JPH0661929A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JPH0661929A
JPH0661929A JP4226540A JP22654092A JPH0661929A JP H0661929 A JPH0661929 A JP H0661929A JP 4226540 A JP4226540 A JP 4226540A JP 22654092 A JP22654092 A JP 22654092A JP H0661929 A JPH0661929 A JP H0661929A
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話中、子機に内蔵のバッテリ電源が絶たれ
ても、短時間に回復した場合には、通話を再開できるコ
ードレス電話装置を提供する。 【構成】 子機10内には、RAM18をバックアップする
バックアップ電源30を設ける。無線チャンネル対を介
し、子機10と親機20との間の双方向通信が確立すると、
子機内のマイコン16はRAM18の所定メモリ領域に、チ
ャンネルが接続されたことを表すデータを書き込む。通
話中にバッテリ19の接点開放により子機の側からの送信
が停止すると、親機20のマイコン26は圏外信号を発す
る。子機内にてバッテリ19が再接続されると、RAM18
内に上記チャンネル接続データが書き込まれていた場
合、子機の送受信回路12は受信を開始する。親機10から
送信されている圏外信号を受信すると、子機の送受信回
路12は送信も再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス電話装置に関
し、特に、通話中に子機に内蔵のバッテリが電池接点か
ら離れる等して子機内各回路への電源電力が絶たれて
も、短時間で回復した場合には、それまで確立していた
送受信用無線チャンネル対を利用し、そのまま通話の再
開を許すための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】商用電源にて駆動され、公衆電話回線に
有線接続された親機(いわゆるベースユニット)と、内
蔵の一次または二次バッテリを駆動電源とし、送受話器
を有する子機(いわゆるハンドセットないしリモートユ
ニット)とから成り、これら親機と子機とが、互いに周
波数の異なる一対の無線チャンネルにより双方向通信可
能に結合されているコードレス電話装置はすでに周知で
ある。特に最近では、一台の親機に対し、複数の子機を
対応させ得る装置の人気が高い。親機も複数台使用可能
なものもある。
【0003】図5にはこのようなコードレス電話装置の
従来例として、一台の親機90に対して複数台の子機80を
使用し得る装置の一構成例が示されている。ただし、複
数台の子機80のそれぞれは、全て同じ内部回路構成で良
いので、図中では子機一台分しか示していない。
【0004】しかるに、親機90は文字通り固定局とし
て、その設置個所が頻繁に移動されるようなことは少な
く、そのために駆動電源は商用電源から取ることができ
る。図示の商用電源回路29はいわゆるACアダプタ等を
含んで良く、この回路29からの整流出力により、親機内
の各回路に駆動電力が与えられる。一方、移動局として
の子機80は持ち運び可能であるが故に利便性があるの
で、その駆動電源は一次ないし二次バッテリ19に頼らざ
るを得ないが、このバッテリ19はまた、それが一次バッ
テリであるときにはもちろんのこと、二次バッテリであ
るときにも、その充放電寿命に鑑み、使用者により簡単
に交換可能となっている必要がある。この点が、後述の
ように、本発明により解決されるべき課題に係わってく
るが、ここではまず、図5に示されている装置の概略的
な説明を続ける。
【0005】子機80も親機90も、最近の製品では、内蔵
の各回路を統合的に制御する主制御回路としてマイクロ
・コンピュータ(以下、単にマイコン)16,26を利用す
るものが多く、子機80内の送受信回路12は当該子機内の
マイコン16により、また親機90内の送受信回路22は当該
親機内のマイコン26によりそれぞれ制御され、アンテナ
11,21間を連絡する一対の無線チャンネル(一対の無線
周波数)を介し、各種の制御信号や通話音声信号の双方
向的な送受信が図られる。各種制御信号には、公衆電話
回線を介しての着呼を表す着信信号、子機80の側からの
発呼を表す発信信号、図示していないが子機80に備えら
れているキーボードの操作に伴うダイアル信号、通話の
終了を表す通話終了信号等があり、これらに加えて、後
に詳しく説明する圏外信号等もある。一般に、これらは
いずれも所定のフォーマットに従うデジタル信号であっ
て、これが送受信回路12,22によりそれぞれ適当な変調
方式に従って変調され、アンテナ11,21を介して空間に
放射される。
【0006】もちろん、マイコン16,26は、それぞれ自
身の関与する子機80、親機90に固有の制御も行ってお
り、子機80の側ではその一つとして、いわゆるバッテリ
・セイビング動作ないしパワー・コンザベイション(電
力保全)動作も営んでいる。すなわち、送受信回路12に
対しての供給電源はマイコン16の指令の下、送受信電源
制御回路13によりオン・オフされる。まず、通話待ち受
け状態では、送受信回路12中の送信回路部に供給される
べきバッテリ19からの電源電力は断たれており、送受信
回路12中の受信回路部のみが、いわゆる間歇動作を行う
ように図られていて、送受信電源制御回路13により、所
定の時間間隔を置きながらバッテリ19からの電源がオン
・オフされている。そして、複数の子機80と親機90間の
双方向無線通信に関し、通常MCAと略称されるマルチ
・チャンネル・アクセス方式が採用されている場合に
は、送受信回路12中の受信回路部は、送受信電源制御回
路13によりバッテリ電源が与えられているときにのみ、
使用可能な複数の受信チャンネル(親機の側から見れば
送信チャンネル)を順次走査し、対して固定チャンネル
方式に従っている場合には、あらかじめ固定的に定めら
れている周波数のチャンネルに同調する。MCA方式に
従う順次走査の結果、あるいは固定チャンネル方式に従
う固定チャンネルへの同調動作の結果、送受信回路12の
受信回路部出力に検波、復調出力が現れなかった場合に
は、マイコン16の指令の下、当該受信回路部は送受信電
源制御回路13により電源が絶たれ(オフとされ)、所定
