JPH0657678A - 搬送ベルト - Google Patents
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Abstract
ローを除去するための搬送ベルトは粒子充填ポリマ被覆
を備えた支持基体を有する。搬送ベルトの紙側を構成す
る被覆は紙シートをプレスニツプからクローズ・ドロー
で搬送点へ、紙シートのフラツタまたは外れなしに運
ぶ。搬送点において、紙シートは他のシート搬送抄紙機
布製品へ容易に解放される。搬送ベルトは1以上のプレ
スニツプを通してシートを運ぶ。搬送ベルト表面はプレ
スニツプにおいて圧縮により比較的滑らかにされる圧力
応答の回復可能な粗さの程度を有し、搬送ベルトと紙シ
ートとの間に薄い、ほぼ連続する水フイルムを形成させ
る。プレスニツプを出るとき、紙シートは薄い、ほぼ連
続する水フイルムにより搬送ベルトに支持される。プレ
スニツプからの退出に続いて、搬送ベルト表面は水フイ
ルムを破壊するその圧縮されない粗さを回復する。 【効果】 紙シートが搬送点に達したときだけ、搬送ベ
ルトによりフエルト、ベルト、または織物である次のシ
ート搬送抄紙機布製品へ容易に解放される。
Description
る抄紙機の工程区分間、またはプレス部分の個々のプレ
スのような工程区分の要素間において紙シートを搬送す
る搬送ベルトに関する。とくに本発明は、紙シートがキ
ヤリヤからの支持なしに受取られ、したがって破損を受
け易いオープン・ドローをなくし、抄紙機の1部分を通
して紙シートを運ぶとともに、紙シートを所望の点で他
の織物またはベルトへ容易に受け渡すように設計された
搬送ベルトに関する。
プン・ドロー」を排除するために多数の提案がなされて
いる。オープン・ドローとは、紙シートが抄紙機の一方
の構成要素から他の構成要素へ、紙シートのセルロース
繊維の長さより長い距離にわたつて支持なしに通過する
と定義される。オープン・ドローを除去するためのすべ
ての提案は、その目的として、機械の不慮の停止、すな
わちフエルトまたは他のシートキヤリヤにより一時的に
支持されない点でのシートの破損を生じる主要原因の除
去を有している。紙ストツクの正常な安定した流れの妨
害が発生したとき、前述のような破損は、支持されない
シートがプレス部分の一方の点から他方の点へ、または
プレス部分の最終プレスから乾燥機部分へ搬送され箇所
で非常に起こり易い。このような点において、シートは
通常少なくとも50%の水を含有し、その結果として弱
く、容易に破壊される。したがって現在、オープン・ド
ローは、抄紙機が運転されることができる最高速度を規
制している。
提案は、抄紙機の構成要素間で紙シートを搬送および支
持する、種々の形態の搬送ベルトを含んでいる。このよ
うにするためには、搬送ベルトは以下の個々の機能の幾
つかを果たさなければならないであろう。
ルト)から紙シートを取ること; b)プレスニツプへ紙シートを運ぶこと; c)紙シートを脱水するためにプレスニツプにおいてプ
レス織物と協働して作業すること; d)プレスニツプから紙シートを運び出すこと; e)搬送ベルトが紙シートを1以上のプレスを介して運
ぶ場合に必要ならば機能b)ないしd)を繰り返すこ
と;および f)紙シートを、例えば、乾燥機織物のごとき他の織物
またはベルトへ搬送すること。
ルトの各機能に関連する特別な問題がある。
ている。例えば、米国特許第4,483,745号は、
典型的な対ローラプレスまたは長ニツププレスのいずれ
かであるプレス装置を示している。図示されたプレス装
置において、紙シートは、プレス布と、比較的滑らかで
硬いループ状の、無端の不浸透性のベルトとの間に挟ま
れ、その結果、紙シートは、プレス布または他の浸透性
ベルトにより再び湿らされることなく、プレスニツプを
出るときにベルトに追随する。この装置は、紙シートが
薄い連続する水フイルムにより非常に強力に結合された
表面に追随し、このために両者が抄紙機において分離さ
れるときに、粗い表面ではなくて、滑らかな不浸透性の
表面に追随するという、製紙業者に知られた事実を利用
している。
とほぼ同様の滑らかさと硬さもしくは密度を備えた滑ら
かな上面を有するようなベルト以外のベルト自体の構造
については、詳細な説明は余りなされていない。ベルト
面は10ないし200P&J(Pusey & Jones 硬さ尺
度)の範囲の硬さを有するのが好ましいと述べられてい
る。しかし湿った紙シートを抄紙機のこのようなベルト
表面から分離させようとするときに実際に遭遇する困難
性についての認識は示されていない。
プン・ドローのない他のプレス形状を示している。これ
に記載および図示されたプレス部分には、ニツプ間のク
ローズ・ドローを通過する紙シートを脱水するための2
つの連続するプレスニツプがある。紙シートはまたプレ
ス部分の最後のプレスニツプから乾燥部分へ実質上水分
を受容しない搬送織物により搬送される。紙シートは実
質上水分を受容しない搬送織物の表面から直接除去さ
れ、かつ吸い上げロールによつて乾燥機織物上に置かれ
る。
示されたベルトに対して、米国特許第4,976,82
1号に示された実質上水分を受容しない搬送布は、一般
的には比較的不浸透性であり、例えば適当なプラスチツ
ク材料でプレス布を含浸することにより製造された布で
あつてもよい。すなわちこの布は、含浸されてないプレ
ス布に比して比較的不浸透性である。しかしながら米国
特許第4,976,821号は、布がプレスニツプにお
いて紙シートの脱水に或る範囲まで関与可能であり、そ
の結果、製造された紙が搬送ベルトが滑らかでかつ不浸
透性であるときに製造されるものより、密度および表面
の滑らかさにおいて対称的なものとすることができるこ
とを教示している。このように搬送布の表面から紙シー
トを離脱し易くすることが述べられている一方、抄紙機
に関するこの種の搬送布の使用に実際に関連付けられた
問題に対する認識は示されていない。実際の使用におい
て、一定の低い多孔性で作用するように設計されたシー
ト搬送ベルトは、結局は故障に遭う。セルロース細粒
物、フイラー、樹脂、および「粘着物」のような紙材料
からの細かな粒子が、このようなベルトの孔を急速に塞
ぐ。高圧水ジェット噴射を浴びせることからなる、抄紙
機上に布およびフエルトを清掃および開放する標準的な
方法は、米国特許第4,976,821号に記載された
構造のような繊細な多孔性構造には有効でない。
について述べると、搬送ベルトが紙シートをプレスロー
ルから離脱する場合、実際には余り使用されない方法で
あるが、通常は非常に滑らかであるロールに対して有す
る強い接着力に紙シートが打ち勝たねばならない。プレ
スニツプの入口側において、紙は完全に飽和されるまで
圧縮され、その点で水がシートから水受容体(プレス
布)に移動し始める。その結果、ロール表面と紙シート
との間の境界面で、おそらく部分的に破壊された水フイ
ルムが存在する。このフイルムは、紙シートがロールか
ら搬送ベルトへ確かに搬送される前に破壊されねばなら
ない。
ぶ場合に、ベルトの空気を通さない紙側は、一般には浸
透性であるのが好ましい。ある程度まで浸透性にするこ
とができる搬送ベルトは、上で検討された米国特許第
4,976,821号に記載されている。他のベルト
が、後述する米国特許第4,500,588号および同
第4,529,643号に記載されている。浸透性の、
または半浸透性の搬送ベルトの使用に関連する欠点は、
圧縮されている多孔性のベルトから、または同様にプレ
スロールによりその後側から搬送ベルトを通って空気が
強制される結果として、プレスニツプの入口での紙シー
トの吹き出しの危険がある。
