JPH0655881A - Idカード発行装置 - Google Patents

Idカード発行装置

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JPH0655881A
JPH0655881A JP4211284A JP21128492A JPH0655881A JP H0655881 A JPH0655881 A JP H0655881A JP 4211284 A JP4211284 A JP 4211284A JP 21128492 A JP21128492 A JP 21128492A JP H0655881 A JPH0655881 A JP H0655881A
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Japan
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image
card
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identification cards
dye
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JP4211284A
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Kunihiro Koshizuka
国博 腰塚
Toshihisa Takeyama
敏久 竹山
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カールの発生を防止するとともに高速印字性
能を有するIDカード発行装置を提供すること。 【構成】 本発明のIDカード発行装置は、IDカード
用基材の受像層に熱拡散性色素含有の感熱転写記録用イ
ンクシートにより画像を形成する画像転写部と、該画像
転写部にIDカード用基材を供給するために複数のID
カードを保存す形成前に加熱する、および/またはID
カード用基材供給部におけるIDカード用基材を保存中
に加熱する、予備加熱手段とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIDカード発行装置に関
し、さらに詳しくは、高速印字性能を有するとともにカ
ール発生のないIDカードを製造することのできるID
カード発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、身
分証明書、運転免許証、会員証等の多くのIDカードが
使用されている。IDカードには通常、カード所持者を
確認するための人物画像と、各種の記載事項とがある。
人物画像は、通常、濃淡画像で形成されているので、こ
れは階調情報含有画像であると言うことができる。
【0003】近年、美麗な画像が簡易に形成することが
できるという理由から、昇華型熱転写方式により階調情
報含有画像を形成してなるIDカードが出現している。
この昇華型熱転写方式とは、一般に、支持体上に受像層
を形成してなる受像シートの受像層と、熱拡散性色素
(昇華性色素を含む。)を含有するインク層を支持体上
に有する感熱転写記録用インクシートのインク層とを重
ね合わせ、イメージワイズに加熱することにより、前記
受像層に熱拡散性色素を拡散移動させ、もって受像層中
に、たとえば人物画像等の階調情報含有画像を形成する
方法を言う。
【0004】ところで、上記昇華型熱転写方式を利用し
た従来のIDカードの発行装置は、IDカードにカール
が発生し易いという問題点があり、その解決策が望まれ
ていると同時に、さらに印字性能の高速化を図ることが
要望されている。本発明は上記要望に応えるIDカード
発行装置を提供するものである。すなわち、本発明の目
的は、高速印字性能を有するとともにカール発生のない
IDカードを製造することのできるIDカード発行装置
を提供することにある。
【0005】
【前記課題を解決するための手段】前記目的を達成する
ための本発明は、IDカード用基材における受像層に熱
拡散性色素含有の感熱転写記録用インクシートにより画
像を形成する画像転写部と、複数のIDカード用基材を
収容し、前記画像転写部にIDカード用基材を供給する
IDカード用基材供給部と、前記画像転写部における画
像形成前のIDカード用基材および/またはIDカード
用基材供給部におけるIDカード用基材を加熱する予備
加熱手段とを備えてなることを特徴とするIDカード発
行装置である。
【0006】
【作用】本発明のIDカード発行装置においては、ID
カード用基材供給部に収納されたIDカード用基材を画
