JPH0662197A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0662197A
JPH0662197A JP21496292A JP21496292A JPH0662197A JP H0662197 A JPH0662197 A JP H0662197A JP 21496292 A JP21496292 A JP 21496292A JP 21496292 A JP21496292 A JP 21496292A JP H0662197 A JPH0662197 A JP H0662197A
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JP21496292A
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Keizo Baba
圭三 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ファクシミリ装置に関し、代行受
信によってメモリに蓄積された複数のファイルをプロッ
タの使用可能状態で出力する際に、各ファイルの出力開
始までの待ち時間が少なく、メモリのオーバーフロー状
態の解消が迅速に行え、メモリに蓄積された複数のファ
イル内容を迅速に把握できると共に、代行受信ファイル
の出力中に緊急データを直接受信したり、メモリ受信し
た緊急データを受信後ただちにハードコピーできるよう
にすることを目的とする。 【構成】 プロッタ5が使用不可能な状態で代行受信を
行い、受信データをSAFメモリ7に蓄積すると共に、
プロッタ5が使用可能となった場合は、CPU1がRA
M5に記憶されている代行受信ファイルの有無を検索す
る。代行受信ファイルがある場合は、出力ページ数の一
番少ないファイルから順にプロッタ5に出力し、該出力
された代行受信ファイルをSAFメモリ7から消去する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に代行受信機能を有するファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置が多用されてい
るが、通常は相手端末から送られてきた画像データを直
接プロッタに記録出力する直接受信が行われている。し
かし、このプロッタが例えば記録紙切れや記録紙ジャム
などにより使用できない状況下では、受信データが記録
できないため、再度送り直す必要があった。
【0003】そこで、従来は、プロッタが使用不可能な
状況下において受信データを一旦SAFメモリ等の画像
メモリに蓄積し、プロッタが使用可能となった場合に、
蓄積されたデータをプロッタでハードコピーする代行受
信機能を備えたファクシミリ装置があった。この種のフ
ァクシミリ装置としては、例えば、特開平2−1466
8号公報に記載されたものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、プロッタの使
用不可能な状態が長く続いた場合、SAFメモリに多く
の受信データが蓄積される。このため、プロッタが使用
可能状態になった場合は、多くの蓄積データをハードコ
ピーしなくてはならず、ファイルの受信順序によって
はハードコピーの出力開始までに時間がかかり、待ち時
間の長いファイルが生じたり、受信データによりSA
Fメモリがオーバーフローした場合に、これを復帰させ
るまでに時間がかかって、メモリ受信のできない状態が
継続したり、データ受信によってメモリに蓄積された
複数のファイルの内容は、実際にハードコピーしなけれ
ば内容が分からず、内容把握に時間がかかり、代行受
信ファイルの出力中に緊急データを受信しても直接受信
することができず、また、メモリ受信したとしても直ぐ
にハードコピー出力ができないという種々の問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、代行受信によってメモリに蓄積された複
数のファイルをプロッタの使用可能状態で出力する際
に、各ファイルの出力開始までの待ち時間が少なく、メ
モリのオーバーフロー状態の解消が迅速に行え、メモリ
に蓄積された複数のファイル内容を迅速に把握できると
共に、代行受信ファイルの出力中に緊急データを直接受
信したり、メモリ受信した緊急データを受信後ただちに
ハードコピーすることが可能なファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のファクシ
