JPH0657276B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH0657276B2
JPH0657276B2 JP60049386A JP4938685A JPH0657276B2 JP H0657276 B2 JPH0657276 B2 JP H0657276B2 JP 60049386 A JP60049386 A JP 60049386A JP 4938685 A JP4938685 A JP 4938685A JP H0657276 B2 JPH0657276 B2 JP H0657276B2
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茂 市原
完司 内山
年明 石川
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電源投入時において、パチンコ遊技の遊技動
作に関わるアタッカ、表示器、ランプ及び音声の誤動作
を防止するようにしたパチンコ遊技機に関する。
従来の技術 従来、入賞領域への入賞時の遊技状況を表わすパラメー
タの検出値を制御回路に供給して得た制御出力にて入賞
表示器,スピーカ等の遊技機の作動部を駆動制御するよ
うにしたパチンコ遊技機が知られている。斯るタイプの
パチンコ遊技機にあっては、例えば、電源投入時等に発
生する外部ノイズに起因して制御出力の内容に誤りを生
じ、遊技盤面に配備されたアタッカが開成されたまま遊
技が開始されてしまったり、表示器において遊技場側に
不利益を生じる表示内容が表示により特定遊技状態とな
ったり、ランプが異常点灯したり、特別の効果音を発生
する等、遊技機が誤動作する場合がある。
また、パチンコ球を検出する毎にパルスを導出するパル
ス発生手段、前記パルス発生手段の出力パルスを計数す
る手段、前記パルス計数手段に電源を供給する手段、お
よび前記電源の供給開始に応答して前記計数手段を瞬時
的にクリア状態に強制する手段を備えるパチンコ球計数
装置が特開昭52−70637号として公知である。
このものは、電源投入時に計数手段をクリアすることに
より、集中管理装置等に出力されるパチンコ球計数デー
タに誤差のないようにするものである。
さらに、自装置の直流電源電圧の状態を相手装置に知ら
せる電圧供給回路と、自装置の直流電源電圧より生成さ
れる基準電圧と前記電圧供給回路から供給される電圧と
を比較し、これによって相手装置の電源電圧の状態に対
応した信号を出力する電圧検出回路と、前記電圧検出回
路出力によって相手装置から自装置に供給されるインタ
フェイス信号を制御する制御回路とを含み、相手装置の
電源電圧が所定の値以下になったとき相手装置から自装
置に供給されるインタフェイス信号を禁止するように構
成したインタフェイス回路が、特開昭58−18113
2号として公知である。
このものは、相手装置における電源電圧と自装置の電源
電圧より生成される基準電圧とを比較することにより、
相手装置における電源電圧の低下に起因する誤動作信号
の供給を阻止して、自装置の誤動作を防止するものであ
る。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、電源投入時における、遊技盤面に配備
されたアタッカ、表示器及びランプや効果音の誤動作を
防止するようにしたパチンコ遊技機を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 本発明のパチンコ遊技機は、遊技状況を表わすパラメー
タの検出値に応じてパチンコ遊技の遊技動作に関わる制
御信号を出力する制御手段と、該制御手段よりの制御信
号を入出力するインタフェイス回路手段と、電源投入に
伴い、前記インタフェイス回路手段をリセットし、該イ
ンタフェイス回路手段に入力される前記制御手段からの
制御信号の出力供給を禁止するリセット手段とを備え、
前記インタフェイス回路手段の出力側に、アタッカを開
成駆動するソレノイド駆動回路と、表示器を表示駆動す
る表示駆動回路と、ランプを点灯するランプ点灯回路
と、音声報知を開始するための音作動回路とを接続した
構成を有することを特徴とする。