像転写部に搬送し、画像転写部において熱拡散性色素含
有の感熱転写記録用インクシートを用いてIDカード用
基材に画像を転写することにより、画像を有するIDカ
ードが作成される。本発明においては、予備加熱手段を
設けることにより、画像転写部におけるIDカード用基
材を画像形成前に加熱したり、IDカード用基材供給部
におけるIDカード用基材を保存中に加熱したり、ある
いは両者の加熱を同時に行う。このように予備加熱する
と、画像形成時において熱エネルギ−の供給量が少なく
て済むので高速印字が可能になるばかりか、熱転写によ
りIDカード用基材表面に画像が形成された画像部と画
像の形成されていない非画像部との温度勾配が小さくな
ることによりIDカード用基材を構成している樹脂の収
縮の差を低減することによってカールの発生を未然に防
止することができる。
【0007】
【実施例】以下、図示する一実施態様に基いて本発明を
詳細に説明する。図1に示す本発明の一実施態様である
IDカード発行装置は、複数のIDカード用基材1を重
ねて収容するIDカード用基材供給部2と、この後段に
イエロ−色素画像転写部3と、マゼンタ色素画像転写部
4と、シアン画像転写部5とを順次に備えている。そし
て、イエロ−色素画像転写部3、マゼンタ色素画像転写
部4、シアン色素画像転写部5の各画像転写部の入口に
は、IDカード用基材1を送り込むそれぞれ一対の送り
ロ−ラ3a、4a、5aが設けられるとともに、シアン
画像転写部5の出口にはIDカード用基材1の取り出し
ロ−ラ5bが一対設けられている。
【0008】IDカード用基材供給部2には、IDカー
ド1aを多数枚積み重ねて収容する収納部の上開口部に
最上部のIDカード1aから順にIDカード1を送り出
す送りロ−ラ2aが設けられている。この収容部の底に
は、重ねた多数枚のIDカード1aの最上部に位置する
IDカード1aが常に前記送りローラ2aに押しつけら
れるように、重ねた多数枚のIDカード1aを上開口部
に向かって付勢する付勢部材(図示せず。)が備えられ
ている。
【0009】その上開口部を除く周囲には、加熱装置6
が設けられている。この加熱装置6としては、IDカー
ド用基材1を効率的に加熱することができるのであれば
特に制約がなく、たとえば電熱方式加熱装置、温風加熱
装置、サ−マルヘッド加熱装置、赤外線加熱装置、レ−
ザ−加熱装置などを挙げることができる。これら各種の
加熱装置の中でも温風加熱装置、赤外線加熱装置、電熱
方式加熱装置が好ましい。
【0010】加熱装置6を取り付ける箇所は、IDカー
ド用基材供給部2の外周に限らず、加熱装置の種類によ
りIDカード用基材供給部2の内側に設けることもでき
る。また、加熱装置は、取り出されるIDカードが均一
に予備加熱される限りIDカード用基材供給部2の全体
を予備加熱しても良いし、部分的に予備加熱しても良
い。
【0011】加熱装置6による加熱温度は、30℃以上
が好ましく、IDカード用基材の耐熱性によって異なる
が30℃〜80℃の範囲がより好ましい。ここで言う加
熱温度とは、IDカード用基材表面が加熱手段によって
加熱されたときのIDカード用基材表面の温度である。
加熱温度が30℃以下であると本発明の目的とする効果
が殆ど奏されず、また、80℃以上である場合には逆に
基材を構成している熱可塑性樹脂が熱変形する等の不具
合が生じる。
【0012】イエロ−色素画像転写部3は、イエロ−色
素を含む感熱転写記録用インクシート7と該インクシー
ト7の供給ロ−ル8と、該インクシート7の巻き取りロ
−ル9と該インクシートの背面から熱エネルギ−を供給
するサ−マルヘッド10と、プラテンロール11と、そ
してIDカード用基材供給部2から送られてくるIDカ
ード用基材1を予備加熱するための加熱装置12とを備
えている。
【0013】この加熱装置12としては、機能的には前
記IDカード用基材供給部2の加熱装置6と同様であ
り、加熱温度も30℃以上が好ましく、IDカード用基
材の耐熱性によって異なるが、30℃〜80℃の範囲が
より好ましい。
【0014】マゼンタ色素画像転写部4は、マゼンタ色
素を含む感熱転写記録用インクシート13と該インクシ
ート13の供給ロ−ル14と、該インクシート13の巻
き取りロ−ル15と該インクシート13の背面から熱エ
ネルギ−を供給するサ−マルヘッド16と、プラテンロ
−ル17と、そしてイエロ−色素画像転写部3から送ら
れてくるIDカード用基材1を予備加熱するための加熱
装置18とを備えている。
【0015】この加熱装置18としては、機能的には前
記IDカード用基材供給部2の加熱装置6と同様であ
り、加熱温度も30℃以上が好ましく、IDカード用基