ミリ装置は、受信データをプロッタに直接記録出力でき
ない状況下で受信データ毎のファイルを作成してメモリ
に蓄積し、プロッタが使用可能となった場合に該蓄積デ
ータを記録出力する代行受信機能を備えたファクシミリ
装置において、該各ファイル毎の出力ページ数を検出す
るページ数検出手段が設けられ、プロッタが使用可能と
なった場合に、出力ページ数の少ないファイル順に記録
出力するようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載のファクシミリ装置は、受信
データをプロッタに直接記録出力できない状況下で受信
データ毎のファイルを作成してメモリに蓄積し、プロッ
タが使用可能となった場合に該蓄積データを記録出力す
る代行受信機能を備えたファクシミリ装置において、前
記各ファイル毎のメモリ量を検出するファイル別メモリ
量検出手段と、前記メモリの残容量を検出するメモリ残
容量検出手段と、記録出力を行ったメモリ内のファイル
データを順次消去するファイルデータ消去手段と、が設
けられ、プロッタが使用可能となり、かつメモリ残容量
が一定量以下となった場合は、メモリに蓄積されている
ファイルのメモリ量の多い順に記録出力後、データを消
去するようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載のファクシミリ装置は、受信
データをプロッタに直接記録出力できない状況下で受信
データ毎のファイルを作成してメモリに蓄積し、プロッ
タが使用可能となった場合に該蓄積データを記録出力す
る代行受信機能を備えたファクシミリ装置において、前
記メモリに蓄積された各ファイルの先頭ページのデータ
のみを検索して出力する先頭ページデータ検索出力手段
が設けられ、プロッタが使用可能となった場合に、各フ
ァイルの先頭ページのみを記録出力するようにしたこと
を特徴とする。
【0009】請求項4記載のファクシミリ装置は、受信
データをプロッタに直接記録出力できない状況下で受信
データ毎のファイルを作成してメモリに蓄積し、プロッ
タが使用可能となった場合に該蓄積データを記録出力す
る代行受信機能を備えたファクシミリ装置において、前
記プロッタがメモリに蓄積された代行受信ファイルの出
力中に相手局からデータが送られてきた場合、代行受信
ファイルの出力動作を中断して受信データを記録出力す
る第1の割込処理手段が設けられ、代行受信ファイルの
出力中に緊急性の高いデータの直接受信要求があった場
合は、割り込み処理を行って代行受信ファイルよりも受
信データの記録出力を優先的に行うようにしたことを特
徴とする。
【0010】請求項5記載のファクシミリ装置は、受信
データをプロッタに直接記録出力できない状況下で受信
データ毎のファイルを作成してメモリに蓄積し、プロッ
タが使用可能となった場合に該蓄積データを記録出力す
る代行受信機能を備えたファクシミリ装置において、前
記プロッタがメモリに蓄積された代行受信ファイルの出
力中に相手局から送られてきたデータをメモリ受信し、
受信終了後ただちにメモリ受信されたファイルをプロッ
タへ記録出力する第2の割込処理手段が設けられ、代行
受信ファイルの出力中に緊急性の高いデータのメモリ受
信要求があった場合は、メモリ受信終了後に割り込み処
理を行ってメモリ受信されたファイルを優先的にプロッ
タへ記録出力するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載のファクシミリ装置では、代行受
信した複数のファイルのページ数を検出し、ページ数の
少ないファイル順にハードコピーするようにしたため、
各ファイルのハードコピー出力の開始時間を見掛け上早
くすることができる。すなわち、相手局から受信した各
データのうち短いページ数のファイルから先にハードコ
ピー処理するので、各ファイルの受取り人の待ち時間が
少なくて済み、受信文書を各受取り人に迅速に手渡すこ
とができる。
【0012】請求項2記載のファクシミリ装置では、プ
ロッタが使用可能となり、かつメモリ残容量検出手段に
よりメモリの残容量が一定量以下となった場合に、ファ
イル別メモリ量検出手段でメモリ量の多いファイルを検
出してハードコピーを行い、ファイルデータ消去手段に
よりメモリ内のファイルデータを順次消去する。このた
め、大きなメモリ容量を占めていたデータをハードコピ
ーしてデータを消去するので、迅速に空きメモリ領域を
拡げることができ、代行受信でメモリがオーバーフロー
しそうになっても、再び代行受信できる状態にまで素早
く復帰させることができる。
