモードは、チェック項目別
に行われるアナログ入力をA/D変換し、この変換値を
容量計49にて2進数表示またはバーグラフ表示するもの
であり、容量計49が第13図に示すように、チェックラン
プ50のみを点滅させ、他のランプを全て消灯させる初期
表示を行うことによって開始される。
チェック項目の選択はリフトレバーを非作動位置に保持
し、リフトスイッチ36aをオフ状態として、ティルトレ
バーの切換操作によるティルトスイッチ36bのオン・オ
フ切換動作によって実行される。即ち、容量計49の初期
表示時には電流センサ14のオフセット電圧値がチェッ
ク項目として選択され、以後は走行用主回路Mの電
圧、電流センサ12のオフセット電圧、荷役用主回路
Pの電圧、バッテリ電圧、走行アクセル電圧、荷
役アクセル電圧、荷役オフセットデューティ、荷役
ソフトスタート、ティルトデューティ、リーチデュ
ーティ、アッタチメントデューティ、充電電圧、
パワーコントローラボリューム、オプション入力の各
項目が順次選択され、容量計49がインジケータランプ51
〜56を適宜に点灯させて項目選択を示す表示態様、即ち
コード表示を行う。
上記した〜の項目選択が終了すると、リフトレバー
の操作により、リフトスイッチ36aをオンに切換え、該
当項目のアナログ入力テストを行う。なお、チェック項
目のうち、のA/D表示はチェックラン
プ50、インジケータランプ51〜56、バッテリランプ57を
使用した2進数表示が、他の項目についてはインジケー
タランプ51〜56を使用したバーグラフ表示が行われ、こ
れらのA/D表示を換算表にて換算し測定値が求められ
る。
このアナログ入力テストの具体例を述べると、項目選択
にて走行主回路電圧が選択されると、容量計49は第14
図(a)に示すように、チェックランプ50を点滅させる
とともに、第3インジケータランプ53を点灯させてコー
ド表示を行う。このコード表示により項目選択ミスがな
いことを確認したのち、リフトスイッチ36aをオン操作
し、アナログ入力を行う。そして、容量計49が第14図
(b)に示すように、チェックランプ50、第6インジケ
ータランプ56、バッテリランプ57を点灯させ2進数表示
を行うと、第15図に示す2進数換算表63により、34.18,
17.09,0.27を合計して電圧値51.54が求められ、この値
が予め設定された許容範囲内にあるか否かが確認され
る。
さらに、荷役オフセットデューティがチェック項目と
して選択されると、容量計49は第16図(a)に示すよう
に、チェックランプ50、第3〜5インジケータランプ53
〜55を点灯させコード表示を行う。このあと、アナログ
入力テストにより容量計49が第16(b)に示すように第
1,2インジケータランプ51,52を点灯すると、第17図に示
すバーグラフ換算表65にてこのバーグラフに対応する数
値44,42が読出される。
上記したアナログ入力テストが終了すると、ディレクシ
ョンレバーの操作により、コンタクタテストモードに切
換えられ、容量計49は第18図(a)に示す初期表示を行
う。このコンタクタテストでは、テスト項目として前進
用コンタクタ18、後進用コンタクタ19、回生用コンタク
タ15、バイパスコンタクタ20、荷役用コンタクタ8a等の
各テストがティルトレバーの操作で順次選択される。
即ち、前期初期表示のときには前進用コンタクタ18がチ
ェック項目として選択され、ティルトレバーの操作によ
って後進用コンタクタ19が選択されると、容量計49は第
18図(b)に示すように、チェックランプ50を点滅させ
たまま、第1及び第3インジケータランプ51,53を点灯
させてコード表示を行う。
上記したチェック項目の選択に従い所定のコード表示が
行われると、レバー操作等により該当するコンタクタが
オンされる。このとき、他の部位は静止状態に保持され
て雑音が生ずることなく、該当コンタクタの投入音のみ
が運転者に確認される。そして、正常な投入音があると
きには該当コンタクタは正常に機能していることが認識
される。一方、正常な投入音がない時にはコンタクタの
異常が確認され、接点の損傷等の点検が行われる。
前記コンタクタ入力テストの終了後、ディレクションレ
バーの操作によりチョッパテストモードが開始され、第
19図(a)に示すように、容量計49はチェックランプ50
の点滅と第1,2インジケータランプ51,52の点灯によって
チョッパテストの初期表示を行う。
このチョッパテストでは走行用及び荷役用主回路M,P及
び回生回路Eの3項目のチョッパ機能のチェックを行う
ものであり、ティルトレバーの操作により、オフ状態に
あるティルトスイッチ36bをオンにすることによってテ
スト項目の選択が行われる。走行用主回路Mがチェック
項目として選択されたとき、第19図(b)に示すよう
に、容量計49のコード表示はチェックランプ50を点滅さ
せるとともに、第1〜3インジケータランプ51,52,53を
点灯させることによって行われる。
このあと、ディレイクッションレバーを前後に切換操作
することにより前進用及び後進用リミットスイッチ35a,
35bを前進位置及び後進位置に切換え、第20図に示す所