材の耐熱性によって異なるが、30℃〜80℃の範囲が
より好ましい。
【0016】シアン画像転写部5は、シアン色素を含む
感熱転写記録用インクシート19と該インクシート19
の供給ロ−ル20と、該インクシート19の巻き取りロ
−ル21と該インクシート19の背面から熱エネルギ−
を供給するサ−マルヘッド22と、プラテンロ−ル23
と、そしてマゼンタ色素画像転写部4から送られてくる
IDカード用基材1を予備加熱するための加熱装置24
とを備えている。
【0017】この加熱装置24としては、機能的には前
記IDカード用基材供給部2の加熱装置6と同様であ
り、加熱温度も30℃以上が好ましく、IDカード用基
材の耐熱性によって異なるが、30℃〜80℃の範囲が
より好ましい。
【0018】以上の構成を有するIDカード発行装置に
おいて、IDカード用基材供給部2において加熱装置6
で予備加熱されたIDカード用基材1は、イエロ−色素
画像転写部3において加熱装置12でさらに適温に予備
加熱されてから、プラテンロール11上で感熱転写記録
用インクシート7と重ね合わされる。この際、IDカー
ド用基材1の受像層の表面と、感熱転写記録用インクシ
ート7のインク層の表面とが接触するようにする。こう
してから、IDカード用基材1と感熱転写記録用インク
シート7との界面にサ−マルヘッド10から熱エネルギ
−がイメ−ジワイズに供給される。これにより、感熱転
写記録用インクシート7のインク層に含まれていたイエ
ロ−色素がIDカード用基材1の受像層に拡散移行し、
そこにイエロ−色素による画像が形成される。画像形成
後は、感熱転写記録用インクシート7はIDカード用基
材1から引き離されて、巻き取りロ−ラ9に巻き取られ
る。
【0019】次に、この画像を形成したIDカード用基
材1はマゼンタ色素画像転写部4に送り込まれ、加熱装
置18で適温に予備加熱されたのち、上記と同様にして
マゼンタ色素による画像が受像層に形成される。最後
に、このマゼンタ色素の画像を形成したIDカード用基
材1は、シアン色素画像転写部5に送られ、加熱装置2
4で予備加熱されたのち、上記と同様にしてシアン色素
による画像が受像層に形成される。
【0020】この結果、取り出しロ−ラ5bから取り出
されたIDカード用基材1はその受像層にイエロ−色
素、マゼンタ色素、シアン色素によるフルカラ−の画像
が形成されており、各種のIDカードとして有効であ
る。本態様では以上で明らかな如く、IDカード用基材
供給部および各画像転写部に設けられた加熱装置により
IDカード用基材を予備加熱するので、画像形成時にお
いて高速印字が可能になるばかりか、カールの発生を未
然に防止することができる。
【0021】なお、本発明は前記態様に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施するこ
とができる。たとえば、IDカード用基材供給部におい
て予備加熱したIDカード用基材の温度が、画像転写部
においても余り下がらず、適温を維持している場合に
は、画像転写部における予備加熱のための加熱装置を省
くことができるし、また逆に、各画像転写部における予
備加熱だけで高速印字、カール防止が十分達成される場
合には、IDカード用基材供給部における予備加熱(つ
まりは加熱装置)を省くことができる。
【0022】また、画像の保存性を高める目的で、取り
出しロ−ラ5bで取り出したIDカードに加熱処理を行
ってもよい。この場合、加熱手段は問わないが、受像層
内部に色素をさらに拡散させるのが目的であるので、加
熱方向は受像層の支持体側から加熱するのが効果的で好
ましい。
【0023】一方、前記実施態様では、イエロ−色素画
像転写部とマゼンタ色素画像転写部とシアン色素画像転
写部とをこの順に配設したが、これらの色素画像転写部
の配設順序は任意である。そして、単色のカラ−画像を
形成したいときは、いずれか二つの色素画像転写部を省
くことができる。
【0024】また、画像転写時における熱エネルギ−の
供給手段としては、前記サ−マルヘッド以外に、後述す
るようにレ−ザ−光、赤外線フラッシュ、熱ペンなど公
知の熱エネルギ−供給手段を使用することができる。次
に、本発明で採用する昇華型熱転写方式の詳細について
説明する。
【0025】A.IDカード用基材 本発明におけるIDカード用基材としては、昇華型熱転
写方式による階調情報含有画像を形成することができ、
そしてたとえばカードとして使用するに耐える一定の強
度、剛性等の機械的強度を有する限り、特に制限はな
い。
【0026】IDカード用基材としては、その機械的強
度を維持するために同種あるいは異種の素材で形成され
