JPH0657339B2 - 多成分樹脂の塗布方法と装置およびその使用 - Google Patents

多成分樹脂の塗布方法と装置およびその使用

Info

Publication number
JPH0657339B2
JPH0657339B2 JP3500636A JP50063690A JPH0657339B2 JP H0657339 B2 JPH0657339 B2 JP H0657339B2 JP 3500636 A JP3500636 A JP 3500636A JP 50063690 A JP50063690 A JP 50063690A JP H0657339 B2 JPH0657339 B2 JP H0657339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
adhesive
mixing chamber
components
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3500636A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04505486A (ja
Inventor
イーラ、クラウスディーター
バンハルト、フォルカー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOTSUHO MAAMORIITO GmbH
Original Assignee
KOTSUHO MAAMORIITO GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE3941142A external-priority patent/DE3941142B9/de
Priority claimed from DE19893941141 external-priority patent/DE3941141C2/de
Priority claimed from DE19904014529 external-priority patent/DE4014529A1/de
Priority claimed from DE19904023541 external-priority patent/DE4023541A1/de
Application filed by KOTSUHO MAAMORIITO GmbH filed Critical KOTSUHO MAAMORIITO GmbH
Publication of JPH04505486A publication Critical patent/JPH04505486A/ja
Publication of JPH0657339B2 publication Critical patent/JPH0657339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/02Spray pistols; Apparatus for discharge
    • B05B7/04Spray pistols; Apparatus for discharge with arrangements for mixing liquids or other fluent materials before discharge
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B1/00Ballastway; Other means for supporting the sleepers or the track; Drainage of the ballastway
    • E01B1/001Track with ballast
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B19/00Protection of permanent way against development of dust or against the effect of wind, sun, frost, or corrosion; Means to reduce development of noise
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B2/00General structure of permanent way
    • E01B2/003Arrangement of tracks on bridges or in tunnels
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B2204/00Characteristics of the track and its foundations
    • E01B2204/03Injecting, mixing or spraying additives into or onto ballast or underground