実施例 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図に示すように、パチンコ遊技機の遊技盤1には通
常の入賞穴2〜8に加え、第1特定入賞領域を成すチャ
ッカ11〜13及び第2特定入賞領域としてのアタッカ
14がそれぞれ所定の位置に設けられ、また、アタッカ
14の内部略中央には上端開口を介して遊技球が飛入可
能な中央ポケット15が配設され、第3特定入賞領域を
成している。アタッカ14はその前面に開閉扉16を備
え、該開閉扉16が遊技盤1の裏面に固設した開閉扉駆
動ソレノイド17(第2図)にて駆動されて開成したと
き開口するようになっている。
遊技盤1の裏面に設けた入賞球誘導通路(図示せず)途
中の所定位置に各々配された3つの常開形マイクロスイ
ッチよりなる始動スイッチ(GOスイッチ)18(第2
図)はチャッカ11〜13の出口から流出し、誘導通路
に沿って落下する入賞球の通過時に閉成してチャッカ1
1〜13への入賞を検出する。また、常閉形近接スイッ
チよりなるカウントスイッチ19が中央ポケット15の
周壁及び案内板20にて画成した入賞球落下経路内に配
され、中央ポケット15を介してあるいはこれを介さず
アタッカ14内へ遊技球が入賞したとき開成作動して斯
かる入賞を検出する。さらに、常開形マイクロスイッチ
よりなる中央ポケットスイッチ(Vスイッチ)21が中
央ポケット15の中間部に臨んで配され、該ポケット1
5への入賞を検出するようになっている。
遊技盤1の中央部には上部及び下部デジタル表示器2
2,23が配され、上部表示器22はセブンセグメント
形発光ダイオード(LED)よりなる単一の表示部を含
み、チャッカ11〜13への入賞回数を表示し、一方、
下部表示器23は各々セブンセグメント形発光ダイオー
ドよりなる第1〜第3表示部23a〜23cで構成さ
れ、後述のように遊技進行状況に応じた表示内容を表示
する。
符号24,25は中央ポケット15及びチャッカ11〜
13への入賞時に点滅または点灯作動する中央ポケット
ランプ(Vランプ)及び始動ランプ(GOランプ)を夫
々示し、符号26は、遊技機の枠体前面に設けられた後
述のLED回転動作を停止させるための常開形押ボタン
式停止スイッチである。また、遊技盤1の裏面にはスピ
ーカ27(第2図)が取付けられている。
第2図はパチンコ遊技機の回路構成の概略を示し、上述
の各種スイッチ18,19,21,26は、これらスイ
ッチの開成状態に応じたレベルの各種入賞表示信号S1
〜S3及LED回転停止信号S4を出力するスイッチ入
力検出回路30を介して入出力回路40の入力ポートに
接続されている。中央処理装置(CPU)50はデータ
バス、アドレスバス及びコントロールバスを介して入出
力回路40の入出力ポートに接続されると共に後述の制
御プログラム等を記憶しているリードオンリメモリ(R
OM)51及びCPU50に於て実行される各種演算及
び判別結果等を記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)52に接続されている。クロック回路53は所定周
期のクロック信号S5を発生させ、これをCPU50及
びリセット回路54に供給し、該リセット回路54はク
ロック信号S5を分周して後述の制御プログラムの実行
を開始させるリセット信号S6を発生させCPU50に
供給する。電源回路55は外部交流電源に接続され、C
PU50等に所要の直流電圧を供給する。入出力回路4
0の出力ポートにはCPU50からの入賞表示信号S1
〜S3等に応じた制御出力信号S11〜S16が供給さ
れ、該出力ポートに接続された各種駆動回路61〜66
は、該制御出力に従い開閉扉駆動ソレノイド17等の各
種作動部の対応するものを後述のようにそれぞれ駆動す
る。
第3図は、第2図の回路の詳細を示し、同図に於て、ス
イッチ入力検出回路30は第1〜第6入力端子301〜
306を有し、第1,第3及び第4入力端子301,3
03,304にはGOスイッチ18,停止スイッチ26
及びVスイッチ21の各一端が接続され、これら各スイ
ッチの他端は第2入力端子302を介して接地されてい
る。特定入賞領域への入賞時あるいはLED回転停止要
求時にはスイッチ18,26,21のいずれかが一時的
に閉成し、斯く閉成したスイッチを介してインバータ3
