JPH0662718U - ワイヤーハーネス用プロテクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロテクタ本体の汎用性を高めながら車体へ
の取付けスペースの縮小を可能とし、安価で取付け容易
なワイヤーハーネス用プロテクタを提供する。 【構成】 ワイヤーハーネスを抱持するプロテクタ本体
２の各側壁２ｂ及び蓋部３にそれぞれ係合穴５を形成す
ると共に、該係合穴５に係止可能な相関関係にある圧入
突起６をプロテクタ本体２の底壁２ａの外側面に突設
し、複数の前記プロテクタ本体２が互いの係合穴５と圧
入突起６とを係合させることにより、連続的に結合可能
となるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、例えば車両に配索されるワイヤーハーネスを整然と車体に固定する ためのワイヤーハーネス用プロテクタに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、自動車等の車両に電気配線用のワイヤーハーネスを何本も配索する際 には、これらワイヤーハーネスを保護すると共に所定の姿態に保持し、車体の所 定箇所に整然と固定するために、ワイヤーハーネス用プロテクタが用いられてい る。該ワイヤーハーネス用プロテクタは、例えば筒状に形成されたプロテクタ本 体の前部を開閉自在な蓋としてワイヤーハーネスを抱持するものであり、その背 部に車体に対する取付け部材であるクリップ等を一体成形したものである。

【０００３】 ところで、このようなワイヤーハーネスには、車体の同一箇所に複数のワイヤ ーハーネスが近接して配索される場合や、車体の製造工程において予め装着され るメインハーネスにオプション部品の追加などに伴って適宜装着されるオプショ ンハーネスが後から追加配索される場合がある。そして、これら複数のワイヤー ハーネスを例えばメインハーネス用プロテクタやオプションハーネス用プロテク タ等の独立した複数のワイヤーハーネス用プロテクタで車体の同一箇所に別個に 固定しようとすると、設置スペースの面で取付けが非常に面倒になったり、車体 側に複数のワイヤーハーネス用プロテクタを取りつけるための面倒な加工が必要 になると共に、別形状のプロテクタが必要となってコスト上昇を招くという問題 があった。

【０００４】 そこで、実開昭６３−４８５８号や実開平２−３７５１５号公報等に開示され ているワイヤーハーネス用プロテクタのように、メインハーネス用保持部とオプ ションハーネス用保持部とを備えたプロテクタ本体を一体成形し、これを車体に 装着可能としたものが提案されている。 例えば、図８に示したワイヤーハーネス用プロテクタのプロテクタ本体４１は 、メインハーネス４５を保持するメインハーネス用保持部４２と、オプションハ ーネス４６を保持するオプションハーネス用保持部４３とを上下に一体成形し、 かつ背部に取付け部材４７を一体成形している。

【０００５】 即ち、メインハーネス４５にメインハーネス用保持部４２を装着し、該プロテ クタ本体４１の取付け部材４７を車体の所定箇所に取付ければ、車体に対するメ インハーネス４５の装着が完了する。また、オプションハーネス４６を車体に装 着する際には、オプションハーネス用保持部４３のカバー４４を開放してオプシ ョンハーネス４６をオプションハーネス用保持部４３内にセットした後に、カバ ー４４を閉成すれば、オプションハーネス４６がプロテクタ本体４１に保持され て車体パネル４８に対する装着が完了する。

【０００６】 従って、プロテクタ製造用の型が一種類で済むとともに取付け部材４７に対応 する車体側の取付け構造も一つで良く、取付けスペースの縮小を可能とすること ができる。 また、実開昭６３−６９０６５号公報等に開示されているワイヤーハーネス用 プロテクタのように、第１ハーネスを保持する第１ハーネスプロテクタを車体に 取付けると共に、該第１ハーネスプロテクタと第２ハーネスを保持する第２ハー ネスプロテクタとに設けた係合部によって、該第２ハーネスプロテクタを第１ハ ーネスプロテクタに着脱自在に取付けたものなどが提案されている。

【０００７】 即ち、第２ハーネスプロテクタは第１ハーネスプロテクタを介して間接的に車 体に取付けられるので、車体側には第１ハーネスプロテクタのみを取付けるため の構造を設ければ良く、取付けスペースの制約は少なくなる。

