JPH0659314A - カメラおよび撮影方法 - Google Patents

カメラおよび撮影方法

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JPH0659314A
JPH0659314A JP23287792A JP23287792A JPH0659314A JP H0659314 A JPH0659314 A JP H0659314A JP 23287792 A JP23287792 A JP 23287792A JP 23287792 A JP23287792 A JP 23287792A JP H0659314 A JPH0659314 A JP H0659314A
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JP
Japan
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timer
self
camera
time
photographing
Prior art date
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JP23287792A
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English (en)
Inventor
Yutaka Osawa
裕 大澤
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 セルフタイマー撮影を行う場合、例えばタイ
マー作動中に測光手段により被写体の輝度を測光・演算
(ステップ26)し、タイマー設定時間経過後(ステッ
プ27)、被写体の輝度が所定値X以下であるか否かを
判断する(ステップ29)。その結果、被写体の輝度が
所定値Xを超える場合には、シャッターを作動して撮影
を行い(ステップ31)、所定値X以下である場合に
は、タイマーを延長して(ステップ30)、撮影者の撮
影位置への移動時間を十分に確保し、その後シャッター
を作動して撮影を行う(ステップ31)。 【効果】 撮影者は、暗い状況下でも撮影位置へあわて
ずに安全に移動し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルフタイマー機構を
備えるカメラおよびセルフタイマーによる撮影方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、セルフタイマー機構を備えるカメ
ラ、特に自動焦点(以下、「AF」という)カメラが普
及している。このようなセルフタイマー機構付AFカメ
ラによりセルフタイマー撮影は、次のようにして行われ
る。
【0003】まず、カメラを三脚で固定して撮影する構
図を決定した後、カメラのレリーズボタンを1段階押
す。これにより、例えば位相差検出方式により焦点位置
の検出およびこれに基づくレンズの合焦位置への駆動が
なされる。さらにレリーズボタンを2段階押してタイマ
ーを作動させる。タイマー作動中に、被写体の輝度の測
定(以下「測光」という)がなされ、予め設定されたタ
イマー作動時間の経過後、前記測光値から求められた絞
りおよびシャッター速度でシャッターが作動し、撮影
(露光)がなされる。
【0004】しかしながら、このような従来のセルフタ
イマー機構付AFカメラでは、タイマー設定時間は、カ
メラに固有の時間(通常10〜12秒程度)が予めカメ
ラに設定されているか、または撮影者が予め任意に設定
できるようになっているが、このタイマー設定時間は、
一度設定すると測光値等の条件と連動して変更されるこ
とはないため、次のような問題があった。
【0005】すなわち、一般にセルフタイマー撮影は、
レリーズボタンの操作者が被写体の一部となることを目
的として行われることが多いが、夜間、夕方、早朝等の
比較的暗い状況下でのセルフタイマー撮影に際しては、
レリーズボタンの操作者は、足元が暗いために目標とす
る撮影位置へゆっくりと注意深く歩いて行かねばなら
ず、そのためシャッター作動時までに間に合わず、操作
者が不在または不適当な態勢である不本意な写真が撮影
されてしまうということがある。そのため、レリーズボ
タンの操作者は、目標とする撮影位置へ急いで移動しよ
うとし、転倒等の危険を伴うことがある。
【0006】なお、このような状況を考慮して、タイマ
ー設定時間を予め長く(例えば20〜30秒程度)設定
しておくことも可能であるが、この場合、昼間等の明る
い状況下でのセルフタイマー撮影には、待ち時間が長過
ぎてしまうというという問題が生じる。また、撮影者が