11,312または313の入力側が接地され、入賞表
示信号S1,S3,LED回路停止信号S4の対応する
ものがハイレベル状態となる。
スイッチ入力検出回路30は、該回路30とカウントス
イッチ19との結線切断状態等を検出するための異常状
態検出回路320を含み、該回路320はカウントスイ
ッチ19が接続されたスイッチ入力検出回路30の第
5,第6入力端子305,306と入出力回路40間に
介在している。異常状態検出回路320に於て抵抗32
1,322及びインバータ323よりなる直列回路は第
5入力端子305と入出力回路40の入力ポートPC間
に接続され、また、抵抗324及びコンデンサ325は
各一端が抵抗321,322の結合点及び抵抗322と
インバータ323との結合点に接続され、各他端が接地
されている。そして、抵抗326,コンデンサ327及
び定電圧ダイオード328の各一端は第6入力端子30
6に接続され、抵抗326の他端は電源回路55の第3
出力端子553aに、また、コンデンサ327及びダイ
オード328の各他端は接地されている。
第5,第6入力端子305,306は、通常、常閉形カ
ウントスイッチ19を介して接続状態にあり、コンデン
サ325は抵抗326,321,322を介して電源回
路55からの供給電流により充電され、その両端電圧は
所定レベル以上になり、従ってインバータ323の出力
S2はローレベル状態に維持されている。一方、アタッ
カ14への入賞に伴い、カウントスイッチ19が一時的
に開成すると、電源回路55の第3出力端子553aが
抵抗326,321,324を介して接地され、かつコ
ンデンサ325が抵抗322,324を介して放電し、
出力S2はハイレベル状態に移行する。このハイレベル
状態はスイッチ19が閉成位置に復帰し、コンデンサ3
25が再充電されるまで一時的に継続する。
しかしながら、例えばカウントスイッチ19とスイッチ
入力検出回路30との結線が切断された場合にはインバ
ータ323は供給遮断状態に、また、コンデンサ325
は放電状態にあり、インバータ323の出力S2はハイ
レベル状態に維持されたままになる。斯かる異常状態
は、結線切断時以外にも例えばカウントスイッチ19の
近傍に遊技球を固定保持して該スイッチを入賞状態に強
制的に維持し、実際の入賞回数とは無関係に1回だけ入
賞を検出し続けるように不正改造した場合に生じる。
入出力回路40はプログラム可能な周辺インタフェイス
(PPI)用LSIより構成され、入力ポートPC4〜
PC7に入賞表示信号及びLED回転停止要求信号S1
〜S4を、出力ポートPA0〜PA6,PB0〜PB
6,PC0〜PC3に制御出力信号S11〜S16をそ
れぞれ保持すると共に、コントロールレジスタに供給さ
れる,CPU50の書込み,読出し指令に従い、CPU
50との間でこれら各種の信号を授受可能にされてい
る。
入出力回路40のRESET端子には遊技機の誤動作防
止のための入出力回路用リセット回路400が接続さ
れ、該回路400は抵抗401,コンデンサ402,ダ
イオード403及びインバータ404にて構成されてい
る。抵抗401の一端は電源回路55の第4出力端子5
54aに、他端はコンデンサ402を介して接地され、
また、ダイオード403は電源回路55とコンデンサ4
02間にかつ抵抗401と並列に接続され、インバータ
404は抵抗401とコンデンサ402との結合点と入
出力回路40のRESET端子間に介在している。この
リセット回路400は電源投入時、すなわち電源回路5
5の外部交流電源への接続時にハイレベルのリセット出
力S7を出力する。該リセット出力S7は電源投入時か
らからコンデンサ402の両端電圧が所定レベルに到達
するまでの間に亙って持続し、入出力回路40はリセッ
ト出力S7を供給されるとその後一定時間に亙り入力モ
ードに維持され、駆動回路61〜66への制御出力S1
1〜S16の供給が禁止される。
RAM52はデータ記憶領域を有し、CPU50の書込
み指令に従い、該記憶領域の各所定番地にチャツカ11
〜13への入賞,ポケット15への入賞及びLED回路
停止要求の有無を表示するスイッチフラグ情報,チャツ
カ11〜13への入賞回数を表わすデータ(記憶始動
数),中央ポケット15への入賞回数を表わすデータ,
後述の制御プログラムにおける判別に用いるコマンドデ