【0013】請求項3記載のファクシミリ装置では、先
頭ページデータ検索出力手段によって代行受信された複
数のファイルの先頭ページのデータのみを検索し、プロ
ッタに出力することにより、全部の受信データをハード
コピーすることなく、代行受信された各ファイルの内容
を迅速に把握することができる。請求項4記載のファク
シミリ装置では、メモリに蓄積された代行受信ファイル
をプロッタへ出力する際中に、相手局から緊急性の高い
直接受信要求があった場合は、第1の割込処理手段によ
り代行受信ファイルの出力動作を中断して受信データを
記録出力する。これにより、プロッタを使って代行受信
ファイルを出力している最中であっても、緊急性の高い
データが送られてきた場合に、これを直接受信すること
ができる。
【0014】請求項5記載のファクシミリ装置では、メ
モリに蓄積された代行受信ファイルをプロッタへ出力す
る最中に、相手局から緊急性の高いデータのメモリ受信
要求があった場合は、受信データをメモリ受信し、受信
終了後ただちに第2の割込処理手段によってプロッタへ
記録出力する。これにより、プロッタを使って代行受信
ファイルを出力している最中であっても、緊急性の高い
メモリ受信要求があるとこれを優先的にプロッタに出力
し、ハードコピーの遅れを防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1は本発明の一実施例に係るファクシミリ装
置のブロック構成図である。図において、ファクシミリ
装置は、CPU1、ROM2、RAM3、スキャナ4、
プロッタ5、オペレーションポート6、SAFメモリ
7、モデム8、NCU9及びシステムバス10等から構成
されている。
【0016】CPU(Central Processing Unit)1は、
ROM2内のプログラムに従ってファクシミリ装置の各
部を制御して、ファクシミリ装置のシーケンスを実行す
るとともに、本願各発明に係る受信データのプロッタ出
力処理を実行する。ROM(Read Only Memory)2は、
ファクシミリ装置の基本プログラム等が格納されてい
る。
【0017】RAM(Random Access Memory)3は、C
PU1がファクシミリ装置のシーケンスを実行する際に
必要となる種々のデータ及びワンタッチナンバーや短縮
ナンバーで登録される宛先端末情報(電話番号、宛先名
称等)が格納されるメモリエリアを有する。また、本願
発明における代行受信データは、SAFメモリに蓄積さ
れるが、これに対応して管理を行う代行受信ファイル
は、RAM3に記憶される。
【0018】スキャナ4は、例えば、CCD(Charge C
oupled Device)等のイメージスキャナが用いられてお
り、送信原稿をライン単位で走査を行って原稿の画情報
を読み取る。プロッタ5は、直接受信した画像データ、
あるいは代行受信されてSAFメモリに蓄積された画像
データを所定の解像度でプリントアウトするもので、例
えば、サーマル素子を利用したサーマル記録装置などを
使用した場合は、感熱記録紙に直接記録され、普通記録
紙の場合はインクシートを介して間接的に画像が記録さ
れる。
【0019】オペレーションポート6は、テンキーやス
タートキー等の各種操作キーやLCDまたはその他の表
示器からなるディスプレイ等からなり、操作キーにより
送受信操作を行ったり、各種モードを選択して複数の代
行受信データを所定の順序で記録出力させる。SAFメ
モリ7は、画像データを蓄積する専用メモリであって、
相手局からデータ受信時にプロッタ5が使用できない場
合は、一旦ここに蓄積しておき、プロッタが使用可能に
なった場合にデータを読み出してプロッタ5に記録出力
する、いわゆる代行受信を行うことができる。
【0020】モデム8は、送信信号の変調を行い、ま
た、受信信号の復調を行う。NCU9は、外部の回線L
に接続されており、回線Lを介して相手ファクシミリ装
置との間でファクシミリ制御信号を交換し、ファクシミ
リ通信手順を実行する。システムバス10は、上記したフ
ァクシミリ装置の各部間を接続して信号をやりとりす
る。
【0021】図2は代行受信ファイルの構成を示す図で
ある。この代行受信ファイルは、上記RAM3に記憶さ
れ、SAFメモリ7に蓄積された画像データをファイル
別に管理する種々の管理情報で構成されている。管理情
報としては、例えば図2に示されるように、各ファイル
毎に受信日時、相手先情報、受信ページ数、使用するS
AFメモリの容量、出力済のページ数、各ページ毎のS
AFメモリにおけるアドレスなどで構成されている。さ