ートを脱水しかつ密度を高めるためにプレス布と協働し
て作動しなければならない。したがって、搬送ベルト表
面のトポグラフイおよび圧縮特性は、滑らかな、マーキ
ングの無い表面を持つ紙シートを製造するのに重要であ
る。当該技術に熟練した者には公知であるように、高品
質であっても、よく使い慣らされたプレス布は、ニツプ
内に非常に不均一な圧力分布を生じるので、プレス布よ
り滑らかで硬い紙側表面を有する搬送ベルトは、脱水さ
れている紙シートに、より均一な圧力分布を与え、した
がってシートに滑らかな表面を付与する。
トは、紙シートが圧力にさらされるとき増大し、さらに
紙シートを脱すのために所定のプレス負荷におく時間を
延長させるように、プレスニツプを事実上長くすること
ができる。加えて、水および空気を通さない紙側表面を
有する搬送ベルトは、通常のプレス布がニツプから紙シ
ートを運ぶとき発生するような、プレスニツプ後の再湿
潤の可能性を排除することで、紙シートの乾燥に寄与す
る。
水効率および高い紙品質を与えるための機能対として、
プレス布と協働するという理解をもって設計されねばな
らない。
ると、搬送ベルトは紙シートをプレスニツプから運ぶべ
きである。すなわち、より詳細には、紙シートは、ニツ
プの外までプレス布に追随し、ついでニツプの後方まで
搬送ベルト上で移動するのではなく、ニツプを出るとき
に搬送ベルトの表面に付着すべきである。前者は、紙シ
ートがプレス布と接触している間に再湿潤をきたすばか
りでなく、プレスニツプを出た後の搬送ベルト上への紙
シートの移動が、またオープン・ドローを構成し、これ
が搬送ベルトが除去すべき重大な問題となっている。こ
のような状況は、紙シートの膨れまたは他の変形をきた
す可能性がある。ニツプの出口側での搬送ベルトへのシ
ートの良好な付着は、ベルトが頂部位置において走行さ
れ、かつシートがベルトの下側で搬送される場合のプレ
ス形状において、さらに重要である。前述のように、搬
送ベルトの紙側表面は、搬送ベルトによる紙シートの再
湿潤が回避されるように、水吸収性も水浸透性もないも
のであるべきである。
通して運ぶ場合に、搬送ベルトの安定性が重要な要因と
なる。プレス部における一連のプレスの速度は、完全に
同期させることができず、通常はプレス部の下流で幾分
増加する。このような条件のもとでは、搬送ベルトはブ
ローイング、、膨れ、または脱落なしに紙シートを運ぶ
ことができなければならない。加えて、搬送ベルト自体
は、急速な劣化なしに、1以上のプレスを通して使用す
ることを意図するものであり、裏側の摩耗および高い剪
断力に耐えることができるように耐久性のある設計のも
のであるべきである。
能は、抄紙機の次の区分へ紙シートを正確に搬送するこ
とである。多くの用途において、これは乾燥機部分の第
1の布への搬送である。好ましくは、この第1の布は、
紙乾燥および紙シートの閉止搬送の両方に適する設計か
らなるべきである。
は、編成された、すべてポリエステルのモノフィラメン
トからなる布であってもよい。第1の乾燥位置において
使用される布は、通常低い空気透過性と、滑らかで繊細
な紙側表面を有する。したがって搬送ベルトが紙シート
を搬送することができる表面は、基本的に滑らかな、疎
水性のモノフィラメントナツクルからなつてもよい。
は、ナツクルによる紙シートのマーキングを回避するた
めに、できるだけ低い接触圧力で実施されるべきであ
る。乾燥機布は空気透過性であるので、搬送ベルトから
の紙シートの搬送を助けるのに真空を使用できる。第1
の乾燥機布のナツクルによる紙シートのマーキングを回
避するために、搬送点で使用される真空レベルはできる
だけ低くすべきである。その場合に、当然、搬送ベルト
は、必要とされる真空レベルが最小レベルに保持される
ように、搬送点で紙シートを容易に解放しなければなら
ない。
従来から幾つかの種類の搬送ベルトが知られている。例
えば、米国特許第5,002,638号において、湿っ
た紙ウエブは、プレス布上に支持され、水をウエブから
抽出するために、協働するプレスロール間のニツプを通
される。紙ウエブを支持するプレス布は、次いで所定の
距離を走行し、乾燥機部分の加熱された乾燥ロールのま
わりを通される。加熱ロールと紙ウエブとの間にはフェ
ルトが挟まれている。したがってプレス布は加熱され、
紙ウエブを高温のロールから絶縁する。紙ウエブは次い
でプレス布から引き離され、乾燥機部分の残りの乾燥ロ
ールのまわりを走行し、一方、加熱されたプレス布は、
濡れた紙ウエブを支持するために所定の位置でニツプに
戻される。
搬送ベルトが事実上のプレス布であるため、プレスニツ
プと加熱された乾燥ロールとの間のスパンにおいて、紙
シートが著しく再湿潤されることである。さらに、この
ような搬送ベルトは、出版物等級(publishing-grade)
の抄紙機に関する最近のプレスにおける滑らかな表面に
置き換えられる程には硬くない。手短かにいえば、米国
特許第5,002,638号に示された種類の搬送ベル
トの適切な用途は、厚手等級の紙を製造する遅い機械に
あるのみである。
の使用は、幾つかの米国特許に示されている。例えば、
米国特許第4,500,588号は、紙ウエブを抄紙機
のプレス部分を通して搬送するためのコンベヤフエルト
を示している。このコンベヤフエルトは、ウエブに向か
い合っている繊維芯層の表面部分を除いて、フエルトが
完全に空気不浸透性でかつセーム革状表面を有するよう
に充填材料で充填される。かかる表面は、その繊維質の
特性のため、粘着性の材料により汚染し易く、かつセー
ム革状の構造は摩耗し易くかつ保守が難しい。
紙機のプレス部分を通して紙ウエブを搬送するためのプ
レスフエルトが示されている。このプレスフエルトは縒
り糸構造から形成された支持布および繊維から形成され
かつ支持布の少なくとも1側に縫い付けられる繊維芯層
からなる。支持布および繊維芯層は充填材料で、好まし
くは紙に向かい合っている表面からゴムまたは樹脂エマ
ルジヨンにより充填され、その結果プレスフエルトは僅
かに空気浸透性になつている。
はプレスニツプからの出口でのシート外れを呈した。こ
のシート外れの原因は薄い、連続する水フイルムをその
表面とプレスニツプ中の紙シートとの間に形成させかつ
紙シートがプレスニツプからの出口でプレス布よりむし
ろベルトに追随することを保証するのに十分な長さにか
かる水フイルムを維持させるようにベルトの多孔性表面
が不能になることに関連付けられる。加えて、紙ストツ
クからの材料が孔を徐々に塞ぐので、この種のベルトの
多孔性を一定の値に維持するのは困難である。高圧シヤ
ワーはかかるベルトの表面の微小孔構造に効果的とは認
められず、そして現にベルト表面を破壊するかも知れな
い。
て使用されるベルトのごとき圧縮不能な被覆ベルトが搬
送ベルトとしての使用のために同様に試験された。この
種のベルトはカナダ国特許第1,1888,556号に
示され、かつ熱可塑性または熱硬化性重合材料で含浸さ
れる基体布からなる。ベルトは長いニツププレス上の意
図された位置において優れた方法において作動する一
方、このベルトを搬送ベルトとして使用するようなすべ
ての試みは、ベルトが紙シートを乾燥機布に解放するよ
うに配置されることができないので、失敗した。これ
は、紙シートを搬送ベルトから引き離させる、小滴に粉
砕するような不浸透性のベルトと紙シートとの間の薄い
水のフイルムの破損から生じると思われる。 本発明は
これらの困難に対して長い間求められていた解決を上記
で議論された従来の搬送ベルトの欠点を受けない搬送ベ
ルトの形において提供する。
理解され得ることは、好結果を得る搬送ベルトはこれが