明るさの状況等に応じて、その都度タイマー設定時間を
選択するようにすることもできるが、セルフタイマー撮
影における操作の工程数が増し、手間がかかるため好ま
しくない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、暗い
状況下でのセルフタイマー撮影においても、あわてるこ
となく安全に撮影することができるカメラおよび撮影方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0009】(1) 被写体の輝度を測定する測光手段
と、時間を遅延して撮影を行うセルフタイマー手段を内
蔵する制御手段とを有するカメラにおいて、セルフタイ
マーによる撮影を行う際に、タイマー終了以前に前記測
光手段により測光を行い、その結果が所定値以下の場合
には、タイマーを延長することを特徴とするカメラ。
【0010】(2) 前記タイマーの延長時間は、前記
測光手段による測光結果に応じて変動する上記(1)に
記載のカメラ。
【0011】(3) タイマーを延長する場合には、そ
の旨の警告を行うよう構成された上記(1)または
(2)に記載のカメラ。
【0012】(4) セルフタイマーによる撮影を行う
に際し、被写体の輝度を測定する測光工程と、前記セル
フタイマーのタイマーを作動する工程とを有し、前記測
光工程において得られた結果が所定値以下の場合には、
前記タイマーを延長することを特徴とする撮影方法。
【0013】(5) 前記タイマーの延長時間は、前記
測光工程により得られた結果に応じて変動する上記
(4)に記載の撮影方法。
【0014】(6) タイマーを延長する場合には、そ
の旨の警告を行う上記(4)または(5)に記載の撮影
方法。
【0015】
【実施例】以下、本発明のカメラおよび撮影方法を添付
図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明のカメラを自動焦点カメラ
に適用した場合の構成を示すブロック図である。同図に
示す自動焦点カメラ1は、一眼レフカメラであり、カメ
ラボディー内に、AF動作に関する制御、露出演算、シ
ーケンス制御、表示デバイス制御、フラッシュ回路の制
御、ワインドモータの駆動制御、セルフタイマーの制御
等を行うマイクロコンピュータで構成された制御手段2
を有している。この制御手段2には、以下に説明するス
イッチ回路3、AFモータ4、シャッター・絞り制御回
路5、測光手段6、AF光学ブロック7、警告ランプ
9、AFエンコーダ10およびレンズ制御手段11が、
それぞれ電気的に接続されている。
【0017】スイッチ回路3は、レリーズスイッチ、測
光スイッチ、セルフタイマー撮影選択スイッチ等の各種
スイッチの制御手段2への入力を行う回路である。AF
モータ4は、カメラボディーのマウントに装着されたレ
ンズユニットの焦点合わせレンズを光軸方向に移動する
駆動源であり、制御手段2から出力される信号により、
合焦状態が得られるようにその駆動が制御される。
【0018】シャッター・絞り制御回路5は、絞り込み
動作の制御、シャッターの電気的保持、クイックリター
ンミラーの作動制御等を行う回路である。測光手段6
は、被写体の輝度を測定するものである。この測光手段
6は、例えばシリコンフォトダイオード(SPD)のよ
うな受光素子を有し、この受光素子にて受光した被写体
からの光を光電変換し、受光量に応じた量の電圧が出力
される。この電圧値に基づいて、制御手段2の演算部に
おいて露出演算がなされ、絞り値およびシャッター速度
等が決定される。
【0019】AF光学ブロック7は、例えば位相差検出
方式(パッシブ方式)による焦点位置検出機構であり、
コンデンサーレンズ、セパレータレンズ等の瞳分割光学
系と、サブミラーからの反射光を瞳分割光学系を介して
受光する撮像装置とから構成されている。撮影レンズか
らの入射光の一部は、前記クイックリターンミラーの背
面に設置されたサブミラーを介してAF光学ブロック7
の撮像装置へ導かれる。そして、この撮像装置から得ら
れるビデオ信号は、制御手段2へ送られ、その演算部に
おいて演算処理されて焦点位置情報(デフォーカス量
d)が求められ、この焦点位置情報に基き、前記焦点合
わせレンズの合焦位置までの移動量、すなわちAFモー
タ4の回転量に相当するAFパルス数が算出される。
【0020】このようなAF光学ブロック7としては、
例えば特開平2−210335号公報に記載されている
ものを用いることができ、撮影画面中の焦点位置検出ゾ
ーンを複数化した、いわゆる多点焦点位置検出方式を採
用することもできる。
【0021】なお、本発明の自動焦点カメラがコンパク