たシートを積層してなる基材を使用することもできる。
さらには、視認可能な層に、同種の他のカードに共通の
情報を印刷してなる基材を使用することもでき、また、
カードそのものの偽造・変造を防止する対策として、透
かしを入れるなどの、物理的手段による確認可能な偽造
防止用特殊加工を施してなる基材を使用することもでき
る。
【0027】IDカード用基材の一般的な構成として
は、支持体上に受像層を積層してなる基材を挙げること
ができる。この場合、受像層を支持体の片面あるいは両
面に設けてもよく、また支持体の全面に設けてもよく、
あるいは所望の部分のみに設けてもよい。なお、IDカ
ード用基材には、必要に応じて、エンボス、サイン、I
Cメモリ−、光メモリ−、磁気記録層、他の印刷等が設
けられていてもよい。また、白抜け防止、感度向上のた
めに例えば特開昭60−236794号公報、特開昭6
1−258793号公報に記載されたように、支持体の
表面にクッション層あるいは断熱材層を設けても良い。
【0028】(1)支持体 支持体としては、たとえば紙、コート紙、および合成紙
(ポリプロピレン、ポリスチレンもしくは、それらを紙
とはり合せた複合材料)等の各種紙類、白色の塩化ビニ
ル系樹脂シート、白色のポリエチレンテレフタレートベ
ースフィルム、透明のポリエチレンテレフタレートベー
スフィルム、ポリエチレンナフタレート、ABSベース
フィルム、ASベースフィルム、ポリプロピレンベース
フィルム、ポリスチレンベースフィルム等の各種プラス
チックフィルムないしシート、各種の金属で形成された
フィルムないしシート、各種のセラミックス類で形成さ
れたフィルムないしシート等を挙げることができる。
【0029】支持体中には、後の工程で形成される画像
の鮮明性を高めるために、白色顔料たとえばチタンホワ
イト、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シ
リカ、タルク、クレー、炭酸カルシウム等が添加されて
いるのが好ましい。さらにまた、画像記録体を自動車免
許証等のIDカードとするのであれば、支持体を、前記
白色顔料と後述する塩化ビニル系樹脂との組成物からな
るシートもしくはフィルムで構成するのが一般的であ
る。
【0030】支持体の厚みは通常100〜1,000μ
m、好ましくは200〜800μmである。前記支持体
には必要に応じてエンボス、サイン、ICメモリ−、光
メモリ−、磁気記録層、他の印刷等を設けることができ
る。
【0031】(2)受像層 前記支持体の表面に形成する受像層は、バインダーと必
要に応じて添加される各種の添加剤とで形成することが
できる。 1.バインダー 受像層のバインダーとしては、通常に知られている昇華
型感熱転写記録用のバインダーを適宜に用いることがで
きる。主なバインダーとしては、塩化ビニル系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アクリル
系樹脂、各種の耐熱性樹脂などさまざまなバインダーを
使用することができる。
【0032】ただし、本発明によって形成される画像に
つき、実際的要求(たとえば発行されるIDカードに所
定の耐熱性が要求されるなど)が存在するのであれば、
そのような要求項目を満たすようにバインダーの種類あ
るいは組み合わせを考慮することが必要になる。画像の
耐熱性を例にすると、60℃以上の耐熱性が要求される
のであれば、熱拡散性色素のにじみを考慮して、Tgが
60℃以上であるバインダーを使用するのが好ましい。
【0033】2.添加剤 受像層には、剥離剤、酸化防止剤、UV吸収剤、光安定
剤、フィラー(無機微粒子、有機樹脂粒子)、顔料を添
加しても良い。また増感剤として可塑剤、熱溶剤などを
添加しても良い。剥離剤は、画像形成後において、後述
する感熱転写記録用インクシートとIDカードとの剥離
性を向上させることができる。また、受像層の表面の一
部に、上記剥離剤を適当な溶媒に溶解あるいは分散させ
て塗布した後、乾燥させる等によって剥離剤層を設ける
こともできる。次に前記酸化防止剤としては、特開昭5
9−182785号、同60−130735号、特開平
1−127387号公報等に記載の酸化防止剤、および
写真その他の画像記録材料における画像耐久性を改善す
るものとして公知の化合物を挙げることができる。
【0034】前記UV吸収剤および光安定剤としては、
特開昭59−158287号、同63−74686号、
同63−145089号、同59−196292号、同
62−229594号、63−122596号、同61
−283595号、特開平1−204788号などの公
報に記載の化合物、および写真その他の画像記録材料に