定のプログラムに従って走行用主回路Mのチョッパテス
トが開始される。
即ち、前進用リミットスイッチ35aのオン動作と同時
に、S7でCPU27はトランジスタ駆動回路46を介して走行
用トランジスタ22にオン信号を出力してこれを駆動さ
せ、S8にてCPU27はトランジスタ22の電圧値が適正範囲
内にあるか否かを判定する。
S8の判定結果がNOのときには、S9においてCPU27は駆動
回路異常信号を容量計49に出力し、この信号に基づいて
容量計49がチェックランプ50、第6インジケータランプ
56、バッテリランプ57を点灯させて第1エラー表示〔第
21図(a)〕を行う。この第1エラー表示により、走行
用トランジスタ22またはトランジスタ駆動回路45に異常
があることが確認され、適切なエラー処理がマニュアル
操作等にて行われる。
一方、S8の判定結果がYESの場合には、S10で電流センサ
14の電圧値が適正範囲内か否かが判定され、NOのときに
は、S11においてCPU27はセンサ14が異常と判断し、容量
計のチェックランプ50及び第5,第7インジケータランプ
54,56、バッテリランプ57を点灯させて第2エラー表示
〔第21図(b)〕を行う。この第2エラー表示により、
電流センサ14に異常があることが確認され、前記と同様
に適切な処理が行われる。
また、S10の判定結果がYESの場合には、最大デューティ
ー20%でチョッピング操作を続け、前進用・後進用リミ
ットスイッチがオフされると、S12にて前記CPU27が容量
計49に終了信号を出力し、この容量計49は第21図(c)
に示すように、チェックランプ50を点灯させたまま、第
1〜3インジケータランプ51,52,53を点灯させて、走行
用主回路Mを最大デューティーで駆動する。
このあと、ディレクションレバーを中立位置に切換え、
前進用及び後進用リミットスイッチ35a,35bをそれぞれ
オフにすると、走行用主回路Mのチョッパテスト開始時
と同様、第19図(a)に示す表示が容量計49になされ、
荷役用主回路Pのテストの初期表示が行われる。このあ
と、リフトレバーの操作にてリフトスイッチ36aをオン
にすると、上記した走行用主回路Mのテストと同一のの
処理順序で荷役用トランジスタ11及び電流センサ12を対
象としたテストが行われる。そして、容量計49は第22図
(a)(b)(c)に示す状態で第1エラー表示、第2
エラー表示、テスト終了表示をそれぞれ行う。
上記した走行用及び荷役用主回路M,Pのチョッパテスト
の終了したら、ティルトスイッチ36bをオン・オフし、
さらに前進用リミットスイッチ35aをオンに保持する
と、第23図に示すプログラムに従って、回生回路Eのチ
ョッパテストが実行される。
このテストでは、前進用リミットスイッチ35aをオン操
作すると同時に、S13で前進用コンタクタ18に対しオン
信号を出力し、S14にて回生用コンタクタ15及びフライ
ホイールダイオード24,25が正常に開路しているか否か
が判定される。前記したS14における判定結果がNOのと
き、即ち例えば回生用コンタクタ15が溶着状態にあって
閉路されているときには、S15においてCPU27が第3エラ
ー表示を行なって、第1及び第2インジケータランプ5
1,52以外の全てのランプの点灯による第3エラー表示
〔第24図(a)〕が容量計49にて行われる。
S14の判定結果がYESの場合には、S16において回生用ト
ランジスタ23及び回生用レジスタ23aの導通が正常か否
かが、トランジスタ22の電圧の計測を通して判定され、
NOの場合にはS17にて第1インジケータランプ51以外の
全てのランプを点灯による第4エラー表示〔24図
(b)〕が容量計49にて行われる。
S16の判定結果がYESのときには、S18においてCPU27から
容量計49に対し、テスト終了の指令が出力され、容量計
49のチェックランプ50が点滅し、さらに表示計49には第
1、第2、第4インジケータランプ51,52,54が点灯する
テスト終了表示〔第24図(c)〕がなされる。
回生回路Eのチョッパテストが終了したのち、ディレク
ションレバーを非作動位置に移動させると、容量計49は
再度、第19図(a)に示す待機状態表示となる。
上記したアナログ入力テスト、コンタクタテスト、チョ
ッパテストにおける各種項目テストを適宜に組み合わせ
ることにより、車両1の電気系統の異常の原因が明確に
把握される。以下にその一例を述べる。
走行用主回路Mに異常があるときには、コンタクタテス
トにより、回生用コンタクタ15、前進用コンタクタ18、
後進用コンタクタ19のチェックがそれぞれ行われる。こ
れらコンタクタ15,18,19のいずれかの投入音がないとき
には該当するコンタクタ15,18,19に異常があることが確
認される。
また、全てのコンタクタ15,18,19の投入音が確認された
ときには、アナログ入力テストにより走行用主回路Mの
電圧が測定される。この測定電圧値が予め設定された標
準電圧値に対し、許容誤差範囲内にあるときには、チョ
ッパテストにより走行用主回路Mのチェックが行われ、
容量計49のエラー表示により走行用トランジスタ22また
はトランジスタ駆動回路45の異常が確認される。また、
