JPH0661140B2 - テープレコーダのテープ弛み解消装置 - Google Patents

テープレコーダのテープ弛み解消装置

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JPH0661140B2
JPH0661140B2 JP2021201A JP2120190A JPH0661140B2 JP H0661140 B2 JPH0661140 B2 JP H0661140B2 JP 2021201 A JP2021201 A JP 2021201A JP 2120190 A JP2120190 A JP 2120190A JP H0661140 B2 JPH0661140 B2 JP H0661140B2
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    • G11B15/43Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/22Stopping means

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、テープレコーダに装填されたテープカセット
内のテープの弛みを、その動作開始に先立って自動的に
取り除くようにしたテープレコーダのテープ弛み解消装
置に関する。
(従来の技術) テープカセットを長期間に亘って使用しないでいると、
外部振動等によりカセット内のテープに弛みが生じるこ
とがある。このようなテープカセットをテープレコーダ
に装填して再生操作を行うと、弛んだテープがキャプス
タンやピンチローラに巻付いてしまい、テープを損傷し
てしまう虞れがある。
そこで従来では、ピンチローラやキャプスタン周辺の機
構を改善し、弛んだテープがキャプスタンとピンチロー
ラとの間に入り込まないように工夫している。しかしこ
のような手段にてテープの巻付きを確実に防止すること
は技術的に極めて困難である。
またテープがキャプスタンやピンチローラに巻付いたこ
とを逸早く検出し、直ちに再生動作を停止させることも
考えられている。しかしテープの損傷防止には有効であ
るが、巻付いたテープをキャプスタンとピンチローラと
の間から丁寧に引出さねばならない面倒があり、根本的
な対策とはなっていない。
一方、実公平1-27135号公報には、ブレーキ制御用レバ
ーの操作によって供給リール台にブレーキをかけた状態
で巻取リール台を回転駆動し、これによってテープの弛
みを解消する技術が開示されている。しかしテープの弛
みを取るためには、意図的に、しかも人為的にブレーキ
制御用レバーを操作してテープレコーダを動作させなけ
ればならず、非常に煩わしいと云う問題があった。
(発明が解決しようとする課題) このように従来より、テープレコーダに装填されたテー
プカセット内のテープの弛みを取るための工夫が種々な
されているが、テープ弛み解消の根本的な対策となって
いなかったり、また弛み解消の為の操作が煩わしい等の
問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的は、テープカセットが装填されたとき、その動作
開始に先立ってテープ弛みを自動的に取り除くようにし
た簡易で実用性の高い、しかも操作性の優れたテープレ
コーダのテープ弛み解消装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、テープカセットが装填される第1及び第2の
リール軸の一方に、設定された動作モードに応じてモー
タの回転力を選択的に伝達する回転伝達系を備えたテー
プレコーダに組込まれるテープ弛み解消装置であって、 セット位置とリセット位置との間を移動する可動部材
に、該可動部材がセット位置にあるときには前記回転伝
達系とは別の回転伝達系の一部を構成して前記モータの
回転力を第1のリール軸に選択的に伝達するテープ弛み
解除用の回転伝達体を設け、 この回転伝達体を介する前記第1のリール軸の回転駆動
状態で当該第1のリール軸の回転が強制的に禁止された
とき、前記可動部材をリセット位置に移動させて前記回
転伝達体を上記回転駆動位置から離脱させるようにし、 一方、前記可動部材がセット位置にあるときには前記第
2のリール軸の回転を禁止し、前記可動部材がリセット
位置に移動したときには前記第2のリール軸の回転禁止
を解除するブレーキ機構を設け、 更にテープカセットが前記リール軸から取外されたと
き、前記可動部材をリセット位置からセット位置に復帰
させると共に、前記ブレーキ機構をブレーキ位置に復帰
させる初期化手段と、 スイッチを主体として構成され、前記可動部材がセット