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Railway Tracks (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の課題は、圧縮すべき多孔性の粒状材料、特に圧
縮した後任意にトントンとたたくことなどにより密にす
きばら材料に、多孔性樹脂を塗布する方法および装置で
ある。そのような典型的な材料は、例えば鉄道車両用の
砂利、そのような砂利上のより微細な粒状の他の石堆積
物、並びに水透過性を失わずに一緒に接合すべき道路建
設用の砂および小石堆積物である。鉄道車両用の砂利に
ついては、本出願人によるドイツ特許出願P3941141.9
によれば、接合は特に軟質の領域と硬質の領域の間の移
行域で達成される。本出願人によるドイツ特許出願P40
14529.8によれば、さらに接合は特にカーブで、砂利上
の鉄道まくら木の横滑り抵抗を増大させるのに意味があ
るだろう。本出願人によるドイツ特許出願P3941142.7
によれば、鉄道線路の騒音吸収および/または清浄性を
増加させるために、そのような砂利上のより微細な粒状
の堆積物は多成分樹脂を用いて接合される。特に、水透
過性や多孔性を保持しながらの小石や砂の接合は迅速な
地表廃水を保証し、それにより雨でも交通騒音を低減さ
せるために行なわれる。
これら全ての場合、並びに多成分樹脂を用いて多孔性の
粒状材料やばら材料を接合するための同様な塗布分野に
おいては、少なくとも上部では全域に亙って各部分がぬ
れていてそして少なくとも接触点では接着橋が形成され
るように、できるだけ均一に充分な量の該多成分樹脂を
塗布することが要求される。多成分樹脂のいかなる過剰
分も下へ流れ出して更にそこの材料を被覆することにな
る。決して空隙に充填してはならない。というのは、こ
のことは接合されたばら材料の多孔性および水や他の液
体に対するその透過性を妨げるだろうから。従って、多
成分樹脂はあまり高粘性であるべきではないし、またで
きることならチキソトロープでもあるべきではない。充
分な深さのばら材料層が多成分樹脂を用いて容積全部に
充填されるのではなく被覆された後にのみ、硬化反応が
生じなければならない。多成分樹脂は一般に、処理され
た時におそらく皮膚や粘膜の刺激をもたらす非常に反応
性の物質であるので、霧(吹付けによる霧)の形成を抑
えるかあるいは完全に避けるべきである。さらに、トン
ネル内または密閉された空間内での処理は溶剤を使用し
ないで行なうべきである。即座にあるいは後で蒸発する
溶剤はできることなら回避すべき環境上の負荷をもたら
すので、原則としてこの要件は野外にも適用できる。そ
れにもかかわらず、多成分樹脂は材料および賃金の経費
をできるだけ低く抑えるために迅速に、簡便にかつ完全
に塗布できなければならない。
この相反する意味を持ち、困難で部分的に矛盾する課題
は、成分を互いに物理的に分離して比較的高圧で混合室
に供給し、混合室内で乱流手段により混合し、そして混
合物として比較的低圧で層流の薄いカーテンとして材料
に塗布する、という驚くほど簡便な方法で解決すること
ができる。
好ましくは、成分および任意に適切な添加剤を選択する
ことにより、混合物の粘度は300〜1000mPa・sに増加す
る表面張力は減少することがもたらされる。これら二つ
の特性は、混合物の薄いカーテンが霧を生じるほど速く
には崩壊しないことに寄与する。
ここで、成分および添加剤は溶剤等を含まないべきであ
る。さらに、溶剤の添加は完全にやめるべきである。
比較的低圧でのファンスプレーノズル操作は、層流で出
てくる混合物の薄いカーテンを発生させるのに特に適し
ている。適切なファンスプレーノズルは、例えばハンブ
ルグのスプレイングシステムドイツ有限会社(Spraying
Systems Deutsc hland GmbH)により、フラットジェッ
ト(FlatJetR)ノズルおよびフラッドジェット(FloodJ
etR)ノズル指定のもとに提供される。水やフラッシン
グ水溶液などの通常の低粘度物質を用いる時、これらの
ファンスプレーノズルは相当量の霧を含む微細な液体粒
子の薄いカーテンを与える。該ファンスプレーノズルを
用いて、得られたカーテンがあまり早く崩壊せずかつ霧
を生じないようにして多成分樹脂を放出することができ
るとは、当初は予測できなかった。特に、混合物がノズ
ルから出てくる時ほんの2〜6バール(好ましくは3.
5〜5バール)の圧力があれば、層流の混合物の薄いカ
ーテンが得られる。このカーテンは通常少なくとも10
以上、大抵抵は20cmそのまま保持され、その後にの
み単噴流に分かれて実際には比較的大きな液滴となる
が、決して回避すべき霧にはならない。
ファンスプレーノズルからの放出に先立って、操作の中
断による物質の損失をできるだけ低く抑えるために、生
成する各混合物の量ができるだけ少なくなるように、多
成分樹脂の個々の成分をできるだけ迅速かつ強力に混合
しなければならない。こうして、本発明によれば、成分
を混合室内で乱流で混ぜ合わさなければならない。静止
型混合器は特に価値があることがわかっている。これら
は連続する左回りと右回りのらせんのある比較的短い管
(パイプ)であり、それにより成分の乱流と完全な混合
をもたらす。
本発明によれば、静止型混合器への個々の成分用の供給
路は比較的高圧でなければならない。30〜200バー