トカメラの場合は、一般に、赤外アクティブ方式による
焦点位置検出機構が採用されるため、AF光学ブロック
7としては、赤外発光素子およびレンズよりなる赤外発
光部と、被写体からの反射赤外光を受光するポジション
センシティブデバイス(PSD)を主とする受光部とで
構成されたものとなる。
【0022】制御手段2には、セルフタイマー手段8が
内蔵されている。換言すれば、このセルフタイマー手段
8のタイマーは、マイクロコンピュータによる制御手段
2にソフトとしてプログラムされている。この場合、タ
イマー設定時間は、自動焦点カメラ1に固有の時間(例
えば、10〜12秒程度)が予めカメラに設定されてい
る。なお、撮影者がタイマー設定時間を予め任意に設定
できるような構成であってもよい。
【0023】警告ランプ9は、後述するタイマーを延長
する場合に、その旨を知らせるために点灯するものであ
る。警告ランプ9としては、例えばLEDが好適に用い
られ、被写体の位置からでも確認できるよう、カメラボ
ディーの正面に設置されるのが好ましい。なお、本発明
では、警告ランプ9のような視覚により警告するものに
代わり、または視覚により警告するものと併用して、音
声により同様の内容を警告する構成としてもよい。
【0024】AFエンコーダ10は、前記AFモータ4
により焦点レンズが駆動されたとき、その駆動量を光学
的にかつリアルタイムに検出するものである。このAF
エンコーダ10により検出されるレンズ駆動量(AFモ
ータ4の回転量)は、AFパルスとして得られ、このA
Fパルスをカウントすることにより、実際のレンズ駆動
量を適正なものとする。
【0025】レンズ制御手段11は、レンズユニット側
に設けられ、レンズユニットを構成するレンズの各種情
報(例えば、レンズの明るさ、焦点距離、各種補正デー
タ等)を記憶し、制御手段2との間でこの情報のやり取
りを行う。
【0026】このような自動焦点カメラ1では、セルフ
タイマーによる撮影を行う場合、タイマー作動開始前ま
たは作動中に測光手段6により測光を行い、その結果が
所定値以下の場合には、タイマーを延長するよう構成さ
れている。以下、図示の自動焦点カメラ1による本発明
の撮影方法の一例を、図2および図3のフローチャート
に従って順次説明する。
【0027】[第1の構成]図2に示すように、測光ス
イッチがオンか否かを判断し(ステップ20)、オンの
場合には、測光手段6により被写体の輝度の測光し、制
御手段2によりその演算を行うとともに、AF光学ブロ
ック7により測距を行い、制御手段2によりその演算を
行う(ステップ21)。測光スイッチがオンでない場合
には、一定時間経過後、再度測光スイッチがオンか否か
を判断する。
【0028】AF測距および演算が行われた後、これに
基づきAFモータ4を駆動してレンズを駆動し、合焦状
態を得る(ステップ22)。次に、レリーズスイッチ
(2段階目のスイッチ)がオンか否かを判断し(ステッ
プ23)、オンであった場合には、レリーズ処理に移行
する。レリーズスイッチがオンでない場合には、ステッ
プ20へ戻る。
【0029】レリーズ処理では、まずセルフタイマー撮
影か否かを判断する(ステップ24)。この判断は、ス
イッチ回路3によるセルフタイマー撮影選択スイッチの
制御手段2への入力に基づいて行う。ステップ24での
判断の結果、セルフタイマー撮影でない場合には、直ち
にシャッターを作動し、撮影を行う(ステップ31)。
【0030】ステップ24での判断の結果、セルフタイ
マー撮影である場合には、セルフタイマー手段8のタイ
マーの作動が開始する(ステップ25)。さらに、測光
手段6により測光を行い、制御手段2により露出演算を
行う(ステップ26)。この演算結果に基づいて、シャ
ッター速度および絞りが決定され、これらが例えばLC
Dのような表示部に表示されて撮影者に知らせるととも
に、この決定値に基づいてシャッター・絞り制御回路5
が制御される。
【0031】ステップ26の後、タイマー設定時間が経
過したか否かを判断する(ステップ27)。タイマー設
定時間が経過していない場合には、ステップ26の前に
戻る。タイマー設定時間が経過した場合には、セルフタ
イマー手段8のタイマーを既に延長したか否かを判断す
る(ステップ28)。
【0032】ステップ28による判断の結果、タイマー
を延長済である場合には、シャッターを作動して撮影を
行い(ステップ31)、延長済でない場合には、前記ス
テップ26で得られた被写体の輝度Bv が所定値X以下
であるか否かを判断する(ステップ29)。
【0033】Xとしては、例えばBv 0程度の値とされ
る。なお、このXの値は、カメラ1に予め設定されてい
るか、あるいは撮影者が予め任意に設定することができ
