JPH0661419U - 帯鋸盤 - Google Patents

帯鋸盤

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JPH0661419U
JPH0661419U JP325593U JP325593U JPH0661419U JP H0661419 U JPH0661419 U JP H0661419U JP 325593 U JP325593 U JP 325593U JP 325593 U JP325593 U JP 325593U JP H0661419 U JPH0661419 U JP H0661419U
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JP
Japan
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saw blade
band saw
light
wheel
drive
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JP325593U
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English (en)
Inventor
正司 永▲廣▼
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0661419U publication Critical patent/JPH0661419U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、帯鋸刃の変換を容易に行うことを
目的とする。 【構成】 鋸刃ハウジング7にエンドレス状の帯鋸刃2
1を掛回する駆動ホイール23、従動ホイール25を回
転可能に設け、上記帯鋸刃21を走行駆動させるため、
駆動ホイール23を鋸刃走行モータ27に連動連結し、
かつ従動ホイール25を駆動ホイール23に対して接近
離反する方向へ移動可能に構成し、上記帯鋸刃21の走
行路における適宜箇所の一側に、帯鋸刃21の側面に向
って光Bを投光する投光器43を設けると共に、上記走
行路における適宜箇所の他側に、この投光器43により
投光された光Bを受光する受光器45を設けてなること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、帯鋸刃の交換を容易に行い得る帯鋸盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的の横型帯鋸盤(帯鋸盤の一例)について簡単に説明すると、ベースには 鋸刃ハウジングが昇降可能に設けてあり、この鋸刃ハウジングにはエンドレス状 の帯鋸刃を掛回する駆動ホイール、従動ホイールが回転可能に設けてあり、駆動 ホイールと従動ホイールは左右に離隔してある。そして、上記帯鋸刃を走行駆動 させるため、駆動ホイールは鋸刃走行モータに連動連結してある。上記従動ホイ ールを駆動ホイールに対して接近離反する左右方向へ移動させるため、上記従動 ホイールを回転自在に支持するホイール支持部材が、鋸刃ハウジングに例えば流 体圧シリンダの作動により左右方向へ移動可能に設けてある。帯鋸刃を走行駆動 動させているとき、この帯鋸刃が破断したことを検知するため、鋸刃ハウジング における従動ホイールの右側適宜位置には従動ホイールに当接可能なリミットス イッチが設けてある。
【0003】 上記構成により、流体圧シリンダの作動によりホイール支持部材を駆動ホイー ルに対して接近する左方向へ移動させて従動ホイールを駆動ホイールに対して接 近せしめた後に、エンドレス状の帯鋸刃を駆動ホイール、従動ホイールに掛回せ しめる。そして、流体圧シリンダの作動によりホイールを支持部材を駆動ホイー ルに対して離反する右方向へ移動させて従動ホイールを駆動ホイールに対して離 反せしめることにより、帯鋸刃に所定の張力を付与する。一方、帯鋸刃は所定の 張力に対応した力を従動ホイールに反力として作用させている。
【0004】 帯鋸刃に所定の張力を付与した後に、鋸刃走行モータの駆動により帯鋸刃を走 行駆動させつつ、鋸刃ハウジングを下降させることにより、ベースに支持された 被切断材にこの帯鋸刃を接近させる。これによって、上記被切断材に対して所望 の切断加工を行うことができる。
【0005】 帯鋸刃の走行駆動を行っているときにおいて、帯鋸刃が破断すると、帯鋸刃に 作用していた前記所定の張力が取除かれる他に、帯鋸刃が従動ホイールに対して 反力として作用させた力も取除かれ、従動ホイールは駆動ホイールに対して離反 する右方向へ移動する。したがって、従動ホイールの右方向の移動によりリミッ トスイッチがON状態になると、帯鋸刃が破断したことがわかり、鋸刃走行駆動 モータの駆動を停止せしめ、帯鋸刃の交換作業を行う。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の帯鋸盤においては、帯鋸刃が完全に破断した後に帯鋸刃の交換 を行っているため、破断した帯鋸刃が被切断材にからまったりする等の理由によ り、帯鋸刃の交換作業が厄介であるという問題があった。
【0007】 そこで、本考案は、上記の問題点を解決することができる帯鋸盤を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述のごとき従来の問題点を解決するため、本考案においては、第1の手段と して、鋸刃ハウジングにエンドレス状の帯鋸刃を掛回する駆動ホイール、従動ホ イールを回転可能に設け、上記帯鋸刃を走行駆動させるため、駆動ホイールを鋸 刃走行モータに連動連結し、かつ従動ホイールを駆動ホイールに対して接近離反 する方向へ移動可能に構成し、上記帯鋸刃の走行路における適宜箇所の一側に、 帯鋸刃の側面に向って光を投光する投光器を設けると共に、上記走行路における 適宜箇所の他側に、この投光器により投光された光を受光する受光器を設けてな ることを特徴とする。