ル(好ましくは50〜150バール)の圧力が適切であ
ることが判明している。この比較的高い圧力静止型混合
器内で非常に減少するので、最終混合物はファンスプレ
ーノズルからたった2〜6バールの残留圧力で出てく
る。
多成分樹脂の混合室または静止型混合器内での滞留時間
は、実質的に最終混合物のいわゆる可使時間よりも短
い。従って、本発明に従うやり方でばら材料に塗布され
た混合物は、ばら材料の充分に厚い層を拡がり濡れなが
ら通過するのに充分な時間、その比較的低い粘度を維持
する。
しかしながら、多成分樹脂の成分が管路から混合室まで
のうちに接触したり、あるいはまた供給路内で反応する
のは決して許されない。従って、成分用の各分離供給路
を逆止め弁により確実にするのは都合がよい。さらに、
これの各供給路を代りに逆止め弁で確実にされた圧縮空
気路にそれぞれ接続することは最も好都合である。故意
にあるいは目的もなく一つの成分が止められれるかまた
は一成分の供給が中断された場合に、圧縮空気は供給路
から混合室への放出およびそこからファンスプレーノズ
ルへの放出をもたらす。短時間ののち、液体−空気混合
物の薄いカーテンはそこから出てきて、直ちに視覚的な
意味でも聴覚的な意味でも認知でき、処理操作全体の中
断を結果としてもたらすことになる。
管路および混合室もまた処理操作の意図した中断または
完了により圧縮空気によってきれいになる。溶剤を用い
たそれ以上の清浄は通常必要としない。
従って、本発明の目的は第一に上記の方法請求項に従う
方法である。本発明の他目的は、 a)比較的高圧下にある成分用の分離供給路、 b)混合室、好ましくは静止型混合器として設計された
もの、 c)比較的低圧用のファンスプレーノズル、 d)好ましくは成分用供給路に至る分離圧縮空気路、お
よび e)各成分用供給路の先端と末端並びに圧縮空気路中に
設けられた逆止め弁、 から構成される、該方法を実施するための装置である。
こうして、最も簡便な場合には装置は、比較的高圧下に
ある成分用の分離供給路、混合室および比較的低圧用の
ファンスプレーノズルから構成される。好ましくは装置
は成分用供給路に至る分離圧縮空気路を有する。便宜
上、各成分用供給路および圧縮空気路は逆止め弁によっ
て確実にされているので、混合室およびファンスプレー
ノズル以外の装置部分への一乃至成分の故意でない浸透
が回避される。
静止型混合器を使用する時には、装置は比較的簡単かつ
容易に操作することができ、よって手動操作が非常に好
適である。装置の供給は好ましくは柔軟な管(チュー
ブ)を用いて成し遂げる。こうして、二成分樹脂では成
分用の二つの管と圧縮空気用の一つの管で充分である。
好ましい多成分樹脂は、エポキシ樹脂接着剤並びにポリ
ウレタン樹脂接着剤である。特殊な使用では三つ目もし
くは四つ目の液体成分が容易に用いられるかもしれな
い。そこでは特に、表面張力、粘度および反応時間が各
々の特別の事態に合わされることになる、さもないとこ
れらの添加成分は予備混合で主成分の安定性を減少させ
ることとなる。
他の添加成分は、ある一定の場所または特に危険な領域
でのみ使用することを意図した、難燃剤、脱泡剤、有色
顔料の懸濁液などであってもよい。
添付書類の図1には、A成分およびB成分を有する二成
分樹脂を塗布するための本発明に従う装置が図示されて
いる。
この図において、 1は、ファンスプレーノズルを表し、 2は、静止型混合器を表し、 3Aは、A成分用の供給路を表し、 3Bは、B成分用の供給路を表し、 4は、圧縮空気用の分離供給路を表し、 5は、成分用供給路および圧縮空気用供給路内の逆止め
弁を表す。
本発明の別の目的は、多成分樹脂の塗布方法および装置
の利用であり、 a)鉄道線路の騒音吸収および/または清浄性を増大さ
せるためであって、そこでは粒径が直径63mm以下、
好ましくは30mm以下の範囲の石堆積物を鉄道に用い
て、多成分エポキシ樹脂展着接着剤を吹き付けることに
より圧縮する、 b)砂利上の鉄道まくら木の横滑り抵抗を増大させるた
めであって、そこでは砂利に多成分エポキシ樹脂展着接
着剤または多成分ポリウレタン樹脂接着剤を吹き付け
る、および c)軟質の鉄道線路と硬質の鉄道線路の間の移行を円滑
にするためであって、そこでは硬質線路の末端に続く軟
質線路を、多成分エポキシ樹脂展着接着剤または多成分
ポリウレタン樹脂接着剤を吹き付けることにより圧縮
し、かつ塗布する接着剤の量を減らすことにより圧縮を
硬質線路から遠ざかるにつれて漸減的に達成する、 d)水透過性および多孔性を保持しながら、道路建設に
おける小石および砂を接合するためである。
鉄道線路の騒音吸収および/または清浄性を増大させる
ためは、粒径が直径63mm以下、好ましくは30mm
以下の範囲の石堆積物を鉄道に用いて、多成分エポキシ
樹脂展着接着剤を吹き付けることにより圧縮する。
粒径の範囲が狭いために、この方法に従って形成された
層は比較的多量の空隙を有するにもかかわらず圧縮され
ている。なぜならば、展着接着剤が粒の周りを移動し、
よって常に粒の接触点に達し、硬化後粒を一緒に結合す
るが、その前に任意に下の次の粒の方に流れ出すなど一
粒表面に沿って着実に移動するものの空隙を満たすこと