位置にある状態で前記リール軸にテープカセットが装填
されたとき、または所定の動作モードが設定されたとき
前記モータを駆動するモータ制御手段とを設けたもので
ある。
特に請求項2に示すように前記回転伝達体が、第1のリ
ール軸と共に回転するリール軸側ギヤーに選択的に噛合
するテープ弛み解消ギヤーとした場合、 前記可動部材としては、モータにより回転駆動されてい
る上記テープ弛み解消ギヤーが、前記第1のリール軸の
強制的な回転停止に伴って回転停止する上記リール軸側
ギヤーの反力を受けて該リール軸側ギヤーから離反する
力により、セット位置からリセット位置に移動するよう
にしたことを特徴とする。
また請求項3に示すようにモータ制御手段の主体をなす
スイッチとして、リール軸へテープカセットの装填によ
って導通されるカセット検出スイッチと、このカセット
検出スイッチを直列に介してモータを電源に接続してな
り、動作モードの設定に連動して導通されるモータスイ
ッチと、このモータスイッチに並列接続され、可動部材
がセット位置にあるときにのみ導通されるテープ弛み検
出スイッチとを設けたことを特徴とする。
更に請求項4に示すようにブレーキ機構に、該ブレーキ
機構がブレーキ位置にあるとき、磁気ヘッドを取付けた
ヘッド取付板を該磁気ヘッドがテープカセットから離反
する位置に保持する機能と、ブレーキ機構が解除位置に
あるとき上記ヘッド取付板の上記離反位置での保持を解
除する機能を持たせたことを特徴とする。
更にまた請求項5に示すように可動部材と連動して移動
する動作モード選択操作禁止機構を設け、 前記可動部材がセット位置にあるときには上記動作モー
ド選択操作禁止機構にて動作モード選択操作を禁止して
なることを特徴とする。
(作用) 本発明によば、リール軸にテープカセットを装填する
と、モータ制御手段によりモータが駆動され、供給側リ
ール軸(第2のリール軸)の回転がブレーキ機構によっ
て禁止された状態で、テープ弛み解除用の回転伝達体を
介して巻取側リール軸(第1の回転軸)が回転駆動され
てテープの弛みが解消される。
そしてテープの弛みが解消され、テープの張力により巻
取側リール軸の回転が強制的に禁止されると、リール軸
の回転停止の検出によって可動部材がセット位置からリ
セット位置に移動して回転伝達体が巻取側リール軸の回
転系から離反し、同時にこれと関連してモータが停止さ
れ、またブレーキ機構が解除位置に移動して、通常の動
作に対する準備が整えられる。
特に前記回転伝達体が、第1のリール軸と共に回転する
リール軸側ギヤーに選択的に噛合するテープ弛み解消ギ
ヤーである場合、モータにより回転駆動されているテー
プ弛み解消ギヤーが、前記第1のリール軸と共に強制的
に回転停止する上記リール軸側ギヤーの反力を受けて該
リール軸側ギヤーから離反する。可動部材は、このギヤ
ーの離反力をトリガーとしてセット位置からリセット位
置に移動する。
しかる後、イジェクト機構を作動させると、カセットが
一対のリール軸から取外され、これに伴ってブレーキ機
構が解除位置からブレーキ位置に復帰し、可動部材がリ
セット位置からセット位置に復帰して、次のテープカセ
ットの装填に備えてテープ弛み解消動作の準備が整えら
れる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図ないし第4図は第1実施例に係るテープ弛み解消
装置の概略を示している。テープレコーダ基板1上に設
けられた一対のリール軸、即ち巻取側リール軸2aおよび
供給側リール軸2bは、その下部にリールギヤー3a,3bを
それぞれ備えている。これらのリール軸2a,2bには、設
定された動作モードに応じて図示しない回転伝達体系を
介してテープ駆動用のモータ5の回転力が択一的に伝達
される。尚、供給側リールギヤー3bの上面には、後述数
テープ弛み解消動作時に用いられるストッパピン4が設
けられている。
前記テープ駆動用のモータ5は、スイッチ6,7,9を主体
として構成されたモータ制御手段を介して電源に接続さ
れて通電駆動される。即ち、モータ制御手段は、常開型
のモータスイッチ6、このモータスイッチ6に並列接続
された常閉型の弛み検出スイッチ9、これらのスイッチ
6,9に直列接続された常開型のカセット検出スイッチ7
からなる。
尚、モータスイッチ6は再生操作レバー等の再生操作手
段の操作により閉成(導通)されるものであり、カセッ
ト検出スイッチ7は、第2図に示す如くリール軸2a,2b
に装填されたテープカセット8に押されて閉成(導通)
動作する。また弛み検出スイッチ9は常閉型のもので、
後述するようにしてテープの弛みが解消されたとき、そ
の検出動作に伴って開成(遮断)動作する。