らに、各ページにはページテーブルを持っていて、ペー
ジ毎のSAFメモリ容量等の情報が格納されている。
【0022】次に、作用を説明する。図3は請求項1記
載の発明に係る動作を説明するフローチャートである。
まず、プロッタ5が記録紙切れや記録紙ジャムなどによ
って使用できない場合は、相手局から送られてきた画像
データをプロッタ5に直接出力することができない。こ
のため、本実施例のファクシミリ装置は、プロッタ5が
使用不可能な状態で受信されたデータは、ファイル別に
SAFメモリ7に蓄積され、プロッタ5が使用可能にな
った場合に、SAFメモリ7から読み出してハードコピ
ーする(代行受信)。
【0023】本実施例のファクシミリ装置では、このプ
ロッタ5が使用可能になった時点で記録出力する代行受
信ファイルの順序に特徴がある。そこで、図3に示され
るように、プロッタ5が使用可能な場合は(ステップ1
00)、代行受信ファイルの有無を検出し(ステップ1
01)、その代行受信ファイルが複数ある場合は、各フ
ァイルのプロッタ出力するページ数の一番少ないファイ
ルを検索する(ステップ102)。具体的には、CPU
1が図2に示すRAM3の代行受信ファイル中の受信ペ
ージ数を各ファイル別に比較して検索する。そして、出
力するページ数の少ないファイル順にプロッタ5でハー
ドコピーする(ステップ103)。プロッタ出力が完了
した場合は(ステップ104)、出力した代行受信ファ
イルをSAFメモリ7から消去して(ステップ10
5)、次にページ数の少ないファイルに対して出力処理
を行うために、ステップ101に戻って代行受信ファイ
ルがなくなるまで上記動作が繰り返される。
【0024】本実施例のファクシミリ装置が出力ページ
数の少ないファイル順にプロッタ出力する理由は、例え
ば、代行受信ファイルとしてA、B、Cの3つのファイ
ルがあった場合に、それぞれの出力すべきページ数を
a、b、cとし、ページ数の大小関係をa>b>cとす
る。そして、1ページの出力に要する時間をtとして、
A→B→Cのファイル順(出力ページ数の多い順)に出
力した場合は、各ファイルの出力終了までの平均待ち時
間を算出すると、式のようになる。
【0025】 1/3(3at+2bt+ct)……………… これに対して、上記図3に示したフローチャートのよう
に、出力ページ数の少ないファイル順にC→B→Aとプ
ロッタ出力した場合は、各ファイルの出力終了までの平
均待ち時間を算出すると、式のようになる。 1/3(3ct+2bt+at)……………… そして、上記、式を比較するため、−を計算す
ると、式のようになる。
【0026】 1/3(2at−2ct)=2/3t(a−c)………… ここで、a>cであるから、2/3t(a−c)>0と
なり、明らかに式の平均待ち時間の方が小さくなるこ
とがわかる。すなわち、全部のファイルを出力完了する
までの時間自体は、ファイルの出力順序で変化するもの
ではない。しかし、出力ページ数の多いファイルは、プ
ロッタ出力に時間がかかるため、後続のファイルがプロ
ッタ出力されるまでの待ち時間が長くなるので、できる
だけ出力ページ数の少ないファイルから先に出力するこ
とにより、後続ファイルの見掛け上の待ち時間を少なく
するようにしたものである。
【0027】次に、請求項2記載の発明に係る実施例
は、プロッタの使用不可状態が長引き、SAFメモリが
代行受信によりオーバーフローしそうになった場合は、
この状態を迅速に解消して、再度代行受信できる状態に
戻す必要がある。そこで、この実施例では、SAFメモ
リの残容量を図2に示す代行受信ファイルの使用SAF
容量から逆に算出し、メモリ残容量が一定量以下となっ
たことを検出した場合は、各ファイル毎の使用SAF容
量を比較して、メモリ量の多いファイル順にプロッタ出
力を行い、出力済みのファイルデータを消去することに
より、SAFメモリの空メモリ領域が拡がり、再度代行
受信が可能な状態を早急に作り出すことができる。
【0028】また、請求項3記載の発明に係る実施例
は、代行受信によってSAFメモリに蓄積された受信デ
ータの内容は、実際にプロッタに出力して内容を把握す
ることができる。しかし、これではメモリ内の全データ
をハードコピーする時間が必要となるため、時間がかか
っていた。そこで、この実施例では、図2に示す代行受
信ファイル内の1ページ目アドレスを各ファイル毎に検
索して、SAFメモリから各ファイルの先頭ページの画
像データのみを順次出力してプロッタ出力するようにし
たものである。
【0029】図4は請求項3記載の発明に係る動作を説