おける画像耐久性を改善するものとして公知の化合物を
挙げることができる。前記フィラーとしては、無機微粒
子や有機樹脂粒子を挙げることができる。この無機微粒
子としてはシリカゲル、炭酸カルシウム、酸化チタン、
酸性白土、活性白土、アルミナ等を挙げることができ、
有機微粒子としてはフッ素樹脂粒子、グアナミン樹脂粒
子、アクリル樹脂粒子、シリコン樹脂粒子等の樹脂粒子
を挙げることができる。これらの無機・有機樹脂粒子は
比重により異なるが、0.1〜70重量%の添加が好ま
しい。
【0035】前記顔料としては、代表例としてチタンホ
ワイト、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シ
リカ、タルク、クレー、カオリン、活性白土、酸性白土
などを挙げることができる。
【0036】(3) 受像層の形成 IDカード用基材における受像層は、その形成成分を溶
媒に分散あるいは溶解してなる受像層用塗工液を調製
し、この受像層用塗工液を前記支持体の表面に塗布し、
乾燥する塗工法によって製造することができる。また、
前記受像層の形成成分を含む混合物を溶融押出し、支持
体の表面にラミネートするラミネート法等によっても製
造することができる。
【0037】支持体の表面に形成される受像層の厚み
は、一般に2〜50μm、好ましくは3〜20μm程度
である。一方、受像層が自己支持性であるが故に受像層
そのものが支持体である場合には、受像層の厚みは10
〜200μm、好ましくは20μm〜150μm程度で
ある。また、本発明においては、支持体と受像層との間
にクッション層あるいはバリヤー層を設けることもでき
る。
【0038】クッション層を設けると、ノイズが少なく
て、画像情報に対応した画像を再現性良く転写記録する
ことができる。クッション層を構成する材質としては例
えばウレタン樹脂、アクリル樹脂、エチレン系樹脂、ブ
タジエンラバー、エポキシ樹脂等が挙げられる。クッシ
ョン層の厚さは通常、1〜50μm、好ましくは3〜3
0μmである。 B.感熱転写記録用インクシート 画像転写部に装填される感熱転写記録用インクシート
は、公知の構成により形成することができる。すなわ
ち、感熱転写記録用インクシートは、通常、熱拡散性色
素を含有するインク層を支持体上に形成してなる。 (1)インク層 上記インク層は、基本的に熱拡散性色素とバインダーと
を含有する。
【0039】1.熱拡散性色素 熱拡散性色素としては、従来から公知の熱拡散性色素を
用いることができる。この熱拡散性色素としては、従来
から公知のシアン色素、マゼンタ色素、イエロー色素を
挙げることができる。前記シアン色素としては、特開昭
59−78896号、同59−227948号、同60
−24966号、同60−53563号、同60−13
0735号、同60−131292号、同60−239
289号、同61−19396号、同61−22993
号、同61−31292号、同61−31467号、同
61−35994号、同61−49893号、同61−
148269号、同62−191191号、同63−9
1288号、同63−91287号、同63−2907
93号等の各公報に記載されているナフトキノン系色
素、アントラキノン系色素、アゾメチン系色素等が挙げ
られる。
【0040】前記マゼンタ色素としては、特開昭59−
78896号、特開昭60−30392号、特開昭60
−30394号、特開昭60−253595号、特開昭
61−262190号、特開昭63−5992号、特開
昭63−205288号、特開昭64−159号、特開
昭64−63194号等の各公報に記載されているアン
トラキノン系色素、アゾ色素、アゾメチン系色素等が挙
げられる。イエロー色素としては、特開昭59−788
96号、特開昭60−27594号、特開昭60−31
560号、特開昭60−53565号、特開昭61−1
2394号、特開昭63−122594号等の各公報に
記載されているメチン系色素、アゾ系色素、キノフタロ
ン系色素、アントライソチアゾール系色素が挙げられ
る。
【0041】また、熱拡散性色素として特に好ましいの
は、開鎖型または閉鎖型の活性メチレン基を有する化合
物とp−フェニレンジアミン誘導体の酸化体またはp−
アミノフェノール誘導体の酸化体とのカップリング反応
により得られるアゾメチン色素、およびフェノールまた
はナフトール誘導体またはp−フェニレンジアミン誘導
体の酸化体またはp−アミノフェノール誘導体の酸化体
とのカップリング反応により得られるインドアニリン色
素である。
【0042】インク層に含有される熱拡散性色素は、形
成しようとする画像が単色であるならば、イエロー色