このように構成されたモータ制御手段は、テープカセッ
ト8が装填された状態(カセット検出スイッチ7が閉
成)において、回転伝達ギヤー11がセット位置にあると
き(弛み検出スイッチ9が閉成)、又は再生操作手段が
操作されたとき(モータスイッチ6が閉成)にモータ5
を通電駆動する。
しかして上記モータ5の回転力は、設定された動作モー
ドに応じて図示しない回転伝達系を介して前記リール軸
2a,2bに択一的に伝達されると共に、駆動ギヤー10に伝
達される。この駆動ギヤ10はテープ弛み解消用の回転伝
達体としての前記回転伝達ギヤー11に常時噛合して、前
記モータ5の回転を伝達するものである。ちなみにこの
回転伝達ギヤー11は、前記駆動ギヤ10と同軸に回動自在
に設けられた可動部材としての回動板12に回転自在に支
持されている。そして回動板12が時計回り方向に回動し
てセット位置にあるとき、回転伝達ギヤー11は巻取側リ
ールギヤー3aと噛合した位置に保持される。逆に回動板
12が反時計回り方向に回動してリセット位置にあるとき
には、回転伝達ギヤー11はリールギヤー3aから離反され
る。
このように回動部材12はセット位置とリセット位置との
間を回動可能に設けられているが、テープレコーダ基板
1と回動板12との間に掛渡されたスプリング16により、
常時はセット位置に向けて回動付勢されている。
一方、回動板12の一部はブレーキ機構13となっており、
他の一部はスイッチ操作部14となっている。また回動板
12には後述する保持機構と係合する係合ピン15が設けら
れている。
上記ブレーキ機構13は、前記回動板12がセット位置にあ
り、回転伝達ギヤー11が前記巻取側リールギヤー3aに噛
合した状態にあるとき、前記供給側リール軸2bに設けら
れたストッパピン4に係合するブレーキ位置に位置して
該供給側リール軸2bに設けられたストッパピン4に係合
するブレーキ位置に位置して該供給側リール軸2bの回転
を禁止する。そして回動板12がセット位置からリセット
位置に向けて回動したとき、これに連動してストッパピ
ン4から離反した解除位置に移動する。尚、スイッチ操
作部14は、回動板12がセット位置からリセット位置に向
けて回動するとき、これと連動して弛み検出スイッチ9
に当接して該弛み検出スイッチ9を開放させる。
また供給側リール軸2bには、これと同軸にほぼL字形状
をなす回動レバー18が回動自在に設けられている。この
回動レバー18は、テープレコーダ基板1とこの間に張架
されたスプリング20にて一方向(反時計回り方向)へ回
動付勢されている。また回動レバー18の一端部には前記
係合ピン15と係合可能な三角突部19が形成されている。
この係合ピン15は、回動板12がセット位置にあるときに
は三角突部19の一辺19a側に位置し、回動板12がリセッ
ト位置へと回動したときには三角突部19の他辺19b側に
位置するように設定されている。
しかして回動レバー18は前記回動板12が反時計方向に回
動する際、前記係合ピン15にて三角突部19の一辺19aを
押圧されて時計方向に回動する。そして係合ピン15が三
角突部19を乗り越えたとき、スプリング20により付勢さ
れて反時計方向に回動しながら三角突部19の他辺19bに
て係合ピン15を押圧して前記回動板12を反時計方向に更
に大きく回動させてリセット位置に保持する。この結
果、前記回転伝達ギヤー11が前記巻取側リールギヤー3a
から大きく離反する位置に保持される。
このような三角突部15を備えた回動レバー18と、この回
動レバー18を回動付勢するスプリング20とにより前記回
動板12をリセット位置に保持する保持機構が構成されて
いる。
また回動レバー18は、イジェクト操作部材21の往動によ
り、前記スプリング20に抗して時計回り方向へと回動さ
れるようになっている。このイジェクト操作部材21は、
従来より種々の構造が提唱されている如く、前記リール
軸2a,2bに装着されたテープカセットを、該リール軸2a,
2bから取り外す機能を持つものである。しかしてイジェ
クト操作部材21の往動に伴って時計回り方向に回動する
回動レバー18は、これによって前記三角突部19による係
合ピン15の係合を解除する。この結果、回動板12は前述
したスプリング16の力を受けてリセット位置からセット
位置へと回動復帰する。このように上記回動レバー18と
イジェクト操作部材21とは、回動板12に対する初期化手
段を構成している。
尚、図中22,23は回動板12および回動レバー18のスプリ
ング16,20による付勢方向への回動量をそれぞれ規制す
るストッパであり、24はイジェクト操作部材21を復動方
向に付勢する復帰スプリングである。
