JPH0656486B2 - 多色画像の形成方法およびこれに使用するための多色画像形成用材料 - Google Patents

多色画像の形成方法およびこれに使用するための多色画像形成用材料

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JPH0656486B2
JPH0656486B2 JP58137346A JP13734683A JPH0656486B2 JP H0656486 B2 JPH0656486 B2 JP H0656486B2 JP 58137346 A JP58137346 A JP 58137346A JP 13734683 A JP13734683 A JP 13734683A JP H0656486 B2 JPH0656486 B2 JP H0656486B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多色画像の形成方法およびこの方法に使用する
ための多色画像形成用材料に関するものであり、更に詳
しくは、主として写真製版工程で不可欠な校正作業に用
いうるプレプレスカラープルーフを得るための方法およ
びこの方法に使用するための材料に関するものである。
カラー印刷において製版の一歩前の段階、すなわち版に
おこす前の網ポジあるいは網ネガの段階で印刷仕上りの
色、調子などをチエックする為に写真的に校正刷りと同
様のものを予め作ることが一般には行なわれている。こ
れがプレプレスカラープルーフと呼ばれるものである。
このプレプレスカラープルーフに関しては従来からその
形態により、主としてサープリント法、オーバレイ法及
びトランスフアー法とがある。
サープリント法は1枚の白色支持体上に各色着色感光液
を順次塗布しながら各色分解原版からプリントを繰り返
して多色画像をつくるものであり、またオーバレイ法は
各色分解原版から着色感光剤を塗布した透明支持体に各
色に応じプリントし各々を重ね合せて校正に供するもの
である。またトランスフアー法は1枚の白色シートの上
に感圧接着剤による転写方式と熱による転写方式によ
り、多色画像を順次形成するものである。
しかし、これらのうちサープリント法は各色の感光液を
順次塗布しながらプリントを行なうので手間と時間がか
かり、またオーバレイ法は各々の透明支持体を重ね合わ
せので濁りを生じ、印刷機や校正機で刷った印刷物に比
較して感覚的に著しい差異が生じる。その点トランスフ
アー法は最終印刷物に近いものが得られ、しかも比較的
操作も簡便な方法として現在では最も注目を集めている
が、それでも以下の如き問題点を有している。つまり感
圧接着剤による方法は、主として支持体上に着色感光
層、感圧接着層、バッキング紙(剥離剤の塗布された剥
離紙)の順で積層されており、バッキング紙を剥がすと
粘着性のある面があらわれるので、転写すべき白色ベー
ス台紙と十分加圧密着させ、次に支持体を剥がすと着色
感光層が台紙上に転写され、しかる後、該着色感光層の
色調に応じた色分解原版と密着露光し、専用現像液で現
像し乾燥して分色像を作り、この上に更に残りの色につ
いても同じ操作を繰返して多色画像を形成する。しかし
該方式の転写用のカラーシートは構成が複雑な為材料コ
ストが割高でまた多色画像を作るのに手間と時間を要す
る。更に2色目以降において着色感光層を転写した後、
露光に際し、それ以前に形成された画像が着色加工層に
隠ぺいされるため、判別し難く画像合わせがしづらいと
いう欠点もある。また感圧接着剤を用いず熱により転写
しようというものも種々提案されている。例えば支持体
上にある温度以上で粘着性を示す着色光重合層を設けた
ものに原版を通し密着露光すれば、露光部は粘着性を示
さなくなるので、未露光部のみ紙ベースなどに熱転写す
るもの(USP3203805)、又は支持体上の着色光重合
層を露光現像したのち、着色画像を感熱接着剤を有する
ベースに熱転写するもの(USP4304836)、又は支持
体/剥離層/着色感光層からなるものを露光・現像し、
着色画像を得たのち、感熱接着剤(この場合には感圧接
着剤でもよい)を該画像面もしくは受像面に塗布など
し、熱転写するもの(USP3721557、特公昭46-1532
6、特公昭49-441)、又特開昭47-41830の如く支持体/
熱融着性の色像裏打ち層/色像固定助層……熱融着性は
不可欠ではない/着色感光層(限定せず)からなるもの
に露光および現像し得た色像を裏打ち層で以って、これ
を被転写面との間において相互融着させ、しかる後支持
体の剥離除去によって色像裏打ち層と共に色像を熱転写
する方法などがある。以上は構成も比較的簡略で画像を
転写する為異色間の画像合わせも容易であるが、いずれ
も画像面、もしくは被転写面のいずれか一方にのみ熱接
着性を有するわけで、転写不良が起り易く着色画像の被
転写面への密着性も不十分で、また転写性や密着性を完
全にするためには、かなりの高温を要し、その為、熱に
よる画像の変形や転写側の支持体がプラスチックフイル
ム等の場合には画像面の寸法変化等があり異色間の画像
のづれ等が生じ好ましくない結果となっている。また後
で接着剤を付与する等の手段では、操作が煩雑でかなり
の労力を要し、再現性にも乏しくやはり不都合である。