【０００８】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、図８に示したメインハーネス用保持部４２とオプションハーネ ス用保持部４３とを備えたプロテクタ本体４１を一体成形したワイヤーハーネス 用プロテクタの場合、一本のメインハーネス４５には一本のオプションハーネス ４６しか装着できず、オプションハーネス４６の回路数も限定される。また、プ ロテクタ本体４１に一体成形される取付け部材４７の形成位置により、該プロテ クタ本体４１の車体取付け方向が規制され、設置箇所が制約される。更に、予め オプションハーネス用保持部４３が一体に形成されてしまうので、オプションハ ーネス４６が後から追加配索されない場合には、該オプションハーネス用保持部 ４３が全く無駄な部分となってしまう。

【０００９】 又、第２ハーネスプロテクタを第１ハーネスプロテクタに着脱自在に取付けた ワイヤーハーネス用プロテクタの場合にも、予め第１ハーネスプロテクタに複数 の係合部分が設けられていなければ一本のオプションハーネスしか装着できず、 更にオプションハーネスの回路数に応じて異なる大きさの第２ハーネスプロテク タを用意する必要がある。また、第１ハーネスプロテクタに設けられる係合部分 の形成位置により、第２ハーネスプロテクタの取付け位置が規定されるので、第 ２ハーネスプロテクタを取付けた後のプロテクタ形状が特定され、車体の設置箇 所が制約される。

【００１０】 即ち、上述の如き特殊な形状をもったワイヤーハーネス用プロテクタは、汎用 性に乏しく、車体への取付け位置やワイヤーハーネスの回路数等により形状の異 なる複数のプロテクタ本体が必要となるので、部品点数の削減が困難であるとい った問題がある。 従って、本考案の目的は上記課題を解消することに係り、プロテクタ本体の汎 用性を高めながら車体への取付けスペースの縮小を可能とし、安価で取付け容易 なワイヤーハーネス用プロテクタを提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】

本考案の上記目的は、ワイヤーハーネスを被覆保護するワイヤーハーネス用プ ロテクタにおいて、ワイヤーハーネスを抱持するプロテクタ本体が互いに係止可 能な相関関係にある少なくとも一つの第１係合部と第２係合部とをそれぞれ有し 、複数の前記プロテクタ本体が互いの第１係合部と第２係合部とを係合させるこ とにより連続的に結合可能であることを特徴とするワイヤーハーネス用プロテク タにより達成される。

【００１２】 尚、上記の如き第１係合部及び第２係合部としては、圧入突起と係合穴、弾性 突起と係合穴、スライドロックとブラケット等の係合手段を用いることができる 。

【００１３】

【作用】

上記構成によれば、車体等の被固定部に前記第１係合部又は前記第２係合部の 何れか一つに対応する係合部を設けるだけで、被固定部に複数のプロテクタ本体 を固定することができる。また、例えば前記第１係合部をプロテクタ本体に複数 個設けた場合には、前記第２係合部を任意の第１係合部に係合させることができ るので、連続的に結合される複数のプロテクタ本体による結合状態を任意に変え ることができる。

【００１４】

【実施例】

以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例を詳細に説明する。 図１は本考案に基づくワイヤーハーネス用プロテクタ１の部分破断斜視図であ り、図２はワイヤーハーネス用プロテクタ１の横断面図である。 ワイヤーハーネス用プロテクタ１は、合成樹脂などで断面コ字形状に形成され たプロテクタ本体２と、該プロテクタ本体２の一つの側壁２ｂとヒンジ部４を介 して連設され、プロテクタ本体２と共に断面矩形状の筒状部材を構成してワイヤ ーハーネスを抱持する蓋部３とから成る。