時間経過後に再度オンとされる。
【0007】これに対し、MCA方式に従う順次走査中
にどれかの無線チャンネルにて送受信回路12中の受信回
路部出力に検波、復調出力が現れるか、あるいは固定チ
ャンネル方式に従う同調動作の結果、送受信回路12中の
受信回路部出力に検波、復調出力が現れた場合には、マ
イコン16はその復調情報を解読し、その中に自身の属す
る子機80に固有のアドレス・データ、いわゆるID(IDe
ntification)ナンバ・データ(キャップ・コードとも呼
ばれる)が入っていた場合には、以降の着信動作から通
話動作を継続させるため、使用者が図示しない通話終了
スイッチを操作するか、あるいは子機80を図示しない充
電クレイドルに載せる等して通話終了動作をし、これに
応答してマイコン16から送受信回路12中の送信回路部を
介し、通話終了信号(いわゆるエンド・コード)を送出
し終えるまで、送受信電源制御回路13は送受信回路12中
の受信回路部と送信回路部の双方に対し、バッテリ電源
を供給し続ける。もちろん、受信回路部が動作中に復調
される音声情報は、図示していないが子機に設けられて
いる受話器から使用者に提供され、同様に図示しない送
話器に向けて話した音声情報は、送信回路部にて適宜変
調され、確立している送信チャンネル(親機の側から見
れば受信チャンネル)を介し、アンテナ11から空間に放
射される。
【0008】子機80の側から見ての受信動作の外、使用
者が図示しない充電クレイドルから子機80を取り上げる
か、あるいは発呼のために操作するスイッチ(同じく図
示せず)を使用者が操作した場合にも、これに応答して
マイコン16から発呼信号を送信するときに始まり、その
後のダイアル信号送信から公衆電話回線を介しての相手
側との通話状態を経た後、当該マイコン16から通話終了
信号を発し終わるまでは、送受信回路12に電源が継続的
に供給される。相手方が話し中であったがために通話に
至ることなく、意図的に子機使用者の側で通話終了動作
をする場合にも同様である。
【0009】これに対し、親機90にあっては、内部の各
回路は商用電源回路29の出力電力により駆動されるた
め、送受信回路22中の送信回路部にこそ、マイコン26の
指令の下、送信電源制御回路23により、送信を必要とす
るときにのみ、電源が与えられるが(これも電力節約と
いうよりは、送信不要時における不要電波の輻射を防ぐ
ことに主眼があるが)、送受信回路22中の受信回路部に
は常時電源が与えられており、MCA方式を採用してい
る場合には所定の複数の受信チャンネル(子機80の側か
ら見れば送信チャンネル)の順次走査を常に繰返してお
り、固定チャンネル方式の場合には当該固定チャンネル
に常時同調し、子機80の側から送られてくることのある
発呼信号を待ち受けている。
【0010】図5中に示されているその他の回路につき
説明するに、親機90はまた、通常の公衆電話回線に対
し、いわゆるハイブリッド回路等を含む回線開閉回路25
を介して有線接続しており、当該回路25はマイコン26の
制御の下、少なくとも通常の有線電話機におけると同様
の回線開閉制御をなす。
【0011】一方、従来のコードレス電話装置において
も、子機80内には交換可能なバッテリ19の電圧を監視す
る電圧検出回路15が組込まれており、通話中に当該バッ
テリ19の出力電圧が所定の電圧値以下に低下すると、電
圧検出回路15からのその旨を表す検出信号が発するに伴
い、マイコン16は図示しないインタフェースを介し、発
光ダイオード等の発光手段を駆動したり、これに代え
て、あるいはこれに加えて、受話器から警報音を発する
べく動作して、使用者にバッテリ19の充電の要があるこ
とを知らせる。にもかかわらず、充電が行われることな
く、さらにバッテリ電圧が低下すると、装置にもよる
が、マイコン16はいわゆるストップ・モードに入って諸
機能を停止し、バッテリ19が交換されるか充電されてバ
ッテリ電圧が正規の値に回復したときに、パワー・オン
リセットが掛けられた後、再スタートする。
【0012】子機80のマイコン16も親機90のマイコン26
も、当然、それぞれに揮発性メモリ(ランダム・アクセ
ス・メモリ:RAM)18,28を有しているが、その他に
もプログラム可能な不揮発性メモリ(プログラマブル・
リード・オンリー・メモリ:PROM)17,27を外付け
で、あるいは同一チップ内に有している。図5中では包
括的に示しているPROM17,27は、製品によってはマ
イコン・チップに内蔵されているPROMと、外付けで
あって、電気的に書き替え可能なPROM(すなわちE
EPROM)とから構成されることも多く、むしろ最近
では後者の方が普通である。子機80内のEEPROMに
は、各種制御情報の外、少なくとも自身に固有のIDナ
ンバ・データが書き込まれており、親機90のEEPRO
Mには、少なくとも使用し得る複数台の子機のそれぞれ
に与えたIDナンバ・データが書き込まれている。本書
で言うPROMとは、その全てが、または少なくともそ
の一部がEEPROMで構成されている場合を含む不揮
発性メモリ手段であり、この点は、後述する本発明の実
施例においても同様とする。
【0013】ところで、特に欧州向けの製品では、子機
における受信電界強度が所定の値を下回った場合には、
受話器から警報音を発するか、ないしは発光手段を駆動
する等、適当な警報手段を駆動してその旨使用者に知ら
せた上で、所定時間、そうした受信強度の低い状態が継
続した場合には、子機、親機間の無線通話状態を解除
し、電話回線接続状態を解除し得ることが義務付けられ
ている。そのため、子機80には、公知のノイズ・スケル
チ回路ないしはキャリア・スケルチ回路の構成原理に従
って組むことのできる電界強度検出回路である圏外検出
回路14が組込まれており、当該回路14を介しマイコン16
にて検出できる受信電界強度が具体的に例えば30dB
μV/mを下回ると、マイコン16はそのときから所定時
間(具体的には例えば1秒)経過後から所定時間(例え
ば10秒間)に亙り、連続的にか、または1秒ごとに1
秒づつと言うような断続的な形態で警報信号を発し、こ
の警報信号により図示しない警報手段を駆動して使用者
に警報を発する外、送受信回路12を介し、図4に示され
るような所定のフォーマットに従う圏外信号40を適宜変
調してアンテナ11から親機90に向けて送信する。そして
一般に、所定の送信継続時間(先の10秒等)を経過す
るまでに、受信電界強度が回復しなかった場合には、子