本発明者等は上記の点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、前
記方式のうちトランスフアー法、中でも熱転写方式を採
用するも、前記熱転写方式にみられる欠点を補いうる、
つまり1色目のみならず2色目以降の転写も完全かつ容
易で、熱転写後の画像の被転写面への密着性も良好で感
熱接着剤(熱融着性物質)を適宜選択することにより、
比較的低温ででも転写が可能な為、画像の変形、寸法変
化等もなく異色間の画像合せも容易でしかも完全に行な
うことができ、一方転写前の段階ではオーバレイ法によ
る簡易校正も可能で、また安価な感光材料を使用してお
り、しかも全ての処理が明室で行なうことができ、現像
処理も水のみで行なえるため、環境面、爆発などの安全
面でも有利であり、材料の構成も簡単で材料費のみなら
ずランニングコストも大巾に節約できるなどの多くの優
位性をもった色校正法にも応用しうる多色画像の形成方
法および該方法に使用するための材料を見出したのであ
る。
つまり本発明は透明支持体上に熱融着性の中間層を介し
て、水に可溶でかつ光により不溶化する着色層を設けて
なる熱転写感光材料を (1)陰画原稿を通して該感光材料の活性光線により密
着露光させ、しかる後非露光部を水洗溶去して画像を形
成する段階 (2)該形成画像面を更に熱融着層を有する被転写材料
の熱融着面と密着させ、加熱・加圧させ、しかる後透明
支持体を中間層から剥ぎとり、着色画像を中間層と共に
被転写材料に転写させる段階 で処理することかなり、段階(1)で感光材料の着色層
の色調の異なるものを用意し、各々の色調に応じて陰画
原稿(色分解された網ネガ)を選択し密着露光、水洗溶
去し画像を形成し、段階(2)でそれらのうち特定の色
調の着色画像を被転写材料に転写した後 (3)更に上記とな異なる色調の着色画像の形成された
感光材料の画像面を段階(2)で得た転写済みの被転写
材料の既転写面と密着させ、加熱加圧させ、しかる後透
明支持体を中間層から剥ぎとり、着色画像を中間層と共
に被転写面上に転写させる段階 で処理することからなり、3色目以降を行なう場合には
段階(3)を繰り返すことを特徴とする多色画像の形成
方法を提供するものである。又本発明は上記多色画像の
形成方法に使用される材料のうち、熱転写感光材料にお
いて、熱融着性の中間層は、水に不溶で色相および透明
性を害することのない室温では非粘着性で熱により粘着
性、融着性となり、かつ室温では透明支持体と容易に剥
離可能であり、この上層に塗設されるべき光により不溶
化する着色層とは特に光不溶化後において十分なる密着
性を有するものから選択されることを特徴とする多色画
像形成用材料を提供するものである。又該材料のうち熱
転写感光材料において、水に可溶でかつ光により不溶化
する着色層は、皮膜形成性の水溶性高分子物質を光不溶
化剤及び接着剤とを主成分とすることを特徴とする多色
画像形成用材料を提供するものである。更には該材料の
うち被転写材料については、各種支持体上の少なくとも
片面に室温では非粘着性で熱により粘着性、融着性とな
りうる物質を積層したことを特徴とする多色画像形成用
材料を提供するものである。
以下、本発明の多色画像の形成方法をその材料構成およ
び多色画像の形成機構によって詳述すると次の通りであ
る。
A.本発明の材料構成 1)熱転写感光材料(第1図) の透明支持体としては各種プラスティックフイルムが
あげられるが、特に強度,耐熱性,寸法安定性,透明性
等に優れる2軸延伸されたポリエチレンテレフタレート
フイルムが好ましい。
の中間層は1層ないし2層からなる。
◎1層の場合 以下の特性を有する物質から選ばれる。
イ:水に不溶 ロ:色相及び透明性を害さないもの ハ:室温では非粘着性で熱により粘着性、接着性を示す
もの ニ:室温では透明支持体とは剥離可能 ホ:とは特に光不溶化後において十分な接着性を有す
る ◎2層の場合 以下の特性を有する物質から選ばれる。
・透明支持体側:ロ、ニ、ハが必須 ・着色層側:イ、ロ、ハ、ホが必須 の光により不溶化する着色層は皮膜形成性の水溶性高
分子物質/光不溶化剤/着色材からなり、通常は水に可
溶であるが光により不溶化するものである。
2)被転写材料(第2図) の支持体としては紙、プラスティックフイルム、紙/
プラスティックフイルム複合材料、ガラス板、金属板
他、透明支持体に白色顔料塗工層を設けたものなども含
まれる。
の熱融着層は室温では非粘着性で熱により融着性を示
す物質であり、更に詳しくは前記熱転写材料の中間層及
び光不溶化後の着色層と熱時相互融着しうる物質であ
る。
B.本発明の多色画像形成機構 (i)熱転写感光材料の着色層の色相の異なるものを2種
以上(写真製版工程でのカラープルーフ用では基本的に
はシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの4種)用意
する。
(ii)(i)の内、特定の色相の熱転写感光材料を、陰画原
稿(ネガフイルム…写真製版工程に於ては、色分解網分
解された銀塩フイルムで全て黒色画像)の内、該特定の
分色版により密着露光し、しかる後未露光部を水洗除去
(現像)させ、画像を形成させる[段階1](第3
図)。各分解色に対応して本発明の感光材料を選ぶこと