エラー表示がないときには、CPU27に異常があることが
わかる。
上記した解析テストは、リフトスイッチ36a、ディルト
スイッチ36b等のオン・オフ操作により、予め設定され
たプログラムに従って行われる。よって、車両1とは別
体に設けたアナライザ用の機器を車両1の電気系統の部
位毎に異なるコネクタを介してテストを行う必要がなく
なり、煩雑な作業が回避される。
また、ROM28内に記憶された部位毎の標準データに基づ
いて各種テストが実施される構成としたことにより、チ
ェックが必要なあらゆる電気系の部位のデータをROM28
に格納すれば、各部位をコネクタにて外部に出力した従
来品とは異なり、チェック項目が制限されることはな
い。
さらには、解析テストにおいて、種々のテストの切換や
各テストにおける項目選択に使用されるスイッチ類のテ
ストを序段にて行うため、テストは順調に行われる。
加えて、入力部位のアナログ入力値が容量計にデジタル
表示されるため、実際に入力された数値が確実に認識さ
れる。
そのうえ、フォークリフトに設けられたバッテリ容量計
49を故障部位の表示計として使用したことにより、あら
たに表示部材を設置する必要がなく経済的である。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば、車両が備える
機能によって全電気系部位の異常のチェックが遍く可能
となり、さらにはこの異常解析作業が簡単に行われ得る
という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電気的制御構成を示すブロック図、
第2図(a)は走行用及び荷役用の主回路を示す電気回
路図、第2図(b)は回生回路を示す同じく電気回路
図、第3図はフォークリフトを示す側面図、第4図はバ
ッテリ容量表示計を示す正面図、第5図は自己診断モー
ドを実施するためのフローチャート、第6図(a)〜
(d)は自己診断モード時における主要部位の異常表示
を行う容量計をそれぞれ示す正面図、第7図アナライザ
モード起動時における容量計を示す正面図、第8図
(a)(b)、第9図(a)(b)(c)、第10図
(a)(b)(c)はスタティックテスト時における主
要部位の異常表示を行う容量計をそれぞれ示す正面図、
第11図はスイッチ入力テスト待機表示を行う容量計を示
す正面図、第12図(a)〜(c)はスイッチ入力テスト
時における各種項目における異常表示を行う容量計をそ
れぞれ示す正面図、第13図はアナログモード入力の初期
表示を行う容量計を示す正面図、第14図(a)(b)は
アナログ入力テストにおける項目選択モード表示及び2
進数デジタル表示を行う容量計を示す正面図、第15図は
2進数換算表を示す一部破断正面図、第16図(a)
(b)はアナログ入力テストにおける項目選択モード表
示及びバーグラフ表示を行う容量計を示す正面図、第17
図はバーグラフ換算表を示す正面図、第18図(a)
(b)はコンタクタテスト時において項目選択を示す容
量計の正面図、第19図(a)はチョッパテストの初期表
示を行う容量計を示す正面図、第19図(b)は走行及び
荷役主回路のチョッパテスト選択表示を行う容量計を示
す正面図、第20図は走行主回路のチョッパテストを実施
するためのCPUの動作を示すフローチャート図、第21図
(a)(b)(c)はそれぞれ走行主回路チョッパテス
トのエラー表示及び終了表示を行う容量計の正面図、第
22図(a)(b)(c)はそれぞれ荷役主回路チョッパ
テストのエラー表示及び終了表示を行う容量計の正面
図、第23図は回生回路のチョッパテストを実施するため
のCPUの動作を示すフローチャート図、第24図(a)
(b)(c)はそれぞれ回生回路チョッパテストのエラ
ー表示及び終了表示を行う容量計の正面図である。 自己診断手段及び指示手段及び表示制御手段としてのCP
U27、指示手段としてのROM28、入力手段としての走行ア
クセルセンサ30及び荷役アクセルセンサ31、バッテリ容
量計49、発光部としてのインジケータランプ51〜56、駆
動手段としての荷役用主回路P及び走行用主回路M。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席に設けられた複数個の発光部等から
    なり、その複数個の発光部の発光数に基づいてバッテリ
    の容量を表示するバッテリ容量表示計を設けたバッテリ
    車において、 走行及び荷役のための入力手段、指示手段、駆動手段が
    正常に動作するか否かを予め定めた順序で診断する自己
    診断手段と、 この自己診断手段が異常部位を判断した時、容量表示状
    態にあるバッテリ容量計の複数個の発光部を適宜選択
    し、前記異常部位に対応して表示指示する表示制御手段
    と からなるバッテリ車の自己診断装置。
JP62158500A 1987-06-25 1987-06-25 バッテリ車の自己診断装置 Expired - Lifetime JPH0663926B2 (ja)

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