JPH0658568U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH0658568U
JPH0658568U JP007230U JP723093U JPH0658568U JP H0658568 U JPH0658568 U JP H0658568U JP 007230 U JP007230 U JP 007230U JP 723093 U JP723093 U JP 723093U JP H0658568 U JPH0658568 U JP H0658568U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
connector
insertion hole
housing
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP007230U
Other languages
English (en)
Inventor
敏広 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP007230U priority Critical patent/JPH0658568U/ja
Publication of JPH0658568U publication Critical patent/JPH0658568U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジングのコンタクト挿入孔に対し、コン
タクトの逆挿入を確実に防止するコネクタを提供するこ
とにある。 【構成】 コネクタ6はハウジング8とハウジング8に
収容されるコンタクト7からなり、コンタクト7は一端
側から順に逆挿入防止用の突起11dを突設した接触部
11と芯線圧着部13及び絶縁被覆圧着部12が配列さ
れ、ハウジング8はコンタクト挿入孔81の壁部82に
突起11dが嵌入される溝部25を設け、他方の壁部8
3には傾斜段部29が形成され、その傾斜段部29に突
起11dが嵌入される溝部84を設け、且つ、溝部84
の閉塞端に挿入方向と直交する突当面85を形成したこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はハウジングのコンタクト挿入孔に対し、コンタクトの逆挿入を防止し たコネクタの改良に関するものである。
【従来の技術】
この種のコネクタは一般に図6に示す如くコンタクト1と、複数のコンタクト 挿入孔21が形成されているハウジング2により構成したコネクタ3が知られて いる。コンタクト1はプレス加工により打ち抜かれた一枚の導電性薄板部材に曲 げ加工を施して製作されたものである。そのコンタクト1の一端側には図4に示 す如く接触部11が形成されている。又、他端には電線4の絶縁被覆4aに圧着 する絶縁被覆圧着部12と、芯線4bに圧着する芯線圧着部13が夫々断面略U 字形に又、絶縁被覆圧着部12は芯線圧着部13の底面13aから外方に向かっ て斜めに且つ段差を持つように形成されている。接触部11は底板11aの両側 より側板11b,11cを立ち上げ、側板11cの延長部分を側板11b側に直 角に折り曲げることによって角筒状に形成されている。又、側板11bの上端に は、逆挿入防止用の突起11dが突設されている。 ハウジング2は図5に示す様に合成樹脂材にて一体成形されたものであり、複 数のコンタクト挿入孔21が上下二段に並列して設けられている。そのコンタク ト挿入孔21の一端側にはコンタクト1を挿入する挿入口22が設けられ、他端 には相手コネクタのコンタクト(図示せず)が挿通される挿通口23を形成して いる。コンタクト挿入孔21の上壁部24には溝部25が挿入口22側から両側 壁部に沿って形成されている。又、上壁部24からは弾性を有する係止片26が 挿通口23に向けて延出されている。更に、コンタクト挿入孔21の底壁部27 には、コンタクト1を挿入した際、前記絶縁被覆圧着部12を逃げるために底壁 部27から傾斜段部29を介して逃げ部30が挿入口22側に向かって形成され ている。次に図6において、ハウジング2の上段側のコンタクト挿入孔21には コンタクト1を適正姿勢で挿入した状態が示され、又、下段側のコンタクト挿入 孔21にはコンタクト1を上下逆の姿勢で挿入した場合を示している。