によって(シアン版に相当するネガフイルムからはシア
ン色に着色した本発明の感光材料を用い密着反転す
る)、各々の着色画像を有した熱転写感光材料をうる。
ここで画像部′は光により不溶化(架橋)しており熱
融着性は有しない。未露光部(非画像部)ではの熱融
着性中間層が露出される(ここでが水に不溶であるこ
とが重要なのは、現像によりの層まで溶出させない為
である)。
(iii)上記画像形成された熱転写材料の画像面を被転写
材料の被転写面(熱融着性を有する面)と密着させ、加
熱,加圧することにより、熱転写感光材料の中間層(未
露光部,非画像部)と被転写材料の熱融着層が相互融着
を起す(熱融着性を示さない着色層の光不溶化部、つま
り画像部も被転写材料の被転写面の熱融着性により熱融
着する。但しこの場合には、一方のみが熱融着性のた
め、非画像部ほど強固な接着は期待できない。…これが
重要である)。しかる後、該感光材料の透明支持体を剥
がすと、分色画像が中間層と共に被転写材料に容易に転
写される[段階2](第4図)。
原稿にもよるが画像部と非画像部の全体に占める割合
は、種々の場合が考えられるが、幸い全面が画像部とい
うことはなく、非画像部を必ず有する為、前記転写が比
較的容易に行われうるのである。転写温度を上げれば画
像部でも熱融着性の向上は期待できるが、支持体の熱変
形を生じ、各色間の画像づれを生じ易く好ましくない。
(熱転写材料の支持体として最も好ましいポリエチレン
テレフタレートフイルムを用いた場合でも100℃以上で
は熱変形が大きく好ましくない。) 以上で1色目の転写は終了する。
(iv)更に上記転写画像の上に第2色目の熱転写を行うわ
けであるが、この場合には、1色目の転写後の表面には
熱融着層(第1色目の中間層)が、露出しているわけ
で、1色目の転写時とまったく同様の構成となり、1色
目同様画像及び中間層が容易且つ強固に転写されうる。
3色目以降も2色目と同様の結果であり、順次異なった
着色画像を中間層と共に容易に転写でき最終的には被転
写材料上に多色画像を形成しうる。
該最終構成を第5図に示す(4色の場合)。
(v)1色目の転写も確実且つ容易で、2色目以降も同様
に確実且つ容易に転写し、多色画像を形成しうるもの
で、その意味から前記構成の熱転写感光材料のみ
では本発明の所期の目的は達成しえず、前記構成の被転
写材料も不可欠であり、それらが組み合わされた材
料からなることによって初めて本発明の目的を達しうる
ものである。
以下更に本発明を詳しく説明する。本発明による多色画
像形成用材料のうち、熱転写感光材料に用いられる透明
支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート、トリアセテートなどの透明なプ
ラスチックフイルムを挙げることができる。特に2軸延
伸されたポリエチレンテレフタレートフイルムが強度、
耐熱性、寸法安定性、透明性等において優れており好ま
しい。支持体の厚さは特に制限はないが50〜150μ程度
が適当である。
次に上記支持体と光により不溶化する着色層との間に設
けられるべき中間層について説明する。該中間層は本発
明の中でも重要な役割を果たすもので、1層ないしは2
層で構成されうる。1層の場合には水に不溶でかつ色相
および透明性を害することのない室温では非粘着性で熱
により粘着性、融着性を示し、しかも室温では前記支持
体と容易に剥離可能で、かつこの上層に塗設されるべき
光により不溶化する着色層とは特に光不溶化後において
十分なる密着性を有する物質から選ばれる。2層の場合
には支持体上に直接積層されるべき第1層は必ずしも水
に不溶である必要はなく主として支持体との剥離性を優
先に考慮されるべきで、その上に積層されるべき第2層
は水に不溶で主として、その上層に塗設されるべき着色
層とは特に光不溶化後において十分なる密着性を有する
ものが選択されるべきであり、もちろん第1、2層とも
色相および透明性を害することのない、室温では非粘着
性で熱により粘着性、融着性を示す物質から成ることは
必要不可欠である。以上の如き中間層を形成させるため
の物質としては例えば以下の如き皮膜形成性の高分子物
質が挙げられる。
ポリアクリル酸エステルおよびアクリル酸エステル共重
合体 ポリメタアクリル酸エステルおよびメタアクリル酸エス
テル共重合体 ポリアクリルアマイドおよびアクリルアマイド共重合体 ポリ酢酸ビニルおよび酢酸ビニル共重合体 ポリ塩化ビニルおよび塩化ビニル共重合体 ポリ塩化ビニリデンおよび塩化ビニリデン共重合体 ポリスチレンおよびスチレン共重合体 エチレンと酢酸ビニル、エチレンとアクリル酸エステ
ル、エチレンと塩化ビニル、エチレンとアクリル酸の如
き、エチレン共重合体 ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマールの如きポ
リビニルアセタール、ポリエステル樹脂、ナイロン、共
重合ナイロンの如きポリアミド樹脂、 合成ゴム、塩化ゴムの如き各種ゴム類 ポリエチレン、ポリプロピレンの如きポリオレフイン セルロース誘導体 シェラック 各種ワックス類 この他これらの高分子物質相互の混合物、又は他の高分
子物質、可塑剤、過冷却物質など他物質との混合系も使
用しうる。例えば室温で粘着性を有するものでも、該粘