機内のマイコン16は送受信回路12を介し、通話終了信号
を発する。所定時間以内に受信電界強度が回復すれば、
マイコン16は圏外信号の送出を停止し、圏外信号の継続
送信に関するタイマをリセットする。
【0014】圏外信号40も、上記の通話終了信号の外、
先に述べた他の各種制御信号と同様な制御信号の一種と
して取扱られ、例えば図4に示されるようなデータ・フ
ォーマットを取る。最初に20ビット長程度の十六進デ
ジタル数値群による通信データ判別情報41がある。これ
は、この後に何らかの通信情報があることを表すコード
ワードである。これに続き、それぞれ同様に十六進デジ
タル数値群によるデータとして、24ビット長程度のコ
ードワードである自身のIDナンバ・データ42と、現在
親機と子機の間で確立している無線チャンネル対を特定
的に表すための8ビット長程度の接続チャンネル・デー
タ(既述したMCA方式ではなく、固定チャンネル方式
に従う場合には当然不要である)43が続き、さらに、送
信する通信データが圏外信号40であることを表すための
8ビット長程度の圏外データ44が続く。このようなデー
タ・フォーマットは、他の制御データに関しても原則と
して同じであって、他の制御情報は、圏外データ44に入
れ替わって挿入される。換言すれば、圏外信号40を使用
するコードレス電話装置では、通常の各種通信情報に関
するデータ・フォーマットに従い、当該通信情報の一種
として特定のコードワードで表される圏外データ44を有
するのである。
【0015】圏外信号40は、親機90の送受信回路22を介
して受信され、マイコン26にて解読されるが、それが上
述した所定の時間を経過するまで、途絶えなかった結
果、子機80の側から通話終了信号が送信されてきた場合
には、親機90のマイコン26は回線開閉回路25に指令して
電話回線を遮断する。
【0016】上記のように、圏外信号40に関し義務付け
られているのは子機80の側に関してのみであるが、本出
願人においては、親機の側でもその受信電界強度を監視
し、子機の側におけると同様、親機の側での受信電界強
度が低下した場合にも同様に圏外信号40を親機の方から
送出することにより、子機80の使用者に警報を発し得る
ようにし、これが所定時間(例えば10秒間)続いた場
合には、同様に回線開閉回路25をして電話回線を遮断す
るようにした製品をすでに提供している。これは、例え
ば900MHz帯を利用するコードレス電話装置では、
一対の無線チャンネルは互いに45MHz離れた二波に
より構成されるが、こうした場合、使用環境の如何によ
り、子機の受信チャンネルでは未だなお十分な受信電界
強度が確保されていても、子機の送信チャンネル(親機
の受信チャンネル)では電界強度がかなり低下している
こともままあるからである。そこで、子機の受信チャン
ネルに関してのみ、電界強度を検出するだけでは不十分
と考え、図5に示されているように、親機90の側にも子
機80におけると同様な圏外検出回路24を設け、これを介
して検出される親機の側での受信電界強度が所定の値を
下回ったとき、同様の手順で親機の側から図4のデータ
・フォーマットに従う圏外信号40を送信するようにした
のである。なお特に、この親機の側から圏外信号40を発
する構成は、後述する本発明の望ましい一態様において
有利に用いられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上、図4,5に即
し、既存のコードレス電話装置の代表的な一構成例とそ
の概略的な動作につき説明したが、ここで特に、子機80
に内蔵させるべき交換可能なバッテリ19に着目すると、
比較的初期のコードレス電話装置では、子機に内蔵のバ
ッテリ19の交換は、専用のコネクタ手段の脱着により行
うものが多く、バッテリ自体もパック化されたものが多
かった。これはバッテリ19と子機内各回路との電気的な
接続を確実化するために外ならない。ところが、最近の
市場においては、使用者が誰であっても簡単にバッテリ
交換が可能なようにとの要請が強く、そのため、バッテ
リは一次、二次を問わず、ありふれたバネ接点手段を持
つバッテリホルダに保持される構造が増えてきた。
【0018】確かにこのようなバッテリホルダは、特殊
なコネクタ手段を用いるよりは事実バッテリの脱着が容
易で、誰でも使い慣れているがため、これを採用したコ
ードレス電話装置はその意味では優れているとも言え
る。しかし、そのようなコードレス電話装置では、通話
中に子機を誤って床に落としたり、家具にぶつけたりし
て振動を与えると、バッテリホルダのバネ接点が瞬間的
ではあるがバッテリの端子面から離れ、それにより子機
に内蔵の各回路の電源が絶たれて全ての動作が不能とな
り、その後、例え直ぐにバッテリが接続され直しても、
通話の再開は最早できないという問題が生じてきた。こ
れは特に、主たる制御回路としてマイコンを利用する場
合に顕著である。
【0019】また、事故ではなくても、通話中にたまた
ま子機内の電圧検出回路15が電圧の低下を検出し、使用
者に警報を発したため、使用者が急いでバッテリ19を交
換しようとして当該バッテリを取り外すと、その瞬間に
子機内各回路への電源が絶たれ、その後、いくら数秒程
度の間に新しいバッテリが再挿入されても、やはり通話
の回復は不能となっていた。
【0020】もっとも、後者に関しては、一つの対策と
して、特開平2−177647号公報に開示の工夫があ
る。すなわち、バッテリを交換するためには、当該バッ
テリホルダのカバー(電池蓋)を外すので、このカバー
が外されたことを検知する手段(実質的には電気機械的
な接点手段)を設け、この手段が当該カバーの取り外し
を検知すると、子機の側から親機に向けて電池交換信号
を発し、これを受けた親機の方では電話回線を保留動作
により保留し、その後、バッテリが挿入されると子機の
側からその旨親機に送信し、これを受けた親機の方でま
だ回線を保留していた場合には、当該保留を解くように
構成されている。なお、この公報の請求範囲記載中で
は、上述のようにカバーが開かれたことを検知する手段
は、電池が取り外されたことを検知する手段と書き替え
られているが、実質はその実施例記載中の通り、カバー
の開放検出手段に限定的に解釈される。というのも、電
圧が取り外された瞬間、子機内各回路への電源は当然絶
たれるのであるから、電池が取り外されたことを検知す
る手段自体が動作することができないし、その検出信号
を処理する回路も動作することができないからである。
