JPH0662483B2 - 1―オキソ―1,2,3,4―テトラハイドロナフタレンの製造方法 - Google Patents

1―オキソ―1,2,3,4―テトラハイドロナフタレンの製造方法

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JPH0662483B2
JPH0662483B2 JP2341181A JP34118190A JPH0662483B2 JP H0662483 B2 JPH0662483 B2 JP H0662483B2 JP 2341181 A JP2341181 A JP 2341181A JP 34118190 A JP34118190 A JP 34118190A JP H0662483 B2 JPH0662483 B2 JP H0662483B2
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oxo
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明宰 崔
奎完 李
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/16Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
    • B01J23/24Chromium, molybdenum or tungsten
    • B01J23/26Chromium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/27Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation
    • C07C45/32Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はクロム系触媒を利用して1−オキソ−1,2,
3,4−テトラハイドロナフタレンを製造する方法に関
し、より詳しくはクロム系触媒を使用してテトラリンの
液状酸化反応を経た後、高い選択性と高収率でα−ナフ
トールの前驅物質である次の構造式(I)で表示される
1−オキソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレ
ンを製造する方法に関するものである。
従来の技術 一般に1−オキソ−1,2,3,4−テトラハイドロナ
フタレン(α−テトラロンとも言う)は農薬、医薬、染
料及び種々の精密化学薬品の中間体として長らく広範囲
に使用されている次の構造式(A)で表示されるα−ナ
フトールの前駆物質として知られている。
従来にもベンゼン鎖に4個の比較的弱いC−H結合を持
つ下記の構造式(II)のテトラリンを無溶媒又は溶媒を
使用して分子状酸素を酸化剤として利用し、金属イオン
触媒上で液状酸化反応を経てα位置のみを酸化されたα
−テトラリルハイドロパーオキサイド,α−テトラロン
及びα−テトラロール(α-tetraolo)を製造する反応
がずっと以前から良く知られている。
即ち、α−テトラロンは、テトラリンを酸化して高選択
率でα−テトラリンハイドロパーオキサイドを合成した
後、金属イオン触媒上で過酸化物を分解することにより
得る方法があり(日本特開昭54−10248号)、ま
た、溶解性クロム塩又はコバルト塩とピリジン類又はア
ミン類を触媒としてテトラリンを液状酸化することによ
り直接α−テトラロンを合成する方法等が、知られてい
る(アメリカ特許第3404183号,日本特開昭49
−135958,50−112347及び51−486
43号等)。
しかし、過酸化物を製造した後、これを分解してα−テ
トラロンを得る方法では、熱安定性が非常に低い化合物
の処理と高濃度過酸化物の取り扱いの安定性を勘みて低
い転換率で反応させなければならず、また過酸化物の濃
度を低く維持するために低い反応速度で操業するため反
応時間が長くなる欠点があった。
又、コバルト塩等を使用した直接酸化法によるα−テト
ラロン製造法では、生成された過酸化物の分解速度が、
コバルト触媒によって増加し、副産物として生成するα
−テトラロール(α−tetralol )の濃度が高まるの
で、必要とするケトンの選択性が、落ちる。
もっとも、副産物として生成されるα−テトラロールは
目的の生成物であるα−テトラロン(tetralone )と同
様の蒸気圧を維持する温度が、2−3℃しか差が生じな
いので、これを分離させるための運転設計費等の投資費
が非常に高くなり、問題点として指摘されている。
従って、α−テトラロールが5−10%程度含有されて
いるα−テトラロン溜分を脱水反応の原料として使用す
るが、この時α−テトラロンは脱水素反応速度が早いの
で1,2−ジヒドロナフタレンになった後、もっと脱水
反応が進んでナフタレンに転換される。しかし、ナフタ
