JPH0659856B2 - 部品取り付け治具 - Google Patents

部品取り付け治具

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JPH0659856B2
JPH0659856B2 JP60253727A JP25372785A JPH0659856B2 JP H0659856 B2 JPH0659856 B2 JP H0659856B2 JP 60253727 A JP60253727 A JP 60253727A JP 25372785 A JP25372785 A JP 25372785A JP H0659856 B2 JPH0659856 B2 JP H0659856B2
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JP
Japan
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housing
rotary shaft
motor
rotating shaft
shaft
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JP60253727A
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信昭 佐藤
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、三次元測定機等による自動車等の部品の測定
時等において、部品を位置決めする取り付け治具に関す
るものである。
〈従来の技術〉 三次元測定機等により自動車部品等の寸法等を測定する
ときの従来の部品取り付け治具は第6図で示すように、
水平な面内でX−Y座標方向に送り移動可能な直立状の
基台1に鉛直方向のガイドロツド2と、鉛直方向送りモ
ータ4によつて回転する送りねじ3とを設け、このガイ
ドロツド2に案内され、送りねじ3により上下方向Zに
送り移動される支持体5上に平面回転用モータ6を鉛直
軸線方向で固定し、この平面回転用モータ6の回転軸と
一体の回転体7上に固設した支持部材8に部品受け部材
9を平面回転用モータ6の回転軸と直交するY軸線と平
行な軸線回りに回動可能に軸支し、この部品受け部材9
の側面に前記Y軸線と平行な軸線方向に側面回転用モー
タ10を固設し、部品受け部材9の部品受け面に、部品を
置いて位置決めピン11により位置決めするようにした構
成であり、部品受け部材9は、基台1のX−Y方向の移
動と、支持体5の鉛直方向Zの移動と、平面回転用モー
タ6による平面回転Aと、側面回転用モータ10による側
面回転Bとに制御される。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記従来の技術では、部品受け部材9を平面回転並びに
側面回転させるために、それぞれ専用のモータ(2台)
を必要とし、コスト高となつていると共に、側面回転用
モータは部品受け部材9の側面より側方に大きくオーバ
ハングされている。そのため第7図で示すような形状の
部品Wの場合、側面回転用モータ10と干渉するので取り
付けができない。また、第8図で示すように、部品の位
置決めピツチが狭い場合には、並列する治具の側面回転
用モータ同志が平面回転軌跡線上で干渉し、必要な面傾
斜ができない等の問題点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記従来の問題点を解決したもので、その構
成要旨は、水平面内でX−Y座標方向に送り移動される
基台1に鉛直軸線方向に上下送り移動可能に案内された
支持体5と、この支持体5上に回転軸16を鉛直軸線方向
に向けて固設したモータ12と、このモータ12上に固設さ
れ、前記モータ12の回転軸16を回転可能に軸承した第1
ハウジング13と、前記モータ12の回転軸16に回転可能に
嵌挿し、前記第1ハウジング13に回転可能に軸承した中
空回転軸17と、前記第1ハウジング13の上方で前記中空
回転軸17に回転方向を係止して取り付けた第2ハウジン
グ14と、この第2ハウジング14に前記モータ12の回転軸
16と同一軸線で回転可能に軸承した第1回転軸25と、前
記第1ハウジング13内において、前記モータ12の回転軸
16と中空回転軸17との間に設けられた第1電磁クラッチ
20と、前記第1ハウジング13外において、第1ハウジン
グ13と中空回転軸17との間に設けられた第1電磁ブレー
キ24と、前記第2ハウジング14内において、前記モータ
12の回転軸16と第1回転軸25との間に設けられた第2電
磁クラッチ26と、前記第2ハウジング14外において、第
2ハウジング14と第1回転軸25との間に設けられた第2
電磁ブレーキ29とを備え、これら第1電磁クラッチ20、
第1電磁ブレーキ24、第2電磁クラッチ26及び第2電磁
ブレーキ29はモータ12の回転軸16と同一軸線に配設さ
れ、前記第2ハウジング14に固設した支持部材15に部品
受け部材9を前記第1回転軸25と平面内で直交する軸線
