JPH0659189A - 複写機用レンズ系 - Google Patents

複写機用レンズ系

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JPH0659189A
JPH0659189A JP23164392A JP23164392A JPH0659189A JP H0659189 A JPH0659189 A JP H0659189A JP 23164392 A JP23164392 A JP 23164392A JP 23164392 A JP23164392 A JP 23164392A JP H0659189 A JPH0659189 A JP H0659189A
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lens
lens system
focal length
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JP23164392A
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Inventor
Toshihiko Ueda
歳彦 上田
Hiroki Kinoshita
博喜 木下
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ミラー走査型複写機の走査ミラーとの干渉を
避けるために、絞りに対して非対称形に構成した広画角
で明るい複写機用レンズ系を提供する。 【構成】 原稿側より原稿側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズの第1レンズ,両凹レンズの第2レンズ,両凸
レンズの第3レンズおよび原稿側に凸面を向けた負メニ
スカスの第4レンズより構成され、等倍を含んだ変倍域
で使用される複写機用レンズ系である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミラー走査形複写機
の走査ミラーとの干渉を避けるために、絞りに対して非
対称形に構成した広画角で明るい複写機用レンズ系に関
する。
【0002】
【従来の技術】アナログPPC複写機における原稿スキ
ャン方法として、最も代表的なものには、図17に示す
ような光学系がある。即ち、原稿を照明、走査する照明
系と第1ミラーよりなる第1スライダー1,原稿走査時
に第1スライダー1の1/2の速度で移動する第2,第
3ミラーよりなる第2スライダー2,投影レンズ系3,
変倍時に共役距離を変動させる第4,第5ミラーよりな
る第3スライダー4および光路を感光体6に導く第6ミ
ラー5とより構成される光学系により行う方法が一般的
に用いられている。
【0003】このような複写機用光学系において、機械
装置本体を小型化するためには、第1スライダー1,第
2スライダー2とレンズ系3が接触・干渉するのを防止
するために原稿面からレンズ系の原稿側端面までの距離
を、図18(A),(B)に示すように,原稿のスキャ
ン始点位置において、原稿面Oより第1スライダー1,
第2スライダー2の機械的配置により必要な距離L1
(原稿面Oより第3ミラーM3 までの距離)と読み取り
原稿サイズより決まる第2スライダー2の移動距離L2
(最大読み取り長さの1/2+予備スキャン量)とがL
1 +L2 以上とする必要が生じる。
【0004】上記制約から、等倍時の原稿面Oからレン
ズ系3の原稿側端面Fまでの距離は、レンズ系3の焦点
距離をf,レンズ系3の前側主点位置をFHとすると、
2f−FHであるから、 2f−FH>L1 +L2 ・・・ となり、焦点距離fの短小化に制約が生じてしまう。
【0005】A3原稿読み取り,絞りに対して完全対称
形の複写機用レンズ系での実例を示すと、完全対称形の
レンズ系は前側主点位置はレンズ系の中央付近にあり、
通常はα=FH÷f=0.15程度と大きく、L1 ≒1
35、L2 ≒420÷2+10(10は予備長)とする
と f>(L1 +L2 )÷(2−α)・・・ からf=192mmと長い焦点距離を設定する必要が生
じていた。
【0006】また、焦点距離fを短くし画角を広げたレ
ンズ系にすると、投影性能を維持するためには収差補正
が困難になってしまう。
【0007】ところで、現在のPPC複写機用における
等倍レンズ系としては、一般にガウスタイプの絞り対称
形のレンズ系、または若干の非対称性をもたせた正負正
の3群構成のレンズ系が採用されている。前者のガウス
タイプの絞り対称型のレンズ系を採用している理由とし
ては、自動的に歪曲、倍率色収差が補正されており、設
計時にはコマ収差,球面収差,像面湾曲および非点収差
を補正するようレンズ面形状や材料を設定すればよく、
設計が非常に楽になる点が挙げられる。また、対称形で