がないからである。この関係で重要なのは粒径の範囲で
あって−好ましくは25mm以下、より好ましくは20
mm以下であり−任意に存在する砂利の粒径よりもずっ
と小さく、そして粒径範囲は、騒音吸収と清浄性のどち
らがより望ましいか、どっちがより良いと思うかにも依
るが、両機能とも同様にうまく働くように一律に選択し
てもよい。
一般に、粒径は1:2〜1:3の粒径比(最小粒対最大
粒)に限定されるだろう。2〜4mm、4〜11mmお
よび8〜16mmの粒にすることが好都合であるのが判
明している。
また、石堆積物は層を種々に変えて何度も用いてもよ
い。ここで、粒径が下から上に増大するならば、騒音吸
収が改善される。騒音は下方に向かって分かれさせられ
て消失する。
石堆積物は丸い粒もしくは石片から構成されていてもよ
い。
層は、主として建物の上および中、並びに橋の上やトン
ネルの中、特に堅い道路、すなわち鉄道がコンクリート
上に設けられている所で騒音吸収に役立つことになる。
層は主に鉄道の駅で清浄性に役立つことになる。層表面
の堅さ−圧縮の深さは吹付塗布する接着剤の量により調
節することができる−は、例えば蒸気噴射吹き出しおよ
び同様の吸い込みによる清浄を可能にする。
重大な利点は、本発明に従って生成した層の水はけがよ
いことである。これはコンクリートや鉄鋼で作られた従
来公知の層では事実ではない。
他の利点は、まくら木の修理等のために層を粉砕した
後、同じ石材料を用いて修復することができることであ
る。概して層をまくら木の上端ぐらい高くすることを指
示する。このことも砕石が飛び散ることから保護する。
以下の態様を用いて、本出願をより詳細に説明する: 三重の石堆積物を状況にもよるが、20〜25cmの総
厚で線路の盛土に用いる。最下層は粒径が2〜4mmの
石英粒(丸い粒)からなり、中間層は粒径が4〜11m
mの石片粒(玄武岩または石灰岩)からなり、そして最
上層は粒径が8〜16mmの石片粒(玄武岩または石灰
岩)からなる。最下層および中間層はそれぞれ総厚の約
30%を占め、最上層は約40%を占める。
この上にエポキシ樹脂接着剤を例えば2kg/m2の量で
吹き付ける。
接着剤は二成分接着剤である。
樹脂成分は、非臭素化ビスフェノールA樹脂と脂環式樹
脂とからなる。それに単官能および/または二官能反応
性シンナー、難燃剤としてりん酸エステル、下塗剤とし
て珪酸エステル、およびシリコーン脱泡剤を添加する。
硬化剤成分は、アミン付加物、アミド、フェノール未含
有マンニッヒ塩基またはそれらの混合物、促進剤として
ベンジルアルコール、下塗剤として珪酸エステル、およ
びシリコーン脱泡剤から構成される。
接着剤は下へ約10cmの深さで均一に圧縮された層を
形成する。すぐ下では圧縮はもっとゆるやかであり、そ
の次にはあちらこちらにしかない。
カーブでは、列車の重量に加えて遠心力が鉄道線路に掛
かる。まくら木にこうして掛かる横力は、外側の線路に
横傾斜をつけることにより一定の列車速度なら解消され
るかもしれない。しかしながら概して、異なった速度の
列車が鉄道を走るにちがいない。遅い貨物列車を熟慮す
るなら、横傾斜をつけることは制限される。
成分上の鉄道まくら木の横滑り抵抗を増加させるため
に、これに多成分エポキシ樹脂接着剤またはポリウレタ
ン樹脂接着剤を吹き付ける。
展着接着剤は粉砕された石の周りを移動し、よって常に
石の接触点に達して硬化後石を一緒に結合するが、その
前に任意に下の次の石の方に流れ出すなど−石の表面に
沿って着実に移動するものの空隙を満たすことがない。
吹付けにより均一に拡がった接着剤は砂利の平らな表層
を絶え間なく圧縮して、その下に鐘乳石を形成する。よ
り多量の接着剤では、これらの鐘乳石が互いに幾分近づ
いて形成する。一部では鐘乳石は砂利の底部ぐらいまで
下方に達してそこに余分な先端を形成する。接着剤の量
の減少は鐘乳石のより大きな隔たりと長さの低減をもた
らす。こうして、塗布する接着剤の量を利用して砂利の
調節された圧縮を達成することができる。砂利に埋め込
まれた鉄道まくら木は従ってより一層強く固定される。
鉄道のまくら木にも同様にうまく吹き付け、よって砂利
内のそれと同じように砂利との結合を得る時、固定はさ
らに向上する。
塗布すべき接着剤の量は現状に依存する。一般には2
/m2より多く、大抵抵は5〜8/m2の間である。
塗布すべき接着剤の例としては以下のものが挙げられ
る: 樹脂成分は、非臭素化ビスフェノールA樹脂と脂環式樹
脂とからなる。それに単官能および/または二官能反応
性シンナー、難燃剤としてりん酸エステル、下塗剤そし
て珪酸エステル、およびシリコーン脱泡剤が添加され
る。
硬化剤成分は、アミン付加物、アミド、フェノール未含
有マンニッヒ塩基またはそれらの混合物、促進剤として
ベンジルアルコール、下塗剤として珪酸エステル、およ
びシリコーン脱泡剤から構成される。また、代りに多成
分ポリウレタン樹脂接着剤も可能であった。
接着剤は例えば、6〜7kg/m2の量で注入する。
特別な利点は、本発明に従う方法によって簡便なやり方
で現存の鉄道線路も改善されることである。
軟質の鉄道は砂利上に敷いた鉄道線路であり、硬質の鉄
道は一般にコンクリートでできた建築物の上または中に
敷いた鉄道線路であると解する。砂利はコンクリートよ