【0009】 また、第2の手段として、第1の手段の構成要件の他に、前記投光器により投 光された光を前記受光器が受光したときに、前記鋸刃走行モータの駆動を停止せ しめるように構成してなることを特徴とする。
【0010】
【作用】
前記の構成において、従動ホイールを駆動ホイールに対して接近させた後に、 エンドレス状の帯鋸刃を駆動ホイール、従動ホイールに掛回せしめる。そして、 従動ホイールを駆動ホイールに対して離反する方向へ移動させることにより、帯 鋸刃に所定の張力を付与する。一方、帯鋸刃は所定の張力に対応した力を従動ホ イールに反力として作用させている。
【0011】 上記帯鋸刃に所定の張力を付与した後に、鋸刃走行モータを駆動して駆動ホイ ールを回転駆動させることにより帯鋸刃を走行駆動させつつ、鋸刃ハウジングを 被切断材に対して接近する方向へ移動させることにより、被切断材に対して所望 の切断加工を行うことができる。
【0012】 帯鋸刃が走行駆動しているとき、投光器から帯鋸刃の側面に向けて光が投光さ れる。そして、この投光された光は、帯鋸刃に亀裂が全く生じていない状態の下 では、帯鋸刃の側面により遮断されて、受光器に受光されることはない。また、 上記投光された光は、帯鋸刃に亀裂が生じた状態の下では、この亀裂を通って受 光器に受光される。したがって、投光器から投光された光が受光器に受光される と、帯鋸刃に亀裂が生じたことがわかり、鋸刃走行モータの駆動を停止せしめて 、駆動ホイールの回転を止める。
【0013】
【実施例】
以下、実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】 図5を参照するに、帯鋸盤の一例として横型帯鋸盤1は、箱状のベース3と、 このベース3にヒンジシャフト5を介して昇降自在に設けた鋸刃ハウジング7等 を備えてある。上記鋸刃ハウジング7を昇降させるため、ベース3の適宜位置に は昇降可能なピストンロッド9を備えた昇降シリンダ11が設けてあり、このピ ストンロッド9は鋸刃ハウジング7の一部を構成するとビーム部材13に連結し てある。
【0015】 上記ベース3の適宜位置には、被切断材Wを支持するためのワークテーブル1 5が設けてあり、このワークテーブル15に支持された被切断材Wを挟持固定す るため、ワークテーブル15には固定バイス17と可動バイス19が左右(図5 において左右)に対向して設けてある。上記可動バイス19はバイス用シリンダ (図示省略)の作動により固定バイス17に対して接近離反する左右方向へ移動 することができるものである。
【0016】 図1、図2、図5を参照するに、上記鋸刃ハウジング7にはエンドレス状の帯 鋸刃21を掛回する駆動ホイール23、従動ホイール25が回転可能に設けてあ り、上記帯鋸刃21を走行駆動させるため、上記駆動ホイール23は鋸刃走行モ ータ27に連動連結してある。そして駆動、従動ホイール23,25にはエンド レス状の帯鋸刃21が掛回してある。
【0017】 上記帯鋸刃21に所定の張力を与えるため、従動ホイール25は駆動ホイール 23に接近離反する左右方向(第1、図2、図5において左右方向)へ移動自在 に設けてある。即ち、鋸刃ハウジング7の右部にはホイール支持部材29がU字 形状のガイド部材31を介して左右方向へ移動自在に設けてあり、このホイール 支持部材29は従動ホイール25を回転自在に支持するものである。上記ホイー ル支持部材29を左右方向へ移動させるため、鋸刃ハウジング7には左右方向へ 移動可能なピストンロッド33を備えた流体圧シリンダ35が設けてあり、この ピストンロッド33がホイール支持部材29に連結してある。なお、流体圧シリ ンダ35を用いてホイール支持部材29を左右方向へ移動させる代わりに、駆動 モータに連動連結した螺子杆とナット部材を用いても差し支えない。
【0018】 上記鋸刃ハウジング7における前記ビーム部材13(図5参照)には一対のガ イドアーム37が設けてあり、各ガイドアーム37の先端部には公知の鋸刃ガイ ド装置39が設けてある。一対の鋸刃ガイド装置39は、帯鋸刃21における切 断作用を行う部分の刃先が被切断材Wに対してほぼ直角になるように案内支持す る。
【0019】 図1を参照するに、上記鋸刃ハウジング7の適宜位置には帯鋸刃21に亀裂が 生じたことを検出する亀裂検出装置41が設けてある。より詳細には、鋸刃ハウ ジング7における鋸刃走行路の適宜箇所の上側には、帯鋸刃21の側面に向って 光Bを投光する投光用光電スイッチ43が設けてあり、この鋸刃走行路の適宜箇 所の下側には投光用光電スイッチ43により投光された光Bを受光する受光用光 電スイッチ45が設けてある。上記受光用光電スイッチ45は、前記昇降シリン ダ11及び鋸刃走行モータ27等を制御する制御手段47に接続してある。
【0020】 前述の構成に基づいて本実施例の作用について説明する。
【0021】 流体圧シリンダ35の作動により従動ホイール25を駆動ホイール23に対し て接近する左方向へ移動させた後に、エンドレス状の帯鋸刃21を駆動ホイール 23、従動ホイール25に掛回せしめる。そして、流体圧シリンダ35の作動に より従動ホイール25を駆動ホイール23に対して離反する右方向へ移動させる ことにより、帯鋸刃21に所定の張力を付与する。一方、帯鋸刃21は所定の張 力に対応した力を従動ホイール25に反力として作用させている。
【0022】 上記帯鋸刃21に所定の張力を付与した後に、被切断材Wを前方向へ搬送して 固定バイス17と可動バイス19の間に位置せしめる。そして、可動バイス19 を固定バイス17に対して接近する左方向へ移動させて、固定バイス17と可動 バイス19により被切断材Wを挟持する。
【0023】 固定バイス17と可動バイス19により被切断材Wを挟持した後に、鋸刃走行 モータ27を駆動して駆動ホイール23を回転駆動させることにより帯鋸刃21 を走行駆動させつつ、昇降シリンダ11を作動して鋸刃ハウジング7を下降させ ることにより、被切断材Wに対して所望の切断加工を行うことができる。