の第2回転軸30を介して回動可能に軸支し、前記第1回
転軸25と第2回転軸30とを歯車33を介して回転伝達した
ものである。
〈作用〉 本発明は、1台のモータにより、このモータの回転軸と
同一軸線上にそれぞれ配置した第1電磁クラツチ、第1
電磁ブレーキ並びに第2電磁クラツチ、第2電磁ブレー
キの制御によつて、部品受け部材を平面回転並びに側面
回転動作を行うものである。
〈実施例〉 以下本発明の実施例を第1図乃至第5図に基づいて説明
する。第1図において、1は基台であり、第6図で示す
従来と同様にX−Y座標方向に送り移動可能である。こ
の基台1に支持体5がガイドロツド2により案内され、
鉛直方向送りモータ4によつて回転する送りねじ3によ
り上下方向Zに送り移動可能に設けられている。
この支持体5上に部品受け部材9を平面回転Aと側面回
転Bとの2方向に回転する1台のモータ12が鉛直軸線方
向で固設されている。13は第1ハウジング、14は第2ハ
ウジングであり、後述する2方向回転制御機構を備えて
いる。15は第2ハウジング14に固設された支持部材であ
り、これに前記部品受け部材9が側面回転B可能に軸支
されている。
第2図及び第3図により本発明の具体的構成について説
明する。モータ12の回転軸16(以下モータ回転軸と云
う)上に中空回転軸17を回転可能に嵌挿し、第1ハウジ
ング13はモータ12上に固定されている。このモータ回転
軸16は軸受18を介して前記第1ハウジング13に回転可能
に軸承され、前記中空回転軸17も軸受19を介して前記第
1ハウジング13に回転可能に軸承されている。
20は前記第1ハウジング13内でモータ回転軸16と中空回
転軸17との間に配置された第1電磁クラッチである。こ
の第1電磁クラッチ20のソレノイドコイルを備えた吸着
側20aはモータ回転軸16とキー23により回転方向を係合
している。第1電磁クラツチ20の被吸着側20bは中空回
転軸17に回り止めして固着されている。さらに、第1ハ
ウジング13と中空回転軸17との間には第1電磁ブレーキ
24が配置されている。24aは第1ハウジング13側に固設
した第1電磁ブレーキ24のソレノイドコイルを備えた吸
着側であり、24bは中空回転軸17に固着され、前記吸着
側24aにて制動されるブレーキデイスクである。
前記中空回転軸17には第2ハウジング14が固着されてい
て、この第2ハウジング14内に中空回転軸17内を貫通す
るモータ回転軸16の先端が突出位置している。前記第2
ハウジング14にはモータ回転軸16と同一軸線上で第1回
転軸25が軸受28を介して支持されている。そして、第2
ハウジング14とモータ回転軸16との間には第2電磁クラ
ツチ26が配置されている。この第2電磁クラツチ26のソ
レノイドコイルを備えた吸着側26aは第1回転軸25とキ
ー34にて回転方向を係合している。また、前記吸着側26
aに吸着される被吸着側26bはモータ回転軸16にキー27に
より回転方向を係合して固設されている。さらに、第2
ハウジング14と第1回転軸25との間に第2電磁ブレーキ
29が配置されている。その吸着側29aは第2ハウジング1
4側に固着され、この吸着側29aにて制動されるブレーキ
デイスク29bは第1回転軸25に固設されている。
そして、前記第1電磁クラッチ20、第1電磁ブレーキ2
4、第2電磁クラッチ26及び第2電磁ブレーキ29はモー
タ12の回転軸16と同一軸線に配設されている。
第2ハウジング14に固設された支持部材15には第1回転
軸25と直交する軸線で第2回転軸30が軸受32を介して回
転自在に支持され、この第2回転軸30上に部品受け部材
9がキー31により回転方向を係合して軸支されている。
そして、第1回転軸25と第2回転軸30とはかさ歯車等の
歯車33により回転を伝達した構成となつている。
次に上記構成による本発明の動作について説明する。先
ず部品受け部材9の平面回転Aは第4図で示すように、
第1電磁クラツチ20を連結し、第1電磁ブレーキ24を解
除する。また、第2電磁クラツチ26は切り離し、第2電
磁ブレーキ29は制動作動とする。これにより、回転経路
はモータ回転軸16から第1電磁クラツチ20、中空回転軸
17、第2ハウジング14と伝達され、第2ハウジング14と
第2電磁ブレーキ29により一体的にロツクされている第
1回転軸25は第2ハウジング14と一体回転し、回転が固
定されている歯車33を介して部品受け部材9を第2ハウ
ジング14と一体に回転される。すなわち、部品受け部材
9はモータ回転軸16の軸線回りで360°の任意の角度位
置に平面回転Aする。
次に部品受け部材9の側面回転Bは第5図で示すよう
に、第1電磁クラツチ20を切り離し、第1電磁ブレーキ
24を制動作動にする。また、第2電磁クラツチ26を連結
し、第2電磁ブレーキ29を解放する。これにより、中空
回転軸17並びにこれと一体的な第2ハウジング14は第1
電磁ブレーキ24により回転をロツクされ、モータ回転軸
16と第1回転軸25とは第2電磁クラツチ26で直結されて
いるため、モータ回転軸16の回転によつて第1回転軸25
が回転し、第1回転軸25の回転を歯車33を介して第2回
