JPH066090U - 自動車用ピースマットの滑り止め具 - Google Patents
自動車用ピースマットの滑り止め具Info
- Publication number
- JPH066090U JPH066090U JP6950291U JP6950291U JPH066090U JP H066090 U JPH066090 U JP H066090U JP 6950291 U JP6950291 U JP 6950291U JP 6950291 U JP6950291 U JP 6950291U JP H066090 U JPH066090 U JP H066090U
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- mat
- fitting
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- piece mat
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Abstract
(57)【要約】
[目的]フロアマットとピースマットに寸法的変化が生
じても、それに順応して固定できる自動車用ピースマッ
トの滑り止め具を提供することを目的とする。 [構成]基板1の一端部の裏面に、自動車用のフロアマ
ットFに開設した下穴にアイレットIを装着して形成し
た嵌合穴Hに脱着自在に嵌合するための縦割り2を有す
る嵌合脚3を突設するとともに、他端部にピースマット
Pを固定するための雌螺子4を貫設して、両者間にスパ
ン5を形成した合成樹脂製の止め具本体6と、ピースマ
ットPに開設した下穴にアイレットIを装着して形成し
た貫通穴Kに挿通されて前記止め具本体6の雌螺子4に
螺合する螺子棒7の一端に、十字形の回転操作用溝8を
有する締付け頭9を形成した固定螺子10とから構成し
た自動車用ピースマットの滑り止め具である。
じても、それに順応して固定できる自動車用ピースマッ
トの滑り止め具を提供することを目的とする。 [構成]基板1の一端部の裏面に、自動車用のフロアマ
ットFに開設した下穴にアイレットIを装着して形成し
た嵌合穴Hに脱着自在に嵌合するための縦割り2を有す
る嵌合脚3を突設するとともに、他端部にピースマット
Pを固定するための雌螺子4を貫設して、両者間にスパ
ン5を形成した合成樹脂製の止め具本体6と、ピースマ
ットPに開設した下穴にアイレットIを装着して形成し
た貫通穴Kに挿通されて前記止め具本体6の雌螺子4に
螺合する螺子棒7の一端に、十字形の回転操作用溝8を
有する締付け頭9を形成した固定螺子10とから構成し
た自動車用ピースマットの滑り止め具である。
Description
【0001】
本考案は、自動車用のフロアマットが汚れないように敷設されるピースマット を、清掃のために取り外し自在にフロアマット上に定着させるために使用する自 動車用ピースマットの滑り止め具に関するものである。
【0002】
自動車用のフロアには、主として車内装飾を目的として全面にフロアマットが 敷設されているが、このフロアマットが土足で踏み付けられて汚れても簡単に清 掃することができない。このためフロアマット上に、汚れても簡単に取り出して 清掃ができるようにピースマットを敷設しているのが現状である。ところがこの ピースマットを単に重ね敷きするだけではフロアマットに対し妄動して、本来の フロアマット汚れ防止カバーとして作用しない状態を招くため、フロアマットに 雄ホックを、ピースマットに雌ホックを取付けて、フロアマットにピースマット を固定することが実施されている。
【0003】
ところが、上記のような雌、雄ホックを利用する固定手段では、フロアマット とピースマットのホック取付け位置が相対的に一定であるため、フロアマットと ピースマットの一方または両方に、乾燥或は吸湿によって寸法的な変化が生じた 時には、雌、雄ホックの相対的位置関係に狂いが生じて、雌、雄ホックを係合さ せることができず、よってフロアマット上にピースマットを固定することができ ない状態を招来する点に解決すべき課題があった。
【0004】 本考案は、フロアマットとピースマットに寸法的変化が生じても、それに順応 して固定できる自動車用ピースマットの滑り止め具を提供することを目的とする ものである。
【0005】
本考案は上記目的を達成するために、自動車用ピースマットの滑り止め具を、 基板の一端部の裏面に、自動車用のフロアマットに開設した嵌合穴に脱着自在に 嵌合するための嵌合脚を突設するとともに、他端部にピースマットを固定するた めの雌螺子を貫設して、両者間にスパンを形成した止め具本体と、ピースマット に開設した貫通穴に挿通されて前記止め具本体の雌螺子に螺合する螺子棒の一端 に、回転操作用溝を有する締付け頭を形成した固定螺子とから構成したことを特 徴とするものである。
【0006】