あるために、同形状、同材質のレンズを2枚づつ生産す
ればよく、レンズ系全体のコストダウンや量産の向上も
図られる点が挙げられる。さらに、レンズ鏡筒の構成も
簡略になる点等のメリットもあるためである。
【0008】一方、後者の若干の非対称性をもたせたレ
ンズ系については、上記絞り対称形レンズ系と異なり若
干の非対称性をもたせているため、この非対称性により
対称形レンズ系よりも収差補正がより良好になされてい
ることである。
【0009】しかしながら、これらのレンズ系では、球
面収差以外の収差発生を抑えるため、前側主点位置を絞
りから離すことができず、また、離した場合、収差を補
正するために必然的にレンズ構成枚数の増大,大口径
化,レンズ長の大型化を招くことから、前側主点Hの位
置がレンズ系の略中央付近、即ち、FH=0.15f付
近に設定されているため、スキャン移動する第2スライ
ダー2とレンズ系3との接触・干渉をなくす設計上の理
由から等倍のみ複写可能な複写機においては、レンズの
焦点距離を190mm以上に設定する必要がある。
【0010】また、2倍の複写可能な複写機で単焦点レ
ンズ系を用いたもので、第3スライダー4のみで共役長
を補正するものでは、2倍時にはレンズ系は等倍時のレ
ンズ位置から原稿側に0.5f移動する必要があるた
め、第2スライダー2とレンズ系3の接触をなくす設計
上の理由から、2.0f−0.5f−FH>L1 +L2
となり、FH÷f=α=0.15,L1 ≒135,L2
=420÷2+10=220により焦点距離fは、f>
(L1 +L2 )÷(1.5−α),f>263より、焦
点距離fを263mm以上に設定する必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複写機用光
学系全体のスペース,大きさを小型化するためには、複
写機用光学系は共役長分のスペースを必要とすることか
らレンズ系の焦点距離を小さくして共役長を小さくすれ
ばよい。しかしながら、従来の前側主点をレンズ系中央
付近に設定したレンズ系では、上述したようにこれ以上
焦点距離を小さくできないため、複写機用光学系が必然
的に大型化してしまう問題がある。
【0012】一方、上記対称形レンズ系あるいは若干非
対称性をもたせたレンズ系では、焦点距離を小さく画角
を大きくすると、収差が良好に補正しきれないという問
題もある。
【0013】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、レンズ系前側主点をできるだけ原稿側にもって
きて、前側主点位置FHを小さくして焦点距離をできる
かぎり小さく設定することが可能に構成するとともに、
画角を大きくし前側主点の位置が原稿側にもってきたと
きに収差補正が良好になされた複写機用レンズ系を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の複
写機用レンズ系は、原稿側より原稿側に凸面を向けた正
メニスカスレンズの第1レンズ,両凹レンズの第2レン
ズ,両凸レンズの第3レンズおよび原稿側に凸面を向け
た負メニスカスの第4レンズより構成され、第1レンズ
の芯厚をd1 ,第2レンズと第3レンズの間の空気間隔
をd4 ,第2レンズの焦点距離をf2 ,第4レンズの原
稿側の面の曲率半径をr7 ,第4レンズの像側の面の曲
率半径をr8 ,レンズ全系の焦点距離をfおよび前側主
点位置をFHとするとき d1 /f > 0.04 ・・・(1) 0.07 > d4 /f > 0.04 ・・・(2) 0.35 >−f2 /f > 0.29 ・・・(3) 3.5 > r7 /f > 1.5 ・・・(4) 0.1 > FH/f >−0.1 ・・・(5) の各条件式を満足し、等倍を含んだ変倍域で使用される
複写機用レンズ系である。
【0015】また、この発明の請求項2の発明は、原稿
側より原稿側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第1
レンズ,両凹レンズの第2レンズ,両凸レンズの第3レ
ンズおよび両凹レンズの第4レンズより構成され、第4
レンズの原稿側の曲率半径をr7 ,第4レンズの像側の
曲率半径をr8 ,レンズ全系の焦点距離をf,前側主点
位置をFH,第2レンズの芯厚をd3 および第3レンズ
の焦点距離をf3 するとき −r8 /r7 < 1.30 ・・・(6) 0.7 < r8 /f ・・・(7) 0.012 < d3 /f < 0.020・・・(8) 0.3 < f3 /f < 0.4 ・・・(9) 0.1 > FH/f >−0.1 ・・・(10) の各条件式を満足する複写機用レンズ系である。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の請求項1の