着性を防止しうる他物質との組み合わせや逆に加熱時に
も粘着性を示さないものでも、粘着性付与物質、可塑剤
等との組み合わせも考えられ、単一物質のみならず、ま
た支持体の種類等により必要に応じて種々の組み合わせ
が考えられ、またそれゆえ必ずしも上記物質に限定され
るものではない。支持体上に中間層を積層するには上記
した高分子物質の溶液を通常の方法で支持体上に塗布し
乾燥させるか、または固状の前記高分子物質を熱溶融し
て塗布するか(ホットメルトコーテイング)または前記
高分子物質よりなるフイルムをラミネートさせてもよ
い。中間層の厚さは1μ以上望ましくは3〜10μが好ま
しい。
次に上記中間層上に設けられる光により不溶化する着色
層について説明する。従来から光により不溶化する物質
としては種々のものが提案され利用されているが、本発
明においては段階(1)で水のみで溶出現像が可能であ
ることを前提に広範囲な検討を行なった結果、光により
不溶化する着色層としては、皮膜形成性の水溶性高分子
物質と光不溶化剤及び着色剤からなる組合わせが最良な
ることが判明した。
またこの皮膜形成性の水溶性高分子物質としては、ポリ
ビニルアルコール、ゼラチン、カゼイン、グルーアルギ
ン酸類、ガム類、カルボキシルメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルローズ等のセルロース誘導体、ポリア
クリル酸及びその塩、ポリメタクリル酸及びその塩、ポ
リアクリルアミド、ポリエチレンオキサイド、ポリビニ
ルピロリドン等多くのものが挙げられ、またそれらを光
により不溶化する物質・光不溶化剤についてもジアゾニ
ウム塩、その縮合物、テトラゾニウム塩、重クロム酸塩
類等があり数多くの組合せが考えられる。本発明者等は
本発明に基き感光性(光不溶化の速度)、現像性(水洗
性)、保存安定性、光不溶化後の皮膜強度及び耐水性、
安全性等を考慮した上でそれら組合せについて鋭意検討
を進めた結果、水溶性高分子物質であるポリビニルアル
コール、ゼラチン、ポリアクリルアミド及びその共重合
物のいずれか、もしくはそれらの混合物と、光不溶化剤
であるジアゾニウム塩の縮合物、特にパラジアゾジフエ
ニルアミンのホルマリン縮合物との組合せが特に前記し
た性能を全て満足しうることを見出した。
尚上記水溶性高分子物質に対する光不溶化剤の添加比率
は2〜20%、より好ましくは5〜12%である。
尚ポリビニルアルコール等の水溶性高分子物質と、多官
能性アクリレート系モノマー及び光重合開始剤等の組合
せによる光重合系についても既に提案され、本発明者等
も検討したが概して水洗性に劣り、特に画像のシャドウ
部(水洗されるべき網点面積が極く微小)等は例えばシ
ヤワーのみでは溶出され難く擦する等の手段が必要で現
像性としては不満足で、しかも光重合系の大きな欠陥と
して空気中の酸素による反応障害等もあり本発明におい
ては前記成分を選択した。
着色剤については水に分散可能の顔料であれば広範囲に
選択できるが上記水溶性高分子物質や光不溶化剤との混
和性がよく、感光性、現像性等に悪影響をおよぼさない
ものであることが必要であり、またその色調について
は、写真製版における色校正の場合には、基本的にはシ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色であり、お
のずと各々印刷インクのそれに近い色のものが望まれ
る。着色剤の添加量は、その種類や着色層の塗布量にも
よるが、形成画像が非転写材料に転写された後の該着色
画像の所望の光学反射濃度により決定されるべきであ
る。
尚着色剤(顔料)の分散についても十分な配慮が必要
で、例えば粒子径はできうる限り小さい方が解像度など
の点で好ましい。着色剤として水溶性染料を用いること
もできるがこの場合には、それに含まれる多くの添加無
機塩類などの影響で総じて前記光不溶化成分、特に光不
溶化剤との相溶性が悪く、更には感光性(感度)や保存
安定性を低下させたりし、又現像の際にも含まれる染料
の影響で露光部(光不溶化部)も水で溶出しやすい等問
題が多く、好ましくない。
光により不溶化する着色層には上記成分以外にも暗反応
を防止する為の安定化剤や該着色層を透明支持体上に設
けるに当り、その塗工性改良の為のレベリング剤や消泡
剤、界面活性剤当を必要に応じて添加することができ
る。
また該着色層を設けるに当り上記成分は主として水に溶
解又は分散して混合されるが脱泡や塗工性改良を目的と
して、必要に応じてアルコール類等の水に可溶性の有機
溶剤を希釈剤として一部使用することもできる。
該着色層の厚さは網階調再現性など解像度の点からでき
うる限り薄い方がよいが着色剤による画像濃度との兼ね
合いから2〜5μが最適である。
上記着色層を中間層上に塗設するに当っては従来公知の
いかなる方法によってもよくピンホール等がなく均一な
塗膜さえ得られれば特に限定されるものではない。
次に本発明の被転写材料について説明する。支持体とし
ては、紙、プラスチックフイルム、紙/プラスチック複
合材料、ガラス板、金属板等を挙げることができ、必要
に応じて透明支持体を使用する場合などには、コート紙
の如く白色度を得るために表面に白色顔料塗工層を設け
ることができる。また板紙、コート紙などの紙ベースな