レンはよく知られているように昇華性があり、その毒性
を利用して殺虫剤に使用する化合物として触媒上脱水素
反応で触媒表面及び気孔に吸着され、触媒の活性を低下
させる問題点がある。
特に、コバルト塩の代りにクロム塩を使用する場合、コ
バルト系触媒に比べてα−テトラロールに対するα−テ
トラロンの割合は大きく増加するが、ピリジン系の溶媒
を多量使用しなければならないため、ピリジンの安定
性、高価、低反応速度及び回収効率の側面から工程の経
済性が低いと評価されている。
又、ピリジン塩を触媒として使用し、熔媒を使用しない
液状酸化反応でもα−テトラルハイドロパーオキサイド
濃度が高く現われるため、前者の場合と同じく反応の調
節及び安定性の側面で不利な方法と言える。
一方、溶解性クロム塩又は、コバルト塩をジチルホルム
アミド(DMF),ジメチルアセトアミド(DMA),
ジエチルアセトアミド(DEA)等のN,N−ジアルキ
ルカルボン酸アミドに溶解させた触媒系でテトラリンを
酸化させ、高い選択性でα−テトラロンを合成すること
ができる方法が発表された(日本特開昭54−1495
0号)。この方法では溶媒を使用することによって金属
塩を溶解させ均一状溶液を得ることができ、生成する過
酸化物の濃度を低くすることによって安全な濃度範囲を
維持し、過酸化物の分解反応を促進して生成物の収率を
増加させることができると記述されている。
ここで、触媒作用をする可溶性金属塩は醋酸塩、プロピ
オン酸塩、ステアリン酸塩及びナフテン酸塩等を溶解性
コバルト又はクロム塩の状態で使用するもので、すべて
の場合、約30%の転換率を持ち、これはN,N−ジア
ルキルカルボン酸アミドをバイデンテート配位子(biden
tdate ligand) として使用したクロム及びコバルトの醋
物(complex) 形成されることにより、触媒としての活性
が現われるものと推測されている。しかし、この方法に
よる場合、副産物の濃度が高くなるため収率が低いとい
う問題点があった。
その他、アメリカ特許第3422147号では両側性リ
ガンド(diphyllic ligind)を使用した8族貴金属の錯物
を触媒として使用する技術が知られており、日本特開昭
50−58044号及び50−112347号等には各
々ルチジン (lutidune)をリガンドで使用したクロム酸
錯体又は、有機酸クロム塩とピリジン誘導体の錯物等を
触媒として利用する技術が知られており、日本特開昭6
0−19744号等ではクロムアセチルアセトネートを
使用する技術も知られているが、これらの方法がいずれ
もその収率が、25.1〜33.4%と低いという問題
点があった。
発明が解決しようとする課題 従って、本発明は、上記のような従来の方法を改善し
て、テトラリンの液状酸化反応によりα−ナフトールの
前驅物質であるα−テトラロンを高い選択率で合成し
て、より経済的な方法と高収率で製造するための改良さ
れた方法を提供するのにその目的がある。
課題を解決するための手段 以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は金属触媒を利用してテトラリンから1−オキソ
−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレン(α−テ
トラロン)を製造するに於いて、酸化クロム(VI)(hex
valent chromium oxide) をN,N−ジアルキルカルボ
ン酸アミドに溶解させて均一状触媒を製造し、この触媒
を利用して気泡塔反応器でテトラリンを酸化反応させて
製造することをその特徴とする。
この時、使用されるN,N−ジアルキルカルボン酸アミ
ドとしては、N,N−ジメチルホルムアマイド、N,N
−ジメチルアセトアマイド又はN,N−ジエチルホルム
アマイドを使用し、その使用量は上記酸化クロム(VI)
に対して40〜60倍の容積で使用するのが望ましい。
又、本発明は、金属触媒を利用してテトラリンからα−
テトラロンを製造するに於いて、シリカを担体として酸
化クロム(VI)を浸漬させた固体触媒をN,N−ジアル
キルカルボン酸アミドに分散させた不均一状触媒を使用
して気泡塔反応器内でテトラリンを酸化反応させて製造
することもできる。この場合の固体触媒は、45〜15
0μmの粒子大きさを持ち、クロムを0.01〜1重量
%含有するようにする。
又、上記の均一状触媒を利用して得られた酸化反応混合
物から回収した40μm未満の不溶性物質を使用してテ
トラリンを気泡塔反応器で酸化反応させてもα−テトラ
ロンを製造することができる。
このような本発明を詳細に説明すると次のようである。
本発明は酸化クロム(VI)を、リガンドとして使用する
N,N−ジアルキルカルボン酸アミド類に直接溶解させ
て均一(homogenous)状の触媒として作用させるか、シリ
カを担体として酸化クロム(VI)を担止(loading) させ
た触媒をN,N−ジアルキルカルボン酸アミド類に分散