発明の実施例を説明する。図1,図3,図5,図7およ
び図9は、実施例1〜実施例5のレンズ構成を示す断面
図である。原稿側より原稿側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズの第1レンズ,両凹レンズの第2レンズ,絞り
S,両凸レンズの第3レンズおよび原稿側に凸面を向け
た負メニスカスの第4レンズより構成されている。
【0017】そして、この発明では、第1レンズの芯厚
をd1 ,第2レンズと第3レンズの間の空気間隔をd
4 ,第2レンズの焦点距離をf2 ,第4レンズの原稿側
の面の曲率半径をr7 ,第4レンズの像側の面の曲率半
径をr8 ,レンズ全系の焦点距離をfおよび前側主点位
置をFHとするとき、次の各条件式を満足させる等倍を
含んだ変倍域で使用される複写機用レンズ系である。 d1 /f > 0.04 ・・・(1) 0.07 > d4 /f > 0.04 ・・・(2) 0.35 >−f2 /f > 0.29 ・・・(3) 3.5 > r7 /f > 1.5 ・・・(4) 0.1 > FH/f >−0.1 ・・・(5)
【0018】原稿側より見て望遠タイプとすることで、
前側主点位置FHを原稿側に位置させ、前側主点位置F
Hを小さくすることで前記式に示すように焦点距離を
短くでき、複写装置全体をコンパクトにすることができ
る。
【0019】原稿側より原稿側に凸面を向けた正メニス
カスレンズの第1レンズ,両凹レンズの第2レンズおよ
び両凸レンズの第3レンズは、典型的なトリップレット
タイプのレンズ系であって、本発明の仕様よりもFナン
バーが暗く、画角が狭く、前側主点位置がレンズ系の中
央にある場合に一般的に用いられるタイプのレンズ系で
ある。この発明では、このようなトリップレットタイプ
のレンズ系の像側に原稿側に凸面を向けた負メニスカス
レンズの第4レンズを配置することで望遠タイプを形成
し、前述のように焦点距離を短めに設定することができ
るとともに、広画角に対応した収差補正をを可能にした
ものである。
【0020】上記条件式(1)は球面収差を補正するた
めの条件であり、その下限値を下回ると球面収差がオー
バーとなって補正しきれなくなる。上記条件式(2)
は、主に像面湾曲を補正するための条件で、その下限値
を下回ると像面湾曲がオーバーになるとともに、非点隔
差が増大する。また、上限値を上回ると像面湾曲がアン
ダーになるとともに、レンズ系の全長が増大してしま
う。
【0021】上記条件式(3)は、主に像面湾曲と球面
収差のバランスを取るための条件で、その下限値を下回
ると球面収差がオーバーとなるとともに非点隔差が増大
する。また、上限値を上回ると球面収差がアンダーにな
るとともに像面湾曲がアンダーになってしまう。上記条
件式(4)はコマ収差を補正するための条件で、その上
限値を上回り、あるいは下限値を下回るといずれもコマ
収差が増大してしまう。
【0022】上記条件式(5)は、レンズ構成を単純に
保ちながら複写装置本体をコンパクトにするための条件
で、上限値を上回ると前述した従来技術で説明したよう
に第2スライダーとの干渉を避けるために焦点距離を長
く設定しなければならなくなり、複写装置本体が大型化
してしまう。また、その下限値を下回るとレンズ自体が
強い非対称タイプのレンズ系となり、所望の結像性能を
維持するためにはレンズ構成枚数を増大しなければなら
ないとともに、レンズ全長やレンズ外径が大型化してし
まう。
【0023】さらに、上記条件式(5)に対応して、前
述した式により前側主点位置の大小に対応して焦点距
離を設定することができ、結果として等倍時の共役距離
L≒4fと小さくコンパクトにできる。即ち、従来のも
のがα=0.15程度のものがこの発明の0.1>α>
−0.1.での焦点距離fおよび共役距離Lを表1に示
すようになり、非対称とすることにより数10mm共役
距離Lを短くすることができる。
【0024】
【表1】
【0025】次に、2倍の複写を想定したとき、従来構
成のレンズ系よりも焦点距離を小型化できることを説明
する。2倍時にはレンズ系は原稿側に0.5f移動する
ことから、2.0f−0.5f−FH>L1 +L2 、F
H÷f=αであるので、 (1.5−α)f>L1 +L2 f>(L1 +L2 )÷(1.5−α) となる。L1 +L2 =135+420÷2+10=35
5、L =4.5fとなる。従来ではα=0.15,こ
の発明ではα=0,α=−0.1,α=0.1とすると
表2に示すようになり、共役長として、40〜180m
mも小さくすることが可能で、それだけ複写機用光学系
の小型化が図れることになる。
【0026】
【表2】
【0027】実施例1〜実施例5の具体的なレンズ諸元
を表3〜表7に示す。これらの各表において、原稿側よ
り順に曲率半径r1 ,r2 ,〜r8 、軸上面間隔d1