紙シートを抄紙機内のあちこちに運ぶとき幾つかの異な
る機能を実施することができねばならないということで
ある。対応して、搬送ベルトの性質はこれが抄紙機内の
異なる位置でそれにより配置される条件に応じて変化さ
れねばならない。
ートの不安定性の問題を生じることなしにプレス布から
紙シートを離脱すること;b)紙シートの最適な脱水お
よび高品質を保証するために1またはそれ以上のプレス
ニツプにおいてプレス布と協働すること;およびc)紙
シートをクローズ・ドローにおいてプレス部分の1つの
プレスから次のプレスのシート受容布またはべ、または
プレス部分の複数のプレスへ、または乾燥機部分の乾燥
機ピツクアツプ布へ搬送することである。
するために、ベルトがプレスニツプにおいて代表的に受
けるが、それ自体プレスニツプから出た後回復する圧縮
レベルにより減少、または滑らかになる粗さの程度を持
つ顕微鏡的尺度でのトポグラフイを持たねばならない。
言い換えれば、搬送ベルトの表面トポグラフイは圧力応
答の、回復可能な粗さの程度を持たねばならず、その結
果プレスニツプにおける圧縮下で、粗さの程度が減少
し、それにより紙シートをプレスニツプからの出口で搬
送ベルトに結合するように搬送ベルトと紙シートとの間
に薄い連続する水フイルムが形成されることができ、か
つその結果元の粗さの程度がニツプから出た後回復され
るとき、紙シートが搬送ベルトにより、多分最小量の真
空の助けにより、乾燥機ピツクアツプ布のごとき浸透性
の布へ解放されることができる。同時に、搬送ベルトは
マーキングのない紙を製造するために必要な圧縮および
硬さ特性を持たねばならない。
表面トポグラフイを持つことに加えて、好結果を得る搬
送ベルトはまた以下の追加の機能的特性、すなわち、
1)水と搬送ベルトの表面の相互作用を決定する表面エ
ネルギ;2)空気または水に対する制限された透過性;
3)ベルトの表面および全体としてその構造に関する圧
縮特性;4)硬さ;5)モジユール;6)耐久性;およ
び7)化学的、熱的および摩擦抵抗の最適な組み合わせ
を持たねばならない。
程度を有し、かつ上述した追加の機能的特性の最適な組
み合わせを有する紙、板紙等の抄紙機用搬送ベルトであ
る。この搬送ベルトは幾つかの機械形状によりかつ多数
の異なる紙等級を製造する抄紙機で好結果で試験され、
かつ従来技術の試みが失敗した上述した重要な機能を実
施することが認められた。
えかつ紙側に、少なくとも1つのポリマーの部分を有す
る釣り合いの取れた分布を含むポリマーコーティングを
有する補強基体からなる。この釣り合いの取れた分布
は、疎水性および親水性ポリマー部分双方を含むことが
できる重合マトリクスの形を取る。ポリマーコーティン
グはまた粒子状フイラーを含んでもよい。補強基体は搬
送ベルトの長手方向および横方向変形を禁止すべく設計
され、そして編まれた布であつても、かつ無端または抄
紙機への取り付けの間中無端形状に閉止するために継ぎ
合わせ可能にすることもできる。さらに、補強基体は布
材料を含んでもよくかつその裏側に縫い付けることによ
り取着された1またはそれ以上の繊維芯層を有してもよ
い。布材料によつて意味されるのは布製造に向けられる
天然または合成起源の繊維およびフイラメントである。
裏側もまた重合材料で含浸および/またはコーティング
してもよい。
機のプレス部分においてロールに対して走行するのに適
する構造からなるべきでありかつベルトの紙側で少なく
ともそれと同様な耐久性の材料からなるべきである。布
構造、すなわち、シート状構造、言い換えれば、布に織
られ、編まれ、組まれ絡ませられまたは結合された天然
または合成ポリマーの繊維またはフイラメントが裏側に
設けることができる。代替的に、紙側に使用されると同
一のポリマーで補強基体の裏側をコーティングすること
により形成された固体フイルムは搬送ベルトの裏側に設
けることができる。このフイルムは補強基体の裏側に使
用されるようなコーティング内に水溶性樹脂を含むこと
により多孔性に作られることができ、水溶性樹脂は孔を
形成するようにポリマーの硬化後溶解される得る。最後
に、ポリマーーフオームが搬送ベルトの裏側を形成する
ために補強基体の裏側に設けてもよい。
イおよび良好に定義された表面エネルギをもつシートに
向かい合う表面を有するように特徴付けられ、かかる表
面は紙シートをプレスロールまたはプレス布から取り、
かつ紙シートをこれがプレス布と協働するプレスニツプ
に運ぶのに好都合である。表面それ自体はコーティング
中のポリマーマトリクスの親水性および疎水性ポリマー
部分(または粒子部分)により定義された領域を含んで
いる。この文脈において、表面エネルギは水による搬送
ベルトの表面の湿潤性の尺度であるように取られること
ができる。ポリマーマトリクスの親水性ポリマー部分は
疎水性ポリマー部分より高い表面エネルギを有し、そし
て比較によれば、水によつてより湿潤可能である。プレ
スニツプからの出口で、ポリマーマトリクスの2つのポ
リマー部分は、水がポリマーマトリクスの親水性ポリマ
ー部分により画成されるそれらの表面領域上にしずくを
形成しようとするので、水フイルムを破壊するのに少な
くとも役割を果たすために協働すると思われる。
フイにより、水および空気に対して最適に不浸透性のシ
ートに面する表面を有するとしてさらに特徴付けられる
ことができる。圧力下で、この表面の微小尺度の粗さ程
度は、表面を非常に滑らかにしかつ紙シートとその表面
との間に薄い、連続する水フイルムを形成させるとき、
減少する。このような薄い、連続する水フイルムは紙シ
ートとプレス布との間の粘着力より紙シートと搬送ベル
トとの間に非常に強力な粘着力を提供し、その結果紙シ
ートはプレスニツプを出るとき搬送ベルトに堅実にかつ
信頼し得るように追随することができる。プレス布が、
構造的な膨張の理由により、プレスニツプの退出側で僅
かな真空を作り出す場合と同様に、搬送ベルトと紙シー
トとの間の水フイルムから生起する粘着力に打ち勝つの
に必要とされるエネルギは紙シートがプレス布に関して
有するかも知れない粘着に打ち勝つのに要求される粘着
力より大きい。加えて、プレスニツプからの出口で紙シ
ートの厚さ回復はプレス布の厚さ回復より通常非常に遅
い。結果として、僅かな真空がプレスニツプからの出口
で膨張プレス布および膨張紙シートの両方に生起する
と、プレスニツプはその真空をより長い時間保持しかつ
それらの間に配置される薄い、連続する水フイルムによ
りベルトにくつつく。結果として、紙シートは搬送ベル
トに追随する。強力な粘着により紙シートはニツプ出口
での搬送ベルトの表面に関してベルトの紙側の材料組成
を有しかつその表面特性は紙シートを他の布またはベル
トに都合よく搬送するために必要な解放特性を備えてい
る。これらの解放特性は適宜なポリマーコーティングの
使用の直接的な結果であり、適宜なポリマーコーティン
グは、搬送ベルトの紙側で、ポリマーマトリクスそれ自
体が有するのと異なる硬さを持つ材料のフイラー粒子を
含んでもよい。圧力応答の回復可能な粗さの程度を備え
た表面トポグラフイを有する、このコーティングは、プ
レスニツプにおける紙シートと搬送ベルト表面との間の
水フイルムが、紙シートを解放させる、プレスニツプと
紙シートが他のキヤリヤに搬送されることができる点と
の間の長さにおいて破壊することを保証する。
して不透過にできるように上述されたが、完全な不浸透
性が長い期間にわたつて最良の機能を有する搬送ベルト
を提供する最適な条件である。空気および水に対して非
常に低い不浸透性を有しかつ本発明によるポリマーコー
ティングを有する実質的に不透過のベルトはまた本発明