させ不均一(heterogenous)触媒として作用させた後、こ
れを第1図に示した工程中の気泡塔反応器でテトラリン
と液状酸化反応をさせることにより、従来の方法に比べ
てもっと優れた反応性を発揮することができる。
特に、ここで使用した触媒上で副生成物であるα−テト
ラロールに対するα−テトラロンのモル比は40〜60
であり、従来クロム醋酸塩錯物触媒を使用した場合に得
られる13〜30のモル比率に比べて、効果が大いに向
上された結果を得ることができる。
本発明によると一般的には酸化クロム(VI)を直接ジメ
チルアセトアマイドに溶解する場合、酸化力が強い酸化
クロム(VI)から酸素が発生して発熱及び火焔が起るこ
とになり、この場合、これに対する安全操業側面での標
準の配合比(standard mixing ratio) を求めるために種
々の実験を行った結果、酸化クロム(VI)の吸湿性が強
いので大気中に放置した後はジメチルアセトアマイドに
溶解させても発熱及び火焔等の現象が現われなく、酸化
反応性も低下することが分かった。
従って、酸化クロム(VI)は粉末化した直後、溶媒に溶
解しなければならないし、その割合は酸化クロム(VI)
に対して30〜100倍の容積比で、望ましくは40〜
60倍の容積比で可能になり、特に45〜47倍の容積
比でN,N−ジアルキルカルボン酸アミド類を使用する
のが最も安全である。
即ち、本発明による触媒を利用したα−テトラロンの製
造方法では、上記した如く、α−テトラロールに対する
α−テトラロンの割合いが40〜60で、副産物の生成
が非常に少なく、同時に転換率は40〜50%、収率は
38.4〜46.5%、そしてα−テトラロンに対する
選択性は93〜96%であり、従来報告されていた27
〜38%の転換率、25.1〜33.4%の収率及びα
−テトラロンに対する選択率88〜93%に比べて大き
く向上する活性効果を見せた。
このような反応性の結果は内部定量法によってキャピラ
リカムを使用したガスクロマトグラフィーによって反復
分析して各成分の濃度を定量的に求めた結果で、実際n
−ヘキサン及びエチルアセテートの混合溶媒を展開溶媒
として使用し、カラムクロマトグラフィーによって各成
分を分離、定量し、又還流比を調節可能な真空蒸溜装置
を利用して各々の成分を分離して重さを測定して確認し
た。
このような本発明に使用した触媒系は均一状の触媒で、
酸化クロム(VI)をリガンド及び溶媒として使用したジ
メチルアセトアマイドに溶解して製造され、選択性が高
く、転換率が高く、転換率が、従来の触媒使用に比べて
13〜23%以上増加するという優れた効果を得ること
ができた。
一方、溶解性触媒を利用した酸化反応では反応が進むに
つれて微細粒子が析出し、反応物が懸濁する現象が現わ
れる。
この物質を長時間放置させた後分離して物性を測定した
結果は次の表1のとおりであり、平均粒度が50μm未
満の非常に小さい粉末であり、酸又はアルカリ等に対す
る溶解度も非常に低く、特に有機溶媒及び水溶液等には
全く溶解度が無い物性を持っている不溶性物質である。
従って、このようにして得た反混合物中で約0.3重量
%含有している不溶性物質を分離して均一状の触媒を使
用する方法で酸化反応させてもα−テトラロンを製造す
ることができるが、この不溶性物質は反応後酸化反応混
合物から回収率が95%以上でほとんど回収され再使用
が可能であり、反応性の面からも4回まで反復、回収し
て使用した場合にも触媒の活性を現わした。
このような結果から類似の商業化触媒の中、改善された
フィリップス(Phillips)触媒を応用してテトラリンの不
均一触媒の液状酸化反応での活性も研究したところ、不
均一状の触媒倍としての活性効果を得るための目的でエ
チレンの液状スラリ重合用触媒等による活性を表わす担
止(loading)されたクロム酸化物(supported chromium o
xide) を物性によってN,N−ジアルキルカルボン酸ア
ミド類に分散させて利用した結果も触媒の活性を現わす
ことが分かった。
この時N原子に付加されたアルキル基は全てメチルであ
り、カルボニル置換基には水素、メチル又はエチル基等
が可能であった。特にジメチルアセトアマイドを使用す
ればジメチルホルムアマイドに比べて顕著に増加した活
性効果を現わす。
ここで使用した不均一状の触媒としての担体(suppor
t)作用をした固体粒子は従来のフィリップス触媒から
改善されたもので、45−150μmの粒子の大きさと
1重量%未満のクロムが含有されており、既存のフィリ
ップス触媒より粒度が小さく、クロム量が低いのが特徴
である。
こうした本発明による触媒は、それ自体としては活性を
見せなかったが、N,N−ジアルキルカルボン酸アミド
類を配位子として適当量使用すれば上記のような高活性
を現わすようになる。この時リガンドとしては、R
ONRの一般式を持つN,N−ジアルキルカルボ
ン酸アミド中でR及びRはすべてメチル基であり、