【0024】 帯鋸刃21が走行駆動しているときに、投光用光電スイッチ43から帯鋸刃2 1の側面に向けて光Bが投光される。そして、この投光された光Bは、図3に示 すように帯鋸刃21に亀裂が全く生じていない状態の下では、帯鋸刃21の側面 により遮断されて、受光用光電スイッチ45に受光されることはない。また、上 記投光された光Bは、図4に示すように帯鋸刃21に亀裂が生じた状態の下では 、この亀裂を通って受光用光電スイッチ45に受光される。したがって、投光用 光電スイッチ43から光Bが受光用光電スイッチ45に受光されると、帯鋸刃2 1に亀裂が生じたことがわかり、制御手段47の作動により、鋸刃走行モータ2 7の駆動を停止せしめて駆動ホイール23の駆動を停止せしめると共に、昇降シ リンダ11の作動を停止せしめて鋸刃ハウジング7の下降を停止せしめる。
【0025】 以上のごとき本実施例によれば、投光用光電スイッチ43から投光された光B が受光用光電スイッチ45に受光されると、帯鋸刃21に亀裂が生じたことがわ かるため、帯鋸刃21が完全に破断する前に帯鋸刃21の交換を行うことができ る。したがって、帯鋸刃21の交換を容易に行うことができ、作業能率向上の効 果を奏する。
【0026】 なお、本考案は、前述のごとき実施例の説明に限るものではなく、適宜の変更 を行うことによりその他種々の態様で実施可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明により理解されるように、本考案によれば、投光器 から投光された光が受光器に受光されると、帯鋸刃に亀裂が生じたことがわかる ために、帯鋸刃が完全に破断する前に帯鋸刃の交換を行うことができる。したが って、帯鋸刃の交換を容易に行うことができ、作業能率向上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の要部を示す図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った図である。
【図3】本実施例の作用説明図である。
【図4】本実施例の作用説明図である。
【図5】横型帯鋸盤の正面図である。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤 7 鋸刃ハウジング 21 帯鋸刃 23 駆動ホイール 25 従動ホイール 43 投光用光電スイッチ 45 受光用光電スイッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃ハウジングにエンドレス状の帯鋸刃
    を掛回する駆動ホイール、従動ホイールを回転可能に設
    け、上記帯鋸刃を走行駆動させるため、駆動ホイールを
    鋸刃走行モータに連動連結し、かつ従動ホイールを駆動
    ホイールに対して接近離反する方向へ移動可能に構成
    し、上記帯鋸刃の走行路における適宜箇所の一側に、帯
    鋸刃の側面に向って光を投光する投光器を設けると共
    に、上記走行路における適宜箇所の他側に、この投光器
    により投光された光を受光する受光器を設けてなること
    を特徴とする帯鋸盤。
  2. 【請求項2】 前記投光器により投光された光を前記受
    光器が受光したときに、前記鋸刃走行モータの駆動を停
    止せしめるように構成してなることを特徴とする請求項
    1記載の帯鋸盤。
JP325593U 1993-02-08 1993-02-08 帯鋸盤 Pending JPH0661419U (ja)

Priority Applications (1)

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JP325593U JPH0661419U (ja) 1993-02-08 1993-02-08 帯鋸盤

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JP325593U JPH0661419U (ja) 1993-02-08 1993-02-08 帯鋸盤

Publications (1)

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JPH0661419U true JPH0661419U (ja) 1994-08-30

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ID=11552365

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JP325593U Pending JPH0661419U (ja) 1993-02-08 1993-02-08 帯鋸盤

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JP (1) JPH0661419U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310396A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Tokyo Seimitsu Co Ltd ブレード破損検出装置
WO2022196508A1 (ja) * 2021-03-15 2022-09-22 株式会社アマダ 横型帯鋸盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006310396A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Tokyo Seimitsu Co Ltd ブレード破損検出装置
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