【００１５】 前記プロテクタ本体２の各側壁２ｂ，２ｂ及び蓋部３には、第１係合部である 係合穴５が長手方向に所定間隔を以てそれぞれ一対づつ形成されている。また、 前記プロテクタ本体２における底壁２ａの外側面には、一対の圧入突起６が対を 成す前記係合穴５の間隔と同間隔を以て突設されている。該圧入突起６は、前記 係合穴５に係止可能な相関関係にある第２係合部であり、他のプロテクタ本体２ の係合穴５に圧入係止可能であると共に、車体の所定箇所に設けた係合穴に圧入 固定可能である。尚、前記各側壁２ｂ，２ｂに形成された係合穴５と前記蓋部３ に形成された係合穴５とは互いに長手方向へオフセットされ、これら係合穴５に それぞれ前記圧入突起６が同時に圧入された際に、各圧入突起６がプロテクタ本 体２内で互いに干渉するのを防止するように構成されているが、本願考案はこれ に限定されるものではない。

【００１６】 そこで、図２に示すように、例えばプロテクタ本体２内にメインハーネス７を セットした後に、蓋部３を閉成して該プロテクタ本体２の圧入突起６を車体パネ ル９の所定箇所に設けた係合穴１０に圧入すれば、ワイヤーハーネス用プロテク タ１は車体に固定される。 また、図３に示すように、それぞれプロテクタ本体２内にメインハーネス７又 はオプションハーネス８をセットした２個のワイヤーハーネス用プロテクタ１は 、一方のワイヤーハーネス用プロテクタ１の圧入突起６を他方のワイヤーハーネ ス用プロテクタ１の係合穴５に圧入することにより、互いに係止され一体的に固 定される。

【００１７】 従って、製造工程において、車両に電気配線用のワイヤーハーネスを配索する 際には、予めメインハーネス７に装着されたワイヤーハーネス用プロテクタ１の 圧入突起６を、車体パネル９の所定箇所に設けた係合穴１０に圧入することによ り、メインハーネス７を保護すると共に所定の姿態に保持し、車体の所定箇所に 整然と固定することができる。

【００１８】 また、オプション部品の追加がある場合、オプションハーネス８に別のワイヤ ーハーネス用プロテクタ１を装着した後、該ワイヤーハーネス用プロテクタ１の 圧入突起６を、既に車体パネル９に固定されたワイヤーハーネス用プロテクタ１ の係合穴５に圧入することにより、オプションハーネス８は車体パネル９に対す る装着が完了する。

【００１９】 このように、ワイヤーハーネス用プロテクタ１は、すべて同一形状である複数 のプロテクタ本体２が互いの第１係合部である係合穴５と第２係合部である圧入 突起６とを係合させることにより連続的に結合可能であるので、車体パネル９に 固定された一つのワイヤーハーネス用プロテクタ１を介して、一本のメインハー ネス７に対して多数のオプションハーネス８を装着することができる。又、メイ ンハーネス７及びオプションハーネス８の回路数が多い際にはワイヤーハーネス 用プロテクタ１を増設することにより容易に収容スペースを増やすことができる と共に、オプションハーネス８を追加配索しない場合にはワイヤーハーネス用プ ロテクタ１を増設しなければ良いので、該ワイヤーハーネス用プロテクタ１には 無駄な部分が生じない。

【００２０】 更に、上記実施例のワイヤーハーネス用プロテクタ１の様に、プロテクタ本体 ２の各側壁２ｂ，２ｂ及び蓋部３にそれぞれ一対の係合穴５を形成し、第１係合 部を三箇所に設けた場合には、他のワイヤーハーネス用プロテクタ１の第２係合 部である一対の圧入突起６を三対の係合穴５の内の任意の係合穴５に圧入するこ とができるので、連続的に結合される複数のワイヤーハーネス用プロテクタ１の 結合状態を任意に変えることができる。

【００２１】 即ち、例えば図４に示すように、屈曲した車体パネル９の隅に形成した一対の 係合穴１０にメインハーネス７を収容したワイヤーハーネス用プロテクタ１の圧 入突起６を圧入して該ワイヤーハーネス用プロテクタ１を車体パネル９に固定し た後、オプションハーネス８を収容した他のワイヤーハーネス用プロテクタ１を それぞれ直列に接続したり、或いは図５に示すように、屈曲した車体パネル９の 角部に形成した一対の係合穴１０にメインハーネス７を収容したワイヤーハーネ ス用プロテクタ１の圧入突起６を圧入して該ワイヤーハーネス用プロテクタ１を 車体パネル９に固定した後、オプションハーネス８を収容した他のワイヤーハー ネス用プロテクタ１をそれぞれ車体パネル９の角部に沿って鍵の手状に接続した りすることが可能となり、複数のワイヤーハーネス用プロテクタ１を最適な結合 状態に適宜結合させることができるので、これらワイヤーハーネス用プロテクタ １を車体に固定する際の専有スペースを最小限に抑えることができる。