の不透過のベルトのシート処理および搬送機能を実施す
る。とくに、ベルトは、「編布の空気浸透性(通気性)
の標準試験方法」−ASTM D 737−75、米国
試験および材料協会、1980年再認可−に記載された
手順により測定されるとき、20立方フイート/平方フ
イート/分以下の空気浸透性を有する限りこれらの機能
を全く良好に実施することができる。かかる低い透過性
は逆に本ベルトの搬送機能に作用を及ぼさず、そして抄
紙機上の使用の過程において、ベルトの孔が紙微粒物お
よび他の材料で塞がれるとき減少する傾向がある。
シートが他のキヤリヤに搬送されることができる点との
間で破壊されるメカニズムは主として搬送ベルトの紙側
のコーティングの圧力応答の微小尺度表面トポグラフイ
の作用であると思われる。この点において、水フイルム
を破壊するために、搬送ベルトり表面トポグラフイの回
復された粗さの程度は水フイルムの最小厚さに少なくと
も等しくすべきである。他のメカニズムが所望の時間で
紙シートを解放するために本搬送ベルトの能力に寄与し
ているかも知れない。例えば、上述されたように、異な
る表面エネルギおよび湿潤性を有する、搬送ベルトの紙
側上ポリマー部分の釣り合わされた分布が、搬送ベルト
への紙シートの付着を急激に低下して、水 フイルムを
小滴に破壊するのを助けることが提案された。
ルギおよび湿潤性を有する重合体コーティング材料中の
1またはそれ以上の粒子状フイラーの存在が、粒子状フ
イラーがコーティングに含有されるとき、水フイルムの
破壊に寄与するかも知れない。フイラー中の個々の粒子
が値の範囲または分布内にある大きさを有する一方、ベ
ルト表面に埋め込まれたより大きな粒子は、圧力がプレ
スニツプからの出口で解放されるときそれから突出する
ように移動すると思われる。そのようにして、それらの
より大きな粒子は水フイルムを通して物理的に切断する
ことができる。粒子はまたコーティングのポリマーマト
リクスのポリマー部分と異なる表面エネルギおよび親水
度を有するので、それらはまた水がそれらのまわりにし
ずくを形成するようにさせるかも知れない。加えて、粒
子状フイラーは重合コーティングの表面を補強し、その
結果その圧力応答、回復可能な粗さの程度が抄紙機の過
度に短い使用期間後磨き去られない可能性があると思わ
れる。
および1またはそれ以上の粒子状フイラーが、コーティ
ング中の材料が異なる圧縮性を有するため、所望の時間
で搬送ベルトの表面が紙シートを解放させることが可能
である。搬送領域のベルト表面上に掛けられた僅かな圧
力および剪断が水フイルムを小滴に破壊させることがで
きるかも知れず、それによりさらに搬送ベルトへの紙シ
ートの付着を低減する。
それにより所望の点で紙シートを解放する主要なメカニ
ズムはその圧力応答の、回復可能な微小尺度の表面トポ
グラフイであると思われ、その理由は搬送ベルトの表面
と紙シートとの間に形成される接着結合の強度が各々の
実際の界面接触および表面粗さに依存するからである。
紙シートと搬送ベルトとの間の水フイルムはベルト表面
の低いスポツトを塞ぎかつ重合マトリクス表面の親水性
ポリマー部分により画成されたそれらの領域に向こうと
する。圧力分布がニツプからの退出後膨張の間中シート
とベルトとの間の中間面において変化するので、ベルト
の粗さは、ニツプ内で通常より滑らかな状態に圧縮され
た後、増大する。増大された粗さは水フイルムを破壊さ
せる。搬送ベルトへの紙シートの付着を妨げかつ2つを
互いに分離するのに必要な作業は増大する水フイルムの
厚さにより減少する表面張力に依存する。搬送ベルトの
表面中に低いスポツトがある場合に、水フイルムの厚さ
が増大される。これはかかる位置において搬送ベルトへ
の紙シートの付着を低減しかつシートの解放を促進す
る。
びプレス布がニツプに入っているとき搬送ベルトの表面
上の低いスポツトに捕らえられることができることが可
能である。紙シートがニツプにおいて圧縮されるので、
空気はかかる低いスポツトに圧縮される。ニツプの出口
部分において、この圧縮された空気が、水フイルムの破
壊を助ける圧力を働かして、膨張する。
れるとき、また、亀裂発生場所として物理的に作用する
ことにより水フイルムの破壊に寄与することができる。
これはとくにフイラー中の平均粒子より大きいためであ
ると思われる。重合材料が弾力性であるため、コーティ
ングの表面に属するフイラーの粒子はニツプ内に圧縮に
よりその中により深く押し下げられる。ニツプを出ると
き、粒子は、それらが中間面において結合解除過程を開
始するように水フイルムを物理的に破壊し始める、コー
ティングの表面から突出する。
ルトに保持する水フイルムがこれらのメカニズムの組み
合わせによりプレスニツプと搬送ベルトとの間の長さに
おいて破壊されるということである。
ティングは、完全でないならば、実質上空気または水に
対して不浸透性であり、そして一定の範囲内で表面滑ら
かさ、その構成要素の各々に関して異なる表面エネル
ギ、一定の範囲内の硬さおよび特定の圧縮特性を有す
る。
安定性のために支持キヤリヤ上に形成される。紙側層は
コーティング、含浸、フイルム積層、熔融、焼結または
2次的過程によつて空気および水に対して少なくとも実
質上不浸透性の層を形成する樹脂の堆積により作られる
ことができる。搬送ベルトの底部層、または裏側は布、
中実のまたは多孔性のフイルム、またはポリマーーフオ
ーム、またはこれらの組み合わせにすることが可能であ
る。搬送ベルトの紙側はコーティングされる。この被
覆は単重合体、共重合体、ポリマーーブレンドまたはポ
リマーの相互浸透網にしてもよい。
に記載されるごとく識別される図を参照して、より完全
な詳細において説明する。
るための搬送ベルトを含んでいる典型的なプレス装置
が、例示および全般的な背景に関して、図1、図2およ
び図3に示される。
紙シート1はピツクアツプ布2の下側で最初に図におい
て右方に向けて運ばれており、そのピツクアツプ布2は
図示されてない成形布から紙シート1を予め得ている。
のプレスロール3および第2のプレスロール5により形
成される第1のプレスニツプ16に向かって進行する。
搬送ベルト4が調整されかつ第1のプレスロール3のま
わりに向けられる。第1のプレスニツプ16において、
ピツクアツプ布2の下側に支持された紙シート1は搬送
ベルト4の表面と接触する。
送ベルト4は第1のプレスニツプ16においてともに押
圧される。紙シート1をピツクアツプ布2から搬送ベル
ト4へ搬送するために、第1のプレスニツプ16に設け
られる圧力のごとき一定の圧力レベルが水フイルムを紙
シート1と搬送ベルト4との間に形成させるのに必要と
される。その水フイルム内のほとんどの水は紙シート1
から生じ、この紙シート1は水で充填されるような搬送
ベルト4および紙シート1の表面間に境界層を発生する
に十分な圧力で第1のプレスニツプ16において押圧さ
れねばならない。この水フイルムは紙シート1をピツク
アツプ布2より滑らかでかつ硬い搬送ベルト4の表面に
付着させる。第2のプレスロール5のまわりに向けられ
るピツクアツプ布2は第1のプレスニツプ16からの退
出時紙シート1および搬送ベルト4から引き離 さ
れる一方、搬送ベルト4は第3のプレスロール7と第4
のプレスロール8との間に形成された第2のプレスニツ
プ6に向けてさらに紙シート1を運ぶ。プレス布9は第
1の案内ロール13および第2の案内ロール14により
案内される第3のプレスロール7のまわりに向けられ、
そして紙シート1を第2のプレスニツプ6において脱水
する。第3のプレスロール7は、図1の円内に点線で示
唆されるように、溝が付けられことができて、第2のプ