ど湿度変化により寸法変化の生じやすいものについて
も、必要に応じ耐水化および伸縮防止層を設けることも
できる。
上記支持体及び必要に応じて設けた塗工処理層上の少な
くとも片面に積層すべき熱融着層に用いられるべき物質
としては、室温では非粘着性で熱により粘着性、融着性
を示す物質、更に詳しくは前記熱転写感光材料の中間層
及び光不溶化後の着色層と熱時相互融着しうる物質が選
択されるべきである。それら物質の例としては、前記熱
転写感光材料の中間層に用いられる物質と同様のものか
ら選択されるが、この場合には主として中間層及び光不
溶化後の着色層との相互融着性を考慮した上で単一物質
に限らず混合系等巾広く選択できる。尚該熱融着性物質
を支持体に積層するに当っては前記中間層同様溶液状で
塗布、乾燥してもよく、またフイルム状でラミネートし
てもよい。該熱融着層の厚さは3μ以上5〜10μが好ま
しい。
本発明によって得られた材料のうち、まず熱転写感光材
料は写真製版工程において得られる各分解色毎に網分解
されたネガフイルム(陰画原稿)を通し、該感光材料の
活性光線により密着露光させ、しかる後、非露光部を水
洗溶去させ、画像を形成させる[段階(1)]わけであ
るが、各分解色に対応して本発明の感光材料を選ぶこと
によって(シアン版に対応したネガフイルムからはシア
ン色に着色した本発明感光材料へ密着反転する)各々の
着色画像を有した熱転写感光材料が得られる。ここで該
感光材料の未露光部(非画像部)は中間層が露出される
わけで着色層の下層の中間層が水不溶性であることはこ
こに重要な意味を持つわけである。つまり該中間層が水
溶性であれば露光後水洗現像に際して非露光部の下層た
る中間層も溶去され、次工程[段階(2)]の熱転写が
十分に行なえず本発明の目的が達成されない。つまり、
被転写材料の被転写面とは光不溶化後の着色層(画像
部)とも熱融着するも、これのみでは完全ではなく未露
光部(非画像部)に露出された熱融着性の中間層との相
互融着により、より強固に完全に熱転写されうるわけで
ある。該感光材料は、この段階で必要に応じてオーバレ
イ方式で校正用としても利用されうる。次に該感光材料
の画像面を被転写材料の被転写面(熱融着層を有する
面)と密着させ、加熱加圧することにより、感光材料の
中間層(未露光部、非画像部)と被転写材料の熱融着層
が相互融着を起し(着色層の光不溶化部つまり画像部も
被転写材料の熱融着層と相互融着を起すが、この場合に
は一方が熱融着性ではない為、非画像部ほど強固な接着
は期待できない)しかる後、該感光材料の透明支持体を
剥がすと分色画像が中間層と共に被転写材料に容易に強
固に転写される。[段階(2)] 更に上記転写画像の上に第2色目の着色画像を熱転写す
るわけであるが、この場合にも1色目の転写後の表面に
はやはり熱融着層(第1色目の中間層)があるわけで1
色目同様に容易にかつ強固に転写しうる。3色目以降も
2色目と同様の結果で順次異った着色画像を中間層と共
に容易に転写でき最終的には被転写材料上に多色画像を
形成しうる。ここで本発明によって得られる着色画像の
それぞれの色調(基本的にはシアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラック)、濃度を印刷インキのそれに近いものを
選ぶことによって最終印刷物に酷似した多色画像が得ら
れ、校正刷りに類似した色校正用として利用されうる。
本発明の熱転写感光材料を露光するのに使用される光源
は、着色層を有効に不溶化させうるものであればよく、
各種水銀灯、カーボンアーク灯、キセノンランプ、メタ
ルハライドランプ、ケミカル蛍光灯などを使用すること
ができる。
本発明を更に明確にするため以下実施例を示すが本発明
はこれ等に限定されるものではない。
実施例中、配合量「部」は全て重量部を示す。
実施例1 2軸延伸した厚さ75μのポリエチレンテレフタレートフ
イルムを支持体としてその片面に塩化ビニルと酢酸ビニ
ルの共重合体の酢酸エチル溶液を塗布、乾燥して3μの
厚さの中間層を形成し、次いでこの上に ポリビニルアルコール(平均重合度1700〜2400、 鹸化度98.5±0.5%)10%水溶液 100部 パラジアゾジフエニルアミンとホルムアルデヒ ドの縮合物 0.8部 顔料分散液(カーボンブラック20%水分散液) 4部 水 100部 イソプロピルアルコール 10部 の組成の溶液を塗布乾燥して3μの厚さの着色層を形成
し、ブラック用の熱転写感光材料を得た。
上記着色層形成液のカーボンブラックの代りにフタロシ
アニンブルー、パーマネントカーミンFB及びパーマネ
ントイエローHRをそれぞれ用いて、シアン、マゼンタ
及びイエロー用の熱転写感光材料を同様にして得た。
但し顔料分散液は以下の配合でインキ練り機で、3時間
分散により得た。
顔料 60部 非イオン活性剤(ポリエチレングリコール アルキルフエニルエーテル主体) 1部 水 240部 上記ブラック用熱転写感光材料の着色感光面にブラック
(スミ)版用の色分解網ネガフイルムを密着させ、2K
Wの高圧水銀灯で1mの距離から60秒間露光を与え、そ
の後非露光部を1Kg/cm2に加圧したノズルから噴出
する常温水で水洗溶去し、水切りの後50℃の温風で乾燥
し、ブラックに着色したポジ画像を得た。