【００２２】 そこで、車体への取付け位置やワイヤーハーネスの回路数等によって形状の異 なる複数のワイヤーハーネス用プロテクタを必要とすることがなく、同一形状の ワイヤーハーネス用プロテクタ１であらゆるワイヤーハーネスの装着状態にも対 応することができるので、製造用の型が一種類で済み、部品点数の削減が容易で ある。従って、ワイヤーハーネス用プロテクタ１は、汎用性を高めながら車体へ の取付けスペースの縮小を可能とし、安価で取付け容易とすることができる。

【００２３】 尚、上記実施例においては、プロテクタ本体２が互いに係止可能な相関関係に ある第１係合部及び第２係合部として、係合穴５と圧入突起６とを用いたが、本 考案はこれに限定されるものではなく、公知の種々の係合手段を用いることがで きる。 例えば、図６に示した本考案の他の実施例に基づくワイヤーハーネス用プロテ クタ２１は、前記ワイヤーハーネス用プロテクタ１とほぼ同様の断面コ字形状に 形成されたプロテクタ本体２２と、該プロテクタ本体２２と共に断面矩形状の筒 状部材を構成してワイヤーハーネスを抱持する蓋部２３とから成る。

【００２４】 前記プロテクタ本体２２の各側壁２２ｂ，２２ｂ及び蓋部２３の外側面には第 １係合部であるブラケット２５が配設されており、その底壁２２ａの外側面には 前記ブラケット２５に嵌入するスライドロック２６が突設されている。該スライ ドロック２６は、前記ブラケット２５に係止可能な相関関係にある第２係合部で あり、他のプロテクタ本体２２のブラケット２５に嵌合係止可能であると共に、 車体の所定箇所に設けたブラケットに嵌合固定可能である。

【００２５】 そこで、例えばプロテクタ本体２２内にメインハーネス７をセットした後に、 蓋部２３を閉成して該プロテクタ本体２２のスライドロック２６を図示しない車 体パネルの所定箇所に設けたスライドロックに嵌入すれば、ワイヤーハーネス用 プロテクタ２１は車体に固定される。 また、図６に示すように、それぞれプロテクタ本体２２内にメインハーネス７ 又はオプションハーネス８をセットした２個のワイヤーハーネス用プロテクタ２ １は、一方のワイヤーハーネス用プロテクタ２１のスライドロック２６を他方の ワイヤーハーネス用プロテクタ２１のブラケット２５に嵌入することにより、互 いに係止され一体的に固定される。

【００２６】 従って、前記ワイヤーハーネス用プロテクタ２１は、上記実施例のワイヤーハ ーネス用プロテクタ１と同様に、連続的に結合される複数のワイヤーハーネス用 プロテクタ２１の結合状態を任意に変えることができ、汎用性を高めながら車体 への取付けスペースの縮小を可能とし、安価で取付け容易とすることができる。 又、図７に示した本考案の他の実施例に基づくワイヤーハーネス用プロテクタ ３１は、断面コ字形状に形成されたプロテクタ本体３２と、該プロテクタ本体３ ２と共に断面矩形状の筒状部材を構成してワイヤーハーネスを抱持する蓋部３３ とから成る。

【００２７】 前記プロテクタ本体３２の各側壁３２ｂ，３２ｂ及び蓋部３３には第１係合部 である矩形状の係合穴３５が形成されており、その底壁３２ａの外側面には前記 係合穴３５に係合する弾性突起であるファスナ３６が突設されている。該ファス ナ３６は、前記係合穴３５に係止可能な相関関係にある第２係合部であり、他の プロテクタ本体３２の係合穴３５に係止可能であると共に、車体の所定箇所に設 けた矩形状の係合穴に係合固定可能である。