即ち、コ ンタクト1を適正姿勢で挿入した際、コンタクト1は接触部11の先端が傾斜段 部29の斜面28に案内され、且つ、突起11dが溝部25に嵌入されつつ挿入 される。更に、コンタクト1を挿入して行くと、接触部11は係止片26を外向 きに撓ませた後、係止片26の前方の空間部に入り込み、弾性復帰した係止片2 6に係合されコンタクト挿入孔21内に保持される。これに反してコンタクト1 が逆挿入された場合には、接触部11の突起11dが傾斜段部29の斜面28に 当接してコンタクト1の進入を阻止すると共に、コンタクトの不適正姿勢による 挿入の確認が行なわれる。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したコネクタ3では、突起11dを斜面28に当接させて コンタクト1の逆挿入を阻止する構造のため、斜面28が突起11dによって削 られる恐れがあった。この為、コンタクト1の逆挿入を確実に阻止することが困 難であり、且つ、逆挿入の判別が不明確になった。これを解決する為、図7に示 すコネクタが考えられる。即ち、コネクタ5ではコンタクト51の突起51aの 突出寸法1を大きくしたことにより、コンタクト51をハウジング52に逆挿入 した際、突起51aがコンタクト挿入孔53の下縁側周面に当接することで逆挿 入を阻止できる。しかしながら、上記コネクタ5では突起51aの寸法を大きく した為、ハーネス作業時にはコンタクト51同士が突起51aによって絡み易く なると共に、突起51aを変形させる恐れもあった。本考案は上述したような欠 点を解決する為になされたもので有り、コンタクトの逆挿入を確実に防止できる コネクタを提供する。
【課題を解決する為の手段】
この考案によれば、コンタクト挿入孔が配設されたハウジングと、上記コンタ クト挿入孔に収容されるコンタクトからなり、上記コンタクト挿入孔に対し上記 コンタクトの逆挿入を防止する手段を備えたコネクタにおいて、上記コンタクト は一端側から順に逆挿入防止用の突起を突設した接触部と芯線圧着部、及び絶縁 被覆圧着部が配列され、上記ハウジングは上記コンタクト挿入孔の対向する両壁 部のうち一方の壁部に、上記コンタクトが正常に挿入された時のみ上記接触部の 突起が嵌入される第1の溝部を設け、他方の壁部には上記絶縁被覆圧着部を逃げ るための傾斜段部が形成され、その傾斜段部に逆挿入された上記コンタクトの突 起が嵌入される第2の溝部を設け、且つ、第2の溝部の閉塞端に挿入方向と直交 する突当面を形成したものである。以上の如く構成したコネクタでは上記コンタ クト挿入孔にコンタクトを逆挿入した際、上記突起が上記傾斜段部に形成された 上記第2の溝部に嵌入して上記突当面に当接される。この為、従来例の如く突起 を上記傾斜段部の斜面に当接させるのと比べ、確実にコンタクトの逆挿入を阻止 できるコネクタが得られる。
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図3を参照して説明する。図1は本考案のコネクタ 6を分解斜視図で示したものであり、図において従来例と同一形状、同一目的の ものについては、同じ符号を用いてその詳細な説明を省略する。コンタクト7は 先端側に逆挿入防止用の突起11dを突設した接触部11を有し、後端側には絶 縁被覆圧着部12と芯線圧着部13が形成されており、それらの形状は従来例と して示したコンタクト1と同一形状のものである。一方、ハウジング8も基本的 には従来例で述べたハウジング2と類似した構造である。即ち、ハウジング8は 複数の角孔状のコンタクト挿入孔81を有し、このコンタクト挿入孔81の上壁 部82には、従来例と同一形状の係止片26が形成されている。更に、コンタク ト7を挿入する挿入口側の上壁部82にはコンタクト7の突起11dが嵌入され る溝部25を形成し、又、下壁部83に傾斜段部29を介して逃げ部80を設け ていることは従来例と同様である。本考案と従来例との相異点は、傾斜段部29 の斜面28にコンタクト7が逆挿入された際、突起11dが嵌入される溝部84 が両側壁部に沿って設けられている。更に、溝部84の閉塞端には、コンタクト の挿入方向と直交する突当面85が形成されている。次に、図2はハウジング8 のコンタクト挿入孔81内にコンタクト7を適正姿勢で挿入した状態を示してい る。この場合、コンタクト7を挿入すると、従来例と同様に接触部11が傾斜段 部29の斜面28に沿って挿入されると共に、突起11dが上壁部82の溝部2 5に嵌入される。