【0021】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、振動等の不測の原因によるか、あるい
は使用者による意図的な交換動作によるかにしろ、通話
中に子機内バッテリ電源が絶たれても、短時間であれ
ば、それ以前に双方向通話に用いていた無線チャンネル
対を介し、そのまま再通話を可能とし得るコードレス電
話装置を提供せんとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するため、上述した既存のコードレス電話装置、特
に、親機の側から見ての受信チャンネルにおける受信電
界強度を検出し、それが所定の電界強度以下となった場
合には、親機内の送受信回路を介し、親機の側からの送
信チャンネルに載せて圏外信号を発し得るコードレス電
話装置のさらなる改良として、子機内には、親機との間
での双方向無線通話が確立していたか否かを弁別的に記
憶するチャンネル接続状態記憶用揮発性メモリ領域と、
子機内蔵のバッテリからの電源電力の供給が絶たれても
当該揮発性メモリ領域の記憶内容を保持するバックアッ
プ電源と、通話再開用制御回路とを設ける。そして、通
話再開用制御回路を、子機内においてバッテリからの電
源電力が供給されたとき、上記揮発性メモリ領域内に記
憶されているチャンネル接続状態を表すデータが双方向
無線通話が確立していたことを表すデータであり、か
つ、子機内の送受信回路を介し、親機の側から送信され
ている圏外信号を検出した場合に、子機からの通話情報
の送信を再開するように構成する。
【0023】本発明の上記基本構成は、原則として子機
が一台しかない場合にも適用できるが、より一般的に、
複数の子機を使用可能なコードレス電話装置に適用する
場合には、すでに述べたように、各子機にはそれぞれ専
用のIDナンバ・コードを与えて良い。したがって、本
発明はまた、上記の基本構成に加え、親機の主制御回路
により該親機内の送受信回路を介して送信される圏外信
号は、親機が認識している子機のIDナンバ・コードと
共に送信され、各子機内の通話再開用制御回路は、自身
の属する子機のIDナンバ・コードの受信と共に圏外信
号を検出したときにのみ、上記通話情報の送信を再開す
るように構成されたコードレス電話装置も提案する。
【0024】親機と各子機との双方向通信可能な結合
は、既述したMCA方式に従っていても、あるいはまた
固定チャンネル方式に従っていても良いが、前者のMC
A方式に従う場合、本発明の一態様では、各子機内に
は、親機との間での双方向通信が確立したときの無線チ
ャンネル対を特定し得る接続チャンネル・データを記憶
する揮発性メモリ領域も設け、この揮発性メモリ領域も
上記のバックアップ電源によりバックアップした上で、
通話再開用制御回路は、子機からの通話情報の送信を再
開するに際し、これに用いる無線チャンネル対を、当該
接続チャンネル記憶用メモリ領域に記憶されている接続
チャンネル・データ(典型的にはチャンネル番号)によ
り特定されるチャンネル対とする。
【0025】すでに述べたように、この種のコードレス
電話装置においては、親機、子機のそれぞれに内蔵の主
制御回路はマイコンにより構成されることが多いので、
本発明を適用したコードレス電話装置においてもそうで
あってもちろん良いが、この場合には、上記の通話再開
用制御回路は、ソフト的な工夫により、実質的に当該マ
イコンによって構成することができるし、上記したチャ
ンネル接続状態記憶用揮発性メモリ領域や接続チャンネ
ル記憶用メモリ領域は、特に別個専用のメモリ装置とし
てではなく、当該マイコンに付属のRAM内に設けるこ
とができる。
【0026】さらに本発明では、また別な望ましい態様
として、子機内に設けた不揮発性メモリ内に所定のメモ
リ・チェック・データを書き込んでおき、RAM内にも
このメモリ・チェック・データが転記、記憶される揮発
性メモリ領域を設け、この揮発性メモリ領域も上記のバ
ックアップ電源によりバックアップすると共に、子機内
においてバッテリからの電源電力が供給されたときに
は、メモリ・チェック・データ記憶用揮発性メモリ領域
内のメモリ・チェック・データと不揮発性メモリ内のメ
モリ・チェック・データとを比較し、両者が一致したと
きにのみ、通話再開用制御回路が通話情報の送信再開を
許す構成も提案する。これによりバッテリ電源瞬断後の
揮発性メモリの異常、正常を判断できる。この構成に加
え、本発明ではまた、不揮発性メモリ内のメモリ・チェ
ック・データとメモリ・チェック・データ記憶用揮発性
メモリ領域内のメモリ・チェック・データとの比較の結
果、両者が相違した場合には、通話再開用制御回路は通
話情報の送信再開を許さずに子機を通話待ち受け状態と
すると共に、メモリ・チェック・データ記憶用揮発性メ
モリ領域内に不揮発性メモリ内に書き込まれているメモ
リ・チェック・データを書き込む構成を提案する。
【0027】
【実施例】図1には、本発明に従って構成されたコード
レス電話装置の一実施例における回路概略構成が示され
ているが、この実施例は、本発明の適用を受けた部分を
対照的に明確に表すため、図5に示した従来のコードレ
ス電話装置に対する改良装置となっている。したがっ
て、図1における子機10と親機20のそれぞれの内部構成
に関し、図5における子機80と親機90内の各回路要素に
付したと同一の符号の付されている構成要素は、当該図
5に示された従来例における構成要素に対し、同一で良
いか、特に変更を及ぼさないで良い構成要素である。そ
のため、それら個々の回路要素に関しての、あるいはま
たそれら回路要素群による動作に関しての先の説明は、
特に適用不能である旨を明記しない限り、本発明のコー
ドレス電話装置においても基本的にそのまま適用でき
る。ただし、限定的ではないが、この実施例でのコード
レス電話装置は、既述したMCA方式、固定チャンネル
方式の中、MCA方式に従う実施例である。子機10も、
図1には一台分しか示していないが、そしてまた、一台
しかなくても本発明は適用可能であるが、原則として二
台以上、図1に示されている内部構成を有する子機10,・
・・・・・ が存在するものとする。
【0028】図1に示されている本発明のこの実施例の
コードレス電話装置においても、子機10と親機20間、特
にアンテナ11,21を介しそれらの送受信回路12,22間で
の双方向無線通信を制御するそれぞれの主制御回路には
マイコン16,26が使用されているが、本発明のコードレ