【００２８】 従って、ワイヤーハーネス用プロテクタ３１も、上記各実施例のワイヤーハー ネス用プロテクタ１，２１と同様に、連続的に結合される複数のワイヤーハーネ ス用プロテクタ３１の結合状態を任意に変えることができ、汎用性を高めながら 車体への取付けスペースの縮小を可能とし、安価で取付け容易とすることができ る。

【００２９】 更に、上記各実施例におけるプロテクタ本体２，２２，３２は、それぞれ断面 形状が矩形の筒状部材として構成されているが、本考案はこれらの形状に限定さ れるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であることは勿論 であり、断面形状が多角形、円形又は楕円形等の筒状部材となるように構成され たものでも良い。又、プロテクタ本体を断面略Ｕ字形状の樋状に形成し、適宜設 けた押さえ部材によりワイヤーハーネスをプロテクタ本体内に収納可能としたプ ロテクタ本体の側壁と底壁に、互いに係止可能な相関関係にある少なくとも一つ の第１係合部と第２係合部とを設けたものでも良い。

【００３０】 また、第１係合部と第２係合部の数やその組み合わせも、それぞれ適宜変更可 能であることは言うまでもない。

【００３１】

【考案の効果】

本考案によれば、ワイヤーハーネス用プロテクタは、車体等の被固定部に第１ 係合部又は第２係合部の何れか一つに対応する係合部を設けるだけで、被固定部 に複数のプロテクタ本体を固定することができる。また、例えば前記第１係合部 をプロテクタ本体に複数個設けた場合には、前記第２係合部を任意の第１係合部 に係合させることができるので、連続的に結合される複数のプロテクタ本体によ る結合状態を任意に変えることができる。

【００３２】 そこで、車体への取付け位置やワイヤーハーネスの回路数等によって形状の異 なる複数のワイヤーハーネス用プロテクタを必要とすることがなく、同一形状の ワイヤーハーネス用プロテクタであらゆるワイヤーハーネスの装着状態にも対応 することができるので、製造用の型が一種類で済み、部品点数の削減が容易であ る。

【００３３】 従って、プロテクタ本体の汎用性を高めながら車体への取付けスペースの縮小 を可能とし、安価で取付け容易なワイヤーハーネス用プロテクタを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例に基づくワイヤーハーネス用
プロテクタの部分破断斜視図である。

【図２】図１に示したワイヤーハーネス用プロテクタの
固定状態を示す横断面である。

【図３】図１に示した複数のワイヤーハーネス用プロテ
クタを一体的に固定した状態を示す全体斜視図である。

【図４】図１に示した複数のワイヤーハーネス用プロテ
クタを連続的に結合し、車体に固定した一例を示す部分
断面図である。

【図５】図１に示した複数のワイヤーハーネス用プロテ
クタを連続的に結合し、車体に固定した一例を示す部分
断面図である。

【図６】本考案の他の実施例に基づくワイヤーハーネス
用プロテクタを示す全体斜視図である。

【図７】本考案の他の実施例に基づくワイヤーハーネス
用プロテクタを示す全体斜視図である。

【図８】従来のワイヤーハーネス用プロテクタの構成を
示す部分断面図である。

【符号の説明】

１ ワイヤーハーネス用プロテクタ ２ プロテクタ本体 ２ａ 底壁 ２ｂ 側壁 ３ 蓋部 ４ ヒンジ部 ５ 係合穴 ６ 圧入突起 ７ メインハーネス ８ オプションハーネス ９ 車体パネル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ワイヤーハーネスを被覆保護するワイヤ
   ーハーネス用プロテクタにおいて、ワイヤーハーネスを
   抱持するプロテクタ本体が互いに係止可能な相関関係に
   ある少なくとも一つの第１係合部と第２係合部とをそれ
   ぞれ有し、複数の前記プロテクタ本体が互いの第１係合
   部と第２係合部とを係合させることにより連続的に結合
   可能であることを特徴とするワイヤーハーネス用プロテ
   クタ。