JPH0655011U - バーナーノズル - Google Patents

バーナーノズル

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Publication number
JPH0655011U
JPH0655011U JP7444592U JP7444592U JPH0655011U JP H0655011 U JPH0655011 U JP H0655011U JP 7444592 U JP7444592 U JP 7444592U JP 7444592 U JP7444592 U JP 7444592U JP H0655011 U JPH0655011 U JP H0655011U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle tip
nozzle
tip portion
melting point
burner
Prior art date
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Pending
Application number
JP7444592U
Other languages
English (en)
Inventor
政一 武田
廣幸 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP7444592U priority Critical patent/JPH0655011U/ja
Publication of JPH0655011U publication Critical patent/JPH0655011U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、高熱にさらされるノズル先端部を
高熱に対して強し、長寿命化が可能なバーナーノズルの
提供を目的にしている。 【構成】真鍮製のノズル先端部14の表面を高融点材料
で被覆15してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、高熱にさらされる部品、例えばバーナーノズル部品に利用される バーナーノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種バーナーノズルのノズル先端部3は、図2に図示したように、真 鍮製の一体成形品であり、該ノズル先端部3にはネジ部2を設け、ねじ込みによ りバーナー本体のノズル部分1に装着している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術では、バーナーノズル全体は真鍮製であるため、加工 性が良く、安価に製作できるが、耐熱性は余り良くないため、ノズル使用時に高 温にさらされるノズル先端部表面から劣化する。この熱劣化は、部品材質として の真鍮材質そのものに原因があり、バーナーノズルのノズル先端部は使い捨て部 品になるという問題点がある。
【0004】 そこで、本考案は上記従来の技術の問題点に鑑み案出されたもので、高熱にさ らされるノズル先端部を高熱に対して強し、長寿命化が可能なバーナーノズルの 提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるバーナーノズルにおいては、真鍮 製のノズル先端部の表面を高融点材料で被覆してなる。
【0006】 また、前記高融点材料としてタングステンを使用している。
【0007】
【作用】 高熱にさらされるバーナーノズルのノズル先端部を耐熱性に優れた材質で被覆 (コーティング)したため、製品の寿命特性を大幅に改善している。
【0008】
【実施例】
実施例について図1を参照して説明すると、従来の真鍮製バーナーノズルの劣 化は、ノズル使用時に、表面が高熱にさらされるために生じるものであり、材質 に原因がある。
【0009】 そこで、高熱にさらされるバーナーノズル本体11の真鍮製ノズル先端部14 の表面12を耐熱性に優れた材質の高融点材料13で被覆(コーティング)15 し、製品の寿命特性を大幅に改善している。
【0010】 また、前記ノズル先端部12には、ノズル孔16が設けられている。
【0011】 ノズル先端部14の表面を耐熱性に変えるために、該ノズル先端部14の表面 12には耐熱性に優れた融点の高い、例えば融点3410°Cのタングステンを 2000〜3000コーティングし、その際に、タングステン膜と真鍮との密 着性及び回り込みが必要であるためRF(Radio Frequency)イ オンプレーティング法によりコーティングを施し、また、蒸発源には、高融点材 料の蒸発のため、電子ビームを使用している。
【0012】 更に、密着性向上のため、脱脂洗浄されたノズル先端部14のコーティング部 15を、アルゴンイオンによるイオンボンパードを行い、温度を200°Cとし 、かつ、加速電圧を加えている。
【0013】 実際には、ノズル先端部14は脱脂洗浄乾燥を行い、該ノズル先端部14には タングステンを次の条件でRFイオンプレーティングした。 a)部材温度 200°C b)タングステン膜厚 先端平面部で2000 c)調波RF 13.56MHZ −2 d)アルゴンガス使用 真空度 2〜6×10 Pa e)加速電圧 −0.5〜−1.0KV
【0014】 この結果、ノズル先端部14には密着性に優れたタングステンコーティングさ れた耐熱表面を形成でき、製品寿命が約10倍大幅に改善できた。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。 A.加工性に優れ、値段の安い真鍮製ノズル先端部を従来のまま作製し、高熱 にさらされるノズル先端部の表面に高融点材料の耐熱性タングステンをコーティ ングしたため、高温に対する耐熱性が極めて強化できる。
