JPH0656035U - 基板搬送装置における基板ストッパー機構 - Google Patents

基板搬送装置における基板ストッパー機構

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JPH0656035U
JPH0656035U JP409993U JP409993U JPH0656035U JP H0656035 U JPH0656035 U JP H0656035U JP 409993 U JP409993 U JP 409993U JP 409993 U JP409993 U JP 409993U JP H0656035 U JPH0656035 U JP H0656035U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送手段により自動搬送される実装基板を確
実、かつ、安定的に一時停止させることができるストッ
パー機構の提供。 【構成】 位置固定された基準ガイド枠13と、この基
準ガイド枠13に対しその幅方向での平行移動を自在に
配設された移動ガイド枠15とを備え、これらのガイド
枠13,15のそれぞれには実装基板25を載置して自
動搬送するための搬送手段16を配設してなる基板搬送
装置において、少なくとも前記基準ガイド枠13の側に
は、その不必要時には基準ガイド枠13上へと斜め上方
向に自動退避し、必要時には前記搬送手段16を介して
搬送される実装基板25の前端面25aに当接すべく斜
め下方向へと自動進出してその進行を阻止するストッパ
ー片21を具備する基板ストッパー手段17を配設し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は基板搬送装置におけるストッパー機構に係り、さらに詳しくは、搬 送手段により自動搬送される実装基板を確実、かつ、安定的に一時停止させるこ とができる基板搬送装置におけるストッパー機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子部品搭載後のいわゆる実装基板は、被測定基板として実装基板検査ライン を構成している基板検査装置の側に搬入され、この基板検査装置においてその良 否が判別され、検査後に搬出されるようになっている。
【0003】 この場合、基板検査装置への実装基板の搬入や、検査後の基板検査装置からの 搬出は、通常、自動化された基板搬送装置を介することで行われている。
【0004】 ところで、上記基板搬送装置においては、例えば次工程への移行や、ライン上 での位置決めなどの必要から、実装基板の搬送を意図的に一時停止させる必要が 生ずる場合がある。
【0005】 図3は、このような必要から、実装基板の搬送を一時的に停止させる場合に採 用されているストッパー機構の従来例を示す要部説明図である。
【0006】 同図によれば、基板搬送装置は、位置固定された基準ガイド枠1と、この基準 ガイド枠1に対しその幅方向での平行移動を自在に配設された移動ガイド枠2と を備え、移動ガイド枠2の側を移動させることで、相互の間隔を所望するものに 設定することができるようになっている。
【0007】 また、これらの基準ガイド枠1と移動ガイド枠2とは、無端搬送ベルト3,4 を備えており、これらの無端搬送ベルト3,4上に被搬送物としての実装基板5 が載置され、自動搬送されるようになっている。
【0008】 しかも、無端搬送ベルト3,4相互間にあってその位置する高さよりも下方も しくは上方には、基板ストッパー手段6が配置されている。
【0009】 この場合における基板ストッパー手段6は、空気圧によりその駆動が制御され るアクチュエータ構造となっており、必要時に実装基板5の前端面5aに当接す るように作動杆7を退避位置から突出させることで、実装基板5を一時的に停止 させることができるようになっている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図3に示す基板ストッパー手段6によっても被搬送物としての実装 基板5を意図的に一時停止させることはできる。
【0011】 しかし、被搬送物としての実装基板5が比較的大型で重量のあるものである場 合には、移動ガイド枠2を拡開方向に平行移動させた後、無端搬送ベルト3,4 上に載置されることから、定位置に固定的に配置されている基板ストッパー手段 6における作動杆7は、実装基板5の前端面5aの一方の側に偏った位置に当接 することになり、その結果、作動杆7に当接した実装基板5はこの作動杆7を軸 に無端搬送ベルト3,4上で回転することになり、次工程への搬送に支障を来す ばかりでなく、実装基板5自体も破損するなど構造的な悪影響を受けるおそれが あった。