上述した如く構成された第1実施例の装置は次のように
動作する。
テープカセット8の装填前は、第1図に示すようにブレ
ーキ機構13がブレーキ位置にあって供給側リール軸2bの
回転を禁止し、回転伝達ギヤー11はセット位置にあって
モータ5から巻取側リール軸2aに至る弛み解消用の回転
伝達経路の構成要素となっている。
この状態で両リール軸2a,2bにテープカセット8を装填
すると、第2図に示すようにカセット8に押されてカセ
ット検出スイッチ7が閉成し、モータ5が電源に接続さ
れて通電駆動される。するとこのモータ5の回転力が、
回転伝達ギヤー11を含む弛み解消用の回転伝達経路を介
して巻取側リール軸2aに伝達される。
このときカセット8内のテープに弛みがあれば、弛んだ
テープがカセット8内の巻取リールに巻取られる。そし
てテープの弛みが解消されると、テープの張力により巻
取側リール軸2aの回転が強制的に禁止される。すると回
転伝達経路の下流側に位置するリールギヤー3aが、上記
巻取側リール軸2aの回転禁止に伴って停止するので、回
転伝達ギヤー11は上記リールギヤー3aからの反力を受け
て第3図中矢印Aで示す如くセット位置に向かって移動
する。
この回転伝達ギヤー11の移動に伴う回動板12の回動によ
り、係合ピン15が三角突部19の一辺19aを押してL形レ
バー18を同図中矢印Bの如く回動させる。そして係合ピ
ン15が三角突部19の頂部を越えると、今度は第4図に示
すようにL形レバー18がスプリング20により復帰しなが
ら三角突部19の他辺19bで係合ピン15を押し、回動板12
を矢印A方向へ回動させて回転伝達ギヤー11を第4図に
示すリセット位置に保持する。このようにしてテープ弛
み解消動作状態が自動的に解除される。
尚、回転伝達ギヤー11がリセット位置に向けて移動する
途中、スイッチ操作部14はテープ弛み検出スイッチ9を
開放してモータ5を停止させる。またブレーキ機構13は
ストッパピン4から外れた解除位置へ移動して供給側リ
ール軸2bの回転禁止状態を解除するので、テープの弛み
が解消されると自動的に、次の再生操作に備えて準備が
整えられることになる。
そこで第4図に示す状態において再生操作手段を操作す
ると、今度はモータスイッチ6が同図中仮想線で示す如
く閉成して再びモータ5が通電駆動され、回転する。同
時にモータ5から巻取側リール軸2aに至る再生用の回転
伝達経路が形成されて再生モードとなる。
一方、上記再生動作を終了させ、第4図に仮想線で示す
如くイジェクト機構21を作動させると、テープカセット
8が両リール軸2a,2bから取外される。このとき、L形
レバー18が一旦時計方向へ回動して係合ピン15が三角突
部19との係合から開放され、同時に回転伝達ギヤー11が
セット位置に復帰してリールギヤ3aに噛合する。この結
果、次のテープカセットの装填に備えて再びテープ弛み
解消動作の準備が備えられる。
次に第5図ないし第7図を参照して本発明の第2実施例
を説明する。尚、第1実施例と同一部分については同一
符号を付してその説明を省略する。
この第2実施例ではモータ5の回転力は、弛み解消用の
回転伝達経路を構成するモータギヤー30、回転伝達ギヤ
ー(回転伝達体)31、中間ギヤー32及び巻取側リールギ
ヤー3aを介して巻取側リール軸2aに伝達される。尚、回
転伝達ギヤー31は軸33aを中心に回動する第1回動板33
に支持されている。
しかして回転伝達ギヤー31は、上記第1回動板33の回動
に伴ってモータギヤー30と中間ギヤー32とに噛合するセ
ット位置と、両ギヤー30,32から離反するリセット位置
との間を移動可能である。尚、第1回動板33は、基板1
との間に掛渡したスプリング34により、常時、リセット
位置からセット位置へ向けて付勢されている。図中35
は、軸35aを中心に回動自在な第2回動板である。
一方、第1回動板33の端部には長孔36が設けられ、第2
回動板35の端部にはピン37が設けられている。この長孔
36とピン37との嵌合により、第1および第2回動板33,3
5は互いに連動する関係になっている。このような第2
回動板35に、ブレーキ機構38、係合ピン39、スイッチ
操作部40、及び係止機構41がそれぞれ設けられている。
磁気ヘッド43を取付けたヘッド取付板42は常時図中下方
の非動作位置にあるが、再生操作手段を操作することに
より上方の動作位置へ移動する。
また図中左右方向へスライド自在なスライド板44は、ス
プリング45により常時右方へ付勢されている。このスラ
イド板44の右端側には係合段部46、傾斜面47及び水平面
48が連続形成されている。またスライド板44の左端側に
は受圧ピン50が設けられている。またイジェクト機構51