【0016】 B.本考案のノズル先端部は、従来のバーナーノズルと比較して、約10倍長 寿命で、しかも安価な製品を製作できる。
【提出日】平成6年1月14日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ガスバーナ等の高熱にさらされる部品であるバーナーノズルに関 するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 そこで、本考案は上記従来の技術の問題点に鑑み案出されたもので、高熱にさ らされるノズル先端部を高熱に対して強く、長寿命化が可能なバーナーノズルの 提供を目的としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 ノズル先端部14の表面を耐熱性に変えるために、該ノズル先端部14の表面 12には耐熱性に優れた融点の高い、例えば融点3410゜Cのタングステンを 2000ないし3000オングストロームの厚みでコーティングしている。なお その際に、タングステン膜と真鍮との密着性及びノズル孔16内への回り込みに よるコーティングが必要であるためRF(Radio Frequency)イ オンプレーティング法を用い、蒸発源には高融点材料の蒸発のため、電子ビーム を使用している。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 実際には、ノズル先端部14は脱脂洗浄乾燥を行い、該ノズル先端部14には タングステンを次の条件でRFイオンプレーティングした。 a)部材温度 200°C b)タングステン膜厚 先端平面部において2000オングストローム c)調波RF 13.56MHz d)真空度 2×10−2〜6×10−2 Pa (アルゴンガス導入圧力) e)加速電圧 −0.5〜−1.0KV
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 この結果、ノズル先端部14には密着性に優れたタングステンコーティングさ れた耐熱表面を形成でき、製品寿命が約10倍大幅に改善できた。 本実施例においては、高融点材料としてタングステンを用いた例を示したが、 これに限られるものではなく、他の高融点材料、たとえばタンタルを用いること も当然可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のズル先端部の断面図である。
【図2】従来のノズル先端部の断面図である。
【符号の説明】
11 バーナーノズル本体 12 表面 13 高融点材料 14 ノズル先端部 15 被覆(コーティング部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のノズル先端部の断面図である。
【図2】 従来のノズル先端部の断面図である。
【符号の説明】 11 バーナーノズル本体 12 表面 13 高融点材料 14 ノズル先端部 15 被覆(コーティング部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真鍮製のノズル先端部の表面を高融点材料
    で被覆してなるバーナーノズル。
JP7444592U 1992-10-02 1992-10-02 バーナーノズル Pending JPH0655011U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7444592U JPH0655011U (ja) 1992-10-02 1992-10-02 バーナーノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7444592U JPH0655011U (ja) 1992-10-02 1992-10-02 バーナーノズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655011U true JPH0655011U (ja) 1994-07-26

Family

ID=13547444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7444592U Pending JPH0655011U (ja) 1992-10-02 1992-10-02 バーナーノズル

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JP (1) JPH0655011U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5270965A (en) * 1975-12-10 1977-06-13 Koike Sanso Kogyo Kk Gas cutting tip and method of producing same
JPS6114189A (ja) * 1984-06-28 1986-01-22 松下電器産業株式会社 ガス燃焼バ−ナ
JPS6174630A (ja) * 1984-09-17 1986-04-16 エカト インヅスツリ−アンラ−ゲン フエルバルツングスゲゼルシヤフト エムベ−ハ−ウント コンパニ− ガス処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6114189A (ja) * 1984-06-28 1986-01-22 松下電器産業株式会社 ガス燃焼バ−ナ
JPS6174630A (ja) * 1984-09-17 1986-04-16 エカト インヅスツリ−アンラ−ゲン フエルバルツングスゲゼルシヤフト エムベ−ハ−ウント コンパニ− ガス処理装置

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