素、マゼンタ色素、およびシアン色素の何れであっても
良い。また、形成しようとする画像の色調によっては、
前記三種の色素のいずれか二種以上もしくは他の熱拡散
性色素を含んでいても良い。前記熱拡散性色素の使用量
は、通常、支持体1m2 当たり0.2〜10g、好まし
くは0.3〜3gである。
【0043】2.バインダー 前記インク層用のバインダーとしては、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチ
ルセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース等のセ
ルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルホ
ルマール、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリド
ン、ポリエステル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルアセトアセタール、スチレン樹脂、スチ
レン共重合体樹脂、ポリアクリル酸エステル、ポリアク
リル酸、アクリル酸共重合体などのビニル系樹脂、ゴム
系樹脂、アイオノマー樹脂、オレフィン系樹脂等が挙げ
られる。
【0044】これらの樹脂のうちでも耐酸性の優れたポ
リビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタールある
いはセルロース系樹脂が好ましい。前記各種のバインダ
ーは、その一種を単独で使用することもできるし、また
その二種以上を併用することもできる。バインダーと前
記熱拡散性色素との重量比は、1:10〜10:1が好
ましく、2:8〜8:2の範囲が特に好ましい。
【0045】3.その他の任意成分 さらに前記熱拡散性色素含有インク層には、本発明の目
的を阻害しない範囲で、各種の添加剤を添加することが
できる。その添加剤としては、シリコン樹脂、シリコン
オイル(反応硬化タイプも可)、シリコン変性樹脂、フ
ッ素樹脂、界面活性剤、およびワックス類等の剥離性化
合物、金属微粉末、シリカゲル、金属酸化物、カーボン
ブラック、および樹脂微粉末等のフィラー、バインダー
成分と反応可能な硬化剤(たとえばイソシアネート類や
アクリル類やエポキシ類等の放射線活性化合物)などを
挙げることができる。
【0046】さらにまた、添加剤として転写を促進する
ための熱溶融性物質、たとえばワックスや高級脂肪酸エ
ステルなどの、特開昭59−106997号公報に記載
の化合物を挙げることができる。 (2)支持体 昇華型熱転写記録用インクシートの支持体としては、寸
法安定性がよく、感熱ヘッドでの記録の際の熱に耐える
ものならば、何でもよく、具体的には、特開昭63−1
93886号公報の第2頁左下欄第12行から18行に
記載のフィルムないしシートを使用することができる。
【0047】支持体の厚さは、2〜10μmが好まし
く、また支持体にはバインダーとの接着性の改良や色素
の支持体側への転写、染着を防止する目的で下引層を有
していてもよい。さらに支持体の裏面(熱拡散性色素含
有インク層と反対側の面)には、ヘッドが支持体に融着
やスティッキング、シワの発生するのを防止する目的で
スティッキング防止層を設けてもよい。
【0048】このスティッキング防止層の厚みは通常、
0.1〜1μmである。 (3)その他の層 なお、感熱転写記録用インクシートは、支持体とインク
層とからなる二層構成に限られず、その他の層が形成さ
れていてもよい。例えば、前記IDカード用基材の受像
層との融着や熱拡散性色素の裏移り(ブロッキング)を
防止する目的で、インク層の表面にオーバーコート層を
設けてもよい。
【0049】また支持体にはバインダーとの接着性の改
良や熱拡散性色素の支持体側への転写、染着を防止する
目的で下引層を有していてもよい。さらに支持体の裏面
(熱拡散性色素含有インク層とは反対側)には、サーマ
ルヘッドの支持体に対する融着やスティッキング、昇華
型感熱転写記録用インクシートのシワが発生するのを防
止する目的でスティッキング防止層を設けてもよい。上
記のオーバーコート層、下引層およびスティッキング防
止層の厚みは通常、0.1〜1μmである。
【0050】C.画像の形成 画像転写部においては、感熱転写記録用インクシートの
インク層とIDカード用基材の受像層とが重ね合わさ
れ、その界面にイメージワイズに熱エネルギーが印加さ
れる。すると、熱拡散性色素含有インク層中の熱拡散性
色素は、この画像形成時に加えられた熱エネルギーに応
じた量だけ気化あるいは昇華し、受像層側に移行し、受