の一部をなすイジェクトレバーの先端は傾斜面52となっ
ており、この傾斜面52の前方に、前記受圧ピン50が位置
している。尚、図中53はイジェクト機構51を復帰させる
スプリングである。
このように構成された第2実施例の装置は、次のように
動作する。
テープカセット装填前は、第5図に示すように回転伝達
ギヤー31がセット位置にあり、ブレーキ機構38は供給側
リールギヤ3bに係合して供給側リール軸2bの回転を禁止
するブレーキ位置にある。また係合ピン39は係合段部46
に係合してスライド板44の右方移動を禁止し、更に係止
機構41がヘッド取付板42の動作位置への移動を禁止して
いる。
この状態でテープカセット8を装填すると、第6図に示
す如くカセット検出スイッチ7がカセット8に押されて
閉成してモータ5が回転し、この回転力が弛み解消用の
回転伝達経路を介して巻取側リール軸2aに伝達され、テ
ープが弛み分だけ巻取られる。そしてテープの弛みがな
くなると、テープの張力により巻取側リール軸2aの回転
が強制的に禁止されるので、回転伝達ギヤー31は、回転
伝達経路の下流側に位置する中間ギヤー32からの反力を
受け、リセット位置に向かって移動しながら、第1回動
板33を時計方向へ僅かに回動させる。
するとこれに連動して第2回動板35反時計方向へ回動
し、係合ピン39が係合段部46から外れるため、スライド
板44はスプリング45により図中右方向へスライドする。
そしてスライド板44は、その傾斜面47で係合ピン39を押
して第2回動板35を反時計方向へ大きく回動させた後、
第7図に示すように、その水平面48に係合ピン39を当接
させて回転伝達ギヤー31をリセット位置に保持する。こ
の結果、テープ弛み解消の動作状態が自動的に解除され
て、次の再生操作を行なう準備が整えられる。
なお、回転伝達ギヤー31がセット位置からリセット位置
に向けて移動する途中、スイッチ操作部40は弛み検出ス
イッチ9を開放してモータ5を停止させ、係止機構41は
ヘッド取付板42の動作線上から外れる。従って第7図の
状態で再生操作手段を操作すると、ヘッド取付板42が動
作位置へ移動して磁気ヘッド43をテープに接触させると
共に、モータスイッチ6が同図中仮想線で示す如く閉成
してモータ5が回転し、モータ5から巻取側リール軸2a
に至る再生用の回転伝達経路が形成されて再生モードと
なる。
再生動作を終了させる操作によってヘッド取付板42は後
退する。これに続いて第7図に仮想線で示す如くイジェ
クト機構51の一部であるイジェクトレバーを押込むと、
テープカセット8が両リール軸2a,2bから取外される。
また受圧ピン50が傾斜面52に押されてスライド板44は図
中左方へスライドし、係合ピン39が水平面48から外れる
ので、第2回動板35及び第1回動板33は元の位置に復帰
し、回転伝達ギヤー31も第5図に示すセット位置に復帰
して、次のテープカセットの装填に備え、再びテープ弛
み解消動作の準備が完了する。
第8図及び第9図は本発明の第3実施例を示すもので、
先の各実施例と同一の部分には同一符号を付して説明を
省略する。尚、第2回動板35第2実施例のものとほぼ同
様の構成であるから第2実施例と同一の符号で示してあ
るが、第2実施例に示したような係合ピンは設けられて
いない。
磁気ヘッド61を取付けたヘッド取付板60はスプリング69
により動作位置へ向けて付勢され、その一部にはカム孔
62が設けられている。このカム孔62の縁には、第9図に
示すように係合段部63、傾斜面64及び垂直面65が連続し
て設けられるほか、第1および第2回動板33,35を元の
位置に復帰させるための傾斜面73が設けられている。そ
して前記第2回動板35の係止機構41が係合段部63の前方
位置にあるときは、係止段部3が係止機構41に当接して
ヘッド取付板60の動作位置への移動を禁止するようにな
っている。
ヘッド取付板60は、連動レバー68を介してイジェクト機
構67の一部をなすイジェクトレバーと連動する。連動レ
バー68は、スプリングにより反時計方向へ付勢されてい
る。図中70はヘッド取付板42の動作位置への移動を禁止
するL形レバーであり、電磁プランジャ71に駆動されて
回動することにより、ヘッド取付板60に対する移動禁止
状態を解除する。尚、電磁プランジャ71は、再生操作手
段74を操作することにより通電するものであり、図中72
はL形レバー70の復帰スプリングである。
このように構成された第3実施例の装置は、次のように
動作する。
テープカセットの装填前は、第8図に示すように供給側
リール軸2bの回転がブレーキ機構38により禁止され、ヘ
ッド取付板60の動作位置への移動は、係止機構41とL形