りも柔軟性がある。車軸に20tの重量が掛かると、線
路は約1.5〜4mm、大抵抗は約3mm沈下し、コン
クリートではたった0.5〜1.5mm、大抵は約1m
mであり、これはコンクリートと線路の間のプラスチッ
ク層のためである。
この違いは、車輪が一つの鉄道から他の鉄道に移行する
時、衝撃または震動を生じさせる。
軟質および硬質の鉄道線路間の移行を円滑にするために
は、多成分エポキシ樹脂展着接着剤または多成分ポリウ
レタン樹脂接着剤を吹き付けることにより、硬質線路の
端に続く軟質線路を接着剤し、かつ塗布する接着剤の量
を減らすことにより圧縮を硬質線路から遠のくにつれて
漸減的に達成する。
好ましくは、圧縮を初めはいくらかの間同じように行な
い、その後漸減的に行なう。
展着接着剤は粉砕された石の周りを移動し、よって常に
石の接触点に達して硬化後石を一緒に結合するが、その
前に任意に下の次の石の方に流れ出すなど−石の表面に
沿って着実に移動するものの空隙を満たすことがない。
本発明は、そのような圧縮が塗布する接着剤の量によっ
て非常にうまく調節され、接着剤の局所的な分布によっ
ては大きな度合で調節されうるとの認識を有している。
吹付けにより均一に拡がった接着剤は砂利の平らな表層
を絶え間なく圧縮して、その下に鐘乳石を形成する。よ
り多量の接着剤では、これらの鐘乳石が互いに幾分近づ
いて形成する。一部では鐘乳石は砂利の底部ぐらいまで
下方に達してそこに余分な先端を形成する。接着剤の量
は減少は鐘乳石のより大きな隔たりと長さの低減をもた
らす。
このようにして一種の点格子が一体式ブロックとして作
られ、該格子はその密度に応じて大いにあるいは少な目
に、またその深さの広がりに応じてより浅いか高い層で
砂利を一緒にまとめ、よって砂利石の相互の低い可動性
を多かれ少なかれ減少させ、また砂利の柔軟性を減少さ
せる。
弾性変形における砂利石の可逆な可動性に加えて、やが
て生じる砂利石の相互の不可逆な置換も低減する。この
置換は砂利を沈下させ、よって軟質から硬質への移行な
どの際に更に衝撃をもたらすものである。
例えば、安定度が一定な区画は5〜15mの長さであ
り、安定度が漸減的な区画は例えば10〜20mの長さ
である。
その組成に応じて接着剤を5〜8/m2の量で塗布し、
1〜2/m2まで減らす。
図2は、本発明の一態様を表す。鉄道の垂直な縦断面図
を示し、一つの切口は拡大して描かれている。
レール11がまくら木12上にある鉄道線路は天然の地
面から橋14に延びている。天然の地面の上ではまくら
木12は砂利15で支えられている。橋14の上ではま
くら木は直接コンクリート上にある。
砂利に浸透する接着剤を例えば10mの長さの橋14に
続く区画16に、その後例えば15mの長さの区画17
に吹き付けることにより、砂利15はそれぞれ一様に漸
減的に圧縮される。圧縮の低減は第一に接着剤の浸透の
平均深さの減少から生じる。他の少ない割合での該低減
は、接着剤が鐘乳石18の形で下方に延びている箇所間
のより大きな隔たりによる。
接着着は二成分接着剤である。
樹脂成分は例えば、非臭素化ビスフェノールA樹脂と脂
環式樹脂とから構成される。それに単官能および/また
は二官能反応性シンナー、難燃剤としてりん酸エステ
ル、下塗剤として珪酸エステル、およびシリコーン脱泡
剤が添加されている。
硬化剤成分は、アミン付加物、アミド、フェノール未含
有マンニッヒ塩基またはそれらの混合物、促進剤として
ベンジルアルコール、下塗剤として珪酸エステル、およ
びシリコーン脱泡剤から構成される。また、代りに多成
分ポリウレタン樹脂接着剤も可能であった。
区画16では、接着剤を6〜7kg/m2の量で注入さ
れ、区画17では1kg/m2まで一様に減らしながら注
入されている。
フロントページの続き (31)優先権主張番号 P4014529.8 (32)優先日 1990年5月7日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (31)優先権主張番号 P4023541.6 (32)優先日 1990年7月25日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多成分樹脂を圧縮すべき多孔性の粒状材料
    に塗布する方法において、成分を互いに物理的に分離し
    て30〜200バールの圧力で混合室に供給し、混合室
    内で乱流手段により混合し、そして混合物を2〜6バー
    ルの圧力で層流によりカーテン状の平らなフイルムの形
    状で材料に塗布することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】薄膜の早い崩壊および霧の形成を、混合物
    の表面張力を減少させ、および/または粘度を増大させ
    る接着剤によって防止することを特徴とする請求の範囲
    第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】溶剤を用いないで操作を行なうことを特徴
    とする請求の範囲第1項もしくは第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】混合室として静止型混合器を用いることを