容される結果、受像層に階調情報含有画像が形成され
る。
【0051】本発明のIDカード発行装置においては、
熱エネルギ−を与える手段として、サ−マルヘッドのほ
かにレーザー光、赤外線フラッシュ、熱ペンなどの公知
のものを使用することができる。熱エネルギーを与える
熱源としてサーマルヘッドを用いるときは、サーマルヘ
ッドに印加する電圧あるいはパルス巾を変調することに
より、与える熱エネルギーを連続的にあるいは多段階に
変化させることができる。
【0052】熱エネルギーを与える熱源としてレーザー
光を用いるときは、レーザー光の光量や照射面積を変化
させることにより与える熱エネルギーを変化させること
ができる。この場合、レーザー光を吸収し易くするた
め、レーザー光吸収材料(例えば、半導体レーザーの場
合、カーボンブラックや近赤外線吸収物質など)をイン
ク層中、もしくはインク層近傍に存在せしめるとよい。
なお、レーザー光を用いるときは感熱転写記録用インク
シートとIDカード用基材の受像層とを充分に密着させ
て行うとよい。
【0053】音響光学素子を内蔵したドットジェネレー
ターを用いれば網点の大小に応じた熱エネルギーを与え
ることもできる。熱エネルギーを与える熱源として赤外
線フラッシュランプを用いるときは、レーザー光を用い
る場合と同様に、加熱を黒色などの着色層を介して行う
とよい。あるいは黒色などの、画像の濃淡を連続的に表
現したパターンあるいは網点パターンを介して加熱を行
なってもよいし、また一面の黒色などの着色層と前記の
パターンのネガに相当するネガパターンを組み合わせて
加熱を行なってもよい。
【0054】熱エネルギーの与え方としては感熱転写記
録用インクシート側から行なっても、IDカード用基材
側から行なっても、あるいは両側から行なってもよい
が、熱エネルギーの有効利用を優先させるなら、感熱転
写記録用インクシート側から行なうのが望ましい。
【0055】(実施例1) −支持体の作成− 厚み350μmのポリエチレンテレフタレート樹脂シー
ト(ICI(株)製:メリネックス226)の両面に厚
み50μmとなるように低密度ポリエチレン樹脂(三井
石油化学(株)製:ミラソン16P)に酸化チタン15
%を混合した組成物を押し出しコーティング法により、
厚み450μmの幅広な複合樹脂シートを得た。得られ
た複合樹脂シートの一方の面に25W/(m2 ・mi
n)でコロナ放電処理を施すと共に、このシートを支持
体として以下の各層の積層を行なった。
【0056】−中間層の形成− 下記組成の中間層塗布液を、支持体のコロナ放電処理を
行なった方の表面上に塗布し、乾燥することにより、厚
み0.5μmの中間層を形成した。 〈中間層形成用塗布液〉 ポリビニルブチラール (エスレックBL−1:積水化学工業(株))・・・・・・・・9部 ヘキサメチレンジイソシアネート (コロネートHX:日本ポリウレタン(株))・・・・・・・・1部 メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10部。
【0057】−受像層の形成− 前記形成された中間層の表面に、下記組成を有する第1
受像層形成用塗布液と第2受像層形成用塗布液とをこの
順にそれぞれ厚み3.0μm、0.5μmになるように
積層することにより、受像層Aを形成した。 〈第1受像層形成用塗布液〉 ポリビニルブチラール樹脂 (エスレックBX−1:積水化学工業(株)製)・・・・・・・6部 金属イオン含有化合物 {Ni2+(NH2 COCH2 NH22 }・2{(C654 B}- ・・・・・・・・4部 メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10部。
【0058】 〈第2受像層形成用塗布液〉 ポリエチレンワックスエマルジョン(35%) (東邦化学(株)製:ハイテックE−1000)・・・・・・14部 ウレタン変性エチレンアクリル酸ポリマーエマルジョン(25%) (東邦化学(株)製:ハイテックS−3125)・・・・・・20部 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66部。
【0059】−転写画像の形成と印加周期の測定− 室温20℃の雰囲気下で、支持体に中間層、受像層を設
けた前記IDカード用積層体をJIS規格に準じたカー
ドサイズに裁断し、得られたIDカード用積層体におけ
る受像層と、前記の昇華型熱転写用インクシートとをイ
エロー、マゼンタ、シアンの順に重ねあわせ、昇華型熱
転写記録用インクシート側からサーマルヘッドを用いて
印加電圧11. 0ボルト、パルス幅1. 0〜20. 0m
msec.、印加周期2. 0〜40. 0mmsec.