ス電話装置においてハード・ウエア的に追加されるべき
構成要素は、子機10内におけるバックアップ電源30であ
る。これは、子機10内のマイコン16に備えられているR
AM18をバックアップするもので、一次電池ないしは二
次電池であっても良いが、図示されている実施例では、
後述の動作例に見られるように、当該RAM18をせいぜ
い10秒強程度、バックアップできれば良いので、子機
10に内蔵される交換可能なバッテリ19(既述のように一
次電池でも二次電池でも良い)により充電されるコンデ
ンサC1によって構成されている。この充電経路中にはダ
イオードD1が充電電流に関し順方向に挿入されている
が、これはバッテリ19の正負端子の逆挿入等のときにも
当該コンデンサC1が逆方向に充電されるのを阻止すると
共に、当該バッテリ19が振動等のため、例え短時間であ
っても図示しないバッテリホルダの接点から外れ、子機
内各回路への電源供給が途絶えたときに、当該コンデン
サの放電を阻止し、RAM18のバックアップ電源として
の機能を最大限に発揮させるためでもある。
【0029】しかるに、ハード・ウエア的に見る限り、
メモリ装置としてのRAM18には変更を要せず、既存の
RAMをそのまま用い得ると言える。しかし、本発明を
適用する場合、少なくとも当該RAM18内には、図3に
示すように、後に詳しく説明するチャンネル接続状態デ
ータを揮発的に格納できるメモリ領域ないしメモリ・ス
ロット54を確保する必要があり、本実施例で採用を想定
しているMCA方式に従う場合には、これも後に説明す
る接続チャンネル・データを格納するメモリ・スロット
53も確保する必要がある。さらに、本発明の最も基本的
な構成を満たすだけであるならば原理的に必須ではない
ものの、本発明における、より実用的な態様を満足する
には、既述したIDナンバ・データを格納するメモリ・
スロット52や、RAM18の記憶内容の異常、正常をチェ
ックするために使用するメモリ・チェック・データの記
憶用メモリ・スロット51も確保する。
【0030】さらに、あらかじめ述べておくと、従前の
コードレス電話装置において各回路の制御をなしていた
回路装置を主制御回路とするならば、本発明では通話再
開用制御回路の付加が必要となるが、この実施例では、
主制御回路を構成するマイコン16がこの通話再開用制御
回路の機能をも営むものとなっている。
【0031】以下、本発明コードレス電話装置の特徴的
な構成と動作に関し、図2に示されているフローチャー
トをも参照して説明するが、まず、子機10に関しても親
機20に関しても、それらのスタート・ステップ 601,70
1 は、それに引き続く状態ステップ 602,702 に「通話
中」と記している通り、すでに従来例に関し説明したよ
うに、当該子機10と親機20との間で一対の無線チャンネ
ルを介し、双方向無線通話が可能となっている状態を示
している。換言すれば、子機10から発呼した場合にし
ろ、親機20に対し公衆電話回線の方からの着信があった
場合にしろ、それ以降、この双方向無線通話状態に至る
までの動作については本発明において改変した所はな
く、既存のコードレス電話装置におけると同様の手順に
したがって良い。ただし、ここで想定している実施例
は、既述のMCA方式に従うものであって、例えば40
チャンネル対程の使用可能な複数チャンネル対群の中か
ら、その時々で特定の子機と親機との間で確立されるチ
ャンネル対は選択される。各チャンネル対は、一般にチ
ャンネル番号によって特定することができる。
【0032】しかるに、本発明のこの実施例での子機10
においては、主制御回路としてのみならず、通話再開用
制御回路としても機能するマイコン16は、子機10と親機
20との間での一対の無線チャンネル対を介しての双方向
通話が可能となると、当該マイコン16に付属のRAM18
内の特定の揮発性メモリ領域であるメモリ・スロット54
内に、当該子機10と親機20との間で無線チャンネルが確
立したことを表すデータを書き込む。説明のため、簡単
な例を挙げると、双方向通話が可能になると、マイコン
16はチャンネル接続状態データとして当該メモリ・スロ
ット54内にバイナリ「1」を書き込む。換言すれば、こ
のフラグが立っていない場合(すなわち論理「0」が書
き込まれている場合)には、当該子機10と親機20との間
は双方向無線通信状態にないことを意味し、これによ
り、後述の判断ステップ609 において、バッテリ電源が
途絶える前に親機との間で無線チャンネル対が確立して
いたか否かを弁別的に指示することができる。
【0033】マイコン16はまた、この実施例の場合、子
機10と親機20とで現在実際に使用しているチャンネル対
を特定できるデータ(例えばチャンネル番号)を接続チ
ャンネル・データとして所定のメモリ・スロット53内に
書き込む。これに対し、メモリ・スロット52に書き込ま
れている各子機10に専用のIDナンバ・データは、既存
のMCA方式に従うコードレス電話装置と同様、バッテ
リ19を挿入したとき、あるいは子機に電源スイッチがあ
るものではバッテリ19を挿入した後、当該電源スイッチ
をオンにしたときの初期電源投入時にPROM(EEP
ROMを含む)17から読み出され、書き込まれたもので
あり、同様にメモリ・スロット51に書き込まれている特
定のバイナリ数値であるメモリ・チェック・データ(こ
れは全ての子機で同じであって良い)もまた、初期電源
投入時にPROM17からマイコン16によって読み出さ
れ、書き込まれたものである。ただし、これらの書き込
みについては、本発明を実施するプログラムとの兼ね合
いで、図2に示されるフローチャート上でもステップ60
5 からステップ608 までにも示されており、後に再度説
明される。
【0034】上記のようにして、子機10と親機20との間
で双方向無線通話が行われているときに、子機10に振動
が与えられる等して、図示しないバッテリホルダ側の接
点に対し、図2中で「電池接点開放」と記しているステ
ップ603 に示すように、バッテリ19のいずれか一方の端
子でも外れると、その瞬間に子機10内の各回路への電源
供給は途絶えてしまうことになる。すると、その後、い
くら速やかにバッテリ19が再接続されても、その前に状
態ステップ604 で示すように、子機10の側からの送信が
停止する。もちろんこれは、バッテリ19を交換のため、
取り外したときにも生ずる。いずれにしても、通話中に
子機の側からの送信が停止すると、ノイズ・スケルチ回