2〜d7 、硝材のd線での屈折率N1 ,N2 ,〜N
4 、硝材のアッベ数ν1 ,ν2〜ν4 の各面での数値を
示し、Sは絞りである。併せて各条件式の数値を示して
いる。また、実施例1〜実施例5の球面収差,非点収差
および歪曲の各収差曲線をそれぞれ図2,図4,図6,
図8および図10に示す。
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】
【表6】
【0032】
【表7】
【0033】次に、この発明の請求項2の発明を説明す
る。この発明には3例あり、図11,図13および図1
5に実施例6〜実施例8のレンズ構成を示す。即ち、こ
の発明のレンズ系は、原稿側より原稿側に凸面を向けた
正メニスカスレンズの第1レンズ,両凹レンズの第2レ
ンズ,両凸レンズの第3レンズおよび両凹レンズの第4
レンズより構成される。
【0034】そして、この発明では、第4レンズの原稿
側の曲率半径をr7 ,第4レンズの像側の曲率半径をr
8 ,レンズ全系の焦点距離をf,前側主点位置をFH,
第2レンズの芯厚をd3 および第3レンズの焦点距離を
3 するとき −r8 /r7 < 1.30 ・・・(6) 0.7 < r8 /f ・・・(7) 0.012 < d3 /f < 0.020・・・(8) 0.3 < f3 /f < 0.4 ・・・(9) 0.1 > FH/f >−0.1 ・・・(10) の各条件式を満足する等倍を含んだ変倍域で使用される
複写用レンズ系である。
【0035】原稿側より見て望遠タイプとすることで、
前側主点位置FHを原稿側に位置させ、前側主点位置F
Hを小さくすることで上記条件式(10)に示すように
焦点距離を短くでき、複写装置全体をコンパクトにでき
る。
【0036】原稿側より原稿側に凸面を向けた正メニス
カスレンズの第1レンズ,両凹レンズの第2レンズおよ
び両凸レンズの第3レンズは、典型的なトリップレット
タイプのレンズ系であって、本発明の仕様よりもFナン
バーが暗く、画角が狭く、前側主点がレンズ系の中央に
ある場合に、一般的に用いられるタイプのレンズ系であ
る。この発明では、このようなトリップレットタイプの
レンズ系の像側に両凹レンズの第4レンズを配置するこ
とで望遠タイプとし、前述のように焦点距離を短めに設
定することができるとともに、広画角に対応した収差補
正をを可能にしたものである。
【0037】上記条件式(6)は歪曲を補正するための
条件で、その上限値を上回ると歪曲が大となり補正しき
れなくなる。また、上記条件式(7)は非点隔差を補正
するための条件で、その下限値を下回ると非点隔差が大
となる。
【0038】さらに、上記条件式(8)はコマ収差を補
正するための条件であり、上限値を上回り下限値を下回
るといずれもコマ収差が増大してしまう。また、条件式
(9)は、主に非点隔差と球面収差のバランスを取るた
めの条件で、その下限値を下回ると球面収差がオーバー
になるとともに非点隔差が増大する。上限値を上回ると
球面収差がアンダーになるとともにコマ収差が増大す
る。
【0039】上記条件式(10)はレンズ構成を単純に
保ちながら、複写機本体をコンパクト化するための条件
である。その上限値を上回ると前述した従来技術で説明
したとおり第2スライダーとの干渉を避けるために焦点
距離を長く設定しなければならず、複写機本体が大型化
してしまう。その下限値を下回ると、レンズ系自体が強
い非対称タイプとなり、所望の結像性能を維持するため
にはレンズ構成枚数を増大させるとともに、レンズ系全
長や外径を大型化してしまうことになる。
【0040】先の例と同様に、この発明の焦点距離fと
共役距離Lの0.1>α>−0.1での値を表8に示
す。このレンズ系も前側主点位置の大小に対応して焦点
距離を設定することができ、結果として等倍時の共役距
離L≒4fと小さくコンパクトに形成することができ
る。
【0041】
【表8】
【0042】次に、この発明の請求項2の発明の具体的
な実施例6〜実施例8のレンズ諸元を表9〜表11に示
す。これらの各表において、左側の原稿側から順に曲率
半径r1 ,r2 ,・・・,r8 、軸上面間隔d1 ,d
2 ,・・・,d7 、硝材のd線での屈折率N1 ,N2
・,N4 および硝材のアッベ数ν1 ,ν2 ,・,ν4
各面での数値である。併せて各条件式の数値を示してい
る。
【0043】また、実施例6〜実施例8の収差曲線図を
図12,図14および図16にそれぞれ対応して示す。
これらの各図において左側から球面収差,非点収差およ
び歪曲の各収差曲線をそれぞれ示している。
【0044】
【表9】
【0045】
【表10】
【0046】
【表11】
【0047】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の複写機
用レンズ系は、焦点距離f=180〜215,Fナンバ