上記のように構成した自動車用ピースマットの滑り止め具は、フロアマットの 嵌合穴に止め具本体の嵌合脚を嵌合し、止め具本体の雌螺子に、ピースマットの 貫通穴に挿通した固定螺子の螺子棒を螺合して、フロアマット上にピースマット を敷設固定するのであるが、雌螺子と嵌合脚の間にスパンを形成しているので、 嵌合脚を嵌合穴に嵌合した状態において、止め具本体は、嵌合脚を中心にスパン を半径として雌螺子側が移動可能となり、ピースマットの貫通穴間隔に多少の狂 いが生じても、それに合わせて所定の範囲内で間隔調節することができるから、 ピースマットが敷設固定できないといった事態を招来しないようになる。
【0007】
図1は本考案に係る自動車用ピースマットの滑り止め具の分解状態正面図、図 2は図1のA−A線における断面図、図3はピースマットの敷設を説明するため の説明図、図4はピースマット敷設状態平面図であって、これらの図に示すよう に、基板1の一端部の裏面に、自動車用のフロアマットFに開設した下穴にアイ レットIを装着して形成した嵌合穴Hに脱着自在に嵌合するための縦割り2を有 する嵌合脚3を突設するとともに、他端部にピースマットPを固定するための雌 螺子4を貫設して、両者間にスパン5を形成した合成樹脂製の止め具本体6と、 ピースマットPに開設した下穴にアイレットIを装着して形成した貫通穴Kに挿 通されて前記止め具本体6の雌螺子4に螺合する螺子棒7の一端に、十字形の回 転操作用溝8を有する締付け頭9を形成した固定螺子10とから構成した自動車 用ピースマットの滑り止め具である。
【0008】 そして、取付けにおいては、予め、フロアマットFに、所定ピッチで開設した 下穴のそれぞれにアイレットIを装着して嵌合穴Hを形成するとともに、ピース マットPに、前記所定ピッチで開設した下穴にアイレットIを装着して貫通穴K を形成しておき、まず、フロアマットFの嵌合穴Hに止め具本体6の嵌合脚3を 嵌合し、次に、止め具本体6の雌螺子4に、ピースマットPの貫通穴Kを一致さ せてこれに固定螺子10の螺子棒7を挿通して雌螺子4に螺合するか、順序を逆 にして、即ち、まずピースマットの貫通穴Kに固定螺子10の螺子棒7を挿通し て止め具本体6の雌螺子4に螺着した後、フロアマットFの嵌合穴Hに止め具本 体6の嵌合脚3を嵌合することにより、ピースマットPをフロアマットF上に敷 設固定するのであるが、雌螺子4と嵌合脚3の間にスパン5を形成しているので 、嵌合脚3をフロアマットFの嵌合穴Hに嵌合した状態、又は雌螺子4にピース マットPの貫通穴Kに通した固定螺子10を固定した状態において、止め具本体 6を、嵌合脚3を中心にスパン5を半径として雌螺子4側を移動させ、又は雌螺 子4に螺着された固定螺子10を中心にスパン5を半径として嵌合脚3側を移動 させ、ピースマットP或はフロアマットFの各穴間隔の多少の狂いに合わせてピ ースマットPがフロアマットF上に敷設固定されるようになる。
【0009】 またピースマットPをフロアマットF上から外して清掃する場合は、嵌合脚3 をフロアマットFから分離するか、固定螺子10の回転操作用溝8へ硬貨を挿入 して固定螺子10と雌螺子4の螺合を解除することにより行う。
【0010】 尚、上記実施例では、量産性を考慮して止め具本体6の材質を合成樹脂とした が、金属製であっても同様の作用効果を奏するものである。
【0011】
以上説明したように、本考案の自動車用ピースマットの滑り止め具は、基板の 一端部の裏面に、自動車用のフロアマットに開設した嵌合穴に脱着自在に嵌合す るための縦割りを有する嵌合脚を突設するとともに、他端部にピースマットを固 定するための雌螺子を貫設して、両者間にスパンを形成した止め具本体と、ピー スマットに開設した貫通穴に挿通されて前記止め具本体の雌螺子に螺合する螺子 棒の一端に、回転操作用溝を有する締付け頭を形成した固定螺子とから構成した から、嵌合脚をフロアマットの嵌合穴に嵌合した状態、又は雌螺子にピースマッ トの貫通穴に通した固定螺子を固定した状態において、止め具本体を、嵌合脚を 中心にスパンを半径として雌螺子側を移動させ、又は雌螺子に螺着された固定螺 子を中心にスパンを半径として嵌合脚側を移動させ、ピースマット或はフロアマ ットの各穴間隔の多少の狂いに合わせてピースマットがフロアマット上に敷設固 定されるようになり、清掃等のためにピースマットをフロアマット上から外した 場合における再敷設が簡単にできる。
【0012】 また、ピースマット固定部分を雌螺子と固定螺子によって構成しているので、 種々の厚さのピースマットに適応することができる。
【0013】 従って、ピースマット、フロアマットの各穴間隔が、乾燥、吸湿等によって多 少変化しても、止め具本体の移動調節によって変化した間隔に一致させることが でき、またピースマットの厚さに順応するので互換性もあり、敷設固定できない といった事態を招来しない自動車用ピースマットの滑り止め具を提供することが できる。
