JPH0656604U - 電動調理機 - Google Patents

電動調理機

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Publication number
JPH0656604U
JPH0656604U JP44993U JP44993U JPH0656604U JP H0656604 U JPH0656604 U JP H0656604U JP 44993 U JP44993 U JP 44993U JP 44993 U JP44993 U JP 44993U JP H0656604 U JPH0656604 U JP H0656604U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
electric cooker
cooked
container
microwave oven
Prior art date
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Pending
Application number
JP44993U
Other languages
English (en)
Inventor
宜公 田積
唯 那須
健 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0656604U publication Critical patent/JPH0656604U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低速回転の電子レンジの回転機構を用いて被
調理材料の切削を確実かつ効率よく実施しうる電動調理
機を提供すること。 【構成】 電子レンジ庫内に収容された容器中で調理の
行われる電動調理機であって、該容器内に前記レンジの
回転機構に連結されて駆動され被調理材料の切削、切断
機能を有する回転手段および前記被調理材料のを挟圧す
るための傾斜したストップレバーを具備する電動調理
機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動調理機に係り、さらに詳しくは電子レンジと組合せて、被調理材 料の切削等を、該レンジの回転機構を利用して実施するための電動調理機に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から電子レンジについては多くの提案がなされている。しかしながらこれ らはいずれもいわゆる通常の電子レンジに関するものであり、その庫内において 特にその回転駆動力を利用して材料を加工する点に関しては提案が見られていな い。単にモータ等の回転駆動力を利用して材料を調理の過程で切削、切断する技 術としては、フードプロセッサに関するものが知られており、例えば特公昭61 −7100号公報の電動おろし機などがその一例である。 このような従来の電動おろし機の要部断面図を図5に示す。
【0003】 すなわち図5において、4は電動おろし機本体であり、該本体4と着脱自在に 容器17および該容器に着脱自在の蓋18が設けられている。一方容器17の底 部からは図示しない駆動源である電動機の力を伝達する主軸10が突出しており 、該主軸10の先端部にはコネクタ13、コネクタ取付台14を介して円盤状の おろし金部15が回動自在に取り付けられている。該おろし金部15の表面には 多数の切刃16が形成されている。 従来の電動おろし機はこのように構成されているので、被調理材料1、例えば 大根、山芋など、を蓋18を開閉して容器17内に装入、おろし金部15上に載 置したのち、電動おろし機のスタートボタンを押しておろし金部15を高速回転 せしめると、材料1の自重と回転速度との相乗作用により材料1はすみやかに切 削が行われる。
【0004】 あるいはまた、被調理材料1の切削をさらにすみやか且つ確実に行う手段とし て、図6に示す従来の電動おろし機の別の態様における要部断面図に見られるよ うに、容器17に設ける着脱自在の蓋18上部に被調理材料1を押さえ付けるた めの押さえ棒20を容器17内に導入できるように筒状の案内部19が設けられ ているものも用いられている。 この図6の手段によれば、容器17内の被調理材料1を円盤状のおろし金部1 5の切刃16に押さえ棒20で人力により矢印の方向から押し付けることにより 、無駄なくすみやかに調理することができる。なお、特に図示はしないが、前記 案内部19の先端が容器17内まで延長しており、該案内部19内に被調理材料 1を収容して押さえ棒20で押さえることによりさらに確実に切削の行われるも のも見られる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで通常フードプロセッサあるいはジューサ・ミキサの類の調理器具は、 高速回転させて食品処理を行うのが一般的である。 しかるに一方、電子レンジの回転機構においては、従来低速度で回転せしめて 使用することが普通であるから、このような電子レンジの回転機構をたとえばフ ードプロセッサの如くに高速回転せしめると、回転軸あるいは軸受が摩耗し、電 子レンジの寿命が短くなる。また被調理材料の自重のみに依存しておろしカッタ ーに該材料の押し付けを行っても前記のように低回転速度ではスムーズに切削を 行うことが極めて難しい。 さらに、従来のフードプロセッサではおろし用の切刃とスライス用の切刃とが 個別に準備されており、使用目的に応じてフードプロセッサの切刃をその都度交 換する必要があり、些か煩雑である。 従って本考案の目的は低速回転の電子レンジの回転機構を用いて被調理材料の 切削を確実かつ効率よく実施しうる電動調理機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためなされたものであって、その要旨とすると ころは、電子レンジ庫内に収容された容器中で調理の行われる電動調理機であっ て、該容器内に前記レンジの回転機構に連結されて駆動され被調理材料の切削、 切断機能を有する回転手段および前記被調理材料を挟圧するための傾斜したスト ップレバーを具備する電動調理機にあり、この場合、前記回転手段が、一面に切 削、他面に切断を行うための切刃またはカッター部を夫々具備して成ることが有 効である。
【0007】
【作用】
本考案においては、電子レンジ庫内に収容された容器内に、切削、切断機能を 有する回転手段との間に被調理材料を挟圧するための傾斜したストップレバーを 具備しているので、低速度回転で切削を行ってもスムーズ且つ確実に切削が行え る。 さらに回転手段の表裏を夫々切刃またはカッター部とすることによって、単に 回転手段を反転するのみで異なる種類の切削を行うことが可能となる。
【0008】
【実施例】
以下図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。 まず、図1は本考案の電動調理機の基本的な構成を説明するための斜視図であ る。同図において2は電子レンジであり、扉3ならびに電子レンジ2のターンテ ーブル(図示せず)を駆動するための回転機構であるモータ6を通常の手段によ り備えている。 次に、17は電子レンジ2の庫内に収容され、内部で調理の行われる容器であ って、蓋18を有するとともに、該容器17内部に突出する主軸10を有し、該 主軸10の上端には円盤状の切削、切断機能を有する回転手段15aが装着され ている。この場合、たとえば主軸10と該回転手段15aとが回転に際してスリ ップを生じないように、主軸10の先端および挿入される回転手段15aの孔を 夫々Dカットすることは有効である。 以上の如く構成された容器17を図1の矢印のように電子レンジ2内に設置し 、主軸10の容器17底側の端部を電子レンジ2のターンテーブル回転軸5と結 合せしめることによりモータ6の駆動を回転手段15aに伝達せしめることが可 能となる。