シアン、マゼンタ、イエロー用の熱転写感光材料につい
ても各々対応する色分解網ネガフイルムを用い、それぞ
れ上記と同様の操作を行ない(露光時間のみ異なり各々
20秒、30秒、40秒)シアン、マゼンタ、イエローに着色
したポジ画像を得た。いずれとも解像性に優れていた。
これら4種の着色ポジ画像を有するフイルムを重ね、白
紙の上で観察すると各々の色が合成され、多色画像が認
められ、簡易校正、チエック用としても使用できた。
更に、坪量127.9g/mのコート紙を支持体として、そ
の片面に塩化ビニルと塩化ビニリデンの共重合体の酢酸
エチル/トルエン溶液を塗布、乾燥して6μの厚さの熱
融着層を形成して、被転写材料を得た後、この被転写面
(熱融着層)上に、前記ポジ画像を有するブラック用熱
転写感光材料の画像面を重ね、100℃に加熱したローラ
ーで押圧してから熱転写感光材料の支持体つまりポリエ
チレンテレフタレートフイルムを剥離すると、着色ポジ
画像は中間層と共に被転写材料の被転写面上に容易に転
写された。また転写後の密着性は良好であった。
次いで上記ブラックに着色したポジ画像を転写した上
に、前記シアン、マゼンタ、イエローのポジ画像を有す
る熱転写感光材料を用い、順次同様の操作で熱転写する
ことにより、コート紙上に4色からなるポジ画像を得
た。2色目〜4色目の転写も容易で転写後の密着性も良
好であった。これは最終印刷物に酷似しており、印刷機
で刷るまでもなく色校正等が容易に行なえ、つまりプレ
プレスカラープルーフとして有効に使用できた。各色の
見当合せを厳密に行なうには通常のレジスターピンシス
テムによることができる。
実施例2 実施例1の熱転写感光材料において、中間層のみ第1層
(支持体上に直接積層されるべきもの)として、酢酸ビ
ニルとアクリル酸エステルの共重合体エマルジョンを用
い、第2層(第1層の上に積層されるべきもの)とし
て、塩化ビニルと塩化ビニリデンの共重合体の酢酸エチ
ル/トルエン溶液を用い塗布、乾燥し、それぞれ2μ、
3μ、両層合せて5μのものに代え、あとは全て同様に
して行なっても実施例1とまったく同様の結果を得た。
実施例3 実施例1と同じ支持体の片面に、エチレンと塩化ビニル
の共重合体エマルジョンとポリアクリルアマイドの水溶
液の混合液(固型分比85:15)を塗布乾燥し、次いで塩
化ビニリデンとアクリロニトリルの共重合体と飽和ポリ
エステル樹脂の混合溶液(溶媒はトルエン、酢酸エチ
ル、ジメチルホルムアマイドの混合溶媒で、高分子物質
の固型分比率は70:30)をその上に更に塗布、乾燥し、
それぞれ厚さ2μ、両層合せて4μの厚さの中間層を形
成し、次いでこの上に ポリアクリルアミド15%水溶液 100部 (粘度20℃にて20,000cps) パラジアゾジフエニルアミンとホルムアルデヒ ドの縮合物 1部 顔料分散液(カーボンブラック20%水分散液) 12部 水 180部 イソプロピルアルコール 20部 の組成の溶液を塗布乾燥して2μの厚さの着色層を形成
し、ブラック用の熱転写感光材料を得た。
上記着色層形成液のカーボンブラックの代りに、フタロ
シアニンブルー、パーマネントカーミンFB及びパーマ
ネントイエローHRをそれぞれ用いて、シアン、マゼン
タ及びイエロー用の熱転写感光材料を同様にして得た。
(但し顔料分散条件は実施例1に同じ)該熱転写感光材
料を実施例1と同じ方法で焼きつけ、水洗現像すること
により、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエロ
ーに着色したポジ画像を得た。適性焼付時間はそれぞれ
70、30、40、50秒であった。
更に酸化チタンを内添し2軸延伸した厚さ125μの乳白
ポリエチレンテレフタレートフイルムを支持体としてそ
の片面にエチレンと酢酸ビニルの共重合体と飽和ポリエ
ステル樹脂の混合溶液(溶媒はトルエン、酢酸エチル主
体で高分子物質の固型分比率は50:50)を塗布乾燥して
5μの厚さの熱融着層を形成して、被転写材料を得た
後、実施例1と同様の操作で着色画像を順次被転写材料
上に転写し、4色像を得た。この場合には加熱ローラー
の表面温度が90℃でも転写が容易であった。これもプレ
プレスカラープルーフとして使用できた。
実施例4 実施例1において熱転写感光材料の着色層形成液のポリ
ビニルアルコール10%水溶液に代えてゼラチン(株式会
社ニッピ製S−778)10%水溶液を使用しても同様の結
果を得た。
実施例5 実施例3において熱転写感光材料の着色層形成液のポリ
アクリルアミド15%水溶液に代えて、アクリルアミドと
ダイアセトンアクリルアミドの共重合体(共重合比6:
4、平均重合度1000)の15%水溶液を用いても実施例3
と同様の工程を終ることによりプレプレスカラープルー
フとしての機能を有する4色像を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の多色画像形成方法を示し
た説明図であり、第1図は熱転写感光材料の説明図、第
2図は被転写材料の説明図、第3図は画像形成の[段階
1]の説明図、第4図は画像形成の[段階2]の説明
図、第5図は4色多色画像の場合の最終画像構成を示す