レスニツプ6において紙シート1から除去された水用容
器を提供する。
ト1は、その表面がプレス布9の表面より滑らかであ
る、搬送ベルト4の表面に付着されたままである。第2
のプレスニツプ6から図1において右方に進行すると、
紙シート1と搬送ベルト4は次に、そのまわりに乾燥機
布11が向けられる、真空搬送ロール10に達する。真
空搬送ロール10内からの吸い上げは紙シート1を搬送
ベルト4から乾燥機布11へ持ち上げ、この乾燥機布1
1は紙シート1を乾燥機部分の第1の乾燥機シリンダ1
5へ運ぶ。
れて搬送ベルト4がそのまわりでさらに図示してない他
の案内ロールに向けられる第3の案内ロール12へ図1
において右方に前進し、さらに他の案内ロールは紙シー
ト1をピツクアツプ布2から再び受容することができる
第1のプレスロール3へ搬送ベルト4を戻す。
ルト4は図示プレス装置においてオープン・ドロー、と
くに第2のプレスニツプ6と真空搬送ロール10との間
のオープン・ドローを除去する、最も重要なことは、紙
シート1はキヤリヤにより示されるプレス装置を通るそ
の通過においてすべての点で支持される。
れる。そこで、搬送ベルト20は2つのプレスを通って
かつ乾燥機部分に搬送される点上に、再び点線で示され
る、紙シート21を運ぶ。
2の下側で図2において右方に向かって最初に運ばれて
おり、そのピツクアツプ布22は図示してない成形布か
ら紙シート1を予め得た。
のプレスロール24と第2のプレスロール25との間に
形成された第1のプレスニツプ23に向かって共に進行
する。第1の案内ロール26のまわりに向けられる搬送
ベルト20は、また紙シート21をピツクアツプ布22
の下側から受容しかつ紙シート21を他のプレス上に運
ぶ第1のプレスニツプ23に向かって進行する。第1の
プレスロール24および第2のプレスロール25は、紙
シート21から第1のプレスニツプ23において除去さ
れた水用容器を提供するために、図2においてこれらの
ロールを示している円内の点線により示唆されるよう
に、両方とも溝が付けられることができる。第2のプレ
スロール25は、搬送ベルト20が水に対して完全に不
浸透性でない種類からなることが可能で、かつそれゆえ
紙シート21の脱水に或る程度関与することができるの
で、このために溝が付けられることができる。
シート21は、以前に注目されたように、搬送ベルト2
0の表面に付着する。ピツクアツプ布22は第1のプレ
スニツプ23から、第2の案内ロール27のまわりに、
かつピツクアツプ布をそれが紙シート21を成形布から
受容する点に戻す、図示してないさらに他の案内ロール
のまわりに進行する。
2において右方に、第2のプレスニツプ28に向かって
前進し、この第2のプレスニツプ28は同様に紙シート
21から第2のプレスニツプ28において除去された水
用容器を提供すべく溝が付けられることができる第3の
プレスロール29と、シユー37を有する長いニツププ
レス装置30との間に形成される長いニツププレスであ
つてもよくかつそのように描かれている。第3の案内ロ
ール32のまわりに向けられるプレス布31は、また、
紙シート21のさらに他の脱水に関与すべく第2のプレ
スニツプ28に向かって進行する。
シート21は搬送ベルト20の表面に付着されたままで
ある。プレス布31は第2のプレスニツプ28から、第
4の案内ロール33のまわりに、かつプレス布31が再
びそれから第2のプレスニツプ28に進行する第3の案
内ロール32へプレス布31を共に戻す図示してないさ
らに他の案内ロールのまわりに進行する。
右方に進行している紙シート21と搬送ベルト20は、
次にそのまわりに乾燥機布35が向けられる真空搬送ロ
ール34に達する。この真空搬送ロール34内からの吸
い上げは紙シート21を搬送ベルト20から乾燥機布3
5へ持ち上げ、この乾燥機布35は紙シート21を乾燥
機部分の第1の乾燥機シリンダ38へ運ぶ。
離れて第5の案内ロール36へ前進し、第5の案内ロー
ル36のまわりで搬送ベルト20は、これが再び第1の
プレスニツプ23上に進行する第1の案内ロール26へ
搬送ベルト20を戻す図示してないさらに他の案内ロー
ルに向けられる。
ように、搬送ベルト20は図示されたプレス装置におい
てオープン・ドローを除去し、かつ実際に紙シート21
を2つのプレスを介してそれが紙シート21を乾燥機布
35に直接搬送する点へ運ぶ。紙シート21はキヤリヤ
によりプレス装置を通るその通過のすべての点で支持さ
れる。
そこで、再び点線により示される紙シート40はピツク
アツプ布41の下側で最初に右方に向けて運ばれてお
り、そのピツクアツプ布41は図示されてない成形布か
ら紙シート40を予め得ている。
そのまわりにプレス布43が調整されかつ向けられる第
1の真空搬送ロール42に向かって進行する。そこで、
第1の吸い上げロール42内からの吸い上げは紙シート
40をピツクアツプ布41から離脱させ、かつそれをプ
レス布43上に引き出す。ピツクアツプ布41は次いで
この搬送点から第1の案内ロール44に向かってかつそ
のまわりにかつ戻って、図示してない追加の案内ロール
によつて、ピツクアツプ布41が紙シート40を成形布
から受容する点へ進行する。
り運ばれて、第1のプレスロール46と第2のプレスロ
ール47との間に形成されたプレスニツプ45に向かっ
て進行する。第2のプレスロール47は、図3にそれを
示す円内に点線で示唆されるように、溝が付けられこと
ができて、第2のプレスニツプ45において紙シート4
0から除去された水用容器を提供する。搬送ベルト48
は第1のプレスロール46のまわりに向けられ、かつ紙
シート40およびプレス布43によりプレスニツプ45
をを介して向けられる。プレスニツプ45において、紙
シート40はプレス布43と搬送ベルト48との間で圧
縮される。
0はは、その表面がプレス布43の表面より滑らかであ
る、搬送ベルト48の表面に付着する。第2のプレスニ
ツプ45から図において右方に進行すると、紙シート4
0と搬送ベルト48は第2の真空搬送ロール49に達す
る。プレス布43は第2の案内ロール50、第3の案内
ロール51および第4の案内ロール52によつて、それ
が再び紙シート40をピツクアツプ布41から受容する
ことができる第1の案内ロール42に戻って向けられ
る。
ート40はそのまわりに調整されかつ向けられる乾燥機
布53へ搬送される。この乾燥機布53は乾燥機部分の
第1の乾燥機シリンダ54に向かって紙シート40を運
ぶ。
9から離れて第5の案内ロール55へ図において右方へ
前進し、第5の案内ロール55のまわりで搬送ベルト4
8は第6の案内ロール56、第7の案内ロール57、第
8の案内ロール58、および第9案内ロール59に向け
られ、これらのロールは結局搬送ベルト48を、再び紙
シート40をプレス布43から受容することができる、
第1のプレスロール46およびプレスニツプ45へ戻
す。
に、搬送ベルト48はまた図示されたプレス装置におけ
るオープン・ドロー、とくに、プレスニツプ45と第2
の真空搬送ロール49との間のオープン・ドローを除去
する。紙シート40はキヤリヤにより示されたプレス装
置を通るその通過においてすべての点で支持される。加
えて、留意されるべきことは、紙シート40がプレスニ
ツプ45から出るとき搬送ベルト48の下側で運ばれ
る。
置に優る結果により前記プレス装置のいずれかに使用さ
れることができ、そして図4においてクロスマシン方向
に取られた断面図により見られることができる。搬送ベ
ルト60は裏側64および紙側66を有する織られた基
体62である補強基体からなる。
合される2つの層を画成する垂直に積み重ねられた横糸