レバー70とで二重に禁止されている。この状態でカセッ
ト8を装填すると、第2実施例と同様にカセット検出ス
イッチ7が閉成してモータ5が回転し、巻取側リール軸
2aが回転してテープ弛み解消動作が自動的に開始され
る。
テープの弛みが解消されると、巻取側リール軸2aの回転
が強制的に禁止され、テープ弛み解消ギヤー31がリセッ
ト位置に向かって移動し、第1および第2回動板33,35
を僅かに回動させる。そして第2回動板35のスイッチ操
作部40で弛み検出スイッチ9を開放してモータ5を開放
させると共に、係止機構41が係止段部63の前方位置から
傾斜面64の前方位置に移動して、再生操作が行える準備
が整えられる。
この状態で再生操作手段74を操作すると、電磁プランジ
ャ71が微小時間通電されてL形レバー70を回動させるの
で、ヘッド取付板60が移動禁止状態が解除されてスプリ
ング69により移動し、磁気ヘッド43をテープに接触させ
る。
ヘッド取付板60が動作位置へ移動する途中、傾斜面64で
係止機構41を押して第2回動板35を反時計方向へ大きく
回動させた後、その垂直面65を係止機構41に当接させ、
回転伝達ギヤー31をモータギヤー30及び中間ギヤー32か
ら離反したリセット位置に保持するようになる。またモ
ータスイッチ6が閉成されてモータ5が回転すると共
に、モータ5から巻取側リール軸2aに至る再生用の回転
伝達経路が形成されて再生モードとなる。
再生動作を終了させ、第7図に仮想線で示す如くイジェ
クト機構67の一部であるイジェクトレバーを押込むと、
ヘッド取付板60が連動レバー68に押戻される。これによ
ってL形レバー70が再びヘッド取付板60の移動線上に出
現してヘッド取付板60の動作位置方向へ移動を禁止し、
テープカセット8は両リール軸2a,2bから取外される。
またヘッド取付板60が復帰する際、傾斜面73で係止機構
41を押戻し、第1および第2回動板33,35を回動させて
回転伝達ギヤー31をセット位置に復帰させ、次のテープ
カセットの装填に備えて再びテープ弛み解消動作の準備
を整える。
第10図ないし第12図は本発明の第4実施例を示すも
ので、第1〜第3実施例と同一の部分については同一符
号を付してその説明を省略する。
この第4実施例ではモータ5の回転力は、駆動ギヤー80
及びテープ弛み解消ギヤー81を介して巻取側リールギヤ
ー3aに伝達される。テープ弛み解消ギヤー81は、往復動
自在に設けられた可動板82に支持されており、可動板82
が第10図に示すように左方終端位置に移動している時
は、テープ弛み解消ギヤー81は駆動ギヤー80とリールギ
ヤー3aとに噛合するセット位置にある。尚、基板1と可
動板82との間には反転スプリング83が掛け渡され、この
スプリング83により可動板82は左方および右方のいずれ
の移動終端位置にも安定に保持される。
可動板82の一端には折曲部84が設けられ、可動板82が右
方へ移動する時は、その折曲部84で第12図に示す如く
弛み検出スイッチ9を開放すると共に、ブレーキ機構86
を供給側リール軸2bに対するブレーキ位置から解除へ移
動させる。
またブレーキ機構86はスプリング87により、供給側リー
ルギヤー3bに係合するブレーキ位置側に付勢されてい
る。図中89は連動レバーであって、これは弱いスプリン
グ90により図中反時計方向に付勢されている。
尚、図中91は再生操作手段の一部をなす再生操作レバ
ー、92は早送り操作手段の一部をなす早送り操作レバ
ー、93はイジェクト機構の一部をなすイジェクトレバー
である。各レバー91,92,93はそれぞれ係合突部91a,92a,
93aを有している。また図中94は左右方向へスライド自
在な係止板であって、スプリング97により右方へ付勢さ
れ、左方移動時に常開型のモータスイッチ6を閉成させ
る。係止板94は、再生操作レバー91及び早送り操作レバ
ー92にそれぞれ対応する部位に、係止爪95,96、傾斜面9
8,99及び係止段部100,101をそれぞれ連続形成してい
る。
これらの各係止爪95,96は、係合突部91a,92aと係合して
再生操作レバー91及び早送り操作レバー92をそれぞれ押
込み位置に保持するものである。また係止板94は、イジ
ェクトレバー93の係合突部93aに対応する部位に係止段
部102を有する。そして第10図の如く係止板94が右方
の移動終端位置にある時は、係止段部100,101が再生及
び早送り操作レバー91,92の各係合突部91a,92aの前方位
置にあって、これらのレバー91,92の押込み操作を禁止
する。
また係止板94が左方の移動終端部にあるときは、係止段
部102がイジェクトレバー93の係合突部93aの前方位置に
あって、イジェクトレバー93の押込み操作を禁止する。