路あるいはキャリア・スケルチ回路として構成し得る親
機20内の圏外検出回路24は、すでに説明した通り、受信
チャンネル(子機の側から見て送信チャンネル)におけ
る電界強度が所定の電界強度以下になった旨、検出する
ので(判断ステップ703)、電話回線を保持したまま(状
態ステップ704)、所定の時間、例えば1秒を経過した後
から、親機20内のマイコン26は当該検出信号に応答し、
圏外信号を送信し始める(ステップ705)。
【0035】この親機10の側からの圏外信号は、すでに
図4に関して説明した通りのフォーマット40に従うもの
で良く、それが発し始めてから、後述の判断ステップ70
6 における通話再開信号を受信することなく、判断ステ
ップ708 で示すように所定の時間y秒(例えば10秒)
を経過すると、親機内のマイコン26はステップ709 で示
すように回線開閉回路25に作用して電話回線を切断し、
通常の通話待ち受け状態(ステップ710)とする。なお、
電話回線が遮断されるまで、当該回線はそのまま接続し
ておいて良いのであるが、この間、雑音等が電話回線側
に送り出され、公衆電話回線を介した相手方に不快な思
いをさせるのを避けるためには、適当なミューティング
回路を介在させ、親機の側からの出力音圧を低下させる
ようにして良い。
【0036】一方、子機10の側では、「電池接点閉成」
として記されているステップ604 に示されているよう
に、振動で外れたバッテリ19の端子が再度バッテリホル
ダ側の接点に接触するか、あるいは使用者により新たな
バッテリ19がバッテリホルダ内に挿入されると、マイコ
ン16は判断ステップ606 で示すように、RAM18の内容
をチェックする。これは、RAM18内のメモリ・スロッ
ト51に格納されているメモリ・チェック・データが正し
いか否か、ひいてはRAM18内の各記憶データが正しい
か否かをチェックするものである。すなわち、送信機能
が停止した電源途絶の原因が、上記のように子機に印加
された振動等に基づく一過性のバッテリ外れであった場
合には、ステップ604 にて再度バッテリ19が接続される
までの時間は僅かであるし、使用者の意図的な交換動作
による場合にも、使用者が数秒程度で急いで交換を終え
れば、その間、本発明により設けられたバックアップ電
源30がコンデンサC1により構成されたものであっても、
それによりバックアップされているRAM18の内容は、
そのまま揮発せずに残っていることが期待される。そこ
で、マイコン16がこの電源再投入に伴いPROM17に格
納されているメモリ・チェック・データを再度呼び出
し、RAM18内のメモリ・チェック・データと比較した
とき、両者は同じになることが予想される。逆に、電源
の遮断されている時間が長かったり、通話中ではないが
子機10が最初に使用されるとき等、いずれにしても電源
の初期投入時と考えられるような場合には、バックアッ
プ電源30の容量はなくなっていて、RAM18内の記憶デ
ータは揮発していることが考えられる。
【0037】後者の場合には、ステップ607 に示すよう
に、望ましくはマイコン16はRAM18を初期化した後、
「各種データ書き込み」と記したステップ608 に示すよ
うにPROM17からメモリ・チェック・データとIDナ
ンバ・データを読み出してそれぞれRAM18内のメモリ
・スロット51とメモリ・スロット52に書き込んだ後、ス
テップ615 に示すように通話待ち受け状態とする。結局
これは、先に述べたように、電源投入当初のRAM18の
初期設定に相当する操作であり、図2に示されているフ
ローチャートは、この点に関し、特に通話中には限らな
いフローチャートと見て良い。
【0038】これに対し、バックアップ電源30が有効に
働いていて、マイコン16がバッテリ再接続によるこの電
源再投入に伴いPROM17に格納されているメモリ・チ
ェック・データを再度呼び出し、RAM18内のメモリ・
チェック・データと比較したとき、両者が同じになった
ときには、判断ステップ606 のイエス出力に進み、次の
判断ステップ609 にてマイコン16はRAM18内のメモリ
・スロット54に記憶されているチャンネル接続状態デー
タを読み、チャンネルが接続されていなかったことを表
すデータ、例えばフラグ「0」が立っていた場合には、
マイコン16は子機内各回路を通話待ち受け状態とする。
そうではなく、先に述べたように、バッテリが外れる前
に通話状態にあり、チャンネル接続状態データがチャン
ネルが接続されていたことを弁別的に表すデータ、例え
ば論理値「1」のフラグであった場合には、本発明にお
ける通話再開用制御回路としても機能するマイコン16は
次いでステップ610 で示すように、RAM内メモリ・ス
ロット53内に記憶されている接続チャンネル・データに
より特定されるチャンネル対、すなわち、バッテリが外
れる前に当該子機10が使用していたチャンネル対の受信
チャンネルでの受信を可能とするよう送受信回路12に作
用する。
【0039】その結果、ステップ611 で示すように、親
機20の側から送信されていた圏外信号40(図4に関しす
でに説明したように、圏外データ44の外、チャンネル・
データ43、自身を特定するIDナンバ・データ42を含
む)が受信された場合には、子機内マイコン16はステッ
プ612 で示すように通話再開信号を送信した後、子機内
送受信回路12からの送信も許可することにより、通常の
通話状態に戻す(ステップ613)一方で、通話再開信号を
受信した親機のマイコン26も、望ましくはミューティン
グを掛けていた回線を元の状態に戻すことにより、通常
の通話状態とする(ステップ707)。これに対し、所定の
時間x秒(数秒から十数秒程度)以内に、子機側のステ
ップ611 において圏外信号を受信しなかった場合には、
当該ステップ611 とステップ614 により示すように、マ
イコン16は子機を通話待ち受け状態とする。
【0040】以上のように構成されているので、例えば
子機10に内蔵させるべきバッテリ19のバッテリホルダ
が、極くありきたりのタイプのもので、誰でも使い易い
ものとしたがために、振動によってバッテリが瞬間的に
でも外れ易い場合にも、従来のように、バッテリ電源の
瞬断により通話がそのまま途絶してしまうようなことは
なく、バッテリが再接続されると再通話が可能になる。
通話中のバッテリ交換に関しても、例えば10秒程度以
内等、親機の側からの圏外信号の発している期間内にて
速やかに行えば、やはり同様に、その後の再通話が可能