はH,メチル,エチル等であるものを使用した。
この結果から、RがHであるジメチルホルムアマイド
に比べて、メチル基が使用されたジメチルアセトアマイ
ドの場合、電子供与能力が大きいので反応機構上でパー
オキシラジカル、クロムイオン及びジメチルアセトアマ
イドからなる錯物の活性を増加させる結果を招き、α−
テトラロンラジカル中間体を経ることなく直接α−テト
ラロンを生成するものと思われる。
もっとも、ジメチルホルムアマイド又はジメチルアセト
アマイド等のN,N−ジアルキルカルボン酸アミドを溶
媒に使用した場合、酢酸を溶媒に使用した場合に比べて
反応速度が遅れて選択性が大いに増加するのが知られて
いる。
これは、N,N−ジアルキルカルボン酸アミド類が、H
O,RCOO−及びRCOOHリガンド(Rは、H,
CH又はCを示す)に比べてクロムイオンと強
い配位結合をなして生成された過酸化物とN,N−ジア
ルキルカルボン酸アミド類との交換反応をむつかしくす
るためであり、そのためα−テトラロンの選択性を増加
させることになる。
又、本発明の方法ではアルキル基の電子供与度によって
反応性が増加する影響を示したが、ジエチルアセトアマ
イドの価格が、ジメチルアセトアマイドに比べて少なく
とも3倍以上であることから経済的にはジメチルアセト
アマイドを溶媒及びリガンドとして使用するのが望まし
い。
しかし、酸化クロムは上記のように酸化クロム(VI)を
溶媒に溶解して使用するか、表面積と気孔の大きさ等の
物理的物性が互いにちがう本発明により改善されたフィ
リプス触媒を溶媒に分散して使用すると気−液均一状又
は、気−液−固の三状不均一状反応で高い活性を得るこ
とができる。
本発明で使用した触媒類の各担体(support) に対する物
理、化学的性質と代表的活性は次の表2に示した。
一方、本発明で酸化反応の温度は70−110℃範囲に
し、使用した反応器での気体滞留量を一定に維持するた
めの空気注入速度で酸化反応を進めたが、この時、気泡
塔反応器は長さ313.5mmで直径に比べて11倍の寸
法であり、注入される空気の線速度による気泡の沸騰を
止めるため気泡除去器を取り付けた。
特に、酸化気体として使用した空気の注入とテトラリン
溶液での酸素気泡の物質伝達効果を増進させるために、
50メッシュ(0.298mm)のガラスの気体分散板を
通って気体を注入した。その結果、反応温度は90±1
℃で反応効率の極大化ができ、気体の注入速度は使用し
た反応器で気体滞留量を一定に反応させるために700
±10cc/分で維持しながら本発明の触媒を使用し
た。
特に、気泡塔反応器の上端に注入気体と共に飛沫同伴す
る反応物と生成物の損失を止めるために冷却器を3段並
列で組み立てて使用したが、このような条件の気泡反応
器を使用し、前に述べた温度及び気体注入速度で本発明
による触媒に対するテトラリンの酸化反応を時間によっ
て測定した結果、触媒によって酸素の吸収速度句配のか
たむきは多少差があり、すべて一定の誘導期間の後に増
加した後、さらに減少する傾向を示した。
この結果は酸化反応物中の過酸化物濃度勾配、転換率及
びα−テトラロンの選択率とよく一致し、反応進行速度
を予測することができた。
以下、本発明を添付第1図の工程図で説明すると次のよ
うである。
第1図で貯蔵槽(1)からテトラリンが、ポンプ(5)
によって反応器上端から注入され、同時にあらかじめ調
整された触媒溶液(2)が注入される。そして、酸化気
体である空気と不活性気体である窒素タンク(4)に連
結されている気泡塔反応器(3)に窒素を通過させる。
一方、温度調節装置によって上記の反応温度で維持させ
た後、390分間気−液又は気−液−固の気泡塔反応器
(3)で気体滞留量を維持し、反応を進行させる。この
時、反応中に生成される水は凝縮した後、ディン−スタ
ーク形 (Dean-Stark)水分離器(7)に集められ、注入
する気体によって飛沫される反応混合物の各成分は3段
並列に連結した凝縮器(6)で凝縮循環される。
このように凝縮器(6)を経た気体は酸素濃度測定器
(8)によって反応中に吸収された酸素濃度を測定して
排出される。酸化反応が完了した後、反応物は低沸点物
質用の分別蒸溜装置(9)とケトン、アルコール等の溶
媒蒸溜装置(10)に移送されて未反応物の回収及び生
成物の分離、精製が行なわれている。
上述の如く、本発明によって(VI)を溶媒に溶解して使
用すると高い選択性と高収率でα−ナフトールの前駆物
質であるα−テトラロンを製造することができる。
実施例 以下、本発明を実施例に依拠して詳細に説明するが、本
発明が実施例によって限定されるのではない。
実施例1は均一状の触媒系として気−液酸化反応を例示
したものであり、実施例2〜8は気−液−固の三状スラ
リ反応で各触媒の条件での実施例を示したものである。
実施例 1. 酸化クロム(VI)(hexvalent chromium oxide) 0.1
16gを粉砕して直ちにジメチルアセトアマイド29.