    特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか一項
    記載の方法。
  5. 【請求項5】成分用の各供給路を個々に逆止め弁により
    確実にし、各供給路に圧縮空気を送ることにより混合室
    を通って放出しうることを特徴とする請求の範囲第1項
    乃至第4項のいずれか一項記載の方法。
  6. 【請求項6】混合室への一成分の供給が止まった時に、
    空気と他の成分との混合物を液体/空気混合物の薄いカ
    ーテンとして放出することを特徴とする請求の範囲第5
    項記載の方法。
  7. 【請求項7】a)鉄道線路の騒音吸収および/または清
    浄性を増大させるためであって、そこでは粒径が直径6
    3mm以下、好ましくは30mm以下の範囲の石堆積物
    を鉄道に用いて、多成分エポキシ樹脂展着接着剤を吹き
    付けることにより圧縮する、または b)砂利上の鉄道まくら木の横滑り抵抗を増大させるた
    めであって、そこでは砂利に多成分エポキシ樹脂展着接
    着剤または多成分ポリウレタン樹脂接着剤を吹き付け
    る、および c)軟質の鉄道線路と硬質の鉄道線路の間の移行を円滑
    にするためであって、そこでは硬質線路の末端に続く軟
    質線路を、多成分エポキシ樹脂展着接着剤または多成分
    ポリウレタン樹脂接着剤を吹き付けることにより圧縮
    し、かつ塗布する接着剤の量を減らすことにより圧縮を
    硬質線路から遠ざかるにつれて漸減的に達成する、また
    は d)水透過性および多孔性を保持しながら、道路建設に
    おける小石および砂を接合するための、 請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか一項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】a)比較的高圧下にある成分用の分離供給
    路、 b)混合室、好ましくは静止型混合器として設計された
    もの、 c)比較的低圧用のファンスプレーノズル、 d)好ましくは成分用供給路に至る分離圧縮空気路、お
    よび e)各成分用供給路の先端と末端並びに圧縮空気路中に
    設けられた逆止め弁、から構成される、多成分樹脂を圧
    縮すべき多孔性の粒状材料に塗布する装置。
JP3500636A 1989-12-02 1990-11-23 多成分樹脂の塗布方法と装置およびその使用 Expired - Lifetime JPH0657339B2 (ja)

Applications Claiming Priority (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3939988 1989-12-02
DE3941142A DE3941142B9 (de) 1989-12-02 1989-12-13 Belag aus einer Steinschüttung zum Erhöhen der Schallabsorption und/oder der Reinigungsfähigkeit eines Bahngleises und Verfahren zum Herstellen desselben
DE19893941141 DE3941141C2 (de) 1989-12-13 1989-12-13 Verfahren zum Glätten des Überganges zwischen einer weichen und einer festen Schienen-Fahrbahn
DE19904014529 DE4014529A1 (de) 1990-05-07 1990-05-07 Verfahren zum vergroessern des querverschiebewiderstands von eisenbahnschwellen auf einem schotterbett
DE4014529.8 1990-07-25
DE3941142.7 1990-07-25
DE4023541.6 1990-07-25
DE3941141.9 1990-07-25
DE19904023541 DE4023541A1 (de) 1990-07-25 1990-07-25 Verfahren und vorrichtung zum auftragen von mehrkomponentenharzen
DE3939988.5 1990-07-25
PCT/EP1990/002007 WO1991008056A1 (de) 1989-12-02 1990-11-23 Verfahren und vorrichtung zum auftragen von mehrkomponentenharzen und anwendungen derselben

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04505486A JPH04505486A (ja) 1992-09-24