明するフローチャートである。図4に示すように、プロ
ッタ5が記録紙切れや記録紙ジャムなどによって使用で
きない状態で相手局から受信された画像データは、ファ
イル別にSAFメモリ7に蓄積して、プロッタ5が使用
可能となった場合に、SAFメモリ7から読み出してハ
ードコピーする。
【0030】そこで、プロッタ5が使用可能な場合は
(ステップ200)、代行受信ファイルの有無を検出し
(ステップ201)、その代行受信ファイルがある場合
は、図2に示す代行受信ファイルの出力済みページ数に
よって、1ページ目を出力していないファイルの有無を
確認し(ステップ202)、1ページ目を出力していな
いファイルがある場合は、1ページ目の画像データのみ
をプロッタから出力する(ステップ203)。このよう
に、SAFメモリに蓄積されている各ファイルの1ペー
ジ目のみがプロッタから出力されるので、オペレータは
これを見て、代行受信されたファイル内容を迅速に把握
することができる。
【0031】各ファイルの1ページ目をプロッタから出
力した後は、通常の如く、代行受信ファイルの有無を確
認して(ステップ204)、所望の順序でハードコピー
を行って(ステップ205)、プロッタ出力された代行
受信ファイルをメモリから消去する(ステップ20
6)。さらに、請求項4記載の発明に係る実施例は、代
行受信によりSAFメモリに蓄積された画像データをプ
ロッタへ出力している最中に、相手局から緊急性の高い
直接受信要求があった場合、従来は代行受信を行ってい
た。しかし、本実施例では、代行受信ファイルの出力動
作を割り込み処理によって一旦中断し、受信されたデー
タの方を優先してプロッタから記録出力するようにした
ものである。このように、プロッタを使って代行受信フ
ァイルを出力している最中であっても、緊急性の高いデ
ータが送られてきた場合は、これを直接受信することが
可能である。
【0032】また、請求項5記載の発明に係る実施例
は、代行受信によってSAFメモリに蓄積された画像デ
ータをプロッタへ出力している最中に、相手局から緊急
性の高いデータのメモリ受信要求があった場合は、受信
データをSAFメモリに蓄積し、受信終了後ただちにプ
ロッタへ記録出力するようにしたものである。このよう
に、プロッタを使って代行受信ファイルを出力している
最中であっても、緊急性の高いメモリ受信要求がある
と、一旦これをメモリ受信し、メモリ受信終了後は他の
処理に優先してプロッタへ出力するため、ハードコピー
の遅れを防止することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、代行受信
した複数のファイルのページ数を検出し、ページ数の少
ないファイル順にハードコピーするようにしたので、各
ファイルの受取り人の待ち時間が少なくて済み、受信文
書を各受取り人に迅速に手渡すことができる。
【0034】請求項2記載のファクシミリ装置によれ
ば、メモリの残容量が一定量以下となった場合に、メモ
リ量の多いファイル順にハードコピーを行って、ハード
コピー済みのファイルデータをメモリ内から順次消去す
るようにしたので、代行受信によりメモリがオーバーフ
ローしそうになっても、迅速に空きメモリ領域を拡げる
ことが可能となり、再び代行受信できる状態にまで素早
く復帰させることができる。
【0035】請求項3記載のファクシミリ装置によれ
ば、代行受信された複数のファイルの先頭ページのデー
タのみを検索してプロッタに出力するようにしたので、
全ての受信データをハードコピーしなくても、代行受信
されたメモリ内の各ファイルの内容を迅速に把握するこ
とができる。請求項4記載のファクシミリ装置によれ
ば、代行受信ファイルをプロッタへ出力している際中
に、相手局から緊急性の高いデータの直接受信要求があ
った場合は、代行受信ファイルの出力動作を中断して受
信データの方を優先的に記録出力するようにしたので、
プロッタ使用中に緊急性の高いデータが送られてきても
直接受信することができる。
【0036】請求項5記載のファクシミリ装置によれ
ば、代行受信ファイルをプロッタへ出力している最中
に、相手局から緊急性の高いデータのメモリ受信要求が
あった場合は、受信データをメモリ受信し、受信終了後
ただちにプロッタへ記録出力するようにしたので、プロ
ッタ使用中にメモリ受信した緊急性の高いデータを迅速
にハードコピー出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図である。
【図2】代行受信ファイルの構成を示す図である。