【図1】本考案に係る自動車用ピースマットの滑り止め
具の分解状態正面図である。
具の分解状態正面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】ピースマットの敷設を説明するための説明図で
ある。
ある。
【図4】ピースマット敷設状態平面図である。
1 基板 2 縦割り 3
嵌合脚 4 雌螺子 5 スパン 6
止め具本体 7 螺子棒 8 回転操作用溝 9
締付け頭 10 固定螺子 H 嵌合穴 I
アイレット F フロアマット P ピースマット
嵌合脚 4 雌螺子 5 スパン 6
止め具本体 7 螺子棒 8 回転操作用溝 9
締付け頭 10 固定螺子 H 嵌合穴 I
アイレット F フロアマット P ピースマット
Claims (1)
- 【請求項1】 基板の一端部の裏面に、自動車のフロア
マットに開設した嵌合穴に脱着自在に嵌合するための嵌
合脚を突設するとともに、他端部にピースマットを固定
するための雌螺子を貫設して、両者間にスパンを形成し
た止め具本体と、ピースマットに開設した貫通穴に挿通
されて前記止め具本体の雌螺子に螺合する螺子棒の一端
に、回転操作用溝を有する締付け頭を形成した固定螺子
とからなる自動車用ピースマットの滑り止め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991069502U JP2537937Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 自動車用ピースマットの滑り止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991069502U JP2537937Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 自動車用ピースマットの滑り止め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066090U true JPH066090U (ja) | 1994-01-25 |
JP2537937Y2 JP2537937Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=13404574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991069502U Expired - Lifetime JP2537937Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 自動車用ピースマットの滑り止め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537937Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016001030A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 株式会社ニフコ | 被挟持部材へのクリップ取付構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01167934U (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-27 | ||
JPH02141537U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-28 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP1991069502U patent/JP2537937Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01167934U (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-27 | ||
JPH02141537U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-28 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016001030A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 株式会社ニフコ | 被挟持部材へのクリップ取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2537937Y2 (ja) | 1997-06-04 |
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