このように構成された第4実施例の装置は、次のように
動作する。
テープカセット8が装填されていない状態では、第10
図に示すように供給側リール軸2bの回転はブレーキ機構
86によって禁止され、カセット検出スイッチ7が開放し
てモータ5は停止している。この状態でテープカセット
8を装填すると、第11図の如くカセット検出スイッチ
7がカセット8に押されて閉成してモータ5が回転し、
この回転がギヤー80,81及び巻取側リールギヤー3aを介
して巻取側リール軸2aに伝達されてテープ弛み解消動作
が開始される。
テープの弛みが解消され、巻取側リール軸2aの回転がテ
ープの張力により禁止されると、回転伝達ギヤー81がリ
ールギヤー3aからの反力を受けて図中右方向へ移動し、
可動板82を同方向へ移動させる。この可動板82の右方向
への移動途中で反転スプリング83が反転し、可動板を右
方へ付勢するようになるので、可動板82は第12図に示
す右方の移動終端位置まで反転スプリング83の弾性力に
より移動する。
また可動板82の右方移動中、折曲片84が弛み検出スイッ
チ9を開放してモータ5を停止させ、且つブレーキ機構
86を供給側リールギヤー3bから外れた解除位置に回動さ
せ、更に可動板82の右端で連動レバー89を時計方向へ回
動させる。連動レバー89は、その時計方向の回動によ
り、係止板94を僅かに左方へ移動させるので、係止板94
の係止段部100,101が再生装置レバー91及び早送り操作
レバー92の各係合突部91a,92aの前方位置から外れ、傾
斜面98,99が係止突部91a,92aの前方に位置するようにな
る。
そこでこの第12図の状態で再生操作手段を操作する
と、即ち再生操作レバー91を押込むと、係合突部91aが
傾斜面98を押圧して係止板94を左方へ移動させる。そし
て係合突部91aが傾斜面98の終端から外れて係止爪95に
係合すると、再生操作レバー91は押込み位置に保持され
る。
また再生操作手段の操作によりモータ5から巻取側リー
ル受け2aに至る再生用の回転伝達経路が形成され、係止
板94の左方移動によりモータスイッチ6が閉成されてモ
ータ5が回転し、再生モードとなる。
この状態では係止板94の係止段部102がイジェクトレバ
ー93の係合突部93aの前方に位置し、イジェクトレバー9
3の押込み操作が禁止されるようになる。
再生操作レバー91を復帰させて再生動作を終了させる
と、係止板94が右方へ復帰し、モータスイッチ6が開放
してモータ5が停止すると共に、イジェクトレバー93の
押込み禁止状態が解除される。そこでイジェクトレバー
93を押込むと、テープカセット8が両リール軸2a,2bか
ら取外され、同時にこのレバー93の押込み力により回動
レバー89を介して回動板82を左方へ押戻し、第10図に
示す状態となって、次のテープカセット装填に備えて再
びテープ弛み解消動作の準備が完了する。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明のテープ駆動装置によれ
ば、テープカセット装填前は供給側リール軸の回転がブ
レーキ機構により禁止され、回転伝達体はセット位置に
あってモータから巻取側リール軸に至る弛み解消用の回
転伝達経路が形成されており、カセットの装填によりモ
ータが駆動される状態になっているので、テープカセッ
トを装填すると巻取側リール軸が回転して自動的にテー
プ弛み解消動作が開始される。
また巻取側リール軸の回転が強制的に禁止されると、回
転伝達体が巻取側リール軸の停止を感知して回転伝達経
路を遮断するリセット位置に移動するようにしているの
で、テープの弛みが解消されると回転伝達体がリセット
位置に移動して、前記回転伝達経路が遮断される。そし
て回転伝達体がセット位置からリセット位置に向かって
移動するとき、これに連動してブレーキ機構が供給側リ
ール軸に対するブレーキ位置から解除位置へ移動し、且
つモータが停止するようにしているので、テープの弛み
が解消されると自動的にテープ弛み解消動作状態が解除
されて再生操作を行える準備が整えられる。
更にイジェクト機構の作動により、ブレーキ機構がブレ
ーキ位置に復帰すると共に、回転伝達体がセット位置に
復帰するようにしているので、再生動作を終了させてイ
ジェクト機構を作動させると、次のカセット装填に備え
て再びテープ弛み解消動作の準備が自動的に整えられ
る。
従って本発明によれば、煩わしい操作を一切行うことな
くテープの弛みを自動的に解消することのできる操作性
の優れたテープレコーダのテープ駆動装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例に係るテープ