転軸30に伝達される。この第2回転軸30の回転により部
品受け部材9は第2回転軸30と一体回転される。すなわ
ち、部品受け部材9はモータ回転軸16の軸線と直交する
第2回転軸30の軸線回りで180°の任意の角度位置に側
面回転Bする。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によると、鉛直軸線方向に設置した
1台のモータにより、その回転軸と同一軸線上にそれぞ
れ配置した第1、第2電磁クラツチ並びに第1、第2電
磁ブレーキを選択的に作動並びに非作動とすることで部
品受け部材を平面回転並びに側面回転して部品の位置決
めを行うものであるから、従来のように側方にオーバハ
ングした側面回転専用のモータを不要とし、治具と部品
の干渉あるいは治具同志の干渉がなくなり、汎用部品位
置決め治具としての使用範囲を拡大する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体斜視図、第2図は第1図II−II線
拡大断面図、第3図は第2図III矢視図、第4図及び第
5図は本発明の動作説明図、第6図は従来の全体斜視
図、第7図及び第8図は従来の問題点の説明図である。 1……基台、5……支持体、9……部品受け部材、12…
…モータ、13……第1ハウジング、14……第2ハウジン
グ、15……支持部材、16……モータの回転軸、17……中
空回転軸、20……第1電磁クラツチ、24……第1電磁ブ
レーキ、25……第1回転軸、26……第2電磁クラツチ、
29……第2電磁ブレーキ、30……第2回転軸、33……歯
車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平面内でX−Y座標方向に送り移動され
    る基台1に鉛直軸線方向に上下送り移動可能に案内され
    た支持体5と、この支持体5上に回転軸16を鉛直軸線方
    向に向けて固設したモータ12と、このモータ12上に固設
    され、前記モータ12の回転軸16を回転可能に軸承した第
    1ハウジング13と、前記モータ12の回転軸16に回転可能
    に嵌挿し、前記第1ハウジング13に回転可能に軸承した
    中空回転軸17と、前記第1ハウジング13の上方で前記中
    空回転軸17に回転方向を係止して取り付けた第2ハウジ
    ング14と、この第2ハウジング14に前記モータ12の回転
    軸16と同一軸線で回転可能に軸承した第1回転軸25と、
    前記第1ハウジング13内において、前記モータ12の回転
    軸16と中空回転軸17との間に設けられた第1電磁クラッ
    チ20と、前記第1ハウジング13外において、第1ハウジ
    ング13と中空回転軸17との間に設けられた第1電磁ブレ
    ーキ24と、前記第2ハウジング14内において、前記モー
    タ12の回転軸16と第1回転軸25との間に設けられた第2
    電磁クラッチ26と、前記第2ハウジング14外において、
    第2ハウジング14と第1回転軸25との間に設けられた第
    2電磁ブレーキ29とを備え、これら第1電磁クラッチ2
    0、第1電磁ブレーキ24、第2電磁クラッチ26及び第2
    電磁ブレーキ29はモータ12の回転軸16と同一軸線に配設
    され、前記第2ハウジング14に固設した支持部材15に部
    品受け部材9を前記第1回転軸25と平面内で直交する軸
    線の第2回転軸30を介して回動可能に軸支し、前記第1
    回転軸25と第2回転軸30とを歯車33を介して回転伝達し
    たことを特徴とする部品取り付け治具。
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JPS62113660A JPS62113660A (ja) 1987-05-25
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5170225B2 (ja) * 2010-12-10 2013-03-27 株式会社安川電機 ワーク位置決め装置およびそれを用いた生産システム
EP3265270B1 (en) * 2015-03-03 2019-10-30 C.M.S. S.p.A. Apparatus for supporting a piece

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845889A (ja) * 1981-09-10 1983-03-17 株式会社日立製作所 関節形ロボツトの腕機構
JPS606372A (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 ぺんてる株式会社 1モ−タ−多自由度ロボツト

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JPS62113660A (ja) 1987-05-25

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