ータ、並びにソレノイド17等の各種作動部を駆動させ
るための制御出力データ等が記憶される。
電源回路55は、入力側が外部交流電源に接続される一
方、ブリッヂ整流器551,平滑回路552,553及
びこれらの後段に配され、スイッチングレギュレータ用
コントロールIC554bを主要要素とする定電圧回路
554を含み、第1〜第4出力端子すなわち上記要素の
各出力端子551a〜554aを介して各種動作電源を
供給するように構成されている。すなわち、第1出力端
子551aは各種ランプ24,25に、第2出力端子5
52aは開閉扉駆動ソレノイド17及び上部,下部表示
器22,23に、第3出力端子553aは音駆動回路6
6,カウントスイッチ19及びコントロールIC554
bの各電源入力端子に接続され、これら要素に所定直流
電圧例えば24Vを供給し、また、第4出力端子554
aはCPU50,ROM51,RAM52等を構成する
各ICに接続され、所定直流電圧例えば5Vを供給する
ようにされている。符号555は各種コンデンサよりな
るラインノイズ消去回路である。
ソレノイド駆動回路61はトランジスタ611よりな
り、該トランジスタ611はベースが入出力回路40の
出力ポートPB2に接続され、該ポートからの制御出力
S11がハイレベルのとき導通して回路61の出力端子
612,613間に介在する開閉扉駆動ソレノイド17
を付勢させる。
上部表示器駆動回路62は、IC700とIC800の
一部とIC700の後段に配されたトランジスタ711
〜717とよりなり、入出力回路40の出力ポートPA
6〜PA0からの各セブンセグメント駆動信号と出力ポ
ートPC3からのコモン駆動信号とよりなる制御出力信
号S12に応じて上部表示器22を駆動する。一方、下
部表示器駆動回路63は、上記回路62と略同様に構成
され、出力ポートPA6〜PA0からの各セブンセグメ
ント駆動信号と出力ポートPC2〜PC0からの第1〜
第3表示部用コモン駆動信号とよりなる制御出力S13
に応じて下部表示器23の第1〜第3表示部23a〜2
3cを駆動する。上部及び下部表示器22,23の各表
示部のセグメントは、トランジスタ出力端子721〜7
23とIC出力端子811〜814間にそれぞれ接続さ
れている。
中央ポケットランプ駆動回路及び始動ランプ駆動回路6
4,65はベースが入出力回路40の出力ポートPB
1,PB0に接続されたトランジスタ641,651よ
りそれぞれなり、該ポートPB1,PB0からの制御出
力信号S14,S15がハイレベルのとき、トランジス
タ641,651の出力端子642,652と両回路6
4,65の電源入力端子643,653間にそれぞれ介
在する中央ポケットランプ24,始動ランプ25を点灯
駆動する。
音駆動回路66は第3図のIC800の一部と第4図に
示すサウンド回路660とよりなり、該サウンド回路
は、基本発信回路部661,開口音声発生部662,電
圧−周波数変換部663及び増幅回路部664で構成さ
れている。この音駆動回路66は、その出力端子66
5,666間に接続されたスピーカ27を入出力回路4
0からの制御出力信号S16,詳しくは、該回路40の
出力ポートPB3〜PB5からの第1〜第3音制御信号
S16a〜S16cに応じて駆動するもので、第1音制
御信号S16aがハイレベルのとき基本発信回路部66
1からの発信波形はダイオード661aに出力されず、
第2音制御信号S16bがローレベルのときダイオード
662aを介して変換部663に出力され、また、第3
音制御信号S16cがハイレベルのときスピーカ27を
消勢するような回路構成になっている。
第5図は、CPU50に於て実行される制御プログラム
のフローチャートを示し、該プログラムはリセット回路
54からのリセット信号S6に従い周期的に実行され
る。まず、ステップ501に於て電源投入時か否かが判
別され、その答が肯定(Yes)ならば初期化処理に移行
し(ステップ502)、RAM52内のスイッチフラ
グ、入賞回数データ,コマンドデータ及び制御出力デー
タ等をクリアすると共に、CPU50内のリフレッシュ
カウンタ(図示せず)にて乱数を発生させ、これを下部
表示機23の表示データとして用い、入賞確立がランダ
ムになるようにしている。なお、電源投入時、リセット