となる。
【0041】なお、上記実施例に対する改変は種々考え
られ、本発明の要旨構成に沿う限りにおいて任意であ
る。例えば、固定チャンネル方式であるがIDナンバ・
データを利用することで複数台の子機を使用可能なコー
ドレス電話装置においては、当然のことながら、メモリ
・スロット53に格納されている接続チャンネル・データ
は不要となる。逆に、チャンネル・データを必要とする
場合、上記したメモリ・チェック・ステップ606 におい
て、このデータが合理的な範囲内にあるか否かのチェッ
クを合わせて行うようにしても良い。合理的な範囲と
は、例えばチャンネル番号が実際に使用可能なチャンネ
ル番号群の中にある場合である。
【0042】また、上記実施例では、親機の側から圏外
信号を送信しているときには、電話回線にミューティン
グを掛けることが望ましいとしているが、そうではな
く、特には何もしない場合には、ステップ612 における
子機の側からの通話再開信号の送信手続は省略可能であ
る。子機の側では判断ステップ611 で圏外信号を受信し
た後、直ちに通話状態に戻して差し支えないし、一方、
これによる送信信号の再開により、親機の側での圏外検
出回路24が所定の受信電界強度を越える電界強度を検出
すれば、これ自体は公知の圏外信号の処理手続と同様、
マイコン26は当該圏外信号の送出を止めるからである。
【0043】もちろん、上記実施例にて追加された揮発
性メモリ領域は、あえて意図的に、既存のマイコンに備
えられているRAM18とは別個なメモリ装置として構成
されても良いし、メモリ・チェック・データを不揮発的
に記憶するメモリ装置も新たに設けて良い。もっとも、
メモリ・チェック・データ自体、本発明の最も基本的な
構成に関しては必須ではなく、バックアップ電源30の信
頼性が高い場合には、これを用いてのRAM検査ステッ
プ606 は省略可能である。この場合、IDナンバ・デー
タは従前のコードレス電話装置同様、電源初期投入時の
パワー・オン・リセット時にPROM17からRAM18に
転送すれば良い。
【0044】バックアップ電源30についても、親機の側
からの圏外信号の送信時間(10秒程度)を考慮すれ
ば、せいぜい同じ位の時間、RAM18をバックアップで
きれば良く、そのため図示のように、実際にも100μ
F程度のコンデンサで極めて簡単かつ廉価、小型に構成
できるが、一次ないし二次電池であっても良い。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、通話中に子機に内蔵の
バッテリが一次的に電池接点から外れるとか、通話中の
充電警告により使用者が意図的にバッテリの交換を図っ
た等しても、親機の側から圏外信号が発せられている時
間内に当該バッテリ電源が回復すれば、従前のようにバ
ッテリ電源が絶たれた時点でそのまま通話が不能となる
ことはなく、再通話を可能とし得るので、使用勝手が大
いに向上する。換言すれば、子機内のバッテリに対する
電気的な接続部分は、廉価で扱い易い通常のバッテリホ
ルダにおける程度の低信頼性のものであっても、あえて
これを使用することができる。しかも、最近のマイコン
使用機種の存在に鑑みるに、これらに対する改良として
本発明が適用される場合には、本発明のために新たに追
加を要するハード・ウエア部分は少なくて済み、マイコ
ンに対するプログラムの変更にて殆ど対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたコードレス電話装置
の一実施例における概略的な回路構成図である。
【図2】図1に示されたコードレス電話装置の動作の説
明図である。
【図3】図1に示されたコードレス電話装置に備えられ
る揮発性メモリ装置の説明図である。
【図4】圏外信号のフォーマットに関する説明図であ
る。
【図5】従来のコードレス電話装置の概略的な回路構成
図である。
【符号の説明】
10 子機 12 送受信回路 13 送受信電源制御回路 14 圏外検出回路 16 マイクロ・コンピュータ 17 不揮発性メモリ 18 揮発性メモリ 19 交換可能なバッテリ 20 親機 22 送受信回路 23 送信電源制御回路 24 圏外検出回路 25 電話回線開閉回路 26 マイクロ・コンピュータ 27 不揮発性メモリ 28 揮発性メモリ 30 バックアップ電源 40 圏外信号のデータ・フォーマット 42 IDナンバ・データ 43 接続チャンネル・データ 44 圏外データ 51 メモリ・チェック・データ記憶用メモリ・スロット 52 IDナンバ・データ記憶用メモリ・スロット 53 接続チャンネル・データ記憶用メモリ・スロット 54 チャンネル接続状態記憶用メモリ・スロット C1 バックアップ電源を構成するコンデンサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆電話回線に有線接続された親機と、
    交換可能に内蔵されたバッテリを電源として駆動する子
    機とから成り、親機と子機は、互いに周波数の異なる一
    対の無線チャンネルにより双方向通信可能に結合されて
    おり、上記公衆電話回線を介しての親機への着信に伴う
    着信動作、子機の側からの発呼動作、そして該着信動作
    及び該発呼動作以降における上記無線チャンネル対を利
    用した親機と子機間の双方向通話動作は、親機と子機の
    それぞれに設けた主制御回路の制御の下、親機と子機の
    それぞれに設けた送受信回路を介して行われる一方、上
    記親機の主制御回路はまた、上記一対の無線チャンネル
    の中、該親機の側から見て受信チャンネルとなる一方の
    無線チャンネルにおける受信電界強度を検出し、所定の
    受信電界強度以下となった場合には、該親機内の送受信
    回路を介し、該親機の側から見て送信チャンネルとなる
    他方の無線チャンネルに載せて圏外信号を発し、該所定
    の受信電界強度以下の状態が回復することなく所定時間
    継続すると上記公衆電話回線との接続を遮断するコード
    レス電話装置であって;上記子機内には、上記無線チャ
    ンネル対を介して上記親機と子機との間での上記双方向
    無線通話が確立していたか否かを弁別的に記憶するチャ
    ンネル接続状態記憶用揮発性メモリ領域と、上記バッテ
    リからの電源電力の供給が絶たれても該揮発性メモリ領
    域の記憶内容を保持するバックアップ電源と、通話再開