る。なお、被写体輝度Bv としては、セルフタイマーの
スタート前に測光した値、セルフタイマーのスタート後
に測光した値のいずれから求めてもよく、また、これら
の最低値または平均値等から求めてもよい。
【0034】ステップ29による判断の結果、被写体輝
度>Xであった場合には、周囲は十分に明るい状態であ
ると判断されるため、シャッターを作動し、撮影を行う
(ステップ31)。
【0035】ステップ29による判断の結果、被写体輝
度≦Xであった場合には、周囲は比較的暗く、レリーズ
の操作者が目標とする撮影位置まで歩いて移動する際に
注意を要すると判断されるため、セルフタイマーの時間
を延長すべく、タイマーの再設定を行い(ステップ3
0)、ステップ25に戻りセルフタイマーを再度スター
トさせる。
【0036】なお、ステップ30におけるタイマー設定
時間は、前記と同様予めカメラに設定されていても、撮
影者が任意の時間に設定可能であってもよく、また、そ
の設定時間は、最初のタイマー設定時間と同一でも異な
るもの(例えば、より短い時間)でもよい。
【0037】また、ステップ30におけるタイマー設定
時間は、一定のものに限らず、例えば測定された被写体
の輝度に応じて連続的または段階的に変動するものであ
ってもよい。この場合、被写体の輝度が低くなるほど、
タイマー設定時間を長くするのが好ましく、これによ
り、周囲の明るさに応じて、レリーズの操作者(撮影
者)が目標とする撮影位置まで安全に移動するのに必要
かつ十分な時間が確保される。
【0038】なお、図示されていないが、ステップ29
での判断の結果、被写体輝度≦Xであった場合には、必
要に応じ、後述するような警告ランプ9の点灯や音声等
による警告(表示)を行ってもよい。これにより、レリ
ーズの操作者がタイマーの延長を認識することができ
る。
【0039】ステップ30以後、ステップ26および2
7を順次経て、再びステップ28による前記と同様の判
断が行われる。ここでは、既にタイマーが延長されてい
るため、タイマー延長済みの判断がなされ、シャッター
を作動し、撮影を行う(ステップ31)。
【0040】[第2の構成]図3に示すように、ステッ
プ20〜26については、前記第1の構成と同様であ
る。
【0041】ステップ26の後、セルフタイマー手段8
のタイマーを既に延長したか否かを判断し(ステップ3
2)、タイマーを延長済である場合には、後述するステ
ップ36へ進み、延長済でない場合には、前記ステップ
26で得られた被写体の輝度Bv が所定値X以下である
か否かを判断する(ステップ33)。なお、この判断に
ついては、前記第1の構成と同様である。
【0042】ステップ33による判断の結果、被写体輝
度>Xであった場合には、タイマー設定時間が経過した
か否かを判断し(ステップ36)、その判断の結果、タ
イマー設定時間が経過した場合には、シャッターを作動
して撮影を行い(ステップ37)、タイマー設定時間が
経過していない場合には、前記ステップ26に戻る。
【0043】ステップ33による判断の結果、被写体輝
度≦Xであった場合には、セルフタイマーの時間延長を
する旨の警告を行い(ステップ34)、さらにタイマー
の再設定を行って(ステップ35)タイマーを延長す
る。その後、ステップ25に戻りセルフタイマーを再度
スタートさせる。
【0044】なお、ステップ34の警告は、警告ランプ
9の点灯、カメラの表示部への表示等の視覚によるもの
や音声等により行われ、その警告内容(表示内容)とし
ては、例えば、周囲の状況が暗いこと、足下に注意する
こと、タイマーを延長する旨、延長された時間等が挙げ
られる。また、タイマー設定時間については、前記第1
の構成と同様である。
【0045】ステップ25以後、ステップ26を経て再
びステップ32による前記と同様の判断が行われる。こ
こでは、既にタイマーが延長されているため、タイマー
延長済みの判断がなされ、ステップ36へ進む。
【0046】ステップ36による判断の結果、タイマー
再設定時間が経過した場合には、シャッターを作動して
撮影を行い(ステップ37)、タイマー再設定時間が経
過していない場合には、前記ステップ26の前に戻り、
以後タイマー再設定時間が経過するまで同様のステップ
を繰り返す。
【0047】以上のような第1および第2の構成では、
セルフタイマー撮影において、夜間等の暗い状況下で撮
影を行う場合には、タイマーを延長して、レリーズの操
作者(撮影者)が目標とする撮影位置まで移動するのに
十分な時間を確保するため、レリーズの操作者はあわて
ることなく安全に移動することができ、また、移動中に
シャッターが切れて不本意な写真が撮影されることを防