説明図である。 ……透明支持体 ……中間層 ……光により水不溶化する着色層 ……支持体 ……熱融着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−41830(JP,A) 特公 昭49−441(JP,B1) 特公 昭46−15326(JP,B1)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明支持体上に、溶液型もしくは分散液型
    の皮膜形成性の高分子物質より層成されかつ室温では非
    粘着性で熱転写時の熱により粘着性,融着性となる熱融
    着性の中間層を介して、水に可溶でかつ光により不溶化
    する着色層を設けてなる熱転写感光材料を (1)陰画原稿を通して該感光材料の活性光線により密着
    露光させ、しかる後非露光部を水洗溶去して、画像を形
    成する段階 (2)非画像部(非露光部)に前記の熱融着性の中間層が
    露出している該形成画像面を更に溶液型もしくは分散液
    型の皮膜形成性の高分子物質より層成されかつ室温では
    非粘着性で熱転写時の熱により粘着性,融着性となる熱
    融着層を有する被転写材料の熱融着層面と密着させ、加
    熱加圧させて該形成画像面の非画像部の熱融着性中間層
    と被転写材料の熱融着層との相互融着を主体とした熱転
    写を行いしかる後、透明支持体を中間層から剥ぎとり、
    着色画像を中間層と共に被転写材料に転写させる段階 で処理することからなり、段階(1)で感光材料の着色層
    の色調の異なるものを用意し、それぞれの色調に応じて
    陰画原稿を選択し、密着露光、水洗溶去し、画像を形成
    し段階(2)でそれらのうち特定の色調の着色画像を被転
    写材料に転写した後、 (3)更に上記とは異なる色調の着色画像の形成された感
    光材料の画像面を、段階(2)で得た転写済みの被転写材
    料の既転写面と密着させ、加熱加圧させて前出の熱転写
    を行い、しかる後透明支持体を中間層から剥ぎとり、着
    色画像を中間層と共に被転写材料の既転写面上に転写さ
    せる段階 で処理することを特徴とする多色画像の形成方法。
  2. 【請求項2】3色目以降の異なる色調の着色画像を段階
    (3)を繰り返して同様に被転写材料の既転写面上に転写
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多色
    画像の形成方法。
  3. 【請求項3】透明支持体上に、溶液型もしくは分散液型
    の皮膜形成性の高分子物質より層成されかつ室温では非
    粘着性で熱転写時の熱により粘着性,融着性となる熱融
    着性の中間層を介して、水に可溶でかつ光により不溶化
    する着色層を設けてなる熱転写感光材料を (1)陰画原稿を通して該感光材料の活性光線により密着
    露光させ、しかる後非露光部を水洗溶去して、画像を形
    成する段階 (2)非画像部(非露光部)に前記の熱融着性の中間層が
    露出している該形成画像面を更に溶液型もしくは分散液
    型の皮膜形成性の高分子物質より層成されかつ室温では
    非粘着性で熱転写時の熱により粘着性,融着性となる熱
    融着層を有する被転写材料の熱融着層面と密着させ、加
    熱加圧させて該形成画像面の非画像部の熱融着性中間層
    と被転写材料の熱融着層との相互融着を主体とした熱転
    写を行い、しかる後、透明支持体を中間層から剥ぎと
    り、着色画像を中間層と共に被転写材料に転写させる段
    階 で処理することからなり、段階(1)で感光材料の着色層
    の色調の異なるものを用意し、それぞれの色調に応じて
    陰画原稿を選択し、密着露光、水洗溶去し、画像を形成
    し段階(2)でそれらのうち特定の色調の着色画像を被転
    写材料に転写した後、 (3)更に上記とは異なる色調の着色画像の形成された感
    光材料の画像面を、段階(2)で得た転写済みの被転写材
    料の既転写面と密着させ、加熱加圧させて前出の熱転写
    を行い、しかる後透明支持体を中間層から剥ぎとり、着
    色画像を中間層と共に被転写材料の既転写面上に転写さ
    せる段階で処理する多色画像の形成方法に使用される熱
    転写感光材料において、熱融着性の中間層は、水に不溶
    で色相および透明性を害することない、室温では非粘着
    性で熱により粘着性、融着性となり、かつ室温では透明
    支持体と容易に剥離可能であり、この上層に塗設される
    べき光により不溶化する着色層とは特に光不溶化後にお
    いて十分なる接着性を有するものから選択されることを
    特徴とする多色画像形成材料。
  4. 【請求項4】中間層が2層からなる場合には、2層いず
    れとも色相および透明性を害することのない、室温では
    非粘着性で熱により粘着性、融着性となりうるものであ
    り、且つ支持体上に直接接すべき第1層は特に支持体と
    室温では容易に剥離可能であり、その上に積層されるべ
    き第2層は、特に水に可溶で光により不溶化する着色層
    とは特に光不溶化後において十分なる接着性を有するも