【0012】 また、基板ストッパー手段6自体を比較的座高の高い電子部品を搭載した実装 基板5に対しても対応させようとする場合には、前記作動杆7の出没ストローク もそれだけ大きくとる必要があり、結果的に比較的長く形成した作動杆7を作動 させることで実装基板5を停止させなければならず、実装基板5と当接した際の 負荷である圧力等のストレスが基板ストッパー手段6にかかり故障等の悪影響を 受ける不都合もあった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この考案は従来技術にみられた上記課題に鑑みてなされたものであり、その構 成上の特徴は、位置固定された基準ガイド枠と、この基準ガイド枠に対しその幅 方向での平行移動を自在に配設された移動ガイド枠とを備え、これらのガイド枠 のそれぞれには実装基板を載置して自動搬送するための搬送手段を配設してなる 基板搬送装置であって、少なくとも前記基準ガイド枠の側には、その不必要時に は基準ガイド枠上へと斜め上方向に自動退避し、必要時には前記搬送手段を介し て搬送される実装基板の前端面に当接すべく斜め下方向へと自動進出してその進 行を阻止するストッパー片を具備する基板ストッパー手段を配設したことにある 。
【0014】 また、前記基板ストッパー手段は、基準ガイド枠と移動ガイド枠との双方に対 となって対向するようにして配置することもできる。
【0015】
【作用】
このため、搬送手段を介して搬送される実装基板を所定位置にて一時的に停止 させようとするときは、基板ストッパー手段を作動させることでストッパー片を 斜め下方向に位置する実装基板の通過地点へと自動進出させることがで、搬送さ れてくる実装基板の前端面に当接させてその進行を阻止することができる。
【0016】 また、実装基板を停止させることなくそのまま搬送させたり、一時停止状態に ある実装基板を再搬送しようとする場合には、基準ガイド枠上に位置するように ストッパー片を斜め上方向へと自動退避させることができるので、搭載されてい る電子部品の座高を考慮することなく基板ストッパー手段を配置することができ る。
【0017】 特に、基準ガイド枠と移動ガイド枠との双方に対となって対向するようにして 基板ストッパー手段を配置してある場合には、大型で重量のある実装基板であっ ても一対のストッパー片をその前端面に当接させることで、2点支持することが でき、安定した姿勢のもとで一時停止させることができる。
【0018】
【実施例】
以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
【0019】 図1は、この考案の一実施例を示す要部説明図であり、その全体は、装置本体 11側に固定配置された基準側板12に固設される基準ガイド枠13と、基準側 板11の側に対しその幅方向での平行移動を自在に配置された移動側板14に固 設される移動ガイド枠15とを備えて構成されている。
【0020】 また、基準ガイド枠13と移動ガイド枠15とのそれぞれには、図示しない駆 動用モータを介することで駆動制御された無端搬送ベルトなどからなる搬送手段 16,16が配設されており、実装基板は、これらの搬送手段16,16に載置 することで自動搬送されるようになっている。
【0021】 また、前記基準ガイド枠13の側と移動ガイド枠15の側とのそれぞれには、 その不必要時である実装基板25を自動搬送させる場合に、対応する基準ガイド 枠13上もしくは移動ガイド枠15上へと斜め上方向に自動退避し、必要時であ る実装基板25を一時停止させようとする場合に、搬送手段16,16を介して 搬送される実装基板25が位置する方向である斜め下方向へと自動進出してその 前端面25aに当接する当接面21aを有するストッパー片21を備えた基板ス トッパー手段17が対向する配置関係のもとで対となって配設されている。
【0022】 この場合の基板ストッパー手段17は、空気圧により駆動制御されるシリンダ ー本体部18と、このシリンダー本体部18にその進退制御を自在にして配設さ れる駆動杆部19と、この駆動杆部19の進退に従動しつつその左右方向からこ れをガイドすべくシリンダー本体部18に配設される一対の支杆部20,20と を備え、前記ストッパー片21は、これら駆動杆部19と支杆部20とのそれぞ れの先端部に固着することで配設されている。
【0023】 しかも、基板ストッパー手段17のそれぞれは、基準側板12と移動側板14 とに各別に添設されている保持板22の上部を外側方向へと折り上げて形成され るそれぞれの傾斜載置部23にシリンダー本体部18を固定配置することで、所 望する俯角のもとで斜め下方向へと駆動杆部19と連結させたストッパー片21 を送り出すことができるようになっている。
【0024】 なお、この場合、ストッパー片21については、駆動杆部19自体の長さを常 に一定とするなかで、シリンダー本体部18の側からの設定俯角や、シリンダー 本体部18を載置する保持板22の傾斜載置部23の設定高さを適宜選択するこ とで、実装基板25の前端面25aへの当接位置を規制することができる。
【0025】 また、ストッパー片21自体の配置形状は、図示例のようにその垂直面21b 相互が対面するようにしてそれぞれの駆動杆部19に固着される三角柱形状を呈 するもののほか、実装基板の前端面に対しある程度の広がりを持った面として当 接する当接面21aを備えた柱状もしくは板状の部材を用いて形成することがで きる。