【図3】請求項1記載の発明に係る動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】請求項3記載の発明に係る動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 スキャナ 5 プロッタ 6 オペレーションポート 7 SAFメモリ 8 モデム 9 NCU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信データをプロッタに直接記録出力でき
    ない状況下で受信データ毎のファイルを作成してメモリ
    に蓄積し、プロッタが使用可能となった場合に該蓄積デ
    ータを記録出力する代行受信機能を備えたファクシミリ
    装置において、 該各ファイル毎の出力ページ数を検出するページ数検出
    手段が設けられ、 プロッタが使用可能となった場合に、出力ページ数の少
    ないファイル順に記録出力するようにしたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】受信データをプロッタに直接記録出力でき
    ない状況下で受信データ毎のファイルを作成してメモリ
    に蓄積し、プロッタが使用可能となった場合に該蓄積デ
    ータを記録出力する代行受信機能を備えたファクシミリ
    装置において、 前記各ファイル毎のメモリ量を検出するファイル別メモ
    リ量検出手段と、 前記メモリの残容量を検出するメモリ残容量検出手段
    と、 記録出力を行ったメモリ内のファイルデータを順次消去
    するファイルデータ消去手段と、 が設けられ、 プロッタが使用可能となり、かつメモリ残容量が一定量
    以下となった場合は、メモリに蓄積されているファイル
    のメモリ量の多い順に記録出力後、データを消去するよ
    うにしたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】受信データをプロッタに直接記録出力でき
    ない状況下で受信データ毎のファイルを作成してメモリ
    に蓄積し、プロッタが使用可能となった場合に該蓄積デ
    ータを記録出力する代行受信機能を備えたファクシミリ
    装置において、 前記メモリに蓄積された各ファイルの先頭ページのデー
    タのみを検索して出力する先頭ページデータ検索出力手
    段が設けられ、 プロッタが使用可能となった場合に、各ファイルの先頭
    ページのみを記録出力するようにしたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】受信データをプロッタに直接記録出力でき
    ない状況下で受信データ毎のファイルを作成してメモリ
    に蓄積し、プロッタが使用可能となった場合に該蓄積デ
    ータを記録出力する代行受信機能を備えたファクシミリ
    装置において、 前記プロッタがメモリに蓄積された代行受信ファイルの
    出力中に相手局からデータが送られてきた場合、代行受
    信ファイルの出力動作を中断して受信データを記録出力
    する第1の割込処理手段が設けられ、 代行受信ファイルの出力中に緊急性の高いデータの直接
    受信要求があった場合は、割り込み処理を行って代行受
    信ファイルよりも受信データの記録出力を優先的に行う
    ようにしたことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】受信データをプロッタに直接記録出力でき
    ない状況下で受信データ毎のファイルを作成してメモリ
    に蓄積し、プロッタが使用可能となった場合に該蓄積デ
    ータを記録出力する代行受信機能を備えたファクシミリ
    装置において、 前記プロッタがメモリに蓄積された代行受信ファイルの
    出力中に相手局から送られてきたデータをメモリ受信
    し、受信終了後ただちにメモリ受信されたファイルをプ
    ロッタへ記録出力する第2の割込処理手段が設けられ、 代行受信ファイルの出力中に緊急性の高いデータのメモ
    リ受信要求があった場合は、メモリ受信終了後に割り込
    み処理を行ってメモリ受信されたファイルを優先的にプ
    ロッタへ記録出力するようにしたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
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