    用制御回路とを設け;上記子機内においてバッテリから
    の電源電力が供給されたとき、上記揮発性メモリ領域内
    に記憶されているチャンネル接続状態を表すデータが上
    記双方向無線通話が確立していたことを表すデータであ
    り、かつ、上記子機内の送受信回路を介し、上記親機の
    側からの圏外信号を検出した場合には、上記通話再開用
    制御回路は該子機からの通話情報の送信を再開するこ
    と;を特徴とするコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコードレス電話装置であ
    って;上記子機は複数台あり、各子機にはそれぞれ専用
    のIDナンバ・データが与えられている一方;上記親機
    の主制御回路は、上記双方向通信の相手方となっている
    子機のIDナンバ・データを認識することができ;該親
    機の主制御回路により該親機内の送受信回路を介して送
    信される上記圏外信号は、該認識している子機のIDナ
    ンバ・データと共に送信され;上記各子機内の上記通話
    再開用制御回路は、自身の属する子機のIDナンバ・デ
    ータの受信と共に上記圏外信号を検出したときにのみ、
    上記通話情報の送信を再開すること;を特徴とするコー
    ドレス電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコードレス電話装置であ
    って;上記親機と上記各子機との双方向通信可能な結合
    はマルチ・チャンネル・アクセス方式に従っており;上
    記各子機内には、上記双方向通信が確立したときの無線
    チャンネル対を特定し得る接続チャンネル・データを記
    憶する揮発性メモリ領域も設けられており、この揮発性
    メモリ領域も上記バックアップ電源によりバックアップ
    されていると共に;上記通話再開用制御回路は、該子機
    からの通話情報の送信を上記再開するに際し、これに用
    いる無線チャンネル対を、上記接続チャンネル記憶用メ
    モリ領域に記憶されている接続チャンネル・データによ
    り特定される無線チャンネル対とすること;を特徴とす
    るコードレス電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のコードレス電話
    装置であって;上記子機内の主制御回路はマイクロ・コ
    ンピュータにより構成され;上記チャンネル接続状態記
    憶用揮発性メモリ領域は、該マイクロ・コンピュータに
    付属のランダム・アクセス・メモリ内に設けられている
    こと;を特徴とするコードレス電話装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のコードレス電話装置であ
    って;上記子機内の主制御回路はマイクロ・コンピュー
    タにより構成され;上記チャンネル接続状態記憶用揮発
    性メモリ領域は、該マイクロ・コンピュータに付属のラ
    ンダム・アクセス・メモリ内に設けられていると共に;
    上記接続チャンネル記憶用メモリ領域も、該マイクロ・
    コンピュータに付属のランダム・アクセス・メモリ内に
    設けられていること;を特徴とするコードレス電話装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載のコードレス電話
    装置であって;上記子機内には所定のメモリ・チェック
    ・データが書き込まれた不揮発性メモリが備えられ;上
    記ランダム・アクセス・メモリ内には、上記不揮発性メ
    モリ内の該メモリ・チェック・データが転記、記憶され
    る揮発性メモリ領域も設けられ;該メモリ・チェック・
    データ記憶用揮発性メモリ領域も、上記バックアップ電
    源によりバックアップされていると共に;上記子機内に
    おいてバッテリからの電源電力が供給されたときには、
    上記メモリ・チェック・データ記憶用揮発性メモリ領域
    内のメモリ・チェック・データと上記不揮発性メモリ内
    のメモリ・チェック・データとを比較し、両者が一致し
    たときにのみ、上記通話再開用制御回路は上記通話情報
    の送信再開を許すこと;を特徴とするコードレス電話装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコードレス電話装置であ
    って;上記不揮発性メモリ内のメモリ・チェック・デー
    タと上記メモリ・チェック・データ記憶用揮発性メモリ
    領域内のメモリ・チェック・データとの比較の結果、両
    者が相違した場合には、上記通話再開用制御回路は上記
    通話情報の上記送信再開を許さずに子機を通話待ち受け
    状態とすると共に、該メモリ・チェック・データ記憶用
    揮発性メモリ領域内に該不揮発性メモリ内に書き込まれ
    ているメモリ・チェック・データを書き込むこと;を特
    徴とするコードレス電話装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6または7
    記載のコードレス電話装置であって;上記通話再開用制
    御回路は、上記通話情報の上記送信再開を許す前に、通
    話再開信号を送信し;上記親機内の上記主制御回路は、
    上記圏外信号を発してから所定の時間以内に該通話再開
    信号を受信しなかった場合、上記公衆電話回線との接続
    を遮断すること;を特徴とするコードレス電話装置。
  9. 【請求項9】 請求項4,5,6,7または8記載のコ
    ードレス電話装置であって;上記通話再開用制御回路
    も、上記主制御回路を構成するマイクロ・コンピュータ
    により構成されていること;を特徴とするコードレス電
    話装置。
  10. 【請求項10】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8または9記載のコードレス電話装置であって;上記バ
    ックアップ電源は、上記バッテリにより充電されるコン
    デンサであること;を特徴とするコードレス電話装置。
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