JPH0657339B2 true JPH0657339B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=27511366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3500636A Expired - Lifetime JPH0657339B2 (ja) 1989-12-02 1990-11-23 多成分樹脂の塗布方法と装置およびその使用

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0502920B1 (ja)
JP (1) JPH0657339B2 (ja)
AT (1) ATE105741T1 (ja)
AU (1) AU633390B2 (ja)
CA (1) CA2069922A1 (ja)
DE (1) DE59005778D1 (ja)
DK (1) DK0502920T3 (ja)
ES (1) ES2053316T3 (ja)
WO (1) WO1991008056A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4214890C2 (de) * 1992-05-07 1998-07-09 Koch Marmorit Gmbh Verwendung eines Verfahrens zur temporären Verfestigung eines Schotterbettes
DE4214889A1 (de) * 1992-05-07 1993-11-11 Koch Marmorit Gmbh Verfahren zur Sanierung und Stabilisierung von Eisenbahngleisen
DE4304776A1 (de) * 1993-02-17 1994-08-18 Koch Marmorit Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur längerfristigen Stabilisierung der Stopfbereiche von Bahngleisen
DE4313880A1 (de) * 1993-04-28 1994-11-03 Koch Marmorit Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum gesteuerten Auftragen von Klebern
EP0700475A1 (de) * 1993-05-25 1996-03-13 KOCH MARMORIT GmbH Verfahren zur herstellung einer elastischen zwischenschicht für bahngleise
EP0777786A1 (de) * 1994-08-26 1997-06-11 KOCH MARMORIT GmbH Verfahren zur längerfristigen stabilisierung der stark belasteten bereiche von bahngleisen und vorrichtung zur durchführung derselben
DE19631430C2 (de) * 1996-08-03 2000-03-23 Zueblin Ag Verfahren zum Einbringen von Füllmaterial unter eine feste Fahrbahn und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
FR2770235A1 (fr) * 1997-10-23 1999-04-30 Et L Entretien Des Routes Sa P Structure stabilisee, notamment de type ballast, et procede de stabilisation d'une telle structure
DE19811838A1 (de) * 1998-03-18 1999-09-23 Max Knape Gmbh & Co Fa Einrichtung zum Verfestigen eines Schotterbetts und Betriebsverfahren für diese Einrichtung
GB0020399D0 (en) 2000-08-19 2000-10-04 Hyperlast Ltd Method of stabilizing particulates
RU2604749C2 (ru) * 2011-09-01 2016-12-10 Байер Интеллектуэль Проперти Гмбх Способ формирования балластных призм
CH712375A1 (de) * 2016-04-19 2017-10-31 Hürlimann Bautenschutz Ag Vorrichtung und Verfahren zum Austragen von Mehrkomponentenklebstoffen auf ein körniges Gemenge.