2mlに溶解させて触媒溶液を製造した。50メッシュの
気体分散板が取り付けられており、上端部に気泡除去部
(defomer)がつながり、直径と高さが28.5mm×3
13.5mmである気泡塔反応器に窒素気流を通過させな
がらテトラリン146.4ccを入れた後、あらかじめ
製造されている触媒溶液を加えた。
温度調節器を作動して反応物の温度を90±1℃に維持
した後、窒素気流を酸化気体である空気で交換し毎分7
00±10ccの速度で空気を注入しつづけた。
約10分後、過酸化物が、分解して生成される水がディ
ン−スターク(Dean-stark)水分離器に集り始めこの
時、注入されると空気と一緒に飛沫同伴する反応物は反
応器上端に3段並列に連なっている凝縮器で凝縮循環さ
せた。
排気気体中の酸素濃度はドライアイス(Dry-ice )トラ
ップを通過させた後、酸素分析計(Servomex 570A )に
より測定した。反応物は一定間隔で採取して過酸化物価
をヨード法によって測定し、30m×0.32mmのSP
G−2キャピラリカラムで分析した。
390分経過した後、酸化反応物は褐色の低粘性液体で
あり、これを直ちに冷却させてテフロンピストンポンプ
によって反応器から回収した。ヨード滴定法による過酸
化物の濃度及びキャピラリG.C.で分析された各成分
の濃度を測定し、これから計算された転換率は39.2
%、α−テトラロンに対する選択率は96.1%であっ
た(収率37.7%) 実施例 2 上記実施例1と同じ装置と方法を利用して実施するが、
先ず表面積321m2/g、気孔かさ(pore size)1.
10ml/g、粒度45−150μmのクロム/シリカ触
媒(D)を担体(support)として使用し、これをDM
A29.2ccに分散させた触媒溶液を調製した。
気泡塔反応器に窒素気流を通過させながらテトラリン1
46.4mlを注入した後、触媒溶液を加えた後、上記実
施例1で記述したのと同じ方法で実施してうすい黄色の
酸化反応物を得て触媒は過して回収した。酸化反応物
の過酸化物価とキャピラルG.C.から測定、計算され
た転換率は49.5%、α−テトラロンに対する選択率
は96.8%であった。(収率47.9%) 実施例 3 上記実施例1と同じ装置と方法で実施するが、先ず表面
積333m2/g、気孔かさ2.03ml/g、粒度45−
150μmのクロム/シリカ触媒(B)をDMA29.
2mlに分散させた触媒溶液を調製し、上記実施例1と2
で記述したのと同じ原料等の濃度及び条件で実施してう
すい黄色の酸化反応物を得た。
測定計算された転換率は40.9%、α−テトラロンに
対する選択率は96.2%であった。(収率39.3
%) 実施例 4 上記実施例1と同じ装置と方法で実施するが、先ず表面
積309m2/g、気孔かさ1.95ml/g、粒度45−
150μmのクロム/シリカ触媒(C)をDMA29.