【0009】 次に、本考案の一実施例についてさらに具体的に説明する。 図2は本考案の電動調理機の電子レンジ2庫内に収容される容器部分の構成を 説明するための斜視図であって、容器17内の主軸10に切刃16を有する回転 手段15aが取り付けられるとともに、ストップレバー7に切刃16の先端から 微小なクリアランスを保って傾斜して取り付けられる。 この場合、ストップレバー7の傾斜は、回転手段15aの回転を迎え入れる方 向に鋭角に設ける。このストップレバー7は、たとえば図2に示されるように少 なくともその一部を主軸10に装着したベアリング9に傾斜させて取り付けられ ており、主軸10の回転に伴って回転するが、一方、容器17内部には、固定配 置された係止用突起8が設けられており、これにストップレバー7の一端が接触 することにより、ストップレバー7の回転が係止され、ベアリング9は主軸10 を中心に回動する。
【0010】 この図2の電動調理機の一実施例について、被調理材料1を調理する動作につ いて図3の正面断面図に基づき説明する。 すなわち前記のようにストップレバー7の先端が係止用突起8により係止され ると、ストップレバー7は傾斜位置に停止状態で保持されたまま、切刃16を有 する回転手段15aが主軸10から伝達される電子レンジ2の回転機構による駆 動によって回転するので、被調理材料1を容器17内に装入すると、該材料1は 、ストップレバー7がいわばじゃま板の如き作用をなし、回転手段15aの回転 力によってストップレバー7の下側に押し付けられる前記材料1に対して矢印の ような挟圧力を加えることになる。その結果、前記材料1と切刃16との接触が 確実且つ強力なものとなり、しかもストップレバー7が傾斜しているため、図3 に示すように被調理材料1の切削が進行してその径が次第に小さくなっても、同 様な挟圧力で常に該材料1を最後迄切削するので該材料1の無駄を生じることが なく、低速回転で短時間に調理を行うことができる。
【0011】 本考案の電動調理機の主要な構成は以上の通りであるが、この場合、前記回転 手段15aの構造として、一面に切削、他面に切断を行うための切刃またはカッ ター部を夫々具備したものとすることが有効である。 このような回転手段15aの一態様例を図4に示す。すなわち図4において、 (A)は回転手段15aの平面図、(B)は同側面図、(C)は同底面図であっ て、(A)の平面図は、回転手段15aの表面に多数の切刃16が設けられた側 を示し、主としておろし作業を行う場合に使用される。一方(C)の底面図は、 回転手段15aの表面に一組のカッター16aが設けられている側を示し、主と して野菜等のスライスを行う場合に使用される。 切刃16またはカッター16aの選択に際しては、図1に示された如く、回転 手段15aを矢印のように180゜反転して、所望の側を上向きにしたのち、主 軸10に装着すればよい。これによって余分にカッター用回転盤などの準備をす る必要もなく、収納スペースも少なくすることができる。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、被調理材料の無駄を生じる ことなく、低速回転で短時間に確実且つ効率よく調理することが可能となり、さ らに回転手段の収納スペースを少なくすることが可能となるところから、経済的 にコストダウンにつながるものであって、実用上の効果は極めて著しいものがあ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電動調理機の基本的な構成を説明する
ための斜視図である。
【図2】本考案の電動調理機の電子レンジ庫内に収容さ
れる容器部分の構成を説明するための斜視図である。
【図3】図2の容器部分の正面断面図である。
【図4】本考案に使用される回転手段の一態様例を示す
(A)平面図、(B)側面図、(C)底面図である。
【図5】従来の電動おろし機の一例の要部断面図であ
る。
【図6】従来の電動おろし機の別の態様の要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 被調理材料 2 電子レンジ 3 扉 4 電動おろし機本体 5 ターンテーブル回転軸 6 モータ 7 ストップレバー 8 係止用突起 9 ベアリング 10 主軸 13 コネクタ 14 コネクタ取付台 15 おろし金部 15a 回転手段 16 切刃 16a カッター 17 容器 18 蓋 19 案内部 20 押さえ棒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子レンジ庫内に収容された容器中で調
    理の行われる電動調理機であって、該容器内に前記レン
    ジの回転機構に連結されて駆動され被調理材料の切削、
    切断機能を有する回転手段および前記被調理材料を挟圧
    するための傾斜したストップレバーを具備することを特
    徴とする電動調理機。
  2. 【請求項2】 回転手段が、一面に切削、他面に切断を
    行うための切刃またはカッター部を夫々具備して成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の電動調理機。
JP44993U 1993-01-12 1993-01-12 電動調理機 Pending JPH0656604U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP44993U JPH0656604U (ja) 1993-01-12 1993-01-12 電動調理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP44993U JPH0656604U (ja) 1993-01-12 1993-01-12 電動調理機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0656604U true JPH0656604U (ja) 1994-08-05

Family

ID=11474106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP44993U Pending JPH0656604U (ja) 1993-01-12 1993-01-12 電動調理機

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Country Link
JP (1) JPH0656604U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101598304B1 (ko) * 2014-12-16 2016-02-26 김순목 강판 믹서기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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