DE102019214562A1 (de) * 2019-09-24 2021-03-25 Hyperion Verwaltung Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Gleiskörpers

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3200861A1 (de) * 1982-01-14 1983-07-21 Escodent GmbH, 4830 Gütersloh Vorrichtung zum dosierten mischen der komponenten eines zweikomponentenkunststoffes
AT380412B (de) * 1984-09-03 1986-05-26 Mawak Warenhandel Vorrichtung zum mischen und aufbringen von zweikomponentenklebern und verfahren zum speichern derartiger kleber
DE3439252A1 (de) * 1984-10-26 1986-05-07 Lothar 8700 Würzburg Eisner Material zum einbau von schienen
DE3527829A1 (de) * 1985-08-02 1987-02-05 Zueblin Ag Schallabsorptionskonstruktion fuer schotterlose eisenbahnoberbauten
AU622480B2 (en) * 1988-09-13 1992-04-09 W.A. Flick & Co. (Holdings) Pty Limited Liquid proportioning liquid apparatus
EP0425586B1 (de) * 1988-12-02 1993-09-01 Allgemeine Baugesellschaft - A. Porr Aktiengesellschaft Mischung zur herstellung einer lärmschutzmasse für gleisanlagen

Also Published As

Publication number Publication date
EP0502920A1 (de) 1992-09-16
ATE105741T1 (de) 1994-06-15
DK0502920T3 (da) 1994-09-26
JPH04505486A (ja) 1992-09-24
WO1991008056A1 (de) 1991-06-13
AU633390B2 (en) 1993-01-28
DE59005778D1 (de) 1994-06-23
EP0502920B1 (de) 1994-05-18
CA2069922A1 (en) 1991-06-03
ES2053316T3 (es) 1994-07-16
AU6890891A (en) 1991-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0657339B2 (ja) 多成分樹脂の塗布方法と装置およびその使用
US2948201A (en) Pavement and method of producing the same
CN201280677Y (zh) 改进型环氧树脂类超薄防滑铺装结构
CN105949797A (zh) 用于沥青铺设应用的孔隙减少沥青膜组合物、方法和设备
CN107313306A (zh) 用于寒冷地区高速铁路无砟轨道路基面防水层伸缩缝的密封结构
US5372844A (en) Process and device of applying multi-component resins and use of same
CN111648185A (zh) 一种迁建集镇对外连接道路施工方法
JP2529801B2 (ja) 改善された透水性コンクリ―ト舗装の製造方法
DE3941142C2 (de) Belag aus einer Steinschüttung zum Erhöhen der Schallabsorption und/oder der Reinigungsfähigkeit eines Bahngleises und Verfahren zum Herstellen desselben
DE3941141A1 (de) Verfahren zum glaetten des ueberganges zwischen einer weichen und einer festen schienen-fahrbahn
JP3475071B2 (ja) 部分排水性道路舗装構造とその構築方法
JP3752601B2 (ja) 道路の舗装方法
JP3395135B2 (ja) 改良型ニート工法
JPH11247114A (ja) 部分排水性道路舗装構造とその構築方法
DE19632638A1 (de) Vorrichtung und Verfahren zur Stabilisierung bzw. Verfestigung von Schotterbetten und anderen Haufwerksgebilden und deren Anwendung
DE4014529A1 (de) Verfahren zum vergroessern des querverschiebewiderstands von eisenbahnschwellen auf einem schotterbett
JP2007224535A (ja) 舗装方法
JP2006219821A (ja) 舗装方法
JP2003239213A (ja) 防水舗装工法
KR100240140B1 (ko) 칼라투수콘크리트도로포장방법
JP4017313B2 (ja) 土系舗装体およびその改修方法
JP2000144610A (ja) 道路舗装構造とその構築方法
JPH0684601B2 (ja) 透水性タイル、ブロック舗装体
CN114922022A (zh) 一种耐反射的沥青路面裂缝处治方法及其施工工艺
CN117144746A (zh) 一种沥青路面裂缝修复结构及其施工方法