2mlに分散させた触媒溶液を調製した。これを上記実施
例2で記述したのと同じ方法で反応させうすい黄色の酸
化反応混合物を得た。
これより測定計算した転換率は39.6%、α−テトラ
ロンに対する選択率は95..3%であった。(収率3
7.7%) 実施例 5 上記実施例1と同じ装置と方法で実施するが、先ず表面
積373m2/g、気孔嵩2.56ml/g、粒度45−1
50μmのクロム/シリカ触媒(A)を担体として使用
し、DMA29.2mlに分散させた触媒溶液を調製し
た。これを上記実施例2の場合と同じく反応させてうす
い黄色の液体を生成物として得た。
酸化反応物を分析して測定計算した転換率は39.6
%、α−テトラロンに対する選択率は95.2%であっ
た。(収率37.7%) 実施例 6 上記実施例1と同じ装置と方法で実施するが、先ず酸化
クロム(VI)0.116gを粉砕して直ちにジメチルホ
ルムアマイド29.2mlに溶解して触媒溶液を調製し
た。上記実施例1と同じ方法で実験し、うすい褐色の酸
化反応物を得た。これを分析して測定計算した転換率は
32.8%、α−テトラロンに対する選択率は80.5
%であった。(収率26.4%) 実施例 7 上記実施例1と同じ装置と方法で実施するが、先ず、上
記実施例1で得た酸化反応物から沈澱、回収された黒褐
色の不溶性物質である平均粘度39.5μmの粉末に対
し触媒活性を実験するために均一触媒の場合と同じ割合
で触媒を調製した。
即ち、上記不溶性物質0.116gをジメチルアセトア
マイド29.2ccに入れて分散させた触媒溶液を調製
した。これを用いて前述した方法によって酸化反応を行
ない黒褐色の液体を反応物として得た。
これから分析測定した濃度を利用計算した転換率は2
3.2%、α−テトラロンに対する選択率は95.9%
であった(収率22.2%)。
実施例 8 上記実施例1で回収した不溶性物質0.232gを使用
して上記実施例7と同じ方法で実施した。得られた黒褐
色酸化反応物を分析して濃度測定結果から計算した転換
率は25.3%、α−テトラロンに対する選択率は9
7.1であった(収率24.6%)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によって触媒を使用し芳香族ケト
ンを製造する工程を概略的に表わした図面である。 1……テトラリン貯蔵槽 2……触媒溶液 3……気泡塔反応器 4……窒素タンク 5……ポンプ 6……凝縮器 7……水分離器 8……酸素濃度測定器 9……低沸点物質用分別蒸溜装置 10……溶媒蒸溜装置 11……テトラロン貯蔵槽

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属触媒を利用してテトラリンから1−オ
    キソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレンを製
    造するに於いて、酸化クロム(VI)(hexavalent chromi
    um oxide) をN,N−ジアルキルカルボン酸アミドに溶
    解させて均一状の触媒を製造し、この触媒を利用して気
    泡塔反応器でテトラリンを酸化反応させることを特徴と
    する1−オキソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフ
    タレンの製造方法。
  2. 【請求項2】上記N,N−ジアルキルカルボン酸アミド
    として、N,N−ジメチルホルムアマイド、N,N−ジ
    メチルアセトアマイド又はN,N−ジエチルホルムアマ
    イドを使用することを特徴とする請求項1に記載の1−
    オキソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレンの
    製造方法。
  3. 【請求項3】上記N,N−ジアルキルカルボン酸アミド
    を、上記酸化クロム(VI)に対して40〜60倍の容積
    で使用することを特徴とする請求項1又は2に記載の1
    −オキソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレン
    の製造方法。
  4. 【請求項4】金属触媒を利用してテトラリンから1−オ
    キソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレンを製
    造するに於いて、シリカを担体として酸化クロム(VI)
    を浸漬させた固体触媒をN,N−ジアルキルカルボン酸
    アミドに分散させてできる不均一状の触媒を利用して気
    泡塔反応器内でテトラリンを酸化反応させることを特徴
    とする1−オキソ−1,2,3,4−テトラハイドロナ
    フタレンの製造方法。
  5. 【請求項5】上記固体触媒が、45−150μmの粒子
    の大きさを持つことを特徴とする請求項4に記載の1−
    オキソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレンの
    製造方法。
  6. 【請求項6】上記固体触媒が、クロム0.01〜1重量
    %を含有することを特徴とする請求項4又は5に記載の
    1−オキソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレ
    ンの製造方法。
  7. 【請求項7】金属触媒を利用してテトラリンから1−オ
    キソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレンを製
    造するに於いて、酸化クロム(VI)をN,N−ジアルキ
    ルカルボン酸アミドに溶解させて均一状の触媒を製造
    し、この触媒を利用して得た酸化反応混合物から40μ
    m未満の不溶性物質を回収し、これを使用してテトラリ
    ンを気泡塔反応器で酸化反応させることを特徴とする1
    −オキソ−1,2,3,4−テトラハイドロナフタレン
    の製造方法。
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