【0026】 なお、以上は、図示例に基づき基板ストッパー手段17を基準ガイド枠13と 移動ガイド枠15との双方に配置した場合について説明したが、大型で重量のあ る実装基板25に対処する必要が特にない場合には、基準ガイド枠13の側にの み基板ストッパー手段17を配設し、これにより実装基板25を一時停止させる ようにすることもできる。
【0027】 この考案は上述したようにして構成されているので、実装基板25を停止させ ることなくそのまま搬送させたり、一時停止状態にある実装基板25を再搬送し ようとする場合には、基準ガイド枠13上と移動ガイド枠15上とのそれぞれに 対応するストッパー片21が位置するように斜め上方向へと図2の(イ)に示す ようにして自動退避させることができるので、搭載されている電子部品の座高な どを考慮することなく基板ストッパー手段17を配置することができる。
【0028】 また、搬送手段16,16を介して搬送される実装基板25を所定位置にて一 時的に停止させようとするときは、基板ストッパー手段17を作動させることで ストッパー片21を斜め下方向に位置する実装基板25の通過地点へと図2の( ロ)に示すようにして自動進出させることができ、搬送されてくる実装基板25 の前端面25aにストッパー片21の当接面21aを当接させてその進行を阻止 することができる。
【0029】 しかも、このように駆動杆部19を進出させることでストッパー片21を実装 基板25の前端面25aに当接させた際には、駆動杆部19の両側に配置されて いる支杆部20も追随して進出してきているので、当接時の駆動杆部19への負 荷である押圧力などの物理的なストレスを支杆部20の側にも分散して支持させ ることができ、基板ストッパー手段17を常に安定的に作動させることができる 。
【0030】 特に、基準ガイド枠13と移動ガイド枠15との双方に対となって対向するよ うにして基板ストッパー手段17が配置されている場合には、大型で重量のある 実装基板25であっても一対のストッパー片21,21のそれぞれの当接面21 aをその前端面25aに当接させて2点支持することができ、安定した姿勢のも とで一時停止させることができる。
【0031】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案によれば、搬送される実装基板を所定位置にて一時 的に停止させようとするときは、ストッパー片を斜め下方向に位置する実装基板 の通過地点へと比較的短いストロークのもとで自動進出させることができるので 、ストッパー片を実装基板の前端面に対し安定的に当接させることができる。
【0032】 また、実装基板を停止させずにそのまま搬送させたり、一時停止状態にある実 装基板を再搬送しようとする場合には、対応するガイド枠上に位置するようにス トッパー片を斜め上方向へと自動退避させることができるので、搭載されている 電子部品の座高を考慮することなく基板ストッパー手段を配置することができ、 設計上の自由度を大きくすることができる。
【0033】 特に、基準ガイド枠と移動ガイド枠との双方に対となって対向するようにして 基板ストッパー手段が配置されている場合には、大型で重量のある実装基板であ っても一対のストッパー片をその前端面に当接させることで、2点支持すること ができ、安定した姿勢のもとで一時停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す要部説明図である。
【図2】図1に示す実施例についてその作動状態を示す
説明図であり、(イ)はストッパー片の退避状態を、
(ロ)は進出状態をそれぞれ示す。
【図3】従来からあるストッパー機構の一例を示す要部
説明図である。
【符号の説明】
11 装置本体 12 基準側板 13 基準ガイド枠 14 移動側板 15 移動ガイド枠 16 搬送手段 17 基板ストッパー手段 18 シリンダー本体部 19 駆動杆部 20 支杆部 21 ストッパー片 21a 当接面 21b 垂直面 22 保持板 23 傾斜載置部 25 実装基板 25a 前端面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置固定された基準ガイド枠と、この基
    準ガイド枠に対しその幅方向での平行移動を自在に配設
    された移動ガイド枠とを備え、これらのガイド枠のそれ
    ぞれには実装基板を載置して自動搬送するための搬送手
    段を配設してなる基板搬送装置において、少なくとも前
    記基準ガイド枠の側には、その不必要時には基準ガイド
    枠上へと斜め上方向に自動退避し、必要時には前記搬送
    手段を介して搬送される実装基板の前端面に当接すべく
    斜め下方向へと自動進出してその進行を阻止するストッ
    パー片を具備する基板ストッパー手段を配設したことを
    特徴とする基板搬送装置におけるストッパー機構。
  2. 【請求項2】 前記基板ストッパー手段は、基準ガイド
    枠と移動ガイド枠との双方に対となって対向するように
    して配置したことを特徴とする請求項1記載の基板搬送
    装置における基板ストッパー機構。
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