を有する2層パターンにおいて織られることができる。
図4に示した基体62において、縦糸70は搬送ベルト
60のクロスマシン方向に横たわる。すなわち、基体6
2は図示の搬送ベルト60を製造するために無端に織ら
れた。けれども、抄紙機に搬送ベルト60を取り付ける
間中無端形状に接合されていることを許容する方法にお
いて基体62を織ることもできる。かかる場合に、基体
62は平織りされ、そしてその2つの端部がピンシーム
により無端形状に閉止するためのループを備えている。
代替的に、平織り基体62の2つの端部はともに織られ
て基体62を無端状に置くために織られた継ぎ目を形成
する。さらに代替的に、基体62は、横糸が織機の反対
側間で前後に連続して織りかつ各側でピンシームに要求
されるループを形成する、変更された無端織り技術によ
り織ることができる。この最後の技術により織られた基
体62において、横糸は布が抄紙機上にあるときマシン
方向に延び、そしてループは必要とされる各端部にあ
る。各場合において、基体62はまたプレスロールの周
部に実質上等しい長さに設けられることができ、その結
果それによりそれによりり製造された搬送ベルト60は
スリーブ状形式おけるプレスロールへの取り付けにより
プレスロールカバーとして使用されることができる。
ン方向糸は無端基体の製織の間中横糸である。頂部横糸
72は搬送ベルト60の紙側66にある。頂部横糸72
と垂直に積み重ねられた1対1の関係において搬送ベル
ト60の裏側64上に底部横糸74がある。明瞭のため
に、縦糸70、頂部横糸72、および底部横糸74との
間の分離は図4において非常に誇張されている。
糸、すなわち、縦糸70、頂部横糸72、および底部横
糸74は製紙業用布の製織に一般に使用される種類の1
つの合成重合樹脂のモノフィラメント糸であつてもよ
く、そして図4にはそのように描かれている。糸はポリ
アミド、ポリイミド、ポリエステル、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレートから、または
他の合成重合樹脂から押し出されることができる。以下
の直径、すなわち、0.20mm,0.30mm,0.
40mm、または0.50mmのモノフィラメント糸が
基体62の製織に使用され得る。基体62は紙側66に
当てられたポリマーコーティングが頂部横糸72を取り
囲むことにより完全にその側を含浸することができ、そ
の結果硬化後、ポリマーコーティングがそれとの機械的
な絡み合いを形成できることを保証するように十分に開
放されたパターンにおいて織られるべきである。
製造される、多重繊維糸、諸撚モノフィラメント糸、ま
たは延伸または織り込み糸から織られてもよい。例え
ば、基体62は3本、4本、6本、または10本8ミル
(0.20mm)諸撚モノフィラメント糸または24本
0.10mm多重繊維糸を包含することができる。加え
て、織られた基体62の形を取る代わりの補強基体は、
不織り繊維構体、編まれた繊維構体、または重合フイル
ムであつてもよい。最後の場合に、重合フイルムは浸透
性かまたは不浸透性であつてもよく、そして繊維により
補強されることができる。基体62の裏側64はには少
なくとも1層の繊維状ウエブ76が縫い付けられること
ができる。縫い付け過程は基体62の裏側64および紙
側66上の追加の乾燥通過により終了される。繊維状ウ
エブ76は基体62の裏側64に直接縫い付けられるか
または裏側64上に縫い付けられた繊維のほとんどを出
すのに十分に長い必要な時間にわたつてその紙側66に
縫い付けられ得る。
はそれに加えて織られた基体62の裏側64に設けるこ
とができる。代替的に、非多孔性または多孔性ポリマー
ーフイルム、またはポリマーーフオームが繊維状ウエブ
76に代えてまたはそれに加えて織られた基体62の裏
側64に設けることができる。
宜な大きさのバツチ内で混合された、無機粒子充填水性
アクリル重合樹脂組成物にすることができ、その組成物
の配合は以下の通りである。
た。増粘剤および脱泡剤のごとき、他の添加物が加工性
を改善するために使用されることができる。カオリンク
レーは粒子状フイラーを持たないポリマーコーティング
が所望される場合には省略されてもよい。
のごとき適宜な大きさのバツチ内で混合された、無機粒
子充填水性アクリル重合樹脂組成物にすることができ、
その組成物の配合は以下の通りである。
られた。増粘剤および脱泡剤のごとき、他の添加物が加
工性を改善するために使用されることができる。再び、
カオリンクレーは粒子状フイラーを持たないポリマーコ
ーティングが所望される場合には省略されてもよい。
ポリウレタン/ポリカーボネート重合樹脂組成物からな
ることができる。
まれることができる1つの粒子状フイラーであり、そし
て図4に粒子82として示される。カオリンクレー(チ
ヤイナクレー)中の粒子の大きさの分布はサブミクロン
の大きさから53ミクロン以上の範囲である。しかしな
がら、一般に、粒子の少なくとも75%は10ミクロン
より小さく、そして0.05%以下が53ミクロンより
大きい。
々の粒子82はポリマーコーティング80の硬さと異な
る硬さを有する。すなわち、粒子82はポリマーコーテ
ィング80より硬くまたは軟らかくすることができる。
粒子状フイラーがカオリンクレーである場合に、粒子8
2はコーティング80より硬い。
材料、重合材料、または金属からなる粒子を含むことが
可能である。カオリンクレーは粒子状フイラーとしての
使用に適する考え得る1つの無機材料である。金属粉末
がこの目的のために同様に使用されることができ、ステ
ンレス鋼がしかも可能な1例である。粒子状フイラーが
金属の粒子を含むならば、個々の粒子82はコーティン
グ80より硬い。他方で、粒子状フイラーが重合材料の
粒子を含有するならば、それらの組成物に依存する個々
の粒子82はコーティング80より硬くするかまたは軟
らかくすることができる。
成物を製造するための前記配合のいずれかにおける成分
の混合は550rpmの混合速度で工業用ミキサ中で実
施されてもよい。乾燥および硬化後の、最終乾燥重量に
おいて、フイラーは、含有されるときには、コーティン
グ80の重量の45%となる。このフイラー含量は、粒
子状フイラーがカオリンクレーである場合に、より硬い
かつ幾らかより親水性表面を備えたコーティング80を
提供する。
いて1対のローラ間に伸張され、かつそれらのまわりに
1.5m/minの速度で動かされる、ナイフ塗布方法
によつて基体62に塗布することができる。緊張した基
体62の上方のナイフ高さはより大きな厚さを達成する
ように塗布されている混合物を滑らかにするように徐々
に上昇される。
ち、基体62の表面にまれに接触するナイフ高さによ
り、基体62は基体構造への有効な貫通を許容するよう
に2つのコーティング回転体を通って移動する。続い
て、コーティング80は2ないし5回転で全体に塗布さ
れる一方、ナイフ高さは、徐々に増大する厚さの層を形
成ために、2.4mmだけ徐々に増加される。その場合
に、任意に、1または2回の追加の回転がなされること
ができ、滑らかな仕上げを提供するためにナイフ高さを
さらに0.3mm程増加する。コーティング80は次い
で30°Cないし40°Cの公称範囲の温度を提供する
赤外線ヒータの下で2または3回の最終回転で慎重に乾
燥された。ベルト60は次いで、乾燥まで、多分一晩の
長さで、幾らかの追加の時間だけコーティング装置上に
緊張下に放置されてもよい。
それに基体62との正確な機械的な絡み合いを備えるよ
うに適切に架橋することを保証するように硬化されねば
ならない。この正確な機械的な絡み合いはコーティング