回路400が作動し入出力回路40が入力モード保持さ
れ、誤った制御出力による遊技機の作動が防止される。
次いで、ステップ503に移行してスイッチ入力検出回
路30の異常状態検出回路320から供給される入賞表
示信号S2のレベルが所定時間に亙ってハイレベル状態
にあるか判別する。斯かる判別のためカウントスイッチ
19の開成動作時に発生する正極性パルス出力S2の通
常の持続時間より長い所定時間例えば1秒にセットした
ソフトタイマを出力S2がハイレベルに移行した時点で
起動させ、CPU50によりソフトタイマがタイムアッ
プしたか否かを監視するようにしている。
カウントスイッチ19の正常作動時、ステップ503の
判別結果は否定となりステップ504に移行する。チャ
ッカ11〜13の入賞が未だない場合、チャッカへの入
賞回数を表わす始動記憶数は0であるので、次いで、L
ED回転中か否かが判別される(ステップ506)。コ
マンドデータの内容が0で、LED回転中を表わす1で
はないのでこの判別結果は否定となり、また、次いで順
次実行されるステップ507〜510での判別の答のい
ずれもが否定となる。従って、開閉扉駆動ソレノイド1
7,ランプ24,25及びスピーカ27が消勢状態に維
持され(ステップ511)、本プログラムの今回ループ
が終了する。
一方、遊技球がチャッカ11〜13のいずれかに入賞す
ると、始動スイッチ18が閉成し、スイッチ入力検出回
路30の入力端子301,302が接続状態となり、イ
ンバータ131の出力S1がハイレベル状態となる。ハ
イレベル出力S1に応じたスイッチフラグの内容に基づ
き、ステップ504での判別結果が肯定となり始動記憶
数に1が加算される(ステップ505)。なお、連続入
賞の場合、所定回数例えば4回までに限り斯かる加算が
実行される。次いで、コマンドデータの内容が未だ0な
ので、ステップ506〜511を介してステップ512
に至ると、始動記憶数ありと判別され、この記憶数が上
部表示器22に表示される。そして、始動数から1が減
算され(ステップ513)、CPU50内のソフトタイ
マが所定最大LED回転時間例えば5秒にセットされた
後(ステップ514)、コマンドデータが0からLED
回転中を表わす1へ更新され(ステップ515)、本プ
ログラムの今回ループが終了する。
次回ループのステップ506の答えは肯定となり、LE
D回転処理が行われ(ステップ516)、制御出力S1
3に従う下部LED駆動回路63により下部表示器23
の各表示部23a〜23cの表示内容が1ずつ更新され
る。LED回路をランダム化すべく、各表示部23a〜
23cの表示更新周期は例えば1:2:3に設定され
る。このLED回転処理は所定最長時間の経過時に自動
的に停止しまたは押ボタン停止スイッチ26が押圧操作
された後に開放された時点(すなわち正極性パルス出力
S2の立下り時)に停止し、このときコマンドデータは
LED回路停止を表わす2に更新される。そして、LE
D回転処理中は、制御出力S15,S16に従う始動ラ
ンプ及び音駆動回路65,66の各出力に応じて始動ラ
ンプ25が点灯し、かつスピーカ27から回転音が出力
される。
次回ループのステップ507の判別結果は肯定となり、
LED回路停止処理(ステップ517)に移行し、各表
示部23a〜23cの表示内容が順次停止される。詳し
くは、LED回転停止のランダム性を確保すべく、RA
M52の所定番地にリセット信号S6発生毎に更新さ
れ、例えば0乃至4の値のいずれかをとるLED回転停
止用のランダム制御情報を記憶させる一方、前述の所定
最長時間経過時または押しボタン26の押圧開放時から
斯かる時点でのランダム制御情報の値に応じた5種類の
所定時間のいずれかが経過したときに第1表示部23a
の表示内容の更新を、次いで表示部23b,23cの更
新を順次停止させている。そして、コマンドデータをL
ED判定中を表わす3に更新する。
したがって、LED回路停止処理の完了直後のループに
おいてステップ508の答えは肯定となり、LED判定
処理(ステップ518)に移行し、下部表示器23の表
示内容をこれに対応するRAM52内の表示データに基
づいて判別する。判別の結果、表示器23の第1〜第3
表示部23a〜23cに表示された3桁のデジタル数が
