JPH0662748U - 充電器 - Google Patents

充電器

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Publication number
JPH0662748U
JPH0662748U JP831693U JP831693U JPH0662748U JP H0662748 U JPH0662748 U JP H0662748U JP 831693 U JP831693 U JP 831693U JP 831693 U JP831693 U JP 831693U JP H0662748 U JPH0662748 U JP H0662748U
Authority
JP
Japan
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charging
current
constant
charger
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP831693U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 田中
Original Assignee
日本電池株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0662748U publication Critical patent/JPH0662748U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄電池が過充電となったり熱逸走するおそれ
のない、常に適正な充電が行える充電器を提供する。 【構成】 充電初期は定電流充電を行い、蓄電池の端子
電圧が所定の値に達した時点で定電圧充電に切り換える
蓄電池用定電流／定電圧充電器において、充電が定電圧
充電領域に移行した後、充電電流が増加する場合には、
これを検出して充電初期の定電流充電における電流値よ
りも小さい電流値からなる定電流もしくは準定電流充電
モ−ドに入る機能を備えた充電器。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は定電流／定電圧充電器の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術とその課題】
サイクル用密閉式鉛電池の定電流／定電圧充電器は、通常充電初期（放電が深 い間）は定電流充電領域で充電が進行し、充電が進み充電中の端子電圧が所定の 定電圧値になった時点で、定電圧充電領域に入る。定電圧充電領域においては常 温充電時の充電電流は通常時間の経過とともに低下する（図１のＩa ）。図１は 常温充電時の端子電圧Ｖa と充電電流Ｉa の推移、および高温充電時の端子電圧 Ｖb と充電電流Ｉb の推移を示す。
【０００３】 しかし、昨今密閉電池の使用温度範囲が広がり、５０℃以上でも多く使用され るようになった。このような場合、充電特性は図１のＩb で示すように定電圧領 域に入って充電電流が一度垂下したにもかかわらず、電池温度の上昇等により充 電電流が垂下の途中より増加することがたびたび見受けられる。この場合、蓄池 は過充電となる。密閉鉛電池は、液式とは異なり補水ができないため、過度の過 充電は、電解液中の水を減少させ短寿命の原因となる。また、場合によっては蓄 電池が熱逸走してしまうおそれもあった。しかし、現行充電器はこのような事態 に対処できるようにはなっていない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、充電中の蓄電池の端子電圧が所定の電圧値になった時点から定電圧 充電領域に入る。このことを確認した後、充電電流を一定時間毎に比較し充電電 流が一定値以上の増加を示した場合、初期の定電流値より小さい、０．０１Ｃ〜 ０．１５Ｃに強制的に垂下させ、定電流もしくは準定電流充電に切り換え機能を もたせることにより、充電量を適正な値になるようにせんとするものである。
【０００５】
【作用】
定電圧充電領域において蓄電池の温度上昇等の原因で充電電流がもしも増加傾 向を示すような場合には、充電初期の定電流値よりも小さい電流値の定電流充電 となるので、蓄電池が過充電となったり、熱逸走するおそれはなくなり、常に適 正な充電がなされることになる。
【０００６】
【実施例】
図２は、本考案充電器の一実施例を示すブロック線図である。図において１は 蓄電池、２は電流検出回路、３は電圧検出回路、４は電流比較と制御回路、５は 充電器の主回路、６は遮断器である。
【０００７】 図３は本考案充電器の充電中の端子電圧Ｖと充電電流Ｉの推移を示したもので ある。図においてＩ1 は初期定電流値、Ｉ2 は定電圧充電より切り替わった時の 定電流値である。
【０００８】 蓄電池１には充電器の主回路５より遮断器６と電流検出回路２を介して充電電 流が供給され、当初は定電流充電が行われる。蓄電池の端子電圧が所定の電圧値 に達すればこれを電圧検出回路３で検出し定電圧充電に移行する。その後電流比 較とその制御回路４は、一定時間毎に充電電流を検出し、一定時間毎前後の電流 値を比較し時間経過に対し増加（図３の△Ｉ）が見られたとき、充電制御方式を 過充電にならないような電流Ｉ2 に下げるよう電流比較とその制御回路より充電 器の主回路５に指示し、充電電流をＩ2 に固定する。
【０００９】
【考案の効果】
本考案を実施することにより、高温充電時に頻発していた過充電が改善され、 熱逸走の心配もなくなり、充電量の適正化がはかれた。
【図面の簡単な説明】
【図１】充電時の端子電圧および充電電流の推移を比較
した図
【図２】本考案充電器の一実施例を示すブロック線図
【図３】本考案充電器の充電中の端子電圧と充電電流の
推移を示した図
【符号の説明】
１ 蓄電池 ２ 電流検出回路 ３ 電圧検出回路 ４ 電流比較とその制御回路 ５ 充電器の主回路 ６ 遮断器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 充電初期は定電流充電を行い、蓄電池の
    端子電圧が所定の値に達した時点で定電圧充電に切り換
    える蓄電池用定電流／定電圧充電器において、充電が定
    電圧充電領域に移行した後、充電電流が増加する場合に
    は、これを検出して充電初期の定電流充電における電流
    値よりも小さい電流値からなる定電流もしくは準定電流
    充電モ−ドに入る機能を備えたことを特徴とする充電
    器。
JP831693U 1993-02-05 1993-02-05 充電器 Pending JPH0662748U (ja)

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JPH0662748U true JPH0662748U (ja) 1994-09-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014166058A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Fukoku Industry Kk 熱逸走防止機能付き急速充電装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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