80が抄紙機上での搬送ベルト60の使用の間中離層し
ないことを保証する。
乾燥機上で硬化されることができる。この時間の半分に
わたつて、コーティングされたベルト表面はホツトシリ
ンダ面から離れて向かい合ってもよく、そしてこれは硬
化時間の第2のの半分だけ逆転されてもよい。シリンダ
温度は150°Cにすることができる。シリンダ上のベ
ルト速度は1.0m/minにすることができる。
磨かれてもよい。粗さ50,100および400の3つ
の異なる等級のサンドペーパーが所望のトポグラフイを
有するベルト60を製造するのに使用されることができ
る。研磨手順は平坦なかつ全体的に磨かれた表面を得る
ために最も粗いサンドペーパー(50)により開始され
る。研磨は等級100のサンドペーパーにより継続され
そして所望の表面トポグラフイが得られるまで等級40
0のサンドペーパーで仕上げられる。
造乾燥機からの離脱前に調整されかつ熔融され得る。
ィング80はショアーA50からショアーA97の範囲
の硬さを有する。使用される粒子状フイラー中の個々の
粒子82はポリマーコーティング80の硬さと異なる、
すなわち、より硬いかまたは軟らかい硬さを有する。
ーコーティング80の表面は、ISO4287、部分I
にしたがつてRz値として測定される2ミクロンないし
80ミクロンの範囲の圧縮されない粗さを有する。とく
にRzは中間線に対して平行な線から測定されかつ表面
外観を横切らないサンプリング長さ内の5つの最高ピー
クと5つの最深谷部との間の平均距離であるように国際
規格協会標準において定義されるテンポイント高さであ
る。ベルト60がプレスニツプにあるとき、直線負荷が
代表的には100kN/mにしてもよくかつより一般的
には20kN/mから200kN/mの範囲内にあるこ
とができるならば、粗さは0ミクロンから20ミク
ロンの範囲に圧縮される。ベルト60はプレスニツプ
からの退出時その圧縮されない粗さを回復する可能性を
有し、その結果ベルトは紙シートをその意図された方法
において解放することができる。圧縮されるかまたは圧
縮されないかに拘わらず、粗さはポリマーコーティング
80の表面がそれに対して垂直な方向に絶対的な滑らか
さから出発する量の測定である。一般的に述べれば、ベ
ルト60がニツプにおいて圧縮されるとき滑らかになれ
ばなるほど、ベルト60は、その成功がプレスニツプに
おいてベルト表面と紙シート表面との間に薄い、連続す
る水フイルムを形成させるような能力により測定される
とき、ベルトがプレスニツプからの退出後直ぐにその圧
縮されない粗さを回復する限り、シート搬送ベルトとし
て益々良好に作動する。
られたコーティングと同一の組成物からなることができ
る重合樹脂コーティングを備えてもよい。かかるコーテ
ィングは多孔性でも非多孔性でもよい。後者の種類のコ
ーティングは本発明の搬送ベルトがまた長いニツププレ
スにおけるシユーまたはスロツト要素を越えて通過する
長いニツププレスベルトとして使用するつもりである場
合に必要とされる。かかる場合において、コーティング
はシユーを潤滑するために使用されるオイル、またはス
ロツト内の加圧液体が紙ウエブを汚染するのを防止する
ために不浸透性でなければならない。コーティングはま
た均一に滑らかでかつ摩擦に抗しなければならない。ポ
リウレタン樹脂組成物は搬送ベルトが同様に長いニツプ
プレスベルトとして使用されるつもりである場合に裏側
64用のコーティングとして使用されてもよい。
明の搬送ベルトとの間の水フイルムがそれによりプレス
ニツプからの退出後破壊されるメカニズムは主としてそ
の紙側上のコーティングの表面の圧力応答の微小尺度の
表面トポグラフイの機能であると思われる。図3におい
て、それぞれA,B,C,Dが付された点での本発明の
搬送ベルトの表面の粗さを誇張した尺度で描く図5ない
し図8を参照して、このメカニズムが略示される。
におけるように、プレスニツプに入る前に現れるときの
搬送ベルトのポリマーコーティング80の1部分が示さ
れる。粗さは、例示のために非常に誇張されるとはい
え、Rz=2ミクロンないし80ミクロンの範囲内にあ
る。粗さは表面に沿って配置される多数のピーク90思
われる谷部92により明らかにされる。谷部92の幾つ
かには、水の小滴94がプレスニツプを通る搬送ベルト
の従前の通過から残っている。
におけるように、プレスニツプに現れるときの搬送ベル
トのポリマーコーティング80の1部分を示す。薄い、
連続する水フイルム100がが紙シート40と搬送ベル
トのポリマーコーティング80との間に存在する。紙シ
ート40はプレスニツプにおいてそれから圧搾される幾
らかの水を受容するプレスフエルト43により支持され
る。ポリマーコーティング80の表面は滑らかであるよ
うに描かれ、実際には、その表面はニツプにおいて0ミ
クロンから20ミクロンの範囲において粗さを有する。
後であるが搬送点に達する前の、図3の点Cに現れると
きの搬送ベルトのポリマーコーティング80の1部分を
示す図7において、ポリマーコーティング80の表面は
その圧縮されない粗さを回復し始めた。紙シート40は
まだ搬送ベルトの下側にまだ保持されるが、薄い、連続
する水フイルム100は小滴102に破壊し始めた。ポ
リマーコーティング80の表面の粗さがニツプからの退
出後その圧縮されない値に達するので、これらの小滴1
02は大きくなり、紙シート40とポリマーコーティン
グ80との間の分離を増大し、かつそれらの間の結合強
さを低減する。
送される、図3の点Dに現れるときのポリマーコーティ
ング80の1部分を示す。点Dにより、ポリマーコーテ
ィング80の表面は、再びRz=2ミクロンから80ミ
クロンの範囲にあるその圧縮されない粗さを完全に回復
した。水滴102はより大きくなりかつ互いにより引き
離され、順次紙シート40とポリマーコーティング80
の表面との間の分離を増大し、かつ紙シート40がそれ
に保持される結合強さを減少する。分離後、紙シート4
0が乾燥機部分に進むとき、水滴94がポリマーコーテ
ィング80の粗い表面の谷部92の幾つかに残る。
リマーコーティングの断面を示す走査電子顕微鏡(SE
M)写真である。ピーク90と谷部92がポリマーコー
ティング80の表面に明瞭に目視可能であり、ならびに
粒子状フイラーの多数の個々の粒子82を見ることがで
きる。幾つかの比較的大きな粒子82がコーティング8
0の表面から突出する。1つの粒子82はほぼ15のポ
リマーピーク90ごとに存在する。写真における間隔は
その下方右隅部に現れている尺度にしたがつて測定され
ることができる。
には自明であり、そして特許請求の範囲を越えて変更さ
れるプレス布を提起しない。
シートの不安定性の問題を生じることなしにプレス布か
ら紙シートを離脱させることができるとともに、1また
はそれ以上のプレスニツプにおいてプレス布と協働し
て、紙シートの最適な脱水および高品質を保証する。ま
た紙シートをプレス部分の1つのプレスから次のプレス
のシート受容布またはプレス部分の複数のプレスへ、ま
たは乾燥機部分の乾燥機ピツクアツ布へ搬送することか
できる。
めの搬送ベルトを含んでいる第1の典型的なプレス装置
を示す説明図。
られた断面図。
粗さを例示のために誇張して示す断面図。
粗さを例示のために誇張して示す断面図。
粗さを例示のために誇張して示す断面図。
粗さを例示のために誇張して示す断面図。
マーコーティングの断面を示す走査電子顕微鏡(SE
M)写真。
Claims (41)
- 【請求項1】 紙、板紙等の抄紙機において、搬送ベル
トが圧縮を受ける第1搬送点からクローズ・ドローで第