(パルス幅/印加周期比は常に0.5になるように固
定)、ドット密度16ドット/mm、発熱抵抗素子抵抗
値(2,300Ω)の条件で加熱することにより、濃度
が1. 0となるように各色印字部の印加周期を調整し、
このうち最終印字色のシアンの印加周期を測定した。
【0060】印加周期の評価基準は、 1〜9mmsec・・・・・◎、 9〜14mmsec・・・・○、 14〜20mmsec・・・△、 20mmsec以上・・・・×、 とした。
【0061】―カールの測定― 画像の形成されたカードを平らな机上に置き、その4隅
のうちの1点を指で押さえたとき、机表面から浮き上が
った最大高さを測定した。
【0062】カールの評価基準は、 0〜1mm・・・◎、 1〜2mm・・・○、 2〜3mm・・・△、 3mm以上・・・×、 とした。
【0063】―加熱方法― 図2に示すように、遠赤外線ヘアドライヤー12A(温
風加熱装置(株)日立製作所製、HD1300)をカー
ド供給部の上方および各色画像形成部3,4,5の直前
に設置し、印字直前のカード受像層表面の温度が90℃
になるように風量と設置距離を調整した。なお、図2に
おいて、図1に示すのと同様の機能を有する部材は、図
1におけるのと同じ番号を付した。
【0064】画像形成後のカード基体のカールとシアン
濃度が1. 0となるのに必要な印加周期を表1に示し
た。
【0065】(実施例2)印字直前のカード受像層表面
の温度が80℃になるように風量と設置距離を調整した
他は実施例1と同様にして行った。結果を表1に示し
た。
【0066】(実施例3)印字直前のカード受像層表面
の温度が60℃になるように風量と設置距離を調整した
他は実施例1と同様にして行った。結果を表1に示し
た。
【0067】(実施例4)印字直前のカード受像層表面
の温度が40℃になるように風量と設置距離を調整した
他は実施例1と同様にして行った。結果を表1に示し
た。
【0068】(実施例5)印字直前のカード受像層表面
の温度が30℃になるように風量と設置距離を調整した
他は実施例1と同様にして行った。結果を表1に示し
た。
【0069】(実施例6)印字直前のカード受像層表面
の温度が25℃になるように風量と設置距離を調整した
他は実施例1と同様にして行った。結果を表1に示し
た。
【0070】(実施例7)図3に示すように、加熱手段
として赤外線ホットプレート12B(赤外線加熱装置、
井内盛栄堂製、I R 6000) を用い、印字直前のカー
ド受像層表面の温度が60℃になるように設置距離を調
節した他は実施例1と同様にして行った。結果を表1に
示した。
【0071】(実施例8)図4に示すように、加熱手段
として電熱式ヒーター12C(電熱方式加熱装置、井内
盛栄堂製、HP103K(R))をカード供給部2の外
周及び各色画像形成部3,4,5の直前に配置し、印字
直前のカード受像層表面の温度が60℃になるように設
置距離を調節した他は実施例1と同様にして行った。結
果を表1に示した。
【0072】(実施例9)図5に示すように、遠赤外線
ヘアドライヤー12A(日立製作所製、HD1300)
をカード供給部2のみに設置して、印字直前のカード受
像層表面の温度が60℃になるように風量と設置距離を
調整した他は実施例1と同様にして行った。結果を表1
に示した。
【0073】(実施例10)図6に示すように、遠赤外
線ヘアドライヤー12A(日立製作所製、HD130
0)を各色画像形成部3,4,5の直前のみに設置し、
印字直前のカード受像層表面の温度が60℃になるよう
に風量と設置距離を調整した他は実施例1と同様にして
行った。結果を表1に示した。
【0074】(比較例)加熱手段を設置しない以外は実
施例1と同様にして行った。結果を表1に示した。
【0075】
【表1】
【0076】
【発明の効果】本発明によると、カールの発生を防止す
るとともに高速印字性能を有するIDカード発行装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施態様であるIDカード
発行装置を示す説明図である。
【図2】図2は、実施例1〜6におけるIDカード発行
装置を示す説明図である。
【図3】図3は、実施例7におけるIDカード発行装置
を示す説明図である。
【図4】図4は、実施例8におけるIDカード発行装置
を示す説明図である。
【図5】図5は、実施例9におけるIDカード発行装置
を示す説明図である。
【図6】図6は、実施例10におけるIDカード発行装
置を示す説明図である。
【図7】図6は、比較例におけるIDカード発行装置を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 IDカード用基材 2 IDカード用基材供給部 3 イエロ−色素画像転写部 4 マゼンタ色素画像転写部 5 シアン色素画像転写部 6 加熱装置(予備加熱用) 12 加熱装置(予備加熱用) 18 加熱装置(予備加熱用) 24 加熱装置(予備加熱用)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IDカード用基材における受像層に熱拡
    散性色素含有の感熱転写記録用インクシ−トにより画像
    を形成する画像転写部と、複数のIDカード用基材を収
    容し、前記画像転写部にIDカード用基材を供給するI
    Dカード用基材供給部と、前記画像転写部における画像
    形成前のIDカード用基材および/またはIDカード用
    基材供給部におけるIDカード用基材を加熱する予備加
    熱手段とを備えてなることを特徴とするIDカード発行
    装置。
  2. 【請求項2】 前記予備加熱手段による加熱温度が30
    ℃以上である請求項1に記載のIDカード発行装置。
  3. 【請求項3】 前記予備加熱手段が温風装置である請求
    項1又は2に記載のIDカード発行装置。
JP4211284A 1992-08-07 1992-08-07 Idカード発行装置 Withdrawn JPH0655881A (ja)

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JP4211284A JPH0655881A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 Idカード発行装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005102729A1 (ja) * 2004-04-23 2005-11-03 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. Icカードの作製方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005102729A1 (ja) * 2004-04-23 2005-11-03 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. Icカードの作製方法

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