更に、コンタクト7を挿入することにより、接触部11が係止 片26を弾性的に上方へ押し上げながら係止片26の前方の空間部内に入り込み 、弾性復帰した係止片26と係合することによって保持される。次に、図3はコ ンタクト7が上下逆の姿勢でコンタクト挿入孔81内に挿入された状態を示して いる。この場合、コンタクト7をコンタクト挿入孔81内に挿入すると、接触部 11の先端側が傾斜段部29の斜面28に沿って挿入されると共に、突起11d が斜面28の溝部84に嵌入される。次いで、突起11dの挿入方向と直交する 垂直面11eが溝部84の突当面85に当接することによって、それ以上、コン タクト7がコンタクト挿入孔81内に進入するのを阻止される。尚、上記実施例 ではコンタクト7の接触部11の片側のみ突起11dを設けたものを示したが、 これに限定されず、接触部11の両側に突起11dを設けるように設計変更する ことも考えられる。
【考案の効果】
以上、実施例により説明したように、本考案のコネクタはコンタクト挿入孔内 の傾斜段部に、逆挿入されたコンタクトの突起が嵌入される溝部を形成し、その 溝部の閉塞端に挿入方向と直交する突当面を設けたものである。これにより、コ ンタクトが逆挿入された際、突起と突当面との平面同士の当接が行なわれ、コン タクトのコンタクト挿入孔内への進入を確実に阻止し得るコネクタが提供される 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコネクタを示す一部破断した分解斜視
【図2】本考案のコネクタに、コンタクトが正常な姿勢
で挿入された状態を示す断面図
【図3】本考案のコネクタに、コンタクトを逆挿入した
状態を示す断面図
【図4】電線に接続された従来例のコンタクトを示す斜
視図
【図5】(a),(b)は従来のコネクタのハウジング
を示す断面図、及び要部側面図
【図6】従来例のハウジングとコンタクトの関係を示す
説明図
【図7】他の従来例のハウジングとコンタクトの関係を
示す説明図
【符号の説明】
11 接触部 11d 突起 12 絶縁被覆圧着部 25 溝部 29 傾斜段部 7 コンタクト 8 ハウジング 81 コンタクト挿入孔 82,83 壁部 84 溝部 85 突当面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクト挿入孔が配設されたハウジン
    グと、上記コンタクト挿入孔に収容されるコンタクトか
    らなり、上記コンタクト挿入孔に対し上記コンタクトの
    逆挿入を防止する手段を備えたコネクタにおいて、上記
    コンタクトは一端側から順に逆挿入防止用の突起を突設
    した接触部と芯線圧着部及び前記芯線圧着部に対し段差
    をもった絶縁被覆圧着部が配列され、上記ハウジングは
    上記コンタクト挿入孔の対向する両壁部のうち一方の壁
    部に、上記コンタクトを正常に挿入した時のみ上記接触
    部の突起が嵌入される第1の溝部を設け、他方の壁部に
    は上記絶縁被覆圧着部を逃げるための傾斜段部が形成さ
    れ、その傾斜段部に逆挿入された上記コンタクトの突起
    が嵌入される第2の溝部を設け、且つ、第2の溝部の閉
    塞端に挿入方向と直交する突当面を形成したことを特徴
    とするコネクタ。
JP007230U 1993-01-14 1993-01-14 コネクタ Pending JPH0658568U (ja)

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JPH0658568U true JPH0658568U (ja) 1994-08-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022007492A (ja) * 2020-06-26 2022-01-13 矢崎総業株式会社 コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022007492A (ja) * 2020-06-26 2022-01-13 矢崎総業株式会社 コネクタ

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A02 Decision of refusal

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Effective date: 19970121