2搬送点へウエブを運ぶための搬送ベルトであって、 裏側および紙側を有する補強された基体;および前記補
強基体の前記紙側のポリマーコーティングとからなり、 前記ポリマーコーティングがショアーA50ないしショ
アーA90の範囲の硬さを有し、前記ポリマーコーティ
ングが圧力応答性で、回復可能な粗さを有し、前記ポリ
マーコーティングがRz=2ミクロンから80ミクロン
の範囲の圧縮されない粗さを有し、かつ前記搬送ベルト
がプレスニツプ内にあるときにRz=0ミクロンから2
0ミクロンの範囲で圧縮可能であり、かつプレスニツプ
からの退出後にその実質上圧縮されない粗さに復帰する
ことが可能なものである搬送ベルト。 - 【請求項2】 前記ポリマーコーティングが粒子状フイ
ラーを含み、前記粒子状フイラーが前記ポリマーコーテ
ィング内に組み込まれる複数の別々の粒子であり、そし
てその複数の前記別々の粒子が前記ポリマーコーティン
グの硬さと異なる硬さを有する請求項1に記載の搬送ベ
ルト。 - 【請求項3】 前記補強基体は織られた織物であり、前
記織られた織物がマシン方向の糸の少なくとも1つの系
統およびクロスマシン方向の糸の少なくとも1つの系統
から織られ、前記マシン方向および前記クロスマシン方
向が、前記紙、板紙等の抄紙機上の前記搬送ベルトの、
動きの方向および前記動きの方向を横切る方向である請
求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項4】 前記織られた織物はモノフィラメント糸
を含む請求項3に記載の搬送ベルト。 - 【請求項5】 前記補強基体が不織り繊維構体である請
求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項6】 前記補強基体が編まれた繊維構体である
請求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項7】 前記補強基体が重合フイルムである請求
項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項8】 前記重合フイルムが浸透性である請求項
7に記載の搬送ベルト。 - 【請求項9】 前記重合フイルムが不浸透性である請求
項7に記載の搬送ベルト。 - 【請求項10】 前記重合フイルムが繊維により補強さ
れる請求項7に記載の搬送ベルト。 - 【請求項11】 前記補強基体が無端ループ形状にある
請求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項12】 前記補強基体が前記紙、板紙等の抄紙
機上の前記搬送ベルトの取り付けの間中無端ループ形状
に継ぎ合わせ可能である請求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項13】 前記補強基体はプレスロールの周部の
長さにほぼ等しい長さを有し、その結果前記搬送ベルト
がプレスロールカバーとして使用されることができる請
求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項14】 さらに、織物材料からなり、前記織物
材料が前記補強基体の前記裏側に設けられている請求項
1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項15】 さらに、ステープル繊維材料の芯から
なり、前記芯が縫い付けにより前記補強基体の前記裏側
に設けられている請求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項16】 さらに、非多孔性の重合フイルムから
なり、前記フイルムが前記補強基体の前記裏側に取着さ
れている請求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項17】 さらに、多孔性重合フイルムからな
り、前記フイルムが前記補強基体の前記裏側に取着され
ている請求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項18】 さらに、ポリマーーフオームからな
り、前記ポリマーーフオームが前記補強基体の前記裏側
に取着されている請求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項19】 前記粒子状フイラーが前記ポリマーコ
ーティングより大きな硬さを有する粒子を含有する請求
項2に記載の搬送ベルト。 - 【請求項20】 前記粒子状フイラーは前記ポリマーコ
ーティングより低い硬さを有する粒子を含有する請求項
2に記載の搬送ベルト。 - 【請求項21】 前記粒子フイラーが無機材料の粒子を
含有する請求項2に記載の搬送ベルト。 - 【請求項22】 前記無機材料がカオリンクレーである
請求項21に記載の搬送ベルト。 - 【請求項23】 前記粒子状フイラーが重合材料の粒子
を含む請求項2に記載の搬送ベルト。 - 【請求項24】 前記粒子状フイラーが金属の粒子を含
む請求項2に記載の搬送ベルト。 - 【請求項25】 前記金属がステンレス鋼である請求項
24に記載の搬送ベルト。 - 【請求項26】 前記ポリマーコーティングが親水性お
よび疎水性ポリマー部分の釣り合わされた分布を含み、
前記釣り合わされた分布が親水性および疎水性領域を有
する重合マトリクスを形成する請求項1に記載の搬送ベ
ルト。 - 【請求項27】 前記ポリマーコーティングがアクリル
重合樹脂組成物である請求項26に記載の搬送ベルト。 - 【請求項28】 前記ポリマーコーティングがポリウレ
タン重合樹脂組成物である請求項26に記載の搬送ベル
ト。 - 【請求項29】 前記ポリマーコーティングがポリウレ
タン/ポリカーボネート重合樹脂組成物である請求項2
6に記載の搬送ベルト。 - 【請求項30】 前記ポリマーコーティングが単重合体
である請求項26に記載の搬送ベルト。 - 【請求項31】 前記ポリマーコーティングが共重合体
である請求項26に記載の搬送ベルト。 - 【請求項32】 前記ポリマーコーティングがポリマー
ーブレンドである請求項26に記載の搬送ベルト。 - 【請求項33】 前記ポリマーコーティングがポリマー
の相互貫通網である請求項26に記載の搬送ベルト。 - 【請求項34】 さらに、前記補強基体の前記裏側の重
合樹脂コーティングからなる請求項1に記載の搬送ベル
ト。 - 【請求項35】 前記補強基体の前記裏側の前記重合樹
脂コーティングが多孔性である請求項34に記載の搬送
ベルト。 - 【請求項36】 前記補強基体の前記裏側の前記重合樹
脂コーティングが非多孔性である請求項34に記載の搬
送ベルト。 - 【請求項37】 前記補強基体の前記裏側の前記重合樹
脂コーティングが不浸透性、均一に滑らかでかつ摩擦に
抗し、その結果前記搬送ベルトがまた長いニツププレス
ベルトとして使用されることができる請求項34に記載
の搬送ベルト。 - 【請求項38】 前記補強基体の前記裏側の前記重合樹
脂コーティングがポリウレタン樹脂である請求項37に
記載の搬送ベルト。 - 【請求項39】 前記ポリマーコーティングが不浸透性
である請求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項40】 前記ポリマーコーティングが実質上不
浸透性である請求項1に記載の搬送ベルト。 - 【請求項41】 前記ポリマーコーティングが20立方
フイート/平方フイート/分以下の通気性を有する請求
項1に記載の搬送ベルト。
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