ゾロ目でなければCPU50内のソフトタイマを第1の
所定時間例えば0.4秒にセットする一方、偶数のゾロ
目であれば第2の所定時間例えば6秒に、また、奇数の
ゾロ目であれば(大当り入賞)、第3の所定時間例えば
20秒にセットする。また、コマンドデータをアタッカ
開成中を表わす4に更新する。
本プログラムの次回ループにおけるステップ509での
判別の答は肯定となり、アタッカ開成処理が実行される
(ステップ519)。すなわち、制御出力S11に伴う
ソレノイド駆動回路61にてソレノイド17が作動し、
アタッカ14の開閉扉16を表示器23の表示数の組合
せに応じてセットされた時間に亙り開成される。但し、
大当り入賞時には、第3の所定時間が経過しなくともア
タッカ14への入賞回数が10回に達すると開閉扉16
は閉成される。
さらに、アタッカ開成中、始動ランプ25を点灯させる
と共にスピーカ27から開口音を出力させる。また、中
央ポケット15への入賞時、中央ポケットランプ26を
点滅させる一方、斯かる入賞の回数が所定回数例えば1
0回に達していない限り入賞を表示するフラグ情報をR
AM52内に記憶する。
アタッカ開成後、第1,第2または第3の所定時間が経
過すると、コマンドデータがデイレイ処理中を表わす5
に更新され、次回ループのステップ510の判別結果が
肯定となるので、デイレイ処理が実行される(ステップ
520)。すなわち、前述のフラグ情報に基づき中央ポ
ケット15への入賞無しと判別されると、前述のステッ
プ511に移行する一方、斯かる入賞があればアタッカ
14を再度開成させる。従って、中央ポケッ15へ入賞
を条件としてアタッカ14は連続的に10回に亙って開
成可能にされている。
ステップ503での判別結果が肯定すなわちカウントス
イッチ19の作動等に異常があると、非作動化処理に移
行し(ステップ521)、RAM52内に保持した制御
出力データをクリアしてソレノイド17等の作動部をす
べて消勢し、遊技機を非作動化させる。
第6図は、CPU50により実行される下部デジタル表
示器用制御プログラムのフローチャートを示す。上述の
ように、遊技者の入賞利益に多大な影響を与えるアタッ
カ14の開閉は、表示器23の表示数の組合せに応じて
なされると共にアタッカ14及び中央ポケット15への
入賞回数に応じてなされ、これら入賞回数等の遊技進行
状況を表わすパラメータ値及びアタッカ14の開閉動作
がこれらパラメータ値に応じて正確になされているか否
かは遊技者の関心を惹くものである。そこで、以下のよ
うに、一つの表示器23を複数の表示モードで駆動し、
種々の表示内容を表示する。
ステップ602〜603の判別結果のいずれかが肯定す
なわちLED回転乃至LED判定処理のいずれかを実行
中ならば、制御出力S13に伴う下部LED駆動回路6
3の出力により下部デジタル表示器23に第1表示モー
ドをとらしめ、表示器23の各表示部23a〜23cに
0乃至9のいずれかのデジタル数字をそれぞれ表示させ
る(ステップ604〜606)。なお、上述のようにL
ED回転中はこのデジタル数字は更新される。一方、ス
テップ601〜603及び607の判別の答えがいずれ
も否定すなわちLED判定処理により表示器の3桁の表
示数が奇数のゾロ目ではないと判別されると、LED駆
動停止処理に移行して各表示部23a〜23cが消勢さ
れ(ステップ608)、本プログラムの今回のループを
終了する。ステップ607で表示器23の表示数のゾロ
目であると判別されると、下部LED駆動回路63の出
力に応じて表示器23の表示モードは第1モードから第
2モードへ切換えられ、RAM52内の入賞回数表示デ
ータに基づき、表示器23の第1及び第3表示部23
a,23cに中央ポケット15への継続入賞回数及びア
タッカ14の各開成動作中におけるアタッカ14への入
賞回数が、第2表示部23bに表示されるハイフンによ
り区別されてそれぞれ表示される(ステップ609〜6
11)。この第2表示モードは、アタッカ開成処理また
はデイレイ処理実行中継続する(ステップ612,61
3)。すなわち、アタッカ開成中、中央ポケット15へ
の入賞がなければ、アタッカ開成終了後直ちにLED駆
動停止処理がなされる一方(ステップ608)、斯かる
入賞があればアタッカ開成終了後のデイレイ処理中も第