    のから選択されることを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載の多色画像形成用材料。
  5. 【請求項5】透明支持体上に、溶液型もしくは分散液型
    の皮膜形成性の高分子物質より層成されかつ室温では非
    粘着性で熱転写時の熱により粘着性,融着性となる熱融
    着性の中間層を介して、水に可溶でかつ光により不溶化
    する着色層を設けてなる熱転写感光材料を (1)陰画原稿を通して該感光材料の活性光線により密着
    露光させ、しかる後非露光部を水洗溶去して、画像を形
    成する段階 (2)非画像部(非露光部)に前記の熱融着性の中間層が
    露出している該形成画像面を更に溶液型もしくは分散液
    型の皮膜形成性の高分子物質より層成されかつ室温では
    非粘着性で熱転写時の熱により粘着性,融着性となる熱
    融着層を有する被転写材料の熱融着層面と密着させ、加
    熱加圧させて該形成画像面の非画像部の熱融着性中間層
    と被転写材料の熱融着層との相互融着を主体とした熱転
    写を行い、しかる後、透明支持体を中間層から剥ぎと
    り、着色画像を中間層と共に被転写材料に転写させる段
    階 で処理することからなり、段階(1)で感光材料の着色層
    の色調の異なるものを用意し、それぞれの色調に応じて
    陰画原稿を選択し、密着露光、水洗溶去し、画像を形成
    し段階(2)でそれらのうち特定の色調の着色画像を被転
    写材料に転写した後、 (3)更に上記とは異なる色調の着色画像の形成された感
    光材料の画像面を、段階(2)で得た転写済みの被転写材
    料の既転写面と密着させ、加熱加圧させて前出の熱転写
    を行い、しかる後透明支持体を中間層から剥ぎとり、着
    色画像を中間層と共に被転写材料の既転写面上に転写さ
    せる段階で処理する多色画像の形成方法に使用される熱
    転写感光材料において、水に可溶で、かつ光により不溶
    化する着色層は、皮膜形成性の水溶性高分子物質と光不
    溶化剤及び着色剤とを主成分とすることを特徴とする多
    色画像形成材料。
  6. 【請求項6】着色層の皮膜形成性の水溶性高分子物質が
    ポリビニルアルコール、ゼラチン、ポリアクリルアミド
    及びその共重合物から選ばれる1種又は2種以上よりな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の多色画
    像形成用材料。
  7. 【請求項7】着色層の光不溶化剤がジアゾニウム塩の縮
    合物、特にパラジアゾジフエニルアミンのホルマリン縮
    合物であることを特徴とする特許請求の範囲第5項又は
    第6項記載の多色画像形成用材料。
  8. 【請求項8】着色層の着色剤が水に分散可能の着色顔料
    であることを特徴とする特許請求の範囲第5項ないし第
    7項までのいずれか1項記載の多色画像形成用材料。
  9. 【請求項9】透明支持体上に、溶液型もしくは分散液型
    の皮膜形成性の高分子物質より層成されかつ室温では非
    粘着性で熱転写時の熱により粘着性,融着性となる熱融
    着性の中間層を介して、水に可溶でかつ光により不溶化
    する着色層を設けてなる熱転写感光材料を (1)陰画原稿を通して該感光材料の活性光線により密着
    露光させ、しかる後非露光部を水洗溶去して、画像を形
    成する段階 (2)非画像部(非露光部)に前記の熱融着性の中間層が
    露出している該形成画像面を更に溶液型もしくは分散液
    型の皮膜形成性の高分子物質より層成されかつ室温では
    非粘着性で熱転写時の熱により粘着性,融着性となる熱
    融着層を有する被転写材料の熱融着層面と密着させ、加
    熱加圧させて該形成画像面の非画像部の熱融着性中間層
    と被転写材料の熱融着層との相互融着を主体とした熱転
    写を行い、しかる後、透明支持体を中間層から剥ぎと
    り、着色画像を中間層と共に被転写材料に転写させる段
    階 で処理することからなり、段階(1)で感光材料の着色層
    の色調の異なるものを用意し、それぞれの色調に応じて
    陰画原稿を選択し、密着露光、水洗溶去し、画像を形成
    し段階(2)でそれらのうち特定の色調の着色画像を被転
    写材料に転写した後、 (3)更に上記とは異なる色調の着色画像の形成された感
    光材料の画像面を、段階(2)で得た転写済みの被転写材
    料の既転写面と密着させ、加熱加圧させて前出の熱転写
    を行い、しかる後透明支持体を中間層から剥ぎとり、着
    色画像を中間層と共に被転写材料の既転写面上に転写さ
    せる段階で処理する多色画像の形成方法に使用される熱
    融着層を有する被転写材料は、紙、プラスチックフィル
    ム、紙/プラスチック複合材料、ガラス板、金属板等の
    支持体上に直接もしくは表面処理をほどこしたものの、
    少なくとも片面に、前記の熱融着層が積層されているこ
    とを特徴とする多色画像形成用材料。
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