駆動装置の構成とその動作状態を示す平面図、第5図な
いし第7図は本発明の第2実施例に係るテープ駆動装置
の構成とその動作状態を示す平面図、第8図は本発明の
第3実施例に係るテープ駆動装置の構成を示す平面図、
第9図は第8図の一部を拡大して示す平面図、第10図
ないし第12図は本発明の第4実施例に係るテープ駆動
装置の構成とその動作状態を示す平面図である。 2a,2b…リール軸、5…モータ、8…テープカセット、1
1…回転伝達体、12…(回転伝達ギヤー)、13…ブレー
キ機構、21…イジェクト機構、42…ヘッド取付板、43…
磁気ヘッド。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセット(8)が装填される第1及び
    第2のリール軸(2a,2b)と、設定された動作モードに応
    じてモータ(5)の回転力を上記リール軸の一方に選択的
    に伝達する回転伝達系とを具備したテープレコーダにお
    いて、 前記回転伝達系とは別に設けられ、前記モータの回転力
    を第1のリール軸に選択的に伝達するテープ弛み解除用
    の回転伝達体(11)と、 この回転伝達体を支持してなり、セット位置にあっては
    前記回転伝達体を前記第1のリール軸を回転駆動する位
    置に保持し、この状態で当該第1のリール軸の回転が強
    制的に禁止されたときリセット位置に移動して前記回転
    伝達体を上記回転駆動位置から離脱させる可動部材(12)
    と、 前記可動部材がセット位置にあるとき前記第2のリール
    軸の回転を禁止し、前記可動部材がリセット位置に移動
    したときには前記第2のリール軸の回転禁止を解除する
    ブレーキ機構(13)と、 テープカセットが前記リール軸から取外されたとき、前
    記可動部材をリセット位置からセット位置に復帰させる
    と共に、前記ブレーキ機構をブレーキ位置に復帰させる
    初期化手段と、 スイッチを主体として構成され、前記可動部材がセット
    位置にある状態で前記リール軸にテープカセットが装填
    されたとき、または所定の動作モードが設定されたとき
    前記モータを駆動するモータ制御手段と を設けたことを特徴とするテープレコーダのテープ弛み
    解消装置。
  2. 【請求項2】回転伝達体は、第1のリール軸と共に回転
    するリール軸側ギヤー(3a)に選択的に噛合するテープ弛
    み解消ギヤーからなり、 前記可動部材は、モータにより回転駆動されている上記
    テープ弛み解消ギヤーが、前記第1のリール軸の強制的
    な回転停止に伴って回転停止する上記リール軸側ギヤー
    の反力を受けて該ギヤーから離反する力により、セット
    位置からリセット位置に移動することを特徴とする請求
    項1に記載のテープレコーダのテープ弛み解消装置。
  3. 【請求項3】モータ制御手段の主体をなすスイッチは、 リール軸へテープカセットの装填によって導通されるカ
    セット検出スイッチ(7)と、 このカセット検出スイッチを直列に介してモータを電源
    に接続してなり、動作モードの設定に連動して導通され
    るモータスイッチ(6)と、 このモータスイッチに並列接続され、可動部材がセット
    位置にあるときにのみ導通されるテープ弛み検出スイッ
    チ(9)と からなることを特徴とする請求項1に記載のテープレコ
    ーダのテープ弛み解消装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のテープレコーダのテープ
    弛み解消装置において、 ブレーキ機構は、ブレーキ位置にあるとき、磁気ヘッド
    (43)を取付けたヘッド取付板(42)を、該磁気ヘッドがテ
    ープカセットから離反する位置に保持し、解除位置にあ
    るときには前記ヘッド取付板の上記離反位置での保持を
    解除する機能を備えていることを特徴とする請求項1に
    記載のテープレコーダのテープ弛み解消装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のテープレコーダのテープ
    弛み解消装置において、 可動部材と連動して移動する動作モード選択操作禁止機
    構(89)を設け、 前記可動部材がセット位置にあるときには上記動作モー
    ド選択操作禁止機構にて動作モード選択操作を禁止して
    なることを特徴とするテープレコーダのテープ弛み解消
    装置。
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