ー5.6〜8,半画角ω=19.2°〜22.6°のレ
ンズ系で4枚レンズ構成と少枚数で小型のレンズ系であ
りながら、短い焦点距離を設定することが可能で、複写
装置をコンパクトにすることができる。また、対称型レ
ンズ系に比べレンズ全厚の変化がないことから、変倍に
よる移動距離も含めた占有スペースを小さくコンパクト
に形成することができ、しかも各収差補正が良好になさ
れた複写機用レンズ系である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の複写機用レンズ系の実施例1のレン
ズ構成を示す断面図、
【図2】「図1」に示す複写機用レンズ系の球面収差,
非点収差および歪曲を示す収差曲線図、
【図3】この発明の複写用変倍光学系の実施例2のレン
ズ構成を示す断面図、
【図4】「図3」に示す複写機用レンズ系の球面収差,
非点収差および歪曲を示す収差曲線図、
【図5】この発明の複写機用レンズ系の実施例3のレン
ズ構成を示す断面図、
【図6】「図5」に示す複写機用レンズ系の球面収差,
非点収差および歪曲を示す収差曲線図、
【図7】この発明の複写機用レンズ系の実施例4のレン
ズ構成を示す断面図、
【図8】「図7」に示す複写機用レンズ系の球面収差,
非点収差および歪曲を示す収差曲線図、
【図9】この発明の複写機用レンズ系の実施例5のレン
ズ構成を示す断面図、
【図10】「図9」に示す複写機用レンズ系の球面収
差,非点収差および歪曲を示す収差曲線図、
【図11】この発明の複写機用レンズ系の実施例6のレ
ンズ構成を示す断面図、
【図12】「図11」に示す複写機用レンズ系の球面収
差,非点収差および歪曲を示す収差曲線図、
【図13】この発明の複写機用レンズ系の実施例7のレ
ンズ構成を示す断面図、
【図14】「図13」に示す複写機用レンズ系の球面収
差,非点収差および歪曲を示す収差曲線図、
【図15】この発明の複写機用レンズ系の実施例8のレ
ンズ構成を示す断面図、
【図16】「図15」に示す複写機用レンズ系の球面収
差,非点収差および歪曲を示す収差曲線図、
【図17】複写機の光学系の構成を示す光路図、
【図18】(A),(B)は、図17の複写機の光学系
のスキャン状態を説明するための光路図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿側より原稿側に凸面を向けた正メニ
    スカスレンズの第1レンズ,両凹レンズの第2レンズ,
    両凸レンズの第3レンズおよび原稿側に凸面を向けた負
    メニスカスの第4レンズより構成され、第1レンズの芯
    厚をd1 ,第2レンズと第3レンズの間の空気間隔をd
    4 ,第2レンズの焦点距離をf2 ,第4レンズの原稿側
    の面の曲率半径をr7 ,第4レンズの像側の面の曲率半
    径をr8 ,レンズ全系の焦点距離をfおよび前側主点位
    置をFHとするとき d1 /f > 0.04 ・・・(1) 0.07 > d4 /f > 0.04 ・・・(2) 0.35 >−f2 /f > 0.29 ・・・(3) 3.5 > r7 /f > 1.5 ・・・(4) 0.1 > FH/f >−0.1 ・・・(5) の各条件式を満足し、等倍を含んだ変倍域で使用される
    複写機用レンズ系。
  2. 【請求項2】 原稿側より原稿側に凸面を向けた正メニ
    スカスレンズの第1レンズ,両凹レンズの第2レンズ,
    両凸レンズの第3レンズおよび両凹レンズの第4レンズ
    より構成され、第4レンズの原稿側の曲率半径をr7
    第4レンズの像側の曲率半径をr8 ,レンズ全系の焦点
    距離をf,前側主点位置をFH,第2レンズの芯厚をd
    3 および第3レンズの焦点距離をf3 するとき −r8 /r7 < 1.30 ・・・(6) 0.7 < r8 /f ・・・(7) 0.012 < d3 /f < 0.020・・・(8) 0.3 < f3 /f < 0.4 ・・・(9) 0.1 > FH/f >−0.1 ・・・(10) の各条件式を満足する複写機用レンズ系。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008242180A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Konica Minolta Opto Inc 撮像レンズ、撮像装置及び携帯端末
US7961365B2 (en) 2007-05-10 2011-06-14 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus and image forming apparatus

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