2表示モードを維持してアタッカ14の開成開始を待
ち、アタッカ14が再度開成したならば第2表示モード
での表示を再開する。
上記実施例では開閉扉16の開成阻止条件パラメータと
してアタッカ14への入賞球数を用いたが、これに代え
てアタッカ14の開成時間を用いてもよい。この場合、
アタッカ14の開成時間が所定時間を越えたとき遊技機
を非作動化すればよい。
発明の効果 本発明のパチンコ遊技機は、遊技状況を表わすパラメー
タの検出値に応じてパチンコ遊技の遊技動作に関わる制
御信号を出力する制御手段と、該制御手段よりの制御信
号を入出力するインタフェイス回路手段と、電源投入に
伴い、該インタフェイス回路手段をリセットし、該イン
タフェイス回路手段に入力される前記制御手段からの制
御信号の出力供給を禁止するリセット手段を備え、前記
インタフェイス回路手段の出力側にアタッカを開成駆動
するソレノイド駆動回路と、表示器を表示駆動する表示
駆動回路と、ランプを点灯するランプ点灯回路と、音声
報知を開始するための音作動回路とを接続したことによ
り、電源投入時において、該制御手段より出力される制
御信号がインタフェイス回路手段に入力される一方、リ
セット手段がインタフェイス回路手段をリセットするこ
とによって、インタフェイス回路手段より前記各回路に
対する制御信号の出力供給を禁止するので、外部ノイズ
に起因して制御出力の内容に誤りを生じ、遊技盤面に配
備されたアタッカが開成されたまま遊技が開始された
り、表示器において遊技場側に不利益を生じる表示内容
が表示されることにより特定遊技状態となったり、ラン
プが異常点灯したり、特別の効果音を発生した状態でパ
チンコ遊技が開始されることが防止され、パチンコ遊技
の開始時に、ランプ点灯や効果音発生による混乱が生じ
ることなく、アタッカが無条件で開成待機することによ
る遊技場側の不利益もなく、表示器における表示の組み
合わせが特別の遊技状態となって遊技が開始されること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るパチンコ遊技機の遊
技盤を示す部分概略正面図、第2図は、本発明の上記実
施例に係るパチンコ遊技機の回路構成を示すブロック
図、第3図及び第4図は、第2図の回路の詳細を示す電
気回路図、第5図及び第6図は、第2図の中央処理装置
において実行される制御プログラムを示すフローチャー
トである。 18……始動スイッチ、19……カウントスイッチ、 21……中央ポケットスイッチ、 22,23……表示器、24,25……ランプ、 26……押ボタン停止スイッチ、27……スピーカ、 40……入出力回路、50……中央処理装置、 400……入出力回路用リセット回路。
フロントページの続き (72)発明者 石川 年明 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番地 株式会社大一商会内 (56)参考文献 特開 昭52−70637(JP,A) 特開 昭58−181132(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技状況を表わすパラメータの検出値に応
    じてパチンコ遊技の遊技動作に関わる制御信号を出力す
    る制御手段と、該制御手段よりの制御信号を入出力する
    インタフェイス回路手段と、電源投入に伴い、前記イン
    タフェイス回路手段をリセットし、該インタフェイス回
    路手段に入力される前記制御手段からの制御信号の出力
    供給を禁止するリセット手段とを備え、前記インタフェ
    イス回路手段の出力側に、アタッカを開成駆動するソレ
    ノイド駆動回路と、表示器を表示駆動する表示駆動回路
    と、ランプを点灯するランプ点灯回路と、音声報知を開
    始するための音作動回路とを接続したことを特徴とする
    パチンコ遊技機。
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JPS58181132A (ja) * 1982-04-16 1983-10-22 Nec Corp インタフエ−ス回路

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