止することができる。
【0048】なお、本発明では、1つの自動焦点カメラ
で、図2のフローチャートと図3のフローチャートのい
ずれかを選択し得るような構成とすることもできる。ま
た、上記第1および第2の構成では、測定により得られ
た被写体の輝度を所定値Xと比較してタイマーの延長を
行うか否かを決定しているが、これに限らず、例えば、
演算により求められる絞り値および/またはシャッター
速度のような、被写体の輝度から得られる情報(測光結
果)を所定値と比較してタイマーの延長を行うか否かを
決定してもよい。
【0049】以上では、本発明を一眼レフのAFカメラ
に適用した構成について説明したが、本発明は、これに
限らず、コンパクトカメラに適用することもでき、ま
た、マニュアルフォーカスのカメラに適用することもで
きる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のカメラおよ
び撮影方法によれば、セルフタイマーによる撮影を行う
際に、被写体の輝度に応じてタイマーを延長するため、
暗い状況下での撮影においても、撮影者は、撮影位置へ
あわてることなく安全に移動して撮影することができ
る。また、安全に移動するのに十分なタイマー延長時間
が確保されるため、移動中にシャッターが切れて不本意
な写真が撮影されてしまうことが防止される。
【0051】また、明るい状況下での撮影では、タイマ
ーの延長はされないため、シャッターが切れるまでに不
必要に長い時間待つ必要もない。そして、このようなタ
イマーの延長は、被写体の輝度に応じて自動的に行われ
るため、撮影者がその都度タイマー設定時間を調節する
という手間もかからず、容易にセルフタイマー撮影を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの構成例を模式的に示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の撮影方法の一例を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の撮影方法の他の例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 自動焦点カメラ 2 制御手段 3 スイッチ回路 4 AFモータ 5 シャッター・絞り制御回路 6 測光手段 7 AF光学ブロック 8 セルフタイマー手段 9 警告ランプ 10 AFエンコーダ 11 レンズ制御手段 20〜37 ステップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の輝度を測定する測光手段と、時
    間を遅延して撮影を行うセルフタイマー手段を内蔵する
    制御手段とを有するカメラにおいて、 セルフタイマーによる撮影を行う際に、タイマー終了以
    前に前記測光手段により測光を行い、その結果が所定値
    以下の場合には、タイマーを延長することを特徴とする
    カメラ。
  2. 【請求項2】 前記タイマーの延長時間は、前記測光手
    段による測光結果に応じて変動する請求項1に記載のカ
    メラ。
  3. 【請求項3】 タイマーを延長する場合には、その旨の
    警告を行うよう構成された請求項1または2に記載のカ
    メラ。
  4. 【請求項4】 セルフタイマーによる撮影を行うに際
    し、被写体の輝度を測定する測光工程と、前記セルフタ
    イマーのタイマーを作動する工程とを有し、前記測光工
    程において得られた結果が所定値以下の場合には、前記
    タイマーを延長することを特徴とする撮影方法。
  5. 【請求項5】 前記タイマーの延長時間は、前記測光工
    程により得られた結果に応じて変動する請求項4に記載
    の撮影方法。
  6. 【請求項6】 タイマーを延長する場合には、その旨の
    警告を行う請求項4または5に記載の撮影方法。
JP23287792A 1992-08-07 1992-08-07 カメラおよび撮影方法 Pending JPH0659314A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139331A (ja) * 2006-11-29 2008-06-19 Ricoh Co Ltd 撮像装置及び撮像方法
KR20170002621A (ko) 2014-06-27 2017-01-06 올림푸스 가부시키가이샤 카테터, 카테터 제조용 금형, 카테터의 제조 방법
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